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  • 2025年F1 スペインGP:知っておくべき統計・トリビア・洞察

    2025年F1 スペインGP:知っておくべき統計・トリビア・洞察

    2025年F1世界選手権はヨーロッパラウンド本格化の象徴ともいえるスペインGPを迎え、バルセロナのカタロニア・サーキットに舞台を移した。今季はマクラーレンの快進撃が続いており、ここスペインでも予選ではランド・ノリスが今季2度目のポールポジションを獲得。チームメイトのオスカー・ピアストリも選手権首位を堅持しており、マクラーレンが再び前列を独占した。

    だが、そこに割って入ろうとしているのがレッドブルのマックス・フェルスタッペン。過去3年連続優勝、そしてF1初勝利の舞台でもあるスペインは、彼にとって特別な場所だ。予選3番手からの逆転勝利を狙う。

    中団ではアップグレードを持ち込んだ各チームによる激しいポジション争いが繰り広げられており、コンストラクターズ選手権2位争いも熾烈を極めている。戦略は2ストップが主流、タイヤ選択や気温、路面コンディションの変化も勝敗を分ける重要な要素となるだろう。

    今夜、日本時間の決勝スタートを前に、統計データや戦略傾向、勢力図、そして過去の名場面まで、スペインGPを読み解くための最新情報をお届けする。

    基本データ
    ■ 初開催年:1951年(ペドラルベス)
    ■ コース全長:4.657km
    ■ ラップレコード:1分16秒330(マックス・フェルスタッペン/2023年)
    ■ 最多ポールポジション:ミハエル・シューマッハ(7回)
    ■ 最多優勝:ミハエル・シューマッハ/ルイス・ハミルトン(各6勝)
    ■ トリビア:アロンソ最後の勝利(2013年)が同地
    ■ ポールポジションからターン1までの距離:595m
    ■ 2024年のオーバーテイク数:86回
    ■ セーフティカー出動確率:38%
    ■ バーチャルSC出動確率:25%
    ■ ピットストップでのタイムロス:22.2秒(うち停止時間2.5秒)

    スペイングランプリ

    ドライバーの見解(ジョリオン・パーマー)
    バルセロナは、すべてのドライバーが手の内を知り尽くしているサーキットで、まるで“ホーム”のような存在だとパーマーは語る。特にターン3~4やターン9といった長いコーナーが多く、首や身体に大きな負担がかかるという。舗装も粗いため、フロント左タイヤの摩耗が激しい。

    また、オーバーテイクは基本的にターン1以外では難しく、ターン4~5の下り勾配のブレーキングゾーンも要注意ポイント。かつて存在していた最終シケインは2023年に撤去され、より走りやすくなったとも述べている。

    過去5年のスペインGPポールシッター
    ■ 2024年:ランド・ノリス(マクラーレン)
    ■ 2023年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    ■ 2022年:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    ■ 2021年:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    ■ 2020年:ルイス・ハミルトン(メルセデス)

    過去5年のスペインGP優勝者
    ■ 2024年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    ■ 2023年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    ■ 2022年:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    ■ 2021年:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    ■ 2020年:ルイス・ハミルトン(メルセデス)

    スペインGPフェルスタッペンが2024年F1スペインGPを制し、ポールスタートのノリスの追撃を退けた

    タイヤと戦略のインサイト
    今大会からFIAの新技術指令が適用され、ウイングの柔軟性に関する規制が強化された。これにより、一部のチームにはパフォーマンス面での影響があると見られている。

    また、例年このスペインGPでは、各チームが大規模なアップグレードを投入する傾向があり、今週末も例外ではない。選ばれたタイヤは、ピレリの最も硬いレンジであるC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)の3種。中でもC2は昨年から性能が見直されており、性能差がより均一に近づいていることから、ミディアムとソフトが有力な選択肢となりそうだ。

    バルセロナではフロント左タイヤへの負荷が非常に高く、戦略面では近年一貫して2ストップが主流。昨年は12人のドライバーが3種類すべてのコンパウンドを使用し、上位勢はソフト→ミディアム→ソフトの戦略でレースを走破した。

    2025年のF1世界選手権 スペインGP

    現在の勢力図と注目ポイント
    現在ドライバーズランキング首位に立つのは、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(161ポイント)。モナコで優勝したチームメイトのランド・ノリスが、わずか3ポイント差で猛追している。

    マックス・フェルスタッペンも25ポイント差の3番手につけており、スペインGPは得意な舞台でもあることから、逆転の可能性も十分にある。

    コンストラクターズではマクラーレンが319ポイントで独走中。2位争いは激しく、メルセデス・レッドブル・フェラーリの3チームがわずか5ポイント差の中でしのぎを削っている。フェラーリは前戦モナコでのルクレールの表彰台により、レッドブルとの差を1ポイントにまで詰めた。

    中団では、ウィリアムズが5位を維持するも、レーシングブルズがモナコでダブル入賞を果たし7位に浮上。6位のハースにわずか4ポイント差と迫っている。

    名勝負の記憶:マンセル vs セナ(1991年)
    ヘレスから現在のカタロニア・サーキットへと舞台を移した初のスペインGPでは、ナイジェル・マンセルとアイルトン・セナによる名バトルが展開された。

    チャンピオン争いを続けていたマンセルはセナをオーバーテイクしたが、ピットストップで逆転される。その後、雨に足元をすくわれたセナがスピン。再びリードを奪ったマンセルは、ゲルハルト・ベルガーを追い抜いて最終的に快勝を収めた。

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  • レッドブルF1代表「角田裕毅を助けようとダウンフォースを少し上げた」

    レッドブルF1代表「角田裕毅を助けようとダウンフォースを少し上げた」

    レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナー代表は、F1スペインGP予選における2人のレッドブル・レーシングのドライバーの対照的な結果について言及し、特に20番手に沈んだ角田裕毅の苦戦について「助けようとダウンフォースを少し上げた」と語った。

