カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2016年 第7戦(最終戦)鈴鹿 プレビュー

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:2016年 第7戦(最終戦)鈴鹿 プレビュー

    10月29日(土)と30日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦「第15回JAF鈴鹿グランプリ」が開催される。

    全7戦で戦われているスーパーフォーミュラもいよいよ最終戦。スーパーフォーミュラは例年最終戦まで激戦が繰り広げられているが、今季もタイトル争いは混戦となっている。

    9ポイント中に6人。僅差で迎えた最終戦
    2レースの戦いでタイトルを勝ち取るのは誰か

    ここまで6大会7レースを終えた時点で、複数回勝利を挙げているのは現在ランキングトップに付ける関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のみ。前戦までレース毎に異なる勝者が誕生し、ランキング上位6名が9ポイント差にひしめいての最終戦を迎える。

    シーズン最終戦となる今大会は2レース制で行われ、各レース毎に与えられるポイントは通常の半分となるが、特別ボーナスとして、各レースの勝者には通常ポイントに加え3ポイントが与えられる。ポールポジションの1ポイントを加えれば、今大会は最大18ポイントを獲得出来る計算となる。
     計算上、最大の18ポイントを獲得することでタイトルの可能性を残すのは12名となっているが、事実上は9ポイント内に入っている上位6名の争いと言って良いだろう。

    ルーキーイヤーながらそれを感じさせない存在感で、前戦SUGOで圧倒的な強さを見せて今季2勝目を飾り、ランキング首位に復帰した関口。これを4.5ポイント差で追うのが、第5戦第2レースで悲願のシリーズ戦初勝利を挙げた国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)。ここまで1勝、2位2回と安定した速さを見せている。

    そして、今季序盤苦しみ、未だ勝利がないものの着実にポイントを稼ぎ、ランキング3,4位につけるのがアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)と中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)のトムス元チャンピオンコンビ。どちらも勝負強さには定評がある。

    この4人を、ディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)も僅差で追う。石浦は第2戦で勝利を挙げているとは言え、降雨による赤旗中断によるものであり、やはりレースを戦っての勝利を狙ってくるだろう。

    チャレンジングでドライバーにも人気の高い国際サーキット
    開幕戦が開催される鈴鹿サーキットは言わずと知れた日本を代表する国際サーキットの一つ。F1日本グランプリや二輪の8時間耐久レースの開催など、長い伝統を持ち、世界的にも有名なサーキットだ。

    シリーズでの鈴鹿戦は、開幕戦と最終戦の年2回開催されており、名勝負が数多く行われてきた。

    世界的に見ても珍しい、立体交差を持ち8の字状に周回するコースは、前半がS字コーナーなどのテクニカルセクション、後半はバックストレートから超高速コーナーの130Rへと続くハイスピードセクションとを併せ持つ、チャレンジングなレイアウトでドライバーの人気も高い。1周5.807kmは、日本のサーキットでは最長。

    SF恒例の僅差の予選から白熱必至
    スプリントのレース1、ピット義務のレース2でタイトルの行方は

    今大会は30日(日)の午前中に19周のレース1、午後に35周のレース2という2レース制で行われる。レース1はピット義務無し、レース2はタイヤ交換義務付けとなる。昨年はウェットコンディションでのレースとなったため、レース2もノーピットで行われたが、今年は昨年よりも7周多い周回数が設定されたことで、無給油で走り切るのは難しいと考えられる。それに伴い、作戦も様々なパターンが試されてくるだろう。

    予選は、通常通りの3ラウンド制ノックアウト方式で行われるが、Q1での結果がレース1のグリッドとなる。もちろん、ポールポジションの1ポイントも獲得出来るため、混み合うコース上での激しいタイムアタックがQ1から繰り広げられるはずだ。

