カテゴリー: F1ロシアGP

  • フェルスタッペン 「ルクレールにウイングを壊されるところだった」

    フェルスタッペン 「ルクレールにウイングを壊されるところだった」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1ロシアGPのレース中盤にシャルル・ルクレールとあわや接触というシーンを振り返った。

    マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールは、今週末に新しいパワーユニットを投入したことで、グリッドの後方からスタートすることを余儀なくされた。

    そして、シャルル・ルクレールが元チームメイトのセバスチャン。ベッテルとバトルをしている最中に、マックス・フェルスタッペンはターン5でルクレールに仕掛けた。

    シャルル・ルクレールはマックス・フェルスタッペンがオーバーテイクを試みていることに気づかず、ターン6へのアプローチでフェルスタッペンを壁に押し込みそうになり、フェルスタッペンは後退を余儀なくされた。

    この件を振り返ってマックス・フェルスタッペンは「シャルルは前でセブと戦っていた。彼らは基本的にターン2からターン7までサイド・バイ・サイドだった。僕はまだ少し後ろにいたけど、もちろん、そこからも彼らは戦っていた」と説明。

    「僕はターン5をうまく抜けて、シャルルは動きに出たけど、少し深くなっていた。それで、もちろん、セブは再び彼を追い越したけど、彼は僕がそれほど近くにいることに気づかなかったと思う。彼はちょうどマシンを右に投げ出し、僕は彼を避けなければなならなかった。彼はもう少しで僕のフロントウイングを外すところだった。結局のところ、すべてうまくいったけど、彼らが戦っているのも確認にしなければならず、かなりの慌ただしいコーナーだった」

    タイムリーにインターミディエイトに交換するまで、マックス・フェルスタッペンはレースの第2フェーズのほとんどをDRSトレインでスタックして過ごし、7位でフィニッシュするものと思われていた。

    マックス・フェルスタッペンは、雨天前に思っていたほどの進歩を遂げることができなかったのは、ミッドフィールドの競争が激しく、タイヤの摩耗が予想よりも悪かったためだと考えている。

    「ラインを通過したときは間違いなくとてもいい気分だった。追い抜くのがどれほど難しいかは誰もが知っている。特に今年のミッドフィールドは非常に競争が激しく、抜くのは本当に難しいし、今日もまたそれが示された」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「もちろん、かなりの台数を抜くことができたけど、ある時点で行き詰った。今日もタイヤはとても厳しかった」

    「グレイニングが出ていたし、そのスピード非常に素早かったので、それからは多くのグリップを失なわれ、さらに身動きがとれず、もう本当に攻撃することができなくなる」

    「僕たちは、落ち着いて集中し、彼らを追いかけようとした。基本的には、雨が降ったときに最終的に正しいコールと正しいラップができたと思う。1周前にピットインしてたら、おそらくトラックの3分の2にはまだ少し乾燥しすぎていたので、1〜2周でインターを破壊していただろう」

    「基本的にそれで7位から2位に上がれたし、もちろん、今日は素晴らしい結果だった」

    PU交換で最後尾スタートという今季で最も厳しいレースだったマックス・フェルスタッペンだったが、2位で切り抜けたことで、ルイス・ハミルトンにドライバーズ選手権の首位を奪われたものの、そのダメージを2ポイント差に抑えることができた。

  • アルファタウリ・ホンダF1 「ドライで続行するギャンブルは失敗だった」

    アルファタウリ・ホンダF1 「ドライで続行するギャンブルは失敗だった」

    アルファタウリ・ホンダF1の車両パフォーマンスチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、2021年F1ロシアGPの決勝レースを振り返った。

    2台が6列目からスタートしたアルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーと角田裕毅の戦略を分けてレースを進めるが、終了間際の雨でドライタイヤで続行するいう戦略は失敗。ガスリー13位、角田17位とノーポイントでレースを終えた。

    「今日の目標はポイント獲得だったが、それは達成できなかった」とクラウディオ・バレストリはコメント。

    「両マシン共にファーストラップですぐにポジションを落としてしまった。ただその後のレースに関しては、渋滞がない箇所のマシンのペースは素晴らしかったと思っている」

    「ポイント獲得の可能性を最大化するために、両マシンで別々の戦略を取った。ピエールに関しては、長い第1スティントをハードで走り、その後ミディアムに履き替えることにした。一方、裕毅に関してはその逆で、最初はミディアムで走行してもらうことにした」

