カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • レッドブルF1育成のリアム・ローソン、初走行のSUGOで予選6番手

    レッドブルF1育成のリアム・ローソン、初走行のSUGOで予選6番手

    レッドブルF1育成のリアム・ローソンは、スーパーフォーミュラ第5戦SUGOの予選で6番手となった。

    フリー走行はドライで9:10にスタート。セッティングを入念にチェックした後、予選Q1は野尻智紀、リアム・ローソンともに2番手で通過。Q2は野尻が3番手となり決勝グリッドは2列目から、ローソンは6番手で3列目からのスタートとなる。

    「今日は予選6位で終わって悪くない結果ではあるけど、とにかくレースが重要だと思っているので、決勝に向けてデータを解析して、追い越しが厳しいコースだけれども、全力で頑張りたいと思います」とリアム・ローソンはコメント。

    「決勝ではたくさんポイントを取れるように頑張るし、ファンのみんなも土曜から足を運んでくれて、みんなの応援も視界に入って来るし、明日は良い結果をみんなに届けられるように頑張ります。応援よろしくお願いします!」

    肺気胸により、前戦オートポリス大会は欠場した野尻智紀は「第5戦の予選が終わり3番手となりました。復帰初戦としては良い結果だと思います。今週は、走り出しから自分の感覚が信じきれない部分があったんですが、予選までは良い組み立てができ、しっかりと3番手になることができました」とコメント。

    「明日の決勝、不安があるところがあるんですが、休んだ分の気力だけは持っているので、気力を振り絞っていい闘いをします。粘り強くいきたいですね」

    「体調に関してもまだまだ完ぺきではないですが、日に日に良くなってきているし、ファンの皆様にたくさん応援していただいて、決勝の最後の最後は僕を後押ししてほしいです。明日、最後まで応援していてください。よろしくお願いします!頑張ります!」

    TEAM MUGENの田中洋克監督は「野尻選手は身体の方は順調に回復して、ここ東北大会のスポーツランドSUGOで問題なく走行することができました。予選は3位でしたが午前のフリー走行の状況などから考えればこの結果に満足していますし、決勝レースを期待してもらえればと思います」

    「リアム選手の予選結果は6位でした。ここSUGOも初めての走行ですし、この結果はとても素晴らしいと思います。リアム選手は決勝の強さがありますので、どこまでポジションを上げてくれるか楽しみです」

  • スーパーフォーミュラ:大湯都史樹がSUGO大会ポールポジション獲得

    スーパーフォーミュラ:大湯都史樹がSUGO大会ポールポジション獲得

    2023年スーパーフォーミュラ第5戦の予選が6月17日(土)のスポーツランドSUGOで行われ、大湯都史樹(TGM Grand Prix)がポールポジションを獲得した。

    予選Q1はグループAとグループBの二つに分けられて実施する形式。グループAは宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、グループBは坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)がトップで通過する。

    それぞれグループのの上位6台で争われるQ2では大湯都史樹が1分06秒468をマークして今季2度目のポールポジションを獲得。2番手には宮田莉朋、3番手には野尻智紀(TEAM MUGEN)が続いた。チームメイトでレッドブルF1育成のリアム・ローソンは6番手だった。

    2023年 スーパーフォーミュラ 第5戦 SUGO 予選結果

    ■Q2
    1.大湯都史樹(TGM Grand Prix) – 1分05秒468
    2.宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S) – 1分05秒499
    3.野尻智紀(TEAM MUGEN)1分05秒681
    4.坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING) – 1分05秒795
    5.平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 1分05秒807
    6.リアム・ローソン(TEAM MUGEN) – 1分05秒842
    7.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分05秒920
    8.大嶋和也(docomo business ROOKIE) – 1分05秒960
    9.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分06秒031
    10.佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING) – 1分06秒233
    11.国本雄資(Kids com Team KCMG) – 1分06秒299
    12.福住仁嶺(ThreeBond Racing) – 1分06秒352

    ■Q1 (グループA)
    1.宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S) – 1分05秒926
    2.野尻智紀(TEAM MUGEN) – 1分06秒068
    3.福住仁嶺(ThreeBond Racing) – 1分06秒575
    4.平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 1分06秒599
    5.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分06秒732
    6.佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING) – 1分06秒945
    7.小林可夢偉(Kids com Team KCMG) – 1分07秒716
    8.小高一斗(KONDO RACING) – 1分12秒771
    9.松下信治(B-Max Racing Team) – 1分16秒815
    10.ジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix) – 1分24秒197
    11.阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING) – 1分28秒720

