カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 山本尚貴、F2の事故にコメント 「このスポーツは危険であり“絶対”はない」

    山本尚貴、F2の事故にコメント 「このスポーツは危険であり“絶対”はない」

    ホンダF1チームに帯同してスパ・フランコルシャンに滞在している山本尚貴が、F2でのアントワーヌ・ユベールの死亡事故を受け、哀悼の意を表するとともに、レーシングドライバーとしての覚悟を語った。

    土曜日に行われたFIA-F2選手権の決勝レースで、22歳のアントワーヌ・ユベールが事故によって命を落とした。昨年のGP3でチャンピオンを獲得したユベールは、ルノーF1チームのアカデミーに選出されるなど、将来を有望視されるドライバーだった。

    山本尚貴は「モータースポーツに興奮と感動がある反面改めてこのスポーツが危険であり“絶対”はないんだなと。ご本人とそのご家族、そして関係者の無念さと心痛を察すると…言葉にならないですね」と自身のInstagramでコメント。

    「この仕事、スポーツに携わる者としてより一層の覚悟を持って戦いに挑まなくてはいけない。辛いけど、これが僕の選んだ道だから」

    「とにかく今は彼のご冥福をお祈りします」

    関連:F2 ベルギー大会 レース1 | 大クラッシュが発生して中止が決定

  • スーパーフォーミュラ | トヨタ 第5戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    スーパーフォーミュラ | トヨタ 第5戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    平川 亮がスーパーフォーミュラ初優勝!
    酷暑のツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラの第5戦が行われ、金曜日から好調ぶりを見せた平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が最前列2番手スタートから自身スーパーフォーミュラでの初優勝を飾った。小林 可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が2位、12番手から追い上げたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位表彰台を獲得し、トヨタ/TRDエンジンが表彰台を独占。キャシディはドライバーズランキング首位に浮上した。

    スーパーフォーミュラの第5戦が8月17日(土)、18日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

    年間全7戦で戦われている今季のスーパーフォーミュラも、今大会を含め残り3戦となった。新たな「SF19」のデビューシーズンとなった今季、ここまでの4戦は全て異なる勝者となっており、毎戦全く展開、勝者共に読めないレースが続いている。

    混戦が続く中、今大会もてぎは、タイトルの行方を占う上でも重要な1戦となる。雨中のレースとなった前戦富士から約1か月、真夏の酷暑の中で、ドライバーやメカニックだけでなく、車両やタイヤにも負担の大きい、厳しいコンディションで文字通りの熱戦が繰り広げられた。

    予選
    17日(土)は台風一過の猛烈な暑さとなった。午後2時半、ノックアウト方式の予選が開始される時点では、気温38度、路面温度49度という厳しいコンディション。

    ミディアムタイヤの使用が義務づけられるQ1(20分)は、まずセッション開始と同時に全車コースイン。一旦タイムをマークした後ピットへ戻り、残り7分程から再度のアタックに入った。

    前日行われた専有走行でトップタイムをマークするなど好調な平川がまずトップタイムをマーク。ほかの車両もタイムを縮めていくが、平川のタイムには届かず。キャシディ、小林、石浦 宏明(JMS P.MU / CERUMO・INGING)らが着実に上位タイムをマークしていく中、セッション終盤に関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が5番手に飛びこんだことで、山下 健太(KONDO RACING)が13位へと押し出される形となり、当落ラインの12番手から0.055秒という僅差ながらQ2進出ならず。

    国本 雄資(KONDO RACING)が15番手、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)16番手、大嶋 和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)17番手、アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が19番手でQ1敗退となった。

    午後3時ちょうどに開始されたQ2(7分間)は、残り5分半で先陣を切ってコースインした小林が2番手。平川が6番手、石浦が8番手でQ3へ進出。関口は0.072秒及ばず9番手、初めてドライコンディションでQ2進出を果たしたルーキーの坪井 翔(JMS P.MU / CERUMO・INGING)が10番手、キャシディが12番手でグリッド確定となった。

    Q3(7分間)では、平川が最前列2番手グリッドを獲得。石浦が5番手、小林は7番手から決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    18日(日)も暑い一日となった。強い日差しで気温37度、路面温度49度という厳しいコンディションの下、午後2時15分にフォーメーションラップが開始されたが、スターティンググリッドに車両が並んだところでエンジンストール車両が発生し、スタートはやり直し。予定よりも5分遅れ、1周減算の51周で決勝レースのスタートが切られた。

    最前列2番手の平川は2位をキープ。その後方では7番手スタートの小林が見事なダッシュを決め、5位へ2つポジションアップすると、第3コーナーでも1台かわし、4位へと浮上した。

