カテゴリー: F1スポンサー

  • マクラーレンF1 マスターカードと冠スポンサー契約も「パパイヤカラーは継続」

    マクラーレンF1 マスターカードと冠スポンサー契約も「パパイヤカラーは継続」

    マクラーレンは10年以上ぶりにタイトルスポンサーを迎えることを発表した。その相手はマスターカードだ。しかし、CEOのザク・ブラウンは伝統的なパパイヤカラーのカラーリングが維持されることを強調した。

    「心配はいらない。クルマはちゃんと認識できる姿のままだ」とブラウンはアムステルダムで行われた発表会でオランダ紙『Algemeen Dagblad』に語った。

    この契約は1シーズンあたり1億ドル(約146億円)規模と見られており、F1史上、そしてマクラーレンにとっても最大のスポンサー契約になる可能性がある。タイトルスポンサーを獲得するのは、2013年にボーダフォンが離れて以来初めてのことだ。

    ブラウンは、このパートナーシップはファンを第一に考えたものだと説明した。

    マクラーレンの公式リリースは「我々にとって最も大切なのは素晴らしいファンの皆さんだ」という一文で始まり、女性ファンの写真を中心に据えていた。マスターカードは「チーム・プライスレス」という新しい取り組みを展開し、舞台裏へのアクセス、ホットラップ、グランプリでの特別体験などを提供する。

    マクラーレン F1 マスターカード

    ブラウンは次のように述べた。「マスターカードとのパートナーシップが次の章に進むことをこれ以上なく嬉しく思う。彼らは我々の情熱と価値観を共有しており、ネーミングパートナーとなることはオンでもオフでも前進を続けるための完璧な出発点だ」

    マスターカードのマーケティング責任者ラジャ・ラジャマナールもこう語った。「マクラーレン・レーシングは、革新、精密さ、パフォーマンスの頂点を象徴している。これらの価値は我々自身のものと一致する。ネーミングパートナーとなることで、我々の“ファンファースト”の取り組みは次の段階へと進む」

    元F1最高責任者のバーニー・エクレストンも、この契約が「新しいマクラーレン時代」となり得ると称賛し、ザク・ブラウンを評価した。

    「ザク・ブラウンはとても良い仕事をしている」と彼はsport.deに語った。「以前彼にこう言ったことがある。“君はとても才能があるとは思わない。でも君の才能のひとつは、正しい人材を選んで一緒に仕事をすることだ”。彼は周囲に適切な人材を集め、それを維持している」

  • マクラーレンF1 マスターカードと2026年からタイトルスポンサー契約

    マクラーレンF1 マスターカードと2026年からタイトルスポンサー契約

    マクラーレンF1チームは、2026年シーズンからマスターカードをネーミングパートナーとして迎え入れ、10年以上ぶりに公式タイトルスポンサーを冠することを発表した。

    この契約は両ブランドの既存パートナーシップを大幅に拡大するものであり、米国の決済大手による重要なコミットメントを示すものとなる。マクラーレンとマスターカードは2024年7月に複数年契約を結んでいたが、今回の合意により協力関係は新たな段階に進む。

    2026年からチームは正式に「マクラーレン・マスターカードF1チーム」として参戦することとなり、2013年のボーダフォン離脱以来初めて企業名を冠することになる。

    マスターカードはこの発表に合わせ、ファン向けの新イニシアティブ「チーム・プライスレス」を始動させることも明らかにした。このプログラムでは、ランド・ノリスやオスカー・ピアストリとのミート&グリートや、サーキットでのホットラップ走行など、特別な体験がファンに提供される予定で、同社の「プライスレス」リワード哲学をさらに拡大するものとなる。

    マクラーレン F1 マスターカードマクラーレン・レーシング代表のザク・ブラウンと、マスターカード最高マーケティング兼コミュニケーション責任者ラジャ・ラジャマナール(上海グリッドにて)

    ブラウン「ファンが最優先」
    マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、この新たなパートナーシップがファン中心であることを強調し、マスターカードの長期的目標との一致を強調した。
    「我々にとって最も大切なのは素晴らしいファンたちだ。だからこそ、マスターカードとのパートナーシップの次の章に進めることを心から嬉しく思う。世界中のパパイヤファミリーに約束するのは、これからもファンを第一に考え、チームをより身近に感じてもらい、驚くような体験を提供し続けることだ」とブラウンは語った。

    「マスターカードは我々の情熱や価値観を共有する素晴らしいパートナーだ。ネーミングパートナーとして共に歩むことは、我々がオン・オフ両面で前進し続けるための完璧な発射台になるだろう。2026年に『チーム・プライスレス』が実現するのを見るのが待ちきれない」と続けた。

    マスターカード「次なるレベルへ」
    マスターカードにとって、この関係拡大はF1の世界的なファン層に深く根を下ろす意志を示すとともに、同社の革新性とパフォーマンスというブランド価値を強化するものとなる。
    「我々のパートナーシップは、最初からファンを“ポールポジション”に置くことを基盤としてきた。そして、マクラーレンF1チームの公式ネーミングパートナーになることで、そのコミットメントを次の段階に引き上げる」と、マスターカードのチーフ・マーケティング兼コミュニケーション責任者のラジャ・ラジャマナールは述べた。

