カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト2日目:平川亮がトップ

    スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト2日目:平川亮がトップ

    スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テストが1日(土)に実施され、開幕前のテストセッションがすべて終了した。

    初日のセッション終了後から富士スピードウェイには雪が降り始め、1日(土)の朝はエスケープゾーンやコースサイドの芝生は白く覆われた状態となった。そのため、午前10時の段階で、テスト2日目の午前中セッションはキャンセルが決定。午後のセッションが延長され、1時半から4時半の3時間に渡って走行が行われた。

    2日目も参加したのは11チーム19台のマシン。ドライバーとして変更があったのは、VANTELIN TEAM TOM’Sの37号車のみ。初日はジェームス・ロシターがステアリングを握ったが、2日目は平川亮が乗りこんだ。そして、最後の予選シミュレーションでは、その平川が総合トップタイムをマークして、テストを終了した。

    午後1時半、路面にウェットパッチがまだ多く残っている状況の中でコースはオープン。この時点で気温は7℃、路面温度は10℃と、真冬のような寒さ。セッションは4度の赤旗が提示され、セッションの残り時間が30分を切ったあたりから、各チームはテストの仕上げとして、ニュータイヤを投入した。

    2日目は2年ぶりのフォーミュラカーとなった平川亮が1分21秒628をマークしてトップ。2番手にもジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが続き、両マシンとも代役が走行したVANTELIN TEAM TOM’Sが1-2でテストを終了した。

    3番手にはピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、山本尚貴(TEAM MUGEN)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)と続いた。

    2017年のスーパーフォーミュラは、4月22日(土)~23日(日)に鈴鹿サーキットで行われる開幕する。

    2017 スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト2日目 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 37 平川亮 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分21秒628
    2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分21秒808
    3 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分21秒956
    4 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分22秒073
    5 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分22秒081
    6 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分22秒180
    7 18 中山雄一 KCMG トヨタ 1分22秒662
    8 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分22秒693
    9 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分22秒853
    10 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分22秒960
    11 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分22秒964
    12 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分23秒153
    13 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分23秒193
    14 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分23秒277
    15 1 立川祐路 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分23秒305
    16 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分23秒332
    17 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分23秒389
    18 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分23秒469
    19 7 平手 晃平 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分23秒731
  • スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト初日:オリベイラがトップ

    スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト初日:オリベイラがトップ

    スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テストが3月31日(金)から富士スピードウェイでスタートした。

    今回のテストも2日間。ただし、テスト前日になって降雪の可能性が出てきたため、初日の走行時間は当初の予定から変更され、午前中の開始時間が1時間早められ、インターバルの時間も短縮され、計5時間の走行が行われた。

    今回のテストには、11チーム19台のマシンが参加。他カテゴリーとの日程重複により欠席せざるを得ないドライバーたちがいたため、P.MU/CERUMO・INGINGの1号車には立川祐路、SUNOCO TEAM LEMANSの7号車に平手晃平、KCMGには中山雄一、VANTELIN TEAM TOM’Sの36号車にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、37号車にはジェームス・ロシター(初日)と平川亮(2日目)が代役として参加する。

    気温9℃、路面温度10℃というコンディションの中で、セッションはスタート。午前中のセッション中盤から雨がパラつき始め、ナレイン・カーティケヤンがコースアウトして赤旗中断となっている間に本降りとなり、路面は完全にウェットとなった。

    昼休みに入ってから本格的に雨が降り、路面はフルウェット。午後のセッション開始時には気温が5℃、路面温度は10℃と、真冬並みのコンディションとなった。終盤には雨脚が弱まって路面の水も減ったが、残り1分で山本尚貴(TEAM MUGEN)がスピン、クラッシュしてクラッシュ。セッションはそのまま終了となった。

    総合順位は、午前中のタイムで決し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがトップタイムを記録。2番手にピエール・ガスリー、以降、 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、山本尚貴、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。

