カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 鞘師里保がスーパーフォーミュラ第7戦で国歌独唱&トークステージ

    鞘師里保がスーパーフォーミュラ第7戦で国歌独唱&トークステージ

    国内最高峰フォーミュラカーレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)」を主催する日本レースプロモーション(JRP)は、2025年7月20日(日)に富士スピードウェイで開催される第7戦の決勝レース前に行われるスタートセレモニーにおいて、アーティストの鞘師里保が国歌独唱を務めると発表した。また同日、会場内イベント広場で開催されるトークステージにも出演予定で、観客との交流を予定している。

    鞘師里保は2011年、12歳でモーニング娘。9期メンバーとしてデビュー。「絶対的エース」「天性のセンター」として人気を博し、2015年に卒業。その後は語学留学を経てニューヨークでダンスを学び、2020年秋に芸能活動を再開。現在は歌手・俳優として活動しており、2025年6月にはavexからメジャーデビューを果たしたばかり。7月末からは全国ツアーも控える注目のアーティストだ。

    鞘師は今回の出演に際し、「私自身、初めての国歌独唱の機会を頂き、大変身の引き締まる思いです。何より、レース前のスタートセレモニーということですので、士気を高めるお手伝いが少しでもできるよう努めます。当日のレースを楽しみにしています」とコメントしている。

    国歌独唱の舞台は、富士スピードウェイの緊張感あふれるホームストレート。頂点を争うドライバーたちを前に、鞘師の魂のこもった歌声が会場を包み込む瞬間は、観戦者にとって忘れられない一幕となるだろう。

    鞘師里保 トークステージ情報
    日時:2025年7月20日(日)13:10~13:30
    場所:富士スピードウェイ イベント広場
    出演:鞘師里保
    ※トークステージの観覧には富士スピードウェイの入場チケットが必要です。
    チケット購入:https://fujimotorsportsforest.jp/motorsports/ticket/2025-sf-rd67

  • 坪井翔 F1テストへの夢を語る「トヨタとハースF1の提携で現実味を帯びた」

    坪井翔 F1テストへの夢を語る「トヨタとハースF1の提携で現実味を帯びた」

    スーパーフォーミュラの現チャンピオンである坪井翔は、トヨタとハースF1チームの提携によって、グランプリマシンのテストという長年の夢を実現できる可能性が出てきたと語った。

    昨年、スーパーフォーミュラで初のタイトルを獲得した坪井翔は、旧型F1マシンを使用するハースのTPC(Testing of Previous Cars)プログラムで走行機会を得る有力候補として名前が挙がっている。

    このタイトルは、トヨタのフラッグシップチームであるTOM’Sからのスーパーフォーミュラ初参戦で獲得したもので、さらに同年にはSUPER GTで3度目のタイトルも獲得。日本国内におけるトヨタのトップドライバーとしての評価を確固たるものにした。

    トヨタとハースの提携は昨年スタートしており、すでに平川亮がアメリカのチームであるハースの公式リザーブドライバーに就任。F1グランプリ週末のフリープラクティス(FP)セッションに2回出走しており、今後さらに2回の出走が予定されている。

    30歳の誕生日を迎えたばかりの坪井翔は、今後の目標について語る中で、自身のスーパーフォーミュラ制覇が初めてF1マシンをテストする可能性を現実的なものにしたと語った。

    「スーパーフォーミュラのタイトルを獲るまでは、それ以上のことはあまり考えていませんでした。勝てなければ他の選択肢はないと思っていたからです」と坪井翔はオートスポーツ誌に語った。

    「でも、ダブルタイトルを獲ったことで、日本国内でできることはすべてやったと思えるようになり、いろいろな可能性を考えられるようになりました」

    「最近では、トヨタがF1のハースと提携し始めていて、F1マシンをドライブしてテストに参加できる環境が整いつつあるように思えます」

    「F1ドライバーになるのは子供の頃からの夢だったので、F1マシンを一度でいいからドライブしたいと思っています」

    坪井翔の前任者であり、現在FIA F2に参戦している宮田莉朋も、今年1月にヘレスでハースのF1マシンを初めてテストしている。

    また最近では、トヨタのWECドライバー兼チーム代表である小林可夢偉が、トヨタの若手育成の一環として現代のF1マシンを理解する目的で、ポール・リカールで2日間にわたりVF-23をドライブしている。

    ハースF1チーム トヨタ今月、小林可夢偉はポール・リカールでハースF1チームの2023年型VF-23で11年ぶりのF1マシンでの走行を行った。

    「もちろん、F1ドライバーとして成功することがずっと夢でした」と坪井翔は続けた。

    「ダブルタイトルを獲得できた昨年は、その夢に向かって一歩踏み出した年でした」

    「それまでは本当に夢物語というか、自分には手が届かないもので、目の前のことに集中するしかないと思っていました。だから、スーパーフォーミュラチャンピオンになることだけが目標だったんです」

