カテゴリー: F1スペインGP

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選最下位にファン失望「もう限界かもしれない」

    角田裕毅 F1スペインGP予選最下位にファン失望「もう限界かもしれない」

    2025年F1第9戦スペインGPの予選で、レッドブル・レーシングの角田裕毅が20番手となりQ1敗退。トップチーム所属ながら最下位という衝撃的な結果に、国内外のファンからは失望と怒り、そして擁護と同情が入り混じる反応が広がっている。

    予選直後、日本のソーシャルメディアでは「これは流石に擁護できない」「クリーンラップだったのに最下位は言い訳できない」など、角田裕毅の走りに対する厳しい声が多く見られた。

    日本では「擁護できない」厳しい声が多数
    レッドブル昇格後、複数回目となるQ1敗退ではあったが、今回は全体の最下位という結果だったことで、「結果が全て」「トップチームでこれは酷い」といった落胆の投稿が相次いだ。
    一方で「これだけ何ともならない状況は、測り知れないプレッシャーがあるはず」「トップチームに乗っただけでもすごい」と、重圧に理解を示すファンも一定数存在した。特にレース前までのSNSでは「日本の誇り」「応援してます」といったコメントが500件以上寄せられていたことからも、期待の大きさがうかがえる。

    海外では「終わった」「ローソンの方が上」との声も
    英語圏のファンからはさらに厳しい反応が寄せられた。「Tsunoda is cooked for real.(角田はもう終わりだ)」といった表現や、「P20 in a Red Bull? They made the wrong call on Lawson.(レッドブルで20番手?ローソンを外した判断は間違い)」という投稿が多く見られた。「ローソンの方が上だった」とのコメントも広まり、実際にローソンは姉妹チームのレーシングブルズで13番手と健闘しており、角田との差が再び議論を呼んでいる。

    また、「ペレスですらここまでひどくはなかった」「去年のペレスはまだQ2には行けていた」と、2024年までレッドブルに在籍していたセルジオ・ペレスと比較する声も散見された。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが3番手に入ったこともあり、「同じマシンでこの差は言い訳できない」との指摘が多く、チーム内での立場への懸念も浮上している。

    角田裕毅 レッドブル F1

    冷静な分析も一部にあるが…「シート喪失は時間の問題」との声も
    一部のファンからは「予選最下位は許されないが、マシン側に原因がある可能性もある」「旧型パーツを使っているのでは」など、車両差に言及する冷静な分析も見られた。ローソンやハジャーといった若手のパフォーマンスと比較し、「角田のマシンに何らかの不利があるのでは」との見方もある。

    しかし全体としては、「このままではシート喪失は時間の問題」「中盤戦までに結果が出なければ交代もある」と、角田の立場を不安視する声が多数派を占めている。予選後、本人は「原因が正直わからない」とコメントしており、状況を打開するにはマシンの見直しとともに、早急なパフォーマンスの改善が求められる。

    ただし、総じて海外の反応は結果そのものへの評価がシビアであり、「予選最下位=失格に等しい」という捉え方が強いようだ。角田選手自身が抱える苦戦について同情的なコメントは日本国内ほど多くはなく、「トップマシンでの最低の結果」に注目した意見が目立った。一部には「彼にとって不運な状況だ」「時間を与えるべきだ」という擁護も見られるが、そうした声は大勢の批判的反応に埋もれがちである。

    時間が経過すると前向きな声も
    レース直後は日本・海外ともに厳しい反応が目立ったが、時間が経過すると徐々に冷静な分析や前向きな投稿も増加。「シーズンはまだ続く」「次戦こそ結果を出してほしい」といった期待の声もSNS上に戻りつつある。

    F1トップチームで日本人として戦う角田裕毅。重圧と期待の中、次戦での巻き返しに向けた戦いが始まっている。

  • 2025年F1 スペインGP 予選 ハイライト動画:角田裕毅は最下位Q1敗退

    2025年F1 スペインGP 予選 ハイライト動画:角田裕毅は最下位Q1敗退

    2025年F1 スペインGP 予選のハイライト動画。バルセロナ=カタロニア・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリの公式予選が行われた。

    オスカー・ピアストリがF1スペインGP予選で、同僚ランド・ノリスとの白熱したチーム内バトルを制してポールポジションを獲得。マックス・フェルスタッペンは3番手に甘んじた。