    最終戦の鈴鹿は昨年まで3年連続でウェットコンディションでのレースとなった。昨年はレース1でロッテラーが勝利。石浦が2位で続き、自身初のタイトル獲得へ大手をかけた。この石浦と最後までバトルを繰り広げ、惜しくも3位表彰台となったのが小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)。小林は今年、自身が「まだ開幕していない」と言うほどの不調に苦しんでいるが、2週間前に行われたWEC(世界耐久選手権)富士6時間レースでは初勝利を挙げており、その勢いで最終戦は本来の速さを見せて欲しいところだ。

    中嶋一貴は昨年4位/2位で追い上げたものの及ばずランキング2位。2014年にはレース2をポール・トゥ・ウィンで飾って自身2度目のタイトル獲得を果たしており、こちらも期待がかかる。

    もちろん、最も有利な状況でタイトル争いに臨むのは、前戦今季2勝目を挙げてランキング首位、そしてその後行われたSUPER GTタイラウンドでも初勝利と絶好調で初タイトルに臨む関口。ルーキーイヤーならではのプレッシャーは影響するのか。そして同じく波に乗るランキング2位の国本と、豊富な経験で鈴鹿も得意とするロッテラー、中嶋一貴、そしてディフェンディングチャンピオンの石浦が追う最終戦。予選日から決勝の2レースまで、濃密な戦いが繰り広げられることになりそうだ。

  • 【スーパーフォーミュラ】 新型NSXセーフティカーが最終戦鈴鹿でデビュー

    【スーパーフォーミュラ】 新型NSXセーフティカーが最終戦鈴鹿でデビュー

    鈴鹿サーキットは、10月29日(土)30日(日)に開催する「2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦 第15回JAF鈴鹿グランプリ」から、ホンダの新型NSXをベースとしたセーフティカーを導入する。

    セーフティカーはレースにおいて、主にコース上のトラブルや荒天の際に、レース車両を先導し走行ペースをコントロールする役割を担う。

    また、新型NSXセーフティカーは10月29日(土)30日(日)の2日間、ピットウォークで展示を予定している。

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  • 【動画】 スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGO 決勝 ダイジェスト

    【動画】 スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGO 決勝 ダイジェスト

    スーパーフォーミュラ 第6戦の決勝レースが9月24日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

    主役は関口雄飛。ポールポジションから首位をキープし、2位に約14秒差をつけていた関口だが、19周目にセーフティカーが入ったことで状況が一変。不運にも関口雄飛の目の前にセーフティカーが入り、他の全マシンがピットに入る中、唯一ピットインことができず、後続とのマージンを失った。

    だが、そこから関口雄飛が圧巻の走りをみせる。ファステストラップを更新しながら、毎周約1秒ずつ2位との差を広げ、50周目を過ぎた頃には2位に30秒もの大差をつけ独走。約35秒差で55周目にピットインした関口雄飛は、見事首位でコースに復帰。最終的に2位に14秒もの大差でトップチェッカー。今季2勝目を挙げ、ランキングでも首位に浮上した。

    関連:関口雄飛、逆境を跳ね返す圧巻の独走劇 「死ぬ気でプッシュした」

  • 小林可夢偉 最終戦にむけて「これなら戦える」 / スーパーフォーミュラ

    小林可夢偉 最終戦にむけて「これなら戦える」 / スーパーフォーミュラ

    小林可夢偉が、スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOのレース週末を振り返った。

    今大会からSUNOCO TEAM LE MANSには頼れる助っ人が加入した。SUPER GTで監督を務めている脇阪寿一が、コーチとしてスーパーフォーミュラにも力を貸すことになった。

    土曜午前のフリー走行では3番手タイムをマークした小林可夢偉。ところが予選では信じられないような不運に2度も見舞われてしまう。コースインしようとした小林可夢偉のマシンに、2度までも他チームのマシンが接触した(2度とも相手側にペナルティ)。フロントウイングに破損を抱えてのアタックを強いられては、完璧な走りは不可能。不本意なかたちのQ1落ちで15位で終えた。

