カテゴリー: ルノーF1チーム

  • マクラーレン 「ルノーとのF1マシン開発の2週間の遅れは取り戻した」

    マクラーレン 「ルノーとのF1マシン開発の2週間の遅れは取り戻した」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダとのパートナーシップを解消してルノーのF1エンジンに切り替えるという交渉が長引いたことによる2週間の遅れはすでに取り戻していると語る。

    マクラーレンとホンダは2017年限りで3年間のパートナーシップに終止符を打つことで合意。2018年からルノーのF1エンジンを搭載することを決断した。

    マクラーレンは2017年のMCL32のシャシーに自信をみせており、ルノーのF1パワーユニットを搭載する2018年の飛躍を期待している。

    「クルマのパフォーマンス面、シャシーのパフォーマンスで成し遂げたことに目を向ければ、我々が表彰台のトップに戻れることはわかっている。我々にとってそれは大きな報酬だ。それは難しい状況のなかで我々が成し遂げたものだ」とエリック・ブーリエはF1公式サイトのインタビューでコメント。

    「過去3年間で得られたもうひとつのポジティブな点は、チームが今、本当に結束していることだ。我々は3年間本当に苦しんできたが、同時に誰もチームを離れることはなかった。全員がこのチームは再び勝てるということで意見を一致させている。我々が達成しようとしていることに大きな信頼と自信がある。そのために我々はこのクルマを開発し続けている」

    当初、マクラーレンはエンジン決定の最終期限をF1イタリアGPに定めていたが、最終的に決定はF1シンガポールGPの週末まで延びることになった。それによって2018年にむけた開発に2週間の遅れが生じていた。

    「エンジンのレイアウトに合わせて調整する必要があったが、アーキテクチャは変わらない。我々にはクレバーなコンセプトがあるので、大きなドラマになることはない」

    「我々はスケジュールに対して2週間遅れてエンジンを変更するという決断を下した。だが、その2週間はほぼリカバーできている」

    マクラーレン・ルノーにとって、初テストまでに新車を準備することが重要となるが、エリック・ブーリエは「今は話すにはまだ時期尚早だ」とコメント。

    「常に限界まで境界線をプッシュしているし、風洞、CFDなどで絶え間なくパフォーマンスを発展させている場合、製造プロセスを開始するギリギリまで限界をプッシュしたいものだ。製造を開始するときに情報やデータのあらゆる部分を導き出せるように出来る限り長く待ちたいものだ。ここまではかなり良いと言うことができる」

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マクラーレン・ルノーの新たなパートナーシップは蜜月時代を過ごすことになると予想している。

    蜜月はすでに始まっているかと質問されたエリック・ブーリエは「ホンダと蜜月を経験しているし、そこから学んでいる。蜜月の危険性について学んだよ!(笑)」とコメント。

    「だが、そうだね、関係の始めるときにはパートナーを知る前に期待を高め過ぎるのは愚かなことだ。我々は今“お互いをよりよく知る”段階にある。我々は関係を構築している。前回よりも蜜月が長く続くことを確実にしていくつもりだ!」

    エリック・ブーリエは、トロ・ロッソとの新たなパートナーシップを開始するホンダにエールを送った。

    「まず何よりも私は彼らの活躍を祈っている。彼らに成功してほしいと思っている。我々の後ろにいる限りはね!(笑)」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々はこの3年間で懸命に頑張ってきたが、我々にとっては成熟とタイミングが良くなかった。それは事実だ。彼らは発展し続けるだろう。もちろん、彼らは将来的に成功を収めることができる。異なるタイミングであればね。F1は非常に素早く変化している。F1の変化のスピードが企業のスピードに合わないときもある」

    「大きな決断をするのは常に難しいものだ。ホンダと勝利するというマクラーレンのコンセプトはみんなの夢だった。美しいストーリーだった。現在でも我々は彼らに大きな敬意を払っており、争い、叫び、非難し合って別れたわけではない。最終的にビジネス上の決断であり、彼らもそれを理解している。我々が望んだようにうまくいかなかったことに悲しみはある。マクラーレン・ホンダはブランドという点ではうまく適合していたが、結果という点ではうまくいかなかった。最終的にはそういうことだ。これから我々は競争力を取り戻すことに目を向けなければならない。トップに戻ることにね!」

