カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨、11番グリッドから開幕戦に挑む / インディカー

    佐藤琢磨、11番グリッドから開幕戦に挑む / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー 開幕戦ファイアストン・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグの公式予選において1分0秒97をマークして11番グリッド、チームメイトのジャック・ホークスワースは1分0秒78を記録して10番グリッドを獲得した。

    ただし、明日の決勝レースではふたりとも上位争いに加われるとの手応えを掴んでいる。

    Q1を順調に突破した佐藤琢磨は、レッドタイヤで挑んだQ2で思わぬ事態に遭遇。アグレッシブなアプローチで臨んだものの、期待とは反対の結果に終わった。しかし、この経験はきっと今後の戦いに役立つことだろう。

    明日は午前中にウォームアップを行った後、決勝レースは日本時間の3月14日 AM1:50にスタートが切られる。

    佐藤琢磨
    「僕たちにとっては厳しい1日でした。Q1はエキサイティングでした。最初のセグメントではブラックタイアで好感触を掴み、接戦ではあったもののレッドタイアでの走行も順調でした。Q2ではさらにパフォーマンスを高めようとしましたが、結果的にうまくいかず、ラップタイムは伸び悩みました。僕たちはセントピーターズバーグの予選ではいつも好調だったので、ファイアストン・ファスト6に残れなかったのは残念です。明日はいい成績を残せることを期待しています」

  • 佐藤琢磨、開幕戦初日を5番手で終える / インディカー

    佐藤琢磨、開幕戦初日を5番手で終える / インディカー

    今シーズンのインディカー開幕戦となるファイアストン・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグのプラクティス初日、佐藤琢磨が所属するABCサプライ・チームは好発進を決めた。

    午前中のセッションで1分1秒84をマークして4番手につけた佐藤琢磨は、午後のセッションで1分1秒32までタイムを詰め、5番手で開幕戦の初日を終えた。

    なお、午前中のセッションで1分1秒78を記録してトップに立ったチームメイトのジャック・ホークスワースは、午後のセッションで1分1秒38を記録するにとどまり、8番手に終わった。

    明日は午前中にもう1度プラクティスを行なった後、午後には公式予選が催される。

    佐藤琢磨
    「セントピーターズバーグに戻ってこられて嬉しく思っています。このサーキットは雰囲気が素晴らしく、ファンの皆さんもとても熱心なので、ここにやってくるのをいつも楽しみにしています。今年もまたパッケージングが変わり、マシンはこれまでより速く、そして運転していて楽しく感じられます。競争は激しく、たくさんのドライバーが僅差で並んでいますが、初日はとてもいい流れでした。できれば、明日はもっと強力になっていることを期待しています」

  • 佐藤琢磨 「ホンダの新しいエアロキットはポジティブ」

    佐藤琢磨 「ホンダの新しいエアロキットはポジティブ」

    佐藤琢磨が、2016年のインディカー・シーズンにむけて始動した。

    今年もA.J.フォイトレーシングからインディカーに参戦する佐藤琢磨は、ホンダの新しいエアロキットを纏った2016年仕様のインディカーマシンをテストした。

    「長いオフシーズンを終えて、クルマに戻れて嬉しいです」と佐藤琢磨はコメント。

    「初テストでは多くのことをカバーできましたし、電気系のトラブルで少し走行時間を失いましたが、全体的に順調な一日でした。特に新しいホンダのエアロキットをテストするのは初めてだったの興味深かったです。非常にポジティブな兆候を示していましたし、とても快適に感じました」

    「また、今は新しいレースエンジニアとして2013年と2014年にアシスタントエンジニアだったラウル・プラードスと働いています。彼との一日も本当にうまくいきました。2016年仕様のマシンは学ばなければならないことがたくさんありますが、チームは良い進歩をは果たしています。彼らは冬にわたって素晴らしい準備をしてくれましたし、残りのプレシーズンテストについてとてもポジティブに感じています」

