カテゴリー: ザウバーF1チーム

  • ザウバーF1チーム 『Stake F1 Team Kick Sauber』は正式名称ではない?

    ザウバーF1チーム 『Stake F1 Team Kick Sauber』は正式名称ではない?

    ザウバーF1チームは、2024年F1シーズンに参戦するチーム名をまだ確定していないようだ。

    アルファロメオとザウバーの提携が終了し、ザウバーF1チームが2024年にどのような名前で参戦するのか、今週FIAが発表したエントリーリストに注目が集まっていた。

    アウディがヒンウィルに到着するまでの2年間、ザウバーの名前は『ステークF1チーム キック ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)』となり、Kick.comが2024年のマシンの命名権(KICK Sauber C44)を獲得することが明らかになっていた。

    しかし、SNS上ではファンから不評で「F1史上最悪のチーム名」と酷評されていた。

    ザウバー、2024年前に別の名称変更を予告
    火曜日の午後、ザウバーは予期せぬソーシャルメディアへの投稿で、FIA(国際自動車連盟)のエントリーリストで発表されたチーム名が最終的なものではない可能性を示唆した。

    「最近発表したチーム名が注目を集めているようですね」

    「まだ最終的な結果を発表する準備はできていませんが、何が問題になっているかは認識しています」

    「安心してください。私たちはこのチームがこれまでに見たこともないようなエキサイティングなチームアイデンティティを解き放つ使命を帯びているのです」

    「短くて甘い時代は終わりました。ごちそうを準備中です」

    この投稿には2024年1月1日という日付が含まれており、ザウバーの正体に関する現在進行中の謎の次のお披露目が行われる日を示している。

    スポンサーの『Stake.com』をタグ付けし、“serving”という単語を使って日付を予告している。食べ物に関連したダジャレの数々は、この発表が食べ物に関係していることを示唆している。

    アルファロメオとのパートナーシップなしで新たな旅に出るザウバーは、ここ数カ月でステイクとキックの存在感が増しており、2024年はまったく異なるカラーリングとなる可能性が高い。

    「ザウバーは常に革新、型破り、既成概念にとらわれないことを大切にしてきた」とザウバー・グループのマネージング・ディレクターでチーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは語った。

    「Kick.comとのパートナーシップは、僕たちにとっては最新かつ最も大胆な哲学の表れだ。Kick.comはライブストリーミングのあり方を再定義しており、彼らはF1の世界でも同じ破壊的アプローチを採用するだろう」

    「Kick.comとの我々のゴールは、ファンとより親密になるための新しく革新的な方法を見つけることで次のステップを踏み出すことだ」

  • ザウバーの新チーム名は「F1史上最悪の名前」とファンから大不評

    ザウバーの新チーム名は「F1史上最悪の名前」とファンから大不評

    ザウバーF1チームは、アルファロメオとしての5年間の後、新しいチーム名が『ステークF1チーム キック ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)』であることを明らかにしたが、F1ファンはすぐにソーシャルメディアでそれを嘲笑した。

    11月、2026年からアウディのワークスチームとなるザウバーがアルファロメオとのパートナーシップを終了することが明らかになった。この動きにより、多くの人々がチームのリブランドに興味を抱いた。

    12月、FIA(国際自動車連盟)は2024年のF1エントリーリストを発表し、ザウバーF1チームのマシンが「ステークF1チーム キック ザウバー」という新しい名前になったことを明らかにした。

    しかし、この新名称をめぐっては多くのファンから批判の声が上がっており、中には「F1史上最悪のチーム名」とまで言う人もいる。

    「F1チームのキック・ザウバーはF1史上最悪のチーム名かもしれない」

    「レストランで頼む食事の注文のようだね。とにかく響きがよくない」

    「どうせ誰もが彼らをザウバーと呼ぶでしょう」

    他のファンは、このチーム名はステークF1チームがザウバーを蹴落としたい(キック)かのような印象を与えるとジョークを飛ばし、ソーシャルメディア上で多くの反応を巻き起こしている。