    2017 スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト初日 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分22秒122
    2 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分22秒253
    3 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分22秒595
    4 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分22秒777
    5 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分22秒850
    6 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分22秒872
    7 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分22秒933
    8 37 ジェームス・ロシター VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分22秒989
    9 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分23秒187
    10 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分23秒231
    11 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分23秒272
    12 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分23秒300
    13 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分23秒399
    14 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分23秒437
    15 18 中山雄一 KCMG トヨタ 1分23秒438
    16 1 立川祐路 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分23秒532
    17 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分23秒681
    18 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分23秒886
    19 7 平手 晃平 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分24秒633
  • BSフジ新番組『スーパーフォーミュラ GO ON!』…MCは小林可夢偉

    BSフジ新番組『スーパーフォーミュラ GO ON!』…MCは小林可夢偉

    昨年フジテレビで放送した、現役ドライバーの小林可夢偉と中嶋大祐がMCを務めるトーク番組「超速GO音」が、内容も新たに時間も拡大してBSフジに登場。その番組は『スーパーフォーミュラGO ON!」

    番組では毎回、注目のレース関係者や豪華ゲストを招いて“人”をテーマにトークを展開、スーパーフォーミュラの魅力に迫る。

    MCの2人をサポートするのはスーパーフォーミュラ オフィシャルコメンテーターのピエール北川。さらに彼らのトークに華を添えるナレーターとして乃木坂46の樋口日奈も引き続き参加する。

    加えて、大きく拡大された番組後半のレースダイジェストコーナーでは、決勝レースの生中継でピットリポーターを務める松田次生が、トップドライバーならではの徹底解説を届け、東美樹が現地でサポートする。

    第1回のゲストは中嶋悟監督、星野一義監督に加えて、昨年のチャンピオン国本雄資選手の三人という豪華な内容。

    新番組『スーパーフォーミュラ GO ON!」4月8日土曜日、午後11時より放送開始。

    番組名:スーパーフォーミュラ GO ON!
    放送時間:4月8日(土)23:00~23:55

    BSフジ、2017年のスーパーフォーミュラを生中継
    BSフジ、2017年のスーパーフォーミュラを生中継

  • 公道レース実現へ…「自民党モータースポーツ振興議員連盟総会」開催

    公道レース実現へ…「自民党モータースポーツ振興議員連盟総会」開催

    「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会」が15日(水)に自由民主党党本部で行われた。

    自由民主党モータースポーツ振興議員連盟は、国内モータースポーツのさらなる振興と発展を目的に2001年に発足。現在、衆参両院合わせて約60名の議員が同議連に加盟している。

    SUPER GTには前身の全日本GT選手権開催時の2003年から「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯」が贈られており、今シーズンもGT300クラスのチャンピオンチームに議連杯が授与される。スーパーフォーミュラでは、年間チャンピオンドライバーに「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯」が授与されている。

    総会には、同連盟の会長である古屋圭司衆議院議員のほか、三原じゅん子議員らモータースポーツの発展などに尽力している自民党議員が出席。国内モータースポーツ団体からはスーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション、SUPER GTを畝いするGTアソシエイション、全日本ロードレースを日本モーターサイクルスポーツ協会、また各レースカテゴリーの2016年チャンピオン、国本雄資(スーパーフォーミュラ)、平手晃平(SUPER GT)、中須賀克之(JSB1000)らも出席し、各団体の今年度のシリーズ概要、プロモーション施策などを報告した。

    日本レースプロモーションの倉下明社長は「より広く一般的にスーパーフォーミュラを認知いただけるよう、決勝レースの生中継を行う決断をしました。これにより少しでも多くの方にスーパーフォーミュラ、モータースポーツに興味感心を持って頂き、サーキットにお越しいただけるようにしたい」と述べた。

    GTAの坂東正明代表は「今シーズンはGT500が全車新車に切り替わるほか、GT300も『マークX』や『ベントレー』など新たな顔ぶれも揃い、よりお客様に楽しんでいただけるシリーズになると考えています」と述べた。

    古屋議員は総会のなかで「世の中には様々なスポーツがあるが、テレビで観戦するのと、生で観戦するので興奮や迫力の度合いが最も大きく異なるのがモータースポーツだと思う。より多くの方にモータースポーツを生で観戦してもらえるよう、サーキットに足を運んでもらう施策などを今後議連で考えていきたい」と話した。

    また、出席した議員からは「モータースポーツ推進基本法」について党内での手続きは終了して政党間調整中であり、早期の法案成立にむけ全力で活動することが報告され、「公道レース」実現に向けて作業中であることが発表された。

