カテゴリー: ザウバーF1チーム

  • ペーター・ザウバー 「ウィリー・ランプに申し訳ない」

    ペーター・ザウバー 「ウィリー・ランプに申し訳ない」

    ペーター・ザウバーは、これまでテクニカルディレクターを務めてきたウィリー・ランプの最後のレースがダブルリタイアに終わってしまったことを申し訳なく思っていると語った。

    冬季テストでは好調にみえたC29だが、開幕3戦ではペースに苦労している。

    マレーシアGPでは、ペドロ・デ・ラ・ロサのマシンはフォーメーションラップでエンジンが故障。小林可夢偉のエンジンも9周目で白煙を吹いた。

    「ウィリー・ランプに本当に申し訳ない。彼は15年近く我々の技術部門の忠実なトップだった。彼は最後のレースであのような失敗に耐えなければならなかった」とペーター・ザウバーは Blick にコメント。

    「最後の日まで彼はチームとともに戦ってくれたし、例え彼になにもできなかったとしても、あのような失敗がどれくらい堪えたかはわかっている」

    現在、フェラーリは2つのエンジン故障の原因を調査しているが、ザウバーは空気システムに問題があったとしている。

    現在ザウバーは、新規参戦3チームを除けば、唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。

    「これまでで最悪なポジションだ」とペーター・ザウバーは語る。

    「簡単ではないだろうとは思っていたが、これほど厳しいとは思っていなかったよ」

  • 小林可夢偉 「エンジンは突然止まった」

    小林可夢偉 「エンジンは突然止まった」

    小林可夢偉が、エンジントラブルによりリタイアとなったF1マレーシアGPを振り返った。これで小林可夢偉は3戦連続のリタイア。消化不良のレースが続いている。

    「セパンはGP2で勝ったこともあるし、よく知っているコースです。中高速コーナーもあるし、路面のバンプも少ないので、金曜日に走り始めたクルマの状態はメルボルンより感触がよかったんです。去年に比べるとエアロが効くコーナーでは、ずいぶんとタイムは上がっていました」

    ザウバーは、前戦オーストリラアGPからマクラーレンが採用するFダクトのコンセプトをテストしている。マレーシアGPでも改良型のシステムをテストしたが、レースでの採用は見送った。

    「今回も新しいリヤウイングシステムを試したんですが、データとしてもそこそこいいところが見えていた。だから土曜日も使ったんですけれど、予選前のフリー走行でちょっと安定してなかったので、安全策をとって予選からは使うのをやめました。あれは見た目や機能以上にすごく複雑なシステムなんですね」

    「雨の予選はうまく状況を活かせたなと思います。Q3に残れたことはよかったんですけど、もうちょっと順位を上げられるチャンスがあったかなとも思ってます。雨のせいで路面の水の量が増えたり減ったりする状況だと、タイヤチョイスが一番大事で、あとはどのタイミングでタイムを出すかだけなんで、ドライバーとしてはその時のために準備をして、いつでもタイムを出せるようにしておかないといけない。そのあたりは、去年のブラジルGPで経験して悔しい思いをしたので、今回しっかりと活かせてよかったです」

    「Q3では赤旗中断の後、コースインするときにインターミディエイトも準備してもらっていました。エンジニアとどうしようか相談して、とにかくコースインして入ってこなかったら、そのままウェットで行くというプランでした。実際コースに出てみると、ウエットでも何とかなるだろうと思って走りきったら、最終的にはインターミディエイトの方が速かった」

    「ただラップとしては失敗もしていないし、ウエットタイヤの限界まで走ったのでかなり自分としては頑張ったと思います。今後また同じような予選になった時は、もう少し余裕を持って、タイヤと路面の状況を考えていきたいですね。クルマのドライの時のパフォーマンスを考えれば、トップ10に入れたのは悪くない結果だったので、そのあたりもポジティブに受け止めています」

    予選9番グリッドからソフトタイヤでスタートした可夢偉。オープニングラップで順位を落とすも、ポイントを狙えるポジションでレースを進めていた。

    「決勝レースのスタートは悪くはなかった。目の前に止まっていたバリチェロもうまくよけたんですけど、1コーナーから2コーナーはタイトで、あんまり行き場がないけど、行かないとポジションが落ちるし、という状態でした。スタートの時に履くタイヤは、僕自身はソフトでもハードでもどちらでいけると思っていたんですけど、周りはみんなソフトで来るだろうと思って、ソフトタイヤを選びました」

