カテゴリー: F1スペインGP

  • ブレンドン・ハートレー 「クルマとタイヤをより理解してきている」

    ブレンドン・ハートレー 「クルマとタイヤをより理解してきている」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPにむけての意気込みを語った。

    前戦F1アゼルバイジャンGPで待望のF1初ポイントを獲得したブレンドン・ハートレー。冬季テストなどで全てのドライバーが熟知しているカタロニア・サーキットでは予選が非常に重要なものになると考えている。

    「バルセロナは、おそらくカレンダーで全てのドライバーが他よりも熟知しているサーキットだし、チームメイトや他のドライバー、チームに対してアドバンテージを得るのはかなりチャレンジングでもある」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「でも、それはここでのあらゆるチャレンジの一部にすぎない。僕たち全員が実際にテストをしているからだけでなく、僕も様々なチームでシミュレーター作業をしているときからカタロニアのトラックはシミュレーターで多く使われているのを知っている。ドライブするのは楽しいトラックだし、すべてのものを提供してくれる」

    「体力的にタフだし、特に長い右コーナーは首の筋肉に負担がかかる。このトラックはオーバーテイクが簡単ではないので、予選がとても重要だ。今年ここまで自分の予選パフォーマンスには比較的満足している。特にまだタイヤを最大限に生かす方法を理解できていなかった去年と比較すればね」

    「今ではクルマやタイヤをより理解できていると感じているし、予選セッションにむけて多くの自信がついてきている。週末のもっとも楽しいパートだ。全員が燃料を軽くして、ラバーが乗って、クルマが本当に生き生きとするときだからね。文字通り、地球上で最速のクルマだし、予選はそれを強調する。グリップ量とラップタイムによって笑顔にはなれないないときもあるけどね」

    「このトラックではタイヤマネジメントがとても重要だ。トラクションが必要な最終セクターまでリアタイヤを持たせなければならない。予選ラップであってもね。高速コーナーのある最初のパートでリアタイヤを壊しやすいし、そこが予選ラップを最大限に生かすためのチャレンジのひとつだ」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「カタロニア・サーキットは地球何周分も走ってきた」

    ピエール・ガスリー 「カタロニア・サーキットは地球何周分も走ってきた」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPにむけての意気込みを語った。

    「バルセロナでは何千ラップも走り込んできたと思う。F1に来る前にフォーミュラ・ルノーの2.0、3.5、GP2での大部分のテストでいつも使用されてきたし、シミュレーター作業では1年にわたって常にバルセロナに焦点を当ててきたからね。たぶんこのトラックは地球を何周分も走ってきたと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「トラックを熟知していること以外でも、フォーミュラ・ルノー2.0でチャンピオンタイトルを獲得した場所だし、2015年にトロロッソで初めてF1カーをテストした場所でもあるので、幸せな思い出をもたらしてくれるし、バルセロナにはポジティブなフィーリングを持っている」

    「今年のバルセロナでの冬季テストはうまくいったし、行くのが待ち切れない。速いペースを発揮して、ポイントを獲得できることを願っている」

    「カタロニアのトラックについて一般的に言われているのは、クルマがここで機能すれば、どこでもうまく機能するかもしれないということだ・・・確かにこのトラックは全ての特性を兼ね備えていると思う。戦略でやれることを除けば、レースでオーバーテイクが難しいことはわかっているし、予選が鍵を握る」

    「F1の予選はそれぞれのセグメントで通常は2回のアタックしかできないので、常に難しい。それでトラフィックのような問題に見舞われば、1回しか結果を出すチャンスはなくなる場合もあるし、それを決めなければならないとわかっているのでエキサイティングな瞬間だ。僕はその側面が気に入っている」

    「バルセロナはフランスからそう遠くはないので、友人や家族が来てくれる。そこも嬉しいね。集中力を失わせるものはないし、いつも友人とリラックスして夕食を楽しめる。それが気を散らすことになるとは思っていない。ヨーロッパに戻って、更なるサポートを得られるのは素晴らしいことだ」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2018年のF1世界選手権 第5戦 F1スペインGPが、5月11日(金)からバルセロナのカタロニア・サーキットで行われる。

