カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨 「ずっと夢を追いかけて それが今日叶いました」

    佐藤琢磨 「ずっと夢を追いかけて それが今日叶いました」

    日本人初のインディ500優勝という偉業を成し遂げた佐藤琢磨が、自身のブログを更新。短い言葉で応援してくれたファンに感謝の言葉を綴った。

    第101回 インディアナポリス500。佐藤琢磨は世界で最も長い歴史を誇り、世界で最も多くの観客を集めて開催されるレースを、日本人として初めて制し、伝統に則ってビクトリーレーンでミルクを飲んだ。

    佐藤琢磨は予選4番手で2列目グリッドのイン側からスタートし、レース序盤はトップグループを保っていたが、82周目のピットストップで時間をロスしたために大きくポジションダウン。89周目には17番手に下がったが、冷静な戦いぶりを保って着々と一つずつポジションを回復。そうして、122周目には6番手までばん回し、そこからはトップを視野に入れた戦いを展開した。

    レースが残り50周となったとき、佐藤琢磨は10番手につけており、イエロー中の168周目に行ったピットストップのあとには、5番手にポジションをアップさせた。172周目に4番手となった佐藤琢磨は、175周目に一つ順位を下げたが、すぐにばん回し、179周目にはターン1でアウトから一挙に2台、豪快にオーバーテイク。このアタックが決定的だった。その後はインディ500を3度制覇しているエリオ・カストロネベス(シボレー)と6周にわたるし烈な一騎打ちに。そして佐藤琢磨は、追いすがりアタックを仕掛けてくるカストロネベスを振りきり、チェッカーフラッグを受けた。

    佐藤琢磨は日本時間の15時、自身のブログを更新。『ありがとう』と題したブログでファンに感謝の言葉を伝えた。

    ありがとう

    ずっと夢を追いかけて

    それが今日叶いました

    信じることって本当に大切

    たくさんの応援を本当にありがとう!!

    心から感謝しています

    —-

    GAORAは、インディ500を再放送。歴史的なレースとなったインディ500を再放送。感動をもう一度。

    <GAORA SPORTS放送概要>
    ■「第101回インディ500」~インディアナポリス~
    5月29日(月) よる9:00~深夜1:30(再放送)
    6月2日(金) あさ6:30~午前11:00(再放送)

    関連:インディ500 結果:佐藤琢磨が優勝!日本人初の快挙!

  • 佐藤琢磨、日本人初のインディ500優勝 「信じられないほどの感激」

    佐藤琢磨、日本人初のインディ500優勝 「信じられないほどの感激」

    佐藤琢磨が、日本人初のインディ500制覇という快挙を成し遂げた。

    5月28日(日)の正午過ぎ、アメリカ東部のインディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでスタートが切られた第101回インディアナポリス500(インディ500)で、佐藤琢磨(Andretti Autosport)が優勝を果たした。

    F1を足掛け7シーズン戦ったあとの2010年に、アメリカの最高峰オープンホイールチャンピオンシップであるインディカー・シリーズにフル参戦を始めた佐藤琢磨は、2013年4月にロングビーチで日本人として初めて、インディカーレースで勝利を挙げた。

    そして今日、世界で最も長い歴史を誇り、世界で最も多くの観客を集めて開催されるレースを、日本人として初めて制し、伝統に則ってビクトリーレーンでミルクを飲んだ。

    雨の心配もされた中でスタートしたインディ500の決勝レースだったが、200周のゴールまで凄まじいバトルが続き、幸いにも雨による中断はなかった。しかし、接近戦が続いたがゆえに頻発するアクシデントで、一度の赤旗を含めて合計11度ものフルコースコーションが出された。

    佐藤琢磨は予選4番手で2列目グリッドのイン側からスタートし、レース序盤はトップグループを保っていたが、82周目のピットストップで時間をロスしたために大きくポジションダウン。89周目には17番手に下がったが、冷静な戦いぶりを保って着々と一つずつポジションを回復。そうして、122周目には6番手までばん回し、そこからはトップを視野に入れた戦いを展開した。

    レースが残り50周となったとき、佐藤琢磨は10番手につけており、イエロー中の168周目に行ったピットストップのあとには、5番手にポジションをアップさせた。172周目に4番手となった佐藤琢磨は、175周目に一つ順位を下げたが、すぐにばん回し、179周目にはターン1でアウトから一挙に2台、豪快にオーバーテイク。このアタックが決定的だった。その後はインディ500を3度制覇しているエリオ・カストロネベス(シボレー)と6周にわたるし烈な一騎打ちに。そして佐藤琢磨は、追いすがりアタックを仕掛けてくるカストロネベスを振りきり、チェッカーフラッグを受けた。