    「でもチャンピオンになったことで、その先の新たな目標が生まれ、トヨタの一員としてF1に関わるチャンスを得られるかもしれないという想いが、大きなモチベーションになっています。それを目指していきたいと思っています」

  • スーパーフォーミュラ:波乱のオートポリス決勝 坪井翔が今季初優勝

    スーパーフォーミュラ:波乱のオートポリス決勝 坪井翔が今季初優勝

    2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の決勝が5月18日、大分県オートポリスで開催され、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が今季初優勝を飾った。レースはスタート直前に小雨がぱらついたものの大きな天候の崩れはなく、ドライコンディションで行われた。

    ポールポジションから好スタートを決めた野尻智紀(TEAM MUGEN)が序盤の主導権を握るも、18周目のピットアウト直後に坪井に逆転を許し、さらにタイヤを温めきった岩佐歩夢(TEAM MUGEN)にも一時前に出られた。しかし、岩佐はその直後にマシントラブルによりリタイア。トップ争いは再び坪井と野尻に絞られた。

    セーフティーカー導入で展開一変
    中盤には**ザック・オサリバン(KONDO RACING)**のスピンによってセーフティーカーが導入され、未ピット勢が一斉にタイヤ交換。ここで戦略が分かれたが、再スタート後に好ペースを維持した坪井が先頭を守り切った。野尻は最後まで食らいついたが届かず、悔しい今季初表彰台となる2位でフィニッシュ。

    3位には山下健太(KONDO RACING)が入り、こちらも今季初の表彰台を獲得。以下、4位に佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、5位に**阪口晴南(CERUMO・INGING)**と、セーフティーカーを活かして後半追い上げたドライバーたちが上位に食い込んだ。

    混戦のポイント争い、牧野が首位浮上
    このレースの結果、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が6位入賞で65ポイントのランキング首位に浮上。以下、太田格之進(61pt)、坪井翔(51pt)、岩佐歩夢(41pt)、**野尻智紀(39pt)**と、選手権争いは依然として混戦状態が続いている。

    次戦は富士テストで後半戦へ向けた重要な一歩
    次の公式日程は、6月6日~7日に静岡県・富士スピードウェイで行われる今季2回目の公式合同テスト。ここで勢いをつかんだチームやドライバーが後半戦をリードする可能性も高く、選手権の流れを左右する重要なセッションとなりそうだ。

    決勝結果(41周)
    1.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    2.野尻智紀(TEAM MUGEN)
    3.山下健太(KONDO RACING)
    4.佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
    5.阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    6.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    7.小林可夢偉(Kids com Team KCMG)
    8.イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    9.福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
    10.大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    11.高星明誠(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    12.小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    13.平良響(KDDI TGMGP TGR-DC)
    14.大嶋和也(docomo business ROOKIE)
    15.小出峻(San-Ei Gen with B-Max)
    16.三宅淳詞(ThreeBond Racing)
    17.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    18.Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    — リタイア:岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
    — リタイア:ザック・オサリバン(KONDO RACING)
    — リタイア:サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)

  • スーパーフォーミュラ:太田格之進が今季2勝目

    スーパーフォーミュラ:太田格之進が今季2勝目

    2025年 スーパーフォーミュラ 第4戦の決勝レースが4月20日(日)にモビリティリゾートもてぎで行われた。

    序盤にセーフティーカーが導入され、1周でのタイヤ交換を行なったドライバーと、そのままステイアウトしてタイヤ交換を引っ張った選手に分かれる中、37周を力強く走り切ってトップチェッカーを受けたのは、1周でタイヤ交換した太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。

    2位にはタイヤ交換を引っ張る作戦に出た牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入った。第3戦に続き、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは2戦連続の1-2フィニッシュを達成している。3位に入ったのは、第3戦をトラブルのために落とした岩佐歩夢(TEAM MUGEN)だった。

    太田にとっては開幕戦以来の今季2勝目。61点までポイントを伸ばし、ランキングでもトップに立っている。また、牧野も最後まで岩佐に付け入る隙を与えず、2位でチェッカー。ランキングでは太田と1ポイント差の2位担っている。そして、岩佐は牧野の真後ろで3位のチェッカー。ランキング3位につけている。以下、フェネストラズ、阪口、大嶋、大湯、野中、フラガ、野尻までが入賞。ポイントを獲得している。

