カテゴリー: F1スペインGP

  • F1スペインGP予選レポ:マクラーレンがフロントロー独占 角田裕毅はQ1敗退

    F1スペインGP予選レポ:マクラーレンがフロントロー独占 角田裕毅はQ1敗退

    マクラーレンが週末を通じて好調を維持する中、2025年F1第9戦スペインGPの予選がバルセロナで行われた。オスカー・ピアストリが最終Q3でランド・ノリスとの接戦を制し、今季4回目のポールポジションを獲得。マクラーレンはフロントローを独占する結果となった。

    一方、レッドブル・レーシングの角田裕毅は不調から脱出できず、Q1最下位に沈む波乱の展開。

    母国レースとなったカルロス・サインツもQ1で姿を消すなど、スペイン勢にとっては厳しい予選日となった。セッションごとの詳細を以下で振り返る。

    Q1:ピアストリが最速、サインツと角田裕毅が敗退
    バルセロナのカタルーニャ・サーキットで3回のプラクティスセッションを経て、予選セッションに注目が集まった。金曜と土曜の走行ではマクラーレン勢が一貫して速さを見せていたが、ライバルたちが逆転の糸口を見出すことはできるのかが焦点となった。

    Q1開始時点の気温は29度、路面温度は48度という蒸し暑いコンディション。グリーンライト点灯後もしばらくピットで様子を見るチームが多かったが、数分後に一斉にマシンがコースインした。

    全20台がソフトタイヤでタイム計測を終えると、フリー走行3回目でトップだったオスカー・ピアストリが1分12秒551で再び最速。フェルスタッペンにコンマ2秒の差をつけ、ノリスはさらに0.001秒差で3番手に続いた。

    スペインGP 予選 カルロス・サインツJr.サインツ、母国GPで悔しいQ1敗退

    一方、初回アタック終了時点で脱落圏内にいたのはヒュルケンベルグ、オコン、サインツ、角田裕毅、ボルトレト。ストロールとローソンも14、15番手でギリギリの位置にいた。

    セッション終盤にはピットレーンに列ができたが、先頭のコラピントがマシンの不調を訴え、後続が彼を追い越していくという混乱も発生。

    残り時間わずかでのアタック合戦では、ボルトレトが見事にトップ10へ浮上。ローソンもタイム更新に成功し、さらにベアマンとストロールも挽回して脱落圏を脱出した。

    これによりヒュルケンベルグは16番手でQ2進出を逃し、オコンも17番手で敗退。母国レースのサインツは18番手に終わり、ファンの前で無念のQ1敗退。コラピントはピットから再出走できず19番手、そして角田裕毅は改善できず最下位の20番手で予選を終えた。

    Q1敗退:ヒュルケンベルグ、オコン、サインツ、コラピント、角田裕毅

    スペインGP 予選 角田裕毅角田裕毅、20番手で最下位に終わる

    Q2:ピアストリが再びトップ、アルボンは僅差でQ3届かず
    続くQ2でもペースの高い展開が続き、多くのドライバーが早めにソフトタイヤでコースへ。まずフェルスタッペンが暫定トップに立つも、ノリスが3テンポ速いタイムでそれを上回った。

    しかし、そこに再びピアストリが登場。1分11秒998という圧巻のタイムでノリスを0.058秒上回り、再びセッション最速を記録。序盤で脱落圏内にいたのはボルトレト、ローソン、アルボン、ストロール、ベアマン。

    「必要ならキミにトウをあげるよ」と無線で語った4番手のラッセルは、メルセデスの僚友アントネッリ(9番手)をQ3に送り込むために支援する意向を示した。

    終盤にはアントネッリが再度コースに出る一方、上位5台は動かず。残りのドライバーたちはQ3進出をかけてラストアタックへ。

    ストロールとローソンはタイムを更新できず脱落。ハジャーは6番手へ躍進し面目躍如。一方、ボルトレトは12番手、ベアマンは15番手で予選終了。

    ウィリアムズのアルボンは惜しくも0.03秒差でQ3を逃し11番手。チェッカーフラッグを受けた直後には、前を走っていたベアマン(ハース)について「第3セクターでわざと遅く走った」と不満をぶつけていた。