    3回のプラクティスで最速タイムを競い合ってきたマクラーレン勢だが、予選で主導権を握ったのはピアストリだった。予選最終ラップで1分11秒546を記録し、今季最大の差となるコンマ2秒以上のマージンで2番手のノリスを抑えた。

    ノリスは予選Q3の最初のアタックでピアストリのスリップストリームを狙ったが、それでも0.209秒及ばず。さらに1秒1差でレッドブルのフェルスタッペンが3番手につけた。これは現在のドライバーズ選手権トップ3と同じ順序でもある。

    メルセデス勢は、ジョージ・ラッセルがフェルスタッペンと同タイムを記録するも、先にタイムを出したフェルスタッペンに次ぐ4番手に。5番手にはルイス・ハミルトンが続き、今季2度目となるシャルル・ルクレールを上回る予選結果となった。

    トップ10には他に、ピエール・ガスリー、アイザック・ハジャー、そして地元スペインのファンから熱烈な声援を受けるフェルナンド・アロンソが入った。アロンソは今季初ポイントを依然として追い求めている。

    その一方で、母国グランプリで悲劇に見舞われたのがカルロス・サインツJr.だ。予選18番手に終わり、スペインGPで自身初となるグリッド後方からのスタートを強いられることになった。角田裕毅はさらに2つ下の20番手と、苦しい予選結果に沈んだ。

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  • シャルル・ルクレール F1スペインGP予選「タイヤ戦略は自分の判断」

    シャルル・ルクレール F1スペインGP予選「タイヤ戦略は自分の判断」

    シャルル・ルクレールは、F1スペインGPの予選で7番手に終わった理由について、自らが決定したタイヤ戦略が影響したことを認め、「期待を下回る結果だった」と語った。

    ルクレールは予選Q1で新品タイヤを1セット多く使用し、さらにQ2では2回目のアタックを途中で中止。これにより、日曜の決勝に向けてわずかにでもタイヤを温存しようとしたが、その代償としてQ3には新品タイヤが1セットしか残らなかった。

    そのため、Q3ではセッション中盤に1回だけアタックを行い、一時は暫定4番手につけたものの、最後のアタックでアンドレア・キミ・アントネッリ、ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペンらがタイムを更新し、最終的には7番手に後退した。

    ルクレールはこの判断について以下のように説明している。

    「Q3で新品タイヤを2セット使えていれば、もっとタイムを伸ばせたと思う。どれだけ伸ばせたかはわからないけど、少し曇っていたし、路面状況も変化していたかもしれない」

    「とはいえ、今回の予選の流れはすべて自分の判断だった。Q3でチームは最後に出ていくことを勧めてくれたけど、自分は真ん中で走ることを選んだ。もしその1周がうまくいかなかった場合の“プランB”として、2周目に備える余地を残したかったんだ。だから、これは完全に自分の責任だ」

    シャルル・ルクレール スペインGP F1 スクーデリア・フェラーリ

    この判断は決勝でのタイヤ状況を少しでも有利にすることを見据えてのものだったという。

    「明日のレースに向けて、より良いタイヤ状態を残すためにいくつかの選択をした。もし明日のレースがひどい結果に終われば、それは自分の責任であり、週末全体を悪くしたことになる。でも、もしうまくいけば、自分の判断でチームの方向性を決めたことを誇れると思う。結局のところ、それは明日にならないとわからない」

    決勝では、チームメイトのルイス・ハミルトンのすぐ後方、アルピーヌのピエール・ガスリーの隣からスタートする。

    「もちろん7番手という結果は、我々の期待より下回る。自分が下した予選での判断があったとしても、もう少し上位に行けると思っていた。でも、もう選択は済んだし、明日それが報われることを願っている」

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選「手は尽くしたが改善の糸口が見えない」

    角田裕毅 F1スペインGP予選「手は尽くしたが改善の糸口が見えない」

    角田裕毅は、2025年F1スペインGPの予選で最下位の20番手に沈んだあとも、自身のマシンのペース不足に対して納得できる説明を見つけられずにいた。レッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンとはQ1で約0.6秒の差がついたが、それが予選敗退には十分すぎるタイム差だった。