    シーズン序盤の4戦が終わり、F1はホームグラウンドであるヨーロッパに戻る。次戦スペイングランプリの舞台となるのは冬季テストが行われたバルセロナ近郊のカタロニア・サーキット。例年シーズン第2幕の始まりとも、実質的な開幕戦とも言われる戦いとなる。

    舞台となるカタロニア・サーキットは、さまざまな種類のコーナーがあるだけでなく、全開時の能力も必要で、マシンのあらゆる性能が試される。

    また、F1スペインGPには各チームが様々なアップデートを行うこともあり、ここでの結果が、以降のヨーロッパラウンドの行く末を占う指標になる。

    なお、今年からヨーロッパでのレースは例年よりも1時間後ろ倒しのスケジュールに変更される。F1の調査によると“より広いテレビ視聴者が特に夏季は午後の遅くに視聴可能になる”としている。

    日本とスペインの時差は7時間。2018年 F1 第5戦 スペインGPのフリー走行1回目は、5月11日(金)の日本時間18:00(現地時間11:00)から開始。決勝は13日(日)の日本時間22:10(現地時間14:10)にスタートする。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、CS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    F1スペインGP

    5月11日(金) フリー走行1回目 18:00~19:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 22:00~23:30 (現地時間 15:00~16:30)
    5月12日(土) フリー走行3回目 19:00~20:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 22:00~23:00 (現地時間 15:00~16:00)
    5月13日(日) 決勝 22:10~ (現地時間 15:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1スペインGP 放送時間

    【フリー走行1】 5月11日(金) 17:50~19:40
    【フリー走行2】 5月11日(金) 21:50~23:40
    【フリー走行3】 5月12日(土) 18:50~20:10
    【予選】 5月12日(土) 21:50~24:20
    【決勝】 5月13日(日) 21:40~25:00
  • ダニエル・リカルド:2018年 F1スペインGP プレビュー

    ダニエル・リカルド:2018年 F1スペインGP プレビュー

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPへの意気込みを語った。

    ダニエル・リカルド (レッドブル・レーシング)
    「バルセロナはいつも1年でエキサイティングな時間だ。ヨーロッパシーズンの緒戦だし、クッルマに多くの開発が見られるし、僕が大好きな夏の始まりだ。バルセロナ・サーキットは楽しいし、多くの周回を重ねてきたので熟知している場所だ。それでも退屈ではないのは確かだし、いつも戻るのを楽しみにしている」

    「もはやF1カレンダーの必需品といってもいいようなレースだ。すべてを兼ね備えたトラックだ。ターン1、2、3のコーナーの流れは素晴らしいし、最終セクションは非常にテクニカルだ。去年はあそこでシーズン最初の表彰台を獲得できて素晴らしかったし、今年も同じ結果、もしくはもっと良い結果を出せるように頑張りたい」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マックス・フェルスタッペン:2018年 F1スペインGP プレビュー

    マックス・フェルスタッペン:2018年 F1スペインGP プレビュー

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPへの意気込みを語った。

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・レーシング)
    「バルセロナでは誰もが多くの周回を走り込んできたけど、今年クルマがどれくらい進歩してるかを見極めるのを楽しみにしている。僕たちは多くのアップデートを持ち込むし、それがポジティブで、上位にさらに近づけることを期待している。もちろん、他のみんなも新しいパーツを持ち込むだろうけどね」

    「今後のシーズンを占うレースになるだろうし、全員がどのようなパフォーマンスを発揮するか確認するのを楽しみにしている。僕たちのクルマはとても速いと信じているけど、まだもう少しトップスピードが必要だ。でも、ポテンシャルはあると期待している。それにF1で初優勝した場所なので、もちろん、週末を楽しみにしている。ヨーロッパシーズンをスタートして、エネジーステーションの快適さを得られるのも嬉しいね」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ルノー、F1スペインGPで新型燃料を投入・・・パワーアップに期待