    上位勢はソフトタイヤでのスタートを選択し、スタート直後はそれぞれの間隔が一旦空いたものの、その後は2位の平川、4位の小林がそれぞれ前を行くライバルをテール・トゥ・ノーズで追撃する展開。一方、後方グループは早めのピットインや2回ピット作戦など、様々な戦略でレース後半でのポジションアップを目指した。中でも、12番手スタートのキャシディはミディアムタイヤでスタートすると、4周終了時点でピットインしソフトタイヤへ交換。猛烈な追い上げを開始した。

    1秒以内の差をキープしたまま首位を追い続けた平川は、23周目に首位を奪取。これを見た小林も猛プッシュ。数周にわたって息を飲むようなバトルを繰り広げた末に、33周目に小林も前を行く車両をパスし、3位へとポジションを上げた。

    平川、小林らがピットインを遅らせて後続との差を広げる一方で、早めにピットインしたキャシディが、ピット義務を終えた集団の首位に立ち、後半戦は、上位勢がピットインを終えた後にキャシディとの位置関係がどうなるかに注目が集まった。

    首位に立った平川もプッシュを続けて後続との差を広げ、37周終了時にピットイン。キャシディの前でピットアウトすることに成功した。小林は最後までピットインを遅らせ、首位に立った後はこちらも素晴らしく速いラップタイムを刻みながら、見えないライバルとのバトルを展開。42周を終えてピットインした小林は、好ピット作業にも助けられ、平川の後、2位でコースへ復帰した。

    上位勢がピット義務を終えた時点で、4位に付けていたキャシディは更に追い上げを続け、45周目に3位へ浮上。小林も平川との差をじりじりと詰めていったが、平川は約3秒の差を付けて逃げ切り、自身国内トップフォーミュラでの初優勝を飾った。

    小林は第3戦に続き今季2度目の2位。ドライバーズランキングでも4位に浮上。そして、キャシディが3位でフィニッシュし、トヨタ/TRDエンジン勢が表彰台を独占した。キャシディはこれで今季5戦全戦でポイントを獲得すると共に、1勝、3度目の表彰台獲得で、ドライバーズランキングでもトップに躍り出た。

    また、予選5番手からスタートでやや出遅れたもののその後着実に追い上げた石浦が6位でポイント獲得を果たした。

    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 20号車 ドライバー 平川 亮
    初優勝出来ましたが、自分が嬉しいというよりは、感謝の気持ちの方が大きいです。ここまでなかなか結果が出せない中、チームの皆さんがすごく頑張ってくれましたし、周りで支えてくれている家族だったり、ファンの皆さんとか、スポンサーの皆さんが僕を信じて応援してくれました。今回は金曜日からとても調子が良く、自信を持って臨めましたし、決勝レースでも、皆さんの応援がすごく力になったと思います。ようやく初優勝を果たせましたが、ここから更に2勝、3勝していきたいと思います。

    carrozzeria Team KCMG 18号車 ドライバー 小林 可夢偉
    7番手グリッドから2位というのは喜ぶべき結果だと思います。予選は思ったよりも良くなかったんですが、レース前から、決勝では良いパフォーマンスが出せることは分かっていたので、落ち着いて臨みました。ただ、なかなか前の車を抜けずに厳しい展開になりましたが、結果的に2位でフィニッシュ出来、正直今日出来るレースとしてはベストのリザルトだったと思います。こういうレースを続けることでいつかチャンスが来ると思っているので、気を引き締めて残り2戦も戦いたいと思います。

    VANTELIN TEAM TOM’S 37号車 ドライバー ニック・キャシディ
    今日出来る最高の結果だと思います。12番手と後方からのスタートだったのでとてもタフなレースでした。参戦初年度の一昨年から、もてぎでは5位、3位と良い結果で来ていたので、今年も自信を持って臨んだのですが、予選は望み通りにはいきませんでした。ただ、今日のフリー走行とウォームアップではフルタンクでも2番手、1番手と好調だったので、出来る限りエアがクリーンな状況で走れるような戦略で追い上げました。ただ、フルタンクの重い車両で、最後までタイヤを持たせながらライバルをパスするのはとても大変でした。それでもクルマが素晴らしく速かったし、ベストを尽くした結果で満足しています。

  • スーパーフォーミュラ | ホンダ 第5戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    スーパーフォーミュラ | ホンダ 第5戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    アレックス・パロウがHonda勢最上位の4位入賞を果たす
    8月17日(土)~18日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県)で2019年度全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が開催された。

    台風10号の影響が残った金曜日は朝まで雨が残ったが天候は急速に回復。8月17日(土)は朝から真夏の太陽が照りつけ気温が上昇するコンディションとなった。

    酷暑の中で行われた朝のフリー走行では、セッション終盤にソフトタイヤでのタイムアタックシミュレーションが行なわれ、シリーズ第4戦富士で雨の中ポールトゥウインを飾った#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)がベストタイムを記録。快調ぶりを見せた。