    ■Q1 (グループB)
    1.坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING) – 1分05秒820
    2.リアム・ローソン(TEAM MUGEN) – 1分06秒038
    3.大湯都史樹(TGM Grand Prix) – 1分06秒060
    4.大嶋和也(docomo business ROOKIE) – 1分06秒223
    5.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分06秒265
    6.国本雄資(Kids com Team KCMG) – 1分06秒589
    7.山下健太(KONDO RACING) – 1分06秒592
    8.山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING) – 1分06秒850
    9.ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S) – 1分06秒920
    10.関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 1分07秒205
    11.ラウル・ハイマン(B-Max Racing Team) – 1分07秒691

  • リアム・ローソン、F1への架け橋となるスーパーフォーミュラに感謝

    リアム・ローソン、F1への架け橋となるスーパーフォーミュラに感謝

    リアム・ローソンは、F1への昇格の可能性を前に、理想的な実験場が提供されていると考えている。

    F2で2シーズン、2021年にハイテックで9位、昨年はカーリンで3位となったローソンは、モータースポーツの教育を続けるため、今年から日本で開催される競争の激しいスーパーフォーミュラに転向した。

    ニュージーランド出身のローソンは、レッドブルとアルファタウリの両チームのリザーブドライバーとしてのコミットメントとキャンペーンをうまく調和させている。

    21歳のローソンは、チーム無限で素晴らしいスタートを切り、デビュー戦で優勝した初のドライバーとなり、直近の大会では2勝目を挙げ、全9戦中4戦を終えてチャンピオンシップをリードしています。

    ローソンはレースとシミュレーターの両方から多くのことを学ぶことができ、その結果、両方の面で急速に進歩するのに役立っていると語る。

    「このクルマの空力感度は非常に高く、それはF1にも通じるものがある」とローソンはホンダ・レーシングのウェブサイトで語っている。

    「僕たちがセットアップに関してここで焦点を当てていることは同じことだ」

    「ここ数年、レッドブルのシミュレーターで仕事をしていて、それまで見たこともないようなセットアップや、F2ではやっていないようなことを学んでいた。でも、ここに来て、その多くが似ている」

    「もちろん、マシンのスピードもF1に近づいている。これは、ギャップを埋めてくれる。似たような特性で、ある程度近い唯一のクルマだ」

    「ここに来れて本当によかったと思っている。もし、F1でレースができるようになったら、最初にここでレースができたことを本当にうれしく思うだろう」

    現チャンピオンの野尻智紀がチームメイトとなるなど競争は熾烈を極めるが、ローソンはこれまで出場してきた他のシリーズに比べてプレッシャーやライバル関係がそれほど激しくないという事実を楽しんでいる。

    「初めてここに来たときは、言葉の壁があったのでちょっとシャイだったけど、野尻さんを含むチーム全体が非常に敬意を持っていることがすぐに分かった」とローソンは語った。

    「野尻さんほどいい人だったチームメイトはこれまでいなかったと思う」

    「F4、F3、F2を経て成長してきたドライバーとして、誰もがF1に到達するという同じ目標を達成しようとしているし、そこに到達するためには互いに打ち負かさなければならない」

    「ここでは、トップドライバーたちは他に目を向けていないので、そのような感じはしない。ドライバー同士の尊敬の念も強く、これまでのキャリアではあまり経験できなかったことだ」

    ローソンは、今週末モントリオールで開催されるF1カナダGPでも再びレッドブルF1チームのリザーブを務める。

    リアム・ローソン F1 レッドブル

  • リアム・ローソン 「スーパーフォーミュラのタイトル獲得がF1に繋がる」

    リアム・ローソン 「スーパーフォーミュラのタイトル獲得がF1に繋がる」

    レッドブルF1の育成ドライバーであるリアム・ローソンは、アルファタウリF1チームのニック・デ・フリースの後任としての憶測が高まる中、スーパーフォーミュラのタイトルを獲得することに全力を注ぐと主張した。