    カーティケヤンのグリッドダウンにより、小林可夢偉は14番グリッドへとひとつ繰り上がって決勝スタートを迎えた。そして素晴らしいスタートダッシュを見せ、オープニングラップ終了の順位は4ポジションアップの10番手となる。

    他車のピットイン等により、17周目の時点で4番手へ。その後、アクシデントによるセーフティカーの導入があった際に給油ピットインを実施、隊列走行に戻った段階での小林可夢偉のポジションは入賞圏内の7番手に。22周終了でのレース再開時、6番手の41号車にパッシングを仕掛けるが、残念ながらこれは成功せず、11番手へと後退。この時の影響か、その後タイヤに変調が出て小林可夢偉は徐々にポジションを下げる。そこで最終戦へのデータ取りの意味も含めて44周目にタイヤ交換を敢行。17位まで下がるも、ベストラップでは全体2番目、優勝車に次ぐタイムを記録して見せた。

    小林可夢偉
    「今回は走り出しの状態こそそれほど良いとはいえませんでしたが、金曜と土曜朝の走行でだいぶ良くなっていって、Q3進出も見えてきてはいました。ところが残念なことに、予選でああいう不運なアクシデントに巻き込まれてしまいました。決勝ではスタートも良かったですし、いい兆しが見えてきていますので、最終戦鈴鹿ではそろそろいける、そう感じています」

    脇阪寿一 (ヘッドコーチ)

    脇阪寿一

    「アクシデント的な要素でスターティンググリッドが2人とも後方になり、ポイントを獲得することはできませんでしたが、速さはどちらもありました。チームとしては何事もなくきちんとレースを戦うことができた、そういう決勝日にもなり、これは今週末、スタッフのみんなが常にコミュニケーションをしっかり取りながら頑張ってきた成果だと思っています。小林は終盤、鈴鹿に向けてのデータを得る意味もあってタイヤ交換をしたわけですが、マシンを降りた後の彼は明るい表情で、『これなら戦えます』ということを言ってくれました。今季これまでとは違うフィーリングが出てきているんだと思います」

  • 関口雄飛、逆境を跳ね返す圧巻の独走劇 「死ぬ気でプッシュした」

    関口雄飛、逆境を跳ね返す圧巻の独走劇 「死ぬ気でプッシュした」

    関口雄飛は、スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOの決勝レースで、セーフティカー導入などの不運をはねのけて圧倒的な独走劇を繰り広げ、今季2勝目を挙げた。

    ポールポジションの関口はポジションをキープ。がじりじりと後続を引き離し、18周を終了した時点で、関口は2位に約14秒もの大差をつけて独走していた。

    「スタートも不安要素がありましたが、今週に向けていろんな人が助けてくれて、ある程度コツをつかんだというか、自信を持ってスタートできました。一方、(中嶋)一貴選手はスタートが良いので、(スタート直後に)迫られたのですが、予定どおり抜かれずに1コーナーを過ぎて、そこからはクルマもバランスが良くて、ペースもすごく良くて予定どおりでした」と関口雄飛は振り返る。

    ところが、19周目にチームメイトのオリベイラがスピンしコースオフ。グラベルに捕まって脱出できなくなってしまったため、セーフティカーが導入された。このセーフティカー導入のタイミングが関口にとっては不運となり、関口を除いた2位以下の未ピット勢が一斉にピットへ。これにより、隊列が整ったときには関口は首位にはつけていたものの、唯一ピットに入っておらず、しかも後続との大きなマージンを失うという厳しい状況となってしまった。

    「セーフティカーが僕の目の前に入るという最悪のシチュエーションになったので“あぁ、もう終わった”思ったのですが、そこから諦めずに死ぬ気でプッシュし、毎周毎周マージンを作ってピットに入ったら、トップのまま帰ることができました」