    午後2時30分、公式予選Q1が始まった段階で気温は38℃に達した。過酷なコンディションで行なわれたQ1からQ3までのセッションでは、朝のフリー走行から快調だった#64パロウがコースレコードを記録して2戦連続のポールポジションを獲得。以下、3番手に#5福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、4番手に#50ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)、6番手に#16野尻智紀(TEAM MUGEN)、8番手にランキングトップの#1山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いて決勝レースに臨むことになった。

    翌日も、薄い雲が流れるものの夏の太陽が照りつけ決勝スタートを前に気温は37℃に達した。スタート合図を前にエンジンをストールさせる選手が発生したため赤旗が掲示され、レースは周回数を51周に減算したうえでスタートとなった。ポールポジションの#64パロウは先頭を守ってレースを始めると、2番手の#20平川亮(トヨタ)を引き離しにかかった。その後ろには#5福住が#18小林可夢偉(トヨタ)を押さえて続いた。

    しかし#64パロウはタイヤの消耗が進んでペースが伸びず、#20平川に少しずつ詰め寄られ、23周目に2番手へ後退した。#5福住も33周目、#18小林の先行を許す。

    38周目を終えて#64パロウと#5福住は、タイヤ交換義務を果たすためピットイン。給油も行なってレースに復帰する。この間に#18小林が#64パロウに先行、さらに後方から追い上げてきた#37ニック・キャシディ(トヨタ)が46周目、#64パロウに追いつきオーバーテイク。#64パロウは4番手へ後退し、#5福住はその背後5番手となる。

    レースはそのままフィニッシュを迎えることとなった。#64パロウは4位、#5福住は5位でチェッカーフラッグを受け、また7位に#50アウアー、8位に#16野尻が入り、ポイントを獲得した。

    #1山本はこのレース9位で無得点に終わりシリーズランキング2位に後退した。一方6点を獲得した#64パロウはランキング3位をキープ。4点を加えた福住選手はランキング6位へ浮上してシリーズ第5戦を終えた。

    アレックス・パロウ(4位)
    「気温が高かったため、難しいレースになってしまいました。予選では難しいコンディションの中、うまくタイヤをマネージメントできて2戦連続のポールポジションが獲れました。しかし、上位がわずかな差だったので決勝はたいへんだろうと覚悟していました。レーススタートでトップに立って、当初はいい感触でしたが、5周を過ぎた頃からタイヤのデグラデーション(性能低下)が激しくなって、思うようなペースで走れなくなりました。ソフトタイヤからミディアムタイヤにチェンジしましたが、状況はあまり変わりませんでした。でもチームはすばらしい仕事をしてくれて状況はどんどんよくなってきています。そういう意味では4位フィニッシュという結果は悪くはなかったと思います。岡山での第6戦に向けて、チームとともにもっとがんばって備えます」

    福住仁嶺(5位)
    「ソフトタイヤで引っ張って順位を上げ、ミディアムタイヤにつなぐという戦略を選択したのですが、思いのほかペースが上がらず、前半は苦しい展開になってしまいました。前に近づくとダウンフォースが抜けてまた間隔が開いて、という繰り返しに陥ってポジションを上げられませんでした。その結果、結局5位でレースを終えました。ピットインのタイミングも結果的に外れてしまい、速さだけではなく戦略面でもうまく戦わないと表彰台には乗れないと痛感しました。でも着実にポイントを獲得してランキング上位に並んでいます。今の状態で満足してはいけないのですが、自分は確実に成長できていると実感していて、流れは悪くはないと思います」

  • スーパーフォーミュラ | 第5戦もてぎ 結果:平川亮が初優勝!

    スーパーフォーミュラ | 第5戦もてぎ 結果:平川亮が初優勝!

    2019年のスーパーフォーミュラ 第5戦の決勝レースが8月18日(日)にツインリンクもてぎで行われ、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUN)が初優勝を果たした。

    気温37℃、路面温度49℃と高温のコンディションでレースはスタート。複数のマシンがエンジンストールし、2度のフォーメーションラップが行われるなど、スタート前から波乱の展開。

    優勝は2番グリッドからスタートした平川亮。スーパーフォーミュラ初優勝を果たした。2位には小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、3位にはニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。