    「しかし、残り6周の時点で弱い雨が降り出し、サーキットが滑りやすくなった。いくつかのマシンはピットに入ってインターミディエイトに履き替えたが、我々はドライタイヤで走行を続ける決断をし、ピエールはそのまま、裕毅はソフトタイヤへ変更することにした。この雨は続かないだろうと信じており、このチャンスを活かさねばと思った」

    「しかし残念ながらギャンブルは失敗し、雨はますます強くなっていたのでインターミディエイトへの変更を余儀なくされた。このようなトリッキーなコンディションで、どうすればもっと上手くできたのかを分析していく必要がある」

  • 2021年 F1ロシアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1ロシアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1世界選手権 第15戦 F1ロシアGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    レース終了間際の雨が波乱の展開を生み出したレースでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝し、通算100勝目という金字塔を打ち立てた。2位にはタイトル争いのタイバルであり、PU交換ペナルティで最後尾スタートからマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が入った。

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「Wow…100! 時間がかかったし、100勝目が来るかどうかさえわからなかった! 昨夜、眠りについた時は昨日の自分の仕事に満足してはいなかった。何度もリプレーを見た。些細なミスだったけど、今朝目が覚めたときには、絶対に物事を正してやると決心していた。今日は大変だった。スタートで大きく後退してしまい、とにかくトラブルを避けようとしてた。辛抱強く、最後に雨が降ったときは、ボックスしてランドを逃がしたくなかった。もちろん、雨がどうなるかは分からなかったし、自分のフィーリングに過ぎないんだけど、今日の戦略チームの仕事には本当に感謝している。現場とファクトリーにいる人々のハードワークがなければ、100勝なんて近づくこともできなかっただろう。みんなに本当に感謝している。本当に特別な気気持ちだ。今日、ランドはアメージングの仕事をした。素晴らしいペースだったし、彼はマクラーレンのために本当に素晴らしい仕事をしている。自分が昔いたチームが前にいるのはほろ苦い気分だった。彼らはメルセデスパワーでかなりいい走りをしているし、彼らが再び団結する姿を見られることができてうれしい。マックスは最後尾から2位まで上がってくる良い仕事をした。バトルは続くし、残りのレースで僕たちは最高の状態である必要があることは分かっている」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「素晴らしい結果になった! 最後尾からの2位フィニッシュという好結果で、今朝目が覚めたときにはこんな結末は予想していなかった。今回はペナルティーを受けていたレースだったけど、チームの努力もあって、ポイントを大きくは失わずに済んだ。インターミディエイトへの交換が勝負を決めたけど、路面は非常に滑りやすくなっていたので、タイミングの判断は素晴らしく、一番適切なラップでピットに入ることができた。最後尾からのスタートでは、1周目の混乱や他車とのバトルの中で様々なことが起こり得るけど、トラブルに巻き込まれずクリーンな展開で、レースをとても上手くマネージできた。レース自体は簡単にはいかず、他のマシンを抜くのは難しかったし、前に詰まるとタイヤを傷めやすくなってしまいったけど、幸運なことに最後の雨にも助けられてジャンプアップを果たせた」

    3位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「トリッキーだったけど、ポジティブな週末だった。良い予選と強いレースができたし、本当にすべてを出し切った。ダーティサイドから完璧なスタートを切り、ターン2へのブレーキを遅らせて、リードを奪うためにリスクを冒してランドのアウトサイドをついた。残念ながら、グレイニングに悩まされ、1番手を長くキープすることができず、早めにピットインしなければならなかった。最初のストップの後、非常に良いスティントを過ごしていた。トラフィックのなかでハードタイヤを管理し、クリーンエアでプッシュした。雨が降る前に適度に快適な3番手を目指していたけど、雨はすべてをかなりトリッキーにした。インターに交換するためにボックスする必要があることは明らかだったし、チームと一緒に適切なタイミングで適切な決定を下し、3番手を取り戻した。嬉しい表彰台だけど、チームとして、次回フェラーリがリードしているときに脆弱性が少なくなるように、何ができるかを分析し続ける必要があると思う。次のレースまでに時間がかかるし、僕たちプッシュを続けていく」

