カテゴリー: F1サウジアラビアGP

  • メルセデスF1、ジェッダでのルイス・ハミルトンの予選失敗を説明

    メルセデスF1、ジェッダでのルイス・ハミルトンの予選失敗を説明

    メルセデスF1は、サウジアラビアGPの予選でQ1敗退を喫したルイス・ハミルトンの低調なパフォーマンスの原因を概説した。

    ルイス・ハミルトンは、F1サウジアラビアGPで悲惨な予選パフォーマンスに苦しんだ。7回のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンにとって、Q1敗退は2017年以来5年ぶりの結果となった。

    Q1でノックアウトとなった後、ルイス・ハミルトンはメルセデスF1に無線で謝罪していたが、トラックサイド・エンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、セットアップの境界を押し上げるためのチームによる試みが失敗した不運な結果だったと説明した。

    「基本的に昨シーズン末ほどまだ車をよく理解できていない。新車で2レースしかしていない」とアンドリュー・ショブリンはメルセデスF1のサウジアラビアGPを振り返るYoutube動画で語った。

    「我々は常にルイスとセットアップを模索し、パフォーマンスを提供する方向性を見つけようとしている。金曜日から土曜日までに良い方向性を見つけ、彼は3回目のプラクティスセッションで試すことができていた」

    「予選セッションではそれをかなり進めましたが、最終的には少し極端すぎた。初めから彼はリアグリップを欠いていた」

    アンドリュー・ショブリンは、ジェッダのようなグリップが低くミスをする余地がない特性がドライバーにノックオン効果を引き起こしたと語る。

    「ジェッダはストリートサーキットだ。多くの自信が必要です。非常に速く、ウォールが非常に近い。リアグリップがないと、ドライバーはその自信を持てない」とアンドリュー・ショブリン付け加えた。

    「結局、我々はそれを少し極端にプッシュし過ぎてしまったが、有用な学習演習だった」

    メルセデスのW13に深刻な影響を与えているポーパシングは、これまでのところ、車のパフォーマンスを解放することの妨げになっている。

    アンドリュー・ショブリンは、問題が解決するまで、現在のパフォーマンスレベルがメルセデスF1チームの標準になる可能性があると警告しています。

    「基本的に、今の問題は車が十分に速くないことであり、完璧にならなければ、それらのセッションで危険にさらされるだろう」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「我々はできるだけ早くより速い車を作る必要がある」

  • カルロス・サインツ 「ジェッダに短期で2回訪れたことで弱点がわかった」

    カルロス・サインツ 「ジェッダに短期で2回訪れたことで弱点がわかった」

    スクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツは、F1の短期間でジェッダ・コーニッシュ・サーキットに2回訪れたことで、フェラーリのF1-75での彼の現在の弱点を理解するのに役立ったと語る。

    これまでのところ、カルロス・サインツは、今年の予選セッションとレースの両方でチームメイトのシャルル・ルクレールに遅れをとっており、ドライバーズランキング首位のルクレールから12ポイント差をつけられている。

    F1は、2021年シーズンの最後から2番目のラウンドとして、昨年12月に初めてジェッダ・コーニッシュ・サーキットを訪れましたが、2022年は第2ラウンドに移動した。

    カルロス・サインツは、現在の自分の弱点の“技術と詳細”は「プライバシーのためにチームにとどめており、あまり多くを与えないようにする必要がある」と概説したが、ジェッダは有益な教訓を得たと語る。

    「100日前に去年の車で非常に自信を持っていたトラックに行くという点で、今回はこれまでで最高の経験だったとすでに言うことができる」とカルロス・サインツは説明した。