    ルノー、F1スペインGPで新型燃料を投入・・・パワーアップに期待

    ルノーF1のチーム代表シリル・アビテブールは、来週末のF1スペインGPでパワーユニットに新たな配合された燃料を導入することを明らかにした。

    現在、ルノーF1はコンストラクターズ選手権5位につけており、先週末のF1アゼルバイジャンGPではカルロス・サインツがワークス参戦以来のベストリザルトとなる5位でフィニッシュ。継続した前進を目指している。

    「我々の進歩は様々な形でデータに明確に示されている。例えば、我々のポールとのギャップは昨年より半減している」とシリル・アビテブールは、ルノーのF1スペインGPプレビューで述べた。

    「ヨーロッパシーズンのスタートではそのパフォーマンスを統合する必要がある」

    「我々はスペインで新しい燃料によるエンジン面のステップとコース特性に合わせた空力調整によって助けられるだろう。それによる前進を期待しているが、他の多くのチームもアップグレードを持ち込むことは認識しているし、バルセロナは全員が熟知している」

    「我々はポイント、そして、コンストラクターズ選手権4位を追い求める必要がある。現在、それは我々の手の範囲にあるが、今後はもっと厳しいものになっていくだろう」

    ルノーは、F1スペインGPで空力アップデートを導入するが、ルノーの最高技術責任者を務めるボブ・ベルは、すでにバクーでアップデートパッケージを実装しており、論理的にはかなり少ないものになると語る。

    「伝統的にバルセロナは、すべてのチームがアップグレードをもたらしてきた場所であり、通常、大幅なアップグレードが投入される」とボブ・ベルはコメント。

    「今年、我々は最初の大きな空力アップグレードパッケージをバクーで導入した。バルセロナでは完全に新しいエレメントは少ないだろう」

    「小さいものもあれば、大きいものもあるが、我々は今後もレース毎にアップグレードを投入していく」

    「クルマのパフォーマンスは、冬季テストで考えていたよりもはるかに向上している。我々には非常に安定したプラットフォームがある。それは開発のための素晴らしい土台であり、シーズンが進むにつれて、クルマをどんどん改善していく」

    「自信はあるし、我々は望んでいる位置を争えると信じている。決して簡単なことではないし、激しい戦いになるだろう。我々は開発を進め、残りのミッドフィールドの前にいるためにシーズンを通して懸命にプッシュしていかなければならない。我々は堅実な基盤のある良い位置にいる」

    ルノーはBP/カストロールと緊密な技術提携を結んでおり、燃料の開発をプッシュしている。マクラーレンは今年BP/カストロールを使用しているため、今回の新しい燃料が適用されるはずだが、レッドブル・レーシングはエクソンモービル製のため、その恩恵は受けられない。

  • 2018年 F1スペインGP:各ドライバーのタイヤ選択

    2018年 F1スペインGP:各ドライバーのタイヤ選択

    2018年 F1世界選手権 第5戦スペインGPでの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式サプライヤーのピレリが発表した。

    シーズン序盤の4戦が終わり、F1はホームグラウンドであるヨーロッパに戻る。次戦スペイングランプリの舞台となるのは冬季テストの舞台となったバルセロナ近郊のカタロニア・サーキット。例年シーズン第2幕の始まりとも、実質的な開幕戦とも言われる戦いとなる。

    ピレリは、スペイングランプリに昨年より1段階柔らかいミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。レースではミディアムとソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、スーパーソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    序盤戦でタイヤに苦しんだ傾向にあるメルセデスは、ミディアム×3、ソフト×5、スーパーソフト×5と全チームのなかでソフトが最も多く、スーパーソフトが最も少ないコンサバティブ選択。