    4位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「かなり波乱に富んだレースだった。このトラックはそれを提供しないこともあるけど、今週末は予選とレースの両方で提供された。たくさんのことが起こった。スタートはちょっと良すぎたと思う! 攻めたり、退いたりしなければならず、そこでいくつかのポジションを失ったけど、最初のラップでいくつかのポジションを取り戻すことができた。いくつかの良い瞬間があった。最初のスティントでかなりうまく防御し、2番目のスティントでいくつかの良い追い抜きができたけど、それからハードタイヤの終わりに向かって苦労した。それから雨が降って、すべてがひっくり返った。インラップは不完全だった。カルロス(サインツ)がターン7でコースオフして、次に僕で、そして、マックス(フェルスタッペン)が続いた。マックスは僕たちの両方を見ていたので、あまりコースオフせずにそこを通り抜けることができたんだと思う。それからインターに交換して、前にカルロスが見えた。最後の数周は彼を仕留められると感じたけど、少し遅すぎた。あと少しのところで表彰台を逃しけど、4位は堅実な結果だ。良いポイントだし、あのようなトリッキーなコンディションでノーズをクリーンなままで終えられただけでも良かったと思う。間違いなくポジティブな点があったし、個人的にはまだ取り組むべきことがいくつかあるので、気を引き締めていく」

    5位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「まずはルイスの勝利と100回目の勝利を祝福した。僕サイドから見ると難しいレースだったし、楽な日ではなかったが、最後の雨の状況がそれを救てくれた。それまでは順位を上げることに苦労していた。コーナーでついていくことができず、思ったよりもずっと難しかった。アンダーステアが大きくなっていた
    スピードを維持できず、オーバーテイクのために十分な距離に近づくことができなかった。雨が降ったので、1周早くストップしたかったけど、チームの準備が整っていなかった。それでも最初にストップしたマシンの1台だったのは良かった。なんとか順位を上げて、良いポイントを獲得できた。トリッキーな一日の後で、そこはポジティブだ」

    6位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「僕たちは6位でフィニッシュしたけど、3位の方が今日のフィニッシュポジションをより正確に反映していると思う。かなり遅くに雨が降ったことにとって結局は運次第になった。まるで硬貨を投げて表か裏かで物事を決めるようにね。1周ピットストップしたクルマもいて、実際に雨が降り始めたときは僕は3位だった。予測することは不可能だった。それでも、6位は僕たちにとって良い結果であり、それに値するものだった。レースを通して競争力があるように見えたので、ポジティブに受け止めることができるな点はたくさんある」

    7位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「最終的に僕たちが望んだレースでも結果でもなかった。良いスタートを切って、最初のスティントもうまくいった。最後に雨が降り始めた時、僕たちはピットに入らないことを決断し、それで全てを失った。その時のコンディションに会った正しい決断をした。チームからの情報をもとに僕が決めた。これから一緒に振り返り、どうすればもっと良かったのかを確認する必要がある。もちろん、すごくがっかりしている。週末はずっと強かったし、今日はペースにもクルマにも満足していた。チームは素晴らしい仕事をしてくれたので、彼らのハードワークに感謝したい。この結果は僕たちの週末を反映したものでばない。でも、ポジティブなことはたくさんあった。これから分析し、リセットして、トルコに戻ってくる必要がある」

    8位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「僕たちが懸命に戦った良い結果だ。ドライではライバルに追いつくことはできたけど、特にDRSトレインでは、ライバルを追い抜くのは簡単ではなかった。最終的にタイヤに正しい判断ができた。あまりにウエットになってきていると思ったので、ボックスを選択した。それが最終的には本当に役に立った。僕たちはできる限りベストを尽くしたし、それを示すためポイントを科k得できた」

    9位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「今日は表彰台争いをしていたので、インターミディエイトへの交換ではなく、スリックタイヤでステイアウトするというリスクを負った。セクター1と3ではほぼドライコンディションで、タイヤの熱入れもできていたので、もし雨が止めば、スリックタイヤのマシンが有利でインターミディエイト勢はレースを台無しにしてしまうと考えていた。結果的に、スリックが正解ではなく、雨の降るタイミングによって幸運を得た者もいれば、その逆もいた。今日は表彰台に値するだけの戦いができた。ピットストップに時間がかかり、ポジションを落とす場面はあったけど、レースでは起こり得ることだ。ピットストップでの問題はヒューマンエラーによるものではないですし、みんな落ち込んでいたので、レース後にピットクルーのもとへ行って大丈夫か確認した。チームとしては多くのポイントを獲得できしたけど、僕にとってはフラストレーションになったのは確かだけど、マシンの力をかなり引き出すことができ、2週間後のトルコに向けては希望が持てるはずだ」