    「予選とレースで非常に速く、車に何を期待し、車が何を与えてくれるかを正確に分かっていた」

    「100日後に戻ってきて、去年は非常に強かったコーナーで、僕はかなり苦労しているようだ」

    「運転するべき方法で車を運転できていないし、運転に必要な感覚を正確に与えてくれていない。この組み合わせが僕が取り組んでいることだ」

    カルロス・サインツは、「レースでは一歩前進し、正しい方向に一歩踏み出した」と付け加え、タイムを埋める必要がある場所をより深く理解していると付け加えた。

    「そこも昨2つまたは3つのタイプのコーナーまたは場所でもそういう認識を与えている。記念、自信を持って快適に感じていた部分が今年はそうではない」

    「ポイントを認識したことで、将来に向けてより強くなることができる」

  • レッドブルF1首脳 「ハミルトンのハードタイヤの分析から勝機を見出した」

    レッドブルF1首脳 「ハミルトンのハードタイヤの分析から勝機を見出した」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1サウジアラビアGPでハードタイヤでスタートしたルイス・ハミルトンを注意深く分析することで、マックス・フェルスタッペンのラバーをレース終了まで持たせて勝利を収める方法を見出すことができたと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、50周のレースの16周目にハードコンパンドに交換。リーダーのシャルル・ルクレールを追いかけていたが、VSC(バーチャルセーフティカー)介入後のレースのクライマックスでタイヤの寿命が残っていたのフェルスタッペンの方だった。

    それまで、マックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールから約1.5秒話されていたが、VSCが終わってアクションが再開されると、フェルスタッペンはペースを上げて、ルクレールを執拗に攻撃し、最終的にオーバーテイクを完了させた。

    レース後のインタビューで、マックス・フェルスタッペンは、フェルスタッペンは、終盤にアタックするためにハードタイヤを意図的にセーブしていたと明言していたが、ヘルムートマルコは、それはルイス・ハミルトンの状態を注意深く分析していたことで可能になったと語った。

    ルイス・ハミルトンは15番手からハードタイヤでレースをスタート。戦略は的中し、ミディアムスタートのドライバーはすぐにタイヤに苦しみ始めて。セーティカーの介入を待ちながらスティントを伸ばして35周目には6番手まで順位を上げていたが、残念ながら、バーチャルセーフティーのタイミングで不運にもピットレーンがクローズとなったことで、レースは崩壊した。

    しかし、ルイス・ハミルトンのロングスティントは、注意深い運転で何が可能かをレッドブルに示した。

    「最初はハミルトンのハードタイヤのタイヤ摩耗を詳しく調べた」とヘルムート・マルコはAuto Motor und Sportに語った

    「我々はマックス本気でプッシュしても大丈夫だと伝えることができた」

    マックス・フェルスタッペンがタイヤをセーブする上で考慮しなければならなかった考慮事項の1つは、レッドブルがフェラーリよりもわずかに少ないダウンフォースで走っていたことだった。

    それにより、マックス・フェウルスタッペンは、シャルル・ルクレールに追いつくためにタイヤを酷使することなく、テクニカルなセクター1であまり多くのタイムを失わないようにするという微妙な境界線で走らなければならなかった。

    「我々は意図的にレースのために車をセットアップした」とヘルムート・マルコは説明した。

    「その結果、セクター1で負けていたが、ストレートでは速くかった。コックピットにマックスのようなドライバーがいる場合、それの実行を彼に任せることができる」

  • バルテリ・ボッタス 「F1は安全が保証されない開催地の再検討を約束した」

    バルテリ・ボッタス 「F1は安全が保証されない開催地の再検討を約束した」

    バルテリ・ボッタスは、F1がドライバーに関係者全員の安全を100%保証できない場合は、レースが開催される場所を再検討することを約束したと語る。

    F1サウジアラビアGPの週末は、金曜日にジェッダ・コーニッシュ・サーキットから約20kmのところにある石油貯蔵所へのミサイル攻撃によって傷つけられた。

    事件の後、金曜日の夜、10人のチームプリンシパル全員がサウジアラビア政府、F1 、FIA、そして、彼ら自身のドライバーと長い話し合いをした。

    イベントを継続しても安全であるとの安心を得たことで、F1チームは満場一致で続行することを決議したが、F1ドライバーたちは納得できず、深夜まで緊急の話し合いが続いた。