    一方のフェラーリはスーパーソフトを7セットと上位勢のなかではアグレッシブな選択。レッドブルはスーパーソフトを6セットとし、フェラーリよりもミディアムが1セット多い選択。マクラーレンもレッドブルとまったく同じ選択をしている。

    最もアグレッシブなタイヤ選択を行ったのがウィリアムズ。ソフトを1セットのみとし、セルゲイ・シロトキンはスーパーソフトを10セットと全ドライバーのなかで最多。ランス・ストロールも9セットとスーパーソフトに比重を置いている。

    トロロッソ・ホンダは、ミディアム×3、ソフト×3、スーパーソフト×7と比較的保守的な選択をしている。

    昨年は、メルセデスのルイス・ハミルトンがソフト-ミディアム-ソフトと繋ぐ2ストップ選択で優勝している。

    第5戦スペインGPは、5月11日(金)~13日(日)に行われる。

    2018 F1スペインGP タイヤ

  • 【F1】 カタロニア・サーキットが路面を全面再舗装…タイヤ選択に影響

    【F1】 カタロニア・サーキットが路面を全面再舗装…タイヤ選択に影響

    2018年のF1プレシーズンテストを目前に控え、舞台となるカタロニア・サーキットがトラックの全面再舗装を実施。ピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラは2日間のプレシーズンテストでトラックは大きく進化することになると予想する。

    カタロニア・サーキットは、MotoGPの統括団体である国際モーターサイクリズム連盟からトラックレイアウトの変更と05年以来となる路面舗装の工事を要請され、元12コーナーのランオフを拡大する工事と安全面の向上を目的としたトラックの全面再舗装を開始した。

    工事は今月末で終了予定であり、ピレリは来週エンジニアをサーキットに派遣し、2月26日からスタートするF1プレシーズンテストにむけてデータ収集を行う。

    「サーキット関係者はターマックは以前のものと類似した粗さのものを作ることを目標にしていると話している。まったく同じ新しい路面を作るのが不可能であることは明らかだが、それが目標とのことだ」とマリオ・イゾラは Autosport にコメント。

    「通常、我々は各イベント前の水曜日にターマックの粗さを測定する。来週、我々はエンジニアを派遣して、新しいものと古いものとの比較を行う予定だ」

    「私が知っていることは、サーキットが作業を完了し、我々がプレシーズンテストを開始する雨の間に路面を安定させるためにいい多くのクルマを走らせることを予定しているということだ。ご存じの通り、オイルやビチューメンなどが出てくるので、路面はかなり進化するだろう。高圧水など、いくつかトリートメントできることはあるし、脂っこい第一層をきれいにできる機械もある」

    「テストの初日や数日間は多くの進化をするだろう。だが、その後はコンディションが安定していなければならない」

    ピレリは、まだ5月13日にカタロニア・サーキットで開催されるF1スペインGPの3種類のコンパウンドの配分を発表していない。マリオ・イゾラは、新しいアスファルトによって決定は厳しいものになると考えている。

    「問題は割り当てを再検討する必要があるかもしれないことだ。我々は各イベントでターマックの粗さ、レイアウト、エネルギによって3種類のコンパウンドをセレクトしているからだ。我々にはデータベースがあり、その情報に基づいてコンパウンドを選択することができる」

    「2016年にサーキットを再舗装したセパンでは、ターマックが完全に変わり、過去とはまったく異なるものになった。セパンは最もアグレッシブなサーキットのひとつであり、我々は再舗装後に1段階柔らかいもので行く機会を得た」

    「昨年10月に再舗装されたヘレスも同じだった。我々はその月にF2とGP3を行った。レース前に我々は粗さを測定するためにエンジニアを派遣したが、完全に異なっていたし、はるかにスムーズになっていた」

