カテゴリー: F1スペインGP

  • ホンダF1:2021年 第4戦 F1スペインGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第4戦 F1スペインGP プレビュー

    2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPは、プレシーズンテストの舞台としてF1ではおなじみのバルセロナ、カタルニア・サーキットで開催される。

    2021年はコロナ禍によるスケジュール変更の影響もあり、プレシーズンテストはバーレーンで3日間の実施となった。このシーズンオフに、カタルニア・サーキットはレイアウト変更が行われており、各チームともにデータ収集を行いながら習熟を深めていくことになる。

    昨年のF1スペインGPは、マックス・フェルスタッペンがメルセデス勢の間に割って入る2位フィニッシュ。3位のバルテリ・ボッタスに20秒以上の差を付けた。

    サーキットは海岸からほど近く、強い風がさまざまな方向から吹く。比較的ダウンフォースが多くなるコースでもあり、風の影響がマシンの挙動を不安定にする要因となり得る。

    ホンダF1としては今回も通算80勝目をかけたレースになる。地中海の日差しが降り注ぐ風光明媚なサーキットで、マイルストーンとなる記録を更新できるよう、2つのチームとともに全力でレースに向かう。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先日のポルトガルでのレースに続き、今週末にはスペイン・バルセロナにあるカタルニア・サーキットで第4戦が開催されます。今年初の2週連続のレースに向けて、チームは慌ただしい移動を経て週末のレース準備に入りました。今年はコロナ禍の影響によりバーレーンでのプレシーズンテスト開催となりましたが、例年はここバルセロナで新車の本格的なテストを行っています。そのため、我々も含め、どのチームもこのサーキットを熟知し、多くの走行データを保有しています。各チームがベンチマークとしているこのサーキットを走ることから、この先シーズンを戦う各サーキットでの自分たちのマシンの得手不得手などを予測し、開発の方向性の検討にも役立つと考えています。レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに3戦を終えた現時点では昨年よりパフォーマンスが向上していると思っていますが、またここで戦うことから、さらに自分たちのマシンの理解を進め、シーズンを通してのパフォーマンス向上に努めていきます。また、ポルトガルでは3日間、PUとしてはトラブルフリーでした。戦闘力が拮抗している中で、この先のレースでミスやトラブルで足を引っ張ることがないように、ここからも入念に準備を進めます。加えて、PUのキャリブレーションやエネルギーマネージメントに関して、持てるポテンシャルを最大限発揮してベストな結果を得られるよう、過去に蓄積してきたカタルニア・サーキットのデータとここまでの3戦で得たデータを再度レビューした上で、最適化を進めます。ここからさらにもう一歩、前に進めるようなシーズンにするために、チームと一緒に全力で準備をして今週末に臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「正直、レッドブルとの100レースはあっという間だったし、そんなに多くのレースをしていたとは知らなかった! 僕も年を取ったに違いない(笑)チームの一員であることを楽しんでいる。チーム全体の雰囲気は素晴らしいし、ここは全員のポチベーションとエネルギーで満ち溢れている。僕たちは本当に良い仕事上の関係を築いているけど、それ以外にもオフトラックでとてもうまくやれているし、とても楽しい。僕にとってチームの一員であることはとても素晴らしいことだし、もっと長い年月を過ごせることを願っている。バルセロナは僕にとっていつまでも特別な思い出になるだろう。F1初勝利はかなり感情的なものだ。特にチームでのデビュー戦だったのでみんなにとってちょっと衝撃だったね。僕はそれほど感情的になることはないんだけど、あの日は泣きそうだったし、父もそうだった。F1にたどり着くまでのすべてが頭の中でフラッシュバックした。すべてが簡単だったわけではないし、人々にはかなり簡単に勝ったように映ったかもしれないけど、そこにたどり着くためには大変な努力をしなければならない。すべての若いドライバーと同じように、僕たちは長い時間家を離れて、ヨーロッパ中を運転して、可能な限り懸命に仕事をしてきた。もちろん、父親からの大きな助けがあったし、僕のためにとてもいい準備を整えてくれたけど、F1に到達できるという保証はない。でも、家族としてそれがずっと目標だった。