    しかし、その後マシンは突然白煙を吐き、小林可夢偉はコース脇にマシンを止めた。

    「レースを開始してから1時間ほどで雨がくるという予報もあったんですが、それは気にしていませんでした。エンジンは突然止まりました。9周目に入るまでなんの予兆もなかったし、残念な結果になってしまいました」

    「でも次の中国GPに向けてチームは必ず直してくれると信じていますし、僕もきちんと準備をしていいレースをしたいと思います」

  • ザウバー:小林可夢偉、3戦連続リタイア (F1マレーシアGP)

    ザウバー:小林可夢偉、3戦連続リタイア (F1マレーシアGP)

    ザウバーは、F1マレーシアGPで小林可夢偉、ペドロ・デ・ラ・ロサともにマシントラブルでリタイアに終わった。

    小林可夢偉 (リタイア)
    「なんの前触れもなく突然トラブルが出ました。ターン1にさしかかったところで完全にパワーを失ってしまった。本当についてないです。スタートでは目の前のバリチェロをよけるためにポジションをふたつ落としましたが、今日はポイントを狙えると思っていました。このような結果に終わって残念ですが、次の中国GPに向けて気持ちを切り替えて、 いい結果を出したいと思います」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (リタイア)
    「もちろん、レースに参加できなかったことにはとてもがっかりしている。体力的に厳しいグランプリなのでずっと準備してきたし、本当にドライブしたかった。故障は珍しい意外なもので、不運だった」

    ウイリー・ランプ (テクニカルディレクター)
    「スターティングポイントを考えると大変残念なレースとなってしまいました。ペドロはグリッドへ向かうレコノサンスラップで止まってしまい、9番グリッドからスタートした可夢偉も9周目で止まってしまった。2台ともにニューマティックシステムのトラブルだったが、これからすべてのデータを分析して、トラブルが起きた原因を追及したい」

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  • ザウバー:小林可夢偉がQ3初進出! (F1マレーシアGP予選)

    ザウバー:小林可夢偉がQ3初進出! (F1マレーシアGP予選)

    ザウバーは、F1マレーシアGP予選で小林可夢偉が6番手、ペドロ・デ・ラ・ロサは12番手だった。

    小林可夢偉 (9番手)
    「初めてQ3に進むことができて嬉しいです。去年のブラジルも同じようなウエットコンディションで、Q2最後のアタックラップでスピンをしてQ3に進めませんでした。そこで学んだことを今日はいかすことができました。ドライコンディションのパフォーマンスとしてはまだ苦しいところもあるので、このグリッドポジションはさらに嬉しいです。ウエットコンディションではクルマがアクアプレーニングを起こすため、運転をするのは簡単ではないですが、明日の決勝でも雨が降ると、スタート時のクルマは重くなるのでより難しくなります。でも明日は必ず入賞してポイントを獲りますよ」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (12番手)
    「天候が変わりやすくて、かなり難しい予選だった。コーナーでブレーキングしているときは、どれくらい水があるかは決してワカラナイ。クルマはウェットでかなり良かったし、クリアアップがとれればトップ10に入れたかもしれない。最速ラップでさえ最終セクターで2台のクルマヲオーバーテイクしなければならなかった。でも、明日はとてもエキサイティングナレースになることを楽しみにしているよ!」

    ペーター・ザウバー (チーム代表)
    「1台が12番手、もう1台がトップ10に入るという結果は嬉しい。エンジニアもふたりのドライバーもいい仕事をしてくれた。この結果はチームの士気を高めてくれる。明日はスリリングなレースを楽しみにしている」

    ウイリー・ランプ (テクニカル・ディレクター)
    「フリー走行3回目の後、クルマのセッティングをいくつか変更し、可夢偉のクルマでは新しいリヤウイングシステムを使わない事にした。天候が目まぐるしく変わるなかエキサイティングな予選となったが、我々としては最適なタイミングと戦略をとることができ、そのおかげでチームは素晴らしい結果を手にできた。可夢偉は力強いパフォーマンスをみせてトップ10に入る事ができた。」

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  • ザウバー、フロントウイングを強化

    ザウバー、フロントウイングを強化

    ザウバーは、強化したフロントウイングをマレーシアGPに持ち込んでいる。

    オーストラリアGPの週末では、小林可夢偉のマシンから3度もフロントウイングが脱落しており、決勝でもフロントウイングの脱落が原因で0周リタイアに終わっていた。

    そのため、前戦オーストラリアGPから期間がないにも関わらず、ザウバーはフロントウイングをファクトリーへ戻して強化した。

    小林可夢偉は、ウイングの設計に根本的な問題はなく「強化しなければならないだけです」とコメントしていた。

    また、小林可夢偉は、オーストラリアGPでクラッシュしたため、マレーシアGPに新しいシャシーを投入している。

  • ザウバー:F1マレーシアGP初日

    ザウバー:F1マレーシアGP初日

    ザウバーは、F1マレーシアGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が11番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが14番手だった。