    予選では、マクラーレン勢が圧倒的なスピードでフロントロウを独占し、オスカー・ピアストリが今季4度目のポールポジションを獲得。ランド・ノリスが2番手に続いた。

    その中で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3番手を確保し、ダメージを最小限にとどめた形で2列目から決勝に臨む。

    しかし、角田裕毅はまったく異なる結果となった。Q1で20番手に終わり、予選最下位という屈辱的なポジションに沈んだ。チームメイトとのパフォーマンス差は歴然で、週末を通じて苦戦が続いていた角田のマシンには、明確な原因が見出せていないという。

    レッドブルF1のチーム代表であるホーナーは、Viaplayのインタビューで次のように語った。

    「正直なところ、マクラーレンとの差はコンマ3秒くらいになると思っていた。実際にその通りだった。オスカーとランドには本当に拍手を送りたい。彼らはフロントロウをしっかり固めた。我々としては“ベスト・オブ・ザ・レスト”だ。もちろん、明日は長いレースになるし、戦略面でもいくつかの選択肢がある。ターン1までのストレートも長いから、展開次第では面白くなるだろう」

    レッドブル F1 角田裕毅 スペイングランプリ

    続いて、角田裕毅の不調について尋ねられると、ホーナーはその状況に頭を悩ませていることを認めた。

    「彼はこの週末ずっと苦しんでいた。何とか助けになればと思ってダウンフォースを少し上げてみたが、それでもうまくいかなかった。現時点では正直、なぜここまで遅れをとっているのか理解しづらい。今後、しっかりと原因を調査する必要がある」

    「彼は明日のレースでかなりのポジションを挽回しなければならない」とも語り、最後方スタートからの追い上げに期待をかけた。

    レッドブルとしては、フェルスタッペンの上位グリッド確保によりある程度の希望は残されているが、角田の低迷はマシン、セットアップ、そしてドライバー自身の適応のいずれに問題があるのか、原因の究明が急がれる。

  • 2025年F1 スペインGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2025年F1 スペインGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2025年F1 スペインGP 決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    今週末、パパイヤカラーに彩られたマクラーレン陣営には明らかに自信がみなぎっていた。そして土曜午後、オスカー・ピアストリとランド・ノリスがそれを証明するような圧巻の予選パフォーマンスを披露し、マクラーレンにとってバルセロナで1998年以来となるフロントロー独占をもたらした。

    だが先週末とは異なり、このグランプリの勝敗は土曜日では決しない。最後まで勝負は続く。まさに「ゲームは始まったばかり」だ。

    ポールポジションは有利、だが勝敗を決めるのは戦略
    長年の統計では、バルセロナではポールポジションからの勝利が非常に多い。34回中24勝、さらに5回のリタイアを含めれば、ポールスタートの有利さは揺るがない。

    しかし近年の傾向として、このレースは「戦略で勝つ」レースになっている。

    タイヤのデグラデーション(熱劣化)は非常に高く、マルチストップが主流。アンダーカットは強力だが、それ以上に重要なのは「規律」、つまりロングランでタイヤ差を築くことにある。スタート位置よりも、適切な戦略こそがスペインGPを制する鍵だ。

    2025年のF1世界選手権 スペインGP

    昨年はどうだった?
    スペインGPの特徴は、デグラデーションが高いにもかかわらず、ハードタイヤ(C1)があまり使われない点にある。C1はハイ~超高速コーナーでのグリップが不十分で、滑りやすく、C2と同じくらい劣化が早い割にラップタイムも出ないため、2024年はほとんど使われなかった。

    昨年の上位3人――マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトン――はいずれも「ソフト>ミディアム>ソフト」の2ストップ戦略を採用。優勝したフェルスタッペンは17周目と44周目にピットイン、3位のハミルトンはそれぞれ1周早い16周目と43周目にストップした。

    2位のノリスは少し異なる戦略を採り、1回目のスティントを長く引っ張ってタイヤ差を築き、23周目にピットイン。その後のペース優位を活かして35周目に当時のリーダー、ジョージ・ラッセルをオーバーテイクした。

    ラッセルは15周目に最初のストップを済ませた後、36周目にハードタイヤに交換する戦略に切り替えた。この「ソフト>ミディアム>ハード」のパターンは他のドライバーにも採用され、ラッセルは4位、カルロス・サインツは6位、ピエール・ガスリーとエステバン・オコンはそれぞれ9位と10位でフィニッシュした。

    シャルル・ルクレール(5位)とピアストリ(7位)はノリスと似た構成でレースを組み立て、唯一3ストップを選択したのは8位のセルジオ・ペレスだった。ペレスは11番手スタートから「ソフト>ソフト>ミディアム>ソフト」で13・31・49周目にストップを行い、各スティントをほぼ均等に分けた。

    今年の最速戦略は?
    金曜のロングラン走行からは、昨年と似た傾向が見て取れた。ハードタイヤは依然としてグリップ不足とバランス難があり、ミディアムとソフトの方がレース向きだと評価されている。

    ピレリのモータースポーツ・ディレクター、マリオ・イゾラは「ハードは滑りやすく、オーバーヒートもする」と指摘。「ミディアムと同じようにオーバーヒートするが、グリップレベルが低い」という。したがって、今年も「ソフト>ミディアム>ソフト」が基本戦略となりそうだ。ピレリのシミュレーションによると、理想的なピットイン周回は13~19周目と42~48周目。

    スペイングランプリ

    上位勢に残された選択肢は?
    トップ10のほとんどは、ミディアムとハードの新品が1セットずつしか残っておらず、基本的には上記の戦略にロックされている。

    もしソフトタイヤの劣化が予想以上に早い場合や、アンダーカットの効果が極端に大きいと判断された場合には、2回目のスティントにハードを投入する「ソフト>ミディアム>ハード」も選択肢に入る。この場合のピットウインドウは10~16周目と32~38周目。