勝利の後、突然そういったすべてが頭の中にフラッシュバックしたし、信じられないような一日だった。何度も言うようだけど、初勝利は衝撃的だったし、誰も予想していなかったので、決して忘れることのない一日だ。僕と一緒に仕事をして、あのような若い年齢でその地点に到達させてくれたすべての人にとても感謝している。僕たちにとって良いトラックだと思うけど、メルセデスも非常に速いと思う。再び非常に僅差の戦いになるだろうし、誰が最適なセットアップを見つけるかにかかってくると思う。グリップレベルという点でバルセロナはポルトガルと違って通常のトラックであることは分かっているので、再びマシンのリアルなペースを見ることができるはずだ。バルセロナは本当に良いトラックだし、僕たち全員が熟知している。シーズン序盤に父と一緒にGTカーで走ってトラックを楽しんだ。戻れてうれしいよ。僕たちはメルセデスと開発レースをしているし、残りのシーズンでこのレベルを維持して、毎週末、改善を続けていかなければならない。たとえ勝ったとしても、レース週末から学べることはまだたくさんある。完璧なものなどないし、僕たちは戦いに留まるためにあらゆる面に目を向けている」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「イモラとポルトガルは非常に複雑なレースだったけど、多くのことを学んだ。僕たちはリーダーグループと同じペースで走っていたし、いくつかの良いポイントを獲得できる、良くなっていくだけだ。ここにいる期間は短いけど、ここに到着してから、雰囲気は変わっていない。チーム全体が、レースに勝ってチャンピンオンシップを目指すという同じ目標に向かって頑張っている。僕が慣れてきたものとは完全に異なるし、モチベーションは本当に高い。ここに居て、この取り組みの一員であることをとても嬉しく思っている。このチームを失望させたくない。僕たちは最初から戦えるはずだ。非常に特殊なトラックで、コーナーが非常に遅く、ターン3とターン9が高速コーナーであるため、適切なバランスを見つけ、右側のタイヤを労わることがここでは重要だ。風も考慮すべきだ。非常にトリッキーなサーキットだけど、言ったように、僕たちは最初から競争力を持ち、勝利のために戦えるはずだ。2011年にF1で最初のポイントを獲得した特別な場所だ。レッドブルでの最初の表彰台を獲得する場所になるかもしれない。予選が非常に重要なコースだし、このチャレンジの準備ができていると確信している。今年は通常の冬のテストがなく、昨年は5月の通常のコースコンディションとは異なっていた。 RB16Bがそこで何ができるのか本当に興味がある。去年は、新型コロナウイルスに感染してから初めて走ったレースで良い結果を出せたし、ドライブを楽しんでいるトラックだ。オフシーズンでやった仕事が出てくる時期だ。今年は今までにないくらい準備をしてきたので、特にベストな結果が出なかった後は、心の準備が必要だと思う。ページをすばやくめくり、仕事に戻る準備をすることが重要だ。去年はトリプルヘッダーがあり、もちろん、それは非常に厳しいものだったけど、ガレージのチームにとってダブルヘッダーとトリプルヘッダーは難しく、家族と離れて多くの時間を費やさなければならない。僕はいつも彼らに申し訳なく思っている。でも、僕たちはプロであり、確実に準備はできている」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「バルセロナでマシンの向上具合をウインターテストと比較しないというのは初めての経験になる。決勝でのオーバーテイクが簡単にはいかないけど、悪くないコースだ。予選がとても重要になるけど、これまで土曜に上手くやれている点は心強い。ただ、日曜のレースでのパフォーマンスをもっと向上させることに集中していかなければならない。今年はヘアピンのコースレイアウトが変更されたので、それがどんな影響を見せるのか興味深い。シーズン序盤のレースでマシンはうまく機能しているように見えるけど、バルセロナはマシンの素性をテストするのに適していると言われている。シーズン4戦目となるので、さまざまなタイプのサーキットでどんなパフォーマンスになるかはつかめる頃だし、他のチームとの比較も分かっているはずだ。僕たちにとっての現時点のカギは、好調な予選をより多くのポイントにつなげていくことだ」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「昨年、バルセロナで開催されたF2では、両レースで4位に入りました。このコースではタイヤマネージメントが重要で、予選でもいいラップタイムを出すために、セクター1でタイヤを傷めてセクター3でタイヤが使えなくなる事態を避けなくてはいけません。このコースは好きなので、F1マシンでの初走行を楽しみにしています。コースはよく分かっており、FP1の初めから速く走れる自信があります」