    小林可夢偉 (11番手)
    「クルマとしては先週のメルボルンよりもいいフィーリングですが、もっといいペースで走れるようにしなければいけません。このサーキットは他のカテゴリーで走った事があるのも助けになったと思います。この暑いコンディションは実際にコースを走っているときは気になりませんが、クルマに座ってガレージで次の走行に向けて待機しているときは、まるで焼かれているように感じます。午後のセッションではアスファルトの温度が50度にもなって、本当に熱かったですが、タイヤにとっても厳しかった。ただ今日の午後こういった条件で走れたことは予選と決勝にとっても役に立つと思います」

    「午後のセッションはアスファルトが50度に達して本当に熱かったし、確実にタイヤには厳しいです。でも、予選とレースも午後なので、役に立つ経験だと思います」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (13番手)
    「たくさんのテストができたし、新しいリアウイングシステムを含めたいろんなことにトライできたので、本当にポジティブな金曜日だった。クルマのバランス面ではオーストラリアより満足しているし、セパン・サーキットの高速コーナーをかなり楽しめたよ。でも、もっとペースを見い出す必要がある」

    ウイリー・ランプ (クニカルディレクター)
    「今日2度のプラクティスを使って、新しいリヤウイングをいくつか仕様を変えて走らせることができた。今日のテスト結果をサーキットとヒンウイルのファクトリーで検証して、これからのステップを考えたい。レースに向けた準備としては、オプションタイヤでロングランを行い、高い路面温度の下、燃料を積んでマシンが重い状態でタイヤがどのように働くのか理解することができた。予定していたプログラムをすべてこなす事ができたし、テクニカルな問題もいっさいなく、非常にいい一日となった」

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  • ザウバー、改良型FダクトをマレーシアGPでテスト

    ザウバー、改良型FダクトをマレーシアGPでテスト

    ザウバーは、FダクトをマレーシアGPのフリー走行を再びテストする予定である。

    ザウバーは、オーストラリアGPのフリー走行でマクラーレンが採用するFダクトをテストしたが、レースでの使用にはいたらなかった。

    ザウバーは、マレーシアGPのフリー走行で改良したFダクトをテストする予定であり、改良がうまくいけばレースでもマシンに搭載するとみられている。

    ペドロ・デ・ラ・ロサは「テストを続けるために明日走らせてみるつもりだ。改良バージョンで、僕たちはそれを完成させようとしている」と語る。

    「簡単にうまく働かせられるシステムではないし、改良を間に合わせるためにヒンウィルでは非常に懸命に作業されている。明日になればわかるだろう」

    「テストによるね。機能すれば完璧だ。機能しなければ、次のグランプリまで待つことになるだろう。でも、僕たちはこれを100%プッシュしている」

    オーストラリアGPでは、フロアにダメージを負いペースとポイントを逃したがデ・ラ・ロサだが、ザウバーC29はシーズン開幕2戦よりマレーシアでは競争力があると考えている。

    「結果は期待はずれだったと思う。僕たちはポイントを獲れたはずだ。そうは言っても、現時点で僕たちにとってポイントを獲得するはとても難しい」

    「僕たちはちょうどトップ10圏外にいるので次のステップに進むのがとても難しいし、それがオーストラリアでチャンスを逃した理由だ。僕たちはすべてを適切に行い、良いスタートをきった。トラブルもなくかなり上位を走っていたけど、残念ながらうまくいかなかった。今は僕たちはここに来ているし、トラックは異なるけど、もう少しよくはなるだろう」

    関連:Fダクトとは

  • 小林可夢偉 「次は必ずフィニッシュします!」

    小林可夢偉 「次は必ずフィニッシュします!」

    小林可夢偉が、0周リタイアに終わったF1オーストラリアGPを振り返った。

    「決勝レースのスタート前に雨が降ってきて、『これは面白いことになるやろ』と思ってたんです」と小林可夢偉は語る。

    「レースの途中で雨が止むのは分かっていたし、とにかくポイントを獲れるチャンスだと。だからスタートは、それはもうかなり慎重にいったんです。とにかく無理せずリスクを背負わんとこうと」

    しかし、オープニングラップで小林可夢偉のマシンからフロントウイングが脱落。コントロールを失った可夢偉は、ニコ・ヒュルケンベルグと激しく接触したあと、タイヤバリアに激突した。