    「間違いなくチャレンジングな週末だった」とバルテリ・ボッタスはRacingNews365.comに語った。

    「もちろん、ドライバーズミーティングはかなり遅くまで行わた。場所によってはそのような議論をする必要はない」

    「F1は、ここを含めた将来のすべてのイベントを再考し、常に安全を100%保証できる適切な場所に行くことを約束した」

    先週末にF1サウジアラビアGPでレースをしたかったか、または将来再びサウジアラビアに行くことを望んでいるかと質問されたバルテイrボッタスは返答を避けたが、今回の件で、20人のF1ドライバーの間で団結が強まったと語った。

    「今のところ、GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は本当に団結しているように感じている。そして、誰もが同じように感じていたと思う」とバルテリ・ボッタスは説明した。

    「問題が発生した場合は、常に再グループ化して調査し、違いが生じた場合は意見を述べる。それは素晴らしいことだ。しかし、常にそれができるわけではない」

    GPDAは、選出された代表者とのF1ドライバーのための労働組合。元ベネトン、ウィリアムズ、マクラーレンのドライバーであるアレクサンダー・ヴルツが2014年から会長を務め、現役ドライバーであるセバスチャン・ベッテルとジョージ・ラッセルがグループのディレクターを務めている。

  • シャルル・ルクレール 「ピットストップの準備はブラフではなかった」

    シャルル・ルクレール 「ピットストップの準備はブラフではなかった」

    シャルル・ルクレールは、F1サウジアラビアGPでの1回目のピットストップが近づいたときにピットレーンにピットクールが出たのは、レッドブルにトップを走行するセルジオ・ペレスをピットインさせるためのブラフだったとの見方を否定した。

    シャルル・ルクレールは、ポールポジションからスタートしてポジションをキープしていたセルジオ・ペレスにしっかりとついていき、アンダーカットの脅威となるために十分に距離を縮めることができていた。

    15周目にシャルル・ルクレールに『Box to overtake』というメッセージが伝えられ、ピットレーンにはフェラーリのクルーが現れ、、フェラーリがアンダーカットを仕掛ける可能性があることを示唆した。

    レッドブルは、フェラーリの動きに反応し、セルジオ・ペレスをピットに飛び込ませたが、シャルル・ルクレールはステイアウトした。

    ほんの数秒後、セーフティカーの介入により、セルジオ・ペレスのピットストップは、シャルルr・ルクレール、マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツが16周目にピットインしたときと比べて約10秒が犠牲になった。

    フェラーリの戦術が成功したように見えたことを考えると、ピットでのクルーの登場がセルジオ・ペレスをピットインさせるためのブラフであったかどうかが問題だった。
    しかし、シャルル・ルクレールはレース後の記者会見でそのような提案を否定した。

    「ノー、ノー。僕たちはピットインする準備ができていた」とシャルル・ルクレールは語った。

    「僕たちは基本的に前のチェコ(ペレス)と反対のことをするというものだった。彼はそのラップをピットインしたので、僕たちは正しい選択をしたと思う」

    セルジオ・ペレスの不運なタイミングはレースリスタート時に4位まで後退することを意味し、最終的にそのポジションでペレスはフィニッシュした。

    シャルル・ルクレールとフェラーリは、レッドブルにブラフをかましたわけではなかったかもしれないが、シャルル・ルクレールはセルジオ・ペレスに脅威を与えた第1のスティントのミディアムでのペースに非常に満足していたと語った。

    「チェコをフォローするのは簡単ではなかったので、ミディアムのマネジメントで素晴らしい仕事ができたと思う」とシャルル・ルクレールは説明した。

    「でも、終盤で実際にミディアムでかなりペースは良かった」

    シャルル・ルクレールは、マックス・フェルスタッペンとのレース後半の戦いの末、2位でフィニッシュし、チームメイトのカルロス・サインツが3位に入り、フェラーリはダブル表彰台を獲得した。

