カテゴリー: F1スペインGP

  • F1:シャルル・ルクレールの“シートベルト未装着”走行に批判の声

    F1:シャルル・ルクレールの“シートベルト未装着”走行に批判の声

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールが、F1スペインGPの決勝レース中にシートベルト未装着の状態でサーキットを走行したことについて、当然ながら非難の声が挙がっている。

    シャルル・ルクレールは、37周目に突然エンジンがシャットオフしてスピン。エンジンの再始動は無理だと判断したシャルル・ルクレールはシートベルトを外してマシンを降りる準備をしていた。

    しかし、最後の試みでエンジンを再始動。シャルル・ルクレールは、シートベルトが安全基準を満たしていない中で最高速度300km/hでサーキットを2周したと Bild は報じている。

    フェラーリは、ピットレースでシートベルトを締め直すことを試みたが、断念。シャルル・ルクレールはレースをリタイアしている。

    「エンジンが再始動したときには遅すぎた。すでにシートベストを外していたからね」とシャルル・ルクレールは語っている。

    「それが僕がピットに戻らなければならなかった理由だ」

    元ドライバーのクリスチャン・ダナーは、シャルル・ルクレールの行為を非難する。

    「そのような状態で運転を続けることがひどく過失であるという事実は別としても、そのような行為は禁じられている」とクリスチャン・ダナーはコメント。

    「私の意見では、罰せられるべきだ」

  • 「レッドブルF1はアルボンをフェルスタッペンの生贄に使用した」

    「レッドブルF1はアルボンをフェルスタッペンの生贄に使用した」

    レッドブルは、F1スペインGPでアレクサンダー・アルボンに“価値のない”戦略を採り、マックス・フェルスタッペンのための“生贄”として使用したと元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは批判する。

    アレクサンダー・アルボンは、F1スペインGPの予選でQ3進出を果たして6番グリッドを獲得したが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差は0.7秒以上あった。

    決勝でそれなりのスタートを切ったアレクサンダー・アルボンは6番手に留まり、レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスにプレッシャーをかけていった。

    だが、レッドブルは18周目にアレクサンダー・アルボンをピットに入れ、ハードタイヤに交換した。プラクティスでは多くのドライバーがハードタイヤに不満を述べており、この戦略は多くの人を困惑させた。

    予想通り、アレクサンダー・アルボンはミッドフィールドで行き詰り、2回目のピットストップを実施してミディアムに交換。最終的に8位でレースを終えた。

    「アルボン側のガレージはレース全体が不可解だった」とジョリオン・パーマーは Chequered Flag podcast で語った。

    「フェルスタッペンは堅実な仕事をしていたが、プレッシャーにさらされているアルボンは、6番手からスタートしたものの、予選ではまだ0.7秒遅れていた」

    「彼は辛うじて残りのミッドフィールドの前に出て6番手だったが、今回のレースではミッドフィールドの前にいるチャンスを与えられるべきだった。彼はある意味でミッドフィールドの上位に定着しているを除いては彼らの前でスタートしていた」

    「しかし、レッドブルのストラテジストに関して言えば、彼らがやったことは不可解であり、このサーキットでは役に立たないハードタイヤに交換するために誰よりも先にピットインさせた」

    「金曜日に人々が何度も『氷の上を運転しているようなものだ』『グリップがない』と言っていた酷いタイヤを真っ先にアルボンに履かせた」

    「彼はミディアムタイヤを履いていたマグヌッセン、ライコネン、オコンのすぐ後ろでピットから出た。彼らはまだ30周は走るつもりだった」

    「レッドブルはアルボンをチームのモルモットのように使用している。あの時点でフェルスタッペンにハードを履かせるわけにはいかなかったし、価値のない戦略をとるのはアルボンでなければならなかった」

    「アルボン側のストラテジストはそれについて考える必要がある。アルボンにとって再び乏しいレースだった」

    アレクサンダー・アルボンはドライバーズ選手権で6位につけているが、2位のマックス・フェルスタッペンとは55ポイント差がついている。

  • ホンダF1がマックス・フェルスタッペンのエンジンを1基目に戻した理由

    ホンダF1がマックス・フェルスタッペンのエンジンを1基目に戻した理由

    ホンダF1は、F1スペインGPの決勝前にマックス・フェルスタッペンのF1エンジンを1基目に戻した。その理由をレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが説明した。