    10位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「今日は本当に強いレースができたと思う。僕たちは引けを取らなかったし、馬鹿げたミスも犯さなかった。全体を通して自分たちのグランプリができた。最初の12周で3位を守れた。このポジションで戦うのはとても楽しかった。マクラーレン、メルセデス、アストンマーティンのようなマシンを抑え続けたし、僕たちはこれを誇りに思う必要がある。インターミディエイトは、昨日の予選ですべてのセットを使ったセットだったので最後は苦労した。最終的にまたポイントを追加できたし、それを持って帰る。それは夢の結果ではなかったけど、週末の前に10位でまた1ポイントをもらえると言われたら、喜んで受け入れただろう。全体としてはいいレースだったと思う」

  • 2021年 F1ロシアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1ロシアGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1世界選手権 第15戦 F1ロシアGPの予選で11位~DNSだったドライバーのコメント。

    雨に翻弄されたF1ロシアGPは、上位争いだけでなく、ミッドフィールドにも大きな波乱を生み出した。前半は上位を争っていたドライバーも、インターミディエイトに交換するタイミングによっては順位を落とすという運が結果を左右するレースとなった。

    11位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「天候の変化が良い結果とたくさんのポイントの強いチャンスを犠牲にしたことは本当に残念だ。後から考えれば、インターミディエイトに交換するために1周早くストップしていたらレースは変わっていた可能性があるけど、状況がいつ変化するかを判断するのは常に困難だ。ステイアウトして最後まで走り切る判断をしたし、それは僕次第だった。素晴らしいスタートを切り、最初の数コーナーで本当に楽しいバトルをして4位になったことを考えれば、さらに残念だ。後半にジョージ(ラッセル)にアンダーカットを仕掛けてうまくいったけど、ハードタイヤの第2スティントは、DRSトレインの前のマシンによって、常にタイヤを傷ついたことで、さらに困難になったし、そのあと雨が降りった。とても滑りやすくなったし、セバスチャンがそばにいるのが見えなかった」

    12位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「レース序盤はクルマのトレインのなかで大きく順位を上げるのは簡単ではなかったけど、最後の数周で雨が降ると運次第になった。インターミディエイトタイヤのためにピットインすべきかどうかについては50/50の判断のように感じた。雨が少ないように感じたのでステイアウトしたけど、かなりヘビーになり、窮地に陥った。そのため、最終的にピットインしてインターミディエイトを装着する必要があり、それで順位を落とした。レース後半に雨が降ると大きなチャンスがあるけど、今日はうまくいかなかった。ファンにとっては面白いレースだったと思う。ルイスが100回目のグランプリを獲得できたことを嬉しく思う。大きな成果だし、今日は十分に相応しかった」

    13位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「僕らにとっては、いいレースウイークにはならなかった。昨日の予選では大きなチャンスを逃し、今日はスリックタイヤで留まるという判断が功を奏さず、残念ながらポイント圏外でのフィニッシュとなった。ソチではペースがよく、最初のスティントはよかったと思うけど、今週末は訪れたチャンスを活かすことができず、本当に残念だ。今日のレースをきちんと振り返り、この先同じようなコンディションになったときにどうすればいいのかを確認する必要がある。今回は忘れるべきレースウイークになったけど、僕らがいいチームであることは変わらないので、次戦では巻き返す自信がある」

    14位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「今日は僕たちにとって良いレースではなかったし、全般的に週末を通してペースがなかった。もちろん、ポイントを獲得できなかったのは残念だ。特に、ウェットコンディションで最後にチャンスがあっただけに尚更ね。僕たちは最終的に正しい決定を下せなかった、ドライタイヤでコース上にステイアウトすることのリスクだった。忘れなければならない日の1つでだし、先に進んで、何が起こったのかを分析し、次のレースでは強くなって戻ってくる」

    15位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「結果は期待はずれだったけど、それ以外の点では非常にポジティブなレースだった! 良いスタートを切り、いくつかのポジションを上げることができた。すべてが本当に有望に見えたし、多くのオーバーテイクをして、ペースは強かった。レースの最後に雨が降り始めたとき、状況は突然変わった。カルロスが先にインターのためにピットインする決断をしたけど、僕はまだ疑問を持っていた。雨が弱まることを期待して、スリックでもう1周を試みた。でも、土砂降りになり始めて、残り2周でピットインせずに進むことはできなかった。基本的にはそれでレースは終わりだったし、本当に残念だった。今日はチームとカルロスが3位を獲得するために良い仕事をした」

    16位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「たくさんのことが起こった波乱に富んだレースだった。ターン2でヒットされて、いくつか順位を失った。さらに、1周目から無線がなかったため、チームとのコミュニケーションが不可能だった。大変な午後だった。特にレース終了間際に雨が降り始め、タイヤ交換についてピットと話すことができなかったときはね。チームの結果には満足しているけど、すでにトルコを楽しみにしている」