  • 佐藤琢磨、2016年もAJフォイト・レーシングからインディカーに参戦

    佐藤琢磨、2016年もAJフォイト・レーシングからインディカーに参戦

    佐藤琢磨が、2016年もAJフォイト・レーシングからインディカーに参戦することが発表された。

    16日、AJフォイトと息子のラリーは、ABCサプライ・レーシングチームの2016年参戦体制について発表し、2016年シーズンも佐藤琢磨とジャック・ホークスワースがABCサプライ・レーシング・ホンダを駆ることを明らかにした。

    佐藤琢磨は、AJフォイト・レーシングで4年目のシーズンを迎えるが、これはAJフォイト自身を除けば、チームに留まったドライバーとしての最長記録となりる。これまでの記録はビリー・ボート、AJフォイト4世、ヴィクトール・メイラらの3年間だった。

    佐藤琢磨は「来年もAJフォイト・レーシングで走れるのは本当に光栄なことです」とコメント。

    「このチームとともに戦うという素晴らしいチャンスをくれたAJとラリーには心からお礼を申し上げます。このチームにはたくさんの思い出がありますが、その思い出をさらに増やすことができるのですから、最高の気分です。来年の参戦を可能にしてくれたすべての方々に、ここで心からお礼を申し上げます」

    2015年シーズンについて、佐藤琢磨は「最初の年としては素晴らしいシーズンだったと思います。完璧な2台体制をすぐに構築できなかったのは事実ですが、そのいっぽうでたくさんのことを学びました。それは1日で成し遂げられるようなものではありませんが、僕たちは諦めることなく作業を続け、その結果として得られたものをとても嬉しく思っています」とコメント。

    「ジャックと僕の関係はとても良好で、いつもふたりで力を合わせています。これは様々な領域の助けとなっているので、今後もチームの実力を養っていくためにはこれ以外に方法がないと考えています」

    また、チーム監督としてジョージ・クロッツを起用するとともに、ドン・ハリディがテクニカルディレクターに就任してレースエンジニアリング全般を統括することもあわせて発表された。

    チーム会長のラリー・フォイトは、チームにとって2002年以来となる2台体制で臨んだ2015年に苦戦を強いられたことを踏まえたうえで、今回の体制変更を“チームのパフォーマンスをより安定させるための重要なステップ”と位置づけている。

    ラリー・フォイトは「琢磨とジャックはいくつものレースに勝てる才能の持ち主なので、彼らが来年もチームに留まってくれることを嬉しく思っています」と述べた。

    「昨年着手した計画を継続し、発展させたことの成果はもうすぐ形となって表れるはずです。このシーズンオフ、私たちはすべての要素をあるべき位置に配置することで、レースに勝つだけではなく、チャンピオンを狙えるチームに育て上げていくつもりです。チームの中核はこれまで同様に維持するいっぽう、弱点だった部分を強化することで、来シーズン、ABCサプライのマシーンは非常にコンペティティブになることでしょう」

    現在54歳のジョージ・クロッツは、1990〜1991年にメカニックとして在籍していたAJフォイト・レーシングにチーム監督として復帰することになった。2台のマシーンのオペレーションを統括するジョージ・クロッツは、チーム内の合理化を図り、効率を改善する責任者となる

    「チームが大ブレイクするのは間近で、パドックにいる誰もがそのことに気づいていると思います」とジョージ・クロッツはコメント。

    「すでにすべての要素は揃っているので、あとはそれらをきちんと並べるだけで十分です。こういった方面で、私はラリーの手助けをできると思います。チームを大きく成長させたのはラリーの功績です。今後のチームの可能性を考えるとワクワクしてきますし、それは他のスタッフも同様だと思います」

    2016年シーズンのベライゾン・インディカー・シリーズは3月13日に開催されるグランプリ・オブ・セントピーターズバーグで幕を開ける。

  • 佐藤琢磨、2016年の活動は「近いうちに発表できると思う」

    佐藤琢磨、2016年の活動は「近いうちに発表できると思う」

    佐藤琢磨は12日(土)、都内で毎年恒例のファンミーディング「Takuma Club Meeting 2015」を開催。600人を超えるファンが集まった。

    今年の第14戦ミッドオハイオで参戦100戦目を迎えた佐藤琢磨。会場には着用したヘルメットやレーシングスーツ、2位表彰台を獲得した第8戦デトロイトでのトロフィーが用意され、ステージ上にはゼッケン14番のインディカーマシンも展示された。