    Q2敗退:アルボン、ボルトレト、ローソン、ストロール、ベアマン

    スペインGP 予選 オリバー・ベアマンベアマン、Q2敗退で15番手に沈む

    Q3:ノリスとの接戦を制し、ピアストリがポール獲得
    予選最終セッションは10台によるポールポジション争い。最初のアタックでピアストリが1分11秒836をマークし、早速ペースを見せつけた。

    その後、ラッセルとフェルスタッペンはタイム更新ならず。だがノリスが続き、1分11秒819を叩き出して暫定ポールを奪取。0.017秒という僅差での逆転劇となった。

    3番手につけたラッセルは「我々は保守的すぎた」とコメント。フェルスタッペンは4番手、ルクレールが5番手で続いた。

    なお、ノリスがピアストリのスリップストリームを得た形でタイムを出したことがリプレイで判明。無線で「ノリスがフィニッシュ後に前に出るぞ」と伝えられたピアストリは「ちゃっかりしてるね」とクールに反応した。

    アロンソは他車とは異なり、セッション中盤にタイム計測を済ませファンの歓声を浴びる。残り時間で再びマシンが動き出す中、注目はノリスを上回る者が現れるかどうか。

    その答えは「イエス」だった。ピアストリが1分11秒546の驚異的なタイムを叩き出し、ポールを奪還。ノリスは2回目のアタックでわずかにミスがあり、最終的に0.209秒差の2番手に終わった。

    3番手と4番手にはフェルスタッペンとラッセルが同一タイムで並んだが、先にタイムを出したフェルスタッペンが上位に。5番手にハミルトン(フェラーリ)、以下アントネッリ、ルクレール、ガスリー、ハジャー、アロンソがトップ10を形成した。

    スペインGP 予選 オスカー・ピアストリピアストリ、ノリスとの接戦を制しポール獲得

    ピアストリのコメント:
    「とても嬉しい。週末を通じていい流れだ。スタートは少し苦しんだけど、昨夜いくつか進歩があって、今日はクルマの感触がとても良かった。いいラップも重ねられたと思うし、チームに感謝している。12か月前は最悪の状態だったから、こうして完全に巻き返せたのは素晴らしい結果だ」

  • 角田裕毅は「パンケーキじゃない」フェルスタッペンがレッドブルF1の問題示唆

    角田裕毅は「パンケーキじゃない」フェルスタッペンがレッドブルF1の問題示唆

    2025年F1スペインGPの予選で最下位に沈んだ角田裕毅について、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが「彼はパンケーキなんかじゃない」と擁護の言葉を口にした。

    レッドブルはここ数年、フェルスタッペンの横に安定して速さを発揮できるドライバーを見つけられずにいる。2024年シーズン序盤でセルジオ・ペレスのパフォーマンスが大きく低下し、同年末にチームを去ることになった。

    代わって2025年にはレーシングブルズから昇格したリアム・ローソンが2戦のみでレッドブルのシートを明け渡し、角田がシーズン途中から起用された。

    しかし、角田裕毅はここまでの6戦で7ポイントを獲得するにとどまり、フェルスタッペンが2勝と2度の表彰台を記録しているのと対照的に、苦戦が続いている。

    予選後、オランダの記者団に対してフェルスタッペンは次のように語った。

    「ユウキはパンケーキなんかじゃない。この“2台目の問題”はずっと続いている」

    「それが何を意味するのかは……君たち自身で判断すればいいさ」

    Yuki isn’t a pancake.
    ここでフェルスタッペンが使った「パンケーキ」という表現は一見奇妙に聞こえるが、彼の発言にはしばしばユーモアや比喩が含まれており、今回もその一例とみられる。この言葉には、「角田が簡単に潰れるような弱い存在ではない」「凡庸なドライバーではない」といった擁護の意味合いが込められていると解釈される。つまり、問題の本質は角田本人ではなく、むしろ長年続くレッドブルの“2台目問題”にあるのではないかという、皮肉混じりのメッセージとも取れる。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅は予選Q1でフェルスタッペンに約コンマ6秒遅れの最下位となり、走行直後は「良いラップだった」と感じていたものの、順位を知って落胆。Sky Sports F1のインタビューでは次のように語っている。