    「セーフティカーが入るタイミングですが、僕の目の前でピットアウトしてきたんです。なので、チームには無線で、『もしかして、最悪のシチュエーションじゃないですか?』と聞いたら、『最悪だよ』と言われ、マジか!? と思い、ひとりで興奮していました。なんであのタイミングだったのかと思います」

    23周目にセーフティカーが退出して再スタートが切られると、関口が猛烈なペースで後続との差を広げていった。ファステストラップを更新しながら、毎周約1秒ずつ2位との差を広げていった関口は、50周目を過ぎた頃には2位に30秒もの大差をつけ独走。約35秒差で55周目にピットインした関口は、燃料を給油すると、見事首位でコースに復帰して見せた。

    「セーフティカー明けには、終わったことは仕方がないと思い、また『がんばれば、いい位置で戻れる可能性がある』と言われたので、セーフティカーが入る前も結構いいペースで走れていたので、なんとか少しでもいい位置で戻れるよう、1ポイントでも多く獲れるよう、とがんばってプッシュしようと思いました」

    「(単独走行でもオーバーテイクボタンを使っていたが)ピットに入るまでに、いかにマージンを築いて入るかが問題だったので、ピットに入るまでに全部使い切ろうとは思っていました。走行中は、一度、リアタイヤが少し垂れてきてペースが落ちたんですが、そこから燃料が軽くなり、タイヤのパフォーマンスが維持できたんです。通常では燃料が軽くなると共に、タイヤのピークも下がってくるので、ペースが上がることはないんですが、タイヤ(のパフォーマンス)が一定のまま燃料が軽くなったので、ペースが復活しました」

    「タイヤは最後になってもまだそのまま走れるんじゃないかというくらい、持続性があるいいものでした。(決勝ペースがライバルより1秒ほど速かったのは)クルマ、ドライバー、すべてが決まっていた結果だと思います。タイヤはワンメイクでみんな一緒なんで。僕だけがGTでヨコハマタイヤを履いているからって、いいタイヤが出てるわけじゃないんで(笑)」

    2位でフィニッシュした中嶋大祐も今日の関口雄飛の走りには白旗を上げた。

    「セーフティカーが入った瞬間に、(自分としては)展開としてはものすごい恵まれて、“今日、勝たないで、いつ勝つんだ”、というくらいの気持ちで、セーフティカー明けに一生懸命プッシュしたんですが、まったく歯が立たなかったです。なので、ドライバーとしては、本当に悔しいです。勝たなきゃいけなかったレースだったのに、力が足りず、勝てませんでした」と中嶋大裕は述べた。

    関口雄飛は、最終的に2位に14秒もの大差でトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。これまでの6レース、全て異なる勝者となっていた今年のスーパーフォーミュラで、ルーキーの関口が初めて2勝目を挙げたドライバーとなった。この勝利で、関口はランキングでも首位に浮上。2位の国本に4.5ポイント差をつけ、最終戦に臨むこととなった。

    「(4.5ポイント差でランキングトップに立ったが)ポイント計算はまだしていません。最終戦は勝った人にボーナスポイントがあるそうで、1位と2位といつもよりも差があるようなので、最終戦も勝たないと。みんな僅差なんで、その点は考えずいきたいですね。とりあえず最終戦の第1レースで勝って、余裕をもって第2レースに臨めたら最高だと思います」と関口雄飛は述べた。

    関連:スーパーフォーミュラ 第6戦 結果:関口雄飛が圧巻の走りで今季2勝目

  • スーパーフォーミュラ 第6戦 結果:関口雄飛が圧巻の走りで今季2勝目

    スーパーフォーミュラ 第6戦 結果:関口雄飛が圧巻の走りで今季2勝目

    スーパーフォーミュラ 第6戦の決勝レースが25日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

    優勝はポールポジションからスタートした関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。18周目にチームメイトのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがコースワウトしてセーフティカーが入った。しかし、2位との差を大きく広げていた関口雄飛は、他の全マシンがピットに入るなか、目の前にセーフティカーが入ったことでピットインのチャンスを逃してしまった。