    また、ルーキーのエド・ジョーンズ(Dale Coyne Racing)が予選11番手から3位でフィニッシュ。アクシデントでまき散らされた破片にぶつかるなど、2度もマシンにダメージを受けながらも、見事にマシンをゴールまで運びトップ3でゴールした。Hondaドライバーたちはほかにも、マックス・チルトン(Chip Ganassi Racing)は最多の50周をリードして4位。トニー・カナーン(Chip Ganassi Racing)が5位でゴールした。

    メカニカルトラブルにより、2014年ウイナーのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)、2度のF1ワールドチャンピオンに輝いているフェルナンド・アロンソ(McLaren-Honda-Andretti)がリタイアを喫した。アロンソは初挑戦のインディでありながら、28周をリードするすばらしい走りを披露した。

    佐藤琢磨(第101回インディ500ウイナー)

    「勝ちました! 世界最高のレースで勝ちました! 信じられないほどの感激です。チームには感謝してもしきれないほどです。ファンタスティックです。厳しいレースでした。そして、エリオ(カストロネベス)は本当にフェアに戦ってくれました。だからアウトサイドからパスを仕掛けることができました。すばらしいバトルになっていました。ファンの皆さんも楽しんでくれたと思います。12歳のころから、こういった大きなレースで勝つことを夢見てきました。これまで私をサポートしてきてくれた方々には感謝しても感謝しきれません。最後の3ラップを迎えるまで、だれが勝つか全く分からないレースになっていました。私とエリオとはサイドバイサイドで残り3ラップに突入しました。そこからは、もうアタックするしかなかったです。完全にアクセルを全開に保ったままの戦いです。それを成功させ、彼を突き放すことができました。最高のレースになりました」

    フェルナンド・アロンソ(24位)

    「レースを最後まで走りきれずに残念です。出場するレースのすべてでゴールを目指しているからです。今日はそれを果たせませんでした。しかし、今日のレース、そしてこの2週間は、私にとって非常に大きな経験となりました。私は自分の能力を証明するため、そして自分自身にチャレンジする意味も込めてインディ500に出場しました。私はF1の世界ではだれとでも戦えるという自信がありますが、インディカーで同じようにだれとでも勝負ができるのかは分かりませんでした。競争をしているという感覚を持てたこと、インディ500でトップを走れたことが、私にとってはすばらしかった。このレースで1周でもリードができたら最高ですが、トップで多くの周回を重ねられました。何度もオーバーテイクをして、タワーを見たら“29”が一番上にありました。ザック・ブラウンやスタッフは、ちゃんとその写真撮ってるかな? とか考えていました。その写真を自分の家に飾りたいので。SATO-san、おめでとう! Andretti Autosport、おめでとう!」

    関連:インディ500 結果:佐藤琢磨が優勝!日本人初の快挙!

  • インディ500 結果:佐藤琢磨が優勝!日本人初の快挙!

    インディ500 結果:佐藤琢磨が優勝!日本人初の快挙!

    第101回 インディ500の決勝が28日(日)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)が優勝を成し遂げた。

    8度目のインディ500で佐藤琢磨がついに勝利を手にした。200周の決勝レース。4番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、何度もトップ10圏外まで下がるがそのたびに挽回。

    セーフティカー後、残り10周で2番手につけていた佐藤琢磨は、最後のスプリントで猛チャージ。一時は3番手に下がるも残り5周でトップに浮上。そのままトップでチェッカー。歴史にその名を刻んだ。

    佐藤琢磨 インディ500制覇!

