カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 【インディカー】 第3戦ロングビーチ フリー走行1回目:佐藤琢磨は6番手

    【インディカー】 第3戦ロングビーチ フリー走行1回目:佐藤琢磨は6番手

    2018年 インディカー・シリーズ 第3戦 ロングビーチのフリー走行1回目が13日(金)に行われた。

    アメリカで最も伝統があり、人気の高いストリートレースであるグラプリ・オブ・ロングビーチが、今年も海沿いのダウンタウンに作られた全長1.968マイルのコースで開催される。

    13日(金)にはフリー走行1回目が行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がトップタイムをマーク。2番手にはライアン・ハンターレイ、3番手にはアレキサンダー・ロッシとアンドレッティ・オートスポーツ勢が続き、ホンダエンジンがトップ3を独占。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)も6番手タイムとまずまずの滑り出しをみせた。

    2018 インディカー 第3戦フェニックス フリー走行1回目

    Pos No Driver Team   Time Speed
    1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:08.4112 103.562
    2 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:08.4285 103.536
    3 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:08.6077 103.265
    4 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1:08.7790 103.008
    5 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:08.9133 102.807
    6 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:08.9295 102.783
    7 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:08.9481 102.756
    8 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:08.9600 102.738
    9 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1:08.96775 102.727
    10 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1:09.1270 102.490
    11 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:09.2349 102.330
    12 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:09.2572 102.297
    13 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1:09.2766 102.268
    14 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H 1:09.2807 102.262
    15 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C 1:09.3598 102.146
    16 60 ジャック・ハーヴェイ Michael Shank Racing with SPM C 1:09.6034 101.788
    17 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H 1:09.6060 101.784
    18 59 マックス・チルトン Carlin C 1:09.6271 101.753
    19 19 ザカリー・クラマン・デメロ Dale Coyne Racing H 1:09.7486 101.576
    20 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 1:09.7632 101.555
    21 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C 1:09.8182 101.475
    22 23 チャーリー・キンボール Carlin C 1:10.0010 101.210
    23 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1:10.1979 100.928
    24 32 カイル・カイザー Juncos Racing C 1:10.74881 100.141
  • 佐藤琢磨、11位完走「いい週末とは呼べない」 / インディカー

    佐藤琢磨、11位完走「いい週末とは呼べない」 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー第2戦フェニックスの決勝を11位で終えた。

    アリゾナ州最大の都市フェニックスの郊外にあるISMレースウェイは、全長1.022マイルのショートオーバルで、バンクの傾斜角度が小さいためにドライビングが非常に難しいコースと言われている。

    今季導入された新エアロキットで初めて行われたオーバルレースは、まだ全チームがマシンの特性を把握しきっていないことなどが影響し、オーバーテイクが非常に難しいレースとなった。しかし、アクシデントを起こすドライバーは少なく、レースはハイペースで進んでいった。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、13番手スタートからポジションをほぼキープして序盤を戦っていた。ルーキーのアクシデントで1回目のフルコースコーションが出され、そこでタイヤを新しいものに交換したあと、次のピットストップまでできる限り多くの周回を走り、フルコースコーションを味方につける可能性に賭けたが、彼らの望んだ展開とはならず、ここで逆にポジションダウン。最後のイエローでも大半のチームと同じく、タイヤ交換を行う作戦を選んだため、11位でのゴールとなった。

    「厳しい週末でした」と佐藤琢磨はコメント。

    「開幕前のテストは非常にポジティブなものでしたが、レースで戻ってくると非常に難しい状況に変わっていました」

    「分からない部分が多いまま予選を迎え、マシンには多くの変更を施さなくてはなりませんでした。レースでも状況は大きく変わっておらず、安心してドライビングのできるマシンに仕上げることはできませんでした」