    「我々は割り当てを1段階柔らかいものに動かしたが、それでも不十分だった。ターマックは大きな差を生む可能性がある」

  • 【動画】 F1スペインGP ディレクターズカット … 新感覚のF1体験

    【動画】 F1スペインGP ディレクターズカット … 新感覚のF1体験

    フォーミュラ1公式サイトが、2017 第5戦 F1スペインGPの映像を再編集したディレクターズカットを公開した。

    F1スペインGPでは、ファンとのエンゲージンメントを高める新たな企画“ファン・フェルティバル”がスタート。2シーターによる同乗走行やDJプレイなど、リバティ・メディアによるF1新時代を知らしめるイベントとなった。

    レースはオープニングラップでキミ・ライコネン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクラッシュリタイアする波乱の展開。ライコネンのリタイアに大泣きしたトーマス君がフェラーリのパドックに招待されてライコネンと対面するシーンは多方面から大絶賛された。

    アクション多発のレースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス) vs セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)との激しい首位バトルに様相。最終的にハミルトンがレースを制した。

    2017 F1 スペインGP 動画

  • マクラーレン・ホンダ:F1スペインGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1スペインGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1スペインGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが12位、ストフェル・バンドーンはリタイアだった。

    マクラーレン・ホンダは、バルセロナ・カタルニア・サーキットで開催された今季初のヨーロッパ戦にアップデートを持ち込んだものの、レースでそれを活かすことができなかった。

    ストフェル・バンドーンは、グリッドの最後尾から好スタートを切り、1周目の終わりまでに15番手に浮上。ジョリオン・パーマー(ルノー)と激しいバトルを展開し、力強いオーバーテイクをしたにもかかわらず、1回目のピットストップの際に集団の中でポジションを維持することができず、32周目まで16番手で走行を続けた。その後、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)がピットストレートでバンドーンの背後に迫ったものの、バンドーンにはそれが見えず、両マシンが接触。その接触によりバンドーンはマシンのサスペンションに損傷を負い、レースをリタイアする結果となった。バンドーンは、このアクシデントにより、次のモナコGPで3グリッド降格ペナルティーを科せられる。

    一方、フェルナンド・アロンソは、7番手という今季最高のグリッドからスタートしたものの、2コーナーでフェリペ・マッサに外に押し出されてグラベル(砂利が敷かれたランオフエリア)にコースオフ。オープニングラップで、スタート時のポジションを失う結果となった。順位を落としたアロンソは、1周目の終わりには11番手を走行。その後は、比較的高速と言われるこのサーキットで順位を上げることができず、1回目と2回目のピットストップでさらにポジションを落とし、それ以降は15番手を走行した。それでも、果敢な走りと、51周目に行った予定外の最終ピットストップによってレース終盤にペースを上げ、最終的にアロンソは母国グランプリを12位で完走した。

    フェルナンド・アロンソは今夜、米国インディアナポリスに移動し、インディ500でのデビューに向けて、明日の午前中に1回目のフリー走行に臨む。その一方で、今週はジェンソン・バトンがマクラーレン・テクノロジー・センターを訪れる。2週間後に開催されるモナコGPでアロンソの代役を務めるために、シミュレーターで再びドライブする予定となっている。

    フェルナンド・アロンソ (12位)

    「今日のレースは、予定通りの展開にはならなかった。2コーナーでフェリペ・マッサと接触したのは、少し不運だった。その後、レースの中盤では、ダニール・クビアトの後方で何周にもわたって引っかかってしまった。ただ、それがなかったとしても、正直言うと、今日はポイントを獲得できるほどのレースペースがなかった。少し残念な思いだが、少なくとも今日はレースを完走した。この結果が、信頼性の面で一歩前進したことを示す最初の兆しであることを願っている。次のグランプリに向けて、さらに準備する必要がある。明日の午前9時に(インディ500のレースが開催される)ブリックヤードに到着し、正午にはマシンに乗って1回目のフリー走行を迎える。今から現地入りするまでに14時間あるけど、その内9時間は機内で過ごす。なので、これからインディモードに切り替えて、今後2週間はインディに全集中力を注いていく」

    ストフェル・バンドーン (リタイア)

