カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 2016年 第6戦 SUGO プレビュー

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 2016年 第6戦 SUGO プレビュー

    9月24日(土)、25日(日)の両日、宮城県柴田郡村田町に位置するスポーツランドSUGOでスーパーフォーミュラの第6戦が開催される。

    全7戦で戦われている2016年のスーパーフォーミュラもいよいよ残り2戦となった。最終戦へ向けての山場となる一戦の舞台は東北、SUGOのテクニカルコースだ。

    6レースで勝者6人の大混戦シーズン
    僅差のタイトル争いにおける山場の一戦

    今季のスーパーフォーミュラは、ここまでの5戦6レース(第5戦岡山は2レース制)で、全レース勝者が異なるという、大混戦の様相を呈している。

    前大会岡山のレース1で2位、レース2で念願の初優勝を飾った国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が頭ひとつ抜けた感はあるものの、それでもランキング7位の中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)まで8.5ポイント差。ランキング2位から7位までの6台が4ポイント差でひしめく状況。2レース制で行われる最終戦はボーナスポイントを含め最大18ポイントが獲得可能なため、タイトル争いが最終戦まで持ち込まれるのはほぼ間違いない。  そんな大混戦の中、少しでも有利な状況で最終戦を迎えるためにも、ここSUGOラウンドは非常に重要な一戦と言える。

    『魔物が棲む』とも言われるSUGO。今季もタイトル争いにおいて大きなポイントとなりそうだ。

    東北の山間に位置するアップダウンに富んだテクニカルコース
    舞台となるスポーツランドSUGOは宮城県の山間部に位置し、ロケーションを上手く利用したアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる。高低差は約70m。

    バックストレートまでの前半はテクニカルなセクション。バックストレートを下って馬の背コーナーをクリアした先は、中高速コーナーが続き、最終コーナーからメインストレートへは、10%勾配という急な上りの名物コーナー。レーシングカーがその大馬力を見せつけるかのように一気に駆け上ってくるシーンは大迫力だ。観客席からも比較的近く、迫力の走りを身近に実感出来る。

    トップ10人が8ポイント差のタイトル争いは後半戦へ
    今季のスーパーフォーミュラはこれまでの6レース、全て異なる勝者が誕生。第4戦ではルーキーの関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、第5戦レース2では国本が念願の初勝利を挙げた。国本は開幕戦と第5戦レース2でも2位に入るなど今季は安定した好成績を続けており、2位に4.5ポイント差のランキング首位につけている。

    一方で、ディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は第2戦で勝利は挙げているものの、降雨による短縮終了でハーフポイントのみの獲得。それでも第4戦で3位、第6戦のレース2でも3位と着実にポイントを稼ぎ、ランキング2位でチームメイトを追う。

    過去のチャンピオン経験者を2名擁しながら、対照的に今季未勝利なのがトムスの2台。タイヤなどが変わったことが影響したか、シーズン序盤苦戦を強いられたが、それでも第3戦以降は着実に上位フィニッシュを果たすようになったのは名門チームの実力か。アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)は第4戦で2位など着実なポイント獲得でランキング3位。ロッテラーは昨年のSUGO大会を制するなど得意としており、今季初勝利が期待される。中嶋一貴も第3戦、第5戦のレース2で2位に入りランキング7位でまだまだ逆転タイトルを狙える位置だ。

    そして第4戦で初優勝を飾った遅咲きのルーキー、関口も第3戦での3位表彰台とあわせ、ランキングは4位と、こちらも台風の目となる可能性大。

    これらのランキング上位ドライバーは、このSUGO戦で勝てば一気にランキングトップに出られる可能性もあり、最終戦を少しでも有利な状況で迎えるためにも、激しいバトルが繰り広げられるはずだ。

    また、僅差のポイント争い故に、ポールポジションで獲得出来る1ポイントも重要となる。毎戦非常に僅差の争いとなるスーパーフォーミュラの予選だけに、こちらも絶対に見逃せないセッションと言えるだろう。

  • 小林可夢偉 「課題は予選とスタート」 / スーパーフォーミュラ

    小林可夢偉 「課題は予選とスタート」 / スーパーフォーミュラ

    小林可夢偉が、スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山のレース週末を振り返った。

    オートポリスと代替戦として実際された今大会は2レース制として実施。10日(土)に全車両走行による予選と30周で争われる第1レース、11日(日)はノックアウト方式の予選と51周で争われる第2レースというフォーマットが採用された。