    優勝:太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「1-2フィニッシュという結果は同じなんですけど、昨日は2位で、いちドライバーとしては勝てなかったという悔しさがあったので、それを今日リベンジできて嬉しいです。1周目にピットに入ったのでステイアウトしたクルマが前にいて、その時もマネージメントしていましたし、なによりも、最後にもし追いつかれた時のためにセーブしながら走っていました。マネージメントが本当にうまくいきましたし、なによりもチームが作ってくれたクルマが最高で、ファイナルラップにベストラップも出ていますし、なんの文句もないです。(ランキングで牧野選手を1点上まわりましたが?)ますます僕たちがバチバチやらなければいけないというシチュエーションになっちゃいましたけど、鈴鹿・もてぎと僕たちが強さを去年から見せているところで、しっかりとポイントを稼げたことが大きいですね。ライバルの坪井(翔)選手は富士では強さを発揮してくるだろうし、僕たちふたりも油断できないと思います。そのあたりはあまり意識せず、しっかり気持ちを切り替えて、オートポリスに向けて準備していきたいと思います。個人的には去年のもてぎで人生で一番悔しいと言っても過言ではないようなレースだったんですけど、今年、もてぎで優勝できて嬉しいです」

    2位:牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「(1周目のセーフティカー導入に関しては)僕は3番手だったので、前が(ピットに)入るなら、ステイアウトするしかないという状況でした。2台が前にいるとこういうことになってしまうので仕方がないと言えば仕方ないんですけど、その後は集中して、自分のやるべきことをやれたかなと思います。(終盤は)僕のピットについては正直“小さいハテナ”が出るタイミングでした。すごい集団のなかに戻ったので “なんだこれは?”と。さらに、岩佐(歩夢)選手と周回数の差ができて、最後にタイヤのマイレージの差もあったので、かなり追い上げられてしまいました。でも2位という結果は、スタート順位を考えればポジションは上がっていますし、全体を考えても、今日はこれ以上ない結果だと思っています。チームとしても1-2ということで、2戦連続で僕たちの強さが発揮できたレースだったんじゃなかなと思います。(次は思い出の地でのレースですが?)オートポリスに行くだけで涙が出そうですけど(笑)、個人的にも昨年初優勝して大好きなサーキットですし、次回は1レースだけですけど、九州でもいいレースができたらなと思います」

    3位:岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
    「こんなに嬉しい3位はないかなと思えるようなレースでした。昨日は本当にうまくいかないレースで……自分たちの力を結果で示せないというのは本当に悔しいなと実感して、今日はそれを結果として残したいという思いを強くしていました。予選に関してはQ1は良かったんですけど、Q2でいくつかの問題があって順位を落としてしまったんですけど、レースでしっかりと自分たちの力やスピード、チームワークを見せつけることができたので、結果としては満足していますし、やっと自分たちのパフォーマンスを示していくスタートラインに立ったかなと思います。今日は自分たちのスピードや強さを活かしたレースができたと思います。このスピードと強さがあれば、ダンディアイアンのふたりを止められるのは僕になると思います。昨年、オートポリスでは唯一のポールポジションを獲りましたけど、レースでは悔しい思いをしているので、ダンディライアンを相手にやり返します!」

    スーパーフォーミュラ 第4戦 結果

    1.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    2.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    3.岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
    4.サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    5.阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    6.大嶋和也(docomo business ROOKIE)
    7.大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    8.野中誠太(Kids com Team KCMG)
    9.イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    10.野尻智紀(TEAM MUGEN)
    11.ザック・オサリバン(KONDO RACING)
    12.佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
    13.山下健太(KONDO RACING)
    14.小出峻(San-Ei Gen with B-Max)
    15.小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    16.福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
    17.Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    18.三宅淳詞(ThreeBond Racing)
    19.高星明誠(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    20.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    21.小林利徠斗(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    22.平良響(KDDI TGMGP TGR-DC)

  • スーパーフォーミュラ:牧野任祐がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目

    スーパーフォーミュラ:牧野任祐がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目

    2025年 スーパーフォーミュラ 第3戦の決勝レースが4月19日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)ガポールポジションからチームメイトバトルを制して今季2勝目をマークした。牧野はこの結果、ポイントリーダーとなっている。2位にはスタートで3番手まで落ちたしたものの、早目のタイヤ交換とそこからのペースの良さを見せた太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入賞。予選のフロントロウ独占から、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGが決勝でも約13年ぶりの1-2フィニッシュを飾った。

    3位には好スタートを決めて前半2位を走行する場面を見せたイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)。フラガはルーキーながら、3戦目にして初の表彰台を獲得した。以下、予選12位から大きく挽回した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)、阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)と続いた。