    イベントでは、今シーズンを映像で振り返りながら、佐藤琢磨自身が自身の走りを解説。また質問タイムやプレゼント抽選会が行われて、盛り上がりをみせた。

    気になる2016年の活動については「近いうちに発表できると思います」とコメント。着々と準備が進んでいることをアピールした。

    佐藤琢磨が年内に公の場に登場するのはこのイベントが再度。来週には渡米する予定となっている。

  • 佐藤琢磨、新型NSXの開発テストに協力

    佐藤琢磨、新型NSXの開発テストに協力

    佐藤琢磨が、新型NSXの開発テストについて言及した。

    アイルトン・セナの意見も反映された初代NSXの発表から25年。ホンダは、2016年の発表にむけて新型NSXの開発を進めている。

    今年1月に公開された新型NSXのプロモーションムービーで、テストカーに乗り込む姿が捉えられていた佐藤琢磨は、ソノマ・レースウェイに並べられた新旧NSXの画像を自身のTwitterに投稿。

    「今年はずっと開発テストに携わってきましたが、素晴らしいクルマに仕上がってきて本当に嬉しい!」と佐藤琢磨はコメント。

    「これからディティールを詰めていきます。お楽しみに!!」

    ホンダは、新型NSXを「第44回東京モーターショー2015」(プレスデー:10月28日〜29日、一般公開日:10月30日〜11月8日)に出展する。

    新型NSX

    軽量なボディに新世代の直噴V型6気筒ツインターボエンジンをミッドシップレイアウトで配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWDR(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載したスーパースポーツモデル。エクステリアデザインはロー&ワイドで力強くなめらかなスタイリングを実現し、インテリアデザインはヒューマン・サポート・コックピットをコンセプトに、広い視認性やドライビングポジションを確保している。

    また、佐藤琢磨は、東京モーターショー2015のブリヂストンブースにてトークショーを予定。トークショーの後半はマリオ・アンドレッティとのトークセッションも予定されている。

    ■日程:10月30日(金)、31日(土)
    ■時間:13:30〜14:15(両日とも)
    ■場所:東京ビックサイト(ブリヂストンブース)

  • 佐藤琢磨、インディ参戦100戦記念ヘルメットが94万円で落札

    佐藤琢磨、インディ参戦100戦記念ヘルメットが94万円で落札

    佐藤琢磨が、8月2日に開催されたミッドオハイオ戦で参戦100戦目を記念して装着した「インディ参戦100戦記念スペシャル・ヘルメット」のオークションが実施され、941,000円で落札された。

    2011年にF1からインディカーに転向した佐藤琢磨は、ミッドオハイオ戦で参戦100戦目を迎えた。

    その際に特別に用意されたスペシャルヘルメットが、8月7日から14日までチャリティオークションにかけられ、941,000円で落札された。

    このチャリティーオークションの収益(制作費や経費を除いた収益)は、落札額の10%を「ヤフオク! みんなのチャリティ」に募金し、残りの収益は佐藤琢磨が立ち上げた「With you Japan」を通じて東日本大震災で被災した子供たちの長期支援に役立てられる。

    <落札者の方のコメント>
    琢磨選手がインディに参戦して100戦目という記念すべきレースで着用された、スペシャルヘルメットを落札することができてとてもうれしく思っています。琢磨選手にとって、100戦目は通過点でしかないと思っていますので、これからも更に上を目指してチャレンジし続けて欲しいと思っています。これからも応援していきます!!