    金曜のプラクティス後に「なぜ遅いのか全く分からない」と語っていた角田裕毅は、予選後には「ラップ自体は良かった」と感じていたという。

    Q1中には、13コーナーの縁石を激しく乗り越えた際に「フロアをチェックしてほしい」とチームに無線で伝えたが、これによる損傷はなかったと見られている。

    「セッティングの問題じゃないと思います。正直、ほとんどすべてのセッティングを試しました。細かい好みはありますけど、クルマのバランスはしっかり取れていて、自信もありました」

    「予選では両方のタイヤセットで特に最後のアタックはかなり良かったですし、それが結果やペースと全然噛み合わないんです」

    角田裕毅は週末を通して、RB21が前後の両軸で滑っていると繰り返し訴えており、セッティング変更では解消できない「コアな制限」があるのではないかと示唆している。

    また最近の週末においても、セッションによってはフェルスタッペンと同等かそれ以上のタイムを記録していたものの、突然パフォーマンスが激減する傾向があると明かした。

    「ここ2戦くらい、セッションによってはマックスと同じか少し速いときもありましたけど、突然めちゃくちゃ遅くなるんです。今回のロングランでもそれが出ました。何をやっても変わらないし、クルマがタイヤをひどく食ってしまって、摩耗がすごいです。

    「本当に納得いかなくて、コアの問題がまだ残ってる気がします。それが何か分からないし、自分でも答えが出せないです」

    角田裕毅 スペインGP F1 レッドブル・レーシング

    角田裕毅はこれまで、フェルスタッペンと完全に同じエアロパッケージではない週末も経験している。チームは当然、最新パーツの投入を世界王者に優先する傾向がある。フェルスタッペンはマイアミで新型フロアを受け取り、イモラではその他の小さなアップデートも適用された。

    角田裕毅もイモラで新型フロアを受け取っていたが、予選でクラッシュしたことでスペアモノコックを使ってマシンを組み直さなければならず、旧型のコンポーネント(前仕様のフロアを含む)を使用していた。バルセロナでもそのまま旧型を使用していると考えられているが、今回のような大きなタイム差や挙動差のすべてをそれだけで説明するのは難しい。

    レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、Skyドイツに対して次のように語っている。

    「金曜はマックスにそれなりに近い位置にいた。でも予選では何もかもうまくいかなかった。同じクルマじゃないにしても、最後尾というのは内部で検証しないといけない」

    シーズン序盤に角田裕毅とコンビを組んでいたアイザック・ハジャーも、角田裕毅を擁護するコメントを残した。

    「角田は絶対にP20で終わるようなドライバーじゃない。それだけは確かだ。正直、今彼が何を抱えてるのかは分からない。自分は反対側のガレージにいたわけじゃないからな。でも、押し続けるしかないと思う。彼はP20のドライバーじゃない」

    前後の軸で滑るという現象は、角田裕毅のRB21だけの問題ではなかった。ピレリの金曜定例ブリーフィングで、チーフエンジニアのシモーネ・ベッラは「C1タイヤでの低グリップや前後のスライドは比較的よくある」と述べていた。ただし、角田裕毅のように他のコンパウンドでも問題が継続するのは、より根本的な問題があることを示している。

    多くのチームは、リアタイヤのサーマルデグラデーション(熱劣化)を抑えるために、若干アンダーステア気味のセッティングを採用することがあるが、バルセロナではその代償が大きい。高速コーナーではアウト側フロントタイヤへの負荷が非常に高く、2023年に最終シケインが撤去されて以降は特にそれが顕著となっている。

    角田裕毅は、問題解決の糸口が見えないまま、こう締めくくった。

    「セッティングはもうほとんどすべて試しました。同じように、4輪全部が滑ってる感じなんです。これからチームと話す必要がありますけど、どうすれば改善できるのか、現時点では全く見えてこないです」

  • オスカー・ピアストリ F1スペインGP予選「12か月前とは真逆の結果に満足」

    オスカー・ピアストリ F1スペインGP予選「12か月前とは真逆の結果に満足」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリが2025年F1スペインGP予選で圧巻のパフォーマンスを披露し、チームメイトのランド・ノリスを0.209秒引き離してポールポジションを獲得。今季4度目となるポールは、今シーズンの予選における最大タイム差での首位通過となった。