    Pos. No. ドライバー チーム エンジン
    1 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    2 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG トヨタ
    3 37 ニック・キャシディ VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    4 64 アレックス・パロウ TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
    5 5 福住仁嶺 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    6 38 石浦宏明 JMS P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    7 50 ルーカス・アウアー B-Max Racing with motopark ホンダ
    8 16 野尻智紀 TEAM MUGEN ホンダ
    9 1 山本尚貴 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ
    10 4 国本雄資 KONDO RACING トヨタ
    11 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    12 7 アルテム・マルケロフ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ
    13 3 山下健太 KONDO RACING トヨタ
    14 15 パトシリオ・オワード TEAM MUGEN ホンダ
    15 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ
    16 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ
    17 39 坪井翔 JMS P.MU/CERUMO・INGING トヨタ
    18 17 塚越広大 REAL RACING ホンダ
    19 51 ハリソン・ニューウェイ B-Max Racing with motopark ホンダ
    20 65 牧野任祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ
  • レッドブルのヘルムート・マルコ、スーパーフォーミュラ第5戦を視察

    レッドブルのヘルムート・マルコ、スーパーフォーミュラ第5戦を視察

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが来日し、スーパーフォーミュラの第5戦が開催されている栃木県のツインリンクもてぎを訪れている。

    スーパーフォーミュラには、レッドブルの育成ドライバーであるパトリシオ・オワードがTEAM MUGEN、ルーカス・アウアーがB-Max Racing with motoparkから参戦している。

    また、昨年のチャンピオンであり、スーパーライセンスの取得条件を満たしている山本尚貴は、今年のF1日本GPのフリー走行への出走が予想されており、レッドブルのシミュレーターで走行を行い、F1ドイツGPではトロロッソに帯同している。

    まだ山本尚貴の出走は何も決定していないが、夏休み中に議論が進展する可能性もある。

    8月17日(土)に行われた予選では、ルーカス・アウアーが4番手、山本尚貴が8番手、パトシリオ・オワードが18番手で終えている。

    関連:スーパーフォーミュラ | 第5戦 予選:アレックス・パロウがPP獲得

  • 全日本F3、2020年から「スーパーフォーミュラ・ライツ」に名称変更

    全日本F3、2020年から「スーパーフォーミュラ・ライツ」に名称変更

    全日本F3選手権が、2020年から「スーパーフォーミュラ・ライツ」に名称変更が発表させた。

    8月17日(土)、フリー走行後の午前11時30分より、メディア向けに恒例のサタデーミーティングが行われた。今回は、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)より2020年の日本レース選手権規定の制定として公示された内容についての報告がなされた。

    冒頭、日本レースプロモーション代表取締役社長の倉下明が「来シーズンからスーパーフォーミュラの名前を同じように使っていただける新しいカテゴリーが誕生しますことをとても喜んでおります」と挨拶。

    これを受け、日本フォーミュラスリー協会会長である水野雅男は「FIAのほうでF1からF4まで三角ピラミッド作ってやりはじめていることはご存知かと思いますが、その中で今まで40年間担ってきたF3が二段階に分かれました。『インターナショナルF3』と『F3リージョナル』のふたつになりましたが、F3協会としては、今までのF3とリージョナルを含めて、どうやっていくのがいいのか充分検討した結果、トップドライバーになるための育成の登竜門であるF3を今までのマシンにHALO(ヘイロー)を着けて安全性を向上した形で、リージョナルではなくその上の”今までのF3”を(開催するために)スーパーフォーミュラさんの名前をお借りして”ライツ”という名前を付けて継続していきたいと考え、JAFに申請して認可いただきました」と現状についての説明があった。

    これにより、1979年に始まり今年で41年目のシーズンを迎えた「全日本F3選手権」は、2020年より「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(略称)SFL」として新たに発足することが明らかとなった。

    また、水野氏は「今日開催しているスーパーフォーミュラを見ても分かるように、F3卒業生が大活躍しているのはご存知のとおりです。これからもきちんとした形でSFライツとして(その役割を)担っていきたい」とした。

    また、倉下氏は昨今のスーパーフォーミュラに触れ、「今、スーパーフォーミュラが世界から注目されるレースになっており、ドライバーズレースとして熾烈な競争をしています。またドライバーの育成としてとてもいいカテゴリーに成長しつつある。スーパーフォーミュラとスーパーフォーミュラ・ライツのふたつのカテゴリーをパッケージとして、今後ひとつのマーケットとしての価値が向上していくことがチームにとっても期待されていると思っています。今後ますます一緒に力を携えて大会を盛り上げていけたらと思っています」と歓迎した。

    なお、日本フォーミュラスリー協会の田口朋典事務局長からは、2020年からの全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に使用するワンメイク車両やシリーズの規定等についての詳細が説明された。

    スーパーフォーミュラ・ライツ 車両

  • スーパーフォーミュラ | 第5戦 予選:アレックス・パロウがPP獲得

    スーパーフォーミュラ | 第5戦 予選:アレックス・パロウがPP獲得

    2019年のスーパーフォーミュラ 第5戦が8月17日(土)にツインリンクもてぎで行われ、アレックス・パロウ(NAKAJIMA RACING)が第4戦富士に続いて2戦連続でポールポジションを獲得した。

