カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 松下信治 スーパーフォーミュラ鈴鹿決勝2位「運を引き寄せた」

    松下信治 スーパーフォーミュラ鈴鹿決勝2位「運を引き寄せた」

    松下信治(DELiGHTWORKS RACING)は23日、鈴鹿サーキットで行われた2026年スーパーフォーミュラ第4戦決勝で2位表彰台を獲得した。

    予選13番手からスタートした松下信治は、天候の変化と2度のセーフティーカー導入という波乱のレースを生き残り、大逆転でチームに初表彰台をもらたした。

    レースでは1回目のピットストップで大きくタイムを失い、一時は15〜16番手まで後退。それでもスリックタイヤでステイアウトする戦略がハマり、終盤にはブラウニング、大湯都史樹を次々に攻略。フェネストラズに次ぐ2位でチェッカーを受けた。

    松下信治「切り替えたことが運を引き寄せた」
    松下信治はレース後、ピットでのタイムロスを乗り越えたことが結果につながったと振り返った。

    「今日のレースに関しては本当にいい内容だったと思います。ファーストスティント(スタート)で隣に太田(格之進)選手がいて、彼がすごい勢いで抜いていったんですが、その後ろの後ろぐらいについていって2台ぐらいパスして“ヨシヨシ”と思っていました。クルマのパフォーマンスもすごく良かったですね」

    「ただ、ピットで10秒とかそれ以上かかって、それで15、16番手まで落ちてしまいました。ただ、“(それが)僕らの実力なのかな”と思って、“15番手でも何か得るものがあるだろう”というふうに切り替えたことが運を引き寄せたのかなと今、思っています」

    松下信治(DELiGHTWORKS RACING) スーパーフォーミュラ

    「ロジックじゃなく勘だった」戦略判断
    終盤のスリックタイヤ継続という判断については、チームとのやり取りをユーモア交じりに明かした。

    「ストラテジーに関してはトムスさんとかとは違って、僕らのチームにはロジックなんて存在しなくて……もう勘です(苦笑)。エンジニアも“こうなったらこうする”みたいなシミュレーションができていなくて『どうする!? どうする!?』って言ってて、(ピット入口を通過する)直前になってエンジニアが『ボックス、ボックス』って言ったんですけど、もう遅かったんで(ピットに)入れなかったというのが事実です(笑)」

    結果的にその“勘”が功を奏し、松下信治は大荒れのレースで表彰台獲得に成功した。

    「レースには自信がある」24日の巻き返しへ
    松下信治は今回の結果が大きな自信になったと語り、24日に行われる第5戦へ向けて意気込みを見せた。

    「今日は本当に自信に繋がったレースでした。予選もあと少しでQ1を通れたかなというところだったんですが、前でコースアウト車両とかもあって……という言い訳が今日あったので、明日はまずはQ1通過という目標を掲げています」

    「そこでQ2に行けるともう一回新品タイヤを履けるんですよ。そうするとまたデータも増えていい循環になっていくので、それをやりたいなと思っています」

    「僕は基本的にはレースが強い方ではあるので、上位にいければいくほどポイントを獲れるので、明日頑張りたいと思います」

  • スーパーフォーミュラ鈴鹿:フェネストラズが逆転勝利 松下信治が2位表彰台

    スーパーフォーミュラ鈴鹿:フェネストラズが逆転勝利 松下信治が2位表彰台

    スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が5月23日(土)に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)が14番手スタートから逆転優勝を飾った。レース終盤に小雨が降り始める難しいコンディションのなか、タイヤ交換を引き延ばす戦略が的中し、大混戦を制した。

    序盤は各車がドライコンディションで周回を重ねていたが、終盤にかけて天候が悪化。路面状況が急速に変化するなかで戦略判断が分かれ、ピットタイミングが勝敗を左右する展開となった。

    フェネストラズは後方グリッドから着実にポジションを上げると、雨が落ち始めたタイミングでステイアウトを選択。この判断が大きくハマり、一気にトップへ浮上した。そのまま後続を抑え切り、劇的な逆転勝利を挙げた。

    2位には松下信治が入り、DELiGHTWORKS RACINに初の表彰台をもたらした。3位には22番グリッドからスタートした坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が続き、TOM’S勢がダブル表彰台を達成した。

    予選でポールポジションを獲得していた岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)は、運に恵まれず13位。野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)、笹原右京(REALIZE KONDO RACING)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)らはリタイアに終わる波乱のレースとなった。