    1年前の同地では苦戦を強いられたピアストリだが、今回は週末を通じて着実に仕上がりを高め、最終Q3のラストアタックで逆転に成功。マクラーレンとしても1-2体制での決勝スタートとなり、戦略面で大きな優位を築いた。

    予選直後のインタビューで、ピアストリは次のように振り返った。

    「とても満足している。週末のスタートはあまり良くなかったけど、昨晩から速さを見つけることができた。今日はマシンの仕上がりも抜群で、自分自身もいいラップが出せたと思う。チームの努力に感謝したい。ちょうど1年前のこの場面はかなり悲惨だったけど、それを最高の形で覆せたのは素晴らしい結果だ」

    Q3最後のアタックで逆転したことについては、「ターン1でかなりタイムを稼げたのが大きかった。今日一日苦戦していたいくつかの箇所も改善できたし、全体的に最初の半分でタイムを稼げた。後半は何とか持ちこたえた感じだ。完璧なラップとは言えないけど、このコースではタイヤの劣化が激しいから完璧を目指すのは難しい。全体としてとても満足している」と語った。

    日曜の決勝を見据えては、「明日は戦略的な展開になると思う。ポールからスタートできるのはありがたいし、ターン1までが長いから、いいスタートを切ることが大事になる。今日の成果に誇りを持っているし、チームに心から感謝したい」と述べた。

    オスカー・ピアストリ スペインGP F1 マクラーレン

    記者会見でも、好調な予選を振り返りながら、「セクター1とセクター2の途中まではすごく良かったけど、後半は少しタイムを失った。それでも全体としては十分なタイムだったし、昨日までと比べてラップごとの安定感もあった。今日のマシンは本当に良かった」とコメント。

    タイヤマネジメントの難しさについては、「特に第3セクターのコーナーは遅くて長いから、前半でタイヤを使いすぎると後半がかなり厳しくなる。今回も多少は代償を払ったと思うけど、やり直せるなら少し調整したい気もする。でも結果としてポールを取れたので、今は気にしていない」とした。

    今週末から施行されたテクニカル・ディレクティブの影響について聞かれると、「何も影響はなかった。いつものようにいくつか微調整が必要だっただけで、特別な問題はなかった」と一蹴した。

    最後に、日曜の勝利に必要な鍵を問われると、「フィニッシュラインを最初に通過すること、だね」と冗談交じりに答えつつも、「いいスタートを切って主導権を握るのが理想。でも昨日のロングランは誰にとっても厳しかったし、今年の他のレースとは違う展開になるはず。タイヤマネジメントやピット戦略が重要で、簡単なレースにはならないと思う」と締めくくった。

  • カルロス・サインツJr. F1スペインGP予選「コラピントの問題で台無しに」

    カルロス・サインツJr. F1スペインGP予選「コラピントの問題で台無しに」

    カルロス・サインツは母国スペインGPの予選Q1で敗退し、18番手という厳しい結果に終わった。このバルセロナ・カタルーニャ・サーキットではF1デビュー以来、毎回ポイントを獲得してきたサインツだが、今回のレースではその記録の継続に向けて大きなリカバリーが求められる。

    今季復調を見せているウィリアムズは、しばしば1台以上をQ3に送り込んでいるが、今回の予選ではサインツとアレクサンダー・アルボンの両名とも突破に失敗。アルボンは11番手で惜しくもQ3を逃した。

    サインツにとって予選の障害のひとつとなったのは、ウィリアムズのフランコ・コラピントがQ1終盤にピットレーン出口で立ち往生し、予想外の位置に止まってしまったことだった。これにより、彼のアウトラップは大幅に遅れ、タイム更新に必要なアタックタイミングを失った。

    サインツはセッション後、次のように振り返った。

    「正直、とても難しい予選だった。今日のペースならQ3には進めたと思っていた。でもフランコ(・コラピント)がピットレーンでトラブルを抱えて、僕たちは“何もない場所”からすごく遅れて出ていくことになってしまった」

    「そのせいでアタックラップ中に5~6台を追い越す必要があったし、ダーティエアがすごくてパフォーマンスが台無しになった。全体的に僅差の中で、7番手とコンマ1秒半しか違わなかったのに、僕は18番手だったんだ」