    第1レース。朝のフリー走行では一時トップ、最終的にも2番手となる1分14秒454をマークした小林可夢偉は予選でも上位進出が見込まれた。

    しかしながら、まだまともなタイムを残していない時点でコースオフ〜ストップを喫してしまい、予選最下位という結果に。最後列からのスタートでは、原則としてピットインもないスプリントレースで小林可夢偉といえども大幅な挽回は難しかった。1周目の混戦下、最後尾発進になった37号車との軽い接触でノーズに手傷を負うなどもした決勝を小林可夢偉は18位で終えた。

    第2レースの予選Q1、小林可夢偉は1分15秒165で7番手通過。しかし、続くQ2では前日の予選と似た状況になってしまい、実質ノータイム。ただ今回は予選10位だり、充分にポイントゲットの可能性はあった。

    しかし、小林可夢偉は決勝スタートがあまり良くなく、1周目ピットイン車両がいたにも関わらず9番手でのオープニングラップ通過に。17周目に自身がタイヤ交換するまでには6番手へと見た目の順位は上がるが、ピットアウト後は前車のペースに抑え込まれる展開。レース終盤は14位走行となった。

    ポイント圏外確定の状況下、最後は次戦に向けてスタートを磨くためにピットイン、順位的には17位に下げてゴールした。

    小林可夢偉
    「今回、マシンのペース的なところでは、少し前進できたのではないかと思います。ただ、課題は予選とスタートですね。レース2の最後はポイントが狙えるポジションにはいなかったので、次に向けてスタートを良くするためにピットインしました。とにかく、予選とスタートをしっかり戦えるようにしていかないといけない、そう思っています。次こそは頑張ります」」

  • スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 レース2 決勝レースレポート

    スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 レース2 決勝レースレポート

    9月11日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットで2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 レース2の公式予選と決勝レースが開催された。

    気温33度、路面温度44度という暑さの中、午後3時にフォーメーションラップが開始され、レース2(51周)のスタートが切られた。

    2番手の石浦宏明がポジションをキープする一方、2列目3番手グリッドのロシターがスタートでミスしポジションダウン。好スタートを切ったJ.P.デ・オリベイラが3位へと浮上した。

    1周目を終えたところで、5位の国本雄資を先頭に、中嶋一貴、関口らがピットイン。国本雄資、中嶋一貴はタイヤを交換して作戦通りコースへ復帰したが、関口はピット作業で痛恨のタイムロス。翌周にはアンドレ・ロッテラーもピットへ。先にピットインしたグループはハイペースで上位との差を詰めていった。

    その後、上位勢も次々にピットへ向かい、14周目には3位走行中のJ.P.デ・オリベイラもピットインすると、アンドレ・ロッテラーの後でコース復帰。トップの野尻智紀とそれを追う石浦宏明だけがピットを引っ張り、30秒ほどの差で2位の国本雄資、3位中嶋一貴、4位アンドレ・ロッテラーと続く形に。

    21周目に野尻智紀がピットインし、石浦宏明は首位浮上。前の空いた石浦宏明は、唯一ピットインしないまま首位で逃げることに。しかし、30周目にカーティケヤンがスピンを喫し、セーフティカーが導入。このタイミングでピットに向かった石浦宏明はタイヤを交換し4位でコースに復帰した。

    35周目にレースが再開されると、石浦宏明のピットインで首位に立った国本雄資が再スタートを決めポジションをキープ。その後方では、コース復帰時に石浦宏明の前に出た野尻智紀が、セーフティカーラン中の追い越しでペナルティを受けたため、トップの国本雄資に2位中嶋一貴、3位石浦宏明、4位アンドレ・ロッテラー、5位J.P.デ・オリベイラと続き、トヨタ勢がトップ5を占めての終盤戦となった。

    1周目のピットインで交換したタイヤで走り続ける国本雄資、中嶋一貴に対し、タイヤを交換したばかりの石浦宏明が、怒濤の追い上げを開始。周回毎にファステストタイムを更新していき、残り6周ほどで中嶋一貴とテール・トゥ・ノーズに。ヘアピン進入などで再三攻めるが、中嶋一貴のガードも堅く、ファイナルラップには、残していたオーバーテイクシステムを使っての逃げを打った中嶋一貴を攻略ならず。

    激しい2位争いを背後に、国本雄資は1秒以上の差で逃げ切り、トップチェッカー。シリーズに含まれないJAFグランプリでの勝利経験を持つ国本雄資だが、シリーズ戦ではトップフォーミュラ参戦6年目にして、嬉しい初優勝。翌日に26歳の誕生日を迎える国本雄資が一日早い誕生日プレゼントを自身にもたらした。

    中嶋一貴が2位、石浦宏明が3位で、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身の日本人勢が表彰台を独占。アンドレ・ロッテラー、J.P.デ・オリベイラが4位、5位と続き、トヨタエンジンはトップ5独占という結果となった。