    ローソンは今年、移籍したピエール・ガスリーの後任として角田裕毅のチームメイトとしてアルファタウリF1への加入を見送られたが、日本のスーパーフォーミュラに転向して以来、大きな印象を残している。

    デビュー戦で勝利を収めたローソンは、先週日曜日には、第2スティントでライバルよりもかなり古いタイヤを履いていたにも関わらず、2勝目を挙げてチャンピオンシップ首位に浮上した。

    一方、デ・ブリースはF1フルルーキーで大苦戦を強いられ、まだポイントを獲得していない2人のドライバーのうちの1人であり、多くのインシデントを起こしている。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは、マイアミGPでのレースで不調だったデ・フリースにプレッシャーをかけ、少なくとも3回の週末でフォームを改善させる必要があると説明し、ローソンはデ・フリースが解雇された場合に同じレッドブルF1の育成ドライバーでF2に参戦する岩佐歩夢と並んでシートの有力候補に挙げられた。

    しかし、ローソンの現在の目標は、今年スーパーフォーミュラのタイトルを獲得し、2024年のF1シートを獲得するために有利な立場に立つことだと宣言した。

    「チャンピオンシップのトップに立つという意味ではいいタイミングだし、今はそれだけを考えている」とローソンはAutosportに語った。

    「シーズンを終えたいし、チャンピオンシップを目指して戦いたい。そうすることで来年に向けて最高の機会を得ることができると思っている」

    「F1で何が起こっているかという点では…完全に僕のコントロールの及ばないところだ。今日は勝てて嬉しい」

    リアム・ローソン F1

    チーム無限に所属するローソンは、オートポリスでの勝利により、残り5レースで4ポイント差でランキングトップに立っている。

    21歳のローソンは、昨年スペインとアブダビで行われたFP1でレッドブル・レーシングのドライブし、2スペインとメキシコのグランプリ週末にはアルファタウリのAT03で走行した。

    ローソンは、今年のスーパーフォーミュラでのデビュー戦で優勝したほか、過去にはF2とDTMの両シリーズで初出場で勝利を収めている。しかし、どちらのタイトルも獲得することができず、特に2021年のDTMではシーズン最終戦の第1コーナーで接触されて物議を醸した。

  • レッドブルF1育成のリアム・ローソン 「アドバイスをくれた野尻選手に感謝」

    レッドブルF1育成のリアム・ローソン 「アドバイスをくれた野尻選手に感謝」

    レッドブルF1育成のリアム・ローソンは、スーパーフォーミュラ 第4戦オートポリスで今季4勝目を挙げてラインキング首位に浮上。体調不良により欠場したにも関わらず、アドバイスをくれたTEAM MUGENのチームメイトの 野尻智紀に感謝の言葉を語った

    2番グリッドからスタートしたローソンは、スタート直後に3番手にダウンするも、14周を消化してピットインしてアンダーカットに成功。ピットイン組のトップとなり、さらに26周目に坪井翔のアンダーカットに成功する。

    30周目にセーフティーカーが導入された時点でローソンはトップ。34周目にレースが再開され、ローソンは見事優勝。今季2勝目を獲得した。

    「オートポリスは初めてのコースだったけど、クルマがすばらしい状態だったので自信を持って戦えた」とリアム・ローソンは振り返った。

    「決勝ではスタートでポジションを落としてしまったので早めにピットインする戦略を選び、それがうまく行ってギリギリで2人(坪井、宮田)の前に出ることができた。タイヤの状態についてはそれほど心配していなかったものの、最後の15周くらいはタイヤを温存しつつペースを維持することに専念した」

    「開幕戦の富士で勝ったときには自分でも結果に驚いたけどど、今はチームとともに流れに乗れたと感じている」

    「そして何より野尻選手は、自分が欠場しているにも関わらず、チームと僕のために惜しみなくアドバイスをくれた。そんな彼には心の底から感謝している」

    リアム・ローソン レッドブル F1

  • レッドブルF1育成のローソンがスーパーフォーミュラのランキング首位浮上

    レッドブルF1育成のローソンがスーパーフォーミュラのランキング首位浮上

    レッドブルF1育成のリアム・ローソンは、第4戦オートポリスで今季2勝目を挙げてスーパーフォーミュラのランキング首位に浮上した。

    2番グリッドからスタートしたリアム・ローソンは、早めのピットストップによるアンダーカット作戦を成功させ、開幕戦鈴鹿に次いで今季2勝目。合計ポイントを57ポイントとしてドライバーズランキング首位に浮上した。2位には前戦で初優勝を果たした宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いている。