    17位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「とても残念な一日になりました。レースウイークを通じてマシンバランスに苦しんでいましたが、それは今日のレースでも同様で、特に1周目はコース上にマシンを留めるのも大変でした。再びポイント獲得を目指すために、今週末を終えてリセットし、自分のパフォーマンスのベースラインを見直す必要があります」

    18位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「長いレースで、たくさんのことが起こった。オープニングラップはとても良かったし、バッテリーを巧みに使って後ろの速いクルマを抑えるためにベストを尽くした。そこはうまくいったと思う。その後、ピットインしてハードタイヤで戻った。1台には抜かれたけど、それでも僕は後ろのクルマを抑えようとした。それからロックアップしてしまった。ハードタイヤでロックさせてしまうと、残念だけどタイヤもう戻って来ない。インターに履き替えるタイミングはチームとしていい判断ができた。僕は最初にピットインした方だけど、かなりのタイムを取り返すことができた。絶対に抜かせないであろうクルマをオーバイテイクするのは楽しかった。もちろん、自分たちの立ち位置は分っているし、今は次のレースに目を向けている」

    19位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「残念ながら、レースの最後に雨が降り始めた時にスリックでミスをしてしまった。減速できず、ターン7でスピンしてしまい、バリアに引っかけてリアウイングを損傷してしまった。その時点でもう得るものは何もなく、クルマをリタイアさせた方が合理的だった。フラストレーションがたまるレースだった。クルマの感覚はかなり良かった。今までで一番良かったかもしれない。でも、レースの最初であまり前進できず、コースのキーエリアで前のハースF1に接近してついていくこともできなかった。プライムタイヤの感触は良かったし、もっと上位からスタートしていれば、ポジションを維持して、もっと良いリザルトが得られたと思うし、不運だった。でも、こういうこともある」

    DNF:ミック・シューマッハ(ハース)
    「問題が発生して、コース上で修正しようとしたけど、うまくいかなかった。仕方がない。人生は勉強だし、何が起きるかわからないのがF1だ。今年初めてのリタイヤだった。もっと先に起きるか、今年は起きないことを願っていたけど、これもゲームの一部だ。ペースに関してはとても良かったし、マシンの感触も本当に良かった。ポジティブなことを受け入れて、それを分析し、トルコに持ち込みたい」

  • メルセデスF1代表 「フェルスタッペンのインター交換が判断を簡単にした」

    メルセデスF1代表 「フェルスタッペンのインター交換が判断を簡単にした」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1ロシアGPで通算100勝目という金字塔を打つ立てたルイス・ハミルトンとの“特別”な旅を振り返るとともに、インターミディエイトに交換するという決断について語った。

    F1ロシアGPは終了間際の雨が明暗を分けた。レースの大部分をリードしていたランド・ノリスはスリックでステイアウトすることを選んで初勝利を逃し、インターミディエイトに交換したルイス・ハミルトンは通算100勝目を挙げてグランプリの歴史に新たな金字塔を打つ立てた。

    「我々は素晴らしいキャリアの目撃者だと思う」とトト・ヴォルフは語った。

    「100回目のレースでの勝利はとにかく驚異的なものだ。今日、我々はそれについて話している。それは24時間ニュースになるだろう。だが、20年になって初めて、我々はその一部であることに気付くだろう」

    「しかし、我々はF1で他のどのスポーツマンも成しえなかった旅の一員であり、それは我々が勝ったレース、チャンピオンシップを超えていることを認識している。つまり、ヒューマニストの観点から、その一員であるのは特別なことだ」

    トト・ヴォルフは、雨が降ってきた時点でルイス・ハミルトンが勝利のためにランド・ノリスを追いかけていたことを考えると、2番手のハミルトンをインターミディエイトに交換するためにピットインさせるのは難しい選択だったと語った。

    「小雨が降り始めましたが、サーキットの半分だけが濡れていた。そこが我々が『ピットインしなければらない』と判断したときであり、それが我々がしたことだ」とトト・ヴォルフは説明した。

    「だが・・・もちろん、我々はフェルスタッペンとレースをしている。彼もインターに交換した。彼からポジションを守りたいと思うものだ。それは我々の判断を少し簡単にしたかもしれない。レースをリードしているときに正しい決断をすることは常に難しい」