    「マクラーレン・レーシングは革新、精度、パフォーマンスの頂点を体現しており、それは我々が限界を押し広げ、勝利の体験を提供する姿勢と一致している。『チーム・プライスレス』のようなコラボレーションは、その価値観を反映しており、ファンに今シーズン、そしてこれから先も楽しみにしてもらえるものを提供していく」と加えた。

    マスターカードがチーム・パパイヤへの関与を強めることで、マクラーレンは商業基盤をさらに強化すると同時に、2026年の大規模なレギュレーション変更を控えたF1において、ファン中心の新時代を切り開くことになる。

  • 角田裕毅 ゴードン・ラムゼイと共演:F1でHexCladのアンバサダー就任

    角田裕毅 ゴードン・ラムゼイと共演:F1でHexCladのアンバサダー就任

    トップシェフや意欲的なホームクックから愛されるパフォーマンス重視のキッチンウェアブランド「HexClad(ヘックスクラッド)」は、F1界の新星である角田裕毅を新たなグローバルブランドアンバサダーに迎えることを発表した。

    このパートナーシップは、レーシングにおける精密さと料理における芸術性という、最高の道具・集中力・実行力がすべてを左右する2つの世界を融合させた国際的なキャンペーンの幕開けとなる。

    恐れを知らぬ走りと際立った個性で知られる角田裕毅は、熱心なホームクックとしてシェフになることを長年夢見てきた。そして今回、世界的な料理界の象徴的人物であるゴードン・ラムゼイとタッグを組み、「High Performance Cookware(ハイパフォーマンス・クックウェア)」キャンペーンに参加。大胆なクリエイティブの演出として、角田がキッチンに立ち、ラムゼイがステアリングを握る姿を描き出すことで、どの分野においても「パフォーマンスを引き出すことは正しい道具から始まる」というメッセージを体現する。

    「食と料理は僕の人生において大きな部分を占めていますし、キッチンで過ごす時間が大好きなんです」と角田裕毅は語った。

    「HexCladとのパートナーシップは自然な流れに感じましたし、彼らのクックウェアは料理の時間をより楽しいものにしてくれるだけでなく、プロフェッショナルなレベルで料理するための道具を与えてくれます」

    角田裕毅は、ラムゼイを筆頭にブランドの特許取得済みハイブリッドクックウェアを信頼するHexCladのアンバサダー陣に加わることになる。このパートナーシップの一環として、角田は2025年のF1シーズンを通じて展開されるグローバルキャンペーンコンテンツに登場し、HexCladが彼のオフトラックでの生活を支える様子を、彼がレースで発揮するパフォーマンスへのこだわりと同じ視点で描き出す。また今季のある1戦では、角田のレーシングヘルメットにHexCladのロゴが掲出される予定だ。

    「裕毅は素晴らしいアスリートですが、HexCladにとって完璧な存在である理由はそのマインドセットです。彼は情熱的で、精密で、常に全力です」とHexClad共同創業者兼CEOのダニエル・ウィナーは語った。

    「我々は、ディナーを作るときであれチャンピオンシップを追いかけるときであれ、自分を突き動かす最高の道具を求める人々のためにこのブランドを築き上げてきました」

    この発表は、グローバルな拡大を続け、業界におけるパフォーマンス志向の調理器具の新たな姿を定義し続けるHexCladにとって、勢いのある流れに続くものだ。角田裕毅の参加により、ブランドは料理界と世界的なスポーツの舞台での存在感をさらに深めることになる。

    このキャンペーンはHexCladが企画し、カンヌ受賞歴を持つCMディレクター、ピーター・フランクリン・バンクスの指揮の下、KODE Mediaが制作。2025年秋より、米国、英国、日本を含む複数の市場でのPRおよび小売戦略に支えられ、放送・デジタル・ソーシャルプラットフォームを通じて世界的に展開される予定だ。
    角田裕毅 F1
    HexCladについて
    HexCladはロサンゼルスに拠点を置くグローバルプレミアムキッチンウェアブランドであり、ステンレスとノンスティックを融合した特許取得済みハイブリッド技術で、比類なきパフォーマンス・耐久性・使いやすさを実現している。2016年の創業以来、同社はクックウェア、カトラリー、カッティングボード、エプロン、キッチンアクセサリーといった高性能製品のフルラインナップを通じて現代の調理器具を再定義してきた。ダイレクト・トゥ・コンシューマーの販売チャネルと戦略的リテールパートナーを通じて展開され、ルールを打ち破り常識に挑む製品によって、あらゆるレベルの料理人たちから熱い支持を獲得している。2023年から2025年にかけて、米国で最も成長著しい民間企業のランキング「Inc. 5000」に選出された。