    「マッサとの接触事故については、まだTVでちゃんと確認できていない。マッサがあの場所にいるとは思っていなかった。マッサが追い抜けるように十分なスペースを確保したつもりだったが、残念ながら、両マシンが接触した。それによってマシンのフロントホイールが破損し、僕のレースはそこで終了となった。誰かを非難したいわけではないけど、個人的には、あれはレースでは避けられない事故だったと思う。ジョリオン・パーマーを追い抜くことに成功したけど、僕にとっては今季初のオーバーテイクだった。なので、少なくとも、今日のレースから得るものがあった。オーバーテイクする際に非常にいい感触を得たけど、その事実が、僕のマシンにまだ十分な強さがなく、ライバルチームのマシンと競い合うレベルまで達していないことを物語っている。ここに持ち込んだアップグレードによって、今回のレースでは一歩前進することができた。一部のエリアでは確実に改善しているものの、レースではまだ少し苦労している。次戦でさらに改善できることを願っている。モナコ戦がどうなるのかを予測するつもりはない。ただ、車体の方は改善しつつあるし、効果をもたらすアップデートがさらにいくつか導入できることを願っている。今の僕たちにできることは、様子をみて、ベストを尽くすだけだ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「昨日の予選で励みになる走りをみせていただけに、とても残念な気持ちであることは言うまでもない。本人のミスではないにもかかわらず、フェルナンドは1周目でフェリペ・マッサとの接触に巻き込まれてコースオフし、その直後にポジションを6つ落とす結果となった。それ以降は懸命にプッシュしていたものの、前方のマシンとの差を詰めることができず、単独でレースを展開し、12位でフィニッシュした。一方のストフェルは、今朝、パワーユニットの構成部品を一部交換することをチームとして決断した結果、10グリッド降格のペナルティーを科せられ、最後尾の20番グリッドからスタートした。ストフェルはそこから、レースの最初の3分の1は非常に懸命にいい走りをし、20周目までに16番手に順位を上げた。中でもジョリオン・パーマーのマシンを力強くオーバーテイクしたのは、今日のハイライトだった。残念ながら、その後、フェリペ・マッサのマシンと接触したことでサスペンションに損傷を負い、マシンがドライブ不可能となったため、ストフェルの快進撃は33周目でストップすることになった。レース結果に関して言うと、今日は我々にとって忘れるべき一日だ。それでも今週末は昨日の着実な予選ペース以外にも、前向きな点がいくつかあった。MCL32はドライバーが心から信頼できるシャシーであることは明らかだ。その資質が次のモナコに向けて、いい兆しとなる。2週間後にはモナコの曲がりくねったストリートサーキットで、再びライバルチームとの戦いに挑む」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「昨日の予選はフェルナンドのすばらしいパフォーマンスによりいい結果となりましたが、そこからすると今日のレースはチームの全員にとって残念なものになりました。フェルナンドは1周目の不運なアクシデントにもかかわらず、今日もいいレースを見せてくれました。どのような状況でもあきらめず、前を走るマシンを懸命に追いながらいいペースで走ってくれましたが、予選で獲得したグリッドのはるか後方からレースを続けなければいけなかったことは、彼のレースを難しいものにしました。今日は十分にポイントを獲得できる速さがあったと思いますが、結果的にポイント獲得に至らなかったことは非常に残念でした。この週末はストフェルにとっては厳しいものになりました。最後尾からレースを始めることになり、レース中盤でのリタイアという結果に終わりました。彼は今、難しい状況にいると思いますが、この状態からばん回するために一緒にチャレンジを続けていきたいと思います。次戦のモナコGPも、我々にとっては大きなチャンスになると考えています。ドライバーのスキルも重要になりますが、ジェンソンとストフェルがすばらしいパフォーマンスを見せてくれると思っています。レースに対しては万全の準備をして臨みますし、同時にさらなる競争力をつけるためにマクラーレンと一緒に開発も継続していきたいと思います」

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