    「突然、他のどのグランプリとも違って、明らかにパフォーマンスを失いました。FP1からずっとグリップが非常に低かったです。何かおかしなことが起きていたんだと思います」

    「ベストは尽くしました。バランスは改善できたけど、全体的には一歩前進できたとは思いません」

    「Q1のラップには満足していましたし、自信もありました。でも、グリップだけは全然ついてこなかった。かなり厳しい状況です」

    セッション中、縁石に乗った後にフロアのチェックを要求していた角田裕毅だが、セッション後の段階ではダメージが原因だったかどうかは判断できなかったという。

    「まだ分かりません。ダメージがあったのかどうか確認する必要があります。ただ、乗り心地が極端に悪かったわけでもなく、許容範囲内だったと思います」

    「週末の最初のラップからすでにペースがなかったので、突然パフォーマンスを失ったわけではありません。今のところ、ただただ苦しんでいます」

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、予選後のレッドブルの公式コメントで次のように述べている。

    「裕毅はこの週末を通して苦しんでいる。彼を助けようとダウンフォースを少し上げてみたが、正直、何が起きているのかを理解するのは難しい。しっかり調査する必要がある」

  • ランス・ストロール F1スペインGP欠場を発表「手と手首に痛み」

    ランス・ストロール F1スペインGP欠場を発表「手と手首に痛み」

    アストンマーティンは、ランス・ストロールがF1スペインGPを欠場することを正式に発表した。カナダ出身のストロールは、手と手首の痛みを訴えており、週末の残りのセッションには出場しない。

    ランス・ストロールはバルセロナのカタロニア・サーキットで行われた予選に参加し、14番手でセッションを終えていたが、アストンマーティンはその数時間後、ストロールが決勝を欠場することを発表した。

    アストンマーティンの声明にはこう記されている。

    「過去6週間にわたり、ランスは手と手首に痛みを感じていました。彼の医療担当医は、これは2023年に受けた手術に関連していると考えています」

    「そのため、彼の医療チームは、問題を修復するための処置を行うこと、そしてその後に回復に専念することを決定しました」

    ランス・ストロール スペインGP F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ランス・ストロールは2023年プレシーズン中の自転車事故で手首を骨折し、つま先も骨折しており、手術とリハビリを経てシーズン開幕戦に復帰していた。バーレーンGPでは、当初医療チームから出場は難しいと見られていたにもかかわらず、6位入賞を果たしていた。

    2024年シーズンを前に、ストロールはトレーニング内容をより慎重なものに変更していたと語っていた。

    2025年はストロールにとってアストンマーティンでの7シーズン目となる。彼は2019年に、当時レーシング・ポイントの名称で参戦していたチームに加入している。

    今季ここまで、ストロールはドライバーズランキング11位(14ポイント)につけており、チームはコンストラクターズランキングで8位に位置している。一方のチームメイト、フェルナンド・アロンソは未だ今季初ポイントを獲得しておらず、スペインGPでは10番グリッドからのスタートとなる。

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選最下位に困惑「何をしても改善しなかった」

    角田裕毅 F1スペインGP予選最下位に困惑「何をしても改善しなかった」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、スペインGP予選で最下位に沈んだ自身のパフォーマンスについて説明がつかないと語った。

    前日のプラクティスでペース不足を訴えていた角田裕毅は、その問題を解決できないまま予選に突入。Q1ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンにコンマ5秒以上離され、最後尾で敗退する結果となった。