    しかし、その後、関口雄飛はファステストを連発する脅威的なラップを重ね、2位の中嶋大祐との差は34秒に広げた50周目にピットストップ。トップでコース復帰。見事今季2勝目を挙げた。

    2位には中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、3位には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。

    中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)は4位、ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は6位、小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)は17位だった。

    スーパーフォーミュラ第6戦 SUGO 結果

    順位 No. ドライバー チーム
    1 20 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    2 64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
    3 40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    4 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
    5 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S
    6 41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    7 34 小暮卓史 DRAGO CORSE
    8 3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
    9 65 ベルトラン・バゲット NAKAJIMA RACING
    10 4 ウイリアム・ブラー KONDO RACING
    11 10 塚越広大 REAL RACING
    12 7 ナレイン・カーティケヤン SUNOCO Team LeMans
    13 11 伊沢拓也 REAL RACING
    14 16 山本尚貴 TEAM 無限
    15 2 国本雄資 P.MU / CERUMO ・ INGING
    16 1 石浦宏明 P.MU / CERUMO ・ INGING
    17 8 小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans
      19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
      18 中山雄一 KCMG
  • ストフェル・バンドーン 「スーパーフォーミュラでホンダの流儀を学んだ」

    ストフェル・バンドーン 「スーパーフォーミュラでホンダの流儀を学んだ」

    2017年にマクラーレン・ホンダでF1フル参戦を果たすストフェル・バンドーンが、この1年を振り返った。

    来年、ジェンソン・バトンに代わってマクラーレン・ホンダのレースドライバーを務めることが決定したストフェル・バンドーンだが、実際には2016年にF1デビューを果たすことが検討されていたと明かした。

    「舞台裏でどのような議論がなされたかはわからないけど、GP2を終えた1年前は僕がすでに2016年のドライブを得ているかもしれないという多くの噂があったのを覚えている」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「それは実現しなかったけど、あらゆる報道があったのを覚えている。正直、初めは少し落胆した。もう1年F1を待たなければならないのを理解するのは厳しい瞬間だった」

    マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソを起用し、ストフェル・バンドーンはリザーブドライバーに就任。チームは、バンドーンのレース勘を鈍らせないためにスーパーフォーミュラのシートを用意した。

    「頭をクールに保って、僕はそのシーズンの最後のGP2の2レースで優勝して、GP2の記録を破った。トラックで答えを出すのがベストだとわかっていた」

    「確かにドライバーのキャリアは常に時間との戦いだし、来年はF1にいなければならないとわかっていた。おそらくF1にただり着く最後のチャンスだったかもしれない」

    今年、スーパーフォーミュラに参戦しているストフェル・バンドーンは、参戦の理由を次のように説明した。

    「第一に、僕はすでにヨーロッパですべてを勝ち取っていたし、他にやることが残っていなかった。第二に、マクラーレンは僕を忙しくさせておこうとした。レースの輪の中にとどめておくためにね。そして第三に、スーパーフォーミュラは日本でとても人気があるし、僕は日本人の仕事の手順に親しむことができた」

    「マクラーレンとホンダのパートナーシップはまだ始まったばかりだ。そういった意味で、僕はホンダのエンジニアと仕事をする機会を得られたし、その“流儀”を理解することもできた。それが2017年にはきっと役立つと思う」

    「それから、日本のファンに僕を知ってもらうためでもあったかな」

  • 【動画】 スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGO 予選 ダイジェスト

    【動画】 スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGO 予選 ダイジェスト

    9月24日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOでスーパーフォーミュラ第6戦の予選が行われ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が自身2度目となるポールポジションを獲得。

    中嶋一貴が0.018秒の僅差で2番手タイムをマークするもピットアウト時のペナルティで1グリッド降格となり、3番手グリッドに降格。野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がフロントローからスタートする。