    ホンダF1は、シルバーストンで開催された第6戦 F1 70周年記念GPで2基目の新品エンジンを投入。そのエンジンでマックス・フェルスタッペンは今シーズン初勝利を挙げている。

    そのエンジンは予選までに使用されたが、決勝前にFIAの許可を受けて変更されている。ホンダF1は予選中にデータの異常が出たため、念のために交換したと述べていたが、ヘルムート・マルコは交換を決断した理由について詳しく語った。

    「予選中に電気的な問題が頻繁に発生していた。ワイヤリングハーネスまたはいくつかのセンサーに関係しているのではないかと思う。そのケースを確認するために古いエンジンを取り付けた。」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。

    マックス・フェルスタッペンのマシンは、ICE(内燃エンジン)だけでなく、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kも交換されている。各エレメントはすでに4戦を戦ったものであり、パフォーマンスを犠牲にする必要があった。

    だが、例え新しいエンジンで戦っていたとしてもF1スペインGPで優勝と2位の差を埋めることはできなかったとヘルムート・マルコは考えている。

    「我々には金曜日からメルセデスに対抗できるスピードはなかった。彼らは残りのグランプリ週末も同じように勝っていた。1周あたり0.2~0.3秒の差があった」とヘルムート・マルコは語った。

    ホンダF1は、レッドブルとアルファタウリの4台にすでに2基目のパワーユニットを投入しており、アレクサンダー・アルボンに関しては同じように“調査したいこと”があるとの理由で3基目のターボチャージャーとMGU-Hを投入している。

    ホンダのF1パワーユニットは、開幕戦でレッドブルの2台に電気系のトラブルが発生。第3戦ハンガリーGPではアルファタウリのピエール・ガスリーに問題が発生するなど、信頼性面のトラブルが頻繁に発生している。

  • ヘルムート・マルコ、フェルスタッペンを批判 「戦略は任せるべき」

    ヘルムート・マルコ、フェルスタッペンを批判 「戦略は任せるべき」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1スペインGPでのマックス・フェルスタッペンの怒りの無線が話題になっていることを快く思っていないようだ。

    ルイス・ハミルトンのペースを見せつけられたマックス・フェルスタッペンは、タイヤ交換に応じないチームに怒りを露わにした。

    『もう一度繰り返してもらえるかな? タイヤは死んでいるだけど』
    『多くのタイムを無駄にしている』
    『彼ら(レーシング・ポイント)が前に出ても気にしない。楽にもっと速く走ることができる』
    『ルイスに目を向けるのではなく、まずは自分たちのレースに集中しない? 僕たちがソフトタイヤで彼らほど速くないのは明らかだったんだからさ。とにかく自分たちの仕事を確実にやって、彼らには彼らの仕事をさせない?』

    ヘルムート・マルコは、無線が国際映像で流れることを考えれば、あからさまにチームを批判するのは許されないことだと語る。

    「それは時々顔を出すマックスの許されない気質だ。すべてがオンエアされている場合、それはただただ愚かなことだ」とヘルムート・マルコは Sky Sports に語った。

    「彼は戦略を我々に任せなければならない。我々はタイヤがどれだけ駄目になっているかを詳しく調べていた。時々にそれが限界に達していることを把握していた」

    だが、レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンの無線での発言について擁護する。

    「彼は戦略家がやっている全体像を把握していなかった。彼は野心的だし、プッシュしたい。彼のエンジニアが彼について非常にはっきりと伝えていたことを聞いたと思うし、それがエンジニアの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「我々は彼をトラフィックのなかに入れたくなかった。そうなればタイヤに問題を抱えていただろう」

    「ルイスを攻撃することよりも、バルテリを抑えることの方が重要だった」

    無線での発言には不機嫌なヘルムート・マルコも、マックス・フェルスタッペンがメルセデス勢に割って入り、2位表彰台を獲得したことは称賛に値することだと語る。

    「ボッタスを抑えることが我々にとって重要だった。そして、我々はそうすることに成功した」とヘルムート・マルコは語り、それは現状のレッドブル・ホンダにとって最大限の結果だと認める。