    <佐藤琢磨のコメント>
    今回のチャリティ・オークションにご協力いただいたすべての皆さま、本当にありがとうございました。インディカーシリーズ参戦100戦目を、沢山の方々から祝福して頂き本当にうれしく思っています。また、多くの方にご協力頂き、チャリティ・オークションができたことも、心から感謝いたします。今年も秋口には復興地支援プロジェクトを企画しております。今後も『With you Japan』を通じて、夢に向かって頑張っている子供達を応援していくことができればと思います。

    佐藤琢磨 インディ参戦100周年記念スペシャル・ヘルメット
    関連:佐藤琢磨、インディ参戦100戦記念スペシャル・ヘルメットで参戦

  • 佐藤琢磨、2015年シーズンは「個人的にはもちろん悔しい」

    佐藤琢磨、2015年シーズンは「個人的にはもちろん悔しい」

    佐藤琢磨が、インディカー最終戦ソノマのレース週末、そして2015シーズンを振り返った。

    2015年ベライゾン・インディカー・シリーズの最終戦が開催されたソノマでは、多くの人々がジャスティン・ウィルソンの死を悼んだ。誰からも愛されていたイギリス人ドライバーは、この前の週にポコノで行われたレース中に負傷し、帰らぬ人となった。

    一方、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダに乗る佐藤琢磨は、18番グリッドからスタートして8位でフィニッシュするというスリリングな戦いを演じていた。

    「ジャスティンの悲報を聞いて、まだ数日しか経っていませんでした」と佐藤琢磨。

    「このことで僕たちはとてもショックを受けていたし、ジャスティンの家族のために何かをしたいと思っていました。安全面に関していえば、今後も改善していかなければいけないのはもちろんですが、これはオープン・コクピットのレーシングカーでは常に問題になることです。僕たちはこれまでに様々な分野で安全性を向上させてきましたが、舞い上がった破片の問題を解決するのは容易ではありません」

    「ジャスティンの逝去は僕たちにとってとても大きなことで、個人的にも大切な友人を失うことになりました。彼は誰からも愛されていて、本当に素晴らしい人物でした。ウィルソンの遺族は、No.25 アンドレッティ・オートスポーツのマシーンをソノマで操るドライバーとしてオリオール・セルヴィアを選びました。彼もまた僕のよき友人で、2010年に僕がKVレーシングで走っていたとき、オーバルレーシングでは彼が僕のスーパーバイザー役を務めてくれました。オリオールがジャスティンのマシーンに乗って参戦することは、遺族にとって素晴らしい贈り物になったと思います。そして、僕たちが演じることになるエキサイティングなレースこそ、ジャスティンがいちばん期待していたものだったはずです!」

    この週末に行われたプラクティスやクォリファイで佐藤琢磨が上位に名を連ねることはなかったが、金曜日に行われたセッションの序盤では抜群の速さを示していた。

    「コンディションがめまぐるしく変化するので、ソノマは本当に難しいコースです。風向き、コースが砂地に囲まれていること、グリップの低い路面、丘、そしてそれらが組み合わさった結果、スイートスポットが恐ろしいくらい狭くなっているのだと思います」

    「いまはシーズン中のテストが禁止されていますが、かつてはレースの1〜2週間前にオープンテストが行われていました。今回の金曜日はプロモーターズ・デイと呼ばれていて、3.5時間という長い走行時間が用意されています。けれども、規模の大きな一部のチームは、リーグのスカラシップ・プログラムであるインディ・ライツのドライバーを起用し、現行の空力パッケージを用いたテストを事前に行っていました」

    「セッションの序盤、僕たちは順調で、一時は2番手につけていたほか、長い時間にわたってトップ3かトップ4に入っていました。ところが、コンディションがよくなると、他のドライバーたちが速くなっていきます。もちろん、僕たちも速くなりましたが、他のチームに比べるとそれほどでもなく、このためタイムシート上の順位は少しずつ後退していく結果になりました」

    「土曜日には45分間のセッションが設定されていました。オーバーテイクが難しいソノマではスターティンググリッドが非常に重要なので、僕たちはありとあらゆることを試しました。ここではまずまずの進歩を果たすことができましたが、残念ながら、それは誰にとっても同じことでした!」