  • ハースF1チーム、ミック・シューマッハの車の修理費用は1億円以上

    ハースF1チーム、ミック・シューマッハの車の修理費用は1億円以上

    ハースF1チームは、F1サウジアラビアGPの予選で大破したミック・シューマッハの車の修理に100万ドル(約1億2200万円)がかかることを明らかにし、エンジンとサバイバルセル以外のパーツはすべて壊れたと語った。

    ミック・シューマッハは、Q3進出をかけてF1サウジアラビアGPの予選を戦っていたが、Q2のターン10の出口で縁石に乗り上げてVF-22のコントロールを失い、ターン11の外側のコンクリートウォールに33Gの衝撃に激突。マシンはサーキットの反対側まで滑ってバリアにぶつかり、最終的にターン12で停止した。

    ミック・シューマッハは、事故で怪我を免れ、搬送された病院で予備的検査を受けた後、夜に退院できたが、車はそうはいかなかった。

    ハースVF-22は四隅すべてが衝撃で壊れ、マーシャルによって持ち上げたときにはギアボックスが脱落。ハースF1チームに高額な修理費用がかかることは一目瞭然だった。

    その後、ハースF1チームでガレージでミック・シューマッハの車を踏査したが、無傷で逃れることができたものはほとんどなかったことが確認された。

    ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは「シャシー自体は壊れていないようだ。サイドインフラストラクチャはあり、変更することができる」とコメント。

    「もちろん、シャシーを本格的にチェックする必要があるが、正直言ってそれほど悪くはないようだ」

    「エンジンもフェラーリから大丈夫そうだと言われていr。バッテリーパックもね。だが、残りはすべて壊れた」

    可能性のある修理代金を問われたギュンター・シュタイナーは、100万ドルにもなる可能性があると推定した。

    「左フロントを除いて、すべてのサスペンションがなくなったので、費用はかなり高いと思う。他にもまだ何かがあると思う」とギュンター・シュタイナーはコメント。

    「残りはただのカーボンパウダーだ。金銭的なことは分からないが、ギアボックスの間のボディワーク全体がなくなり、ラジエーターもなくなった。50万ドルから100万ドルくらいだと思う」

    今年はF1の予算上限によってF1チームは厳しい支出制限に直面しているため、ギュンター・シュタイナーは、チームは損害額w概算で確保しておく必要があったと述べており、ミック・シューマッハのクラッシュが物事にあまり影響を与えることはないが、事故が繰り返されれば、頭痛の種を引き起こすだろう。

    「わずかな金額は確保してある。だが、レーシングチームにはこのようなリスクはつきものであり、通常の商業ビジネスのように予算を守ることはでない」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「もちろん、不測の事態は起こるものだ。だが、このようなものが2つか3つの場合は、非常に迅速に不測の事態が発生することはない」

    「それは損失だ。とにかく管理する必要がある。もちろん、これ以上多くならないことを願っている」

  • レッドブルF1分析:フェルスタッペンの反撃を可能にした“タイヤの熱入れ”

    レッドブルF1分析:フェルスタッペンの反撃を可能にした“タイヤの熱入れ”

    F1サウジアラビアGPの決勝は、終了間際のDRSを絡めた攻防が注目を集めているが、実際にマックス・フェルスタッペンが勝利を手にすることができた要因として、その直前のバーチャルセーフティカー(VSC)後の“タイヤの熱入れ”にF1ジャーナリストのマーク・ヒューズは注目している。

    マックス・フェルスタッペンは最終的にF1サウジアラビアGPで勝利をおさめたが、レースの最初から最後までその結果は疑わしいものだった。

    残り4周でマックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールの前に出ることができたが、ピットイン直後のセーフティカーのタイミングがセルジオ・ペレスに残酷な結果を与えなかった場合、レースがどのような結末を迎えたかはわからない。

    そのタイミングでさえ、競争力のあるフェラーリはレッドブルより有利に立っていた。

    ピットストップウィンドウがオープンになると、シャルル・ルクレールは、セルジオ・ペレスとの差を縮めた。ペレスはC3タイヤを傷めずにアンダーカットのレンジから抜け出すことができなかった。