  • ルノーF1 「信頼性を確立できればパワーユニットでメルセデスに勝てる」

    ルノーF1 「信頼性を確立できればパワーユニットでメルセデスに勝てる」

    ルノーF1のシリル・アビテブールは、2018年のF1パワーユニットの最優先事項は信頼性であり、それが実現できれば、メルセデスを倒すこともできると考えている。

    今年、ルノーのカスタマーであるレッドブルは3勝を挙げたが、シーズン後半にはルノーのF1パワーユニットに信頼性問題が続発。パーツ不足も問題となり、もうひとつのカスタマーであるトロ・ロッソと論争に発展した。

    2018年からは名門復活にかけるマクラーレンがトロ・ロッソに代わってカスタマーに加わるだけでなく、ルノーはワークスチームにも力を入れていく。

    ルノー・スポーツF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2018年の一番のプライオリティは信頼性だと語る。

    「信頼性が何よりも優先される」とシリル・アビテブールは Marca にコメント。

    「今シーズンは走る前に歩けるようにならなければならないことがわかった」

    「多くの場面で、我々はあまりに急激にパフォーマンスと追加のパワーをエンジンにもたらそうとしていた」

    「一歩ずつ進んでいかなければならない。まずは信頼性を確保し、冬季テストでできる限り多くのマイルを重ねることが重要だと思っている。シャシーに関する計画のためにもそれが重要だと思っている」

    「信頼性を確立できれば、かなり安心できるだろうし、メルセデスに勝てると自信を持っている」

    シリル・アビテブールは、ワークスルノーとして、2018年のプレシーズンテストの走行距離でトップ3に入ることを目標に掲げている。

    「10チームが素晴らしいクルマを生み出してくると確信しているし、我々はとにかく非常に方法論的なアプローチをとっている」とシリル・アビテブールはコメント。

    「今年見舞われた問題に集中しなければならないし、それが第一の目標だ。冬季テストですぐに非常に信頼性の高いクルマである必要がある」

    「マイレージに関してはそのレベルにいたい。最初の目標は冬季テストのマイレージでトップ3に入ることだ」

    ルノーは、今年の最終戦で逆転でコンストラクターズ選手権6位を確保。650万ドルの賞金を追加で得ることになったが、シリル・アビテブールは、賞金よりもチーム内のモチベーションが高まったことが重要だと考えている。

    「F1は人材が重要だ。リソースが必要だが、そこは来年に大きな差を生む部分ではない。だが、人材、考え方、精神、モチベーションは大きい」

    「1000人以上の従業員が働き、完璧なクルマ、新しいクルマ、新しいエンジンを造るために冬の間に全力で仕事をしていかなければならない」

    「一人一人の従業員とチームメンバーのモチベーションが数100万ドルよりも大きな違いを生み出すと信じている」

  • メルセデス、マクラーレン・ルノーのパフォーマンスを警戒

    メルセデス、マクラーレン・ルノーのパフォーマンスを警戒

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、201年もフェラーリとレッドブルがメインのライバルになると見ているが、マクラーレン・ルノーのパフォーマンスにも気を配ることになるだろうと語る。

    マクラーレンは、2018年に新たなエンジンパートナーとしてルノーを迎えるが、トト・ヴォルフはマクラーレンの勝利への意志を除外するのは間違いだと語る。

    「現状の形勢では、フェラーリとレッドブルのように見える」とトト・ヴォルフはF1公式サイトでコメント

    「マクラーレンとルノーがどの位置にくるのかは興味深い。私は誰も見限るつもりはない。ルールは同じままであり、非常に競争の激しいシーズンになるだろう」

    過去4年間のF1を支配してきたメルセデスだが、今年は若干状況が異なり、特にシーズン前半はフェラーリに先手を取られる形となった。

    トト・ヴォルフは、メルセデスに3つ目のライバルが加わることになれば、F1とファンにとって素晴らしいことだと語る。

    「メルセデス、フェラーリ、レッドブル・レーシングとの戦いになると思っている。マクラーレン・ルノーもタイトル争いに加わってくるかもしれない。それはファンにとって刺激的な見通しだ」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ルノーに完全に集中している」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ルノーに完全に集中している」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダとの不遇の3年間を終え、マクラーレン・ルノーとしての2018年の新しいチャレンジに集中できることを嬉しく思っていると認める。