  • F1:フェルスタッペン 元スポンサーがマネーロンダリングと贈収賄で禁錮刑

    F1:フェルスタッペン 元スポンサーがマネーロンダリングと贈収賄で禁錮刑

    元オランダ大手スーパーマーケット「ジャンボ」のCEOで、マックス・フェルスタッペンの元個人スポンサーでもあったフリッツ・ファン・エールが、マネーロンダリング、贈収賄、文書偽造の罪で禁錮2年の判決を受けた。

    木曜日に下されたフローニンゲン地裁の判決は、52歳の実業家にとって劇的な転落を意味するもので、ファン・エールは控訴する見通しだ。

    ファン・エールの不祥事は2022年、ジャンボ(オランダ国内を中心に、ベルギーにも数店舗を展開)がマネーロンダリングの疑惑に揺れたことから始まった。

    裁判所は、ファン・エールが企業経営者としての立場を乱用し、架空請求書やスポンサーシップを隠れ蓑として私腹を肥やしていたと認定。違法な物品やサービスを受け取り、ジャンボのスポンサー予算を利用して自身の事業(モトクロスチームなど)に資金を流用していたと結論づけた。共犯者のテオ・Eも有罪となり、懲役3年半の判決を受けた。

    モータースポーツとの関わりと失墜
    ファン・エールは経営者としてだけでなく、国際モータースポーツ界でも広く知られていた。フォーミュラ・フォードでの活動から、FIA世界耐久選手権(WEC)やル・マン24時間レース5度の出場まで幅広い経歴を持つ。

    「レーシングチーム・ネーデルラント」のドライバーとして2021年のル・マン24時間レース(プロアマクラス)で表彰台を獲得。

    また、キャリア初期のフェルスタッペンを支えた主要スポンサーであり、ジャンボのロゴはレッドブル所属時代のフェルスタッペンのヘルメットにも複数シーズンにわたり掲出された。しかし、2023年末にCEOがトン・ファン・フェーンへ交代すると、年間2,000万ユーロ規模のスポンサー予算は打ち切られた。

    マックス・フェルスタッペン

    現金、汚職、そして失墜した名声
    2022年、オランダ当局はファン・エールの自宅とジャンボ本社を家宅捜索し、それぞれ17万6,000ユーロと44万8,000ユーロの不明な現金を押収。直後に逮捕され、検察は架空請求書の作成、賄賂の受領、さらには麻薬関連犯罪者との関係維持などを訴追した。

    この影響でレーシングチーム・ネーデルラントは活動を終了し、資産はチームWRTに売却。ファン・エールはCEOを辞任し、世間の厳しい視線を浴びることとなった。

    判決後もファン・エールは強気の姿勢を崩さず、
    「私の仕事人生はまだ終わっていない。終わったと言う人もいるが、実際は逆だ。もしかしたら人生のリセットかもしれない。私はこれからも、そしてこれまでも起業家だ」と語った。

    それでも、この有罪判決は、かつてビジネスとスポーツの両面で称賛された人物のキャリアに、取り返しのつかない汚点を残すことになった。

  • アウディF1チーム Revolutとタイトルパートナー契約を締結

    アウディF1チーム Revolutとタイトルパートナー契約を締結

    アウディF1チームは、2026年のFIA F1世界選手権参戦に向けて、世界で6,000万人以上のユーザーを抱えるデジタル金融サービス「Revolut(レボリュート)」を展開するグローバル金融テクノロジー企業とタイトルパートナー契約を結んだと発表した。

    このパートナーシップは、モータースポーツとグローバル金融という異なる分野で既存の枠組みに挑戦し、持続的なイノベーションを追求してきた両ブランドの共通するビジョンに基づいたものだ。

    レース期間中には、モータースポーツファンが新たな形でスポーツと触れ合える体験を創出し、特に新世代のファンに向けて今までにないユニークなコンテンツを提供することを目指している。また、Revolutのユーザーに対しても特別な特典を展開していく。

    さらにこの契約の一環として、Revolutの法人向け金融サービス「Revolut Business」がアウディF1チームの財務業務に本格的に導入される。加えて、ファンがチームグッズや関連サービスを購入する際には、Revolutによるシームレスな決済ソリューションが導入され、プレミアムで直感的なユーザー体験を実現する予定だ。

    アウディ F1チーム(Audi F1 Team)

    Revolut

    レボリュート CEO ニコライ・ストロンスキーは次のように述べている。 「本パートナーシップはレボリュートと将来のAudi F1チームにとって記念碑的なパートナーシップとなります。私たちは世界の1億人のお客様に利用いただくために邁進しており、モータースポーツにとって極めて重要なこの時期に、忘れられない体験と共にお客様をFormula 1の世界へお連れします。レボリュートがグローバル金融市場の現状に挑戦し続けるように、今後のアウディF1チームもモータースポーツで同様の挑戦を成し遂げようとしています。共通の展望、グローバル規模の高い使命感、そして進歩への絶え間ない意欲に支えられたこのパートナーシップは、Formula 1で何が可能なのかを定義するものとなるでしょう。」