    第101回 インディ500 決勝 結果

    Po No Driver Team  
    1 26 佐藤琢磨 Andretti Autosport H
    2 3 エリオ・カストロネべス Team Penske C
    3 19 エド・ジョーンズ Dale Coyne Racing H
    4 8 マックス・チルトン Chip Ganassi Racing H
    5 10 トニー・カナーン Chip Ganassi Racing H
    6 22 ファン・パブロ・モントーヤ Team Penske C
    7 98 アレキサンダー・ロッシ Andretti-Herta Autosport H
    8 27 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    9 88 ギャビー・チャベス Harding Racing C
    10 14 カルロス・ムニョス AJ Foyt Racing C
    11 20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing C
    12 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
    13 7 ミカエル・アレシン Schmidt Peterson Motorsports H
    14 1 シモン・パジェノー Team Penske C
    15 17 セバスチャン・サーべドラ Juncos/AFS Racing C
    16 21 J.R.ヒルデブランド Ed Carpenter Racing C
    17 63 ピッパ・マン Dale Coyne Racing H
    18 11 スペンサー・ピゴット Juncos Racing C
    19 2 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    20 18 ジェームス・デイビソン Dale Coyne Racing C
    21 16 オリオール・セルビア Rahal Letterman Lanigan Racing H
    22 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    23 12 ウィル・パワー Team Penske C
    24 29 フェルナンド・アロンソ McLaren Honda Andretti Autosport H
    25 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing H
    26 40 ザック・ビーチ AJ Foyt Racing H
    27 28 ライアンハンターレイ Andretti Autosport H
    28 24 セージ・カラム Dreyer & Reinbold/Kingdom Racing C
    29 44 バディ・ラジアー Lazier Partners Racing H
    30 4 コナー・デイリー AJ Foyt Racing C
    31 50 ジャック・ハーベイ Andretti Autosport/Mike Shank Racing H
    32 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    33 77 ジェイ・ハワード Schmidt Peterson Motorsports H
  • 【インディ500】 佐藤琢磨 「好位置からのスタート。落ち着いていける」

    【インディ500】 佐藤琢磨 「好位置からのスタート。落ち着いていける」

    佐藤琢磨が、インディ500の決勝へ向けての意気込みを語った。

    今週末に行われるインディ500の決勝を前に、メディア・デイが木曜日に実施された。33人のドライバーたちは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイに結集し、世界中から押し寄せたメディアからの質問に答えた。

    「走行のなかった2日間でしたが、メディアツアーで忙しくしていました」と佐藤琢磨はコメント。

    「それでも、プラクティスから予選までずっと走っていましたから、ここで一区切りできてよかったです。身体も少し疲れていたので、一度リラックスして、気持ちもリセットできました」

    「オフの間もレース用のセッティングについて考えていました。この2日間で、エンジニアはデータを全部見て、今日、僕とミーティングをしました。レース用のマシンセッティングは、プラクティスまでのものから大きく変わることはないでしょう。週末は気温が低めのコンディションになりそうです。湿度も高くなる可能性がありますが、僕としては暑くても寒くてもどちらでも大丈夫です。これまでに仕上げてきたセッティングで、コンディションに合わせてフィルターをかけ、変更を施すだけです」

    佐藤琢磨は、インディ500の予選で日本人で最高となる4番グリッドを獲得。2列目イン側からレースをスタートする。

    「今年は2列目イン側の4番グリッドからのスタート。昨年までに比べて有利なポジションであることは間違いありません。好位置からのスタートですから、落ち着いていけると思います。最初の数スティントからできるだけ上位にポジションを保ち、できるだけクリーンなエアの中で走りたいですね。そして、このときにセッティングをいいものにチューニングし、レース後半に向けた準備を整えていきたいと思います」

    金曜日は、決勝前の最後の練習走行が1時間だけ行われ、ピットストップ・コンテストも開催される。土曜日はパレードが行われ、日曜日に500マイルレースのスタートが切られる。

    関連:第101回 インディ500 決勝 スタート時間 / テレビ放送&配信日程

  • 佐藤琢磨、インディ500のスポットスポンサーを獲得

    佐藤琢磨、インディ500のスポットスポンサーを獲得

    佐藤琢磨は、第101回インディ500のスポットスポンサーを獲得。金曜日のカーブデーから新たなカラーリングで走行する。

    アンドレッティ・オートスポーツは、住宅金融企業のルーオフ・ホームモーゲージが第101回インディ500で佐藤琢磨選手がドライブするカーナンバー26のスポンサーとなることを発表。

    この契約により、金曜日のカーブデーから佐藤琢磨のマシンのフロントウィングのエンドプレート、ミラー、リアのウィングレットがレッドからグリーンに変更され、サイドッポッドをはじめ、RUOFFのロゴが多数掲載される。

    「アンドレッティ・オートスポーツはファミリービジネスであると考えており、インディアナ州を拠点とするファミリー企業ルーオフ・ホームモーゲージをパートナーシップを結べることを誇りに思っている」とマイケル・アンドレッティはコメント。

    「インディ500で故郷の州のパートナーが加わることは本当に特別なことだ」

    佐藤琢磨は、インディ500の決勝レースを2列目4番グリッドからスタートする。

  • 佐藤琢磨、インディ500で4番グリッドを獲得 「ウォールと軽く接触した」

    佐藤琢磨、インディ500で4番グリッドを獲得 「ウォールと軽く接触した」

    佐藤琢磨は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われた2日目の公式予選において4番グリッドを獲得した。