    2015年にF1復帰したホンダと組んでチーム史上最低となるコンストラクターズ9位という成績で終えたマクラーレンは、2016年に6位へと上昇したものの、ホンダがF1パワーユニットを一新した2017年は競争力と信頼性不足に苦しみ、再びコンストラクターズ選手権9位へと転落。

    数カ月間の交渉の末、マクラーレンとホンダは2017年シーズンをもってパートナーシップを解消することに合意。マクラーレンは2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載することとなった。

    しばしば、ホンダのパワーユニットを声高に非難していたフェルナンド・アロンソは、フラストレーションを抱えたシーズンを終えて、2018年にフレッシュなスタートを切ることを楽しみにしていると語る。

    「当然、シーズンが終了し、期待を満たしていないときは、ページをめくって、次の目標に向かうことができるのはいい気分だ」とフェルナンド・アロンソは RACER にコメント。

    「来年には明らかに高い期待、異なる目標を持っている。冬の間のクルマの設計や哲学も異なるものになる」

    「多くのことが進行しているし、その全てがかなり期待を持てるものになっている。だから、やっとシーズンが終わって嬉しいし、僕たちは2018年に完全に集中できる」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、舞台裏で多くの進歩が遂げられていると語る。

    「ハッピーかそうでないかは重要ではない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「シーズンは終わったばかりだ。我々は今シーズンも多くのポジティブなことを得ることができた。もちろん、ランキングやコース上での成績ではなくね。我々は多くの分野で改善することができた。非常に骨の折れることだった」

    「実際、ワークショップでは現在より多くの作業が行われているし、来年は別の一年になる。フェルナンドが言ったように目標がある。ハッピーかアンハッピーかは重要ではない」

    「2017年のチャプターが終わり、来年のチャプターに取り組んでいくだけだ」

  • ルノーF1 「カルロス・サインツはチームに好影響をもたらしている」

    ルノーF1 「カルロス・サインツはチームに好影響をもたらしている」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、シーズン途中で加入したカルロス・サインツを称賛。チームがコンストラクターズ選手権6位を獲得するうえで大きな影響を及ぼしたと述べた。

    カルロス・サインツは、F1アメリカGPでジョリオン・パーマーに代わってトロ・ロッソからルノーに加入。ジョリオン・パーマーはそれまでの16戦で8ポイントしか獲得できていなかった。

    カルロス・サインツは、その後ルノーで6ポイントを獲得。最終戦ではニコ・ヒュルケンベルグがアブダビで6位入賞を果たし、ルノーはトロ・ロッソを逆転してコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。

    カルロス・サインツの加入について、シリル・アビテブールは2017年の成績だけでなく、2018年のマシン開発にも貴重な付加価値をもたらしていると述べた。

    「彼は本当に多くのエネルギーをもたらしている。彼はモチベーションをもたらしているし、進歩を続け、レッドブルの環境の外で自分の実力を示し続けたいという彼の意欲は、ドライバーとして対処するのに非常に良い環境であり、力強い環境でもある」

    「彼はそれを成し遂げ、ポイントも獲得した。だが、それだけではなく、彼は異なる環境からやってきたことで、来年の開発のために非常に有益な方向性を示してくれている。彼にはアイデアや提案をもたらす力がある」

    「彼は基本となるクルマのメカニックを非常によく理解している。来年にむけて物事が完結していない時期に来てくれたことは非常に有益であり、我々はこの決定に満足している」

    カルロス・サインツの2017年シーズンは、ピットストップ時にホイールがしっかりと装着されていないというミスでリタイアで終わった。

    シリル・アビテブールは、その失敗はオフシーズンにチームが集中しなければならない重要なエリアだと認める。

    「ピットストップは信頼性とともに今年のチームにとって2つの大きな問題のひとつだった。冬の焦点のひとつだ。実際にそこに集中するために我々は組織を少し変更している。来年のためのホイールナットはすでに設計されている。我々はもうこれ以上の失敗を望んでいない」