    20台のマシンがミディアムタイヤを履いて争う20分間のQ1では平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUN)がトップタイムで通過。山下健太(KONDO RACING)、牧野任佑(NAKAJIMA RACING)、中嶋一貴(VANTELIN TEMA TOM’S)といったドライバーが敗退した。

    8台に絞り込まれるQ2では福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップ通過。小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が2番手に続く。関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が敗退する。

    ポールポジションを賭けた8分間のQ3。アレックス・パロウが昨年のコースレコード(1分31秒591)を更新する1分31秒422を記録して2度目のポールポジションを獲得。2番手には0.199秒差で平川亮、3番手には福住仁嶺(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が続いた。

    Pos. No. ドライバー チーム エンジン タイム
    1 64 アレックス・パロウ TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分31秒442
    2 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分31秒641
    3 5 福住仁嶺 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分31秒764
    4 50 ルーカス・アウアー B-Max Racing with motopark ホンダ 1分31秒804
    5 38 石浦宏明 JMS P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分31秒931
    6 16 野尻智紀 TEAM MUGEN ホンダ 1分31秒942
    7 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG トヨタ 1分32秒040
    8 1 山本尚貴 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダ 1分32秒049
    9 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタ 1分32秒399
    10 39 坪井翔 JMS P.MU/CERUMO・INGING トヨタ 1分32秒793
    11 51 ハリソン・ニューウェイ B-Max Racing with motopark ホンダ 1分32秒824
    12 37 ニック・キャシディ VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分32秒856
    13 3 山下健太 KONDO RACING トヨタ 1分33秒807
    14 65 牧野任祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダ 1分33秒920
    15 4 国本雄資 KONDO RACING トヨタ 1分34秒003
    16 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S トヨタ 1分34秒036
    17 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分34秒086
    18 15 パトシリオ・オワード TEAM MUGEN ホンダ 1分34秒361
    19 7 アルテム・マルケロフ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS トヨタ 1分34秒386
    20 17 塚越広大 REAL RACING ホンダ 1分34秒765

  • スーパーフォーミュラ 第4戦 結果 | アレックス・パロウが初優勝

    スーパーフォーミュラ 第4戦 結果 | アレックス・パロウが初優勝

    スーパーフォーミュラ 第4戦が7月14日(日)に富士スピードウェイで行われ、小雨がそぼ降るコンディションの中、今大会が4戦目となるルーキーのアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)がポールポジションからスタートし、独走劇を見せて優勝。予選2番手の坪井翔(JMS P.MU/cerumo・INGING)が、終盤後方から迫ったニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)の追撃を凌ぎ切って初表彰台となる2位。3位には予選5番手からスタートしたキャシディが入賞した。

    小雨の朝を迎えた静岡県富士スピードウェイ。午前8時40分からのフリー走行は完全なウェットコンディションのもとで行われた。

    その後、富士の天候は回復方向に。お昼頃には完全に雨が止み、サポートレースのTCRジャパンが行われている頃には、少しずつ路面も乾き始めた。そのため、決勝前に8分間で行われたスーパーフォーミュラのウォームアップ走行では、スリックタイヤを装着するドライバーも。しかし、グリッドへの試走が近づくと、再び灰色の空から小糠雨が降り始め、路面は完全なウェットコンディションに戻ってしまった。中には、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のように、スリックタイヤでダミーグリッドについたドライバーもいたが、最終的には全車レインタイヤを装着してレースに臨むこととなった。また、コンディションが悪化したこともあり、レースはセーフティーカースタートによって行われることが決定している。

    午後1時45分、気温22℃、路面温度23℃というコンディションのもと、レースはスタート。2周に渡って隊列走行が行われる。そして、3周を終了したところでセーフティーカーがピットロードへ。ここから実質的にレースがスタートした。