    新生Audi F1チーム チーム代表 ジョナサン・ウィートリー氏は次のように述べている。「私たちはレボリュートという、イノベーションと絶え間ない使命感という私たちの中核的な理念を共有する真のパートナーを見つけました。これは単なるブランドの適合性を超えた、モータースポーツの既成概念に挑戦するために生みだされた戦略的アライアンスです。2026年以降、デジタルファーストのRevolutソリューションが、私たちの主要業務を強化すると同時に、ファンの皆様やコミュニティと私たちのチームがどのように関わるかも再定義し、サーキット内外で皆様にシームレスかつ魅力的な体験を提供します。」

    AUDI AG CEO 兼 ザウバー・モータースポーツAG取締役会長、ゲルノート・デルナー氏は次のように述べている。 「アウディは明確な野心を持ってFormula 1に参戦します。それは、このプラットフォームをアウディブランドの未来に向けた、技術的に意義のある、経済的に持続可能な投資として活用することです。私たちは、現実的な姿勢と継続的な改善という考え方で取り組んでいるこのプロジェクトの成功を固く信じています。レボリュートという、私たちの野心と姿勢を共有するパートナーを見つけました。Formula 1はグローバルな舞台であり、共に新しいターゲット層にリーチし、私たちの製品への熱意を生み出す機会を提供してくれます。」

    今回のパートナーシップは、Revolutの全世界の顧客ベースを1億人まで拡大するという目標に向け、レボリュートが急速に事業拡大している中での画期的な一歩となります。過去12ヶ月間、レボリュートは中核となる金融およびライフスタイルサービスの分野で著しいイノベーションを推進し、グローバル市場で記録的な成長を遂げるとともに、ヨーロッパで最も価値のある非上場のテクノロジー企業としての地位を確立しました。

    F1は、2024年にはファン約8億2,000万人およびテレビ視聴者数16億人を記録するなど、世界で最も人気のあるスポーツシリーズとなっている。

  • アウディ 2026年のF1参戦に向けてRevolutとタイトルスポンサー契約を締結

    アウディ 2026年のF1参戦に向けてRevolutとタイトルスポンサー契約を締結

    2026年のF1世界選手権への本格参戦を予定しているアウディF1チームは、グローバル・フィンテック企業「Revolut(レボリュート)」とタイトルスポンサー契約を締結したことを発表した。

    Revolutは世界中で6,000万人以上の利用者を抱え、急成長を続けるデジタル金融サービスプロバイダーとして知られる。

    両社は、テクノロジーと革新性を共通の価値観として持ち、モータースポーツおよび金融業界において既成概念を打ち破る姿勢で一致している。この提携は、そんな両ブランドの未来志向のビジョンに基づいて実現した。

    今後、F1開催期間中には、従来とは異なる角度からモータースポーツにアクセスできる体験の提供を予定。特に若年層のファン層に向けた斬新なコンテンツが展開されるほか、Revolutユーザー向けには限定特典や優待プログラムも実施される。

    また、パートナーシップの一環として、法人向けサービスである「Revolut Business」がアウディF1チームの財務運営に導入され、チームの経理や取引を支援する。さらに、グッズやサービスの購入時にはRevolutの決済ソリューションが組み込まれ、スムーズかつ高品質な購買体験が提供される予定だ。

    Revolut CEOのニコライ・ストロンスキー氏は次のように述べている。

    「この提携は、レボリュートとアウディF1チームの未来にとって極めて象徴的な意味を持ちます。私たちは1億人の顧客にサービスを届けるという目標に向けて取り組んでおり、Formula 1という世界的な舞台で、新しい形の体験を提供できることに非常に興奮しています。両者ともに業界の常識に挑み続ける存在であり、このパートナーシップは、F1で実現可能なことの定義を塗り替えるものになるでしょう。」

    アウディF1チーム代表のジョナサン・ウィートリー氏も次のようにコメントしている。

    「私たちは、Revolutという信頼できるパートナーを迎えました。我々の理念である革新と挑戦を共有してくれる存在です。この協業は単なるスポンサー契約ではなく、F1という枠組みを進化させるための戦略的パートナーシップです。2026年から、Revolutのデジタル主導のソリューションが我々の中核業務を支え、ファンとのつながり方にも新しい価値を生み出すと確信しています。」

    また、AUDI AGのCEOであり、ザウバー・モータースポーツAGの取締役会長でもあるゲルノート・デルナー氏は次のように述べた。

    「アウディのF1参戦には明確な目的があります。それは、F1というグローバル・プラットフォームを活用して、アウディブランドの将来を形作る技術革新と持続可能性の追求です。現実主義に立脚した着実なプロジェクト運営のもと、私たちは成功に向けて自信を持っています。そしてRevolutは、その志を共有するにふさわしいパートナーです。F1の国際的な舞台で、新しい層の顧客へとリーチし、我々のブランドに対する共感をさらに広げていきたいと思います。」