    「2つのメルセデスを分割することは、我々にとってすでに成功だ」

  • シャルル・ルクレール 「シートベルトを外したことがリタイアの原因」

    シャルル・ルクレール 「シートベルトを外したことがリタイアの原因」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、F1スペインGPで“2つの問題”によってリタイアすることなったと語り、そのひとつは一度レース続行を諦めてシートベルトを外してしまったことだったと明かした。

    シャルル・ルクレールは、マクラーレンのランド・ノリスと10位をかけてバトルをしていた36周目に最終シケインでコントロールを失った。リプレイ映像では、エンジンがカットオフされ、ホイールがロックしたことによるスピンだった。

    コース付近でストップしたことで一時は赤旗かと思われたが、シャルル・ルクレールはエンジンを再始動させて走行。だが、ガレージに戻ってリタイアとなった。

    フェラーリは、シャルル・ルクレールの問題は電気系だと語ったが、レース後のインタビューでルクレールは実際には2つの問題に見舞われていたと付け加えた。

    シャルル・ルクレールは、フェラーリがSF1000を再始動するように要求する前にレースを諦めてシートベストを外していた。再始動はうまくいったが、無線で『シートベルトをしないで走ったら怒られるよね』とチームに伝えてピットに戻った。チームはシートベルトの問題を解決しようと試みたが、最終的にリタイアさせることを決断した。

    「正直に言うと2つの問題があった」とシャルル・ルクレールは語った。

    「エンジンがオフになった。実際にはエンジンだけでなくマシン全体がオフになり、リアホイールが完全にロックした。何が起こったのかわからない。チームもまだ何が起こったのかわかっていないので調査する必要がある」

    「問題の後、エンジンを始動させようとしたけど、始動しなかった。だから、シートベルトを外して降りる準備をしていた。でも、彼らは僕に最後にもう一度試してみるように頼んだ。最後に実際に再び動いた。ピットに入ったのはシートベルトを締め直さなきゃならなかったからだ」

    シャルル・ルクレールは、この出来事がなければ、6位フィニッシュも可能だったと考えている。

    「正直に言って、それほど悪いレースではなかった。6位前後でフィニッシュする良いチャンスがあった」とシャルル・ルクレールは語る。

    「ソフトでの終盤は非常に速かったし、その後ミディアムではトラフィックに引っかかってそれを示すことができていなかったけど、僕の側では1ストップを計画しており、問題が発生するまでかなりうまく機能していたと思う」

  • セバスチャン・ベッテル、突然の1ストップへの変更に『もっと早く言えよ!』

    セバスチャン・ベッテル、突然の1ストップへの変更に『もっと早く言えよ!』

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1スペインGPの決勝でチームから突然1ストップで行くことを告げられて無線で苛立ちを露わにした。

    セバスチャン・ベッテルは、F1スペインGPで7位入賞を果たしたが、周りが2ストップ戦略を採用するなか、第2スティントをソフトタイヤで36周走り切りという離れ業によるポイント獲得だった。

    国際映像では1ストップ戦略で行くことを決定した際のフェラーリとセバスチャン・ベッテルの無線のやり取りが流れた。

    エンジニアに『このタイヤで最後まで行くことについてどう思う?』と尋ねられたセバスチャン・ベッテルは『はあ? (規制音)! そういうことはもっと早く言えよ!」

    レース後、セバスチャン・ベッテルはこの無線の数週前にチームからプッシュするように指示されていたと説明。それはタイヤをセーブしなければならない1ストップ戦略の理論には反する。

    「簡単な話だ。僕たちには失うものは何もなかった。11番手にいて、レースの最後までやりくりしようとしていた」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「先行マシンに追いついてきたところで、彼らは2回目のピットストップに入った。でも、僕は焦って彼らを捕らえようとせずにタイヤを管理していたのでプッシュするよう言われた」

    「それで、その通りにしたら、今度は最後までい行けるかと言ってきたので『だったら数周前に言ってくれよ』と思ってしまった。タイヤをケアできるように、何度かターゲットはどこで、どのぐらいの長さで行くつもりなのかを聞いていた。まあ、やれるだけやってみるとは答えたけどね」