    チームランキングでは、リアム・ローソンの所属するTEAM MUGENが89ポイントで大きくリードしている。

    2023年のスーパーフォーミュラは9戦が予定されている。

    ドライバーランキング

    1.リアム・ローソン(TEAM MUGEN) – 57
    2.宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S) – 53
    3.坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING) – 46
    4.野尻智紀(TEAM MUGEN) – 42
    5.平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 28
    6.山下健太(KONDO RACING) – 25
    7.佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING) – 11
    8.山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING) – 10
    9.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 8
    10.福住仁嶺(ThreeBond Racing) – 8
    11.大湯都史樹(TGM Grand Prix) – 8
    12.阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING) – 7
    13.小林可夢偉(Kids com Team KCMG) – 5
    14.小高一斗(KONDO RACING) – 5
    15.ジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix) – 5
    16.ジュリアーノ・.アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S) – 3
    17.大嶋和也(docomo business ROOKIE) – 2
    18.国本雄資(Kids com Team KCMG) – 1
    19.大津弘樹(TEAM MUGEN) – 0
    20.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 0
    21.関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 0
    22.松下信治(B – Max Racing Team) – 0
    23.ラウル・ハイマン(B – Max Racing Team) – 0

    チームランキング

    1.TEAM MUGEN – 89
    2.VANTELIN TEAM TOM’S – 52
    3.P.MU/CERUMO・INGING – 47
    4.KONDO RACING – 30
    5.ITOCHU ENEX TEAM IMPUL – 28
    6.TCS NAKAJIMA RACING – 21
    7.TGM Grand Prix – 9
    8.DOCOMO TEAM DANDELION RACING – 8
    9.ThreeBond Racing – 8
    10.Kids com Team KCMG – 6
    11.docomo business ROOKIE – 2
    12.B – Max Racing Team – 0

  • レッドブルF1育成のリアム・ローソンがスーパーフォーミュラで2勝目!

    レッドブルF1育成のリアム・ローソンがスーパーフォーミュラで2勝目!

    2023年 スーパーフォーミュラ 第4戦の決勝レースが5月21日(日)にオートポリスで行われ、レッドブルF1の育成ドライバーであるリアム・ローソン(TEAM MUGEN)が今季2勝目を挙げ、ランキングトップに浮上した。

    ドライバーによってピットインのタイミングが大きく分かれたこのレースでは、終盤になってセーフティーカーが入る展開となった。

    その中で早目のピットインを成功させて今季2勝目を挙げたのはリアム・ローソン(TEAM MUGEN)。2位にはタイヤ交換を遅らせた宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)。初のPPスタートだった坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)は、レースペースをなかなか上げることができず、悔しい3位となった。

    朝のフリー走行後、ピットウォークやサポートレースの決勝が行われ、いよいよ全日本スーパーフォーミュラ選手権決勝のフォーメーションラップがスタートしたのは、午後3時。この時点で気温は23℃、路面温度は38℃まで上昇した。ストレートには、かなり強い追い風が吹く中、22台のマシンは1周の隊列走行に入る。そして、全車が正規のグリッドにロックオン。シグナルオールレッドからブラックアウト。41周先のゴールに向けて、22台のマシンが一斉にスタートを切った。ここでいい動き出しを見せて、ホールショットを奪ったのは、PPの坪井。だが、それよりもいい動き出しを見せたのが、予選3番手だった阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)。阪口はアウト側のラインを取ってローソンの前に出ると、2番手に浮上し、1コーナーへの進入では坪井に並びかけるぐらいのスーパースタートを見せた。一方、ローソンは加速が鈍り、3番手にドロップ。予選4番手からスタートした宮田に2コーナーまでに並びかけられる。しかし、ここはローソンがポジションを死守。これに宮田、福住仁嶺(ThreeBond Racing)、山下健太(KONDO RACING)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そして大きくポジションをあげた大湯都史樹(TGM Grand Prix)と続いた。