    No.26 アンドレッティ・オートスポーツ・ホンダを駆る佐藤琢磨は、インディ500 ポールデーのファスト9シュートアウトで231.365mph(約370.2km/h)をマーク。インディ500で手に入れたスターティンググリッドとしては過去最高位にあたる4位で予選を終えた。

    佐藤琢磨

    「懸命にプッシュしました。ラップ3とラップ4は本当にギリギリで、ウォールと軽く接触しましたが、そのまま続けることができました。2列目グリッドに並ぶことができて本当に嬉しいです。もちろん、フロントロウのほうがもっといいですけれど、これはチームが一丸となって努力した結果です。自分がスタートするポジションについては心から嬉しく思っています。決勝は、予選とはまた違ったストーリーになるでしょうが、僕たちのマシンは決勝でも強力なので、できればそれを実際に証明したいと思います」

    関連:【動画】 インディ500 予選ポールデー ハイライト … 佐藤琢磨4位

  • 【インディ500】 佐藤琢磨、予選1日目に2番手 「クルマは素晴らしかった」

    【インディ500】 佐藤琢磨、予選1日目に2番手 「クルマは素晴らしかった」

    佐藤琢磨は、インディ500 予選1日目に2番手の平均スピードを記録。ファスト9への進出と決勝での3列目以内からのスタートが確定した。

    くじ引きによって23番目の出走順となった佐藤琢磨は、1周目に230.871mph、2周目に230.349mph、3周目に223.236mph、4周目に230.074mphと繋ぎ、平均230.382mphを記録。惜しくもトップは逃したが、0.06秒以内の2番手につけた。

    「クルマはうまく機能していたし、素晴らしかったです」と佐藤琢磨はコメント。

    「通常では、予選でのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでの周回を僕は楽しめません。でも、クルマはとっても安定していました」

    「ターン1とグリーンフラッグ・ラップの後は本当に楽しくなってきました。コーナーを抜けるととてもいい感じでしたし、クルマは本当にいいと思いました。チームとしての全ての頑張りと物凄いサポートの賜物です」

    関連:【インディ500】 予選1日目 結果:佐藤琢磨が2番手、アロンソが7番手!

  • 佐藤琢磨、ファストフライデイで3番手のタイムをマーク / インディ500

    佐藤琢磨、ファストフライデイで3番手のタイムをマーク / インディ500

    インディ500の公式予選前としては最後のプラクティスとなるファストフライデイがインディアナポリス・モーター・スピードウェイで実施された。

    ここでNo.26 アンドレッティ・オートスポーツ・ホンダを駆る佐藤琢磨は231.969mph(約371.2km/h)をマークし、3番手となった。なお、スリップストリームを使わない状態でも佐藤琢磨は8番手に相当する230.708mphを記録している。

    佐藤琢磨

    「とてもいい1日でした。強い手応えを感じました。それを認めないわけにはいかないでしょう。6台のマシーンは密接に連携して作業を進めています。僕たちはほとんどのデータを共有しています。ただし、オーバルのタイムは少しわかりにくいところがあります。一部のドライバーはスリップストリームを使っているからですが、チームのドライバー全員が上位にランクしていることは嬉しいですね。とりわけ、スリップストリームを使わないタイムは本当の速さを示しているのですから。僕は満足しています。なお、僕はスリップストリームを使わないラップでも8番手のタイムをマークしています。今日のコンディションもあって、このタイムをマークできました。マシーンのセットアップに関していえば、状況はよくなっています。僕自身はアンドレッティ・オートスポーツのメンバーと仕事をすることを心から楽しんでいます。予選直前までの段階でいえば、僕が経験したインディ500としてはここ数年でベストの状況です。準備は順調に進んでいます。すべてがうまくまとまっていると思います」

  • 佐藤琢磨、8回目のインディ500挑戦 「決して楽はできない」

    佐藤琢磨、8回目のインディ500挑戦 「決して楽はできない」

    佐藤琢磨が、目前に控えたインディ500についてインディカー公式サイトで語った。

    今年、アンドレッティ・オートスポーツに移籍した佐藤琢磨は、プラクティス初日からグループランを経験するなど、インディ500にむけてビッグチームで充実した準備を進めている。