    明日、20日(日)は、午前9時10分から第4戦のノックアウト予選が行われ、午後2時55分からは第4戦の決勝レースが行われる。

    スーパーフォーミュラ 第3戦 もてぎ

    優勝:牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「結果的にポール・トゥ・ウインというかたちで4勝目。今までの優勝のなかでも、もちろん嬉しいんですけど自分の感情が落ち着いているというか……今までの優勝が“クセが強かった”ので、純粋に勝てて良かったなと思います。チームとしても(2012年第6戦SUGOの)伊沢拓也選手と塚越広大選手以来の1-2フィニッシュということですが、エンジニアのみんな、メカのみんなが本当に素晴らしいクルマを用意してくれて、いい状態でレースに臨ませてもらった結果が今回の1-2かなと思っています。トップで1周目を終えた時点で、僕は(ピットのタイミングを)引っ張るという“頭”でやっていて、なんとなくマネージメントしながら走っていたんですけど、イゴール(オオムラ・フラガ)選手がピットに入ったのがレースの展開でいうと結構早めの動きで、ミニマムで入った組のドライバーたちに対するアドバンテージが少ないタイミングだったので、ちょっとマズイなと思っていました。僕としてはそれに反応せざるをえない状況だったんですけど、太田選手に対してアタックする時にタイヤの差が生まれない状況だったので、本当はあと5~6周ぐらい引っ張ってからピットに入りたかったですね。自分のタイヤがフレッシュなうちにOTSをかなり使って仕掛けたというかたちです。まだ3戦しか終わっていないですし、チームとしてはいいかたちで進められていると思います。ただ、全体を見た時に坪井(翔)選手が上がってきたりとか、富士も2連戦が2回あるということで、全然気を抜けない状況だと思いますし、Nakajima Racingも速い印象があるので、自分たちもここからさらに良くなるように準備していきたいと思います」

    2位:太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「今スタートの前にトラブルがあって、結構ナーバスな状態でスタートを迎えました。なんとか、そのトラブルが出ずにスタートできたんですけど、その不安要素もありながら、スタートのクラッチバイトの合わせ込みがうまくできず、ポジションを明け渡してしまうという状態になりました。ただ、“ペースはあるな”と思える状況だったので、どういう戦略を採ろうか考えながら走ったんですけど、結果的にはスタート以外に関しては自分のやれることはすべてできたかなという感じですね。ミニマムで(ピットに)入って、ほぼノーミスでイゴール選手を抑えることができましたし、2位という結果に対しては悔しい思いもありますけど、強いレースができたのかなと思います。(明日は優勝して1-2フィニッシュ?)明日も大丈夫だと思います。データエンジニアのふたりとかチームのメカニック全体がクルマを完璧な状態で持ち込んでくれていて、そうじゃないと1-2なんて絶対に獲れないですし、これはチーム全体の日頃からの頑張りの結果だと思いますし、それをまとめている村岡代表……、素晴らしいチームだと思います」

    3位:イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    「3位という結果は素直に嬉しいです。スーパーフォーミュラに参戦して2大会目で表彰台にのぼれましたし、予選から調子良かったので、それを維持して決勝レースを戦い抜けたことはすごく嬉しく思っています。2位争いを獲りこぼしてしまいましたが、そこで戦えたというのはすごく重要なことだと思いますし、これからもこの経験を活かしていきたいなと思います。スタート直後の1~2コーナーを牧野(任祐)選手とサイド・バイ・サイドで並んで、“ちょっと危ないな”と思いましたけど、ギリギリでコース内にとどまることができました。トップには届きませんでしたけど、ひとつ順位を上げられたのはすごい良かったです。ファーストスティントは序盤のペースが少し足りてなかったように感じていたんですけど、10周目以降からはペースも落ち着いて、まあまあ速いペースで周回できました。ピットに入った後、ニュータイヤの時は悪くはなかったんですけど、そこからうまくペースが伸びなくて、徐々にペースダウンしていったイメージなので、そこは何が起きたのかデータを見て、明日に向けてアジャストしていきます」

    2025年 スーパーフォーミュラ 第3戦 もてぎ 決勝

    1.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    2.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    3.イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    4.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    5.福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
    6.阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    7.山下健太(KONDO RACING)
    8.サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    9.野尻智紀(TEAM MUGEN)
    10.大嶋和也(docomo business ROOKIE)
    11.野中誠太(Kids com Team KCMG)
    12.ザック・オサリバン(KONDO RACING)
    13.平良響(KDDI TGMGP TGR-DC)
    14.小出峻(San-Ei Gen with B-Max)
    15.高星明誠(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    16.小林利徠斗(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    17.三宅淳詞(ThreeBond Racing)
    18.小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    19.Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    DNF.岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
    DNF.佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
    DNF.大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)

  • スーパーフォーミュラ:2025年の2戦を終えて岩佐歩夢がランキング首位

    スーパーフォーミュラ:2025年の2戦を終えて岩佐歩夢がランキング首位

    2025年スーパーフォーミュラの2戦が終了し、岩佐歩夢(TEAM MUGEN)がランキング首位に立った。

    3月8日(土)・9日(日)の2日間にわたって鈴鹿サーキットで2025年スーパーフォーミュラの第1戦・2戦が行われ、岩佐歩夢は第1戦を予選2位・決勝2位、第2戦を予選2位・決勝3位と両方の予選・決勝ともにトップ3に入って30ポイントを獲得した。

    2位の坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)は、第1戦で4位、第2戦で2位表彰台を獲得してダブル入賞。3位の太田格之進は両方の予選を3番手で通過して第1戦で優勝、4位の牧野任祐は第2戦で優勝を果たし、チーム順位ではDOCOMO TEAM DANDELION RACINGがトップとなっている。