    トップに立った坪井は、ここから後続を引き離していく。ラップタイムは1分31秒代後半から32秒台前半だったが、2番手の阪口に対して5周を終えたところで1秒342、8周を終えた所で2秒140とその差は開いて行った。一方、3番手に後退したローソンは、阪口の背後に迫る。その差は数周に渡って、コンマ7秒という状況。ただ、オーバーテイクするまでにはなかなか至らなかった。この頃には、後方集団も膠着状態となり、ポジションの入れ替わりは見られない。

    そんな中、タイヤ交換のウィンドウが開くと、10周を終えた所でまずは7番手を走行していた牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がピットイン。また、この周には後方を走っていた山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S)、大嶋和也(docomo business ROOKIE)もピットイン。タイヤ交換を終えると、山本、大嶋、アレジの順でコースに戻る。太田のクルーは作業に時間がかかり、太田はポジションを落とすこととなった。また、この翌周には小林可夢偉(Kids com Team KCMG)がピットインしてタイヤ交換。さらにその翌周には、福住、佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)がピットに入り、タイヤ交換を行なった。交換前、5番手を走っていた福住がコースに戻ったのは、先にタイヤ交換を行なった牧野の後ろ。タイヤ交換後の牧野は1分30秒台のタイムを連発していた。これを見て、13周を終えた所でTEAM MUGENのピットも動く。阪口に抑え込まれる形となっていたローソンをピットに呼び戻したのだ。クルーは5秒6という素早い作業を見せて、ローソンを牧野の前でコースに戻すことに成功。これを見て、14周を終えた所で2番手を走行していた阪口がピットイン。しかし、タイヤ交換を終えてコースに戻った時点で、ローソンの先行を許すこととなる。さらに阪口の後方には、牧野が迫り、2コーナーから3コーナーにかけて二人はサイド・バイ・サイドのバトルを展開。ここは阪口が意地を見せ、第1ヘアピンでは前を死守。牧野の先行は許さなかった。

    その他のドライバーたちはタイヤ交換を引っ張る作戦に出る。しかし、この頃になるとトップの坪井は1分32秒台フラットから中盤あたりのタイム。そこに1分31秒台中盤から後半までペースを上げた宮田がジワジワと迫り始めた。これに対して、すでにタイヤ交換を終えたローソンは1分31秒前半をマーク。しかし、間もなくローソンの前には、まだタイヤ交換を終えていなかったラウル・ハイマン(B-Max Racing Team)やジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix)が現れ、ローソンのペースが数周に渡って鈍ることになる。ここでローソンは地力の高さを発揮し、ハイマンとブリュックバシェをコース上でオーバーテイク。さらに19周目には、チームメイトの大津弘樹(TEAM MUGEN)もかわして前に出た。この時点でトップの坪井との差は33秒672。ローソンは、さらに差を詰めるべく、21周目の1コーナーでは小高一斗(KONDO RACING)をオーバーテイク。ここから、1分31秒台のタイムを連発し、ローソンは坪井との差を削り取って行った。その差は、21周を終えたところで33秒394、22周を終えたところで32秒120、23周を終えたところで30秒885、そして24周を終えたところでついに29秒417と、30秒を切ってくる。

    ここでP.MU/CERUMO・INGING陣営も動く。坪井は25周を終えた所でピットイン。チームは6秒3とまずまず早い作業を見せた。しかし、坪井がコースに戻った時にはローソンが先行。坪井はポジションを明け渡すことになった。しかし、坪井はここからファステストラップをマークしてローソンを追った。29周目の1コーナーではオーバーテイクシステムを作動させて背後に迫ったが、追われるローソンも同時にオーバーテイクシステムを作動して防御。坪井が前に出ることは叶わなかった。
     その翌周、コース上ではアクシデントが発生する。29周目の1コーナーで前を行く牧野をかわして9番手に浮上した大湯が、30周目には阪口に迫る。そして、大湯はジェットコースターストレート先の右コーナーで、アウトから阪口に並びかける。ここで大湯の右フロントが阪口の左サイドに接触。大湯はバランスを崩してスピンするとそのままコースアウト、グラベルにストップした。コース上にはセーフティーカーが導入される。

    これを見て、まだタイヤ交換を行なっていなかった宮田、山下、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、大津がピットイン。ホイールが割れてしまった阪口も再度ピットに入る。