    新しい名前は不評かもしれないが、アウディが命名権を引き継ぐまでの2年間だけだ。

  • アウディ新CEO 2026年のワークスF1プロジェクト再検討の噂を否定

    アウディ新CEO 2026年のワークスF1プロジェクト再検討の噂を否定

    アウディの新CEOであるゲルノット・ドルナーは、撤退を検討しているとの噂が流れる中、アウディが2026年のF1参戦に引き続きコミットしていることを明らかにした。

    昨年、アウディが2026年のレギュレーション変更に向けてザウバーF1チームを引き継ぎ、独自のエンジンを生産してF1に初参戦することが発表された。

    今年初めの報道では、アウディの前CEO、マルクス・デュスマン氏の突然の辞任を受けて、アウディがF1への取り組みを再検討していると報じられていた。

    デュスマンはアウディのF1参入を承認する責任を負っていたが、取締役会から追放され、ドルナーが後任となった。だが、ドルナーはこれまで沈黙を貫き、憶測を払拭できなかった

    しかし、ドイツのHandelsblatt(によると、ドルナーは前任者が発表したように、アウディが2026年からF1に参戦する意向であることを再確認した。

    「アウディとフォルクスワーゲンの経営委員会と監査役会は、アウディが2026年にF1に参戦するという明確な決定を下している。計画は決まっている」とドルナーは述べた
    重要な決定を下す際に旧体制の遅さが感じられると批判したドルダーだが、現在は指導体制を簡素化することで解決されているとした。

    「以前は、委員会の状況が非常に複雑だった」とドルナーはコメントした。 「そのため、我々は執行委員会以下の委員会全体を廃止した」

    「一言で言えば、我々はより迅速になり、非常に重要な決定が再び執行役員チーム全体によって下されるようになった」

    アウディ F1

    ザウバーのチーム代表アレッサンドロ・アルンニ・ブラビは先週、アウディがF1に「全力で取り組んでいる」ものの、2026年までチーム内でブランドとしての存在感を示さないことを認めた。

    「商業的に言えば、アウディのチームへの関与を薄めないように、2026年に大きな成功を収めることが重要だ」とアルンニ・ブラビは述べた。

    「したがって、我々はグループの伝統に基づいてザウバーとして継続する」

    「アウディの取り組みは当初から非常に強かった。このプロジェクト、つまりF1プロジェクトは、アウディ経営委員会によって承認され、アウディの監査委員会によって承認され、さらにフォルクスワーゲンの監査委員会によって承認された」

    「つまり、これはアウディ/フォルクスワーゲン・グループ内のあらゆるレベルでのコミットメントだ」

    「CEOが変わってもこのアプローチは変わらない。これは一個人や取締役会の決定ではなく、グループの決定だったからだ」

    アウディが参入するまでの間、アルファロメオを失ったザウバーF1チームは、2024年と2025年の2年間、『ステークF1チーム キック ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)』のチーム名で参戦することが発表されている。

  • ザウバーF1チーム 新チーム名は「ステークF1チーム キック ザウバー」

    ザウバーF1チーム 新チーム名は「ステークF1チーム キック ザウバー」

    ザウバーF1チームは、タイトルスポンサーであるアルファロメオの離脱に伴い、2024年のF1世界選手権ではステークF1チーム キック ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)にブランド変更される。

    ザウバーF1チームは、今後2シーズンこのチーム名で活動し、2026年にドイツメーカーのワークスチームとなりアウディとしてブランド名を変更する。

    ステーク(Stake)は2023年に共同タイトルパートナーとしてザウバーに加わり、今後はチームの完全な命名権を含む唯一のタイトルパートナーとしてパートナーシップをレベルアップすることになる。

    また、ザウバーF1チームは、ストリーミングプラットフォームのキック(Kick)が2024年F1マシンのシャシーの命名権を取得し、キック・ザウバーC44として知られることを発表した。

    Sauber F1 Team / ザウバーF1チームアルファロメオとザウバーのパートナーシップは2018年キャンペーン前の2017年に始まり、チームは2019年にアルファロメオ・レーシングとなった。

    ザウバーモータースポーツチーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは「ザウバーは常にイノベーションを重視し、型を打ち破り、常識に挑戦してきた」と語った。

    「Kick.com とのパートナーシップは、我々の原動力となる哲学を最も大胆に表現したものだ。 Kick.com はライブストリーミングの方法を再定義しており、F1 の世界でも同じ破壊的なアプローチを採用する」