    「レース展開も僕たちの選んだ作戦には向かないものとなりました。13位スタートで11位フィニッシュでは、いい週末とは呼べません」

    「今日のレースではピットタイミングが大きなポイントとなっており、僕たちのチームはスティントを長くし過ぎていました。タイヤがグリップを失った頃に、最もバトルが激しくなっていました。そこで何台かのマシンをオーバーテイクすることはできましたが、フラストレーションのたまるレースとなってしまいました」

    インディカー・シリーズは西海岸での転戦が続き、次戦は1週間後にカリフォルニア州ロングビーチのストリートコースで開催される。

  • 佐藤琢磨 「チャレンジングな予選だった」 / インディカー

    佐藤琢磨 「チャレンジングな予選だった」 / インディカー

    佐藤琢磨は、インディカー 第2戦フェニックスの予選を13番手で終えた。

    フリー走行を18番手で終えた佐藤琢磨は、予選にむけてクルマに多くの変更を施したが、それでもセッティングを決めることができず、2周の平均スピード182.960 mphで13番手で予選を終えた。

    「チャレンジングな予選でした」と佐藤琢磨はコメント。

    「プラクティスセッションで状況をまとめることができず、予選にむけてクルマにかなりの変更を施さなければなりませんでした。2周にわたってクルマが小刻みに動いていたし、それを抑えていました」

    「ちょっと雑多になってしまいましたが、自分たちの位置には比較的満足しています。プラクティスでのクルマと比較すれば、予選でははるかに良くなっていました」

    関連:【インディカー】 第2戦フェニックス 予選:佐藤琢磨は13番手

  • 【動画】 佐藤琢磨、大谷翔平選手と対面・・・人生初の始球式に挑戦

    【動画】 佐藤琢磨、大谷翔平選手と対面・・・人生初の始球式に挑戦

    佐藤琢磨は、現地時間4月3日(火)にエンゼル・スタジアムで行われるメジャーリーグベースボールのエンゼルス vs インディアンス戦で始球式を実施。試合前にはエンゼルスには今年からメジャー移籍した大谷翔平選手と対面した。

    佐藤琢磨はインディカー第3戦のプロモーションとしてエンゼル・スタジアムを訪問。試合前には大谷翔平選手と初対面した。

    佐藤琢磨は、大谷翔平選手にヘルメットとインディ500の牛乳瓶レプリカ、そして、インディ500ウィナーの自身の顔が入った今年のインディ500のチケットをプレゼント。大谷翔平選手からはサイン入りのキャップが贈られた。

    自身のカーナンバー30が入ったエンゼルスのユニフォームを着てマウンドに上がった佐藤琢磨。始球式前には「マジで緊張する…ボールとか投げるのイチバン苦手なカテゴリーなのに始球式」と語っていた佐藤琢磨だが、投球はノーバウンドでキャッチャーのミットに収まった。

    この日、8番DHで打者として先発出場した大谷翔平は、1回2死満塁で打席に入り、5球目を右中間へ1号3ラン。メジャー6打席目で初本塁打を放った。

  • 佐藤琢磨、大谷翔平が所属するエンゼルス戦で始球式

    佐藤琢磨、大谷翔平が所属するエンゼルス戦で始球式

    佐藤琢磨が、現地時間4月3日(火)にエンゼル・スタジアムで行われるメジャーリーグベースボールのエンゼルス vs インディアンス戦で始球式を行うことが明らかになった。エンゼルスには今年からメジャー移籍した大谷翔平が所属している。

    昨年、日本人で初めてインディ500を制する快挙を成し遂げた佐藤琢磨が、メジャーリーグのマウンドに上がる。

    佐藤琢磨は現地時間3日(火)にエンゼル・スタジアムで行われるエンゼルス vs インディアンスで始球式を実施。佐藤琢磨が始球式を行うのは初めてとなる。

    エンゼルスには今年から大谷翔平が加入。当日、佐藤琢磨は大谷翔平選手と対面し、ヘルメットの交換を行うという。

    メジャーリーグでも“二刀流”を貫く大谷翔平は、開幕戦では「8番・指名打者」で先発出場してメジャー初打席初安打を記録。1日のアスレチックス戦では投手としてメジャー初先発初勝利を飾った。開幕戦に野手で先発出場した選手が開幕から10試合以内に投手で先発するのは1919年のベーブ・ルース以来99年ぶりの偉業となる。