    スーパーフォーミュラ第4戦鈴鹿 決勝結果
    1.サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    2.松下信治(DELiGHTWORKS RACING)
    3.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    4.ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)
    5.チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)
    6.大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    7.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    8.ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)
    9.ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)
    10.福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)
    11.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    12.阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    13.岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    14.Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    15.野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)
    16.小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    17.小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)
    18.小出峻(ThreeBond Racing)
    DNF.イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    DNF.野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    DNF.野中誠太(KCMG)
    DNF.笹原右京(REALIZE KONDO RACING)
    DNF.山下健太(KCMG)
    DNF.佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)

  • スーパーフォーミュラ鈴鹿予選 岩佐歩夢が今季3度目のポールポジション

    スーパーフォーミュラ鈴鹿予選 岩佐歩夢が今季3度目のポールポジション

    スーパーフォーミュラ選手権第4戦の公式予選が5月23日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)がポールポジションを獲得した。岩佐歩夢にとっては2026年シーズン3度目のポールポジションとなる。

    TEAM MUGEN AUTOBACSは野尻智紀も2番手に入り、フロントロウを独占。3番手には野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)が続いた。

    一方、予選ではトラックリミット違反によるタイム抹消が相次ぐ波乱の展開となった。ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、いずれもベストタイムを抹消されている。

    TEAM MUGEN AUTOBACSが鈴鹿で速さを発揮
    岩佐歩夢は1分37秒119を記録しトップタイムをマーク。野尻智紀もわずか0.018秒差の1分37秒137で続き、TEAM MUGEN AUTOBACS勢が鈴鹿で圧倒的な速さを見せた。

    3番手の野村勇斗は1分37秒600を記録。4番手には阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、5番手には福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)が続いている。

    トラックリミット違反でタイム抹消
    Q2終盤にはトラックリミット違反が続出した。

    ベストタイムが抹消となり、ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)は10番手、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)は11番手、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は12番手となった。

    スーパーフォーミュラ第4戦鈴鹿 予選結果
    1. 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS) – 1分37秒119
    2. 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS) – 1分37秒137
    3. 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max) – 1分37秒600
    4. 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) – 1分37秒617
    5. 福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE) – 1分37秒647
    6. 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING) – 1分37秒699
    7. イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING) – 1分37秒804
    8. 小出峻(ThreeBond Racing) – 1分37秒851
    9. 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) – 1分38秒267
    10. ザック・オサリバン(TEAM IMPUL) – 1分38秒215
    11. 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC) – 1分49秒474
    12. 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分51秒090
    13. 松下信治(DELiGHTWORKS RACING) – 1分38秒495
    14. サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S) – 1分38秒221
    15. 山下健太(KCMG) – 1分38秒565
    16. ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING) – 1分38秒289
    17. 笹原右京(REALIZE KONDO RACING) – 1分38秒626
    18. 野中誠太(KCMG) – 1分38秒899
    19. Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing) – 1分39秒839
    20. チャーリー・ブルツ(TEAM GOH) – 1分38秒996
    21. ロマン・スタネック(Buzz MK RACING) – 1分39秒194
    22.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S) – 1分45秒835
    23. 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC) – 1分47秒637
    24. 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) – 1分54秒548

  • スーパーフォーミュラ第3戦オートポリス決勝は雨で中止 1周でレース不成立

    スーパーフォーミュラ第3戦オートポリス決勝は雨で中止 1周でレース不成立

    2026年スーパーフォーミュラ第3戦オートポリス決勝は、悪天候の影響により中止となった。レースはわずか1周で終了し、成立条件を満たさず「レース不成立」と判断された。

    日曜日のオートポリスは朝から雨に見舞われ、レースディレクションはウェット宣言を発令。この間はレイン用タイヤ(ウェットタイヤ)の使用が許可されたが、天候の回復は見込めなかった。

    スタート延期からセーフティカー先導へ
    当初14時30分に予定されていた決勝スタートは、天候悪化により14時48分へ延期。その後、セーフティカー先導によるスタートが切られたが、視界不良と路面状況の悪化により、直後に赤旗中断となった。

    再開断念で中止決定
    レースコントロールは天候の回復を待ったものの、安全にレースを再開できる見通しが立たず、そのまま中止を決定。走行が1周のみにとどまったことで、競技規則上「レース不成立」とされた。