    ハードは速さでは見劣りするが、持ちは良い。イゾラは「ソフトのデグラデーションと摩耗には不確定要素がある」とし、「特にフロントレフトの摩耗が高く、走行距離には限界があるが、その限界はセッティングやマネジメント能力、路面の進化にも左右される」と話す。

    ただし、ルクレールにはもう1つの選択肢がある。トップ10の中で彼だけがミディアムを2セット残しており(後方のハース勢も同様)、7番手スタートから早めに動いてアンダーカットを仕掛ける可能性がある。この場合、2回目のストップを36~42周目に早める戦略が適している。

    スペインGP F1

    後方グリッドの戦略は?
    この時点で例年であれば「奇跡を狙う1ストップ戦略」が話題に上がるが、今年の路面温度・舗装の荒さ・タイヤへの負荷を考慮すると、1ストップはほぼ不可能。3ストップも理論上はやや遅いとされる。

    そのため後方勢は、何かしら「違うことをする」しかない。中でも有力とされるのは「ミディアム>ハード>ソフト」の順番で走る戦略だ。第1スティントは16~22周、第2スティントは47~53周まで引っ張り、最後はソフトで一気に攻める構成。

    この戦略は理論上は最速ではないが、最後尾スタートの角田裕毅が展開を動かすために選択する可能性もある。1列前からスタートするカルロス・サインツも、大観衆の声援を背に何か奇跡を起こそうとするかもしれない。

    天気は?
    予報では、決勝はドライ確定。雨の可能性はゼロとされている。ただし予選時のように、山の上には不穏な雲がかかっていたことも事実。

    決勝で影響しそうなのは「熱」と「風」だ。路面温度は48℃に達する見込みで、タイヤのデグラデーションを一層加速させるだろう。さらに南風が時速35~40kmの突風を吹かせる見込みで、これは観客にとってはありがたいが、ドライバーにとっては悪夢。特に高速右コーナーでの追い風は、リアタイヤのスライドとオーバーヒートを誘発する。

    エンジニアから「リアタイヤをいたわれ」と言われる中で、どこまで風と熱に耐えて走り切れるか。タイヤマネジメントと戦略眼、そして冷静な判断が問われる90分になりそうだ。

    2025年のF1世界選手権 スペイングランプリ

  • 2025年F1 スペインGP 予選:トップ3インタビュー&記者会見全文

    2025年F1 スペインGP 予選:トップ3インタビュー&記者会見全文

    2025年F1第9戦スペインGPの予選がバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、オスカー・ピアストリが今季4度目のポールポジションを獲得した。マクラーレン勢はランド・ノリスが2番手につけ、1998年以来となるフロントロウ独占を達成。3番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続き、メルセデスのジョージ・ラッセルとは同タイムながら先に記録したことで前のグリッドを得た。

    予選後、トップ3ドライバーはパルクフェルメでアレックス・ブランドルのインタビューに応じ、その後メディアセンターで記者会見を行った。マクラーレンの2人はチーム内の駆け引きを交えつつも健闘を称え合い、フェルスタッペンは明日の決勝に向けて「ターン1で輝くチャンス」と冷静に意気込みを語った。

    Q:オスカー・ピアストリ、今年最大のマージンでのポール獲得。予選最後のラップは素晴らしかったですね。この結果には満足していますか?

    オスカー・ピアストリ: うん、とても満足してる。今のところすごくいい週末だね。最初は少し苦戦してたけど、昨日の夜にペースを見つけられて、今日はクルマもすごく良かったし、自分もいいラップを刻めたと思う。チームには本当に感謝してるよ。去年はここでかなり辛い思いをしたけど、それを最高の形でひっくり返せたのは素晴らしいね。

    Q:最後のQ3のラップでポールに飛び込みました。トウ(スリップストリーム)も使えない中、どこでタイムを見つけたのでしょう?

    ピアストリ: 実はターン1で結構タイムを縮められたんだ。それに加えて、今日ずっと苦労してたいくつかのコーナーも少し改善できた。特にラップの前半がよかったと思う。後半はなんとか持ちこたえたって感じで、完璧なラップではなかったけどね。このサーキットはラップの途中でタイヤのグリップがどんどん落ちていくから、パーフェクトなラップを決めるのは本当に難しい。それでも、今日の自分たちの努力にはとても満足してるよ。

    Q:明日はマクラーレンがフロントロウ独占。戦略的な展開になりそうな中、ポールポジションは大きな武器になりますね。

    ピアストリ: 間違いないね。明日はかなり面白い展開になると思うし、ポールからスタートできるのは嬉しい。ターン1までの距離は長いから、スタートをうまく決める必要がある。でも、今日のチームの働きにはすごく誇りを持ってるし、スタート位置としてはこれ以上ない。あとは明日楽しめればいいなって思ってる。

    Q:素晴らしいラップでした。おめでとうございます。では続いてランド・ノリス。セッションの序盤ではポール獲得が見えていましたが、最後のアタックで届きませんでした。今日ポールは取れたと思いますか?

    ランド・ノリス: オスカーがいい走りをしたよね。僕にも十分なペースはあったと思うけど、小さなミスがいくつかあって、それで決まっちゃった。彼は今週ずっと良い走りをしてたし、チームにとっては1-2だから素晴らしい結果だよ。明日は面白いスタートになると思う。

    Q:Q3前半では2人の間でトウの駆け引きも見られましたね。チャンピオンシップではたった3ポイント差。明日はそのバトルの始まりでしょうか?

    ノリス: いや、できればバトルなしで楽な展開にしたいけど(笑)。でも実際はターン1までの距離も長いし、後ろにも速いドライバーがいるから、そう簡単にはいかない。今日はいい結果だったし、満足してるよ。

    Q:明日は左フロントタイヤのマネジメントが鍵になりそうですが、レースペースには自信ありますか?

    ノリス: 自信あるよ。僕らが一番いいクルマを持ってると思う。

    Q:マックス・フェルスタッペン、3番手獲得おめでとうございます。今日はクルマの全てを引き出せたと思いますか?