    「かなり厳しいです」と角田裕毅はF1公式チャンネルに語った。「週末を通して、できる限り問題を解決しようとしてきました」

    「FP1の時点から、全くグリップを感じない奇妙な問題があると訴えてきました。できることは全てやりましたが、結局解決できなかったと思います」

    「セットアップ変更もいろいろ試しましたが、常にフィーリングがバラバラで、全体として前進できた感じが全くなかった。非常に奇妙な状態です」

    予選中にはフロアに問題がある可能性も示唆していたが、決定的な原因については掴めていないという。

    「ラップ自体は悪くなかったです。どちらのラップにも特にミスはありませんでした」

    「たとえタイヤを3セット投入しても、Q2には届かなかったと思います。あのペースでは厳しいです」

    角田裕毅 スペインGP F1 スペイングランプリ

    最後尾スタートが濃厚な中、角田裕毅は決勝での巻き返しにも悲観的な見方を示している。予選前にセットアップの変更は施したが、レースペース自体に希望が持てないという。

    「これはロングランのペースにも当てはまります。FP2ではロングランペースが本当に悪かったです」

    「フィーリングが全くないんです。今感じているのは、マシンがとにかくタイヤを食いつぶしていて、どんな走り方をしても周回ごとにデグラデーションがひどいということだけです」

    「とはいえ、セットアップ変更で何かしら良くなっていればと願っています。ただ現実的には、あまり楽観視はしていません」

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、角田とフェルスタッペンの差がこれほど開いたことに驚きを隠さない。

    「本当にその差がどうして生まれたのか分からないので、詳しく調べる必要がある」とホーナーは語った。「彼自身は『ラップはまずまずだった』と言っていたし、週末を通して苦しんでいたのは確かだ」

    「もしかしたら予選中に何かダメージを負ったのかもしれません。あそこまで差があるのは普通ではない」

  • F1スペインGP予選:ピアストリが今季4度目のポール獲得 角田裕毅は最下位

    F1スペインGP予選:ピアストリが今季4度目のポール獲得 角田裕毅は最下位

    2025年F1スペインGP予選で、マクラーレンのオスカー・ピアストリが今季4度目となるポールポジションを獲得した。予選Q1とQ2でトップタイムを記録していたピアストリは、Q3序盤にチームメイトのランド・ノリスに暫定ポールを奪われたものの、最後のアタックで1分11秒546を叩き出し、0.209秒差で逆転した。

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは安定したパフォーマンスで3番手を確保。メルセデスのジョージ・ラッセルはフェルスタッペンと全く同タイムを記録したが、先にチェッカーを受けたため4番手となった。

    フェラーリ勢ではルイス・ハミルトンが最上位の5番手。以下、メルセデスのキミ・アントネッリが6番手、シャルル・ルクレールが7番手に続いた。アルピーヌのピエール・ガスリーが8番手に食い込み、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが9番手で再び好パフォーマンスを披露。地元スペインの英雄フェルナンド・アロンソはアストンマーティンで10番手となった。

    Q2では、ウィリアムズのアレックス・アルボンが惜しくも0.03秒差でQ3進出を逃し、12番手にはキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、その後方にレーシングブルズのリアム・ローソンが続いた。その他、アストンマーティンのランス・ストロールとハースのオリバー・ベアマンもQ2で敗退となった。

    Q1では、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグがセッション終盤の混戦の中で敗退し、ハースのエステバン・オコンも同様にノックアウト。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は18番手と、母国グランプリで大きな失望を味わった。

    アルピーヌのフランコ・コラピントは、Q1終盤のピットレーンでマシントラブルに見舞われアタックできず、19番手に終わった。

    そして角田裕毅(レッドブル・レーシング)は再び苦戦を強いられ、フェルスタッペンとの差が大きく開いたまま、最下位の20番手で予選を終えた。

    2025年F1 スペインGP 予選Q3 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分11秒546
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分11秒755
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分11秒848
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分11秒848
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分12秒045
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分12秒111
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分12秒131
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分12秒199
    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分12秒252

    10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分12秒284
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    12.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    15.オリバー・ベアマン(ハース)

    16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    17.エステバン・オコン(ハース)
    18.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    20.角田裕毅(レッドブル)

  • 角田裕毅は最下位 … F1スペインGP 予選:結果・タイムシート

    角田裕毅は最下位 … F1スペインGP 予選:結果・タイムシート

    2025年F1 スペインGP 予選結果・タイムシート。5月31日(土)にバルセロナ=カタロニア・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリの公式予選が行われた。