    この決定について、JRP日本レースプロモーションの近藤真彦会長は次のように説明した。

    「残念ながら、この大会、中止となってしまいました。JRPとしては、早い決断をしないとファンの皆様のためにならない。絶対に早い決断でファンの皆さん待っていただいているので、そうしてほしいということをお願いしまして、早く決定させていただきました。この代替えに関しましては、まだこの後検討していきたいと思っております。九州のこの大会で昨年の130%、今日もおそらく120%を超えるお客様が来ていただいているということで、オートポリスでどんどんお客様が増えてきてくれると本当に嬉しくて、24名のドライバー、本当にファンの皆さんに励まされて、本当に良いレースをしたいと思っております。この魅力のあるスーパーフォーミュラ、ちょっと今日は残念だったんですけども、また次回来た時にはぜひ皆さん来てください。本当にドライバー、今日雨なのになんでこんなにみんな来てくれるんだろう、すごいねって言ってたんで、本当に皆さんドライバー一人一人、ファンの人のことを励みに頑張っていますので、これからも応援してあげてください。また来年晴れて応援しましょう。ありがとうございました」

    今回の決定により、第3戦オートポリスは公式結果が残らない形となった。天候に翻弄された一戦は、シリーズにとっても異例の週末となった。

  • 岩佐歩夢 SF第3戦予選PP「F1に近いフォーマットはすごく良い経験」

    岩佐歩夢 SF第3戦予選PP「F1に近いフォーマットはすごく良い経験」

    岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)は、2026年スーパーフォーミュラ第3戦オートポリスの予選でポールポジションを獲得した。Q1からQ3まで全セッションでトップタイムを記録する圧巻の内容で、今季2度目のPPを手にしている。

    今回の予選では、2021年以来となるQ3実施のノックアウト方式が採用され、F1に近いフォーマットが導入された。その中で岩佐歩夢は、初のQ3挑戦で結果を残し、その経験自体にも大きな価値を見出している。

    岩佐歩夢「F1に近いフォーマットはすごく良い経験」
    岩佐歩夢は予選を振り返り、まず率直な喜びとともにチームへの感謝を口にした。

    「ポールポジションは本当に率直に嬉しいですね。今日は走り出しから良いフィーリングがあったんですけれども、それをそこからさらに研ぎ澄ましていくことができて、そのパフォーマンスを引き出してくれたエンジニア、メカニック、チームのみなさんにまずは感謝したいです。乗っていて“これはいけるな”というフィーリングを本当に感じるパフォーマンスがあって、それをQ3で自分自身もしっかりと良いラップを刻んでクルマのパフォーマンスを出すことができたというところに一番喜びを感じています」

    さらに今回導入されたQ1〜Q3形式については、F1に通じる要素を実戦で体験できた点を強調した。

    「(Q3は)初めてだったので、少しチャレンジだなと思っていました。Q1、Q2、Q3の間の時間が10分だったり、クルマに乗り込んだ状態でQ3まで行くというところは、今のF1と同じようなフォーマットで、自分としてもすごく良い経験になったと思っています。そのなかで、初めてのQ3でしっかりと結果を出せたことは良かったと思います」

    岩佐歩夢 スーパーフォーミュラ

    全セッショントップで証明した対応力
    実際の走りも、その言葉を裏付けるものだった。Q1では1分26秒524、Q2でも1分26秒419と連続トップ通過を果たすと、Q3では唯一の1分25秒台となる1分25秒866を記録。全セッションで最速という形でポールを決めた。

    短いインターバルの中でコンディションを読み、タイヤの使い方を最適化しながらラップをまとめ上げる必要がある今回のフォーマットにおいて、その対応力は際立っていた。

    決勝へ「不安定な天候を想定して準備」
    一方で岩佐歩夢は、決勝に向けて気を緩めることはない。天候の変化を見据え、冷静に準備の重要性を語っている。

    「明日の決勝は天候が不安定な状況になるのは見えているので、いろいろなケースを想定した準備を入念にして、明日は明日で挑みたいと思います」

    初のQ3導入という新しい状況の中で結果を残した今回のポールポジションは、単なる速さだけでなく、変化への適応力も示す内容となった。決勝では、その強さをどこまで結果につなげられるかが問われる。