    マックス・フェルスタッペン: たぶんそうだね。今週末はマクラーレンに対してちょっと足りなかったけど、自分たちとしてはうまくまとめたと思う。3番手は今の実力として妥当な位置だと思うよ。後ろもかなり接戦だったしね。このコースはグリップがしっかりしてるから走ってて楽しいし、明日どうなるか楽しみにしてる。

    Q:タイミングモニター上ではジョージ・ラッセルと全く同タイムでしたね。今回はあなたの方が先に記録して前に。クルマのバランスについては今週どれくらい調整が必要でしたか?

    フェルスタッペン: そこまで大きな変更はしてないよ。金曜の時点で結構仕上がってて、あとは細かい調整だけ。もちろんポール争いには足りなかったけど、それでもそこそこ戦えるクルマにはなってたと思う。

    Q:2列目からのスタートになりますが、明日のレースに向けてレースペースの手応えは?

    フェルスタッペン: ベストは尽くすよ。でも彼ら(マクラーレン)は手強いと思う。どこまでやれるか、明日次第だね。

    2025年のF1世界選手権 スペインGP

    記者会見

    Q:オスカー、ポールを獲得したラップについて聞かせてください。どんな内容でしたか?

    オスカー・ピアストリ: 結構いいラップだったと思う。特にセクター1はかなり感触が良くて、セクター2の途中までは順調だった。後半の区間はちょっと難しくて、少しタイムを落としたと思う。ここではラップの前半でタイヤを使いすぎると、後半が本当にきつくなる。でも、それでも十分なタイムだったってことだから良かったよ。今日はクルマの調子もすごく良くて、ラップも安定してたし、昨日とは対照的な一日になった。いい一日だったよ。

    Q:今季最大のポールマージンになりました。この予選前、自信はどれくらいありましたか?

    ピアストリ: プラクティスではずっと調子が良かったし、特にFP2はすごく感触が良かった。FP3でも手応えはあったから、予選では狙えると思ってた。もちろんランドが速いのは分かってたし、他のチームも絡んでくるかもしれないとは思ってたけど、チームとしてギャップを作れたのは嬉しいね。今日この結果を出せる自信はあったし、それをちゃんと形にできてよかった。

    Q:さっきタイヤの話が少し出ましたが、セクター1でどれだけプッシュするか、セクター3に向けてどれだけタイヤを残すか、その判断はどうしていましたか?

    ピアストリ: ぶっちゃけ、特に意識はしてなかったんだよね。あとから分かった感じ。前半に改善したいコーナーがいくつかあって、そこに集中してた。たぶん後半はちょっと気持ちが入ってしまったのかも(笑)。もしかすると単に自分の実力不足だったのかもしれないけど、タイヤをギリギリまで攻めると、その代償はあるよね。最後のセクターはコーナーがすごく長くて遅いから、タイヤが死んでると本当にきつい。もしもう一度やるなら少しやり方を変えるかも。でも、結果が良かったからあんまり気にしてない。

    Q:今週末から導入されたテクニカルディレクティブの影響はありましたか? セットアップで苦労したところは?

    ピアストリ: テクニカルディレクティブが原因で苦労したわけじゃないよ。毎週末、細かい調整は必要だけど、それはいつものこと。今回は特に新しい問題があったわけじゃなかった。

    Q:明日のスペインGPを制する鍵は何でしょうか?

    ピアストリ: トップでチェッカーを受けること。それがすべてさ(笑)。まあ、いいスタートを決めて、リードを保つのが大事かな。でも明日は戦略勝負になると思う。昨日のロングランはどのチームも結構きつかったから、今年の他のレースとは違った展開になると思うよ。先週みたいにはいかないはず。タイヤマネジメントやピットストップのタイミング、いろいろな要素が絡んでくるから、簡単にはいかないだろうね。

    Q:ランド、Q3の最初のラップでは暫定ポールを取っていました。その時点でさらにタイムを伸ばせる手応えはありましたか?

    ランド・ノリス: うん、間違いなくあったよ。

    Q:では、2本目のラップについて詳しく教えてください。何が起こったのですか?

    ノリス: 小さなミスがいくつかあったんだ。ターン1でミスしたんだけど、そこはラップの最初だから、その後のタイヤマネジメントにも影響してくる。それにターン4の出口でもちょっと乱れてしまった。だから完璧なラップではなかったし、クリーンなラップでもなかった。ただ、それでも意外とタイムは改善していたから、クルマのペースは十分にあったと思う。ミスが少し多すぎたね。

    Q:ランド、今週末のクルマのパフォーマンスを振り返って、明日のロングランペースに対する自信はどれくらいありますか?

    ノリス: いい感じだよ。これまでのすべてのコンディションでクルマの調子はよかった。とにかく今日はすごく暑くてね。オスカーも言ってたけど、1ラップの予選ですらタイヤマネジメントが大変だった。だからレースはもっと難しくなる。でも、週末を通してマシンのパフォーマンスは良かったし、それは今日の結果にも表れているから、日曜に向けては心強いよ。

    Q:Q3の1本目では、外から見ているとオスカーの“トウ”を使ったようにも見えましたが、あれは効果がありましたか?

    ノリス: どうだろうね。あまり長くは続かなかったし、正直言ってそれで差が出たとは思っていないよ。

    Q:マックス、この予選をあなたの視点から振り返ってください。再び、最後の瞬間にしっかりまとめてきましたね。

    マックス・フェルスタッペン: まあ、悪くはなかったよ。全体としてコンマ3秒前後の差でずっと推移してたから、Q1、Q2、Q3で大きく変わることはなかった。Q3の1本目はちょっと難しかったね。アウトラップで違うアプローチを試したんだけど、それがうまくいかなかった。でも、やっぱりターン1はずっと難しかった。いろんなラインを試したけど、グリップが得られなかった。あとは全体的に悪くなかったし、クルマもまずまずの仕上がりだったけど、ポールを狙えるような速さではなかった。それでも、このサーキットで全開アタックするのは楽しかったよ。速いコーナーが多いからね。

    Q:楽しかったとのことですが、マクラーレンにもう少し近づけると予想していましたか?