    フェラーリがシャルル・ルクレールに出した指示は『Box to overtake』。セルジオ・ペレスと反対のことをするという戦略だった。この時点でセルジオ・ペレスのタイヤは終わりに近づいていた。したがって、レッドブルはルクレールが同時にピットインすることを見越してピットインするか、アンダーカットでポジションを失うかの2択しかなかった。

    だが、セルジオ・ペレスがピットインした数秒後、ニコラス・ラティフィがターン27でクラッシュしてセーフティカーが出動。セルジオ・ペレスはピットストップで21秒を失ったが、他のドライバーは11秒のロスでタイヤを交換することができた。その結果、ペレスは4番手に後退した。

    セルジオ・ペレスとカルロス・サインツのポジションを譲る譲らないの攻防により、レースはシャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンの一騎打ちという展開となった。

    シャルル・ルクレール VS マックス・フェルスタッペン

    そして、2人のバトルには非常に明確な2つのフェーズがあった。21周目のリスタ-トと36周目のVSCだ。その間、シャルル・ルクレールはマックス・フェルスタッペンを完璧に抑え込み、レースをコントロールしていた。

    レッドブルよりも多くのウイングを走らせているフェラーリは、セクター1で十分に速く、ターン17とターン22、そして、最終コーナーの検知ポイントで1秒以内に寄せ付けなかった。

    レッドブルはストレートエンドで速かったが、フェラーリは加速で有利だった。サウジアラビアではブレーキが必要な7つのコーナーでも速かった。レッドブルは、ラップ全体で見れば比較的速かったが、フェラーリは常にトラックの重要な部分で引き離した。ルクレールのタイヤは綺麗なままであり、それはクリーンな空気のなかで走っていたことも寄与した可能性がある。

    しかし、レッドブルはバーレーンよりもタイヤをうまく使い、ブレーキ温度の問題もなかった。マックス・フェルスタッペンは絶え間なくルクレールに圧力をかけようと前進した。

    そして、硬いC2コンパウンドが状況を変えた。最初はタイヤに息抜きを与えるためにターン6~7、10、22の長くて速いスイープでペースを管理していたルクレールだが、マックス・フェルスタッペンがより激しくプッシュできるC2ではそうもいかなくなっていた。

    シャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンの間のギャップは、バッテリーの使用量とおそらく精神的な焦点に応じて減少していった。長く激しい決闘だったが、ルクレールはその差を約1.5秒に保つことができていた。

    24周目と35周目の間に、2人はレースのファステストラップを交換した。マックス・フェルスタッペンがどれだけプッシュしたかは問題ではないようで、シャルル・ルクレールはDRSレンジに入られないようにコントロールした。VSCまではシャルル・ルクレールはすべてコントロールできているるように見えた。

    レースでより重要なのは、シャルル・ルクレールのタイヤ温度に対する3周のVSCの影響だった。C2コンパンドは非常に摩耗していた。トレッドが薄くなり、コアの温度が下がると、再び最適な温度に達することを非常に嫌がる可能性がある。

    この場合、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの両方が、前のフェラーリよりも速く温度を回復することができた。おそらく、ダウンフォースのセッティングが低いためにスライドが多くなり、トレッドがより素早く加熱された可能性がある。それはフェルスタッペンを遠ざけるシャルル・ルクレールの能力を打ち破った。

    シャルル・ルクレールはリスタートでレッドブルを出し抜いたが、マックス・フェルスタッペンは2周目にタイヤパフォーマンスの向上により、DRSレンジ内でDRS検出ポイントに到達した。

    これでDRS検出ラインを中心としたいたちごっこが始まった。マックス・フェルスタッペンが繰り返し攻撃し、シャルル・ルクレールが賢くプレーしたため、レースは最高潮に達した。2人のリーダーは最後の数周で3回ポジションを入れ替えた。