    ドライバーランキング

    1.岩佐歩夢 – (30)
    2.坪井翔 – (23)
    3.太田格之進 – (22)
    4.牧野任祐 – (21)
    5.野尻智紀 – (18)
    6.佐藤蓮 – (16)
    7.小林可夢偉 – (8)
    8.イゴール・フラガ – (6)
    9.阪口晴南K – (5)
    10.大湯都史樹 – (4)
    11.小出峻 – (3)
    12.ザック・オサリバン – (3)
    13.山下健太 – (2)
    14.大嶋和也 – (1)
    - 福住仁嶺 – (0)
    - Juju – (0)
    - 三宅淳詞 – (0)
    - 野中誠太 – (0)
    - 高星明誠 – (0)
    - 小高一斗 – (0)
    - 平良響 – (0)
    - サッシャ・フェネストラズ – (0)
    - オリバー・ラスムッセン – (-)

    チームランキング

    1.DOCOMO TEAM DANDELION RACING – (41)
    2.TEAM MUGEN – (38)
    3.VANTELIN TEAM TOM’S – (23)
    4.PONOS NAKAJIMA RACING – (22)の
    5.SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING – (9)
    6.Kids com Team KCMG – (8)
    7.KONDO RACING – (5)
    8.San-Ei Gen with B-Max – (3)
    9.docomo business ROOKIE – (1)
    - HAZAMA ANDO Triple Tree Racing – (0)
    - ThreeBond Racing – (0)
    - ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL – (0)
    - KDDI TGMGP TGR-DC – (0)

  • スーパーフォーミュラ参戦 Jujuの公式ECサイトリニューアルオープン

    スーパーフォーミュラ参戦 Jujuの公式ECサイトリニューアルオープン

    スーパーフォーミュラに参戦するJuju(野田樹潤)の公式ECサイトがリニューアルオープン。「HAZAMA ANDO Triple Tree Racing」のスタッフ&Jujuが着用するチームユニフォームに、Jujuロゴを特別に配したスペシャルモデルの完全受注生産販売を開始した。

    Jujuは元F1レーサーの野田英樹を父に持つ、2006年生まれのレーシングドライバー。3歳でカートに乗り始め、9歳でフォーミュラ4に最年少デビューするなど幼少期から目覚ましい活躍を見せ、11歳で「フォーミュラU17チャレンジカップ」に出場。

    その後は拠点をヨーロッパに移し、2023年のユーロフォーミュラオープンでは女性ドライバーとしては25年の歴史で初となる優勝を飾る。2024年にはアジア最高峰のシリーズ「スーパーフォーミュラ」に史上最年少かつ初の日本人女性ドライバーとして参戦した。

    今回リニューアルオープンしたのはJujuの公式ECサイト。リニューアルオープンと同時に「HAZAMA ANDO Triple Tree Racing」のスタッフ&Jujuが着用するチームユニフォームに、Jujuロゴを特別に配したスペシャルモデルの完全受注生産販売を開始した。

    【ECサイト&受注販売商品詳細】
    ■URL
    https://jujusc.com/products

    ■販売商品
    TTR OFFICIAL TEAM ユニフォーム(Jujuモデル)防水防寒ブルゾン

    TTR OFFICIAL TEAM ユニフォーム(Jujuモデル)長袖ブルゾン

    TTR OFFICIAL TEAM ユニフォーム(Jujuモデル)半袖ポロシャツ

    TTR OFFICIAL TEAM ユニフォーム(Jujuモデル)Tシャツ

    ※受注期間:2025年3月17日(月)まで

    ※発送予定:2025年5月中旬~下旬頃

    ※注文のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。

    ※サイズ、送料他、詳細はECサイトでご確認ください。

  • スーパーフォーミュラとKYOJO CUPがパートナーシップを発足

    スーパーフォーミュラとKYOJO CUPがパートナーシップを発足

    スーパーフォーミュラを開催する日本レースプロモーション(JRP)は、女性限定のレースシリーズであるKYOJO CUPを開催するインタープロトモータースポーツ(IPMS)と、日本発のフォーミュラカルチャーの発展およびモータースポーツ業界におけるダイバーシティの推進に向け、パートナーシップを発足することを発表した。

    スーパーフォーミュラ は性能差のないマシンで戦う世界最速のイコールコンディションレースであり、ドライバーの腕とそれを支えるチーム力が勝敗を決める「世界最高峰のHUMAN MOTORSPORTS」と自負。JRPはレーシングドライバー一人ひとりに寄り添い、選手の個性を活かした様々なプロモーション活動を行っている。

    そして「DRIVING ATHLETE」というIPMSの理念のもと、2017年にスタートしたKYOJO CUPは、本年から新たにフォーミュラマシン「KC-MG01」を採用し、女性限定でイコールコンディションのフォーミュラシリーズとして第2のステージを迎える。