    しかし、セーフティーカーに追いつくまでローソンと坪井はペースを緩める必要がなく、宮田がタイヤ交換を終えてコースに戻った時には、ローソンと坪井が先行していた。セーフティーカーの後ろに隊列ができた所でのオーダーは、ローソン、坪井、宮田、山下、牧野、佐藤、平川、福住、山本、国本雄資(Kids com Team KCMG)となっていた。

    大湯のマシン回収が終わると、レースは33周終了時に再スタート。トップ5台に動きはなかったが、ここで力強いオーバーテイクを見せたのは7番手の平川。リスタート直後の1コーナーで、平川は佐藤をオーバーテイクしてみせる。平川は、さらに35周目の第2ヘアピンで、牧野もパス。あっという間に5番手まで浮上すると、さらに前を行く山下に迫った。

    一方、同じ頃、激しくなってきたのが2番手争い。トップのローソンは坪井を少しずつ引き離していき、その坪井に宮田が迫った。そして、37周目の第2ヘアピンでは、宮田が坪井のインを伺う。ここは坪井が守ったが、宮田は手を緩めず。翌38周目の1コーナーでは、とうとう坪井の前に出ることに成功した。残りは4周。ここからトップのローソンに迫りたい宮田は猛プッシュを見せ、2秒523まで開いていた差を少しずつ削り取る。しかし、わずかに届かず。ローソンは逃げ切りを果たして、今季2勝目を挙げた。2位には宮田、3位には坪井。最後は3位争いも緊迫したが、山下、平川ともに前に出ることは叶わず、それぞれ4位、5位でゴールしている。以下、牧野、佐藤、福住、国本までがポイントを獲得することとなった。

    スーパーフォーミュラ 第4戦オートポリス 決勝結果

    1.リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
    2.宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
    3.坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)
    4.山下健太(KONDO RACING)
    5.平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    6.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    7.佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)
    8.福住仁嶺(ThreeBond Racing)
    9.山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
    10.国本雄資(Kids com Team KCMG)
    11.小林可夢偉(Kids com Team KCMG)
    12.大嶋和也(docomo business ROOKIE)
    13.ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    14.大津弘樹(TEAM MUGEN)
    15.ジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix)
    16.関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
    17.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    18.ラウル・ハイマン(B-Max Racing Team)
    19.小高一斗(KONDO RACING)
    DNF.松下信治(B-Max Racing Team)
    DNF.阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)
    DNF.大湯都史樹(TGM Grand Prix)

  • レッドブルF1育成のリアム・ローソン 「セクター2で少しだけミスしてしまった」

    レッドブルF1育成のリアム・ローソン 「セクター2で少しだけミスしてしまった」

    レッドブルF1育成のリアム・ローソン(TEAM MUGEN)は、スーパーフォーミュラ第4戦オートポリスの予選で2番グリッドを獲得した。

    予選は、Q1でリアム・ローソンがAグループ2番手で通過。Bグループの大津弘樹はぺースは良かったが100Rでクラッシュしてしまい、Q1を通過することができず。Q2でローソンがフロントローを獲得した。

    「予選を終えて凄く良い気分だし、車も凄く速かったと思う」とリアム・ローソンはコメント。

    「チームも良い仕事をしてくれた。僕がセクター2で少しだけミスしてしまったところがあったので、ポールポジションを取り逃したけど、明日も期待ができる結果だと思っている」

    「決勝に向けてはレースペース、そして多くのポイントを獲得することが目標になると思う。朝のフリー走行でいろいろと確認をしていい車を作りたいと思う」

    「ファンの皆さんいつも応援ありがとう。今日も多くの方がサインに来てくれてとてもびっくりした。決勝は良いレースをしてみんなを喜ばせたいと思う。応援よろしくお願いします」

    体調不良で欠場したの野尻智紀の代役として急遽参戦が決まった大津弘樹は「フリー走行を4番手で終えて自信はあったのですが、予選は路温が上がったこともあり、車とタイヤの限界値が変わり、その影響もあって100Rコーナーでリアのグリップを失い、クラッシュしてストップしてしまいました」とコメント。