    世間の注目は、F1モナコGPを欠場してインディ500に初挑戦するチームメイトのフェルナンド・アロンソに集まっている。

    しかし、18日(木)に行われたプラクティスで佐藤琢磨はトウなしの最速タイムとなる224.734mphを記録して9番手につけた。

    2010年にインディカーに転向し、今年で8回目のインディ500となる佐藤琢磨だが、今でも学び続けていると語る。

    「まったく十分ではありません」と佐藤琢磨。「楽しんではいますが、決して楽はできないですね」

    アンドレッティ・オートスポーツの26号車を走らせる佐藤琢磨は、これまで45回のオーバルレースでトップ10入りは7回しかない。

    「オーバル初体験はカンサン(スピードウェイ)だったと思います」と佐藤琢磨はコメント。2010年にKVレーシングから参戦して24位でレースを終えている。

    「当時は1.5マイルのオーバルがたくさんありました。僕にとってはそれがオーバルのレースという感じでしたね。スピードの感覚やバンクなど、以前には経験したことのないものでしたね」

    「横からのGフォースには慣れていましたが、今は斜めな感じです。210~220mphでサイド・バイ・サイドで走ります。それは完全に新しい経験でした。トラフィックの影響も分析していく必要があります」

    2010年のインディ500のデビュー戦では、20位でフィニッシュ。オーバルでのベストリザルトは2011年のテキサスでの5位となる。優勝はA.J.フォイト所属時の2013年のロングビーチのロードコースで獲得している。

    佐藤琢磨のインディ500で鮮烈に記憶に残るレースは、2012年。ダリオ・フランキッティとトップを争いながらファイナルラップに突入した佐藤琢磨は、ターン1でインを攻めるが、フランキッティがスペースを閉められ、白線でスピンしてバリアにクラッシュした。

    「レースでは、仕掛けを完了させるまで他の人々の手に影響を受けることがあります」と佐藤琢磨。

    「ターン1の手間でレースをコントロールすることはできません。サイド・バイ・サイドで走っているので、それは本当に難しいです。僕のファーストプライオリティは、彼にヒットしないことでしたし、インサイドで彼を避けなければならず、白線に乗ってしまいました。あれは大きなリスクでしたね。対応の仕方や最終ラップで必要な対処方法など、とても勉強になりました」

    「それでも仕掛けていたでしょうねね。ちょっと違った方法でですけどね。正しい方向に照準を合わせますし、今ならできると思います。他人の手に中にありましたし、自分では完全に状況をコントロールすることはできませんでした」

    まだ“十分ではない”と語る佐藤琢磨だが、インディアナポリス・モータースピードウェイのトラックとレースについての理解は、年を重ねるごとに深まっている。

    「インディアナポリス・モータースピードウェイはちょっと特別です。誰もがそう言いますし、レース前に多くのプラクティスをしなければならないのも事実です。このトラックの特性は4つの高速コーナーと2つのストレートです。オーバルだけど、オーバルではない。ほぼロードコースの4つの高速コーナーがあるようなものです。僕はそう見ています」

    「全ての瞬間を楽しんでいます。歴史、雰囲気、ファンに感謝していますし、トラックをリスペクトしています。どのようにウィナーが選ばれるのか、どうしたら噛みつかれてしまうのかもわかっています」

    5月28日、最終ラップで2012年と同じチャンスを与えられたら、佐藤琢磨は再び試みるだろうか。

    「そうですね。それが勝つための可能性ですから」

  • 佐藤琢磨、アンドレッティ・オートスポーツとのインディ500に手応え

    佐藤琢磨、アンドレッティ・オートスポーツとのインディ500に手応え

    佐藤琢磨は、今シーズン移籍したアンドレッティ・オートスポーツと戦うインディ500に手応えを感じている。

    5月15日(月)にインディ500のプラクティスが開始。No.26 アンドレッティ・オートスポーツ・ホンダを駆る佐藤琢磨は初日に223.587mphで10番手、2日目は223.556mphで6番手でセッションを終えた。

    初日のセッションを終えた佐藤琢磨は「スピードウェイに戻ってこられて嬉しく思っています。とりわけ、アンドレッティ・オートスポーツとともにインディ500を戦うことを楽しみにしていました」とコメント。

    「今日、マシンは期待どおり素晴らしい走りを見せてくれました。走り出した直後からパフォーマンスは落ち着いていて、安定性も高いので、自信を築いていくうえで大いに役立っています」

    「セッションの終わりに、僕にとっては初めてとなるグループランを行いました。レースでトラフィックのなかを走ることはもちろんありますが、3人のチームメイトと一緒に走ったことはこれまでありませんでした。チームメイトとともに走ることは、想像できる範囲で最高のことで、とてもいい感触を掴むとともに自信が得ることができました」

    「今日はいい1日でしたが、この後、さらに進化していけることを楽しみにしています」