  • ピエール・ガスリー 「トヨタ勢の平均タイムが速い理由を理解しなければ」

    ピエール・ガスリー 「トヨタ勢の平均タイムが速い理由を理解しなければ」

    ピエール・ガスリーが、初めてのスーパーフォーミュラの合同テストを振り返った。

    GP2チャンピオンのピエール・ガスリーは、今年ホンダエンジンを搭載するチーム無限からスーパーフォーミュラに参戦。レッドブルカラーのマシンが注目を集めたが、それだけでなく、乗ったばかりのマシンで総合3番手タイムとなる1分35秒585を記録し、高い順応性をみせた。

    ピエール・ガスリーは「実際のレース距離まではいかなかったけど、午前中は重いタンクでレースシミュレーションを行った。初めてのレースモードだったけど、第一印象はとても良かったし、興味深かった。もっと進歩できる部分もあると思う」とコメント。

    「午後は何度かスタート練習も行った。ターボエンジンなのでGP2とはちょっと感触が違うし、そこはもう少し練習しなければならないと思っている」

    「予選シミュレーションのニュータイヤでのペースはとても良かったと思う。最初のセットでは37秒フラット、2セット目は36秒2だったけど、多くのミスをしてしまったし、完璧ではなかった。でも、最後のセットではコンディションもクルマのセットアップも良くかった、良いタイムを出せた。もっと煮詰めていける部分もある」

    「でも、昨日と比べて、クルマはかなり良くなっているし、僕のドライビングスタイルに合ったセットアップが見つかってきた。乗っていて快適に感じるし、プッシュするための自信も持てた。それがこの2日間で最も重要なことだったと思う」

    「次のテストに向けて、多くのデータを収集することができた。これからチームはたくさんの解析作業をしなければならないだろうけど、色々なことを試せて良かったと思う」

    「この選手権のレベルは予想通り高いし、アンドレや一貴、関口、国本といった僕よりも経験のあるドライバーたちを倒すのは簡単ではないと思う」

    「それにトヨタ勢はとても強そうだ。彼らの平均タイムが僕たちよりもちょっと速い理由を理解し、次に向けて進歩させなければならない」

    「今回のテストは路面コンディションがとても良かったし、このクルマはこれまで思っていた以上に速くて楽しめた。今日の午後は“クレイジー”と言っていいくらい速かった。特にセクター1のコーナーセクションは素晴らしいスピードだし、正確に自分のラインを外さずにトレースしなければならなかった。それにとてもアグレッシブに攻めることができた」

    「本当に楽しかったし、次の富士のテストが待ち切れない」

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 2017年 第1回公式テスト 2日目レポート

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 2017年 第1回公式テスト 2日目レポート

    3月7日、前日に続き、鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラ第1回公式テスト2日目が行なわれた。午前のセッションでトップタイムをマークしたのは、No.37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)。午後にはNo.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が最速タイムをマークし、これが2日間でのトップタイムとなっている。

    テスト2日目を迎えたサーキットは、薄曇りに終始した初日と異なり、比較的青空が広がる朝となった。

    走行3回目は午前9時にスタート。コースへと向かう車両の中には、初日を体調不良で欠席したNo.4 山下健太(KONDO RACING)の姿も見られた。

    開始からわずか5分、No.8 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)がヘアピンカーブでコースアウト。最初の赤旗中断となる。再開してほどなくすると、No.1 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が1分37秒911でトップに。その後、ロッテラーによる赤旗中断を挟んで、さらにタイムアップし、1分37秒533までタイムを削った。開始から1時間が過ぎ、メインストレートには冷たい追い風が吹く一方、日差しが降り注ぎ、路面コンディションも向上。半数以上の車両が1分38秒前半のタイムを刻みながら周回を重ねる中、トップタイムも1分37秒306へと更新された。

    セッション後半に入ると、自己ベストタイムを更新する車両が増え、初走行の山下も、1分37秒前半までタイムを削る。さらに残り30分を切り、中嶋が1分36秒608までタイムアップし、トップへ。一方、サーキット上空には灰色の雲が押し寄せ、コース上はあっという間に冷たい雨のウェットコンディションへと激変。各車、走行を一旦中断した。幸い、残り15分ほどでコンディションは回復したが、走行を再開する車両は少なく、このまま午前のセッションを終えている。