    カルロス・サインツは、レッドブルと契約を結んだままで2018年にルノーにローン移籍というカタチで加入している。レッドブルはマックス・フェルスタッペンとの契約を2020年まで延長しているものの、ダニエル・リカルドとは2018年末までの契約をまだ更新しておらず、カルロス・サインツは2019年のレッドブルのオプションとして考えられている。

  • ルノーF1 「2017年のパワーユニット開発は“アグレッシブすぎた”」

    ルノーF1 「2017年のパワーユニット開発は“アグレッシブすぎた”」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2017年はパワーユニットを改善するために開発が“アグレッシブすぎた”とし、その結果として信頼性が不足していたと認めた。

    ルノーのカスタマーであるレッドブルとトロ・ロッソは、シーズン後半にパワーユニット故障が続発してフラストレーションを溜めこんだ。

    レッドブルは、フィールドの上位に返り咲くためにはルノーが改善する必要があると強調しており、2018年からカスタマーに加わるマクラーレンも信頼性とパフォーマンスに優れたパワーユニットを熱望している。

    「約束はしたくはない。だが、まずは信頼性ということになる。今シーズンは走る前に歩けるようにならなければならないことがわかったからね」

    「多くの場面で、我々はあまりに急激にパフォーマンスと追加のパワーをエンジンにもたらそうとしていた。イエローのマシンを含め、全てのカスタマーの期待に応えようとするあまり、アグレッシブ過ぎてしまったと思っている」

    「一歩ずつ進むことが必要だ。まずは信頼性を確保し、冬季テストでできる限り多くのマイルを重ねることが重要だと思っている」

    「レッドブルに関して言えば、彼はマシン開発において哲学を変えることを計画していることは知っている。だが、エンジンに信頼性がなければそれも無益になってしまう」

    「まずは信頼瀬を確保しなければならない。それができれば、前進をもたらして、メルセデスに追いつくために技術面を積み重ねていけると確信している」

    1年かけてワークスチームを再構築してきたシリル・アビテブールは、2018年にマクラーレンと肩を並べられると確信しており、上位争いも不可能ではないと考えている。

    「彼らは素晴らしいマシンを持っていると思う。来年もマクラーレンが素晴らしいシャシーを作らないと考える理由は見当たらない。おそらく強力なパッケージを造ってくるだろう。我々もマクラーレンと戦えることを願っているし、そうなると信じている。面白いショーを見せられるはずだ。それが上位争いになるかどうかは冬の間の努力次第だ」

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンに自信を持っている」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンに自信を持っている」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、新しいパワーユニットパートナーであるルノーとともに表彰台と勝利を目指している。

    V6ターボ“パワーユニット”が導入された2014年の開幕戦でダブル表彰台を獲得したマクラーレンだが、ホンダに切り替えた2015年以降はトップ3フィニッシュを果たせていない。

    マクラーレンは今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーとタッグを組む。

    表彰台や優勝のチャンスはあるかと質問されたザク・ブラウンは「それが我々の目標なのは確かだ」と RACER にコメント。

    「我々はルノーのエンジンに非常に自信を持っている。彼らには素晴らしい歴史があるし、この10~15年でチャンピオンシップの半分を獲得した。もちろん、それにはドライバー、チーム、シャシー、パワーユニットなど完全なパッケージが必要だ。我々はそれを実現している。我々は興奮しているし、準備は整っている」

    「我々には必要なツールが揃っていると思っているし、我々が目指しているのは表彰台だ。それが3段目、2段目、1段目であろとなかとうとだ。その全てを達成できることを願っている」

    ザク・ブラウンは、ルノーのパワーユニットの進歩が十分なものであれば、ワークスルノーも脅威になると考えており、そのシナリオは次世代のパワーユニットレギュレーションが目標とすべき一例として機能する可能性があり、F1全体にとって利益になると考えている。