  • 佐藤琢磨、次戦に意気込み 「レースに挑む準備は整っています!」

    佐藤琢磨、次戦に意気込み 「レースに挑む準備は整っています!」

    佐藤琢磨が、2018年のインディカー開幕戦セントピーターズバーグでのレース週末を振り返った。

    インディカー・シリーズで9シーズン目を迎えた佐藤琢磨の開幕戦は、あまりいい滑り出しとはいえなかった。しかし、状況は尻上がりによくなっていき、予選以降は5位以内の入賞が確実視されるようになる。

    ところが不運な事故が発生し、コントロールを失ったスコット・ディクソンによって上位進出が期待された佐藤琢磨のレースは台無しにされてしまう。12位という最終結果はそれほど悪いものではないが、佐藤琢磨にとってはもっと上位でフィニッシュして当然のレースだった。

    今回のセントピーターズバーグは、マニュファクチュアラーが開発したエアロキットが姿を消し、新たな空力パーツを得たダラーラのインディカー・マシンで競われる最初の戦いでもあった。そして佐藤琢磨にとっては、2012年以来、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから挑む久しぶりのレースとなった。

    「大きな期待を抱いていました」と佐藤琢磨は語る。「その気持ちは、僕も、チームも、そしてファンの方々にとっても同じだったはずです。ニューカーを走らせるという意味では誰もがまったく同じ条件。しかも、そのスタイリングはとてもロー&ワイドで、かつてのレーシングカーを彷彿とさせるものでした。実際に目の当たりにすると本当に美しいですよ。また、新しいマシンに切り替わったことで誰にでも平等にチャンスが訪れました。マニファクチュアラーがエアロキットの性能を競い合っていた当時は、いっぽうに有利で他方には不利な状況でしたが、そうした不公平は一掃されました。ホンダ陣営の僕たちにとって、最大の困難はショートオーバルのレースで、次にロードコースを苦手としていましたが、反対にスーパースピードウェイでは高い性能を発揮していました」

    「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに復帰したことも、僕にとってはとても大きなチャンスとなりました。2012年以降、チームと僕は別々の道を歩んできましたが、ボビー・レイホールとマイク・ラニガンはいつも僕を精一杯支援してくれました。その間、僕はAJフォイトで4シーズン、アンドレッティで1シーズンを過ごしましたが、僕たちはコミュニケーションを絶やすことなく、ボビーはチームに戻ってきて欲しいといつも言ってくれました。過去数年、チームは素晴らしいスピードを示してきたので、僕にとっては完璧な組み合わせです。ワンカー・チームに過ぎないのに、グレアム・レイホールはホンダのドライバーとして常にトップグループに位置していたことは驚異的といえます。もちろんグレアムはいいドライバーですが、チームの実力はとても印象的でした」

    チームに復帰した佐藤琢磨は、2018年のシーズン前にショートオーバルのフェニックスで行なわれたテストで目の覚めるような走りを披露する。佐藤琢磨はここでオーバーオールのトップに立つと、バーバー・モータースポーツ・パークでもセブリングでも好調を維持した。この結果、チームは大いなる自信を抱いてセントピーターズバーグでの市街地レースに臨むこととなった。

    しかし、最初のフリープラクティスは散々な結果に終わる。24台中、佐藤琢磨の順位は22番手。

    「僕たちはイニシャル・セットアップの判断でミスを冒しました。スイートスポットを完全に外していて、その修正に長い時間と多くの周回数を費やすことになります。最悪の状況でした」