    ルイス・ハミルトンの100戦目の勝利は、メルセデスがロシアで無敗であることを継続させ、ソチのグリッドでトップ3外からスタートして勝った最初のドライバーになった。

  • ジョージ・ラッセル、3番グリッドも「表彰台は現実的ではなかった」

    ジョージ・ラッセル、3番グリッドも「表彰台は現実的ではなかった」

    ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、F1ロシアGPの決勝を10位でフィニッシュ。3番手スタートが自身2度目の表彰台に繋がると考えるのは非現実だったと認めた。

    ジョージ・ラッセルは、マクラーレンのランド・ノリスとフェラーリのカルロス・サインツとともにF1ロシアGPの予選で衝撃的なトップ3を構成した。

    決勝でも、序盤はダニエル・リカルドやルイス・ハミルトンといった速いマシンを抑えて3番手のポジションをキープしたジョージ・ラッセルだが、最初のピットストップ後に15位に落ちたが、レース後半にソチ・オートドロームに雨が降った後は、中古のインタミディエイトで10位でフィニシュ。 5レースでフィニッシュ。

    「今日は本当に強いレースだったとう」とジョージ・ラッセルは語った。

    「正直に言うと、これ以上は期待できなかったと思う。僕たちは自分たちのペースを知っている。もし、僕たちが早くピットインしたら、もしくは遅くピットインしいていら、周りの他の誰もが道を見つけただろう」

    「メルセデスのようなマシンは僕たちよりも1周あたり2秒速いし、他の誰もがおそらく1周あたり1秒速いだろう」

    「だから、彼らを抑えるのは本当にトリッキーだった。ウェットでの最後の数周は本当に良くなかった。僕たちは本当に苦労した。でも、それは中古のインターミディエイトタイヤを使っていたからだと思う」

    「昨日の予選では、すべてのインターセットを使ってしまったので、装着する前からすでにスリックのようだった。だから、グリップがなくて、2つのポジションを失った。だから今日は最大で8位だったし、10位で良しとしよう」

    ジョージ・ラッセルは、F1ベルギーGPでの2番グリッドをレースフィニッシュのポジションに変換したが、3番手スタートをキャリアの2回目の表彰台をできた可能性がある。

    それでも、ジョージ・ラッセルは、ウィリアムズとのさらに強力な週末をポジティブに受け止めている。

    「スリックのパフォーマンスは本当に良かった。チームから、そして車内から、すべてのラウンドで、本当に満足していたし、自信を持っていたので、レースがこれ以上良くなることはなかったと思う」

    「明らかに驚くべき結果をもたらすことを夢見ていたけど、それは現実的ではなかった。そして、今日、僕たちはおそらく相応しい場所でフィニッシュした」

  • カルロス・サインツ 「早期ピットストップで表彰台は無理だと思った」

    カルロス・サインツ 「早期ピットストップで表彰台は無理だと思った」

    フェラーリのカルロス・サインツは、F1ロシアGPの決勝でピットストップを早めた際に表彰台を獲得するチャンスを失ったと考えていたと語る。

    2番グリッドからスタートしたカルロス・サインツは、ターン1までのストレートで元チームメイトであるランド・ノリスのスリップストリームを使ってリードを奪った。

    カルロス・サインツは、ハードタイヤに交換するためにピットストップを行った最初のドライバーのひとりであり、コースに合流するとトラフィックに遭遇してポジションを失った。

    この時点で、カルロス・サインツは無線でフェラーリから5位でフィニッシュすることになるだろうと伝えられていた。

    F1ロシアGPを振り返り、カルロス・サインツは「かなり嬉しい。主な理由は、レースのある時点では実際にうまくいかないと思っていたからね」とコメント。

    「ミディアムタイヤでかなりのグレイニングに苦しんだ。最初の7~8周はレースを快適にリードできていたけど、そこからデグラデーションが酷くなり、ランドにポジションを奪われた。僕は最初にピットインしたドライバーの一人だったし、バルテリの後ろで列に並び、すべてのトラフィックに苦しんでいた」

    「ある時点で表彰台は無理だと思っていたけど、最後から10周くらいでペレスの前で3番手にいることに気づき、自分自身に『今はこのポジションを維持する良い機会だ』と言い聞かせた」

    カルロス・サインツは、雨が降る前にもタイヤに苦労していたため、ソフトタイヤに交換するために2回目ピットストップを検討していたことを明らかにした。

    「ハードでペースは良かったし、フィーリングも良かったけど、雨が降ってきたのを見て、ターン5と7で雨が降り始めて、ハードでみんながクルマをキープするのにかなり苦労していた。コース上では、ミディアムの人たちはもう少しグリップを持っているように見えたし、彼らはより柔らかいタイヤでマシンをコース上に保つために管理していた。僕はどうにもならなそうだった」とカルロス・サインツは語る。