  • マックス・フェルスタッペン 「トラックリミットには厳しい制限が必要」

    マックス・フェルスタッペン 「トラックリミットには厳しい制限が必要」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1サーキットにはもっと多くのグラベルトラップがあった方がいいと考えており、今の“紛らわしい”トラックリミットには“厳しい制限”が必要だと求めた。

    2021年シーズン序盤のレースは、トラックリミットが多くの話題を支配した。マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの開幕3戦のレースでは矛盾の多いトラックリミットの解釈が大きな役割を果たした。

    開幕戦F1バーレーンGPでは、ターン4のトラックリミット外からルイス・ハミルトンをオーバーテイクしたことで、マックス・フェルスタッペンはポジションを返すことを余儀なくされた。第2戦F1エミロア・ロマーニャGPでは、ベストタイムが削除されてポールポジションを逃し、2位フィニッシュした先週末のF1ポルトガルGPでは、ターン14でトラックリミットを超過したことでファステストラップのボーナスポイントを失った。

    マックス・フェルスタッペンのタイトルをかけた戦いはすでにいくつかの後退に苦しんでおり、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、トラックリミットは“残忍”で“かなり高くついた”と述べている。

    多くのサーキットが直面している主な問題の1つとして、サーキットがF1とMotoGPの両方のレースを開催していることがある。トラックは両方のシリーズの安全要件を満たす必要がある。しかし、マックス・フェルスタッペンは、トラックリミットに関してより良い妥協が可能であると信じていると語る。

    F1スペインGPに先立ち、マックス・フェルスタッペンは「トラックリミットについて実際に監視するのが少し難しいトラックもあるし、僕たちは解決策を見つける必要があると思う」とコメント。

    「もちろん、いくつかのトラックではMotoGPもレースをしていることは理解しているし、もちろん、彼らは僕たちとは少し違った縁石を望んでいる。でも、僕たちには両方に機能する中間の方法が必要だと思う」

    「僕たちのコーナリングスピードでは、基本的にマシンのグリップによってトラック全体を悪用できる可能性がある。そのため、適切なトラックリミットを実際に判断することが非常に難しい場合がある」

    「僕としては、もう少しグラベルを配置する必要があると思っているけど、トラック側がそれを望んでいないこともある。走行日に、人々がオースオフすれば、砂利がコースに散らばって、彼らはそれをきれいにする必要があるし、それを元の場所に戻すにはお金がかかる」

    「外から縁石の上を走る場所もあれば、白線で規制されている場所もあるので、少し混乱することがあると思う。コースオフしたときや縁石などをに厳しい制限を確実に設けることによって大幅に改善できると思う」

    F1スペインGPが開催されるカタルニア・サーキットでは、ターン1、ターン2、ターン13、ターン14、ターン15でトラックリミットが監視される。

    マックス・フェルスタッペンは、決してトラックリミットの問題を過小評価してるわけではないとし、違反は自分がどれほど懸命にプッシュしているかを反映していると主張する。

    「バーレーンでは、何が許可されて、何が許可されていないについて、チーム間でいくつかの誤解があった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「でも、違った見方もできると思う。僕は、自分たちがメルセデスと同じレベルにいないとき、とにかくマシンからすべてを取り出そうとしている。また、トラックリミットの使用などに関する話題は簡単ではないかもしれないけど、そうなるとメルセデスの後ろに甘んじることになるし、僕はそれは好きではない」

    「僕はいつもそれから可能な限り最高の結果を得ようとしている。基本的には2回トラックリミットの外に出て、ポールとファステストラップが犠牲になったけど、それは2位や3位に落ち着きたくないからでもある」

  • 2021年 第4戦 F1スペインGP:ピレリ タイヤコンパウンド情報

    2021年 第4戦 F1スペインGP:ピレリ タイヤコンパウンド情報

    2021年のF1世界選手権の第4戦 F1スペインGPがバルセロナのカタルニア・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが第4戦のタイヤについて語った。

    昨年と初めて8月中旬にF1スペインGPが開催されたときと同じように、レンジ内で最も硬いタイヤがカタルニア・サーキットで使用される。C1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)は、先週末のF1ポルトガルGPと同じノミネートとなる。