    結果、中嶋のトップは変わらず。2番手は国本の1分37秒088。さらにトヨタ勢では、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が4番手で続き、ルーキー勢ではNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)が6番手に入った。

    公式テスト最後のセッションは午後3時にスタート。風が強まり、より寒さを感じるコンディションとなる。各車、早々から1分40秒を切ってタイムアップしたが、開始30分過ぎにヘアピンでコースアウトが発生。赤旗中断に加え、コース上の液体処理作業に時間がかかり、走行再開までに20分を要した。これにより15分のセッション延長が決定する。

    再開後は、ピットでの作業を優先させる車両も多く、コース上に出る車両は少なかったが、前日の走行を見送ったルーキーの山下は精力的に周回。残り1時間の時点で午前中の自己ベストタイムを上回る走りを見せていた。

    セッション終盤を前に新たな動きを見せたのは、国本。1分36秒240でトップに立ち、同時に自身トータルベストタイムを更新する。一方、No.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は午前中の自己ベストタイムを更新するも、勢い余ったか、翌周のシケイン2つ目でコースアウト。セッション2回目の赤旗中断を招いてしまった。

    再開後の走行でも順調にタイムアップを果たした国本は、1分35秒849をマーク。しかし、チェッカー目前になってロッテラー、中嶋のTOM’S 2台が揃ってベストタイムを更新し、トップ2に躍り出る。またその直後、3台の車両がそれぞれ単独でコースアウトを喫し、セッションは3回目の赤旗に。結局、この中断をもって鈴鹿での公式テスト全セッションを終えることになった。

    結果、トップは1分35秒163をマークしたロッテラー。中嶋が1分35秒273で続き、TOM’S勢が連日トップを独占している。総合4番手となったディフェンディングチャンピオンの国本は「去年とタイヤが変わったこともあり、昨日は合わせ込む作業に時間を使いました。今日は色々な組み合わせを試す中、クルマも良くなったし、路面にクルマを合わすこともできました。最後は残念ながらアタックできなかったのですが、それ以外はうまく行きました。開幕戦に向けてまだやりたいこともあるし、伸びしろもあると思うので、楽しみです」と、手応えを感じている様子だった。

    開幕前最後のテストは、静岡・富士スピードウェイで実施。3月31日、4月1日の2日間で行われ、4月22日からの開幕戦鈴鹿を迎える。

    ルーキードライバーたちのコメント

    No.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)
    スーパーフォーミュラの参戦が決まって、本当にうれしい。全日本F3を走っているときから、スーパーフォーミュラに出たいと思っていたので、今年はエキサイティングなシーズンを過ごすことになると思います。今は何もかも新しいことばかりで、つねに勉強している状態。厳しい戦いになるでしょうが、僕自身はとても充実しています。日本のファンの皆さんにも、スーパーフォーミュラとSUPER GTの両カテゴリーでトップクラスを走る姿を見せることができて、とてもハッピーです。スーパーフォーミュラは、ダウンフォース、パワーなどすべてにおいてF3とは異なることばかり。感覚的にはF3と去年から参戦しているGT500を組み合わせたようなイメージかな。シーズンを戦うにあたり、具体的な目標や結果よりも、まず一戦一戦でベストを尽くしたいと思います。

    No.4 山下健太(KONDO RACING)
    F3と比べても、スーパーフォーミュラはクルマがめちゃめちゃ速い。それにGがかなり強烈。初めてニュータイヤを着けたとき、グリップが高すぎて合わせ込むことができませんでした。でも慣れればもっとタイムが出せると思うので、フィーリングとしては悪くない。ただレースでしか体感できないことも多いので、体力含め、強化していかないといけませんね。ルーキーだから、今年はあまり活躍できないんじゃないの? というイメージを結果で払拭したいと思っているんです。それから僕が去年のF3チャンピオンなのに、なぜか(ランキング2位の)マーデンボローの方が注目されているので、彼には勝たないと!(笑) 開幕戦の鈴鹿では、早速表彰台を狙いたい。もちろん、シーズン通して優勝も意識して戦いたいですね。