    午前中は日差しも見えていたものの、予選が開始される頃にはほぼ雲が空を覆い、気温25度、路面温度29度というドライコンディションで午後1時にノックアウト方式のQ1(20分間)が開始された。

    5周ほどして一旦タイムをマークしたところで全車ピットに戻った。残り7分ほどのところでオリベイラを先頭に再びアタック開始。ここで、ピットロードにいた小林可夢偉にガレージから出てきた車両が接触。小林可夢偉の車両がピットウォールに挟まる形で2台は絡み合って停まってしまい、小林可夢偉は車両にダメージを負うと共に、予選アタックのチャンスも失うこととなってしまった。不運な接触で車両不調を抱えながらもまずまずのタイムをマークしていた小林可夢偉だったが、最後の最後に押し出される形で僅か0.017秒及ばず15番手だった。

    Q2(7分間)では、3周目に中嶋一貴がマークしたタイムを誰も上回れず。関口雄飛が0.07秒差の2番手、関口のチームメイト、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3番手で続いた。一方、1分5秒台に入れ、Q3進出かと思われたアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)と石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は僅か0.01秒、0.025秒及ばず9、10番手でQ2敗退。ランキングトップ3がQ3進出を果たせないという波乱の予選に。

    Q3(7分間)もセッション終盤に順位が入れ替わっていったが、チェッカー目前に関口雄飛がトップに立つと、その直後にフィニッシュラインを超えた中嶋一貴は、惜しくも0.018秒届かず。関口が今季2度目となるポールポジションを獲得。2番手で続いた中嶋一貴は、Q1のピットアウト時に安全確認を怠ったとして1グリッド降格のペナルティを受けることとなり、3番手グリッドとなった。

    関連:スーパーフォーミュラ 第6戦 予選:関口雄飛が今季2度目のポール獲得

  • 【スーパーフォーミュラ】 中嶋一貴と山本尚貴にグリッド降格ペナルティ

    【スーパーフォーミュラ】 中嶋一貴と山本尚貴にグリッド降格ペナルティ

    中嶋一貴と山本尚貴は、スーパーフォーミュラ 第6戦 SUGOの予選後、安全確認違反により、グリッド降格ペナルティを科せられた。

    両社のペナルティは、どちらもピットアウト時の小林可夢偉との接触に対して科せられた。

    中嶋一貴は、予選Q1にむけてピットレーンが並ぶ際、小林可夢偉がファストレーンを走行していたところにガレージアウトして接触。

    両者ともに大きなダメージはなかったが、中嶋一貴のピットアウトに非があるとして1グリッド降格のペナルティが科された。

    山本尚貴は、Q1中盤のピットインの際、小林可夢偉のマシンがファストレーンを走行していたところにガレージアウト。両者は接触し、ピットレーン上にマシンを止めた。この接触で小林可夢偉のマシンはフロントウイングを破損したが、アタックを継続して15番手に終わった。山本尚貴はフロントウィングを交換したが、アタック諦めて19番手で終えていた。

    ペナルティにより、中嶋一貴は3番グリッド、山本尚貴は19番グリッドから決勝をスタートする。

    スーパーフォーミュラ第6戦SUGO 決勝スターティンググリッド

    Pos. No. ドライバー チーム
    1 20 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    2 40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    3 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
    4 64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
    5 41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
    6 19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
    7 18 中山雄一 KCMG
    8 3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
    9 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S
    10 1 石浦宏明 P.MU / CERUMO ・ INGING
    11 65 ベルトラン・バゲット NAKAJIMA RACING
    12 10 塚越広大 REAL RACING
    13 34 小暮卓史 DRAGO CORSE
    14 7 ナレイン・カーティケヤン SUNOCO Team LeMans
    15 8 小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans
    16 4 ウイリアム・ブラー KONDO RACING
    17 2 国本雄資 P.MU / CERUMO ・ INGING
    18 11 伊沢拓也 REAL RACING
    19 16 山本尚貴 TEAM 無限