    「我々には勝利を収めるチャンスがあると思っている」とザク・ブラウンはコメント。

    「ルノーは素晴らしいチームであり、以前に多くのレースに勝ってきた。5チームが勝利することはスポーツにとって非常に健全な状態だと思う」

    「我々が2021年に見たいのは、よりレベルの高い競争の場であり、ファンはレースに勝つと思う2~3人に絞られるのではなく、7~8人から選べるようなグランプリを望んでいる。来年が多くのチームが勝ち始めていくことを願っている」

  • アラン・プロスト 「ルノーはまだレッドブルやマクラーレンに勝てない」

    アラン・プロスト 「ルノーはまだレッドブルやマクラーレンに勝てない」

    ルノーF1のスペシャルアドバイザーを務めるアラン・プロストは、ワークスルノーは2018年にカスタマーチームのレッドブル、そして、マクラーレンを倒すことに苦労することになるだろうと認める。

    ルノーは2018年、レッドブルだけでなく、名門マクラーレンに同じF1パワーユニットを供給しながら、独自のワークスチームも運営し続ける。

    4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、ルノーが彼らを倒すことは簡単ではないと認める。

    それでも、アラン・プロストは「たとえそれが困難なことであっても、私にとってはポジティブなプレッシャーだ」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「ファクトリーチームは、2つの組織全体がすでに確立されたチームを相手にレースをする。ルノーはまだセットアップの最中だ」

    「それに両チームにはトップドリアバーもいる。ベストと言ってもいいかもしれない。理論的に我々はレッドブルとマクラーレンに勝つことはできないだろう」

    アラン・プロストは、ルノーが2017年にコンストラクターズ選手権で5位になれなかったことに失望していると認める。

    「我々は現実的でなければならないし、目標設定には慎重にならなければならない」とアラン・プロストは Auto Hebdo にコメント。

    「なぜか? 我々の前にいるチームは何年も前からビルドアップされてきた。我々は段階的に進歩しなけければならないが、進歩していることを示し続けなければならない」

    「それはメルセデス、フェラーリ、レッドブルとのギャップを縮めるた目に何をする必要があるかを認識するということだ。来年は1周あたり1.5秒の差を0.8秒にしなければならない」

    「それが我々がやっていくことだ。我々はクルマだけでなく、チームスピリットや細部への配慮を築いていく必要がある」

    「だが、来年はもっと良くなるだろう。カスタマーチームとの比較はトップチームに近づくための経験を積むために役立つ」

    「我々は長年ここにいることになるし、毎年進歩していくことが重要だ。我々は勝ちたいわけだし、最終的には全員を倒さなければならない」

  • レッドブル 「ルノーの信頼性問題のせいで160ポイント近くを失った」

    レッドブル 「ルノーの信頼性問題のせいで160ポイント近くを失った」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2017年のチームの最大の敵はルノーのF1パワーユニットの信頼性問題だったと指摘。それがなければコンストラクターズ選手権2位につけていた可能性があると述べ、2018年シーズンにむけてルノーに警告を発した。

    タグ・ホイヤーのバッチをつけたルノー製F1パワーユニットを搭載するレッドブルは、ルノーの信頼性問題によって今季13回のリタイアと無数のグリッドペナルティを科せられた。

    クリスチャン・ホーナーは「信頼性不足によって我々が逃したポイント数は160ポイント近くだ。エンジンの信頼性は本当に我々を苦しめた」と Sky Sports のインタビューで語った。

    「シーズン序盤はシャシー面で良い仕事ができていなかった。だが、我々は素早くそれらの問題を解決し、迅速に対応した」

    「我々はあまりに多くのレースでリタイアを強いられた。RB13は13戦でDNFとなった。我々は13回表彰台に上がっていたはずだ! 我々はパフォーマンスを発揮するエンジンを是が非でも必要としている。メルセデスは独自のクラスにいる。彼らが素晴らしい仕事をしたことに敬意を表したい。だが、エンジンパフォーマンスが重大な差別化要因だった」

    レッドブルは2017年に3勝を挙げてコンストラクターズ選手権を3位で終えたが、チャンピオンのメルセデスからは300ポイント、2位のフェラーリには150ポイント差をつけられた。