    フェルスタッペン: いつの話?予選で?いや、そんなふうには思ってなかったよ。

    Q:レースペースについてはどうでしょう?あなたはここで4連勝がかかっていますが、明日はどれほど厳しいチャレンジになりますか?

    フェルスタッペン: 厳しいレースになると思うよ。ロングラン自体は悪くなかったけど、今日の差を見る限りでは、簡単にはいかないと思う。だからといって諦めるわけじゃないけどね。できる限り最大限の力を出すつもりさ。

    会場からの質疑応答

    Q:オスカー、SNS上ではあなたのポールや勝利後のリアクションが「冷静すぎる」「キミ・ライコネンの息子みたいだ」と話題になっています。こうした“アイスボーイ”というイメージについて、自分ではどう思いますか?

    ピアストリ: 「アイスボーイ」と呼ばれるのはちょっと微妙だね(笑)。でも、その時々で感情は違う。確かに、あまり感情を出してないときもあるけど、内心ではすごく満足してる時もある。単純に、自分はあまり感情を表に出すタイプじゃないってだけ。もちろん、めちゃくちゃ嬉しい瞬間もあるけど、今日みたいにポール取っても「まだレースが残ってる」って思ってる。だから気持ちが爆発するような感じにはならないんだ。バトルして勝ったレースならもっと感情も出ると思うけど、ある程度余裕があると冷静になっちゃうんだよね。それが自分ってだけかな。

    Q:ランド、モナコでは予選での仕上げに自信を持ち始めていると話していましたが、今日の結果はその進歩を裏付けていますか?それとも今回は少しミスが出ただけ?

    ノリス: 今日は十分なスピードがあった。でも、うまくラップをまとめきれなかっただけ。予選の序盤はちょっと遅れてたけど、途中でしっかり取り戻せたし、どこでミスしたかも自分で分かってる。ちょっと攻めすぎたし、特にバルセロナみたいなサーキットでは、ターン1や2で少しオーバーステアが出ただけでもラップ全体が難しくなる。でも全体としてはポジティブな内容だったし、バルセロナで2番手なら悪くない。いい週末だったと思う。

    Q:マックス、明日のスタートがレースの鍵になると思いますか? それとも、ロングランペースでマクラーレンに食らいついていける自信がありますか?

    フェルスタッペン: まあ、ターン1で輝けるチャンスかもね(笑)。3台並んで写真に収まったら面白いでしょ。とはいえ、今日のペース差を見ると、簡単なレースにはならないと思う。でも、スタートだけがすべてじゃないし、タイヤの使い方とか戦略でも勝負できると思う。自分の手札を最大限に活かすだけさ。

    Q:マクラーレンの2人に質問です。Q3の“トウ”についてですが、オスカーはランドが少し“抜け目なく”トウを取ったと言っていました。事前にお互いを避けるような計画はあったのですか? それともマックス相手に十分に戦えるという自信があったのですか?

    ピアストリ: 僕はQ3の1回目にすごく早く出て行ったんだけど、たまたまランドが僕の後ろでアタックする形になったと思う。自分のラップをスタートするときに後ろにランドがいるっていうのは、まああんまり気持ちのいいものではないけど、特に悪意があったわけじゃないし、あとでちゃんと話せばいいと思ってた。ランドとウィルの間で何か計画があったのかもしれないけど(笑)、僕としてはただの偶然だったと思ってる。

    ノリス: 週末を通してずっと仕込んでたんだよ(笑)。いや、冗談だって。オスカーが最初に出るなんて知らなかったし、単純に誰かのスリップを使いたかっただけ。たまたまその相手がオスカーだったってだけで、ピットレーンで10番手くらいに並んでたから誰の後ろになるかなんてまったく分からないんだよね。ただの偶然だよ。

  • ジョージ・ラッセル F1スペインGP予選「4番手には満足も課題はレースペース」

    ジョージ・ラッセル F1スペインGP予選「4番手には満足も課題はレースペース」

    ジョージ・ラッセルは、F1スペインGP予選でトップ5に返り咲いたものの、メルセデスの近況に対する不満を隠さなかった。

    ラッセルはこれまで、全戦で5位以内に入るという安定した成績を続けていたが、イモラでは7位に後退し、モナコではマシントラブルによりQ2敗退。決勝でもポイント圏外に沈むなど、流れは悪かった。

    今季ここまでメルセデスはコンスタントに上位勢と戦い、コンストラクターズランキング2位につけているが、今回の3連戦のうちスペインGPまでの2戦ではわずか6ポイントの獲得にとどまり、特にソフトタイヤでのパフォーマンスに苦しんでいた。

    だが、スペインでは一転、ラッセルが4番手、キミ・アントネッリが6番手に入り、復調の兆しを見せた。ラッセルは、今回のハード寄りのタイヤ選択が重要なカギになっていると述べている。

    ラッセルは次のように語った。

    「マックスやランドとの差は僅かだったけど、ポール争いには届かなかった。モナコを除けば、毎戦予選ではトップ5に入っているし、それが今のマシンの土台だと思っている。今の目標はレースペースの改善だ」

    「今週末は思い切ったセットアップ変更をしていて、予選ペースには悪影響が出ていないのはポジティブだ。これがレースペースにも良い効果をもたらすかは、まだわからない」

    「去年もここは4番手スタートだったから、悪くないポジションだよ。最近はレースで苦戦しているけど、バーレーンでは今回と似たような状況で(C1~C3の)2ストップ戦略が機能して2位に入れた。逆にC4~C6の2ストップでは苦戦してきた。今回のコンパウンド構成だけが、今のところの救いだね」

    スペインGP F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツスペインGPで今季自己最高の予選結果となる6番手を記録したキミ・アントネッリ