    「そのようなリスクを冒したのは失うものが何もなかったからだ。実際うまくいったけど、ソフトで40周近く走るなんて、レース前の計画にはなかった」

    シルバーストンの2連戦では苦戦していたセバスチャン・ベッテルにとって入賞は励みになるレースではあるが、まだ改善できる部分はあると語る。

    「複雑な週末だ。正直、まだアップダウンが激しい」 とセバスチャン・ベッテルは語る。

    「セッションによってはいい時もある。最初のスティントは良くなかったけど、第2スティントではマシンをかなりコントロールできると感じたし、僕の側でまだやるべき仕事があると思う」

  • F1スペインGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    F1スペインGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの決勝で11位~DNSだったドライバーのコメント。

    オーバーテイクの難しいカタルニア・サーキットでは、中団勢では異なる戦略で勝負をするマシンが多かった。ルノーは2台揃ってノーポイントなのは今シーズン初。リタイアはシャルル・ルクレール(フェラーリ)1台だけだった。

    11位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「今日はタフなレースだったし、僕たちが望んでいた結果ではなかった。これまでのレースでは少なくとも1台はポイント圏内に入っていたので、それがないのは今回が初めてだ。かなり難しいレースだったし、1ストップで走りきるのも難しかった。ここ2戦はいいレースをしていたので、それ以上のことを期待していただけに今回はちょっと残念だ。難しい週末になるとは思っていなかったけど、とてもタイトなレースだった。予選でも決勝でもトップ10に近づいていたので、そのコンマ数秒をどこで失ったのかを確認して次のレースに臨みたい」

    12位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はフラストレーションの溜まる展開で、満足いくレースとは言えない。いつもの決勝で感じるようなマシンの感触のよさが、今日はなかった。詳細を確認して、なぜそうだったのかを理解する必要があるけど、タイヤの使い方も適切ではなかったかもしれない。スタートはよく、フェラーリ勢やリカルド(ルノー)といいバトルができたので、今日はそこからさらに上に行っていいポジションでフィニッシュできると思っていた。今週末でいくつか学んだことがあるので、次のレースではもっとうまくやれるはずだ」

    13位:エステバン・オコン(ルノー)
    「今日はこれ以上のことはできなかった。チームとして、今週末はペースをつかむのに苦労した。マシンは望んだように動いてくれなかったし、グリップもバランスも不足していた。レースウイークの序盤から、マシンがシルバーストーンのときのような挙動をしていないと感じていたので、そのエリアでまだまだやるべきことがある。1週間のオフを利用して分析し、より強くなって戻ってくる。今日はコース上で何度か楽しいバトルができたし、何度かオーバーテイクもできたのがポジティブだった」

    14位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「最終スティントのソフトタイヤでは、マシンのペースは本当によかった。とてもうまく機能したので、あと1セット残っていればよかったんだけどね。残念ながら、そんなタイヤセットはなかった。もう少し上位になれたと感じているので最終結果には少しがっかりしている。全体的には、今週は少し良くなっていたと思う。マシンパフォーマンスを最大化するためにも新しいことに挑戦し続けて、スピードを見つけなければならない。この方向で改善を続ける必要がある」

    15位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「今日はできることをすべてやったと思う。とにかくペースが足りなかったと思う。もちろん、そしては非常に重要なことだ。レースを走ることや戦略については、レース前に必要と判断したすべてのことを実行した。1ストップを実現させ、良いスタートを決めて、必要な時にオーバーテイクし、マシンのバランスを整えて、チームとのすべてのコミュニケーションがうまくいった。良いレースだと感じていたけど、結果だけが良くなかった。ペースの問題だと思う。それ以外はできる限りのベストを尽くした」

    16位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「今日はポジティブな面がいくつかあった。最終的には難しいレースだったけど、後方スタートにしてはこの日曜日はできることをすべて達成したと思う。チャンピオンシップで直接のライバルより前でフィニッシュして、特にソフトを履いた最終スティントでは良いペースを発揮できた。もちろん、まだまだやるべき仕事はたくさんあるけど、今日はいくつか励みになるものがあった」