    なお、Revolutにとって今回の提携は、全世界での顧客数を1億人規模にまで拡大しようとする同社の成長戦略において、極めて重要な一歩となる。過去1年で同社は金融およびライフスタイル領域におけるサービス革新を加速させ、ヨーロッパ市場で最も価値ある未上場テクノロジー企業の一角にまで上り詰めている。

    一方、Formula 1は2024年シーズンにおいて約8億2,000万人のファン層、16億人以上のテレビ視聴者を記録するなど、世界でも屈指の人気を誇るスポーツシリーズであり、今回の提携はその影響力を背景としたグローバル戦略の一環でもある。

  • F1商業責任者 LEGOとLVMH成功の先へ「限界を押し広げ続けるべき」

    F1商業責任者 LEGOとLVMH成功の先へ「限界を押し広げ続けるべき」

    F1のチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プレイザーは、「James Allen on F1」ポッドキャストに出演し、近年のLEGOやLVMHとの成功を例に挙げながら、シリーズは今後も「限界を押し広げ続けなければなりません」と語った。

    イギリスGPの週には、マクラーレンがロンドンのトラファルガー広場を占拠し、シルバーストンの表彰台ではLEGO製のトロフィーが登場。

    さらに俳優ハリソン・フォードがグレンモーレンジィとの新たなパートナーシップを発表するなど、F1はその商業的可能性を最大限に引き出していた。

    F1におけるプレイザーの立場からすれば、同時期にロンドン中心部で開催されていたウィンブルドンをも「上回った」と自信を覗かせるのも当然だった。

    「ロンドンでは、私たちが初めてウィンブルドンを“上回った”と感じられました。街を歩いていても、ものすごい熱気だったんです。マクラーレンがトラファルガー広場でイベントを開きましたし、ウィリアムズやアストンマーティン、そして私たち自身の展開もありました」

    「私がF1に関わってきた8年間で、ロンドンの中心部でこれほどF1が目立っていたのは初めてです。Instagramやソーシャルメディアを見ても、過去に例のないレベルの露出でした」

    F1のスポンサー収入は現在20億ドルを突破しており、LEGOやルイ・ヴィトン、モエ、ディズニーといったブランドとの提携により、F1の商業基盤はさらに強固になっている。しかし、プレイザーは現状に甘んじることなく、さらなる挑戦が必要だと訴える。

    「5年前にチェイス・キャリーが『すべてのレース週末をスーパーボウルのようにしよう』と話していたのですが、私たちは今、それを実現しようとしているんです」

    「LVMHやペプシのようなブランドを誘致することも大切ですが、実際のところ、ファンとの接点として最も大きなマーケティング・プラットフォームはチームそのものなんです」

    「たとえば、LEGOがウォッチパーティーを開いたり、LVMHが私たちと一緒に常に新しい取り組みに挑戦してくださったり、そういう流れができてきています。それによって、マクラーレンやアストンマーティンも素晴らしい契約を結ぶようになってきました」

    「F1全体が、エコシステムとして進化していると思います。私たちはお互いを刺激し合っていますし、その勢いを当然のものと考えてはいけません」

    「常に革新を続けて、限界を押し広げていく必要があります。でも、私たちには素晴らしいリーダーがいて、頼もしいチームが支えてくれていますから、これからが本当に楽しみです」

    レゴ製F1トロフィー

    F1とMotorsport Networkが共同で実施した最新のグローバルファン調査では、回答者の94%が「5年後もF1を追い続ける」と回答。この結果にはプレイザーも驚いたという。

    「正直、ここまで高いとは思っていませんでした。それだけに、グローバルなマーケティングの方向性をしっかり調整して、今後の意思決定層となる世代の方々にも引き続き興味を持っていただけるようにしなければなりませんね」

    ちょうどその頃、ブラッド・ピット主演の映画『F1/エフワン』が世界各地のボックスオフィスで首位を記録。イギリスGP週末の盛り上がりと並行し、新たなファン層を呼び込む原動力になっている。

    「この映画は、本当に特別な存在だと思います。F1をさらに次のステージへと引き上げてくれますし、音楽だけでも長期的に活用できる価値があります」

    「大事なのは、この関心をどう維持し、どう転換し、どう伝えていくかです。特に2026年のレギュレーション変更を前に、F1を正しく理解していただくためのコミュニケーションが求められます」

    「シャシー変更を含めた技術的な内容を、ファンの皆さんにわかりやすく伝えるために、説明動画なども活用していきたいと考えています。今のF1は本当に面白いレースが続いていますし、その理由をしっかり説明したいと思っています」

    「2026年のキャンペーンは、非常にワクワクする内容になりそうです。まずは今年を乗り越えて、ラスベガスGPへと向かいます。皆さんの期待通り、サプライズもたくさん用意していますし、新しい世代に響くスポンサーとの契約もさらに進めていく予定です」

  • アストンマーティンF1とCoreWeaveが提携 ニューウェイ設計のマシンにAI技術

    アストンマーティンF1とCoreWeaveが提携 ニューウェイ設計のマシンにAI技術

    アストンマーティンF1チームは、2026年マシンの設計に向けてAIクラウド企業CoreWeave(コアウィーブ)と提携した。この複数年契約により、エイドリアン・ニューウェイの設計作業は最先端AIのサポートを受けることになる。