    一方のアントネッリも、イタリアGPでのリタイア、モナコ予選クラッシュと続いた苦戦から一転、スペインでは予選6番手を獲得。セッション序盤にはラッセルからトウの提案があり、その後はラッセルが自身にトウを求めるというチーム内協力もあった。

    アントネッリはこう振り返る。

    「予選の序盤はリズムをつかむのに苦労した。その影響でQ3には新品タイヤが1セットしか残らず、あまり理想的ではなかった。中古と新品では結構な差があったからね」

    「全体としては、まずまず満足できるパフォーマンスだった。まだタイムを削れそうな部分はあったけど、明日はレースペースが重要になる」

    「レースは最も暑い時間帯に行われるから、デグラデーション(タイヤの熱劣化)は大きな課題になると思う。簡単な展開にはならないだろうけど、長いスティントのデータはしっかり取れているし、準備はできている。他チームもかなり速いから、どうなるか見てみよう。ベストを尽くすつもりだ」

  • ルイス・ハミルトン F1スペインGP予選「表彰台を狙える位置につけた」

    ルイス・ハミルトン F1スペインGP予選「表彰台を狙える位置につけた」

    ルイス・ハミルトンはスペインGP予選を終えて複雑な心境を抱いた。5番グリッドという結果について「本来望んでいたポジションではない」としつつも、「これまでより確実に良くなっている」と前向きに評価した。

    バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでの予選に臨む前、ハミルトンは3回のプラクティスですべて苦戦を強いられていた。特に愛機SF-25に関しては「運転できたものじゃない」と評する場面もあった。

    ハミルトンはこの日の感触について次のように語った。

    「今までより確実に前進しているし、自分自身の予選パフォーマンスとしても向上していると思う」

    「そこそこ満足しているけど……3番手ではないし、本当に目指していた場所でもない」

    ルイス・ハミルトン スペインGP F1 スクーデリア・フェラーリ

    続けて、マシンの方向性についても手応えを語った。

    「セットアップや準備の進め方の点で、今週末はいい方向に進んでいると思う」

    「プラクティスではいろいろトラブルがあった。特に2回目ではステアリング系のトラブルがあったし、P2ではダウンフォースの問題もあった。フロント側の空力パフォーマンスが2%ほど不足していた。それでも回復できて、クルマはかなり良い状態になったから、今はそこそこ満足している」

    決勝に向けては、前にいるのがマクラーレンの2台、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、そしてチームメイトのジョージ・ラッセルという厳しい相手だが、ハミルトンはポディウムへの意欲をにじませた。

    「かなり接戦になると思う。全員の差がすごく小さいから、明日はなんとかして表彰台に上りたい」

  • 2025年F1 スペインGP 決勝:スターティンググリッド

    2025年F1 スペインGP 決勝:スターティンググリッド

    2025年F1 スペインGP 決勝レースのスターティンググリッドがFIA(国際自動車連盟)から発表された。今週末のバルセロナでは予選終了後に2つの大きな動きがあり、決勝のグリッド構成にも変化が生じている。

    アストンマーティンのランス・ストロールが、長引く手首の痛みにより医師の助言を受けてレース出走を取りやめた。チームは日曜朝に公式に欠場を発表。

    ストロールは予選で14番手を記録していたが、決勝前に正式なリタイアが公表されたことで、その時点で下位にいたドライバーたちが1つずつ順位を繰り上げる形となった。この影響により、グリッドの中団以降ではポジションが変動。特にQ1敗退組には小さくない影響がある。

    また20番手だった角田裕毅は19番グリッドからのスタートが予定されていていたが、決勝当日にレッドブル・レーシングは角田のマシンのリアウイングを異なるスペックのものに変更。ピットレーンスタートとなることが決定している。

    なお、ポールポジションはマクラーレンのオスカー・ピアストリ。チームメイトのランド・ノリスが2番グリッドに並び、チームとしては今季2度目のフロントロウ独占を達成している。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、タイトル争いを占う上でも重要なポジション争いとなった。

    ストロールの欠場は、アストンマーティンにとって痛手となるだけでなく、中団勢の戦略やスタートポジションにも影響を与える事態となっている。

    2025年F1 スペインGP 決勝 スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1 (-)
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 2 (-)
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 3 (-)
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 4 (-)
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 5 (-)
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 6 (-)
    7 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 7 (-)
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 8 (-)
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 9 (-)
    10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 10 (-)
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 11 (-)
    12 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 12 (-)
    13 20 リアム・ローソン レーシングブルズ 13 (-)
    14 87 オリバー・ベアマン ハース 15 (↑1)
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 16 (↑1)
    16 31 エステバン・オコン ハース 17 (↑1)
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 18 (↑1)
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 19 (↑1)
    PIT 22 角田裕毅 レッドブル 20 (↑1)
    欠場 18 ランス・ストロール アストンマーティン 14
  • 2025年F1 スペインGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 スペインGP 予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1 スペインGP初日の予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。5月31日(土)にカタルーニャ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリの公式予選が行われた。

    バルセロナで行われた予選では、マクラーレンのオスカー・ピアストリが今季4度目のポールポジションを獲得し、ランド・ノリスが2番手に続いてチームとしてフロントローを独占。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンはマシンバランスの向上を活かして3番手につけ、メルセデス勢のジョージ・ラッセルとルーキーのアンドレア・キミ・アントネッリが4番手と6番手に並んだ。

    フェラーリはルイス・ハミルトンが5番手、戦略的にタイヤを温存したシャルル・ルクレールが7番手に入り、ミッドフィールド最上位にはアルピーヌのピエール・ガスリーが食い込んだ。レーシングブルズのアイザック・ハジャーとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソがそれぞれ9番手と10番手に続き、ポイント圏スタートを確保している。

    1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は本当にうれしい。ここまで素晴らしい週末を過ごしているし、今日はマシンが最高だった。いいラップを重ねられたと思うし、チームのみんなの努力に感謝している。12か月前とはまったく違う状況なので、こうして大きな成果を出せたのは本当に素晴らしい結果だ。明日はしっかりとスタートを決めて、ポイントを持ち帰れるよう頑張るつもりだ」