    No.7 フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)
    スーパーフォーミュラは、これまで僕がドライブしたレーシングカーで最速のクルマです。身体にかかるGもダウンフォースもすごいですが、とても興味深く感じています。初めて鈴鹿を走りましたが、10代の頃、F1中継をテレビで見ていたそのサーキットを思った以上に違和感なく走ることができたので、とても満足です。現在、僕はフォーミュラEにも参戦しているのですが、チャンスがあるならもっとレースがしたいと思っていました。スーパーフォーミュラは(フォーミュラEと)スケジュールが重複しないし、ハードとは思いますが、僕が理想とする形でレース活動ができると信じています。レースでは、ベストを尽くし、今シーズン中に優勝できれば最高ですね。また日本のファンの皆さんには、まだレースをしていないのに温かく迎えてもらい、驚いています。すでにたくさん写真撮影やサインを頼まれました。こんなことは初めてですが、ありがたいですね。

    No.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    チームは監督を含め、知名度が高いだけに、その期待に応えたいという気持ちはあります。でもそれに対してのプレッシャーはありません。星野(一義)サンは「いつも100%プッシュしろ! スピンしてもクラッシュしても構わない」と言ってくれるし、ミスしても、「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と声をかけてくれます。開幕戦で優勝を狙いたいという気持ちはもちろんありますが、そのために準備することもまだまだあるので、まず入賞を目指したいですね。ドライビングのスタイルはF3のときとあまり変わらないんですが、スーパーフォーミュラはダウンフォースが凄いし、スピードも相当速い。昨日は走行後に首がおかしな感じになりましたが、今朝のセッションからはそれも感じなくなりました。ドライビングも徐々に自信がついてきたし、シーズン中はつねに速さをアピールして、いいパフォーマンスを見せたいと思います。

  • スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト 2日目 総合結果

    スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト 2日目 総合結果

    2017年 スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テストが7日(火)、鈴鹿サーキットで終了した。

    2日目はトップ4台が1分35秒台に突入。アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分35秒163で初日に続きトップタイム、2番手にチームメイトの中嶋一貴が続き、3番手にホンダ勢のトップとなるピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)が続いた。

    フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は11番手。WECテストに参加した小林可夢偉に代わってテストを担当した中山雄一(KCMG)は17番手だった。

    2017 スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト 2日目 結果

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分35秒163
    2 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分35秒273
    3 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分35秒585
    4 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分35秒849
    5 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分36秒071
    6 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分36秒228
    7 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分36秒333
    8 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分36秒447
    9 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分36秒472
    10 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分36秒479
    11 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分36秒552
    12 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分36秒578
    13 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分36秒624
    14 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分36秒895
    15 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分36秒908
    16 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分37秒077
    17 18 中山雄一 KCMG トヨタ 1分37秒623
    18 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分37秒627
    19 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分38秒105
  • スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:中嶋一貴が午前のトップ

    スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:中嶋一貴が午前のトップ

    2017年 スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テストが7日(火)、鈴鹿サーキットで2日目を迎えた。

    太陽は出ているが気温は低いなかで行われた午前中のテストセッション。トップタイムは中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)の1分36秒608。2番手には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、3番手には伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACIN)が続いた。

    注目のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)は15番手、フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は16番手だった。

    KCMGは、小林可夢偉の代役として、昨年までスーパーフォーミュラに参戦していた中山雄一がテストを担当している。

    午後の走行は15時から2時間の予定で行われる。

    2017 スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト 2日目(午前)

    Po. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分36秒608
    2 1 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分37秒008
    3 41 伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分37秒203
    4 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分37秒204
    5 16 山本 尚貴 TEAM MUGEN ホンダ 1分37秒228
    6 3 ニック・キャシディ KONDO RACING トヨタ 1分37秒329
    7 40 野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分37秒341
    8 20 ヤン・マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分37秒433
    9 4 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分37秒465
    10 36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分37秒713
    11 10 塚越 広大 REAL RACING ホンダ 1分37秒720
    12 65 ナレイン・カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分38秒107
    13 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分38秒128
    14 64 中嶋 大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分38秒362
    15 15 ピエール・ガスリー TEAM MUGEN ホンダ 1分38秒407
    16 7 フェリックス・ローゼンクヴィスト SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分38秒491
    17 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分38秒542
    18 18 中山雄一 KCMG トヨタ 1分38秒878
    19 50 小暮 卓史 B-Max Racing team ホンダ 1分39秒054
  • ピエール・ガスリー 「チャンピオンを獲得するために日本に来た」