    今季、ここまでの5大会6レースで、全て異なる6名の勝者と混戦のスーパーフォーミュラ。今大会のレース1で2位、レース2で勝利を挙げた国本雄資がやや抜け出しランキング首位となったが、チームメイトの石浦宏明が4.5ポイント差の2位で続いているほか、ランキング7位の中嶋一貴まで8.5ポイントとまだ差は小さく、残り2大会3レース、まだまだタイトル争いは予断を許さない状況が続く。

  • スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 レース2 結果:国本雄資が初優勝

    スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 レース2 結果:国本雄資が初優勝

    スーパーフォーミュラ第5戦 レース2が11日(日)が、岡山国際サーキットで行われた。

    気温33℃、路面温度41℃というコンディションの下、午後3時にフォーメーションラップがスタートする。前日のレース1より長い51周、タイヤ交換義務付けありのレース2が進行する。1周の隊列走行を終えると、今日は無事に全車正規グリッドに着き、シグナルオールレッドからブラックアウト。ここでホールショットを奪ったのは、ポールポジションの野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。

    2番グリッドの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、4番グリッドのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、5番グリッドの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、6番グリッドのストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いた。

    スタートに定評がある3番グリッドのジェームス・ロシター(KONDO RACING)は、クラッチをつないでも全く加速せず、6番手までポジションを落としている。また、9番グリッドのベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)も、エンジンストール。一旦ピットに押し戻されることとなり、最後尾までポジションを落とした。

    レースはオープニングラップを終えようかというところで、早くも大きく動く。国本、No.20 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、山本尚貴(TEAM 無限)、伊沢拓也(REAL RACING)、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)がピットイン。タイヤ交換を終えて、コースに戻る。

    この時、関口雄飛はピット作業に時間が掛かり、ポジションダウン。国本、一貴、山本、伊沢、関口、ブラーの順でコースへと戻った。また、その翌周には、予選13番手からスタートしたアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)と中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)がピットイン。タイヤ交換を終えると、ロッテラーは一貴のすぐ前でコースに戻る。しかし、ロッテラーは、アウトラップのヘアピンで、一貴の先行を許した。

    この時点で、トップ集団は野尻、石浦が接近戦を演じており、デ・オリベイラ、バンドーン、ロシター、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)が、それを追う展開。しかし、1周目でタイヤ交換をしたドライバーたちの方が、ラップペースが大幅に早く、国本や一貴は1分17秒台のタイムを連発。これに対して、トップ集団は18秒台真ん中から19秒台というラップタイム。それを見て、6番手を走っていたカーティケヤンは、6周を終えようかというところでピットに入ったが、戻った時には山本の前。アウトラップで山本にかわされたため、ピットインした中では5番手というポジションになってしまう。その後も、国本らのペースが速く、ピットのロスタイムを考えると10周過ぎにはすでにトップに出られる計算となっていた。

    そのため、3番手を走行中、14周を終えようかというところでピットに入ったデ・オリベイラは、ロッテラーと山本の間、実質4番手でしかコースに戻れず、20周を終えようかというところでピットに入ったバンドーンは、実質7番手までドロップ。同じ周にピットに入ったロシターも、タイヤ交換作業に手間取り、大きくポジションを落とした。さらに、21周を終えようかというところでは、トップを走っていた野尻がピットに入ったが、コースに戻った時には、国本と一貴の先行を許してしまっていた。

    これでトップに立ったのは石浦。石浦は前が空いたことでプッシュを開始。国本との差を広げ、ピットインのためのセーフティーマージンを築きたいところだった。しかし、国本とのタイム差は27秒台から動かない。2人のペースはほぼイーブン。その分、石浦がどのタイミングでピットに入るかに注目が集まる。そんな中、30周目の2コーナー立ち上がりで、カーティケヤンが縁石に乗ってスピン、コース上にストップしてしまった。

    これを見て、石浦はピットイン。と同時に、コースにはセーフティーカーが導入される。石浦がピットロードを出た時には、国本と一貴が先行。さらに、コースに入ってすぐ、野尻も1コーナーで石浦の前に出た。しかし、すでにセーフティーカーは導入されており、コース全域がイエローフラッグ扱い。そのため、野尻が石浦を抜いたことに関しては検証が行われることになった。