    「ある時点で、最後まで走り切るためソフトタイヤに交換するためにピットインすることを考えていた。でも、最終的には最後の4周でインターで行くことにして、それがうまくいった。僕たちは3位に順位を上げることができた。良い判断、良い管理あった。レースをリードした後に自分が予想したよりも少し多くの障害があった」

  • マクラーレンF1代表 「スリックでステイアウトさせたのはチームの責任」

    マクラーレンF1代表 「スリックでステイアウトさせたのはチームの責任」

    マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、F1ロシアGPのレース終盤にランド・ノリスがスリックタイヤでステイアウトするという決断と最終的にはチームの判断だと語った。

    14周目にフェラーリのカルロス・サインツからリードを奪ったランド・ノリスは、日曜日のレースの大部分をリード。53周のレースの46周目に雨が悪化し始めたときは、メルセデスのルイス・ハミルトンを抑えていた。

    ルイス・ハミルトンは、インターミディエイトに交換したが、ランド・ノリスはチームからピットインの呼びかけたがあったが、スリックタイヤでステイアウトすることを選択した。

    ランド・ノリスは51周目のターン5でコースオフし、ルイス・ハミルトンにリードを奪われた後、最終的にインターミディエイトに交換するためにピットインして7位に落ちた。

    ランド・ノリスは、スリックタイヤに交換するときにピットレーンの入り口を横切ったことでスチュワードのオフィスに召喚されたが、ペナルティは免れた。

    アンドレアス・サイドルは、結果はランド・ノリスはF1でまだ積まなければならない“学習の一部”だったとしつつ、マクラーレンは、ピットインをもっと積極的に要求することができたかもしれないと認めた。

    「彼はこれがゲームの一部であり、学習の一部でもあることを知っている」とアンドレアス・ザイドルは Sky F1 に語った。

    「しかし、彼の側だけでなく、チームの側も同様だ。我々が得た情報から、ピットウォール側から彼の意見を却下する可能性は常にあると思う」

    「しかし、結局、我々は一緒にこの判断をした」

    「ルイス側は我々の議論を聞いたと思うが、ほぼ同じ進行中だった。ルイス側はこの時点で2番手にいたので、我々がやることを待って反対のことをする機会があった。我々にはその機会はなかった」

    「我々は勝利を目指したかったのし、一緒にステイアウトすることを決定した。それがうまくいかなかった理由だ」

    判断に後悔はあるかと質問されたアンドレアス・ザイドルは「我々は7位でフィニッシュした。現時点では公開している!」と答えた。

    「それは我々が、チーム、ドライバー、そしてピットウォールと一緒に下した決断だ。その結果、他のいくつかのチームと比較して、今日はそれをまとめることができなかった」

    「我々はそれを分析し、それから学び、次回はよりうまくやりたいと思っている」

  • ホンダF1 田辺TD 「レースでは何があるか分からないを象徴するレース」

    ホンダF1 田辺TD 「レースでは何があるか分からないを象徴するレース」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、雨で波乱の展開となったF1ロシアGPの決勝を振り返った。

    ホンダF1勢では、PU交換ペナルティで最後尾スタートとなったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得、チームメイトのセルジオ・ペレスが9位入賞と2台が入賞。アルファタウリ・ホンダの2台は入賞を逃したが、4台が完走した。

    「いろいろと雨に翻弄され、ポジションを上げたドライバー、大きく落としたドライバーもいて、『レースでは何があるか分からない』ということを象徴するようなレースになりました」と田辺豊治は振り返る。

    「マックス・フェルスタッペン選手は、チームとも話し合ってパワーユニット交換を選択したため、グリッド最後尾からスタートすることになりましたが、それを大きくはね返し、2位になった。ルイス・ハミルトン選手が優勝したため、ドライバーズチャンピオンシップでは2ポイント差で逆転されてしまいましたが、スタート順位を考えれば『とにかく獲れるだけポイントを』とレース前に話をしていたので、良い結果に終わったと思っています」

    「セルジオ・ペレス選手は初日から力強い走りで終盤に雨が降るまでは3位を走っていました。最後の最後で雨が降り出したときにはタイヤ交換のタイミングが遅く9位と残念な結果に終わってしまいました」

    「アルファタウリの2台は11番手と12番手からのスタートだったが、DRSトレインの中で我慢のレースを強いられました。雨の中でも、チーム側の選択で順位を落としてしまった。