    トップタイムを記録したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は最下位20番手だった。

    マクラーレンが予選を完全支配 ピアストリが今季4度目のPP
    2025年F1スペインGP予選は、マクラーレンのオスカー・ピアストリがQ3で1分11秒546を記録し、今季4回目のポールポジションを獲得した。チームメイトのランド・ノリスも僅差で続き、マクラーレンがフロントローを独占。両者とも全セッションで安定した速さを示し、マシンの総合力の高さを証明した。

    フェルスタッペンとラッセルが同タイム 0.3秒差で続く
    Q3ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とジョージ・ラッセル(メルセデス)が同じ1分11秒848を記録。タイムを先に出したフェルスタッペンが3番手、ラッセルが4番手に入った。マクラーレンにやや遅れを取ったが、決勝での巻き返しが注目される。

    中団勢も拮抗 新人アントネッリがトップ6入り
    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が5番手、メルセデスのルーキー、アンドレア・キミ・アントネッリが6番手と続いた。7番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)や8番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)も善戦を見せた。

    ハジャーとアロンソがトップ10 フェルスタッペンの援護不足
    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が9番手、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が10番手に入り、上位陣に食い込んだ。一方で、レッドブルのもう一台である角田裕毅はQ1で脱落し、フェルスタッペンの援護を欠く展開となった。

    角田裕毅は20番手 最下位でQ1敗退の厳しい結果
    角田裕毅は1分13秒385で最下位となる20番手に終わった。イモラでのクラッシュの影響による旧型フロアの使用も影響したとみられ、週末を通してペースに苦しんでいる。カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)やフランコ・コラピント(アルピーヌ)も同様にQ1で姿を消した。

    2025年F1 スペインGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分12秒551 1分11秒998 1分11秒546
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分12秒799 1分12秒056 1分11秒755
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分12秒798 1分12秒358 1分11秒848
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分12秒806 1分12秒407 1分11秒848
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分13秒958 1分12秒447 1分12秒045
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分12秒856 1分12秒585 1分12秒111
    7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分13秒014 1分12秒495 1分12秒131
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分13秒081 1分12秒611 1分12秒199
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分13秒138 1分12秒461 1分12秒252
    10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分13秒102 1分12秒523 1分12秒284
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分13秒044 1分12秒641  
    12 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分13秒045 1分12秒756  
    13 20 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分13秒039 1分12秒763  
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分13秒038 1分13秒053  
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分13秒074 1分13秒325  
    16 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分13秒190    
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分13秒201    
    18 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分13秒203    
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分13秒334    
    20 22 角田裕毅 レッドブル 1分13秒385    
  • F1スペインGP予選Q2:マクラーレンが再びワンツー ピアストリが圧巻のトップ

    F1スペインGP予選Q2:マクラーレンが再びワンツー ピアストリが圧巻のトップ

    2025年F1第9戦スペインGPの予選Q2が現地バルセロナで行われ、マクラーレンのオスカー・ピアストリが1分11秒998を記録し、唯一の1分11秒台でトップ通過を果たした。僚友ランド・ノリスも2番手につけ、マクラーレン勢が再び他チームに対して圧倒的な速さを見せつけた。

    ピアストリは序盤から安定したペースを維持し、最終アタックでさらにタイムを更新。ノリスも1分12秒056とわずか0.058秒差で続き、マクラーレンがQ2ワンツーを達成した。

    3番手はレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンで、トップから0.360秒差の1分12秒358。メルセデス勢も好調で、ジョージ・ラッセルが4番手、アンドレア・キミ・アントネッリも9番手でQ3進出を果たした。

    また、注目のルーキーであるレーシングブルズのアイザック・ハジャーは、フェラーリ勢を上回る1分12秒461で6番手。自身2回目のQ3進出を果たし、着実な進化を見せている。

    一方で、惜しくもQ3に届かなかったのはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)で、10番手との差はわずか0.030秒。ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)やリアム・ローソン(レーシングブルズ)も僅差で敗退となった。