    17位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「レースは予想以上に良かった。スタートがうまくいって、何人かのドライバーをオーバーテイクできた。それからはずっとバトルに費やした。コース上でなんとかロマン(グロージャン)を追い越せたは良かったし、その後はキミ(ライコネン)といいバトルをした。メインのライバルたちとは別の戦略を採ったけど、それが成果を挙げることはなかった。でも、自分たちの位置を考えばそうせざるを得なかった。ポジティブな収穫があったのは間違いないし、今日の午後は比較的満足している」

    18位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「かなりトリッキーだった。スタートは良かったが、オープニングラップで苦戦してした。最初の5~6周は自信がなく、そのせいで最初のスティントで僕のレースは台無しになってしまった。他の戦略を試したけど、結局うまくいかなかった。第2スティント、第3スティントのペースは比較的悪くなかったけど、オープニングスティントの後ではこれが精いっぱいだったと思う」

    19位:ロマン・グロージャン(ハース)
    「1周目から最後のラップまで良くなかった。マシンは手に負えなかった。金曜日以降に何が起きたのかまったく理解できない。金曜日はロングランもショートランもすべてで速くて競争力があり、すべてコントロールできていた。なぜあんなに良かったのか、そして、残りの週末について理由は説明できない。今日は面白くなかった。厳しい一日だった」

    DNF:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日のレースを完走できなかったのは残念だ。6位あたり、あるいはもっと上位でフィニッシュできる可能性があったと思う。ソフトではとても競争力があり、ミディアムでも速かったけど、トラックのせいでそれを十分示すことができなかった。1ストップの予定でかなりうまくいっていた。不運にもレース中盤に問題が発生した。突然スクリーンとエンジンが切れ、リアホイールがロックした。まだ何が起きたかわからないので原因を調査している。最終的にマシンは再始動したけど、レースを続けるには遅すぎた。シートベルトを外してしまったので、ピットに戻らざるを得なかった。今年は去年よりもやや厳しいけど、チームのためにできるだけ良い結果を出そうというモチベーションがある。それを達成するために頑張り続けるつもりだ」

  • マックス・フェルスタッペン 「2位になるためにここにいるわけではない」

    マックス・フェルスタッペン 「2位になるためにここにいるわけではない」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの決勝レースで5戦連続の表彰台となる2位フィニッシュを果たした。

    3番手からスタートしたマックス・フェルスタッペンは、見事なスタートを決めて、メルセデスのバルテリ・ボッタスをターン1でパスし、2番手に浮上。レース序盤は前を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)にプレッシャーをかけるべくプッシュする。

    オーバーテイクの難しいサーキットであるため、フェルスタッペンは2ストップ戦略を選択。21周目と41周目にピットストップを行い、それぞれミディアムタイヤに交換してレースを進めた。

    この戦略は効果を発揮し、フェルスタッペンは3番手のボッタスを寄せ付けずに2番手を堅守。レース終了までその差はほとんど詰まらず、2位表彰台を手中に収めた。4戦連続で2位以上となったフェルスタッペンは、ポイントランキングでも2位の座を維持している。

    「メルセデスの2台はとても速かったので、そこに割って入っての2位という結果は素晴らしいし、僕もうれしく思っている。多くのポイントを獲得できて、いいレースウイークになったので、喜ぶべき結果だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「。スタートがよかったので、バルテリ(ボッタス)をパスすることが重要で、成功した。最初のスティントではルイス(ハミルトン)についていこうと、すべてを試してみましたけど、彼らのマシンは僕らより速かったし、特にルイスは少し速すぎた。そこからは、自分たちのレースに集中することにしたけど、マシンの感触はよかった」

    「バルテリがピットインしたとき、終盤にかけて彼が脅威になることを想定していたけど、自分のタイヤの状態には満足していたし、追いつかれることはなかった」

    「2位はもちろんいい結果だけど、僕たちは2位になるためにここにいるわけではない。勝利を目指しているので、それが叶わなければ決して満足はできない。現時点で2台のメルセデスの間で戦えているが、ルイスをもっと追い詰めたいと思っている。ただ、今はまだ彼らのマシンが速いので、現実的にならなければならない」