    「再スタートもできるかと思ったんですが、万が一のことを考えてレッカーで運ぶことを選択しました。決勝は最後尾スタートとなりました」

    「明日は追い上げるレースができるようにしっかり準備したいと思います。応援してくれる皆様、野尻選手の代役として前からスタートしたかったんですが、うまくいかず最後尾からですが、追い上げるレースを皆様に見せたいと思います。応援よろしくお願いいたします」

    スーパーフォーミュラ

    TEAM MUGENの田中洋克監督は金曜日に急遽、野尻選手がレースを欠場することとなり、代わって大津選手が参戦することになりました」と説明。

    「1号車を走らせるために大津選手が引き受けてくれましたが、理由はどうあれ、こうしてSFで同じチームで仕事ができることを嬉しく思います。今回の急場のドライバー交代について、さまざまな調整をして頂いた関係者の皆様、チームスタッフに感謝申し上げます」

    「SF23の走行データはこの後のレース向けて非常に貴重ですので、1号車の出走にご理解と協力をして頂いたすべての方に改めて感謝申し上げます」

    「大津選手の予選はクラッシュをしてしまい残念な結果ではありましたが、素晴らしい速さがありましたし、車のデータもしっかりと取れましたのでチームとしては良かったと思っています」

    「ローソン選手は、オートポリスでのレースは当然初めてなのですが、素晴らしい速さでした。ポールポジションを獲れなかったのは少し残念ではありましたが、車のセットアップ能力を含め対応力のレベルの高さに驚かされました」

    「明日のレース、リアム選手は2位から、大津選手は最後尾からのスタートとなりますが、2人とも良いレースを見せてくれると思いますので応援をお願いします」

  • スーパーフォーミュラ:坪井翔が初ポールポジション

    スーパーフォーミュラ:坪井翔が初ポールポジション

    2023年 スーパーフォーミュラ 第4戦の予選が5月20日(土)にオートポリスで行われ、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)がポールポジションを獲得した。

    坪井翔は、1分26秒187をマークして、自身初となるポールポジションを獲得した。2番手にはレッドブルF1育成のリアム・ローソン(TEAM MUGEN)、3番trには阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)が続いた。

    2023年 スーパーフォーミュラ 第4戦 オートポリス 予選

    1.坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING) – 1分26秒187
    2.リアム・ローソン(TEAM MUGEN) – 1分26秒361
    3.阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING) – 1分26秒474
    4.宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S) – 1分26秒480
    5.福住仁嶺(ThreeBond Racing) – 1分26秒508
    6.山下健太(KONDO RACING) – 1分26秒521
    7.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分26秒668
    8.平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 1分26秒762
    9.松下信治(B-Max Racing Team) – 1分26秒852
    10.関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) – 1分27秒064
    11.佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING) – 1分27秒092
    12.小高一斗(KONDO RACING) – 1分44秒559

    13.山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)
    14.大湯都史樹(TGM Grand Prix)
    15.小林可夢偉(Kids com Team KCMG)
    16.国本雄資(Kids com Team KCMG)
    17.大嶋和也(docomo business ROOKIE)
    18.ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    19.ラウル・ハイマン(B-Max Racing Team)
    20.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    21.ジェム・ブリュックバシェ(TGM Grand Prix)
    22.大津弘樹(TEAM MUGEN)

  • 野尻智紀、肺気胸でスーパーフォーミュラ第4戦を欠場

    野尻智紀、肺気胸でスーパーフォーミュラ第4戦を欠場

    スーパーフォーミュラに参戦するTEAM MUGENは、野尻智紀が肺気胸により、第4戦オートポリス大会を欠場することを発表した。

    野尻智紀は、体調がすぐれず熊本県内の病院にて受診した結果、肺気胸との診断を受けた。今後については、医師の診断を受け状況を把握しながら判断していくとしている。

    なお、第4戦オートポリスでは、大津弘樹が代役として1号車で参戦する。

    野尻智紀
    いつもたくさんの応援ありがとうございます。 今回のレースに向けて調整を行っていましたが、欠場となり皆様にはご心配をおかけしております。治療に専念し、また万全な状況で皆様の前でレースできるよう頑張って準備を進めていきたいと思います。

    肺気胸とは?
    気胸とは肺を包んでいる膜(胸膜)に穴が開いてしまい,そこから肺の外側の胸腔内に空気が漏れ出て,体の中で肺が縮んでいる状態。胸痛、咳や息切れなどが生じる。1~3週間で治癒する。