    モナコGP前後に発表された今回のパートナーシップでは、アストンマーティンの新設ウインドトンネル施設に「CoreWeave」の名が冠され、AIクラウド技術によるマシン開発支援が本格化する。

    「CoreWeaveはアストンマーティンの公式AIクラウドコンピューティングおよびインフラパートナーとなり、特にマシン設計や空力開発、戦略や分析における精度を新たなレベルへと引き上げることを目的に契約しました」と、CoreWeaveのチーフマーケティングオフィサーであるジーン・イングリッシュはAutosportに語った。

    レース週末におけるリアルタイムデータ分析や、NVIDIAの最新GPUによるAIクラウド移行なども支援範囲に含まれている。

    「我々はこの提携にとてもワクワクしています。CoreWeaveの名を冠した風洞、そしてニューウェイの加入。今こそ、CoreWeaveの強力なAIの力でどこまでできるかを追求する完璧なタイミングだと考えています」

    アストンマーティンはシルバーストンの本拠地に数百万ドル規模の投資を行い、F1キャンパスのアップグレードを進めている。CoreWeaveはその進化において重要な役割を担う。

    「人材と技術、そして共通の野心が揃いました。私たちはF1を単なるレースプラットフォームとしてではなく、AIエンジニアリングの最前線と捉えています」とイングリッシュは強調する。

    「私たちはAIに特化したクラウド企業です。スピード、パフォーマンス、信頼性、専門知識を提供し、AIの真価を引き出すことに集中しています」

    「風洞に関して言えば、AIクラウドのインフラを提供することで、空力シミュレーションの予測や、あらゆるパーツの数百回に及ぶ仮想テストを支えています。最終的に実走テストに投入されるのはその中で最適なものだけです」

    「すべてのレイヤーにおいて重要なのは“スピード”です。我々が提供するスピード、そしてそれによって最終的にマシンがトラックで発揮するスピードこそが鍵になります」

    CoreWeaveとの提携は複数年にわたり継続される予定であり、F1の未来におけるAI活用の重要性を象徴する試みでもある。

    「AIはもはや未来の話ではなく、F1の変革を支える根本的なツールです。好奇心と大胆な野心を持って、この先も共に歩んでいきます」

    アストンマーティンがCoreWeaveのAI技術を最大限に活用し、ニューウェイの創造性をさらに加速させることができれば、同チームは数年以内にF1の最前線で戦う強力な存在となるかもしれない。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

  • ウィリアムズF1とUNDONEが初コラボ「ファンとチームをつなぐ物語」始動

    ウィリアムズF1とUNDONEが初コラボ「ファンとチームをつなぐ物語」始動

    カスタマイズ腕時計ブランド「UNDONE(アンダーン)」が、F1チーム「アトラシアン・ウィリアムズ・レーシング」と公式ライセンス契約を締結し、初のコラボレーションウォッチコレクションを発表した。

    これは単なる商品コラボを超え、「ファンとチームがより深くつながる体験の創出」を掲げたプロジェクトとして展開される。

    コレクションは日本国内で企画・デザインされた“ジャパンクオリティ”仕様。UNDONEが追求するクラフトマンシップと精緻なデザインが、F1のスピリットと融合し、ファンの情熱をかたちにするタイムピースが誕生した。

    2モデルが登場 カルロス・サインツJr.とFW47に着想
    今回発表されたのは2つのモデル。「The Carbono(カルボノ)Watch」は、現役ウィリアムズドライバーであるカルロス・サインツJr.とアレックス・アルボンへのリスペクトを込めたクロノグラフモデルで、レースナンバーやヘルメットデザインを取り入れたファン仕様のカスタマイズが可能。

    もう一つの「FW47 Watch」は、2025年型マシン「FW47」の革新性と技術美をオマージュしたスケルトン仕様の機械式モデル。ウィリアムズの哲学をデザインに落とし込んだ一本となっている。

    両モデルともに100m防水やサファイアガラスを採用し、日常使用にも耐える本格スペックを備える。

    “再始動”を図る両者の情熱が交差したプロジェクト
    F1での栄光を取り戻すべく変革を進めるウィリアムズ、そして東京に本社を移し“日本発の時計ブランド”として世界に挑むUNDONE。このプロジェクトは、両者の再起への強い想いと、日本発のものづくりに対する情熱が自然に交差したことから始動した。

    きっかけとなったのは、元レーサーでありUNDONEのヘビーユーザーであるクリスの存在。彼がスポーツウォッチ「Aqua Deep」に魅了され、両者を橋渡ししたことが今回のコラボ実現につながった。

    UNDONEのモータースポーツ部門責任者クリスは「これは単なるデザインコラボではない。物語のある時計を世界中のファンに届ける挑戦だ」と語り、UNDONE Japanディレクターのプーシェル咲彩子は「異なる領域で活動する三者が、夢と使命を携えて自然に重なった」と振り返る。