    両社に共通する「ドライバーズファースト」の想いから今回のパートナーシップが実現。このパートナーシップをきっかけに、今後様々な連携を図っていくすが、本年まずは、富士スピードウェイでの併催大会を軸に、主にプロモーション面で連携を強化していく。

    パートナーシップを通じた取り組み例
    ①併催大会の実施(7月富士大会、10月富士大会)

    ②スーパーフォーミュラ公式アプリ『SFgo』でのKYOJO CUP全戦LIVE配信

    ③大会期間や外部イベントでのコラボレーション

    ④公式SNS、YouTubeの相互連携

    ⑤KYOJO VITA、KYOJO KART優勝者への7月・10月併催大会招待

    ※KYOJO VITA:富士スピードウェイ主催FCR-VITAに女性限定のKYOJOクラスを設定
    ※KYOJO KART:MAX APG SERIES/RMC鈴鹿に女性限定のKYOJOクラスを設定

    JRPおよびIPMSは、サステナブルなモータースポーツ業界づくりに向けて、モータースポーツ業界の女性活躍、ダイバーシティを促進していくと共に、将来的にはスーパーフォーミュラやKYOJO CUPを目指すレーシングドライバーの裾野拡大を図っていく。

    そして国内発のフォーミュラカルチャーが世界から注目されるよう、関係者やファンの皆様と共に取り組んでいく。

    スーパーフォーミュラ

    株式会社日本レースプロモーション 代表取締役社長 上野禎久 コメント
    先日、KYOJO CUPが女性のエンパワーメントを促進する企業に送られる「HAPPY WOMAN AWARD」を受賞されたとのこと、おめでとうございます。関谷さんはじめ、多くの関係者や「競争女子たち」がこれまで取り組んでこられたことが、社会からも認められた証なのだと思いますし、本日3 月8 日の国際女性デー当日に、今回のパートナーシップが発表できたことを大変嬉しく思っています。スーパーフォーミュラもKYOJO CUPも、ドライバーの個性豊かなHUMAN MOTORSPORTSです。これらを共に盛り上げていくことが、日本のモータースポーツ業界の可能性を拡げ、男の子でも女の子でも、将来目指せる職業となっていくことを確信しています。そしてこの日本発の取り組みを、世界中のモータースポーツファンや関係者の方々に、自
    信をもってお伝えしてまいります。引き続き応援いただきますよう、よろしくお願いします。

    株式会社インタープロトモータースポーツ 代表 関谷 正徳 コメント
    本日発表のありました通り、IPMSとJRPはKYOJO CUPとスーパーフォーミュラにおいてパートナーシップを結ぶことになりました。9年前にKYOJO CUPをスタートさせたときから考えると、夢のような出来事です。ひとえに多くのモータースポーツファンの皆さま、モータースポーツを支えてくださっている方々のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。我々の目標は、より多くの女性がモータースポーツに挑戦し、KYOJO CUPが彼女たちの目標になることです。JRPとパートナーシップを結ぶことで、より多くの女性たちの目標となるレース、子供たちの目指す場所になりたいと願っております。モータースポーツが、女性が活躍するスポーツだということが当たり前になる世界を目指し、今後も活動してまいります。皆さまの応援よろしくお願い申し上げます。

  • 牧野任祐 前日のリベンジを達成する勝利に「見たかコラ!」と感情爆発

    牧野任祐 前日のリベンジを達成する勝利に「見たかコラ!」と感情爆発

    牧野任祐は、2025年スーパーフォーミュラ第2戦で優勝。初日のリベンジを果たし、レース後のパルクフェルメではマシンの上で「見たかコラ!」と感情を爆発させたた。

    土曜日の予選4位、決勝10位で終えていた牧野任祐は、5番グリッドからレースをスタート。上位グリッドのドライバーたちが1~2周目にピットストップを済ませてしまう戦略をとる一方で、牧野ステイアウトを選択。

    1回目のピットストップ後にはアウトラップでDOCOMO TEAM DANDELION RACINGのチームメイトである大田格之進にトップを譲ったが、フレッシュなタイヤでリードを奪い返すとトップを独走。セーフティカーでリードは縮まったが、セーフティカーが入ったあとに最終コーナーから猛ダッシュを決めて今シーズン初勝利を2戦目で手にした。

    「昨日のレースはピットで落としてしまって、仕方ないといえば仕方ないんですけど、ピット作業に入る前にエンジンが止まってしまったりとか、そういうのがなければもう少しポイントも獲れたと思いますし、内容的にはものすごく悔しい内容でした。そんななかで今日、なんとかリベンジすることができたので、シーズンを考えても良かったですし、個人的にも鈴鹿で勝てたことが嬉しいですね」と牧野任祐はコメント。