    「Kick.comとの我々の目標は、ファンに近づくための新しく革新的な方法を見つけて次のステップに進むことだ」

    ザウバーF1チームは、2023年のコンストラクターズチャンピオンシップで9位に終わり、前回終了時点から3つ順位を落とした。

    2024年もバルテリ・ボッタスと周冠宇を引き続きドライバーとして起用する予定だが、両ドライバーの契約はシーズン終了で満了となる。

  • ザウバーF1 Kick.comがシャシー命名権獲得 2024年はKICKザウバーC44

    ザウバーF1 Kick.comがシャシー命名権獲得 2024年はKICKザウバーC44

    ザウバーF1チームは、オーストラリアのストリーミングプラットフォームである Kick.com が、2024年と2025年シーズンのシャシー命名権を獲得したことを発表した。

    ザウバー・モータースポーツは、現在の主要パートナーである革新的なコミュニティ主導型ストリーミング・プラットフォームのKick.comが、『KICKザウバーC44』として知られる2024年のコンテンダーのシャシーの命名権を取得したことを発表した。2024年と2025年の新しいチーム名は、間もなく発表されるFIAエントリーリストで発表される。

    Kick.comのブランドは、2023年のF1シーズン開幕時にメジャーパートナーとして発表され、今年の一部のレースではすでにF1チームのC43のボディに大きく登場している。

    本日の発表により、ザウバーF1チームと、昨年のサービス開始以来、飛躍的な成長を遂げているストリーミング・プラットフォームとの強い結びつきがさらに深まった。2022年10月の開始以来、世界中の視聴者をターゲットにしているKICKは、業界で最も報酬の高いサブスクリプション収益システム、つまりクリエイターが収益の95%を保持する95対5の分配に基づく「クリエイター・ファースト」モデルを中心としている。このアプローチに加え、ストリーミング業界の大物や業界のヘッドライナーを含む、増え続けるクリエイターたちによって生み出される魅力的なコンテンツによって、Kick.comは立ち上げ以来2200万人という驚異的な登録ユーザーを獲得し、毎日何千人もの人々がこのプラットフォームに集まっている。

    アレッサンドロ・アルンニ・ブラビ(チーム代表)
    「ザウバーは常に革新的で、型にはまらず、慣習にとらわれないことを大切にしてきた。Kick.comとのパートナーシップは、我々にとっては最新かつ最も大胆な哲学の表れだ。Kick.comはライブストリーミングのあり方を再定義しており、F1の世界でも同じ破壊的アプローチを採用する予定だ。Kick.comとともに、我々の目標は、ファンに近づくための新しく革新的な方法を見つけることで、次のステップに進むことだ」

    ビジャン・テハラニ(Kick.com 共同設立者)
    「Kick.comは設立以来、驚異的な成長を遂げ、ストリーミング業界で波紋を広げ続けている。KICKのコンテンツはテンポが速く、魅力的で、グランプリの週末ごとに見られるようなものだ。今回のパートナーシップのように、KICKは本質的にレース場で活躍する運命にあった。我々は、モータースポーツ文化に関する知識と最先端技術への情熱に裏打ちされた、比類ない規模のコラボレーションを実現できることに興奮している。この世界的に人気のあるスポーツは、我々のプロダクトやKick.comで構築しているものと完璧に合致している」

    Akhil Sarin氏(Kick.com 最高マーケティング責任者)
    「2つの革新的なブランド間の破壊的なコラボレーションを明らかにすることに興奮している。KICKのチームとの関係がメジャー・パートナーからシャーシ・ネーミングライツ・パートナーに昇格したことで、このパートナーシップはファンとのエンゲージメントの境界を再定義し、世界中のモータースポーツファンに前例のない体験を提供することになるだろう。Kick.comとともに、デジタル・エンターテインメントの高速レーンで情熱とパフォーマンスが出会う、爽快な旅に出る準備をしよう」