    「ここのところ何レースかきちんと最後まで走り切るレースができていなかったので、4台揃って完走できたのはいいことですが、明暗が分かれるレースになりました。次戦のトルコに向けて準備をして、しっかりとしたレースがしたいと思います。残り7戦となってしまいましたが、両チームともにポイントが獲得できるようにしていきたいです」

    マックス・フェルスタッペンの最後尾から2位という結果は予想外かと質問された田辺豊治は「その通りです」とコメント。

    「金曜日のドライでのメルセデスとのパフォーマンス差や、最近中団チームのパフォーマンスが上がっていることを考えれば、DRSトレインの中ではオーバーテイクできないと考えていました」

    「そうした中で、どこまでリカバリーして選手権ポイントを加点できるのかというのがレース前のチームを含めての想定でした。それが2位まで行ったというのは、障害を乗り越えてマネージしたということで、雨を自分たちの方に取り込めたいいレースだったと思います」

    ライバルであるバルテリ・ボッタスは、決勝前にエンジンとMGU-Hを交換して10グリッド降格ペナルティを受け、スターティンググリッドでマックス・フェルスタッペンの前を塞ぐかたちとなった。

    その展開をレース前にどう考えていたかと質問された田辺豊治は「事情はどうであれ、前からスタートすることには変わりはない。『押さえられたままになってしまったら終わりだね』という話はしていました」

    バルテリ・ボッタスは、エンジンを交換したのは、前戦F1イタリアGPで投入したエンジンが『終わってしまった』と発言している。その発言をどうとらえているのか。

    「他メーカーのことですし、『終わった』という言葉の意味がよく分からないのでコメントしにくいですが、仮にそれがもう使えないという意味だとすれば、それで今回もう1台追加したという意味だと思います」と田辺豊治はコメント。

    「しかし、そのせいでペナルティを受けるのはパワーユニットメーカーとしてはドライバーには申し訳ないことだと思います」

    「ハミルトン選手のパワーユニットがどうなのかは、我々には分からないのでなんとも言えません」

  • レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの2位はまるで優勝したような気分」

    レッドブルF1代表 「フェルスタッペンの2位はまるで優勝したような気分」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2021年F1ロシアGPの決勝レースを振り返った。

    マックス・フェルスタッペンは最後尾スタートから2位表彰台を獲得した。曇天のソチ・オートドロームで開催されたレースは最終盤で雨が降り始めたが、フェルスタッペンとチームはタイヤを正しいタイミングでインターミディエイトに交換。

    7位から一気に2位まで順位を上げて、ライバルのルイス・ハミルトンに続く2位でフィニッシュした。

    一方、セルジオ・ペレスは難しいレースコンディションの中、スリックタイヤを履き続ける判断を下し、9位でフィニッシュした。

    「まずはルイス(・ハミルトン)に通算100勝おめでとうと伝えておくが、グリッド降格ペナルティを受けたあと2位でフィニッシュできたので、まるで優勝したような気分だ。残り6〜7周の時点では、表彰台は無理に思えていた。しかし、今日のようなトリッキーな天候では、状況が瞬時に変わる可能性がある。ピットインすべきかどうかをこちらが判断するのは非常に難しかった。ピットウォールのエンジニアよりもドライバーの方がレーストラックの状況を把握していたので、インターミディエイトに交換するかどうかの最終判断はマックスとチェコに委ねた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「結局、マックスは正しい判断を下し、ピットインを活かして結果で大きな恩恵を受けた一方、チェコはピットインを回避して大きく順位を落としてしまったが、このようなことは起きえるし、運次第のところもある。レース終了直前まで勇敢にトライした上位ドライバーはチェコだけではなかったが、結果的に上手く機能しなかった。イタリアGPとロシアGPはメルセデスが強いサーキットだったので、ドライバーズランキングで首位から僅か2ポイント差につけられたのは上出来だ。パワーユニット交換のペナルティを受けたあと表彰台を獲得できて良かった」

    「チーム全員が今シーズンを心の底から楽しんでいる。私たちはタイトル争いに復帰できている。ラスト7戦がすべてだ。正しい戦術を用意し、ペースを手に入れることが重要になる。ペナルティも影響してくるだろう。どのような展開になるのかを見守るのが楽しみだ。トルコGPに目を向けると、昨シーズンは路面が新しくなった影響で興味深いレースになったので、今シーズンは路面が落ち着いていることを願っている。いずれにせよレースが楽しみだ。今日の結果がタイトル争いを上手く盛り上げてくれた。素晴らしい戦いになるだろう」