    予選では、わずかコンマ数秒差でセグメント2進出のチャンスを逃し、佐藤琢磨は18番グリッドからスタートを切ることとなった。

    「チームメイトのジャック・ホークスワースがエンジン・トラブルに見舞われました。彼に責任があったわけではありませんが、不運にも、僕は彼の直後につけており、装着したばかりのニュータイアの表面には水やオイルがついてしまいました。しかも、コンパウンドはとてもソフトなため、実質的なライフは1周しかありません。やむなく、僕は走行を続けましたが、アタックを始めた直後はこの影響でタイムをロスしていたので、続けてもう1周走ることにしました。ところが、ステファノ・コレッティがピットから目の前でコースインしてきたため、ここでもまたタイムを失うこととなったのです」

    土曜日の午前中に行われたウォーミングアップで佐藤琢磨は好走を見せ、ウィル・パワーに続く2番手につけた。これで、佐藤琢磨の決勝レースでの活躍がより期待されることとなる。2014年のここソノマでも、後方のグリッドからスタートした佐藤琢磨は4位でフィニッシュしていた。けれども、それだけたくさんのマシーンをソノマで追い越すのは不可能に近く、18番グリッドから挽回を図るには、レース序盤に通常とは異なるレース戦略を採る以外に方法がないことは明らかだった。

    「去年、普通とは異なる戦略で走ることがラップタイムと順位を向上させるうえで有効であることに気づきました。このおかげで僕たちは挽回できたのです。そこで今回も第1スティントを短めにしましたが、これ以降は、良い展開に恵まれず、ステイアウトすることでトラックポジションを上げることを選んだ結果、リスタートして6周で僕たちはピットストップする必要に迫られます。しかも、後方を走るほとんどのドライバーも同じ戦略を選択したのです」

    ここから先は戦略が大きな鍵を握るレースとなった。フルコーションが4度ということは、早めにピットストップした者にとって有利になることもあれば、長くコース上を走り続けた者が得をすることもある。さらには、他のドライバーと異なる回数のピットストップを行うという手法も考えられる。「僕はパワー、ファン-パブロ・モントーヤ、ディキシー(スコット・ディクソン)らとサイド・バイ・サイドのバトルを演じていました。楽しいレースでしたが、チャンピオン争いをしているドライバーに対しては特別な注意を払いました。とてもハードな戦いでしたが、僕たちは全力で挑みました」

    最後のピットストップをどちらかといえば遅めに行った佐藤琢磨は21番手につけていたが、彼の前を走る多くのドライバーはもう1度、給油を行う必要があった。彼らの一部は、ジェイムズ・ジェイクスがクラッシュしてフルコーションとなったときにピットストップを実施。レースがリスタートしたとき、佐藤琢磨は12番手となっていた。けれども、この状態は長く続かず、ホークスワースとカルロス・ムニョスのふたりが佐藤琢磨の目前で接触することになる。「あれはきわどいところでした。僕はウィル・パワーのイン側につけていましたが、ターンインを始めたところ、僕の直前でジャックが止まったのです。本当に危ないところでしたが、なんとか避けました」

    佐藤琢磨はこれで10番手。ところがレースが再開されたところで、またもや佐藤琢磨とパワーの目の前でセバスチャン・ブールデとグレアム・レイホールが絡む事故が発生する。ここでブールデは遅れをとることなく走行を続けたが、佐藤琢磨は手負いになったレイホールのインをついてパワーをパスし、8番手に浮上した。さらに、この事故の責任を問われたブールデにドライブ・スルー・ペナルティが科せられ、佐藤琢磨は7番手に浮上したが、ほどなくパワーの逆襲を受けて8番手に後退。結局、このままのポジションで佐藤琢磨はチェッカーを受けることとなった。

    「最後の5周、ウィルは必死になって僕のインサイドに飛び込もうとしていました。言うまでもなく、彼は懸命にチャンピオン争いを戦っていたのです。僕は無理はしませんでしたが、ウィルとのバトルとレースを楽しみました」