    「今年から来年に繋げることができる多くの教訓を得ることができたし、楽観的に捉えられる部分はたくさんある。エンジン状況が改善することを願っている。そうすれば、我々はかなりの希望を得られる」
    「だが、実際にシーズン最後の25%は本当に励みになった。我々は最強のクルマの一台だった。RB14にそれを生かすことができれば、メルセデスやフェラーリと接戦を演じることができるだろう」

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるエンジンは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基しか使えなくなる。
    クリスチャン・ホーナーは、エンジン制限は間違いだと強く主張する。

    「21戦を3基のエンジンで行うのは難しい。トトが言っていることとは対照的に、非常勤取締役(ニキ・ラウダ)は、不経済を理由に今年初めに4基のエンジンを主張していた」

    「グリッドペナルティによって決定するチャンピオンシップなど見たくない」

  • ルノー 「セルゲイ・シロトキンはウィリアムズのF1シートに値する」

    ルノー 「セルゲイ・シロトキンはウィリアムズのF1シートに値する」

    ルノーのアラン・パーメイン(トラックサイド・オペレーション・ディレクター)は、F1アブダビテスト2日目にウィリアムズのテストを担当するセルゲイ・シロトキンは、F1シートに値する実力の持ち主だと語る。

    GP2とフォーミュラ・ルノー3.5のウィナーであるセルゲイ・シロトキン(22歳)は、過去2年間でルノーF1のテスト兼リザーブドライバーを務めている。

    セルゲイ・シロトキンは、ルノーと契約を結んでいるが、F1アブダビテストでウィリアムズのF1マシンを走らせることを許可されている。

    フェリペ・マッサの後任として最有力候補に挙げられているのはロバート・クビサだが、ウィリアムズのCTOを務めるパディ・ロウは、セルゲイ・シロトキンが“ショートリスト”にいることを認めている。

    セルゲイ・シロトキンはF1シートに値すると感じているかと質問されたアラン・パーメインは「そう思っている。正直、本音でそう思う」と Autosport にコメント。

    「彼は我々と仕事をしているので、私が常にそう言うだろうが、彼にはペースがあると思っている。本当にね。それに彼には労働倫理があると言っておこう」

    セルゲイ・シロトキンは、今年ルノーでフリー走行1回目を担当したが、ロシアGPとスペインGPで序盤に故障に見舞われた。

    「彼は本当に不運だった」とアラン・パーメインは語る。「正直、彼は金曜日に十分な仕事をさせられなかった。彼は4回マシンをはしらせたが、2回は完全に故障に見舞われいたと思う」

    「だが、その時の彼のラップタイムを見れば、ウェットでの(ジョリオン)パーマーやインターミディエイトのライバルと比較して、彼はあまりクルアを走らせていないドライバーとしては良い仕事をしている。彼はとても速かった」

    「クルマの外では、私は彼をまったく責めることはできない。彼が取り組んでいる努力、オフィスでのフィードバック、エンジニアとの仕事上の懸命なところなど、まったく問題はない」

    ルノーのレースドライバーを務めるニコ・ヒュルケンベルグも、アラン・パーメインの評価に同意する。

    「彼はとても謙虚な男だ。彼はとても地道だし、とても勤勉な男だ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「残念ながら、彼はかなりの不運に見舞われた。数回FP1で走る機会があったが、技術的な問題があったり、天候が悪かったりと常に何かがあった。彼はかなりスキルのあるドライバーだと思うし、彼の実力を示すことができていないと感じている」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、セルゲイ・シロトキンは“間違いなくチャンスに値する”とし、ウィリアムズがドライバー候補として彼を検討しているのは“確実”だと考えていると付け加えた。

    今年6月にルノーがロバート・クビサを評価した際、セルゲイ・シロトキンは別々の日に2012年マシンを走らせていたが、ロバート・クビサの方が速かったと報じられている。

    当時、セルゲイ・シロトキンは「書かれていることは部分的には事実だ」と述べていた、アラン・パーメインは、シロトキンがマスコミからひどい仕打ちを受けたと感じていると述べた。

    報道について質問されたアラン・パーメインは「彼らがフェアだとは全く思わない。マスコミが正しい情報を持っているとは思わない」とコメント。

    「それに正直、2日間で比較することにあまり意味はない」