    Q3に進出したドライバーは以下の10名:
    ピアストリ、ノリス、フェルスタッペン、ラッセル、ハミルトン、ハジャー、ルクレール、アロンソ、アントネッリ、ガスリー。

    この後のQ3では、マクラーレン勢によるポールポジション争いに、フェルスタッペンがどこまで割って入るかに注目が集まる。

    2025年F1 スペインGP 予選Q2 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分11秒998
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分12秒056
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分12秒358
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分12秒407
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分12秒447
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分12秒461
    7.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分12秒495
    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分12秒523
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分12秒585
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分12秒611

    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分12秒641
    12.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分12秒756
    13.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分12秒763
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分13秒053
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分13秒325

    16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    17.エステバン・オコン(ハース)
    18.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    20.角田裕毅(レッドブル)

  • 角田裕毅 レッドブルで最下位Q1敗退:2025年F1 スペインGP予選

    角田裕毅 レッドブルで最下位Q1敗退:2025年F1 スペインGP予選

    2025年F1第9戦スペインGPの予選が現地5月31日(土)にバルセロナ・カタルーニャ・サーキット行われ、角田裕毅は最下位となる20番手でQ1敗退を喫した。

    気温29度、路面温度48度のドライコンディションで18分間のQ1セッションはスタート。このセッションでは5台が脱落する。全ドライバーがソフトタイヤでアタックを開始した。

    各車が2~3回のアタックを繰り返す中で、路面のグリップが急激に向上し、終盤にかけてタイムが続々と更新される展開となったが、角田裕毅は1分13秒385のベストで最下位となる20番手にとどまり、無念のQ1敗退となった。

    角田裕毅のチームメイト、マックス・フェルスタッペンは1分12秒798で2番手タイムを記録し、トップ通過を果たしたマクラーレンのオスカー・ピアストリとは0.247秒差だった。

    角田裕毅はセクター1と2では一定の手応えを見せたものの、最終セクターでの伸びを欠き、Q2進出ラインの15番手のアイザック・ハジャーから0.247秒差で敗退。フェルスタッペンが順調に上位に食い込んだ一方で、角田裕毅が早々に敗退するという明暗が分かれる予選結果となった。

    2025年F1 スペインGP 予選Q1 順位・ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分12秒551
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分12秒798
    3.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分12秒799
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分12秒806
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分12秒856
    6.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分13秒014
    7.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分13秒038
    8.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分13秒039
    9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分13秒044
    10.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分13秒045
    11.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分13秒958
    12.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分13秒074
    13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分13秒081
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分13秒102
    15.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分13秒138

    16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分13秒190
    17.エステバン・オコン(ハース) – 1分13秒201
    18.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分13秒203
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分13秒334
    20.角田裕毅(レッドブル) – 1分13秒385

  • 2025年F1 スペインGP フリー走行3回目:ハイライト動画

    2025年F1 スペインGP フリー走行3回目:ハイライト動画

    2025年F1 スペインGP フリー走行3回目のハイライト動画。バルセロナ=カタロニア・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリの最終プラクティスが行われた。

    オスカー・ピアストリがF1スペインGPに向けた最終プラクティス(FP3)でトップタイムを記録し、マクラーレン勢が1-2体制を築いた。セッション終盤に各車が予選シミュレーションに取り組む中、ピアストリは1分12秒387をマークして最速となった。

    一方、チームメイトのランド・ノリスは最初のアタックラップでコースオフを喫したが、その後持ち直して2番手につけた。ただし、タイムはピアストリから0.525秒遅れており、差は大きかった。

    フェラーリのシャルル・ルクレールが3番手でマクラーレン勢に最も接近したドライバーとなり、4番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル、5番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続いた。

    動画の公開は終了しました
  • 2025年F1 スペインGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    2025年F1 スペインGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    スペイングランプリ金曜プラクティスでは、マクラーレンが堅実な週末の滑り出しを見せた。

    ランド・ノリスがFP1でトップ、オスカー・ピアストリがFP2で最速タイムを記録した。しかし、マックス・フェルスタッペンやジョージ・ラッセルも好位置につけており、「パパイヤ軍団」には厳しい戦いが待っているかもしれない。