  • スーパーフォーミュラ第3戦 岩佐歩夢がポール獲得 唯一の1分25秒台で圧倒

    スーパーフォーミュラ第3戦 岩佐歩夢がポール獲得 唯一の1分25秒台で圧倒

    2026年スーパーフォーミュラ第3戦の公式予選が4月25日、大分県のオートポリスで行われ、5年ぶりに復活したQ3フォーマットのもとで岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)がポールポジションを獲得した。

    岩佐歩夢は最終セッションQ3で1分25秒866を記録し、2番手の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)にコンマ2秒以上の差をつける圧巻の走りを披露。3番手にはチームメイトの野尻智紀が続き、TEAM MUGEN AUTOBACSが上位を占める結果となった。

    岩佐歩夢が唯一の1分25秒台で主導権
    Q3は上位5台で争われ、岩佐歩夢が唯一1分25秒台に突入。太田格之進(1分26秒139)と野尻智紀(1分26秒144)は僅差で並んだものの、トップとの差は明確だった。

    Q3形式がスーパーフォーミュラで復活するのは2021年以来となる。今季はオートポリスとSUGOの週末1レース大会に限定して導入されており、横浜ゴムの協賛により「SUPER POLE QUALIFYING Supported by YOKOHAMA TIRE」として実施されている。この特別セッションでポールポジションを獲得した岩佐歩夢には、賞金100万円が贈られる。

    4番手にはサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)、5番手には阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が入り、トヨタ勢も上位に食い込んだ。

    中団はコンマ差の接戦に
    Q2では坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が6番手で最上位となり、佐藤蓮、牧野任祐、イゴール・オオムラ・フラガ、福住仁嶺までが1分26秒台に並ぶ接戦となった。

    一方で、大湯都史樹やロマン・スタネックはQ3進出に届かず、トップ5との差がやや広がる結果となった。

    Q1では実力者が姿を消す展開
    Q1ではザック・オサリバン、山下健太、野中誠太らが敗退。小林可夢偉や笹原右京といった経験豊富なドライバーも下位に沈む波乱のセッションとなった。

    また、小出峻(ThreeBond Racing)はタイムを記録できず最後尾となった。

    スーパーフォーミュラ 岩佐歩夢

    2026年スーパーフォーミュラ第3戦 オートポリス予選結果
    1位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)1:25.866
    2位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1:26.139
    3位 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)1:26.144
    4位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)1:26.211
    5位 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)1:26.498

    6位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)1:26.664
    7位 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)1:26.683
    8位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1:26.698
    9位 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)1:26.803
    10位 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)1:26.827
    11位 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)1:27.163
    12位 ロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)1:27.366

    13位 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)1:27.581
    14位 山下健太(KCMG)1:27.756
    15位 野中誠太(KCMG)1:27.796
    16位 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)1:27.773
    17位 ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)1:27.798
    18位 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)1:27.823
    19位 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)1:27.923
    20位 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)1:27.866
    21位 Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)1:28.608
    22位 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)1:28.521
    23位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)1:28.565
    24位 小出峻(ThreeBond Racing)No time

    決勝はこのグリッドをもとに争われるが、岩佐歩夢が築いた明確なアドバンテージを活かせるかが焦点となる。一方で2番手以下は僅差で並んでおり、スタートや戦略次第で大きく順位が動く可能性もありそうだ。

  • F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    FIAが2026年F1日本GPに向けて実施した予選ルール変更は、期待された効果を発揮しなかった可能性が高い。リアム・ローソンは「違いを感じなかった」と語り、現行F1の予選が抱える構造的な問題を示唆した。

    今回の変更では、予選時に使用可能なエネルギー量が9MJから8MJへ削減された。リフト&コーストやスーパークリッピングを抑え、よりフルプッシュに近いアタックを可能にする狙いだったが、鈴鹿ではその理想とは異なる現実が浮き彫りとなった。

    FIAの調整でも変わらなかった予選の実態
    鈴鹿では特に130R進入でスーパークリッピングが目立ち、ドライバーは依然としてエネルギーマネジメントを強いられた。FIAが目指した「全開で攻める予選」は実現せず、ラップの質を左右するのは依然としてバッテリーの使い方だった。

    ローソンは今回の変更について、次のように語っている。

    「現状ではすべてのサーキットが本当に大きく異なっているから、判断は難しい」

    「僕は以前の設定で走ったことがないので比較はできない。でも、違いは感じなかった」

    なぜスーパーフォーミュラは“全開で走れる”のか
    今回の日本GPでは、スーパーフォーミュラとの比較も多く語られた。パワーではF1に及ばないものの、コーナリングスピードの高さとドライビングの自由度が際立つカテゴリーとして知られている。