    ところが、ここから彼らは見違えるような挽回劇を演じる。金曜日に行なわれた2回目のセッションで10番手になると、土曜日の午前中には9番手に食い込んだのである。

    「1セッション分の遅れをとっているような気がしていましたが、週末を通じて僕たちは徐々に遅れを取り戻し、マシンは次第に調子を上げていきました」

    「インディカー・シリーズは今シーズンのマシンでダウンフォースの20%削減を目指していました。昨年のエアロパッケージはとても洗練されたものでしたが、今年、シリーズはマシンの上側で発生されるダウンフォースを減らすいっぽう、ボディ下面で生み出すダウンフォースは増やす方針を立てていました。おかげでレースはより接近戦となり、ドライバーはコクピットのなかで忙しい思いをすることになります。僕たちはこれに反対な訳ではありませんが、ダウンフォースが20%も減るとドラッグも急激に低下します。このためストレートスピードは10%以上も速くなり、コーナーへの到達速度は15~20mph(約24~32km/h)も上がります。ドラッグが大きいとスロットルペダルを戻しただけでも急減速しますが、いまではほとんどスピードが落ちずに進んでいく状態です! おかげでトップスピードはこれまでよりも上がり、しかも早めにブレーキングするようになったため、とてもチャレンジングになりました。また、セントピーターズバーグのターン3は、難しいながらもこれまではフラットアウトで走り抜けることが可能でしたが、いまでは全開で駆け抜けるのは困難な状態に変わっています。ここはハイスピードコーナーで、とても面白いところです。そしていたるところでマシンがスライドするようになったので、操るのがとにかく忙しい。また、去年のセットアップは流用ができなくなりました」

    それでもフリープラクティスが終わるまでには状況が好転し始めたが、佐藤琢磨自身は「自分たちのマシンに完全に満足していたわけでも自信を抱いていたわけでもありません。恐らく苦しい予選になるでしょう」と予想していた。

    ところが、予選は嬉しい驚きとでもいうべき展開になる。最初のセグメントで、佐藤琢磨はセバスチャン・ブールデを1万分の7秒差で凌いで予選グループの6番手となり、第2セグメントに進出する最後のチケットを手に入れた。ここで5番手に食い込んだ佐藤琢磨はファイアストン・ファスト6に駒を進め、5番グリッドを獲得する。

    「各セグメントをギリギリのところで通過しました。ラッキーにも予選を戦い続けることができたのです。セグメントごとに僕たちはマシンを修正し、持てるポテンシャルを出し切りました。最後のセッションでは雨がぱらつきました。このため最終ターンから第1ターンと第2ターンまではしっかりと濡れていましたが、コースのほかの部分は乾き始めていました。僕たちのセットアップはややコンサバすぎたようで、ドライのセクションではタイムを大きくロスしました。もしもQ2と同じセットアップを使っていれば、フロントロウを狙えたかもしれませんが、条件は誰にとっても同じでした。また、今回の予選ではルーキーが大活躍し、ポールポジションのほか、3番グリッドと4番グリッドを獲得しました」

    決勝日の朝に行われたウォームアップではまたも後退を余儀なくされ、佐藤琢磨とチームメイトのレイホールは揃って下位に沈み込んだ。これは、マシンのスライドを抑え込み、タイアを持たせるようにするセットアップに変更した影響だったが、佐藤琢磨によれば「ただただ遅かった。僕たちはマシンを大幅に変更する必要に迫られ、僕のマシンは予選とほとんど変わらないセットアップに戻しました」という。

    決勝のスタートでは、上位4グリッドからスタートした3人のルーキーがクリーンな滑り出しを決めたいっぽうで、長い経験を誇るウィル・パワーは2番グリッドからスタートしながらターン2でスピンを喫してしまう。

    「ウィルとはうまくやっていたので、このときは『ダメだ、ウィル! それはダメだ!』と思っていました」 佐藤琢磨はそう語ると笑い声を上げた。「幸運にも、誰も彼と接触しなくて済みましたし、ダメージもありませんでした」 これで佐藤琢磨は4番手に浮上。レース序盤にはジェイムズ・ヒンチクリフやアレクサンダー・ロッシに抜かれたが、ほどなくヒントクリフを攻略し、続いてマテウス・ライストがトラブルに遭遇すると、佐藤琢磨は4番手に返り咲く。その後、グリーン中にピットストップしたことで中団に転落したが、佐藤琢磨は好調で、コーション後の34周目にリスタートが切られると実質的な5番手まで順位を戻していた。