  • ザウバーF1 アウディとの関係は「フェラーリとのエンジン契約に影響せず」

    ザウバーF1 アウディとの関係は「フェラーリとのエンジン契約に影響せず」

    ザウバーF1チームは、アウディとの関係が大きくクローズアップされているにもかかわわず、フェラーリとの強い関係を今後も保ち続けるだろう。

    先週後半、ドイツでの報道は、数週間、数か月にわたる憂慮すべき憶測に反して、アウディの新CEOゲルノット・ドルナーが2026年のF1プロジェクトを全面的に支持していると示唆した。

    ザウバーのチーム代表であるアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは、アウディの計画がしっかりと軌道に乗っていることに同意している。

    「我々は現在550人で、トップチームの半分だ」とアルンニ・ブラビはAutosprintに語った。

    「アウディとの目標は、従業員を少なくとも段階的に700人まで増やすことだ。それにはアウディのエンジンエンジニアは含まれていない」

    アルンニ・ブラビは、アウディがすでにヒンウィルを拠点とするチームの「少数株」を所有していることを明らかにした。

    「今後数年間で徐々に同社の株式を取得し、2026年の初めには絶対過半数に達するだろう」とアルンニ・ブラビは述べた。「その瞬間、チームは所有権と名前を変更し、アウディとして運営されることになる」

    2023年までザウバーの正式名称はアルファロメオだったが、そのネーミング契約は終了した。アルンニ・ブラビは、イタリアの自動車メーカーの離脱がザウバーと現在のエンジンサプライヤーであるフェラーリとの関係を損なうことになることを否定している。

    「絶対にそんなことはない」と彼は主張した。「それらは2つの全く異なる契約だ」

    「ザウバーは今後2024年と2025年の2年間、フェラーリのエンジンでレースを続ける。フェラーリとの関係は我々にとって非常に重要だ」

    「フェラーリとの関係を結ぶために、我々は以前のパートナーと手を切った。2017年、我々は2つの供給契約を結んでいた。1つはエンジンに関してホンダと、もう1つはギアボックスに関してマクラーレンとだ」

    「しかし、(セルジオ・)マルキオンネとフェラーリとの契約の可能性が浮上するとすぐに、彼(マルキオンネ)がアルファブランドをF1に戻したがっていたため、我々は契約をやめることにした」とアルンニ・ブラビは説明した。

    しかし、2026年からのアウディ・ワークス時代の幕開けに先立ち、スポンサーとのネーミング契約とともにザウバーの名前は2024年に復活することになる。

    「アウディはF1に参入し、チームを持つことを決めた」とアルンニ・ブラビは認めた。

    「2023年1月、アウディは現オーナーからザウバーの一部を買収することを決めた。フェラーリには常にこの計画を知らせていた。マラネッロとの関係は、今後2年間は揺るぎないものです」

  • テオ・プルシェール 2024年 スーパーフォーミュラにTEAM IMPULから参戦

    テオ・プルシェール 2024年 スーパーフォーミュラにTEAM IMPULから参戦

    テオ・プルシェールが、2024年にITOCHU ENEX TEAM IMPULからスーパーフォーミュラに参戦することが正式発表された。

    2023年のFIAフォーミュラ2選手権のチャンピオンであり、ザウバーF1チームのリザーブドライバーを務めるテオ・プルシェールは、先週のスーパーフォーミュラ合同テストにTEAM IMPULから参加していた。

    12月12日(火)、トヨタは2024年の国内モータースポーツの体制発表を実施。テオ・プルシェールがITOCHU ENEX TEAM IMPULの19号車を駆り、国本雄資とチームを組むことが発表された。

    テオ・プルシェールは「スーパーフォーミュラは素晴らしいカテゴリーだ」と先週のFIA年間表彰式でコメント。

    「今週は初めて日本に行ってきた。クルマは速いし、鈴鹿サーキットはクレイジーで、すごくスピードが出る。行く前に何人かのF1ドライバーと話したけど、みんな鈴鹿はすごいサーキットだと言っていた。明らかに世界で最も美しいサーキットのひとつだ。鈴鹿でのスーパーフォーミュラは信じられないような経験だ」

    「日本は明らかにヨーロッパから遠いけれど、マシンは速い。リアム・ローソンは(アルファタウリで)グランプリを走る機会を得て、すぐにマシンを速く走らせ、ポイントを獲得した。だから、スーパーフォーミュラは僕にとってベストな選択肢なんだ。来年はスーパーフォーミュラに参戦してF1への準備を整え、そこでチャンスをつかみたいね」