    カーティケヤンのマシン回収が終わり、リスタートが切られたのは、34周終了時。残り17周のバトルが始まる。国本は上手い加速でトップをキープ、一貴、野尻、石浦、ロッテラー、デ・オリベイラがそれに続く。中でも、タイヤ交換をしたばかりの石浦は、野尻を攻略しようとヘアピンなどで激しく攻め立てるが、なかなかオーバーテイクまでには至らなかった。しかし、40周目に入ると、野尻にドライブスルーペナルティーの裁定が下される。野尻は41周を終えるところでピットインし、ペナルティーを消化したが、入賞圏外まで後退してしまった。一方、これで前が空いた石浦は、猛プッシュ。4秒余りに開いていた一貴との差をみるみる縮めて行く。45周を終えたところでは、コンマ4秒余りというところまで迫り、ヘアピンやレッドマンコーナーでオーバーテイクの機会をうかがった。しかし、一貴は絶妙なライン取りでこれをブロック。石浦に付け入る隙を与えない。ファイナルラップに入ると、一貴は残していた2発のオーバーテイクボタンを駆使して走り切った。

    そして、1周を終えてのピットインから終始、安定したラップを刻んだ国本が嬉しいシリーズ戦初優勝。一貴が予選11番手からリカバリーして2位、石浦は残念ながら予選よりもひとつ落として3位でフィニッシュ。以下、ロッテラー、デ・オリベイラ、山本、バンドーン、伊沢までがポイントを獲得した。

    シリーズランキングでは、国本がトップ。石浦が2位、ロッテラーが3位、関口が4位、バンドーンが5位、山本が6位、一貴が7位、デ・オリベイラが8位。相変わらず混沌としている。

    順位. No. ドライバー チーム
    1 2 国本 雄資 P.MU/CERUMO・INGING
    2 37 中嶋 一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
    3 1 石浦 宏明 P.MU/CERUMO・INGING
    4 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN KOWA TOM’S
    5 19 J.P.デ・オリベイラ ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    6 16 山本 尚貴 TEAM 無限
    7 41 ストフェル・バンドーン DOCOMO DANDELION
    8 11 伊沢 拓也 REAL RACING
    9 20 関口 雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    10 3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
    11 10 塚越 広大 REAL RACING
    12 64 中嶋 大祐 NAKAJIMA RACING
    13 18 中山 雄一 KCMG
    14 34 小暮 卓史 DRAGO CORSE
    15 4 ウィリアム・ブラー KONDO RACING
    16 40 野尻 智紀 DOCOMO DANDELION
    17 8 小林 可夢偉 SUNOCO Team LeMans
    18 65 ベルトラン・バゲット NAKAJIMA RACING
    以上完走
    7 ナレイン・カーティケヤン SUNOCO Team LeMans

    国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
    「すごくうれしいです。去年も全然結果が出なかったし、今年も(チームメイトの)石浦(宏明)さんにリードされるのかなと不安なシーズンのスタートでした。シーズンはじめからうまく行ったし、つらいときもチームが支えてくれて、たくさんの方にも支えてもらい、チャンスをいただき、優勝できてホットしているし、うれしいです。今日のレースは5番手からスタートを切り、チームの作戦で1周目に入るということになりました。それが本当にうまくいったし、その後もいいペースで後ろを離すことができました。作戦も完璧だったし、レースペースもスゴク良くて、満足のいくレースになりました。また、自分が速く走るということよりも、昨日のレース1で5位からスタートした人を見て、何周目にどのくらいのギャップがあるかというデータを参考にして、前に出れる可能性がかなりあると思い、それに賭けることにしました。その後の自分もいいペースで走ることができたので、本当にすべてがうまくいったと思います。他のドライバーがピットに戻り、自分が2位になった時点でチームから今のポジションを教えてもらったんですが、石浦さんがどこにいるのかはわかりませんでした。なのでかなりプッシュして走っていたのですが、石浦さんがピットから出てくるまで、自分がトップに立ったということはわかりませんでした。また、セーフティカーが入ったのですが、あれはイヤですよね(苦笑)。ただただそういう心境でした。でも後ろの一貴選手とは徐々にギャップが開いていってたし、自分のほうがペースが速いということがわかっていたので、(再スタートでは)とりあえず気合いで1周目だけ行くしかないなと思いました。加速のポイントだけは気にしていました。いつも勝てるように努力してきましたが、今回は作戦がすごくうまくいったし、クルマも週末を通してすごく良かったし、自信を持って戦えたことが一番の勝因だと思います。これからもガンガン行きます」

  • 【動画】 スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 レース1 決勝 ダイジェスト

    【動画】 スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 レース1 決勝 ダイジェスト

    9月10日(土)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットで2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 レース1の公式予選と決勝レースが開催された。

    今大会は、4月に発生した熊本地震により被災された大分県のオートポリスの代替戦となり、土曜日と日曜日にそれぞれ予選と決勝レースが行われる2レース制で実施される。2レースともにハーフポイント制が採用されているため、各レースで獲得できるポイントは通常の半分となる。