    「ポイント圏内に戻るために全力を尽くすよ。明日は何か違うことを試すいい機会になるだろうし、追い上げに挑戦する」

    「もちろん、ここはバルセロナで、18番手スタートは理想的じゃないけど、できる限りのことはすべてやるつもりだ」

    ウィリアムズ・レーシング F1 スペイングランプリ今季5戦連続ポイントを目指すアルボン

    サインツのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンも、今季3度目のQ2敗退を喫したが、その要因にはダーティエアやトラフィックがあったという。特にハースのオリバー・ベアマンに関しては無線で「セクター3で意図的に遅く走った」と指摘し、「ダーティすぎる」と不満を口にしていた。

    アルボンにとっては予選前から厳しい週末だった。FP1をビクター・マルタンスに譲ったうえに、FP3ではブレーキの問題により走行はわずか5周にとどまった。

    「Q3を逃したのは残念だけど、それでも満足している。スペインでQ2に進んだのは初めてだし、もう少しでQ3にも届くところだった。それだけ進歩しているという証拠だ。まだやるべきことはあるけどね」とアルボンはコメント。

    無線での発言について問われると、「細かい違いが結果を左右する。正直、オリバーが邪魔になったわけじゃない。ブレーキを踏む必要もなかったし、直接的な影響があったわけでもない。けどダーティエアがすごくて、セクター3ではちょっとキツすぎた。それでQ3を逃した。それだけさ」と冷静に語った。

  • フェルスタッペン F1スペインGP予選「マクラーレンは手強いが全力を尽くす」

    フェルスタッペン F1スペインGP予選「マクラーレンは手強いが全力を尽くす」

    マックス・フェルスタッペンは、スペインGP予選を3番手で終えた後、マクラーレン勢の強さを認めつつ、決勝で何が可能かを楽しみにしていると語った。

    バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われた予選では、マクラーレンが好調を維持し、最後のアタックでオスカー・ピアストリがランド・ノリスを抑えてポールポジションを獲得。チームとしてフロントロウを独占した。

    フェルスタッペンはそのマクラーレン勢に最も近い存在となり、Q3で3番手タイムを記録。メルセデスのジョージ・ラッセルと全く同じタイムだったが、先にそのタイムを出したことで前の順位となった。

    予選後、今回のパフォーマンスがRB21で出せる最大限だったかと問われたフェルスタッペンは次のように振り返った。

    「そうだと思う。今週末はずっと彼ら(マクラーレン)に対して遅れていたけど、しっかりやり切って3番手に入れたのは妥当な結果だと思っている」

    「後ろもかなり接戦だったし、このサーキットでクルマの全てを引き出すのは楽しい。気温が高くてもグリップはしっかりしてるし、明日どこまでできるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペン スペインGP F1フェルスタッペンはF1スペインGP予選でマクラーレン勢に最も迫った挑戦者の一人となり、ピアストリとノリスのすぐ後ろからスタートする

    金曜から土曜にかけての夜間作業について聞かれると、フェルスタッペンは次のように明かした。

    「大きな作業はしなかった。金曜は悪くなかったし、クルマにいくつか最終調整を加えただけだった」

    「もちろん、ポール争いに加わるには不十分だったけど、それでも悪くない結果だと思っている」

    そして日曜決勝での戦いに向けて、過去に4度の優勝経験があるこのバルセロナでどれだけ戦えるかについて、フェルスタッペンはこう述べた。

    「全力は尽くすけど、彼ら(マクラーレン)を倒すのは簡単じゃないと思う。明日どうなるか見てみよう」

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選最下位 マルコ「内部で議論すべき内容」

    角田裕毅 F1スペインGP予選最下位 マルコ「内部で議論すべき内容」

    2025年F1スペインGPの予選でレッドブル・レーシングの角田裕毅は20番手に終わり、グリップ不足に苦しんだと語った。

    この日バルセロナで予選最下位に沈んだ25歳の角田裕毅は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと同じ仕様のマシンではないとされる。フェルスタッペンはマクラーレン勢(オスカー・ピアストリとランド・ノリス)に次ぐ3番手を獲得したが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、角田裕毅の結果を「受け入れがたい」と切り捨てた。