  • アウディ新CEO ザウバーF1チーム買収とF1参入を支持

    アウディ新CEO ザウバーF1チーム買収とF1参入を支持

    アウディの新CEOは、2026年にF1参戦を誓約していたザウバーF1チームとの契約を打ち切るのではないかという憶測をついに打ち消した。

    ザウバーF1チームとの契約は決まっており、スイスチームの25%はすでにアウディの手中にあるが、ゲルノット・ドルナーが最近、コスト削減のためにCEOに就任したことで、契約が破棄されるのではないかという噂が流れた。

    しかし、ドイツの権威ある経済誌Manager Magazinは、ドルナーが実際にF1プロジェクトを支持していると主張している。

    ドルナーは今年初めにフォルクスワーゲンを去った後、公の場で発言することを禁じられていると考えられているが、同誌によれば、彼は先ごろ行われたアウディAGの経営会議で、ザウバー・アウディにまだゴーサインが出ていると同僚たちに断言したという。

    さらに、アウディ取締役会のトップメンバーであるオリバー・ホフマンがF1プロジェクトの状況について質問された際、「彼はこの問題がアウディにとっていかに貴重なものであるかを説明した」とDPA通信は報じた。

    「あるリスナーは、アウディが去るという選択肢はなく、新社長ゲルノット・ドルナーは介入してないと述べた」と同メディアは付け加えた。

    また、Auto Motor und Sportもこの会談について報じ、「我々の情報によると、彼(ドルナー)はF1プロジェクトに前向きだと言われている」と主張している。

    「新役員が法的に義務づけられている100日間の守秘義務はちょうど期限が切れたところであり、ドルナーがこの問題について間もなく公にコメントすることが予想される」

  • テオ・プルシェール 「スーパーフォーミュラでF1への準備を整えたい」

    テオ・プルシェール 「スーパーフォーミュラでF1への準備を整えたい」

    FIA フォーミュラ2チャンピオンのテオ・プルシェールは、2024年F1でレースをする機会を得られなかったことに「がっかりしている」と語った。

    ザウバーのジュニアドライバーであるテオ・プルシェールは、最終戦アブダビGPでメルセデスのジュニアドライバーであるフレデリック・ヴェスティを破ってF2チャンピオンに輝いた。

    しかし、プルシェールは2024年にF1にステップアップすることはない。2021年のチャンピオン、オスカー・ピアストリ、2022年のタイトル獲得者であるフェリペ・ドルゴビッチに続き、2階級制覇後すぐにF1のグリッドを確保することに失敗したことになる。

    バクーで開催されたFIA年間表彰式でF2トロフィーを受け取ったプルシェールは、2024年のF1レースシートをオファーされなかったことに「がっかりしている」と認めた。

    「18時間前はまだ日本にいたから、時差ぼけもあるし、ちょっと疲れたよ!」とプルシェールはスーパーフォーミュラのテストを笑顔で振り返った。

    「来年は残念ながらF1のグリッドに立てない。F1ドライバーになるのが夢だからね。F2チャンピオンとして、僕はその地位にふさわしいと思うけど、それが現実なんだ」

    「F2チャンピオンでF1に昇格できなかったのは僕で3人目だと思う。まあ、それは起こり得ることだけどね。F2チャンピオンだからといってF1に昇格できるわけじゃない」

    「でも、正直がっかりしているよ。僕はF2チャンピオンだし、過去にはいい結果も残した。ベストを尽くした。ザウバー・アカデミーから言われた目標はチャンピオンシップで勝つことで、僕はそれを達成した。それで、こんな感じだ」

    F2チャンピオンは翌シーズンのシリーズ参戦がルールで禁じられている。2021年のF2タイトル獲得後、ピアストリはアルピーヌのリザーブドライバーとして1シーズンを過ごし、2023年のレースドライバーとしてマクラーレンに引き抜かれるまで、プライベートで2022年以前のマシンをテストしていた。ドルゴビッチはアストンマーティンのドライバーアカデミーの第1期生として契約し、チームの金曜プラクティスに複数回参加した。