    佐藤琢磨はターン4でスコット・ディクソンを鮮やかに攻略したが、皮肉にもこのオーバーテイクは帳消しになってしまう。続いてヒンチクリフもニュージーランド人ドライバーをパス。そこでディクソンは次のラップのターン1でヒンチクリフに襲いかかる。ディクソンはヒンチクリフを豪快にイン側からパスしたように見えたが、減速しきれずにコントロールを失い、何の罪もない佐藤琢磨に追突。ここで佐藤琢磨はスピンに追い込まれたうえに、タイアがパンクする不運に見舞われる。

    「ディクソンとはいいレースを戦っていました」と佐藤琢磨。「ターン4でディクソンをパスしたとき、彼にはもう少しスペースを明けておきたいと思っていましたが、マシンのグリップレベルは驚くほど低い状態でした! でも、僕は状況に満足していたし、すべてうまくいっているように思っていました。その後、“ディクシー”は“ヒンチ”に襲いかかったようですが、ヒンチの脇を通り抜けて僕に追突してきました。追突の衝撃はすさまじく、このため接触した瞬間に彼のマシンは宙に浮き上がってしまうほどでした。おかげで僕はスピンに追い込まれたのです」

    パンクしたタイアはその後のイエロー・コーション中にピットで交換されたので、No.30のマシンは周回遅れにならずに済んだが、しかしディフューザーを始めとするエアロパーツがダメージを負っていたため、佐藤琢磨は2~300ポンド(およそ100~150kg)ものダウンフォースを失うこととなる。

    「レースを戦い続けられたのは幸運でした。僕たちはレース戦略が効を奏することを期待していました。そうそう、ボビー・レイホールがふたたびピットスタンドに立ち、僕にレースの指示をしてくれたことは本当に素晴らしいと思います。なにしろ、彼の声が僕の耳のなかに響いていたのですから!」

    RLLRチームは給油量を少なくするレース戦略を選択。しかし、レース終盤までイエロー・コーションとならなかったため、この戦略が報われることはなかった。最後のコーションが終わると、レースは2ラップを残して再開。このとき、佐藤琢磨は14番手につけていたが、長らくレースをリードしていたロバート・ウィッケンズが不運なクラッシュで遅れたほか、佐藤琢磨はギャビー・シェイヴスの攻略に成功。12位でチェッカードフラッグを受けた。

    「残念です。それでも、僕たちにとってはいい週末だったと思います。また、グレアムのレース戦略は素晴らしいものでした。なにしろ、後方グリッドからスタートして2位でフィニッシュしたのですから。チームにとっては最高の結果でした。もちろん、僕のレースも同じような展開になればよかったのですが、今回は多くのことを学びましたし、週末を通じてポジティブに思えることがたくさんありました。だから、次戦がいいレースになることを期待しています」

    オーバルコースのフェニックスで開催される第2戦はおよそ1ヵ月先のことだが、それまで佐藤琢磨はテストのため忙しい日々を過ごすことになる。まず、今週後半はファイアストンのタイアテストのためテキサス・モーター・スピードウェイを訪れ、続いてはバーバー・モータースポーツ・パークで行なわれるインディカーのオープン・テストに参加。さらにインディアナポリスのロードコースとオーバルコースでもテストが行なわれる。

    「フェニックスのレースはとても楽しみです」と佐藤琢磨。「ショートオーバルではいつも素晴らしいレースを戦ってきましたが、これまでフェニックスにはいい思い出がありませんでした。しかし、今年のシーズン前テストは違いました! 難しい戦いになるのは間違いありませんが、レースに挑む準備は整っています!」