    ピエール・ガスリー 「チャンピオンを獲得するために日本に来た」

    ピエール・ガスリーが、スーパーフォーミュラ参戦への意気込みを語った。

    GP2チャンピオンでレッドブルの育成ドライバーであるピエール・ガスリーは、今年チーム無限からスーパーフォーミュラに参戦。レッドブルのカラーリングに塗られたスーパーフォーミュラカーが話題となっている。

    6日(月)には鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラ 第1回公式合同テストに参加し、初日の4番手タイムを記録した。

    「とても素晴らしいクルマだと思う。グリップ、ダウンフォースともに凄い」とピエール・ガスリーはスーパーフォーミュラのマシンについてコメント。

    「この素晴らしい、歴史のあるサーキットをこの速いクルマで走ることができてとても興奮している。今日の走行から本格的な勉強となる。タイヤについて、クルマについて、鈴鹿のトラックについて、一つ一つ覚えていく必要があると思う。時間をかけて、テストを行い、開幕戦に準備していきたいと思う」

    「全員がベストを尽くしたいと考えている。このシリーズには経験豊富なドライバーが多いし、僕たちルーキーは懸命に頑張らなければ結果は出ないと思っている」

    「だが、トップ5や2〜3位を狙うのではなく、チャンピオンシップを獲得したいという思ってここに来ている。そのために努力をしてベストを尽くしたいと思う」

    「まだ始まったばかりでレースもやっていないが、できるだけ早くいろんなものを習得してレースに臨み、結果を出したい。それが目標だ」

    ピエール・ガスリーは、3月4・5日に鈴鹿サーキットで開催された「2017モータースポーツファン感謝デー」に参加し、日本のファンと触れ合った。

    「日本に始めてきましたけど、本当にびっくりしている。これほど多くのファンの方々の応援してもらえるとは思っていなかった。こういうことはフランスにはいまは無い。自分のキャリアの中でも初めてのことだし、あまり慣れていないので昨日は少し混乱したけど、ファンとの接し方も勉強しようと思う。でも、今日からは仕事に集中していきたいと思っている」

    「日本のことについてはロイック・デュバルに会ったり、電話などで、有益なアドバイスを貰っている。日本の生活やこのカテゴリーについてもね。もちろんストフェル・バンドーンからもクルマについての情報などとてもためになる情報も貰った。レースのことも生活のこともとてもポジティブな話を聞いているし、なにも心配はしていない」

    「ニックネームはピエールでOKだけど、レッドブルのスタッフからは“ガス”と呼ばれている。どちらでも良いよ」

    スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:ロッテラーがトップタイム
    スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:ロッテラーがトップタイム

  • トヨタ:スーパーフォーミュラ 2017年 第1回公式テスト 1日目レポート

    トヨタ:スーパーフォーミュラ 2017年 第1回公式テスト 1日目レポート

    3月6日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにおいて、2017年のスーパーフォーミュラ第1回公式テストがスタート。2日間に渡り、合計8時間の走行が行われる。薄曇りの天気となった初日、走行1回目ではNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がトップタイムをマーク。走行2回目では、No.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が終盤に1分35秒657の最速タイムをマークし、総合結果でもトップに立っている。

    4月22〜23日に2017年シーズンの開幕を迎える今年の全日本スーパーフォーミュラ選手権。その舞台となる鈴鹿での公式テスト初日は、体調不良のため、走行を見送ったルーキーのNo.4 山下健太(KONDO RACING)を除く18台のクルマが出走した。