    関連:スーパーフォーミュラ 第6戦 予選:関口雄飛が今季2度目のポール獲得

  • スーパーフォーミュラ 第6戦 予選:関口雄飛が今季2度目のポール獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦 予選:関口雄飛が今季2度目のポール獲得

    スーパーフォーミュラ 第6戦の予選が24日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

    ポールポジションを獲得したのは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。2番手の中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)をわずか0.018秒差上回り、今季2度目のポールポジションを獲得した。3番手には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。

    ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は5番手、小林可夢偉(SUNOCO Team LeMans)はQ1で敗退して15番手だった。

    スーパーフォーミュラ第6戦SUGO予選結果

    順位 No. ドライバー チーム タイム
    1 20 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分05秒398
    2 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S 1分05秒416
    3 40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分05秒506
    4 64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING 1分05秒544
    5 41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1分05秒598
    6 19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1分05秒629
    7 18 中山雄一 KCMG 1分06秒208
    8 3 ジェームス・ロシター KONDO RACING 1分06秒361
    9 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S 1分05秒982
    10 1 石浦宏明 P.MU / CERUMO ・ INGING 1分05秒997
    11 65 ベルトラン・バゲット NAKAJIMA RACING 1分06秒027
    12 10 塚越広大 REAL RACING 1分06秒057
    13 34 小暮卓史 DRAGO CORSE 1分06秒196
    14 7 ナレイン・カーティケヤン SUNOCO Team LeMans 1分06秒232
    15 8 小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans 1分06秒361
    16 4 ウイリアム・ブラー KONDO RACING 1分06秒403
    17 2 国本雄資 P.MU / CERUMO ・ INGING 1分06秒411
    18 11 伊沢拓也 REAL RACING 1分06秒617
    19 16 山本尚貴 TEAM 無限 1分06秒754

    関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    「昨日の専有走行から調子が良かった。今朝のフリー走行ではチームメイトのオリベイラ選手がコンマ4,5秒速かったのだが、お互いデータ等も共有しているので、今度は僕が勉強させてもらって、それを今回の予選で走りに反映させることが出来た。ここももてぎと同じでなかなか抜きづらいサーキットなので、スタートと1周目が重要だ。2番手の(中嶋)一貴君は毎回すごくスタートが良いので、とにかく明日は1位で1コーナーを抜けられるよう、上手いスタートを決めたい」

    中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
    「昨日も今朝も、手応えとしては悪くなかったが、タイムについては全体的に上手くまとめられない流れがずっと続いていた。Q1ももう一つタイムが伸びなかったが、Q2で良いアタックが出来たことで、自信を持ってQ3に臨んだ。(関口)雄飛の速さは分かっていたので、ポール獲得には全てを出し切る必要があるとは考えていたが、ちょっと足りなかった。とはいえ、昨日から雄飛がコンマ5秒くらい誰よりも速かったことを考えると、狙い通りのポジションと言えるし、スタートで前に出るチャンスもあると思う。去年はスタートで前に出ながら追い上げられてしまい、タイトル争い的にも痛いレースになってしまったので、今年はチャンピオンシップ争いの面でも、良い意味でターニングポイントになるようなレースがしたい」

    野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    「マシンの感触は決して悪くありませんでしたが、フリー走行ではライバルの実力が掴みきれなかったので、自分たちの本当のポジションを判断するのが難しい状況でした。結果的にフリー走行後はタイヤの空気圧を調整した程度で、予選に向けた大きなセッティング変更は行いませんでした。予選アタックではクルマが持っているパフォーマンスをしっかり出し切れたと思います。明日の決勝レースではスタートが大切になると思いますが、最近はクラッチミートのポイントも掴めてきたので、良いスタートが切れると期待しています。
    引き続き優勝を目指して頑張ります」