    スペインの気象条件は昨年よりもかなり涼しいと思われるが、トラックの高いエネルギー需要は残っている。非常に長いターン3の右コーナー、特に左フロントタイヤにかなりの力がかかりる。それだけでなく、ターン9もタイヤにとって挑戦的だ。結果として、最も硬いコンパウンドが依然として最も適切な選択となる。

    2014年以来初めて、バルセロナでプレシーズンテストが行われなかったことで、最新の仕様のマシンでカタルニア・サーキットでのパフォーマンスに関するデータを収集する機会はなかった。F1チームは新しいマシンでこのサーキットを初めて走ることになる。

    今年はトラックレイアウトが変更され、安全性を向上させるためにターン10のプロファイルが変更された。その結果、以前のバージョンよりもわずかに広い左コーナーとなり、ランオフエリアは大きく、ブレーキングゾーンが短くなり、コーナーへの進入速度が速くなる。また、ラップも20メートル長くなった。

    バルセロナのトラックのよく知られた要求は、1ストッパーを非常に困難にする。ただし、今年は涼しい天候の可能性が役立つはずだ。2020年は、メルセデスのルイス・ハミルトンがソフト-ミディアム-ミディアムの2ストッパーで優勝したが、セルジオ・ペレスはソフトからミディアムの1ストップで5位でフィニッシュし、バルテリボッタスは3ストップ戦略で表彰台に上がった。

    バルセロナは、ラップのほとんどが追い越しが非常に難しいコースとして有名だが、長い下り坂のストレートは、追い越しの動きを揃えるのに役立つパワーとDRSのアドバンテージを得ることができる。これらすべてが、予選ポジションとレース戦略をトラックポジションを獲得するために特に重要にする。

    F1スペインGPは、多くのサポートレースが開催され、F1が唯一のトラックアクションであった今年の他のいくつかのグランプリと比較して、路面はより多くのゴムが敷かれ、適度に素早く進化するはずだ。

    マリオ・イゾラ(ピレリF1およびカーレーシング責任者)
    「主に昨シーズンのバルセロナでのレース戦略は非常に高い路面温度の影響を受けた。今年はレースが春の日に戻るため、気温は低くなるが、それでも戦略の背後にある重要な要素になるはずだ。ターン10の変更されたコーナープロファイルは、ドライバーがラップにアプローチ方法に影響を与える可能性のある別の新しい課題を提供する。過去に、戦略はバルセロナの重要な差別化要因の1つであり、今週末もこれが当てはまると予想している」

  • フェルスタッペン、100戦目はF1初優勝のバルセロナ「あっという間だった」

    フェルスタッペン、100戦目はF1初優勝のバルセロナ「あっという間だった」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPへの意気込みを語った。

    F1スペインGPは、マックス・フェルスタッペンが2015年にレッドブル・レーシングに移籍したデビュー戦でF1初優勝を果たしたグランプリだ。そして、今年のグランプリはチームとの100戦目という記念すべきレースとなる。

    「正直、レッドブルとの100レースはあっという間だったし、そんなに多くのレースをしていたとは知らなかった! 僕も年を取ったに違いない(笑)」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「チームの一員であることを楽しんでいる。チーム全体の雰囲気は素晴らしいし、ここは全員のポチベーションとエネルギーで満ち溢れている。僕たちは本当に良い仕事上の関係を築いているけど、それ以外にもオフトラックでとてもうまくやれているし、とても楽しい。僕にとってチームの一員であることはとても素晴らしいことだし、もっと長い年月を過ごせることを願っている」

    2015年、ダニール・クビアトに代わってシーズン途中にレッドブル・レーシングのドライバーに抜擢されたマックス・フェルスタッペンは、その初戦となるF1スペインGPでF1初優勝を挙げて衝撃を与えた。

    「バルセロナは僕にとっていつまでも特別な思い出になるだろう。F1初勝利はかなり感情的なものだ。特にチームでのデビュー戦だったのでみんなにとってちょっと衝撃だったね」とマックス・フェルスタッペンは振り返る。

    「僕はそれほど感情的になることはないんだけど、あの日は泣きそうだったし、父もそうだった。F1にたどり着くまでのすべてが頭の中でフラッシュバックした。すべてが簡単だったわけではないし、人々にはかなり簡単に勝ったように映ったかもしれないけど、そこにたどり着くためには大変な努力をしなければならない。すべての若いドライバーと同じように、僕たちは長い時間家を離れて、ヨーロッパ中を運転して、可能な限り懸命に仕事をしてきた」