    角田裕毅は、Q1でマシントラブルによってタイム計測ができなかったアルピーヌのフランコ・コラピントにも及ばず、わずか0.051秒差で最下位となった。

    2025年F1スペインGP予選Q1で走行する角田裕毅(レッドブル)

    マルコは、イモラで角田裕毅がクラッシュした際に損傷したパーツの一部について、スペインGPまでに交換部品が用意できなかったことを明かしている。そのため、角田裕毅のRB21はフェルスタッペンのマシンと完全に同一ではないという。

    予選中、角田裕毅は最終コーナーでややアグレッシブに攻めた際にフロアにダメージがあるのではないかと無線でチームに確認していたが、本人はFP1からすでに問題を感じていたと述べている。

    角田裕毅に対し「最初のプラクティスの1周目から『何かがおかしい』とラジオで言っていました」と語っており、予選までグリップ不足に悩まされたことを明かした。

    レッドブルのマルコはこのパフォーマンスに対し、モータースポーツ・ドットコムにこう語っている。

    「この結果は失望だ。金曜日はマックスにかなり近かった。しかし予選ではまったく機能しなかった。同じマシンでないにしても、最下位というのは我々が内部で議論すべき内容だ」

    角田裕毅のQ1最速タイムは1分13秒385で、フェルスタッペンの1分12秒798(Q1の2番手)から0.587秒遅れていた。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅は今季終了まで乗り切れるか?
    レッドブルは今季序盤2戦の結果を受けて、リアム・ローソンに代えて角田裕毅を昇格させた。しかし、現在は再び角田裕毅の去就が不安視されている。

    レッドブルは角田裕毅に「2025年シーズン最後までシートを与える」と伝えたとされるが、ここまで角田裕毅が獲得したポイントは7にとどまる。一方、レーシングブルズの新人アイザック・ハジャーは同期間に15ポイントを獲得しており、注目を集めている。

    マルコが「議論する」と明言したことで、チーム内ではすでに後任について検討が始まっている可能性がある。ピエール・ガスリーが2019年に12戦で降格された例が示すように、ルーキードライバーであってもレッドブルの交代は突然だ。

    ハジャーはスペインGPでも再びチーム2番手としてQ3に進出し、予選9番手を獲得。フェルスタッペンとの差は0.404秒で、モナコGPでは0.254秒差の6番手という成績を残している。

    レッドブルは理想的にはハジャーを今季中に動かしたくはないとされているが、状況次第では角田裕毅からの交代を強行する可能性も排除できない。ポイント差が広がる中で、マクラーレンとのタイトル争いを支える「セカンドドライバー」の重要性が浮き彫りになっている。

  • ルイス・ハミルトン F1新ウイング規制の効果を疑問視「金の無駄だった」

    ルイス・ハミルトン F1新ウイング規制の効果を疑問視「金の無駄だった」

    ルイス・ハミルトンは、F1がスペインGPで導入した新たなフロントウイングのたわみテストにより各チームに新ウイングの開発を強いたことについて、「金の無駄だった」と批判した。

    バルセロナでの週末を前に、マクラーレンやメルセデスといったチームが、レッドブルやフェラーリとの差を縮めると広く予想されていた。というのも、これらのチームはこれまでの規則の範囲内でフロントウイングの柔軟性を巧みに利用し、高速・低速コーナーのバランス性能を高めていたと見られていたからだ。

    FIAは今回、翼のたわみ量を5mm削減するという新たな基準を導入し、これによって昨シーズンから続いていた議論――レッドブルとフェラーリが他チームのウイング設計についてFIAに明確化を求めた件――に区切りをつけた。

    しかし、金曜の初日プラクティスを終えた時点で、この規則変更が競技面において大きな影響を与えていないことは明らかだった。

    スペインGP予選では、マクラーレンがフロントローを独占。ポールポジションのオスカー・ピアストリは、3番手のマックス・フェルスタッペンに対して0.3秒の差をつけた。

    予選後にハミルトンはこの件について率直な意見を述べ、他のドライバーたちと同様、新しいより剛性の高いフロントウイングによってバランスは若干悪化したと感じたものの、効果がほとんどなかったことから新ウイングの開発は無意味だったと主張した。