    「路面が結構濡れていて、ストレートを加速しているときもリヤが滑ってました。1コーナーの混乱はアウト側からよけました。その後は結構他のクルマも周りにいたんですけど、何かに当たったというショックは感じなかったです」
    「5コーナーを出て6コーナーに向かう直線になったとき、突然クルマの前が浮いて壁に向かっていったんで、ブレーキは踏んだんですけど、フロントウイングがクルマの下に入り込んでしまったので、ブレーキが効かないまま、そのまま壁にあたって、あっという間にクルマが止まっていたという状況です」

    「本当に運が悪かったとしかいいようがないです。僕はレースを経験することが大切なので、次は必ずフィニッシュします!!」

    また、小林可夢偉はオーストラリアGP前にケルンの元トヨタF1の施設を訪れ、シミュレーターでの作業を行っていた。

    「ここに来る前にドイツのTMG(トヨタモータースポーツ有限会社)に行ってシミュレーターを半日ほど乗ってきました。ダウンフォースをつけたクルマでいかにトップスピードを稼ぐかいろいろ試したんですね。とくに高速シケインのターン11と12でスピードを落とさないようにしようと思っていたんですけど、フリー走行1回目でそこにあるパイロンに当てたのは僕のミスです。ちょっと頑張りすぎました」

    「いまのレースフォーマットだと、予選がすごく大事なんです。今回はあとコンマ2秒上げたらQ3進出が見えていたので、最後のアタックはかなり攻めました。ソフトタイヤは2周目でもタイムは上がるんですけど、他のチームもタイムを伸ばしてくることも計算して、僕たちもガソリンを積む量をギリギリまで軽くして、一周目でタイムを出せるようにギリギリの状態でした。結果的に前回と同じ16番グリッドでしたが、それまでの組み立て自体は悪くはなかったんで、あとはどれだけ上手くまとめられるかだと思います」

    小林可夢偉は、C29の課題はストレートスピードだと語る。

    「バーレーンに比べるとクルマはだいぶよくなりました。スイスにあるファクトリーで丸々1日を使った大きなミーティングがあって、そこには僕も含めた全員が参加して、これからどうやって開発をしていくのかなど話してきました」

    「去年のデータと比較してもコーナーが遅いわけじゃない。だからあとはストレートスピードをどこまで稼げるかですね。とにかく、これからどれだけドラッグが少ないクルマを開発できるかが、カギになると思います。僕もドライビングだけでなく、いいクルマを作りにも貢献できるように頑張ります」

  • ペドロ・デ・ラ・ロサ:F1マレーシアGPプレビュー

    ペドロ・デ・ラ・ロサ:F1マレーシアGPプレビュー

    ペドロ・デ・ラ・ロサが、F1第3戦マレーシアGPへの意気込みを語った。

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (ザウバー)
    「セパン・サーキットは、お気に入りのトラックのひとつだ。流れるようなコーナーによってリズムがたくさんある。カタロニア・サーキットを少し思い起こさせるね。マレーシアのトラックは、特に暑さと湿気で体力的にかなり厳しい。ドライブするのが大好きだよ!それに適応することが重要だ」

    「ドライバーにとって、断然チャンピオンシップカレンダーで最もタフなレースだし、マシンにも非常に厳しい。そこで速ければ、他のところでも速いと思うし、前にも言ったようにバルセロナに少し似ていて、他のサーキットでわかることを非常に象徴している。ドライバーやクルマにとって優れたテストベンチということになるね」

  • ザウバー:小林可夢偉、1周目でリタイア (F1オーストラリアGP)

    ザウバー:小林可夢偉、1周目でリタイア (F1オーストラリアGP)

    ザウバーは、F1オーストラリアGPで、ペドロ・デ・ラ・ロサが12位、小林可夢偉はリタイアだった。

    小林可夢偉 (リタイア)
    「ターン3で縁石か他のクルマに接触したんだと思う。すべてがとても接近していたし、何が原因だったかはあまり覚えていないけど、データでは何かがあったようだ。フロントウイングについては心配していなかったけど、数コーナー後にマシンの下に入り込んでしまった。最初は何が起きたかまったくわからなかった。それ以上はコントロールすることはできなかった」

    ペドロ・デ・ラ・ロサ (12位)
    「しばらくレースはうまくいっていたし、なんとかトラブルを避けることができて、初ポイントを獲得するチャンスだった。でも、僕が思うに、僕たちはタイヤのデグラデーションを過小評価していたと思う。最終的にリアタイヤはほとんど残っていなかった。最後の15周はマシンをトラックに留まらせられるかわからなかった。ミハエルとハイメが僕をオーバーテイクしにきたときには、完全に無力だった」

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