    中国地方は朝から好天となり、強い日差しで暑さを感じるコンディションのもと、午前11時にRace1の公式予選が行われた。予選では中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がポールポジションを獲得。2番手に国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、3番手にはストフェル・バンドーンが続いた。

    午後3時30分開始のレース1決勝は、計30周でピットイン義務が無いスプリントレース方式となっているが、決勝スタート直前に中嶋一貴がグリッド位置を誤るトラブルが発生し、28周に周回数が減らされて決勝レースが行われた。スタートを遅らせる原因を作ったポールポジションの車両がルールにより最後尾スタートとなったため、3番グリッドのストフェル・バンドーンは前に車両がいない状態でレースを開始。絶妙の飛び出しでホールショットを奪い、1コーナーで首位に立った。その後も速いペースで周回を重ねて独走態勢を築くと、最終的に2位に4秒795の大差をつける走りを見せ、全日本スーパーフォーミュラ選手権での初優勝を飾った。

    ホンダ勢としてシーズン2勝目となったレース1は、先週、マクラーレン・ホンダの2017年レースドライバーとなることが発表されたばかりのストフェル・バンドーン選手が速さを見せつける形での勝利となった。

    日曜日のレース2は、午前中に予選が行われ、決勝は51周のタイヤ交換義務ありの形式で、午後3時にスタートが切れる。

    2016全日本SUPER FORMULA選手権 第5戦 Race1 決勝

  • ストフェル・バンドーン、スーパーフォーミュラ初優勝!

    ストフェル・バンドーン、スーパーフォーミュラ初優勝!

    ストフェル・バンドーンが、スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山のレース1で初優勝を飾った。

    3番グリッドスタートのストフェル・バンドーンだったが、中嶋一貴がグリッド位置を間違えたことで最後尾に降格。前が空いた状態でスタートすることになったバンドーンは1コーナーを制してレースを支配。参戦5戦目で初優勝を成し遂げた。

    ストフェル・バンドーン
    「スーパーフォーミュラで初優勝を飾ることができて本当に素晴らしい気分です。今週は来季McLaren-HondaよりF1に参戦することを発表できたので、その意味でも嬉しい週末となりました。今日の決勝ではとてもいいスタートを切ることができ、レース中も速いペースで周回を重ねて後続を引き離して優勝できたので、本当に最高の展開でした。明日は、まず予選で良いグリッドを獲得することを目指します。マシンにはまだポテンシャルが残されているので、1周のアタックで持てるパフォーマンスをすべて引き出せるよう努力します」

    2位は国本雄資、3位はナレイン・カーティケヤンが表彰台を獲得した。

  • スーパーフォーミュラ 第5戦 レース1予選:中嶋一貴が今季初ポール

    スーパーフォーミュラ 第5戦 レース1予選:中嶋一貴が今季初ポール

    スーパーフォーミュラ第5戦 岡山のレース1予選が行われ、中嶋一貴が今季初ポールポジションを獲得した。

    気温27℃、路面温度35℃というコンディションの下に始まった予選。今回もセッション開始の5分以上前から、多くのマシンがピットロードに行列を作る。ほとんどは最初からニュータイヤを装着。

    それに対して、マシンバランスの確認を行うために、比較的新しめのユーズドタイヤを装着していたのが、アンドレ・ロッテラーと中嶋大祐、ナレイン・カーティケヤン。

    ロッテラーと大祐は、まずクルマの状態を確認してピットイン。そこから微調整をして、ニュータイヤでのコースインする予定だった。その他、ニュータイヤのドライバーたちは、タイヤを温めると国本を先頭に最初のアタックに入った。ここでまず1分14秒639というトップタイムをマークしたのが、中嶋一貴。塚越が1分14秒845、バンドーンが1分14秒859、伊沢拓也が1分15秒173を刻む。

    ところが、セッション開始から約5分。パイパーコーナーの立ち上がりでイエローフラッグが提示される。これは小林可夢偉がアウト側の縁石に乗って、イン側に巻き込むようにスピン、ストップしたため。「フリー走行の感じから、イケそうだと思って踏んで行ったんですけど…」という小林可夢偉のマシンは、スピン&ストップ後もエンジンこそ掛かっていたものの、なかなかリバースギヤに入れることができず、セッションは13分49秒を残したところで、赤旗中断となった。

    小林可夢偉のマシンの回収が終わり、セッションが再開されたのは11時15分。この時も、再開前から、石浦、大祐、ロッテラー、デ・オリベイラ、国本、野尻、一貴らがピットロードに行列。チームによって、セッション残り時間に対する情報が錯綜した影響もあり、ニュータイヤを履いたドライバーとユーズドタイヤを履いたドライバーが混在する形で、コースへと入って行った。またニュータイヤを装着したドライバーの中にも、そのままアタックに行ったドライバーと、アウトラップだけでピットに戻ったドライバーがおり、終盤までトップ争いは混沌とする。