    プルシェールは、レッドブルのジュニアであるリアム・ローソンが今年参戦し、優勝寸前までいった日本のスーパーフォーミュラ選手権など、2024年のシリーズでレースドライブを確保したいと語っている。

    「僕としては、来年チャンピオンシップに出たいと思っている」とプルシェールは語った。

    「F1マシンで数日間テスト走行をするのはいいことだけど、多額の費用がかかるし、すべてのF1チームがそのような余裕を持てるわけではない。だから残念ながら、ザウバー・アカデミーではそれは当てはならないだろう。だから、いいチャンピオンシップに参加できるように頑張る。だから、スーパーフォーミュラが僕にとって最良の選択肢だと思う」

    「スーパーフォーミュラは素晴らしいカテゴリーだ。今週は初めて日本に行ってきた。クルマは速いし、鈴鹿サーキットはクレイジーで、すごくスピードが出る。行く前に何人かのF1ドライバーと話したけど、みんな鈴鹿はすごいサーキットだと言っていた。明らかに世界で最も美しいサーキットのひとつだ。鈴鹿でのスーパーフォーミュラは信じられないような経験だ」

    「来年はザウバーのリザーブになるから、シミュレーターをたくさんやることになるし、まだルーキーだからフリープラクティスセッションはおそらく2回ある。日本は明らかにヨーロッパから遠いけれど、マシンは速い。リアム・ローソンは(アルファ・タウリで)グランプリを走る機会を得て、すぐにマシンを速く走らせ、ポイントを獲得した。だから、スーパーフォーミュラは僕にとってベストな選択肢なんだ。来年はスーパーフォーミュラに参戦してF1への準備を整え、そこでチャンスをつかみたいね」

    F1に昇格できなかったのは単なる不運なのか、それともF1の組織的な問題を反映しているのかと尋ねられたプルシェールは、「その両方だと思う」と答えた。

    「ちょっとタイミングが悪かったし、場所が間違っていたかもしれない」とプルシェールは続けた。「来年のF1にはスペースがない」

    「もちろん、2024年末には契約のないドライバーがたくさんいると思うけれど、僕はF2でレースをするつもりはない。だからレースを続けたいし、F1のパドックにも自分の速さを見せたい。だから、このシステムに大きな問題があるとは思っていないよ」

    「しかし、確かにF2チャンピオンは通常、F1に出場する資格がある。たとえ3年目のシーズンであっても、フェリペ・ドルゴビッチはFP1でいつも本当に速かった。彼はF1マシンに飛び乗る準備ができている。だから彼もF1にふさわしいと思う。でも、こういうことなんだ。現実的でなければならないし、もしポジションがなくても、それもモータースポーツの一部なんだ」

  • ザウバーF1チーム 2026年にアウディ参入も「現実的になる必要がある」

    ザウバーF1チーム 2026年にアウディ参入も「現実的になる必要がある」

    ザウバーF1チームは大きく変わろうとしている。困難な1年を過ごし、タイトルスポンサーのアルファロメオを失う。しかし、チーム代表のアレッサンドロ・アルンニ・ブラビはすべてが失われたわけではないと語る。

    2024年シーズンにザウバーF1チームはアウディに完全に引き継がれるまでの移行期間に入り、アルファロメオはチームの一員ではなくなる。

    舞台裏では経営陣の刷新も行われており、チーム代表のフレッド・バスールが年初にフェラーリに移籍し、後任にはアレッサンドロ・アルンニ・ブラビが就任した。

    チームはバーレーンで期待を持って今年をスタートしたが、バルテリ・ボッタスと周冠宇は安定してポイントを獲得できず、運命は急速に悪化した。わずか16ポイントの獲得でコンストラクターズチャンピオンシップで9位に終わった。

    「今年の結果にはがっかりしている。なぜなら、それが我々のポテンシャルを反映しているとは思えないからだ」とアルンニ・ブラビは語った。

    「これまでのところ、我々の野心やシーズン目標にも合致していない。この落胆はチーム全体で分かち合っているもので、誰かひとりを非難しているわけではない」

    「責任は私にあるし、チームとしてもっといい仕事をすべきだった。私にとって現実的なポテンシャルのイメージは、7位と8位の間で戦っていた2022年シーズンの終盤だった」

    「多くのチームが非常に接近している」
    アルファロメオは2018年シーズンからザウバーF1チームに関わっており、そのマーケティングの可能性が大きく評価されていた。

    しかし、F1への関心がかつてないほど高まっているこの時期に、なぜ彼らは突然サポートを打ち切ることにしたのだろうか?