  • 佐藤琢磨、もらい事故もあり悔しい12位 「どうしようもなかった」

    佐藤琢磨、もらい事故もあり悔しい12位 「どうしようもなかった」

    佐藤琢磨は、2018年のインディカー・シリーズ開幕戦セントピーターズバーグの決勝を12位で終えた。

    5番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、序盤にペースに苦しみながらも巧みな走りで上位グループの一角としてレースを進行。22周目にピットストップを実施し、トップグループと同じシークエンスでレースを戦っていた。

    しかし、35周目。1コーナーで止まり切れなかったスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)に追突されるというもらい事故で右リアタイヤをパンク。リードラップの最後尾まで順位を落とし、最終的に12位でレースを終えることになった。

    スコット・ディクソンとの事故について「そうですね。ちょっとどうしようもなかったですね、あれは」と佐藤琢磨はコメント。

    「やっぱり最初かなり苦労しましたね。アレキサンダー・ロッシがかなりペースが速くて、後ろからどんどん追い上げてきているなかで、僕が全然ついていけなかったので、厳しい戦いになるかなと思ったんですけど、スタートのポジションとしては5番手前後をキープして、リスタートもそこそこにまとめて、なんとか走って、そういう意味ではピットストップのタイミングというかシークエンスもトップグループと同じタイミングで行ってた矢先のアクシデントだったので、非常に残念です」

    レース終盤も運に恵まれなかった佐藤琢磨。

    「早めに入って、予選でちょっと使ったブラックタイヤしか残っていなかったので、それを使うしかなかったんですけど、いくつかポジションを上げようとしていたし、イエローとか入ればうまくいくかなと思ってたんですけど、残念ながら、そこはイエロー入らなくて、単純にポジションを落としただけで終わってしまいました」

    レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングでの復帰戦となったセントピーターズバーグだが、事故もあり、チームとの仕事についてはまだ評価できないと佐藤琢磨は語る。

    「ちょっと今日は苦しい戦いだったので、評価というのはできないかな。難しいですよね。状況も状況だったので」と佐藤琢磨はコメント。

    「ただ、苦しいなかでも予選トップ6に入れたのはひとつ良かったと思うし、決勝もグラハムがピットストップのシークエンスのタイミングもあるといえど2位に入ったので、チームとしては非常にいい週末になったかなと思います」

    次戦はフェニックス。佐藤琢磨はプレシーズンテストでトップタイムを記録している。

    「久しぶりにショートオーバルで思い切り走れそうな気がするので、フェニックス頑張りたいです」

  • 【インディカー】 佐藤琢磨 「フロントローに並べなかったのは残念」

    【インディカー】 佐藤琢磨 「フロントローに並べなかったのは残念」

    佐藤琢磨は、2018年のインディカー・シリーズ開幕戦セントピーターズバーグの予選を5番手で終えた。

    合同テストでトップタイムを記録するなど、今季から移籍したレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで好調なパフォーマンスをみせていた佐藤琢磨。

    予選は雨が降るなかスリックタイヤで走行するという難しいコンディション。グループ2で走行した佐藤琢磨は順調にファスト6まで駒を進め、予選5番手で3列目イン側グリッドからスタートすることになった。

    「予選は楽しかったです」と佐藤琢磨はコメント。

    「もちろん、コンディションはトリッキーでしたし、もう少し上位につけることを願ってましたが、不満はありません」

    「ファスト6はレースにむけてベストな位置です。スタッフは非常にトリッキーなコンディションのなかで素晴らしい仕事をしてくれました。彼らは完璧なタイミングで僕を送り出してくれました」

    「フロントローに並べなかったのは残念ですが、重要なのはレースで強いクルマであることです。僕たちにはレースで強いクルマがあると思っています」

    佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング

  • 【インディカー】 佐藤琢磨がデザインされたインディ500のチケットを披露

    【インディカー】 佐藤琢磨がデザインされたインディ500のチケットを披露

    インディカー・シリーズは、2017年のインディ500ウィナーである佐藤琢磨がデザインされた第102回インディ500のチケットを披露した。

    過去70年間、インディ500のチケットは前縁の優勝者がデザインされることが慣例となっている。2017年、佐藤琢磨は日本人として初めて伝統のインディ500を制するという偉業を成し遂げた。