    こうして2015年シーズンは幕を閉じ、14位でチャンピオンシップを終えた佐藤琢磨は2016年シーズンの到来を楽しみにしているところだ。

    「個人的にはもちろん悔しいですね。僕たちには何度か優勝するチャンスがあったのに、実現できなかった。それでも、今年デトロイトで表彰台に登れたのは嬉しかったし、タイトルを勝ち取ったディキシーには心からおめでとうと言いたいですね。彼は本当に優れたドライバーだと思います」

    「とてもいいシーズンで、たくさんのことを学ぶことができました。でも、こんなに早くシーズンが終わっちゃうなんて、信じられませんね! ソノマでは、僕たちは基本的に速くありませんでしたが、8位でフィニッシュできたのはよかったと思います。もちろん、8位で満足したことなんか1度もありませんが、今回はこれを受け入れることにします。チームのメンバーは、プラクティスと予選で苦戦したにも関わらず、速いクルマを作り上げるという素晴らしい働き振りを見せてくれました。そして、いつものようにとても苦しいソノマのレースを戦い、楽しみました」

    「ジャック・ホークスワースを迎えて2台体制で戦った今シーズン、僕たちはさらに強くなり、たくさんのことを学んだと思います。できれば、来シーズンの準備として月末に行われるロードアメリカのテストに参加したいところです。でも、その前に少しだけ休日を楽しもうと思います!」

  • 佐藤琢磨、最終戦は8位フィニッシュ / インディカー

    佐藤琢磨、最終戦は8位フィニッシュ / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー最終戦ソノマの決勝レースを8位でフィニッシュした。

    佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は予選18番手で9列目のグリッドから発進し、激しいバトルを戦い抜いて8位でゴールした。序盤の6周を終えたところで1回目のピットストップを行うなど、作戦面も駆使してポジションアップを目指し、2戦連続で今シーズン4度目となるトップ10フィニッシュを果たした。

    佐藤琢磨が記録した今シーズンのベストリザルトはデトロイトでの第8戦における2位フィニッシュで、年間ランキングは14位となった。

    佐藤琢磨(8位)
    「早いタイミングで行った最初のピットストップは成功しましたが、フルコースコーションが出て、グリーンフラッグが振られた後に6周でピットインしなくてはならないときもありました。作戦のすべてがうまくいったわけではありませんでしたが、ハードに戦い抜いて8位でゴールできました。決勝用のセッティングを施したマシンは今週末で一番よくなっていましたが、優勝できるだけのスピードを持っていませんでした。それでも全力で戦って8位フィニッシュができたのは、私たちのチームが力をつけてきていることの証明だと思います。今シーズンも大きな力を発揮してくれたクルーたちに深く感謝します」

  • 佐藤琢磨、最終戦の予選は18番手 / インディカー

    佐藤琢磨、最終戦の予選は18番手 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー最終戦ソノマの予選を13番手で終えた。

    佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は2回のプラクティスでともにタイムが19番手だったため、新たなセッティングを施したマシンで予選を走った。第1セグメントの2グループ目に組み入れられた佐藤琢磨は、ソフトタイヤ装着で今週の自己ベストとなる1分17秒5599を記録したが、13人中の9番手となって予選の第2セグメント進出はならず。予選結果は18番手だった。

    佐藤琢磨(18番手)
    「残念な予選セッションとなりました。プラクティスからスピードの確保で苦しんでいましたが、予選ではまずハードタイヤで走り、マシンのセッティングが向上している感触を得ることができていたんです。ピットでソフトタイヤにスイッチした私たちは、いい手応えで予選アタックに臨んだのですが、不運にも自分たちのベストのラップでトラフィックに遭遇し、予選の第2セグメント進出を果たせませんでした。ピット出口の辺りで目の前に飛び出してきたマシンがあったんです。昨年の私たちは決勝日のウォームアップセッションでマシンを大幅に向上させました。明日もまた、昨年と同じことを実現する必要があります」