    ここで一気に2番手とのギャップを広げたのは、PPスタートのパロウ。坪井、関口がそれに続く。その後方では4番手争いが激化。ヘアピンでキャシディが野尻智紀(TEAM MUGEN)に並びかける。ここでは野尻がポジションを守ったが、続くダンロップコーナーのブレーキングではキャシディが野尻のインに飛び込み、ポジションを上げることに成功した。また、さらに後方では、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)とルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)が国本雄資(KONDO RACING)をオーバーテイク。小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)と山下健太(KONDO RACING)がアーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)をオーバーテイクするなど、ポジションの入れ替わりが見られた。この中から、最も勢いある走りを見せたのは、可夢偉。可夢偉は5周目のGRスープラコーナーで国本を捉えると、7周目のダンロップコーナーではブレーキングでルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)のインに飛び込み、さらにポジションをあげた。
    一方、トップ争いは、パロウが1分43秒台前半のタイムを連発して逃げの体制。今回は各ドライバーとも燃費がギリギリということでセーブする走りを強いられたが、最初からリフト&コーストの走りに徹した坪井は次第に引き離されていった。3番手の関口、4番手のキャシディも状況はほぼ同じ。パロウも途中からは燃費走行に徹し、レース中盤にはどのドライバーも一人旅状態となった。その後方では、5番手の野尻に石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が接近、さらに9番手争いの山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、中嶋一貴(VANTELN TEAM TOM’S)、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、可夢偉も一つの集団となってくる。石浦は再三、野尻のテールに迫ったが、なかなか前に出ることは叶わない。一方、9番手争いに関しては、18周目に動きが出た。GRスープらコーナーの立ち上がりで、山本がバランスを崩してスピン。一貴、福住、可夢偉が先行する。可夢偉はこの時の勢いのまま、最終コーナーで福住のインに飛び込んだが、立ち上がりでハーフスピン。ここは福住がポジションを守った。さらに福住攻略を諦めない可夢偉は、合間を詰めていくものの、1コーナーでオーバーラン。なかなか前に出ることはできなかった。

    一方、山本がいなくなったことで前が開けた一貴はペースアップ。8番手を走行していた牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)に迫っていく。牧野も必死でポジションを守っていたが、一貴の後ろには福住と可夢偉も追いつき、4台による攻防となった。その中で、22周の1コーナーでは一貴がオーバーテイクシステムを使用しながら、牧野のイン側に並びかける。ここでも牧野は守っていたが、コカ・コーラコーナーで一貴が前に出ることに成功する。さらに、牧野は続く100Rでコース外に大きくオーバーラン。その間に、福住と可夢偉も牧野の前に出た。この後、福住と可夢偉は何周にも渡って接近戦を展開。だが、なかなか可夢偉は前に出ることができない。この2人がバトルしている間に、一貴は自分のペースで差を広げ、前を行く大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)に追いついていった。そして、ペースが上がらなくなっていた大嶋を32周目の1コーナーでアウトから豪快にオーバーテイク。またひとつポジションを上げている。この一貴に続きたい可夢偉は、33周目の1コーナーやヘアピンで福住に迫るも、逆転はならず。逆に、34周目の1コーナーでは、一貴にかわされてポジションを落とした大嶋に福住が迫る。しかし、福住はここでオーバーシュート。コカ・コーラコーナーでは大嶋がポジションを守った。この前の動きを見逃さなかったのが可夢偉。可夢偉は同じ周の最終コーナーで福住のインに飛び込むと、ストレートではオーバーテイクシステムを起動させ、ようやく福住の前に出ることに成功した。可夢偉はその後、37周目の最終コーナーで大嶋もパス。予選19番手からついに入賞圏内までポジションを上げてきた。

    一方、この頃、にわかに白熱し始めたのは2番手争い。35周を過ぎたところから、3番手の関口と4番手のキャシディがペースを大きくあげて、坪井とのギャップを削り取っていく。42周を終えたところで坪井と関口の差は2秒6余り、関口とキャシディの差は3秒1余りということで、終盤は三つ巴になるものと見られた。ところが、関口は43周を終えたところで給油のためにピットイン。可夢偉の後ろでコースに戻ることに。前が開けたキャシディは、ここから坪井に迫っていった。

    その後方では、5番手争いも激しくなる。野尻攻略に手こずっていた石浦に一貴が迫り、47周目のヘアピンでオーバーテイク。一貴はそのまま48周目の最終コーナーで野尻のインに飛び込む。ここからの立ち上がりは野尻の方が速く、一貴は49周目の1コーナーに向かうところでオーバーテイクシステムを起動させる。しかし、もう残り秒数がなく、一貴のシステムはダウン。逆に野尻はまだ残っていたオーバーテイクシステムでこの場を凌いだ。それでも一貴は野尻に食らいつき、同じ周の最終コーナーで前に迫るが、ここでミスを犯してオーバーラン。その隙に石浦が一貴からポジションを取り返す。しかし、一貴は52周目には再度、石浦を攻略。もう一度、野尻を追うことになった。

    この頃、坪井とキャシディの2番手争いも最接近。50周目のダンロップコーナーのブレーキングから最終コーナーにかけて激しい攻防となる。最終コーナーではキャシディが坪井のインに飛び込むが、坪井はアウトから上手く被せてポジションを死守。51周目の1コーナーでは2人ともオーバーテイクシステムを使用しながらのバトルとなるが、ここでも坪井が前を守る。結局、坪井は最後まで2番手のポジションを明け渡すことはなかった。その後方では、可夢偉が1コーナーで石浦をパス。ついに6番手まで浮上した。