    「(ピット戦略について)無限と僕らはすごい悩むシチュエーションというか、近くにいることによって作戦の幅がある意味狭まるし、スタートでどちらが前にいくかで展開がすべて変わるという感じでした。決め打ちができない状況で、いろいろ決めていたことがあったんですけど、そのシチュエーションのバリエーションがありすぎて、1周目ピットインというのが大変だなという印象ですね。でも、ああなった以上、僕も引っ張るしかないかなと思っていましたし、岩佐選手も2周目に反応して入るだろうなと思っていたので……なんとなく描いていた展開だったのかなと思います」

    「次のもてぎは、時期が全然違いますけど、優勝したサーキットですし、個人的にもすごく好きなサーキットなので、2レースをしっかり獲れるように、また次に向けて有意義な時間を作りたいなと思います」

    牧野任祐 スーパーフォーミュラ

  • スーパーフォーミュラ:牧野任祐が2025年の第2戦を制す

    スーパーフォーミュラ:牧野任祐が2025年の第2戦を制す

    2025年スーパーフォーミュラ第2戦の決勝が3月9日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が優勝を飾った。

    5番グリッドからスタートした牧野任祐は、上位グリッド3台が1~2周目にピットインしたのに対してステイアウトを選択。ピットストップ後にチームメイトに一度は抜かれたが、その後、抜き返してトップに立ち、優勝を果たした。

    2位は坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、3位には岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が続いた。岩佐はスタートでトップに立ち、ピットストップ組ではトップだったが、第2スティントでスピードが上がらなかった。

    残り3周でザック・オサリバン(KONDO RACING)がクラッシュしたことでセーフティカーが入り、セーフティカー先導でチェッカー。2番手でチェッカーを受けた太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、シケインで岩佐歩夢(TEAM MUGEN)をコース外からオーバーテイクしたことで5秒ペナルティを科されていたため、12位となった。

    2025年第2戦決勝 牧野任祐が渾身の逆転優勝!
    朝から野尻智紀(TEAM MUGEN)の最多PP記録更新となったノックアウト予選に盛り上がった3月9日(日)の三重県鈴鹿サーキット。多くの観客が見守る中、午後からは全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦の決勝レースが行われた。ピットインのタイミングがドライバーによって大きく分かれる展開となったこのレースは、手に汗握る神経戦となったが、その中で今季初優勝を果たしたのは、好スタートを決めて交換を引っ張る作戦に出た牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。予選4番手からスタートし、同じくタイヤ交換を引っ張った坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が2位に入り、今季初表彰台を獲得した。3位にはスタートでトップに立った岩佐歩夢(TEAM MUGEN)。岩佐は逆に早目のタイヤ交換を行なったが、レースペースが上がらず、初優勝はお預けとなった。

    ノックアウト予選終了から3時間40分。午後2時40分に、いよいよ全日本スーパーフォーミュラ選手権・第2戦のフォーメーションラップがスタートする。この日は、22台のマシンが無事にダミーグリッドから1周の隊列走行に出て行った。この第2戦と開幕戦との違いは、レース距離が31周と4周長いこと。また、タイヤ交換のウィンドウが定められておらず、トップがオープニングラップの第1セーフティーカーラインを越え、ファイナルラップに入るまでにピットインすればいいということだ。

    さて、1周の隊列走行を終え、全車が正規グリッドに着くと、後方ではグリーンフラッグが振られ、シグナルオールレッドからブラックアウト。全車が一斉にスタートを切った。ここでいい動き出しを見せたのはPPの野尻。ところが野尻はギヤが2速に入らず、その後の加速が鈍ってしまう。そのため、予選2番手だった岩佐が1コーナー手前で野尻の前に出る。さらに、野尻の後ろにいた太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)もスピードが鈍る形となった。その太田に1コーナー進入から並びかけ、2コーナー立ち上がりまでにかわして行ったのは牧野。この時点でのオーダーは、岩佐、野尻、牧野、太田、坪井となっていた。

    オープニングラップを終えると、ピットでは早くも動きが出る。スタートでポジションを落とした野尻と太田、さらに福住仁嶺(Kids com Team KCMG)、大嶋和也(docomo business ROOKIE)、阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)がピットロードに滑り込む。作業を終えてコースに戻ったのは、野尻、太田、大嶋、福住、阪口の順。福住のクルーは作業にミスがあり、大嶋の先行を許した。そのアウトラップでは太田が野尻に迫り、スプーンコーナーの1つ目で豪快にオーバーテイク。これでタイヤ交換組のトップに立つ。続いて、2周を終えたところで岩佐、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC)もピットイン。岩佐は太田の前でコースに戻ることに成功した。さらに3周を終えたところでザック・オサリバン(KONDO RACING)、5周を終えたところでサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)もピットに入っている。タイヤが温まってくると、太田はファステストラップを連発。まずは前を行く岩佐を追った。