    ウィリアムズの“物語”を刻む時計に
    ウィリアムズ・レーシングのマーチャンダイジング&ライセンシングディレクター、ルーク・ティミンスは「時間は、自分だけのストーリーがあるときに初めて意味を持つ。この時計は、ファンとチームをつなぐ物語の起点になる存在だ」と語る。

    近年、F1界随一と称されるファンゾーンやオンライン体験を通じ、ウィリアムズは常に“ファン中心”の姿勢を貫いてきた。今回のウォッチもその延長に位置づけられ、実用性と情熱、両者を融合したアイテムとして展開される。

    ウィリアムズ・レーシング
    ロンドンのF1ファンゾーンで世界初披露
    このコレクションは、2025年F1イギリスGPに先立ち、7月1日~6日にロンドンで開催されたウィリアムズ公式ファンゾーンにて世界初公開された。今後は世界各地のファンイベントなどを通じ、ファンとのリアルな接点を広げていくという。

    製品スペック
    ■The Carbono Watch
    ・価格:60,500円(税込)
    ・ムーブメント:日本製 TMIVK64メカニカル・クォーツ フライバッククロノグラフ
    ・ケース:316Lステンレス(幅41.8mm/厚12.7mm)
    ・風防:サファイアクリスタル
    ・防水:100m/10ATM
    ・特徴:カスタム仕様(イニシャル刻印、ナンバー、ヘルメットデザインなど)
    ウィリアムズ・レーシング The Carbono Watch

    ■FW47 Watch
    ・価格:124,300円(税込)
    ・ムーブメント:Miyota 9122 自動巻き機械式
    ・ケース:316Lステンレス(幅40mm/厚13.8mm)
    ・風防:ARコーティング付きサファイアガラス
    ・防水:100m/10ATM
    ウィリアムズ・レーシング FW47 Watch

    販売スケジュール
    ・事前登録期間:7月1日(火)23:00 ~ 7月16日(水)22:59
    ・UNDONEクラブメンバー限定先行予約:7月16日(水)23:00 ~ 7月19日(土)22:59
    ・事前登録者限定予約:7月19日(土)23:00 ~ 7月22日(火)22:59
    ・一般予約:7月22日(火)23:00 ~ 9月1日(月)12:59

    ※予約はUNDONE公式サイトにて(https://undone.co.jp/pages/wr)

    “語れる時計”を世界に
    2014年に誕生したUNDONEは、「時計=視点(Perspective)」という理念のもと、自分らしさを表現できるカスタマイズウォッチを世界に届けてきた。2024年にグローバル本社を東京に移し、日本のものづくりを軸に再出発したばかりだ。

    ポップカルチャーから伝統文化まで、独自のストーリーを込めたコレクションを展開してきたUNDONEが、今回F1という新たなフィールドに挑戦。世界中のファンが、自分の“F1ストーリー”を語れる時計として、このコレクションが新たな価値を生み出していく。

  • F1イギリスGP:表彰式に登場したレゴ製トロフィーが話題

    F1イギリスGP:表彰式に登場したレゴ製トロフィーが話題

    2025年のF1イギリスGPでランド・ノリスに贈られた伝統のRACトロフィーは、2,717個のLEGOブロックで再構築された。

    F1が2025年のマイアミGPで、レース前のドライバーズパレードに10台の実物大で運転可能なレゴカーを持ち込んだとき、その成功を予想していた人はほとんどいなかった。

    「車が動いていたこと自体が大きな驚きでしたが、さらに驚かされたのはドライバーたちが車に乗り込んだ後にやり始めたことでした」と語るのは、レゴ・グループのチーフ・プロダクト&マーケティング責任者であるジュリア・ゴールディン。「というのも、私たちは彼らに『レースはしないでください』と伝えていたんです」

    だが、F1ドライバーたちはF1ドライバーだった。最高速度はわずか時速12マイル(約19キロ)に制限されていたにもかかわらず、彼らはすぐに“レース”を始め、ぶつかり合い、コースにはレゴの破片が散らばることとなった。あの光景は瞬く間にSNSやメディアで拡散され、F1ファンだけでなく広く一般の注目を集めた。

    F1とレゴは、2024年にラスベガスでパートナーシップを発表し、全10チームのミニカーが揃った「Speed Champions」シリーズの発売も同時にスタートした。このシリーズのレゴカーは、2秒に1台のペースで売れているとも言われている。だが、そうした商品展開以上にファンの記憶に残ったのが、マイアミGPでのレゴドライバーパレードだった。大成功に終わったその演出は、「次は何が来るのか」とファンの期待を大きく膨らませることになった。

    その「次」が、2025年F1イギリスGPのレゴ製トロフィーだ。

    F1が1950年に世界選手権をスタートさせた記念すべき第1戦が行われたのが、今回の開催地シルバーストンであり、今年で75周年という大きな節目を迎える。これを記念して、F1は表彰台に上がる上位3人のドライバーと優勝コンストラクターに、すべてレゴブロックで作られた実物大のトロフィーを授与することを決めた。