    アタックに行ったドライバーの中では、まずロッテラーが1分14秒844をマークして、その時点での3番手に浮上。続いて、デ・オリベイラが1分14秒755でロッテラーのタイムを上回る。だが、オリベイラは、ここで初日使用する予定を立てていたニュータイヤを使い切ったこともあり、ピットに戻ると残り5分間は走行しなかった。また、ロッテラーは、一旦ピットに戻ると、赤旗前にウォームアップだけを行ったタイヤに交換して、終盤再度コースイン。しかし、コース後半でトラフィックが発生している周にアタックしていたため、仕切り直しを余儀なくされた。その結果、フルアタックが1周遅れる。すでにタイヤの初期グリップは低下しており、タイムを伸ばすことはできなかった。

    これに対して、赤旗後、ニュータイヤでコースインしたものの、すぐにピットに戻ったドライバーたちや、まだ2セット目を投入していなかったドライバーたちは、残り時間が7分を切ったあたりから、コースイン。塚越、ジェームス・ロシター、バンドーンが動き出したのをきっかけに、ほぼ全車がコースに入る。

    ここで、それまでのトップタイムを書き換えたのが、塚越。続いて一貴が1分14秒038でトップに立つ。ここからロシター、バンドーン、国本といったドライバーが14秒台前半のタイムを叩き出したが、いずれも一貴のタイムには届かなかった。また、終盤、他のドライバーよりも少し早目にニュータイヤを投入したポイントリーダーのNo.20 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は、タイヤの状態が最も良かったアタックラップのパイパーコーナーでミス。一旦スローダウンして、仕切り直しのアタックを行ったが、翌周はタイムを伸ばすことができなかった。

    その結果、中嶋一貴は今季初のポールッポジションを獲得。国本がコンマ1秒余りの差で2番手、国本と1000分の7秒差でバンドーン。以下、野尻、塚越、最後にタイムを伸ばしてきたNo.7 ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)、ロシター、「マシンバランスがアンダーステアだった」という石浦と続いた。予選前のフリー走行で上位に付けていたデ・オリベイラは11番手、関口は13番手、ロッテラーは17番手という結果に終わっている。

    この予選結果を受けてのレース1は、午後3時半にスタートする。

    順位 No. ドライバー チーム Time
    1 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分14秒038
    2 2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1分14秒150
    3 41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分14秒157
    4 40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分14秒325
    5 10 塚越広大 REAL RACING 1分14秒349
    6 7 ナレイン・カーティケヤン SUNOCO Team LeMans 1分14秒464
    7 3 ジェームス・ロシター KONDO RACING 1分14秒484
    8 1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1分14秒500
    9 64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING 1分14秒548
    10 34 小暮卓史 DRAGO CORSE 1分14秒672
    11 19 JP・デ・オリベイラ ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分14秒675
    12 4 ウィリアム・ブラー KONDO RACING 1分14秒715
    13 20 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分14秒721
    14 16 山本尚貴 TEAM 無限 1分14秒728
    15 65 ベルトラン・バゲット NAKAJIMA RACING 1分14秒771
    16 18 中山雄一 KCMG 1分14秒830
    17 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S 1分14秒844
    18 11 伊沢拓也 REAL RACING 1分15秒033
    19 8 小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans 1分24秒127

    中嶋一貴
    「途中で赤旗が出たりして、残り時間もあまりわからないような状況で、非常に難しい予選だったんですが、クルマは持ち込みからわりと悪くはなくて、朝のセッションで試したことの中には、良かったこと、悪かったことがあったんですが、それを整理して予選に挑みました。最初のアタックも赤旗が出ましたが、その前にアタックできて、もう一回(アタック)して、トータル2回アタックができたのは、流れ的にも良かったのかなと思います。ただ、なんで速いのかはよくわかんないですけど(苦笑)、結果は良かったですね。今年は予選でなかなか前に行けず、Q2で落ちることも多々あったので、それに比べると非常にいい結果だと思います。今回のレースは、予選、スタートが非常に大事だということは明らかなので、それに向けていい位置で予選を終えることができて良かったです」