    これで見た目上のトップに立ったのは、牧野。これに坪井、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、山下健太(KONDO RACING)、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)と続く。牧野は1分39秒台後半から1分40秒台前半のペースで周回。タイヤ交換した岩佐や太田とほぼ同じペースで周回を重ねる。牧野がトップを守るためにはピットロードのロスタイム28秒+作業時間ということで、40秒近いマージンが必要だった。5周を終えたところで、牧野とタイヤ交換組トップの岩佐との差は34秒750。ここから牧野はジワジワと差を広げて行った。坪井も牧野に食らいついて行ったが、ペース的には若干牧野が速く、10周を終えたところでその差は2秒163まで開いていた。

    この頃になると、再びピットに動きが出て、大湯、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)、Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)がタイヤ交換のためにピットロードに滑り込む。また、コース上でも動きが。なかなか思うようにペースが上がらず、牧野との差が37秒411まで開いていた岩佐の背後に、太田が迫る。そして、14周目のシケインで太田は、岩佐のインにマシンを振ると飛び込んだ。2台はいずれもブレーキングをギリギリまで遅らせたが、太田はシケインをショートカットする形で岩佐の前に出る。この時、「ブレーキングに入りながら岩佐がラインを振った」と太田は無線で訴え、バックオフしてポジションを戻すことはしなかった。そのため、これに関しては競技役員の判定を待つこととなったが、これでタイヤ交換組のトップのポジションを取り返した太田と牧野の差は、19周を終えたところで、37秒183。牧野から岩佐は41秒936、野尻までは43秒376まで開いていた。

    そして、20周を終えたところで牧野と坪井が同時ピットイン。牧野は太田の前でコースに戻ることに成功したが、坪井は太田の後ろ、岩佐の前でコースに戻る。しかし、すでにタイヤに熱が入っている太田はNIPPOコーナーで牧野をオーバーテイク。実質的なトップに浮上する。坪井は後ろから迫る岩佐を凌ぎ切り、実質3番手のポジションをキープした。ところが、21周を終えたところで、トップに立った太田にはレース結果に5秒加算というペナルティーの裁定が出される。22周を終えた時点で太田と牧野の差は1秒323、坪井との差は4秒552。このまま牧野が優勝、坪井が2位となるのは決定的だったが、タイヤがフレッシュな牧野は自力で太田を捉えたいところ。23周目には1分38秒375というファステストラップをマークしながら太田に迫る。そして、24周目の130Rではオーバーテイクシステムを使いながら太田の前に出ることに成功した。牧野について行くことで坪井を引き離せば、太田は2位を死守できるところにいた。実際、24周を終えた時点で太田と坪井の差は4秒159。太田としても踏ん張りどころだった。だが、坪井もタイヤがフレッシュで、逆に太田との差縮めようとプッシュ。27周を終えたところで2台の差は3秒569まで縮まっていた。

    この頃、後方ではS字の入り口でアクシデントが発生。1コーナーからサイド・バイ・サイドの争いとなった、オサリバンの左リヤタイヤと野中誠太(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)の右フロントが接触。野中はそのまま走行を続けたが、オサリバンはスピンしてコース外の芝生にストップしてしまう。そのため、コース上にはセーフティーカーが導入された。太田にとっては絶望的な展開。そこからはセーフティーカーランがゴールまで続いたが、チェッカー目前にセーフティーカーはピットロードに滑り込む。そこからドライバーたちは一斉に加速し、チェッカーフラッグを受けた。その結果、鈴鹿初優勝を果たしたのは牧野。太田は見た目上の2番手でチェッカーを受けたが5秒加算で大きくドロップ。代わって、坪井が2位、岩佐が3位表彰台に上がっている。以下、野尻、フラガ、タイヤ交換に失敗があったもののそこから挽回した佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、大湯、小出峻(San-Ei Gen with B-Max)、可夢偉、大嶋までがポイントを獲得。太田は12位でレースを終えることとなった。ポイントランキングでは2戦を終えて岩佐がトップ。これに坪井、太田、牧野と続いている。

    次回は4月18日(金)〜20日(日)に栃木県モビリティリゾートもてぎで行われる第3戦・第4戦。今までは夏に行われていたもてぎ大会が春の開催となる。ここも2レース制の大会となるが、誰が速さ、強さを見せるのか。1ヶ月後を楽しみにしたい。

    スーパーフォーミュラ 第2戦 鈴鹿サーキット

    2025年 スーパーフォーミュラ 第2戦 決勝

    1.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    2.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    3.岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
    4.野尻智紀(TEAM MUGEN)
    5.イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    6.佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
    7.大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    8.小出峻(San-Ei Gen with B-Max)
    9.小林可夢偉(Kids com Team KCMG)
    10.大嶋和也(docomo business ROOKIE)
    11.山下健太(KONDO RACING)
    12.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    13.三宅淳詞(ThreeBond Racing)
    14.福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
    15.阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    16.サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    17.平良響(KDDI TGMGP TGR-DC)
    18.小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    19.野中誠太(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    20.高星明誠(ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL)
    21.Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    DNF.ザック・オサリバン(KONDO RACING)