    アルンニ・ブラビは「今年は競争のレベルが大幅に上がり、非常に多くのチームが互いに接近しているた」と説明する。

    「アルピーヌとアストンマーティンの後ろには6つのチームがいて、順位を争っていた。チーム側とドライバー側の両方から完璧な週末を送ることができなければ、単純にポイント圏外になってしまう」

    「マシンの開発という点では向上しており、シーズン中の3、4レースで定期的に開発を行うことができている
    」
    「設計と生産能力を増強し、この観点ではより効率的になっている。我々が達成できていないのはマクラーレンのような大きな一歩であり、今年はすべてのチームが改善しているので、私たちは達成する必要がある。来年のクルマにはより高い目標を設定する」

    その開発とアウディへの移行を後押しするため、アンドレアス・ザイドルとジェームス・キーがCEOとテクニカルディレクターに就任した。2人とも今季レッドブルに迫った数少ないチームのひとつだったマクラーレンからの移籍となる。

    「ジェームス(・キー)をテクニカル・ディレクターに起用したのは、彼がテクニカル部門でさまざまな職務を経験してきたという事実に基づいている」とアルンニ・ブラビは説明する。

    チームは2025年まで、2026年シーズンに向けたF1マシンの設計に取り組むことを禁じられているが、アルンニ・ブラビは、すべてを整え、大きな変化に備えることが重要になると考えている。

    「テクニカル部門には、ジェームスのようにすべての分野を俯瞰し、2026年に向けてテクニカル部門を変革する手助けができる人物が必要だ」とアルンニ・ブラビは語る。

    「我々はすでにマシンのデザインに関して来年に向けていくつかの重要な決定を下し始めている。というのも、ほとんどのチームにとって来年のマシンは2025年のコンテンダーとなるだけでなく、パーツの大きなキャリーオーバーがある2025年のマシンのベースとなるものだからだ」

    ザウバーF1チーム アルファロメオ・レーシング

    2026年に向けての準備
    2026年、F1のテクニカルレギュレーションは大幅に見直され、最大の変更点はパワーユニットにもたらされる。

    アウディはザウバーに参入し、スイスチームとともにワークス参戦することを決めた。アルンニ・ブラビによるとすでに変革は本格化しているという。

    「ワークスチームになるために組織構造の改革を始めており、これは技術面や商業面を含むすべての部門に影響を及ぼしている」とアルンニ・ブラビは説明する。

    「我々は2026年に向けてすでに多くの行動を起こしている」

    アルンニ・ブラビは、移行段階の多くは大組織で働いた経験のあるザイドルが担当すると付け加えた。

    「アウディがザウバーの構造と弱点を理解することが重要だ。私の経験は主にメーカーとの仕事なので、要件を見つけるプロセスはアンドレアスが担当することになる」とアルンニ・ブラビは語った。

    「彼はポルシェ・モータースポーツやマクラーレンのようなチームで働いた大きな経験を持っている。ゴールとビジョンは我々にとっては完璧に共有できるものだが、労働力という点だけでなく、各部門の質を向上させ、人員を増やす必要がある」

    ブラビによれば、それが2026年に向けての良い基盤につながるはずだという。しかし、すぐに優勝争いを始められるとは思っていない。

    「いい位置からスタートしなければならないが、その差は大きい。2、3年後にはその差を縮めなければならないが、簡単なことではない」とアルンニ・ブラビは付け加えた。

    「しかし、現実的なアプローチで弱点に対処し、正しい決断を下すために役立つのは何だろう。チャンピオンシップを目指して戦うことを期待して2026年に到着したとしたら、我々は夢想家になる。だが、夢想家になる必要はない」

    「現実的になる必要がある。競争は非常に激しい。しかし、我々は2026年にも競争力をつけたいと思っている」