    2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日は悪くない結果だ。速さはあったし、クルマのポテンシャルをあと少し活かしきれなかっただけで、いくつかのコーナーでロスがあった。でもチームとしては素晴らしい結果だし、1-2でスタートできるのは大きい。後方には速いマシンが控えているけれど、僕たちには今週末、最高のクルマがある。明日は全力で最大ポイントを目指す」

    3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「最終的に3番手は良い結果だと思う。Q3の最初のランではグリップが思うようになくて難しかったし、最後のラップに向けて感覚を取り戻すのが少し大変だった。ただ、マシンは昨日よりずっと良くなっていて、いい状態にあった。でもマクラーレンのペースには届かなかった。ギャップはかなり大きいから、明日は自分たちのレースをしていくしかない。表彰台が目標だけど、簡単じゃないのは分かっている。それでも挑戦するつもりだ」

    4番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はフロント付近に戻ってこられて気分がいい。特にモナコの厳しい週末を経て、再び良いリズムで走れた。クルマのフィーリングも良かったし、マックスと同タイムなのも納得できる。気温が高くてタイヤのマネジメントが難しいレースになると思うけれど、バーレーンのように硬いタイヤでは僕たちが優位に立てる可能性がある。表彰台が現実的な目標だし、去年もP4スタートから1コーナーで首位に立てたから、明日もそれを狙いたい」

    5番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「FP3ではギアボックスに不安があったけれど、予選での5番手という結果はこの3連戦での進歩を示している。クルマの感触は良かったし、明日は表彰台を目指して全力を尽くす。トップ10のタイム差はごくわずかだから、本当に厳しい戦いになると思う。今夜さらに詰めて、レースに向けてしっかり準備する」

    2025年のF1世界選手権 スペイングランプリ 予選

    6番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「2戦続けて苦戦していたけど、今回はリズムを取り戻せた。最初はスピードに乗るのに少し時間がかかったけど、ラップごとに自信がついていった。Q3では新品タイヤが1セットしかなく、少しリスクを抑えざるを得なかった。でも今週の序盤と比べれば良いリカバリーだった。明日はタイヤのマネジメントがカギになると思うから、そこでの進歩を見せられるといいね」

    7番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日は厳しい予選になるのは分かっていた。ソフトタイヤの新品が4セットしかなくて、他チームより1セット少なかったけれど、戦略的にそういう選択をした。明日は7番手からのスタートだけど、レースペースには自信があるし、周囲とは異なるタイヤ構成もある。うまくいけば有利に働くかもしれない」

    8番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「この予選結果には満足している。数週間、悔しい思いが続いていたので、今日はミッドフィールドのトップに立ててよかった。FP3ではセットアップをいろいろ試したけど、予選前に戻した判断が正解だった。3セッションともいい仕事ができたし、最終的にQ3に進出して良いラップをまとめることができた。明日は戦略とタイヤ劣化がカギになるけれど、ポイント争いができる位置にいるのはうれしい」

    9番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「今日の結果には本当に満足している。Q3進出が叶って、これ以上を望むのは難しいくらいの出来だった。Q1では通過できるか不安だったけど、結果的にいい変更を加えて、すべてが噛み合った。明日は真のレースペースとタイヤ戦略が勝負を分けると思う。スタートをうまく決めて、ポイント争いに加わりたい」

    10番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「ここまでの週末は順調だし、Q3に進出できたのはポイント圏内にいる証拠だ。3戦連続のQ3だから満足している。マイアミでは最後方にいたけど、今回は明らかに進歩を感じているし、アップデートが効いていると思う。明日は地元スペインのファンの前で、しっかりと結果を出したい」

  • 2025年F1 スペインGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 スペインGP 予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1 スペインGP初日の予選で11番手以下だったドライバーのコメント。5月31日(土)にカタルーニャ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリの公式予選が行われた。

    Q3進出は逃したものの、11番手のアレクサンダー・アルボンや12番手のガブリエル・ボルトレトなど、各チームの中堅勢が善戦を見せた中団グループ。

    レーシングブルズのリアム・ローソンが13番手、アストンマーティンのランス・ストロールが14番手、ハースのオリバー・ベアマンが15番手と続き、いずれもタイヤ戦略が焦点となる決勝で浮上を狙う。

    Q1敗退組は僅差に泣いたケースが多く、ニコ・ヒュルケンベルグ、エステバン・オコン、カルロス・サインツJr.はいずれもセッション中のタイミングやトラフィックに影響を受けた。フランコ・コラピントはマシントラブルで走行できず19番手にとどまり、角田裕毅はセットアップを変更しても改善が見られず、最下位20番手に沈む厳しい結果となった。

    11番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「ほんのわずかな差だったけど、今日はQ3進出のチャンスがあったと思う。FP1を欠場して、FP3でもトラブルがあって低燃料走行が限られた状態だったから、予選はちょっと不利な状況だった。バルセロナはクルマの弱点が出やすいサーキットだから、そう考えるとこの結果は上出来だと思う」

    12番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「今日の予選にはとても満足している。今季ここまでで一番良い結果だったし、全体的に安定した内容だった。今週投入したアップグレードは効果があったと思うし、チームも本当に頑張ってくれた。今日はその成果を示せたけど、大事なのは明日の決勝だ。タイヤマネジメントがカギになると思うから、正しい判断をして前に進みたい」

    13番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「予選のスタートは良かった。セッションを通してバランスを追いかけていたけど、スピードは感じていた。Q2のラストラップは手応えがあったし、なぜタイムが伸びなかったのかチームと一緒に見直すつもりだ。ここはオーバーテイクのチャンスもあるサーキットだから、明日はポイントを目指して全力を尽くすよ」

    14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今週末はずっと苦戦していて、マシンの扱いも難しかった。なかなかクリーンなラップをまとめられなかったけど、それでもQ2には進めたし、小さな進歩も評価すべきだと思う。まだ改善すべき点はたくさんあるけど、明日はできる限り前に進みたい」