    このレゴトロフィーの制作を担当したのが、レゴ・グループでクリエイティブリードを務めるサミュエル・リルトープ・ジョンソンだ。普段は親子で楽しめる大型セットや、『ドクター・フー』特別エディションなどのプロジェクトを手がけている。F1から今回のトロフィー制作依頼が届いたのは4月で、マイアミGPでレゴカーが披露されるよりも前のことだった。

    当初は巨大な金色のレゴブロックを使った抽象的なトロフィー案もあったが、リルトープ・ジョンソンはすぐに方向を見直し、もっとF1の歴史に寄り添ったものにしようと考えた。

    「F1が75周年を迎えるということで、“歴史を語るものにしたい”と思ったんです」と彼は語った。「イギリスのモータースポーツで一貫して存在してきた象徴がRACトロフィーでした。ですから、『これをレゴで再現したらどうなるだろう?』と考えたんです。結果として、あのデザインが生まれました」

    トロフィー イギリスGP F1 イギリスグランプリ 2025年のF1世界選手権 レゴ

    RACトロフィーとは、イギリスGPの勝者に贈られる伝統ある金製のカップで、1950年の第1回大会から使用されている。今回のレゴトロフィーはそれを忠実に再現しており、全体で2,717個のレゴブロックを使用し、重量は2kg以上、高さは約58cmに達する。金色のクローム調パーツで彩られた優勝トロフィーに加え、2位と3位にはそれぞれ白とグレーのカラーが施され、コンストラクターズトロフィーは黒で仕上げられている。

    設計はすべてデジタルで行われ、内部構造には強度を確保するためのテクニックパーツが使用された。トロフィーを構成する全パーツは、レース後に選手たちが掲げたり抱えたりしても崩れないように、すべて接着済みで仕上げられている。

    特にこだわったのが、本物のRACトロフィーに見られる繊細な花模様だった。ジョンソンはこれをレゴの花形パーツで表現し、ハンドル部分には本来恐竜の尻尾やヤシの木に使われるカーブパーツを巧みに流用した。さらに、F1らしさとLEGOらしさを融合させるため、トロフィーの左右にはレゴ製のF1カー、そして頂点には象徴的なレゴブロックがあしらわれている。

    「僕が作ったものがレースで実際に授与されるなんて、信じられない気持ちでした」とジョンソンは語った。「祖父と一緒にF1を観ていた子ども時代の自分に、こんな未来があるとは思いませんでした。もし今でも祖父に話せたら、本当に誇らしく思ってくれると思います」

    完成までには、8人の制作チームが約200時間をかけた。1つのトロフィーの制作に約1週間を要した計算になる。

    ジョンソンは制作にあたり、過去のF1表彰式映像を見て研究したという。「ルイス・ハミルトン選手は赤ちゃんのようにトロフィーを抱きかかえ、ジョージ・ラッセル選手は高く掲げていました。自分だったら掲げて振ると思います。もちろん、壊さないようにですけど」と笑いながら語った。

    また、彼の頭にはある出来事が強く残っていた。2023年のハンガリーGPで、ランド・ノリスがシャンパンを開けた勢いで、マックス・フェルスタッペンの磁器製トロフィーを壊してしまった件だ。「あの映像を見て、今回は絶対に壊れないように作ろうと決めたんです」とジョンソンは語った。「だからすべて接着しました」

    トロフィー イギリスGP F1 イギリスグランプリ 2025年のF1世界選手権 LEGO

    トロフィーの披露は、決勝レースが始まる約1時間前。マイアミのときと同様、演出として“サプライズ公開”の形が取られた。

    F1のチーフ・コマーシャル・オフィサー、エミリー・プレイザーは、こうした取り組みの背景をこう語っている。

    「LEGOとのパートナーシップは、ただの広告活動ではないんです。F1という伝統あるスポーツに対して、レゴが本当に敬意を払って取り組んでくれていることが大きな意味を持っています」

    「Drive to Surviveによって新たなファン層が生まれたものの、最初はどう向き合えばいいか分からなかったところがありました。でもLEGOのようなパートナーが、その層と自然に対話できる架け橋になってくれているんです」

    「とはいえ、伝統的なファンを切り捨てるつもりはまったくありません。RACトロフィーをベースにした今回の演出は、まさに“伝統と革新の融合”だと思っています」

    ゴールディンもまた、今後の展開について慎重な姿勢を見せている。

    「こういう取り組みは特別なものであるべきです。だから頻繁にはやらず、本当に意味があるときにだけやりたいと考えています」と語った。

    F1とレゴによる次の大規模プロジェクトは、パートナーシップ発表から1周年を迎えるラスベガスGPになる予定だという。

    「とても楽しいことを準備しています」とプレイザーは予告した。

    レゴF1カー、レゴトロフィー、そして今後のさらなるコラボレーション――F1とレゴが築く“遊び心と敬意の共存”は、今後もファンの想像力を刺激し続けていく。