    「もちろん、父親からの大きな助けがあったし、僕のためにとてもいい準備を整えてくれたけど、F1に到達できるという保証はない。でも、家族としてそれがずっと目標だった。勝利の後、突然そういったすべてが頭の中にフラッシュバックしたし、信じられないような一日だった」

    「何度も言うようだけど、初勝利は衝撃的だったし、誰も予想していなかったので、決して忘れることのない一日だ。僕と一緒に仕事をして、あのような若い年齢でその地点に到達させてくれたすべての人にとても感謝している」

    今年は新型コロナウイルスの影響によってプレシーズンテストはバーレーンで行われたが、通常はカタルニア・サーキットが会場となる。あらゆる要素を兼ね備えたレイアウトは、マシンの実力を測る上でベンチマークとなるレースとなる。

    「僕たちにとって良いトラックだと思うけど、メルセデスも非常に速いと思う」トマックス・フェルスタッペンは語る。

    「再び非常に僅差の戦いになるだろうし、誰が最適なセットアップを見つけるかにかかってくると思う」

    「グリップレベルという点でバルセロナはポルトガルと違って通常のトラックであることは分かっているので、再びマシンのリアルなペースを見ることができるはずだ」

    「バルセロナは本当に良いトラックだし、僕たち全員が熟知している。シーズン序盤に父と一緒にGTカーで走ってトラックを楽しんだ。戻れてうれしいよ」

    「僕たちはメルセデスと開発レースをしているし、残りのシーズンでこのレベルを維持して、毎週末、改善を続けていかなければならない。たとえ勝ったとしても、レース週末から学べることはまだたくさんある。完璧なものなどないし、僕たちは戦いに留まるためにあらゆる面に目を向けている」

  • ホンダF1 「熟知したサーキットでポテンシャルを最大限発揮したい」

    ホンダF1 「熟知したサーキットでポテンシャルを最大限発揮したい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPにむけた意気込みを語った。

    第4戦F1スペインGPは、プレシーズンテストの舞台としてF1ではおなじみのバルセロナ、カタルニア・サーキットで開催される。2021年はコロナ禍によるスケジュール変更の影響もあり、プレシーズンテストはバーレーンで3日間の実施となった。

    このシーズンオフに、カタルニア・サーキットはレイアウト変更が行われており、各チームともにデータ収集を行いながら習熟を深めていくことになる。

    昨年は、マックス・フェルスタッペンがメルセデス勢の間に割って入る2位フィニッシュ。3位のバルテリ・ボッタスに20秒以上の差を付けた。

    サーキットは海岸からほど近く、強い風がさまざまな方向から吹く。比較的ダウンフォースが多くなるコースでもあり、風の影響がマシンの挙動を不安定にする要因となり得る。

    ホンダとしては今回も通算80勝目をかけたレースになる。地中海の日差しが降り注ぐ風光明媚なサーキットで、マイルストーンとなる記録を更新できるよう、2つのチームとともに全力でレースに向かう。

    「先日のポルトガルでのレースに続き、今週末にはスペイン・バルセロナにあるカタルニア・サーキットで第4戦が開催されます」と田辺豊治はコメント。

    「今年初の2週連続のレースに向けて、チームは慌ただしい移動を経て週末のレース準備に入りました。今年はコロナ禍の影響によりバーレーンでのプレシーズンテスト開催となりましたが、例年はここバルセロナで新車の本格的なテストを行っています。そのため、我々も含め、どのチームもこのサーキットを熟知し、多くの走行データを保有しています」

    「各チームがベンチマークとしているこのサーキットを走ることから、この先シーズンを戦う各サーキットでの自分たちのマシンの得手不得手などを予測し、開発の方向性の検討にも役立つと考えています」

    「レッドブル・レーシング・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダともに3戦を終えた現時点では昨年よりパフォーマンスが向上していると思っていますが、またここで戦うことから、さらに自分たちのマシンの理解を進め、シーズンを通してのパフォーマンス向上に努めていきます」