    15番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「Q2に進むために新品タイヤをすべて使い切ったから、Q2ではユーズドしか残っていなかった。それでもQ2に進めたのはポジティブな結果だし、予想以上の速さを出せたと思う。もしQ2で新品タイヤが使えていれば、Q3進出も見えたかもしれない。それだけに少し悔しいけど、全体的には前向きに捉えている。明日は暑くなるし、戦略も読みにくいと思うけど、しっかり戦いたい」

    角田裕毅 スペインGP F1 予選

    16番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日はQ2に進めるポテンシャルはあったと思うけど、最後のラップでターン最後のセクターでアンダーステアが出て、0.2秒ほどロスしてしまった。こういう僅差のQ1では、その差が命取りになる。とはいえ、今週持ち込んだアップグレードが効いていて、走り出しからマシンの感触は良かった。明日は後方からのスタートになるけど、戦略の選択肢はあるし、なんとか挽回したい」

    17番手:エステバン・オコン(ハース)
    「今日はすごく僅差で、あとコンマ1秒あればQ2に進めた。まだ週末は終わっていないし、明日は長いレースになる。タイヤマネジメントが重要だし、ピット戦略でも色々な可能性がある。厳しい状況ではあるけど、少しでもポジションを上げられるよう頑張りたい」

    18番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「本当にがっかりしている。昨日の苦戦を受けて、今朝の段階ではマシンに手応えがあって、いい改善ができたと思っていた。でもQ1の最後、アルピーヌのトラブルでピットレーンに並ぶタイミングがズレてしまい、アタック中に5~6台も前にいて、ダーティエアでタイムが出せなかった。こういう接戦の中では、それだけで命取りになる。明日はホームレースだし、なんとかファンの前で追い上げたい」

    19番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「Q1の最初のラップではマシンのフィーリングがすごく良かっただけに、最後のプッシュラップに出られなかったのは悔しい。ピットレーンで何かが壊れて前に進めなくなってしまって、どうすることもできなかった。昨日の状況からここまで改善できただけに、本当に残念だ。ここは追い抜きが難しいサーキットだけど、戦略でチャンスを探っていきたい」

    20番手:角田裕毅(レッドブル)
    「FP1からずっと違和感があって、いろいろ試したんですが、なかなか状況を改善できませんでした。グリップがすごく足りない感覚があって、タイヤの持ちもよくなくて。セットアップも何パターンも試してみましたが、どれも決め手に欠けていました。Q1の最後のラップはけっこうきれいに走れたので、なおさらこの結果は悔しいです。ただ、週末を通じて少しずつ一貫性は上がってきてると思うので、決勝は諦めずに少しでも上を目指して頑張ります。バルセロナはオーバーテイクもできるサーキットなので、なんとかポイントを狙いたいです」

  • アイザック・ハジャー F1スペインGP予選「Q1敗退も覚悟していた」

    アイザック・ハジャー F1スペインGP予選「Q1敗退も覚悟していた」

    2025年F1スペインGP予選で、レーシングブルズは両ドライバーが堅実なパフォーマンスを披露した。アイザック・ハジャーが再びQ3進出を果たし9番手を獲得。リアム・ローソンも混戦の中で善戦し、13番手に食い込んだ。

    チームは最終プラクティスで2台ともトップ10に入っており、予選に向けて好調ぶりを維持していた。ハジャーは新品タイヤが尽きていたためQ3でのアタックは1回のみだったが、それでも堂々のシングルグリッド。

    ローソンもQ2で力強いラップを刻んだが、わずかな差でQ3進出を逃した。決勝では両者ともポイント争いが期待される。

    ハジャーは予選後、「今日の結果には本当に満足している。再びQ3に進出できてすごく嬉しいし、これはほとんどベストに近い結果だったと思う。一時はQ1を突破できるかすら心配だったから、僕たちの仕事には誇りを持っていいと思う」とコメント。

    「マシンのフィーリングは良くて、周回を重ねるごとにどんどん良くなっていった。適切なタイミングで正しい変更を加えることができて、すべてがうまく噛み合った」

    「明日に向けてもポジティブな感触がある。最終的には純粋なペースと、1ストップにするか2ストップにするかの戦略マネジメントにかかってくると思う。スタートを決められれば、ポイント争いに加わることができると確信している」

    アイザック・ハジャー スペインGP F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    一方、ローソンはわずかにQ3進出を逃したが、マシンの仕上がりには手応えを感じており、決勝でのポイント獲得を視野に入れている。

    「予選の出だしは良かったし、セッションを通してずっとバランスを探っていたけど、スピードはしっかりあった。マシンの感触もとても良かったし、Q2の最後のラップは素晴らしい出来だったと感じていた」

    「だからこそ、明日に向けてその内容をチームと一緒にしっかり見直すつもりだ。今回の週末で初めて、マシンにスピードが足りないと感じたセッションだったからね」

    「ここはオーバーテイクのチャンスもあるサーキットだから、いつもどおりポイントを目指してプッシュしていくよ」

    チームの副テクニカルディレクターであるアンドレア・ランディは、今回の予選結果をマシン開発の重要な指標と捉えている。

    「バルセロナは、シーズン中で初めてマシン性能について本格的な答えが得られる場所だ。予選セッションでは、ダウンフォースやドラッグ、空力効率、バランス、風への感度など、あらゆる要素が問われる。ここはタイヤにも非常に厳しい。つまり、非常に興味深い一日だった」

    「金曜の走行を経て、現地のチームとファクトリーが連携してデータを解析し、いくつかのテスト項目を今日のために準備した。それらが、もともと悪くなかったベースセットアップにさらに精度を与えてくれた」

    「今日の結果には満足している。アイザックはP9でQ3に進み、P8まではたった0.050秒差だった。リアムも良いパフォーマンスを見せたが、わずかな差でQ3進出はならなかった。明日は長いレースになるだろうし、タイヤマネジメントが成功の鍵になる」