    ローソンも鈴鹿におけるスーパーフォーミュラについて高く評価している。

    「このコースでのマシンは特別だ。とても楽しいクルマだし、F1と比べるとパワーは低いけど、コーナースピードは非常に高い」

    「僕が最後にスーパーフォーミュラを走ったのもこのトラックだったけど、本当に楽しかった。やっぱり素晴らしいサーキットだ」

    F1が“全開で走れない”構造的な課題
    今回のルール変更が示したのは、単純な数値調整では解決できない問題の存在だ。エネルギー使用量の制限は維持されたままであり、結果としてドライバーは依然としてバッテリー残量を意識した走行を余儀なくされている。

    その結果、スーパークリッピングは解消されず、予選においても「どこで使い、どこで抑えるか」というマネジメントが主導する構図が続いている。ローソンの「違いを感じなかった」という言葉は、この構造そのものに変化がなかったことを示している。

    FIAは今月予定されている会合でさらなる対策を議論する見通しだが、今回の結果は、現行レギュレーションの根本に踏み込まなければ問題は解決しない可能性を示している。予選のあり方そのものが、改めて問われている。

    RacingNews365

  • スーパーフォーミュラ第2戦 太田格之進が優勝 開幕2連勝で独走スタート

    スーパーフォーミュラ第2戦 太田格之進が優勝 開幕2連勝で独走スタート

    2026年スーパーフォーミュラ第2戦の決勝が4月5日(日)にモビリティリゾートもてぎで行われ、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が開幕戦に続いて優勝した。

    ポールポジションからスタートした太田格之進は、スタート直後の1コーナーで膨らみ、大湯都史樹にトップの座を奪われる。

    トップに立った大湯都史樹は11周目と早い段階でピットイン。一方の太田格之進は22周目まで引っ張る戦略を選択し、ピットアウト後に大湯の前へ浮上した。

    全車がピットインを終えてトップに立つと、太田格之進は後続との差をコントロールしながら走行。そのままチェッカーを受け、開幕戦に続く2連勝で今季2勝目を挙げた。

    2位には阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、3位には福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が続いた。阪口晴南にとっては2021年以来となる表彰台となり、福住仁嶺はROOKIE Racingに初の表彰台をもたらした。

    ウィリアムズF1のリザーブドライバーであるルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)は、ファイナルラップ直前にピットインする戦略を採り、4位でフィニッシュした。

    序盤をリードした大湯都史樹は、タイヤ交換後にペースが上がらず、後からピットインしたドライバーにもポジションを奪われ、5位でレースを終えた。

    2026年スーパーフォーミュラ第2戦 もてぎ 決勝結果
    1位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    2位 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    3位 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)
    4位 ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)
    5位 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    6位 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)
    7位 山下健太(KCMG)
    8位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    9位 小出峻(ThreeBond Racing)
    10位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)
    11位 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
    12位 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)
    13位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    14位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    15位 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)
    16位 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    17位 ロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)
    18位 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    19位 野中誠太(KCMG)
    20位 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)
    21位 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)
    22位 Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    23位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    24位 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)

  • スーパーフォーミュラ第2戦予選 太田格之進がポールポジション獲得

    スーパーフォーミュラ第2戦予選 太田格之進がポールポジション獲得

    2026年スーパーフォーミュラ第2戦の予選が4月5日(日)にモビリティリゾートもてぎで行われ、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得した。

    予選は2グループ制のQ1でスタートし、各組上位6台がQ2へ進出。最終セッションのQ2では12台によるポール争いが行われた。

    太田格之進は1分30秒369をマークし、2番手の大湯都史樹に0.254秒差をつけてトップタイムを記録。第1戦に続き、もてぎでの速さを見せつけた。

    2番手には大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、3番手には岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)が続いた。

    Q2結果(決勝グリッド上位12台)
    1番手 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 1:30.369
    2番手 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) 1:30.623
    3番手 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS) 1:30.637
    4番手 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS) 1:30.700
    5番手 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING) 1:30.856
    6番手 小出峻(ThreeBond Racing) 1:30.876
    7番手 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE) 1:30.917
    8番手 山下健太(KCMG) 1:30.931
    9番手 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max) 1:30.943
    10番手 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL) 1:30.973
    11番手 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING) 1:31.118
    12番手 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S) 1:31.664