  • F1スペインGP 決勝:ピレリ タイヤ戦略解説

    F1スペインGP 決勝:ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    ポールポジションからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、ソフト~ミディアム~ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略でスペイングランプリを制した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンは同様の戦略で2位を獲得した。フェルスタッペンは、ハミルトンよりも数周早いタイミングでピットストップを行った。

    3位を獲得したハミルトンのチームメイト、バルテリ・ボッタスは、ソフト~ミディアム~ソフト~ミディアムの3ストップ戦略を実行した。ボッタスは残り2周時点で最終ピットストップを行い、ファイナルラップでファステストラップを記録し、エクストラポイントを獲得しした。

    2ストッパーが主流となったなか、1ストッパーも見られた。レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、ソフト~ミディアムの1ストップ戦略で5位を獲得した。一方、11番グリッドからミディアムでスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフトタイヤで非常に長い第2スティントを走行し、7位でフィニッシュした。

    マクラーレンのカルロス・サインツは、ソフト~ソフト~ミディアムの2ストップ戦略で6位フィニッシュだった。8位を獲得したレッドブルのアレクサンダー・アルボンは、ソフト~ハード~ミディアムと繋ぐユニークな戦略を採った。レースでハードタイヤを使用したドライバーはアルボンのみだった。

    上位8名で7種類の戦略が展開された。

    バルセロナでのレース時間は、ハイブリッドターボ時代幕開けの2014年と比較して約10分短くなった。これは、8秒以上ラップタイムが速くなっていることを意味しており、マシンスピードに足並みを揃えたタイヤ開発の成果を物語っている。

    ■各コンパウンドのパフォーマンス
    【ハード C1】
    レースではアルボンのみが使用した。カタロニア・サーキットにおいて、ハードのグリップレベルは他の2種類のコンパウンドよりも低いものだった。

    【ミディアム C2】
    ロングスティントを可能にし、レースのメインタイヤとなりました。ハミルトンは、1ストップも脳裏をよぎったものの、予定通り2ストップを実行したとレース後に語った。バルテリ・ボッタスがミディアムでファステストラップポイントを獲得した。

    【ソフト C3】
    トップ10グリッド全員がソフトでスタートした。性能と耐久性を併せ持つソフトは、1ストップ戦略でも使用された。

    マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者)
    「路面温度が50度近くまで上昇した厳しいコンディションの下で、特にソフトタイヤのマネジメントは大きな課題でした。それにもかかわらず、ソフトタイヤによる30周以上のスティントが見られました。非常に印象に残ったロングスティントは、我々の予測を超えたソフトを使用した1ストップ戦略に繋がりました。なかでも注目に値するのは、ソフト~ミディアムの戦略で5位を獲得したレーシングポイントのセルジオ・ペレスと、ミディアム~ソフトという勇敢な戦略を採ったフェラーリのセバスチャン・ベッテルです。多くのドライバーが経験したことのない暑さや広範囲に渡る厳しいコンディション下でも、タイヤは良好に機能していたと思います」

  • ダニール・クビアト 「いつもの決勝のようなマシンの感触のよさがなかった」

    ダニール・クビアト 「いつもの決勝のようなマシンの感触のよさがなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの決勝レースを12位で終えた。

    ダニール・クビアトは、12番手からのスタートだったが、チームはペースが優勢と見てソフトタイヤでのスタートを選択。ガスリーと同じ21周目に、チームはダブルピットストップを難なくこなすと、クビアトはそこからロングスティントを走行してポイント圏内を走行する。

    46周目に2度目のピットストップを行ったが、その直後にブルーフラッグを無視したとして5秒加算のペナルティーを科されられる。クビアトは10位から約6.7秒差の12位で完走。ポイントまであとわずかな位置でレースを終えた

    「今日はフラストレーションの溜まる展開で、満足いくレースとは言えない」とダニール・クビアトはコメント。

    「いつもの決勝で感じるようなマシンの感触のよさが、今日はなかった。詳細を確認して、なぜそうだったのかを理解する必要があるけど、タイヤの使い方も適切ではなかったかもしれない」

    「スタートはよく、フェラーリ勢やリカルド(ルノー)といいバトルができたので、今日はそこからさらに上に行っていいポジションでフィニッシュできると思っていた。今週末でいくつか学んだことがあるので、次のレースではもっとうまくやれるはずだ」