    走行1回目。開始から約20分。S字コーナー出口でルーキーのNo.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がコースアウト、この日最初の赤旗中断の原因に。セッション再開後、ロッテラーが1分38秒630でトップへ立つが、その直後にルーキーのNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)や関口が次々とトップタイムを塗り替え、各車ともタイムアップする様子が見られた。
    午前11時19分には、5年ぶりにフル参戦を果たすNo.8 大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)がデグナーカーブ出口でオーバーラン。この日2度目の赤旗中断となる。さらに直後にも3度目の赤旗中断が発生。またしても、マーデンボローが逆バンクとダンロップコーナーの間でコースアウトし、スポンジバリアに埋もれる形で車両がストップ。幸いドライバーや車両に大事はなかったが、セッション再開までおよそ15分を要することになった。

    セッション再開後、終了まで残り20分を切った辺りから多くのドライバーがアタックを開始。その中で、関口が1分36秒549のタイムをマークし、午前中のトップタイムを奪った。以下、No.1 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、No.37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、キャシディと続き、トヨタ勢が、午前のセッションはトップ5を独占となった。

    3時間のインターバルをはさみ、午後3時30分から走行2回目がスタート。午前中と変わらぬ薄曇りの中で、2時間の走行セッションが行われた。各車、開始直後からコースインを始めたが、10分もしないうちにデグナーカーブ出口で関口を含む2台の車両がコースアウト。午後のセッション初の赤旗が出される。

    開始から30分を過ぎ、キャシディが1分37秒692のタイムでトップに立ち、走行1回目の自己ベストタイムに肉薄する。その後、走行1時間を過ぎてトップタイムは1分36秒946まで縮まるも、午前の最速タイムに迫るほどの大きなタイムアップは見られず、しばし膠着状態となる。2度目の赤旗中断を挟んでからは、コース上は冷たい風が吹き、さらには少量ながら雨が降るなど、一時的に不安定な路面コンディションの中での走行となった。

    その中でトップを奪ったのは、ロッテラー。ニュータイヤでのアタックで、ただ一人36秒台を切る1分35秒657のタイムを叩き出した。

    アンドレ・ロッテラーは「トップタイムをマークできて、とってもいい気分。クルマのフィーリングも極めていい感じ。楽しみながらクルマに乗ることができた上に、このタイムが出たんだから! 気温や路面などのコンディションも、僕のアタックもパーフェクト。ユーズドタイヤでの確認もしっかり行ったし、何がいいのか悪いのか、セッティングの見極めもやった。今日のファステストラップは、僕が持つ鈴鹿のコースレコードを上回るものだったけれど、この調子で明日もさらに上を目指して行きたいね」と満足気だった。

    2番手にはチームメイトの一貴が1分36秒071で、3番手に石浦が1分36秒184で続き、テスト初日は、トヨタ勢が総合トップ3を独占する結果となっている。

    明日のテスト2日目は初日同様、午前と午後に各2時間のセッションが行われる予定。なお、ディフェンディングチャンピオンの国本とNo.18 小林可夢偉(KCMG)は初日のみの参加で第1回公式テストを終えている。小林可夢偉の代役として、昨年までKCMGからスーパーフォーミュラに参戦していた中山雄一がドライブする予定となっている。

    永井洋治 (プロジェクトリーダー)
    今年のエンジンは、シリーズ前半戦は昨年からの正常進化を、さらに後半に向けてネタを仕込んで行く・・・という感じです。昨年よりパワーは出ているし、ストレートスピードもさらに伸びていくと思います。またこれはHondaさんも同様ですが、ターボの変更と(クルマの)サイドポンツーンの形状も変わりました。昨年よりオーバーテイクシーンが増えるんじゃないでしょうか。(スーパーフォーミュラやSUPER GTで使用している)ダウンサイジングターボエンジンは、燃焼を良くしていくとパワーアップや燃費向上につながりますが、それはエンジンへの負荷が増えるということにもつながります。エンジンの性能を向上させつつ、いかに信頼性を保てるか。エンジンのノッキングも含め、これら市販車でも起こりうる問題カイゼンをレースの現場で先行して取り組むことで、市販車用の高性能なダウンサイジングターボエンジンに必要とされる技術開発へとつながっていくと言えると思います。最後にエンジンの話ではないですが、今年のスーパーフォーミュラは、個人的にもドライバーのラインナップに大変注目しています。若いドライバーたちもガンガン攻めているので、見どころも多いシーズンになると思います。ぜひスーパーフォーミュラにも注目してください。

    スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:ロッテラーがトップタイム
    スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:ロッテラーがトップタイム