    マックス・フェルスタッペン VS シャルル・ルクレール

    マックス・フェルスタッペンは、42周目に最初にDRSレンジに入り、シャルル・レクレールのアウトサイドに並んだ。しかし、最後のターンの直前にはピットストレートのDRSの検出ラインが続く。シャルル・ルクレールは冷静さを保ち、ライン直前にすぐ後ろにいることを確認し、フェルスタッペンを先に行かせた後、DRSを取得し、ストレートで楽に抜き返した。

    次回、マックス・フェルスタッペンはインサイドに飛び込んだが、自分が前でDRSラインに到達しないことを決意した。だが、シャルル・ルクレールはこれを察知し、フェルスタッペンがまだブレーキをかけている間、しっかりと加速できる体制を整えた。この反応により、フェルスタッペンがDRSを使っても、ストレートで十分に近づけることができなかった。

    マックス・フェルスタッペンがDRSレンジに戻るには数周かかった。ターン24のDRSゾーンを使用して、抜くのではなく、自分自身の体制を整えた。実際にはDRSをオフにし、最終コーナーの検知ポイントのラインで自分が後ろから攻撃できるよにスロットルをコントロールした。そして、それまでにリアタイヤを痛めていたシャルル・ルクレールのオーバーステアと組み合わせて、マックス・フェルスタッペンはついにオーバーテイクを完了させ、47周目を開始。残り3周でレースをコントロールし、ルクレールよりも0.549秒早くチェッカーを受けた。

    レッドブルとフェラーリの総合的なパフォーマンスは互角だ。しかし、タイムの出し方に違いがある。それが今後のサーキットでどのように影響してくるかが注目のポイントとなる。

  • フェラーリF1代表 「レッドブルのローダウンフォース選択は分析の価値あり」

    フェラーリF1代表 「レッドブルのローダウンフォース選択は分析の価値あり」

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1サウジアラビアGPにローダウンフォースのコンフィグレーションを選択するというレッドブル・レーシングの決定は「分析に値する」と語る。

    フェラーリとレッドブルは2戦連続で激しい戦いを繰り広げ、フロントランナーのマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールのパフォーマンスに差はほとんどなかった。

    決勝ではシャルル・ルクレールが最も多くのラップをリードしたが、レッドブルが予選のスピードトラップですでに示していたRB18の優れた最高速度のおかげでマックス・フェルスタッペンは終了間際にオーバーテイクに成功して勝利を掴んだ。

    フェラーリのエンジニアは、主に過度なタイヤデグラデーションを防ぐためにハイダウンフォースのアプローチを固辞したが、金曜日の走行初日にウイングを軽くするというレッドブルの決定に注目している。

    シャルル・ルクレールは、ジェッダの序盤の曲がりくねったセクションで明らかに速かったが、マックス・フェルスタッペンと比較した彼のスピードの不足は、ストリート・サーキットのDRS対応セクションでフェルスタッペンをかわすには大きすぎた。

    「マックスは金曜日にわずかに高いダウンフォースレベルだったが、そのあと彼はそれを減らした」とマッティア・ビノットは説明した。

    「我々は、タイヤデグラデーションに重要だと考えていたので、より高いレベルのダウンフォースを維持することにした。しかし、最終的にレースではタイヤデグラデーションはほとんどなかった」

    「彼らの選択は、我々サイドから分析に値すると思う。しかし、全体としてはそれは常に妥協だ」

    「最終的にレースを決定づけるのは細部と適切な要素の問題だけだ」

    F1は来週メルボルンに向かう。そこではわずかに修正されたレイアウトがF1チームを待っている。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ダウンフォースの構成に関して、レッドブルとフェラーリがイベントにどのようにアプローチするかを再び見るのは魅力的だと語る。

    「最初の2つのレースでそれらを見るのは興味深いことだった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「確かにここで我々はより低いダウンフォースを走らせるという決定を下した、そして、それは今日うまくいった」

    「メルボルンは別の挑戦になるだろう。修正され、今はより速いサーキットになっている。同じように魅力的なものになるだろう」

    スクーデリア・フェラーリ VS レッドブル・レーシング

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅がグリッドに着けなかったのは残念」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅がグリッドに着けなかったのは残念」