    13位以下(Q1敗退)
    13位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S) 1:31.468
    14位 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING) 1:31.883
    15位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING) 1:31.539
    16位 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC) 1:31.886
    17位 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC) 1:31.977
    18位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 1:32.059
    19位 野中誠太(KCMG) 1:31.992
    20位 ロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING) 1:32.132
    21位 ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING) 1:32.260
    22位 笹原右京(REALIZE KONDO RACING) 1:32.292
    23位 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH) 1:32.300
    24位 Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing) 1:33.854

  • 太田格之進 SF開幕戦制覇「ウォームアップ差を見てOTSを使用」

    太田格之進 SF開幕戦制覇「ウォームアップ差を見てOTSを使用」

    2026年スーパーフォーミュラ開幕戦(もてぎ)は、長時間のセーフティカーと赤旗によりレースの大半が制限される異例の展開となった。その中で勝利を掴んだのは、予選2番手からスタートした太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。

    ポールポジションの岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)をリスタート直後に攻略し、その一撃で勝負を決めた。限られたグリーン区間での判断が結果を左右したレースだった。

    太田格之進はまた、今季開幕戦に向けた精神的な準備の難しさについても明かした。

    「去年(タイトルを獲り逃して)、本当に悔しい思いをして“燃え尽き症候群”みたいになって、そこから今年、イチから戦うことに対して、メンタル的な部分をこの開幕戦にバシッと合わせることが例年以上に難しかったと思っています」

    「やっとここに戻ってきたなという感じですね。それで優勝できたので良かったと思います」

    観察から組み立てたリスタート戦略
    今回のレースは、実質的な勝負がごく限られた周回に集約される展開だった。そのため、リスタートの一瞬にすべてを合わせる必要があった。

    太田はセーフティカー中の走行からライバルの状態を見極め、OTS(オーバーテイクシステム)の使用判断にも言及した。

    「ホイールスピンの感じを見ていて、少しウォームアップに苦戦しているような感じがあって、SC明けの最終コーナーの立ち上がりは結構チャンスになるのかなというところで、立ち上がりでOTSを使っていくというのも戦略として考えたという感じです」

    「いつ、レースが再開されるか分からない状況だったので、とにかく準備できることをしていました」

    「少しギャンブル的というか、歯を食いしばっていくしかないようなシチュエーションをなんとか自分なりに気合いでいけたなと思っています」

    ウォームアップ状況の差を読み取り、最終コーナー立ち上がりでの加速勝負にすべてを合わせた。その判断と実行が勝敗を分けた。

    スーパーフォーミュラ 太田格之進 vs 岩佐歩夢

    岩佐歩夢の失速は複合要因
    2位の岩佐歩夢は、リスタートでの失速について複数の要因があったと示唆した。

    「結果はもちろん悔しいですけど、抜かれた要因としてはいろいろな原因があって、ここでは詳しく話しませんが、自分がコントロールできない範囲のことなども起こっているので、自分としては今日のことは忘れて、明日に切り替えて、ポール・トゥ・ウインを目指したいと思います。」

    「エンジンがずっとバラついてしまって、直線のエンドまでずっと吹けない状態が続いていたことが大きかったですね。その原因はまったく分からないので、今後に向けてしっかり分析してもらって改善していかなければならないと思っています。」

    トラクションとエンジンの問題が重なり、防御が成立しない状況に陥っていた。

    佐藤蓮は堅実に3位を確保
    3位の佐藤蓮は、マシンポテンシャルの差を認めつつも、難しいコンディションでの結果を評価した。

    「マシンのポテンシャル的にはまだトップ2には足りていないと思うので、そこをどうツメていくかが明日に向けての課題かなと思います」

    「そのなかでしっかりと走り切って、ポイントを持って帰れたのは良かったと思います」

    また、新舗装による影響についても言及した。

    「舗装が変わって、水はけもかなり悪くなっていて、それは鈴鹿テストでもあったことなので想定はしていたんですが」

    “1回の判断”が勝敗を決めた開幕戦
    今回のレースは、純粋な速さではなく、状況対応力と判断力が結果を左右した。

    限られたチャンスの中で、観察・準備・決断をすべて成立させた太田が勝利を掴んだ。

    太田はそのすべてを成立させ、「今年の目標は『チャンピオン』しかない」と語るシーズンの第一歩を完璧な形で踏み出した。