    インディアナ州会議事堂で行われた発表会には、佐藤琢磨、インディカーの最高席責任者を務めるマーク・マイルズ、インディアナポリス・モータースピードウェイのダグ・ボールズ社長、エリック・ホルコーム州知事が出席した。

    1947年にマウリ・ローズがインディ500を制して以降、チケットには前年のウィナーがデザインされており、1948年も優勝したマウリ・ローズの姿は翌年のチケットにも掲載された。
    「実際に見るのはこれが初めてです」と佐藤琢磨はコメント。

    「本当に驚くべきことであり、素晴らしいことですね。本当に嬉しいです。チケットに自分の顔が刻まれるのは本当に名誉なことです」

    「インディ500が世界で最大のスポーツイベントであることは歴史が示していますし、誰もが本当に興奮するイベントです。このようなチケットは本当に驚くべきことですし、本当にありがたいことです。インディ500のウィナーになることはレースキャリア全体で最大の夢です」

    マーク・マイルズによると、今年のインディ500のチケット販売の売れ行きは昨年を大きく上回っていると語った。

    「現状、本当に好調だ。小さな成長ではない。2018年はとても良いものになるだろう」

    今年、佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍。今月初めに開催された2日間のオープンテストでは全体の最速タイムを記録している。

    第102回 インディ500 チケット

  • グラハム・レイホール 「佐藤琢磨はチームに完璧にフィットしている」

    グラハム・レイホール 「佐藤琢磨はチームに完璧にフィットしている」

    今年レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで佐藤琢磨のチームメイトを務めるグラハム・レイホールは、佐藤琢磨の加入がチームにポジティブな影響をもたらしていると語る。

    今週、フェニックスのISMレースウェイでインディカー・シリーズのオープンテストが開催され、今年からレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍した佐藤琢磨はプラクティス1、3、4でトップタイムをマーク。最終セッションで彼の記録した19秒3790は今回のテストでの最速ラップとなった。

    チームメイトのグラハム・レイホールもプラクティス2で最速タイムを記録し、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは4セッション全てでタイムシートのトップに立った。

    グラハム・レイホールは佐藤琢磨のパフォーマンス、特に全体のプログラムの改善は励みになっていると語る。

    「すでに助けになっていると思う」とグラハム・レイホールはコメント。

    「僕たちのコメントはお互いにとても似ている。それは良いことだ。彼は過去数年間僕のエンジニアを務めていたエディ・ジョーンズと組んでいる。エディは素晴らしい男だし、優れたエンジニアだ。彼は僕にしてくれたのように琢磨をかなり助けてくれると思う」

    グラハム・レイホールは、2012年に佐藤琢磨がレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングを離れた後もチームとは親しいままだったとし、その緊密な関係が役立っていると語る。

    「僕の父と琢磨はずっと親密な関係を築いていた。彼が離れていたとき、去年アンドレッティ・オートスポーツに行く前も、彼は父のところに戻る契約をまとめようとしていた。彼らはとても親しいんだ。彼のマネジメントをしているスティーブ・フューセクも僕たちの素晴らしい友人だ。僕たちにとって適切なことだった」

    また、グラハム・レイホールは、佐藤琢磨のポジティブなスピリットがチームに完璧にフィットしていると語り、チーム内にはすでに強力な作業関係が築かれていると語る。

    「琢磨は本当にハッピーなスピリットの持ち主だし、いつも笑顔を浮かべている。彼は本当に周りには部隊を集めることができる男だ。それはチームにフィットするために重要なことだ」

    「僕たちは全員が本当にリラックスしているし、ここで楽しんでいる。それが僕たちが成功している理由だと思う。2台目に座るのが誰であってもそのカタチにフィットする必要がある。僕たちはうまくいっているのは幸運なことだと思う」