    国本雄資
    「非常に残念です。朝、最後にニュータイヤに近いスクラブタイヤで(走り、)すごくバランスも良かったので、予選は(ポールポジションを)狙っていたし、今年一番のチャンスになると思って挑みました。でも赤旗が出たり、残り時間がわからなかったりしてバタバタしました。最後、ニュータイヤで計測4周目にアタックして、タイムを出そうと思ったのですが、思った以上に最後に付けたタイヤの後ろだけがすごくタレたというか、グリップが落ちてしまって、アタックしたい周にブレーキングでロックしたり、ミスしてしまって、そこでタイムを伸ばせなかったのが、この結果かなと思っています。今日の決勝のことはまだなにも考えてませんが、朝のセッションで中古タイヤでの(クルマの)バランスが少し違和感があったので、そこをしっかり修正し、中嶋(一貴)選手をオーバーテイクできるように、チームとミーティングして準備します」

    ストフェル・バンドーン

    「今回の予選は、ドライバー全員にとって厳しいものだったと思う。19台が一斉にアタックしてクリアラップを取るのは難しいし、赤旗もあったしね。チャンスを逃せなない中、僕のアタックラップはいいものだったと思う。結果として3番手のグリッドを手にできてとてもハッピーだよ。今シーズン序盤の岡山戦では、チームとしてとても苦戦したレースになったけれど、今回は調子もよく、僕が3位、(野尻智紀選手が)4位と共にいい位置につけることができたし、進歩できていると思う。決勝ではまずいいスタートを切って、どんな戦いができるか楽しみにしているよ」

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 プレビュー

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山 プレビュー

    9月10日(土)、11日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が開催される。

    オートポリスでの開催が予定されていた第5戦だが、今年春に発生した熊本地震の影響により、岡山へと舞台を移して戦われることとなった。

    5月末に行われた第2戦岡山ラウンドは、決勝レーススタート前からの豪雨によりセーフティカーランのまま終了という結末を迎えた。

    オートポリスの代替戦は今季2度目の岡山はスプリントの2レース制で実施
    今大会は2レース制として実施される。10日(土)に全車両走行による予選と、30周で争われる第1レース、11日(日)はノックアウト方式の予選と51周で争われる第2レースというフォーマット。ポイントは各レース通常の半分が与えられるが、両レース共にポールポジションでの1ポイントは獲得出来るため、追い越しの難しい岡山のコースレイアウトも相まって、予選から熱い戦いとなるだろう。

    また、岡山は春の第2戦でのデータはあるものの、まだ残暑厳しいこの時期の走行は初めてであり、各チーム、短く忙しい走行セッションでどこまでセッティングを詰められるかにも注目だ。

    スーパーフォーミュラでは最も1周が短いテクニカルコース
    1周は3.703kmとスーパーフォーミュラのシリーズ戦が開催されるサーキットでは最も短いが、高速コーナーからバックストレートにかけての前半部分と、テクニカルな中低速コーナーが続く後半部分という性格の違うレイアウトを併せ持つ、非常にテクニカルなコース。毎年SUPER GTの他、F3も開催されており、過去にはF1が行われたこともある。

    観戦エリアからコースまでの距離が近いことでも知られている。それだけにレース当日は多くのファンが迫力ある走行&バトルシーンに釘付けとなることも多く、現地観戦派のモータースポーツファンに人気の高いサーキットだ。

    トップ10人が8ポイント差のタイトル争いは後半戦へ
    昨年、7年ぶりのトップフォーミュラ開催となった岡山大会では、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が初のポールポジションから初優勝、昨年のシリーズチャンピオン獲得への足がかりとなった。また、スーパーフォーミュラ参戦2戦目の小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)が終盤石浦を追い詰め、観客を沸かせた。

    今季第2戦でも石浦の速さは変わらず、2年連続のポールポジションを獲得。決勝レースは残念ながらセーフティカーランのまま終了したが、石浦が2年連続勝利を飾ることとなった。今大会も石浦が優勝候補であるのは間違いない。

    石浦への対抗馬筆頭はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)だろう。第2戦では予選で石浦に次ぐ2番手。決勝レースではセーフティカーラン中にトラブルに見舞われたが今大会は雪辱を期してくるだろう。

    第2戦、相変わらずの僅差の予選の中でこの2人に続く速さを見せたのがそれぞれのチームメイト、国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)と関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。共に予選でQ3進出を果たしており、特に関口は第3戦で3位表彰台、前戦第4戦で念願の初勝利を飾りランキング首位と勢いに乗っている。国本もコンスタントな成績で2.5ポイント差のランキング4位と好調だ。

    そして、シーズン序盤はこの2チームにやや水をあけられた感もあったものの、調子を取り戻してきたのがVANTELIN TEAM TOM’Sの2台。前戦もてぎでロッテラーが2位。中嶋一貴も予選で後方に沈みながら追い上げポイントを獲得するなど上り調子だ。

    また、予選7番手から決勝では5位フィニッシュを果たしたジェームス・ロシター(KONDO RACING)、も4戦中3戦で入賞を果たし、11ポイントでランキング6位と今季は着実な速さを見せている。