    この段階で、レースの残り規定時間は2分弱。そのため、55周ではなく、95分間のタイムレースとなり、53周終了時にチェッカーが提示される。このチェッカーを最初にくぐったのは、坪井に13秒余りの差をつけて独走となったパロウ。TCS NAKAJIMA RACINGにとっては、2010年開幕戦での小暮卓史以来、9年ぶりの優勝を果たした。これに続いたのは、坪井とキャシディ。4位には、後方からのアタックを凌ぎ切った野尻が入った。以下、素晴らしい追い上げを見せた一貴、可夢偉。そして、石浦、関口までがポイントを獲得している。今回、山本がノーポイントに終わったのに対し、キャシディが6点を加算したことで、2人の差は5ポイントに縮小。初優勝を果たしたパロウがランキング3位、坪井がランキング4位に浮上した。

    優勝:No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
    「チームのみんなが本当に頑張ってくれて、この場に来ることができました。本当に今日はタフな一戦でした。レースではピットインしない戦略を採るドライバーが多くいて、僕はスタッフから”燃料をセーブするように”と何度も何度も言われました。それでもまた途中で”もっともっと(燃料を)セーブして。(後ろから)坪井選手が来ている”と言われていました。なんとか後ろを押さえなければいけない状況でしたが、後続の選手たちの差が詰まって接戦になったことによって、僕としては後ろを引き離すことができたのだと思います。今日のレースで何度か行き過ぎて大回りに走ったりしたのですが、その中でも一番ヒヤッとしたのは周回遅れのクルマを抜くときでした。当然気をつけて走ってはいたのですが、彼らの背後につくと水煙で何も見えなくなるし、ダウンフォースも抜けてしまうので、とにかくなにもかもが大変な状況でした。(トップを走っていたので)他のドライバーに比べると楽な展開ではありましたが、ブレーキングポイントを少し早めにしたりするなどしていました。参戦4戦目での初優勝になりましたが、正直なところ僕自身としては思ったよりも遅いタイミングでの勝利でした。開幕戦の鈴鹿で(チームメイトの)牧野(任祐)さんもそうですが、クルマはすごく良い状態だったのにピットでのトラブルがあって…。鈴鹿は僕らのレースだったのに勝利を逃しました。その後もルーキーミステイクみたいなこともありましたが、やっと今回すべてが揃って勝てました。この勢いをこのまま続けて勝っていきたいですね」

    2位:No.39 坪井 翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
    「優勝できなかったのは悔しいですが、まずは表彰台に上がることができました。開幕から3戦目まではとっ散らかっていいレースができませんでした。今回は予選から決勝にかけてすごくいいレースができたので、そういう意味でも内容には満足しています。アレックス(パロウ)選手が言っていたように、今回はかなり燃費を意識しないといけなかったので、(パロウに)追いつける気配はなく、逆に最後はニック(キャシディ)選手がものすごく追いついてきたので、ちょっと厳しい状態でしたが、なんとか燃料をセーブしながら走り切ることができたので、3位に落ちずに良かったと思います。とりあえずいいレースができました。燃料をセーブすることに関してはずっと意識していました。最初の2〜3周は頑張ろう(攻めよう)かなと思ったのですが、水しぶきで前が何も見えなかったので、もう抜けないなと思ってセーブしました。途中までは控えめにセーブしていたのですが、チームからは”もっともっと(セーブして)”と言われたので、『えっ!? もっと?』という感じでした。そこで結構セーブしていたのですが、後ろからニック選手が追いついて来たので、『もう限界』と言いました。最後は(チームから)”もうギリギリ足りる”と言われたので、50周目くらいから普通に走ることができました」

    3位:No.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    「今回はとにかく難しい状況でした。でも僕たちはしっかりといいレースができたと思います。3位という結果にはとても満足しているし、クルマのパフォーマンスのことを考えたらそれ以上の結果だと思います。今日は前のクルマに追い付くだけの力はなかったので、クルマをしっかりと分析する必要があると思っています。燃料セーブについてですが、ちょっと計算上の問題がありました。ただ、今回のレースに関して言えば、チームエンジニアそしてチームマネージャーとのコミュニケーションはこれまでの中で最高のものでした。ここまでうまく行ったのは初めてです。ほとんど毎周のように無線で話をしていたし、状況に合わせてレースを組み立てながら走っていました。ただ走りながらわかったのは、前の関口(雄飛)選手のペースが全然速かったということです。『彼はピットストップが必要なんじゃないか』と聞いたところ、”確認する”ということだったんです。そうこうする中で30周を迎える頃には、今日はフルディスタンスの55周のレースでなく時間レースになることがわかり、結果的に2周減算となり距離が短くなったので、マネージャーから”行ってもいいよ”と言われました。なのでその時点から100%の走りでプッシュすることにしたんです。それで2秒くらいずつ差を詰めていけました」