    データが示すのは、マクラーレンのレースペースが依然として群を抜いているという事実だ。特にストレートでの速度に加え、全体的なコーナリングでも優位を保っており、パッケージとしての完成度は高い。

    ただし、予選モードではフェルスタッペンが僅差に迫っており、理想ラップでは差が縮まる傾向も見られる。さらにメルセデスも短距離の速さで存在感を見せており、土曜のタイムアタックは混戦になる可能性が高い。マクラーレンは“倒すべきチーム”であり続けているが、周囲の挑戦は着実に迫ってきている。

    スペインGP

    マクラーレンは依然として“倒すべきチーム”
    タイムシートを見る限り、選手権をリードするマクラーレンは、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでの第9戦初日でも好調を維持しているようだ。ノリスはFP1でフェルスタッペンにコンマ3秒差をつけ、ピアストリもFP2でラッセルにほぼ同じ差をつけている。

    データもこれを裏付けており、特にレースペースにおいて、ウォーキング拠点のチームはライバルに対して優位を保っている。レッドブルはその領域で0.15秒遅れており、フェラーリとメルセデスはさらに離れている。

    MCL39の強みを細かく見ると、ストレートでの速さが特に際立っている。また、いくつかの例外を除けば、あらゆるコーナータイプでも他チームより速さを示している。例えばフェラーリは低速コーナーで優れており、レッドブルとメルセデスは高速コーナーでわずかに上回る場面もある。

    それでもピアストリは慢心を戒めており、FP2後にこう語っている。

    「今日は上がったり下がったりの1日だったけど、最後が良かったのはポジティブだと思う。ただ、ライバルたちも速いと思う。

    フェルスタッペンは一日中速さを見せていたし、フェラーリもいた。メルセデスも最後に浮上してきたから、明日はタイトな戦いになるはずだ。まだやるべきことがいくつか残っている」

    スペイングランプリ

    予選で注目すべきはフェルスタッペン
    フェルスタッペンに話を移すと、土曜の予選は一層見応えのある展開になりそうだ。マクラーレンがレースペースで優位に立つ一方、予選モードではフェルスタッペンとの間に大きな差はない。

    両者の差は非常に小さく、理想ラップ(Ideal Lap)分析では、ピアストリとの差がわずかに縮まる傾向すら示されている。

    過去3年連続でスペイングランプリを制している世界王者のフェルスタッペンは、金曜の走行後、他の週末に比べてポジティブな感触があったと述べた。

    「ここに来るのはいつも楽しい。このサーキットは走っていて気持ちいいし、気温も高くてタイヤに厳しいけど、悪くない金曜日だった。もっとひどい金曜もあったからね。

    クルマには少し満足できたし、まだ理想の状態ではないけど、これまでよりは確実にポジティブだった」

    2025年F1 スペインGP

    メルセデスはまだ課題を抱える
    チーム選手権で2位につけるメルセデスだが、イモラとモナコでの苦戦を経て、バルセロナでの挽回が求められている。

    FP2ではラッセルが一時トップタイムを記録し、最終的には2番手でセッションを終えた。チームメイトのキミ・アントネッリも6番手に入り、復調の兆しを見せた。

    しかしラッセルはその後、予選ペースは良好でもロングランでは課題があると認めた。

    「予選シミュレーションではまずまずだった。最近の厳しいレースのあとで、再び良い位置に戻れたのは嬉しい。

    ただ、ロングランのペースはあまり良くなくて、そこを改善するのがここ最近の目標なんだ」

    データによると、メルセデスは予選シミュレーションでは3番手だが、レースペースではマクラーレンから0.41秒遅れの4番手に位置している。

    2025年のF1世界選手権 スペイングランプリ

    フェラーリはまだ本来の速さに届かず
    ロングランペースではフェラーリがメルセデスをわずかに上回り3番手につけているが、予選・決勝ともにマクラーレンには0.3秒近く遅れている。

    FP1ではルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールがそれぞれ3位と4位に入ったものの、FP2ではルクレールが5位、ハミルトンは11位に後退。7度の世界王者は、「とても満足できない」一日だったと振り返った。