    シーズンは折り返しを過ぎ、今大会を含めて残り3戦と後半戦に入ったが、ドライバーズタイトル争いでは、首位の関口から10位までが僅か8ポイントという争いとなっており、ここに挙げた7名はその中に入っている。残り3大会5レース(最終戦鈴鹿も2レース制)、タイトル争いに向けて1戦も落とせない緊張の戦いが続くこととなる。

    また、今季まだノーポイントと厳しい戦いが続いている小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)にとっては、昨年2位で初表彰台を獲得したコースであり、巻き返しへのきっかけとなることを期待したい。

  • 小林可夢偉 「マシンを優勝争いできるレベルに引き上げる必要がある」

    小林可夢偉 「マシンを優勝争いできるレベルに引き上げる必要がある」

    小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎの決勝レースを9位でフィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。

    ウェットのフリー走行を3番手タイムで終えていた小林可夢偉。ドライとなった予選でも、まずはQ1を8位で着実に突破してみせた。続くQ2でも、Q1最終アタックと同じくソフトタイヤの新品を投入、マシンの感触もわるくはない状況だったのだが、第5コーナーでタイヤにフラットスポットをつくってしまったこともあり、タイムが伸びず14位。Q3進出は成らなかった。

    14番グリッドからミディアムタイヤでスタートした小林可夢偉は、オープニングラップに2ポジションアップを果たして12番手。翌周には11番手、さらにリタイア車や早い段階でピットストップをこなしたマシンもあった関係で、13周目には8番手へと浮上した。

    小林可夢偉にとってはレース前半のうちにソフトへの交換と給油のためのピットインをすべき流れになるが、カーティケヤンのピット時に発生した問題の究明ができないうちのピットインは危険と判断した山田監督は、小林可夢偉のピットインを先送りする。苦渋の決断ではあったが、小林可夢偉は良好なペースを維持し、作戦変更によるマイナスを小さくとどめる流石の走りを披露した。

    31周目にピットインすると、33周目にはファステストラップをマーク。16号車を追い続け、入賞目前の9位でゴールした。

    小林可夢偉
    「後半は8位の16号車を追いかけていましたが、背後につくと空力的な影響を受けてしまうこともあり、抜けませんでした。今のマシン的な状況では、すべてを完璧にこなすことができて表彰台に手がかかるかどうか、というのが正直なところです。チームと一緒にマシンを優勝争いできるレベルに引き上げていく必要がありますね。応援してくれる皆さんにとっては残念な結果となってしまいましたが、次のレースもあきらめずに頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」

  • 関口雄飛 「レース人生を変えられる一戦になると思っていた」

    関口雄飛 「レース人生を変えられる一戦になると思っていた」

    関口雄飛が、スーパーフォーミュラ 第4戦 もでぎ でデビュー4戦目にして初優勝を飾った。

    ポールポジションの関口雄飛は、スタートで絶好のダッシュを見せ首位をキープ。1周目からハイペースで後続を引き離していき、3周目にはその差は約4秒に広げた。

    その後、38周終了時に、最後のドライバーがピットを終えた時点で、関口雄飛は2位のアンドレ・ロッテラーに約8秒の大差をつけてトップに復帰した。

    終盤にはややマージンを取ったペースでその差が詰まったものの、それでも6秒の大差をつけ、独走でのポール・トゥ・ウィン。“遅れてきたルーキー”が今季から参戦したスーパーフォーミュラのデビュー4戦目にして嬉しい初優勝を飾った。

    前戦3位表彰台を獲得している関口雄飛は、この勝利でドライバーズランキングでも首位に浮上した。

    「昨日の予選からチームに本当に助けられた」と関口雄飛はコメント。

    「昨日は戦略、クルマ共に最高で、ポールを取ることが出来た。今日のレースもスタートさえ決めて、1コーナーで前に出られればと思っていた。スタートは苦手なので、今大会はずっと練習をしてきた」

    「今回は自分のレース人生を変えられる一戦になると思っていたので、不安もあったが、良いスタートが切れて良かった」

    「スタートのあともとても良いペースで後続を引き離すことが出来、その後は心配なく戦えた。本当にチームに感謝している。レース前から、今年は混戦でみんなポイント差が無いので、ここで勝てばランキング上位に浮上できることが分かっていた」

    「シリーズとしてはルーキーだが、気持ちは周りのベテランと変わらず、チャンピオンを狙うつもりで、次戦以降も勝つことだけを考えて全力で戦う」

    関連:【動画】 2016 スーパーフォーミュラ 第4戦 もてぎ:決勝 ダイジェスト