    優勝チーム監督:TCS NAKAJIMA RACING
    中嶋 悟監督

    「(2010年開幕戦以来となる勝利で、通算43勝目となったが)久しぶりにこういう場(記者会見)に来ることができてうれしく思います。今年になってドライバーのふたりが速く、これまでとは異なる緊張感の中でレースができて、4レース目でこういうプレゼントをしてくれたというのは本当にうれしいし、もう一回くらいはいい(勝ちたい)なと思います。(トップ走行中にコースをはみ出していたパロウ選手について)大事に至らずに良かったなと思っていました。ただペースが悪くなかったのでそのまま行けたら…という感じでした。うちのチームはタイムレースになったことをパロウには伝えていませんでした。伝えることで変になるといけないと思ったからです。なので最終ラップになってから『これで(レースは)終わりだよ』と伝えました。それでないとがんばって走り過ぎてしまうと危ないので…。(チームとして今回9年ぶりの勝利になったが)今日はドライバー、そして我々にとって本当に計算どおりのレースができました。スーパーフォーミュラでの優勝というものが初めてだというスタッフが多いので、チェッカーを受けたときは若いエンジニアやメカニックらが喜ぶ顔を見ていました。それが一番うれしかったですね。彼らには、これまでピット作業など今までにない緊張感もあったでしょうが、それがまず報われたと思います。これからは”この喜びをもう一度”という感じで仕事に励んでくれれば、と思います」

  • SFormula | TEAM MUGEN、パトリシオ・オワードの起用を正式発表

    SFormula | TEAM MUGEN、パトリシオ・オワードの起用を正式発表

    スーパーフォーミュラに2台体制で参戦しているTEAM MUGENは、第4戦富士大会からダニエル・ティクトゥムに代わり、今季インディーカー・シリーズに参戦中のパトリシオ・オワード選手を起用すると発表した。

    レッドブルの育成ドライバーだったダニエル・ティクトゥムは、第3戦SUGOまでわずか1ポイントとパフォーマンスを発揮できず、スーパーフォーミュラのシートを喪失するとともにレッドブルのジュニアプログラムからも外された。

    次のレッドブルの育成ドライバーを担うと考えられているパトリシオ・オワードは、1999年5月6日メキシコ生まれのドライバー。2018年のインディライツにフル参戦。17戦中9回の優勝、13戦でポディウムに上がる活躍を見せ、今季は佐藤琢磨も参戦しているインディカー・シリーズにイギリスの強豪チーム、カーリンから参戦していた。

    パトリシオ・オワード(Patricio O’Ward)
    生年月日:1999年5月6日
    出身地:Moterrey, Mexico (メキシコ、モンテレイ)
    身長:173cm
    体重:75kg
    血液型:RH+B

  • パトリシオ・オワード、ティクトゥムに代わりスーパーフォーミュラに参戦

    パトリシオ・オワード、ティクトゥムに代わりスーパーフォーミュラに参戦

    レッドブルの育成ドライバーのメンバーであるパトリシオ・オワードは、プログラムを外されたダニエル・ティクトゥムに代わってスーパーフォームミュラに参戦することを認めた。

    ダニエル・ティクトゥムは、F1スーパーライセンス取得のためのポイント獲得を目指して日本でスーパーフォーミュラに参戦したが、3戦でわずか1ポイントしか獲得できず、レッドブルの育成プログラムから外され、同時にスーパーフォーミュラのシートも失った。

    残りのシーズンは、次のレッドブルのジュニアプログラムを引っ張るパトリシオ・オワードがダニエル・ティクトゥムの後任としてスーパーフォーミュラに送り込まれる。

    オーストリアでF2にスポット参戦を果たしたパトリシオ・オワードは「これから少し日本語を学ばなければならないだろう」と RACER にコメント。

    「そして、もっと多くのF2イベントがあればいいかもしれない。もっと多くのF1トラックを知り、もう少しタイヤを知り、そこから作業を続けていきたい」

    現在、インディカーに参戦するパトリシオ・オワードは、レッドブルはインディカーを継続するために資金を費やさないことを明らかにした。日本でのシートに予算は必要としない。

    「そうだね。これはレッドブルに完全に裏付けられている。彼らはアメリカにまったく興味を持っていない。それがインディカーがとても厳しかった理由であり、このスーパーフォーミュラ参戦が起こったんだと思う。また大きな挑戦になるだろうけど、今週末ほど難しいとは思わない。より多くのプラクティスセッション、適切なクルマ、適切なタイヤ、そして私が慣れ親しんだものなので、もっと多くを得られるだろう」