    スクーデリア・アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストが、2022年F1サウジアラビアGPの決勝を振り返った。

    F1サウジアラビアGPでは、レース前のレコノサンスラップで角田裕毅のマシンにトラブルが発生。決勝のグリッドに着くことなく週末を終えることになった。

    「今回はとても難しいレースだった。スターティング・グリッドに辿り着けないマシンが出てしまうのは非常に残念なことだ。油圧に問題があったため、裕毅のマシンを停めざるを得なかった。これから原因を調査しなければならない」とフランツ・トストは語る。

    一方、9番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、ピットストップ直後にセーフティカーが入るという不運もあり、大きく順位を落とすことになったが、そこから挽回し、8位でレースを終えた。

    「ピエールに関しては、P9でスタートしたもののファーストスティントで手こずりペースを上げることができずマクラーレン勢にオーバーテイクを許してしまった」とフランツ・トストはコメント。

    「また、彼がハードタイヤへの交換をするためにピットに入った直後、ラティフィのクラッシュによるイエローフラッグが出てしまいポジションを失ってしまったことはアンラッキーだった。しかし、その後ピエールはなんとか挽回し、見事P8でフィニッシュしてくれた。今日できることは最大限やりきることができた」

    「マシンのペースに関しては予想していたレベルに達することができていないので見直しが必要だ。次戦、3年ぶりの開催となるオーストラリアを楽しみにしている」

    また、フランツ・トストは、レースで勝利したレッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンを祝福し、F1サウジアラビアGPのオーガナイザーに感謝の意を表した。

    「オラクル・レッドブル・レーシング、そしてマックス・フェルスタッペンのファンタスティックな勝利を心から祝福いた。ルクレールとのバトルは非常に素晴らしく、見ていてとても楽しかった。また、サウジアラビアGPのオーガナイザーにも祝福の意を表する。ファンの方々はとても素晴らしい雰囲気の中でレースを楽しんでおり、ここに帰ってくることを楽しみにしている」

    スクーデリア・アルファタウリ F1 サウジアラビアグランプリ

  • F1無線:ルイス・ハミルトン、10位フィニッシュで『ポイントは貰える?』

    F1無線:ルイス・ハミルトン、10位フィニッシュで『ポイントは貰える?』

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1サウジアラブアGPを10位でフィニッシュした後、予想外のコメントを無線で発した。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、ここ数年、ミッドフィールドでフィニッシュしたり、ポイント獲得に苦労することはほとんどなかった。しかし、2022年はそれが現実となっている。メルセデスF1のW13はまだパフォーマンスを解放できずにいる。

    予選を16番手で終えたルイス・ハミルトンは、ハードタイヤでの第1スティントを延ばして、一時的に6位まで順位を上げたが、2台の車が故障してバーチャルセーフティカーが出動した際、フェルナンド・アロンソのマシンがピットレーン入り口を塞いだことでピットレーンがオープンにならなかった。その後、残り15周でグリーンコンディションで義務的なピットストップを行ってハミルトンのレースは崩壊した。

    ルイス・ハミルトンは12位でコースに復帰したが、チェッカーフラッグまでに10位まで挽回した。

    10位でラインを越えて、レースエンジニアのピート・ボニントンから最終結果を知らされた後、ルイス・ハミルトンは彼の努力が実際に報われたかどうかに本当に混乱しているように見えた。

    「 そのポジションでもポイントは貰える?』とルイス・ハミルトンはクールダウンラップで車を運転しているときに質問した。

    『ええ、ええ、君は1ポイントを獲得した・・・』というのがピーター・ボニントンの返事だった。

    実際には現在のパフォーマンスへの失望であり、ルイス・ハミルトンがF1のポイントシステムを把握していないとは思えないが、8年間メルセデスF1でタイトル候補、優勝候補として戦ってきたハミルトンが最後に10位でフィニッシュしたのはほぼ10年前となる。

    マクラーレン時代の2012年、ルイス・ハミルトンはF1韓国GPで10位でフィニッシュしている。