    「また、ポルトガルでは3日間、PUとしてはトラブルフリーでした。戦闘力が拮抗している中で、この先のレースでミスやトラブルで足を引っ張ることがないように、ここからも入念に準備を進めます。加えて、PUのキャリブレーションやエネルギーマネージメントに関して、持てるポテンシャルを最大限発揮してベストな結果を得られるよう、過去に蓄積してきたカタルニア・サーキットのデータとここまでの3戦で得たデータを再度レビューした上で、最適化を進めます」

    「ここからさらにもう一歩、前に進めるようなシーズンにするために、チームと一緒に全力で準備をして今週末に臨みます」

  • セルジオ・ペレス 「バルセロナはレッドブルとの初表彰台を目指す」

    セルジオ・ペレス 「バルセロナはレッドブルとの初表彰台を目指す」

    レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスが、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPへの意気込みを語った。

    前戦F1ポルトガルGPでは、ミディアムタイヤで51周のロングスティントの末に4位フィニッシュという衝撃的なレースを見せたセルジオ・ペレス。勝って知ったるバルセロナではさらに良い結果を出せることを期待していると語る。

    ポルトガルでのレースについて「もちろん、もっと良い結果を期待していたけど、僕は楽天的に受け止めたい方だし、マシンへの適応に関して僕たちが成し遂げた進歩に満足している」とセルジオ・ペレスは語る。

    「イモラとポルトガルは非常に複雑なレースだったけど、多くのことを学んだ。僕たちはリーダーグループと同じペースで走っていたし、いくつかの良いポイントを獲得できる、良くなっていくだけだ」

    「ここにいる期間は短いけど、ここに到着してから、雰囲気は変わっていない。チーム全体が、レースに勝ってチャンピンオンシップを目指すという同じ目標に向かって頑張っている。僕が慣れてきたものとは完全に異なるし、モチベーションは本当に高い。ここに居て、この取り組みの一員であることをとても嬉しく思っている。このチームを失望させたくない」

    バルセロナは毎年プレシーズンテストが行われてきた誰もが多くの走行を重ねているサーキットだ。

    「僕たちは最初から戦えるはずだ」とセルジオ・ペレスは語る。

    「非常に特殊なトラックで、コーナーが非常に遅く、ターン3とターン9が高速コーナーであるため、適切なバランスを見つけ、右側のタイヤを労わることがここでは重要だ。風も考慮すべきだ。非常にトリッキーなサーキットだけど、言ったように、僕たちは最初から競争力を持ち、勝利のために戦えるはずだ。

    「2011年にF1で最初のポイントを獲得した特別な場所だ。レッドブルでの最初の表彰台を獲得する場所になるかもしれない。予選が非常に重要なコースだし、このチャレンジの準備ができていると確信している。今年は通常の冬のテストがなく、昨年は5月の通常のコースコンディションとは異なっていた。 RB16Bがそこで何ができるのか本当に興味がある。去年は、新型コロナウイルスに感染してから初めて走ったレースで良い結果を出せたし、ドライブを楽しんでいるトラックだ」

    F1スペインGPは今季初のダブルヘッダーとなり、ここから史上最多の23戦のカレンダーの過酷さは増していく。

    「オフシーズンでやった仕事が出てくる時期だ」とセルジオ・ペレスは語る。

    「今年は今までにないくらい準備をしてきたので、特にベストな結果が出なかった後は、心の準備が必要だと思う。ページをすばやくめくり、仕事に戻る準備をすることが重要だ。去年はトリプルヘッダーがあり、もちろん、それは非常に厳しいものだったけど、ガレージのチームにとってダブルヘッダーとトリプルヘッダーは難しく、家族と離れて多くの時間を費やさなければならない。僕はいつも彼らに申し訳なく思っている。でも、僕たちはプロであり、確実に準備はできている」

  • ロバート・クビサ、F1スペインGPのFP1&18インチタイヤのテストを担当

    ロバート・クビサ、F1スペインGPのFP1&18インチタイヤのテストを担当

    アルファロメオF1のリザーブドライバーを務めるロバート・クビサは、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPでフリー走行1回目の走行を出走するとともに、グランプリ後にカタルニア・サーキットで行われる2022年用の18インチタイヤのテストも担当する。