    「以前よりもバランスが良くないのは確かだ」とハミルトンは語った。「でも実際には何も変わっていない。何という金の無駄遣いだ。みんな無駄にお金を使っただけだ」

    「実質的には何も変わっていない。みんなのウイングは今でも曲がってる。たわみが半分になっただけ。そしてみんな新しいウイングを作るためにお金をかけなきゃいけなかった。意味がわからない。でも決まったことだから、僕らは進むしかない」

    「シミュレーターで走ったときもほとんど同じだった。高速域でちょっとオーバーステアが増えたくらいだ」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ F1

    ハミルトンのフェラーリでのチームメイト、シャルル・ルクレールもまた、高速コーナーでの感触に若干の違いはあると認めつつも、セットアップで対応できる範囲だと述べた。

    モナコ出身のルクレールは、フロントウイングに頼っていた安定性の確保を、今は車体の他の要素に移行させていると説明する。

    「うん(違いは)あるよ、特に高速域でね。少し難しくなったけど、嫌いではない」とルクレールは語った。

    「でも大きな違いってわけじゃない。だって別の方法で同じことを達成できるから。メカニカル的な手段はみんな持っていて、それでなんとかできる」

    「以前はフロントウイングがその役割を多く担っていたけど、今はみんな他の手段に頼ってる。僕たちのチームにとっては、それほど大きな変化ではなかった」

  • ランド・ノリス F1スペインGP予選「自分のミスでポールを逃した」

    ランド・ノリス F1スペインGP予選「自分のミスでポールを逃した」

    ランド・ノリスは、F1スペインGPの予選で僅差の戦いとなったチームメイトのオスカー・ピアストリに敗れた原因は、自身の「少し雑なラップ」にあったと語った。

    予選最初のアタックではノリスがピアストリに対して0.017秒の僅差でリードしていたが、最終アタックで形勢は逆転。チャンピオンシップリーダーのピアストリは最終ラップでさらに0.3秒タイムを伸ばした一方で、ノリスは思うように更新できず、最終的に0.2秒遅れの2番手に終わった。

    予選後、ノリスは「ポールを狙えるだけの速さはあった」と強調しつつ、「ラップの序盤に犯したいくつかの小さなミス」が全体のパフォーマンスを損ねたと振り返った。

    「ほんの小さな、小さなミスだった」とノリスは述べた。

    「ターン1、あそこは絶対にミスしたくないコーナーなんだけど、ちょっとミスしてしまってね。タイヤの状態にも影響するから、その後のラップ全体が難しくなる」

    「それからターン4の立ち上がりも。全体として完璧なラップではなかったし、クリーンなラップでもなかった。でも、それでもタイムは伸びたから驚いたよ」

    「つまり、速さは間違いなくあったけど、ミスが少し多すぎた」

    ランド・ノリス マクラーレン F1 スペインGP

    ノリス、予選での失速を自己分析「攻めすぎた」
    ノリスは、そうしたミスの原因について「少しやりすぎた」とも認めたが、2番手グリッドは「最悪の結果ではない」と前向きに捉えている。

    「今日はクルマのスピードが間違いなくあった。でも、時にはそれを活かしきれないこともある」と語る。

    「今日はうまく流れに乗れたと思う。予選の序盤はピットレーンで少し遅れたけど、そこからうまく取り戻せた」

    「最終ラップでどこでタイムを失ったかは分かっている。少しやりすぎたんだ。ラップ全体が少し雑になってしまった」

    「特にバルセロナのようなサーキットでは、ターン1やターン2で一度でもオーバーステアが出ると、残りのラップは難しくなる」

    「でも全体的には良かったし、自分の走りにも満足している。2番手で終われて嬉しいよ。特にここバルセロナではね。最悪というわけじゃない。ポジティブな週末になっている」

    今週末のバルセロナは気温も路面温度も高く、理論上はマクラーレンにとって有利な条件とされている。ただし、その一方でタイヤの摩耗も激しく、戦略的な課題も浮上している。

    「これまでどんなコンディションでも好調だった」とノリスは言う。

    「確かに今日はかなり暑くて、誰にとっても厳しかったと思う」

    「予選でさえ1周だけタイヤをうまくマネージメントするのが大変だったから、レースではもっと難しくなるはず」

    「でも、クルマは週末を通してずっと良い状態だった。それは今日のパフォーマンスが示している。日曜に向けて安心できる材料だ」