    今年2月にバルセロナでアルファロメオの今季マシン『C41』のシェイクダウンを担当しているロバート・クビサだが、グランプリ週末に走行するのは今季初となる。F1スペインGPではキミ・ライコネンのマシンでFP1を担当する。

    また、レース終了後の5月11日と12日にアルファルメオF1は、バルセロナでピレリの18インチタイヤのテストを担当することになっており、2日間を通して、ロバート・クビサが走行を行う。

    「C41に乗るのは2月のバルセロナ以来なので、マシンがどれくらい進歩したのか確認するのが楽しみだ」とロバート・クビサは

    「アップデート、そして、チームがパッケージへの理解を進めたことによって、マシンは進歩したはずだ。F1カーで走るのは特別な経験だし、チームのミッドフィールドでの戦いに貢献したいと思っている」

    「18インチタイヤで走るのは初めての経験になる。来年やってくる新しい世界を初めて試す機会を楽しみにしている」

  • 角田裕毅 「バルセロナはFP1の初めから速く走れる自信がある」

    角田裕毅 「バルセロナはFP1の初めから速く走れる自信がある」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPへの意気込みを語った。

    前戦F1ポルトガルGPでは、初挑戦となったアルガルベ・サーキットでマシンのセットアップに苦しみ、予選14番手、決勝でも見せ場なく15位でレースを終えた角田裕毅。だが、第4戦の舞台となるカタルニア・サーキットは勝手知ったるコースであるため、自信をみせている。

    「昨年、バルセロナで開催されたF2では、両レースで4位に入りました」と角田裕毅は語る。

    「このコースではタイヤマネージメントが重要で、予選でもいいラップタイムを出すために、セクター1でタイヤを傷めてセクター3でタイヤが使えなくなる事態を避けなくてはいけません」

    「このコースは好きなので、F1マシンでの初走行を楽しみにしています。コースはよく分かっており、FP1の初めから速く走れる自信があります」

  • ピエール・ガスリー 「バルセロナは予選がとても重要になる」

    ピエール・ガスリー 「バルセロナは予選がとても重要になる」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーが、2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPへの意気込みを語った。

    前戦F1ポルトガルGPでは、予選で苦戦し、9番グリッドのスタートからなんとか10位入賞を果たしたピエール・ガスリー。マシンの素性がそのままパフォーマンスに繋がり、オーバーテイクが難しいバルセロナでは、予選がさらに重要な役割を占めることになると語る。

    「バルセロナでマシンの向上具合をウインターテストと比較しないというのは初めての経験になる」とピエール・ガスリーはコメント。

    「決勝でのオーバーテイクが簡単にはいかないけど、悪くないコースだ。予選がとても重要になるけど、これまで土曜に上手くやれている点は心強い。ただ、日曜のレースでのパフォーマンスをもっと向上させることに集中していかなければならない」

    「今年はヘアピンのコースレイアウトが変更されたので、それがどんな影響を見せるのか興味深い。シーズン序盤のレースでマシンはうまく機能しているように見えるけど、バルセロナはマシンの素性をテストするのに適していると言われている。シーズン4戦目となるので、さまざまなタイプのサーキットでどんなパフォーマンスになるかはつかめる頃だし、他のチームとの比較も分かっているはずだ」

    「僕たちにとっての現時点のカギは、好調な予選をより多くのポイントにつなげていくことだ」

  • 2021年 第4戦 F1スペインGP:決勝に1000人の観客を動員へ

    2021年 第4戦 F1スペインGP:決勝に1000人の観客を動員へ

    2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPでは、現地の新型コロナウイルスの規制緩和により、日曜日の決勝に1000人の観客がグランドスタンドに動員することを主催者が発表した。

    5月9日のスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで開催されるF1スペインGPは、今年フェラーリに移籍したカルロス・サインツ、そして、アルピーヌからF1復帰した2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのホームレースとなる。

    先月、カタルニア・サーキットは、コロナ禍によって無観客でレースをすると発表していたが、5月3日(月)に主催者は、割り当てられた座席で最大1,000人が許可されると述べた。

    サーキットには1,000人をはるかに超える希望者がおり、参加者は抽選でランダムに選ばれる。

    「私たちは安全なスポーツのベンチマークとなり、完全な保証のある会場を提供するチャンスがあります」とゼネラルマネージャーのジョセップ・ルイス・サンタマリアは語った。