カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • レーシングブルズ F1ラスベガスGP予選で躍進「攻めの戦略が結果に直結」

    レーシングブルズ F1ラスベガスGP予選で躍進「攻めの戦略が結果に直結」

    レーシングブルズは、2025年F1ラスベガスGP予選で2台揃ってQ3進出を果たし、チームとして非常に価値のある結果を残した。極限のウェットコンディションが支配した難しい予選で、リアム・ローソンが6番手、アイザック・ハジャーが8番手といずれもトップ10に食い込み、チームの底力を示した。

    予選後、チーフエンジニアであるクラウディオ・バレストリが、この結果をどのように評価し、どのような判断が功を奏したのかを語った。

    「ウェットでの決断が結果に直結した」──正しいタイヤ選択が2台をQ3へ
    バレストリはまず、セッション序盤の読みと判断が予選を左右したと語る。

    FP3では路面が完全なウェットとドライの中間という厄介なコンディションのため作業が難しく、予選も同様に低グリップでの戦いを強いられた。

    そんな中、レーシングブルズはQ1でインターミディエイトからすぐにフルウェットへ切り替える決断を下し、最大限の走行時間を確保。これが的中し、両ドライバーが強いペースで上位につける流れを作った。

    バレストリは「Q2でも同じ戦略を取り、2台が非常に競争力のあるタイムを記録できた」とし、ローソンとハジャーのパフォーマンスを称賛した。

    路面の改善を見越し、Q3では全車がインターに切り替える中でレーシングブルズもその判断に従い、両者とも安定した改善ラップを刻んで6番手と8番手を確保した。

    「最後まで力を絞り出した」──ローソン6番手、ハジャー8番手の価値
    リアム・ローソンは、エクストリームウェットが必要なほどの難条件を“ワイルドな予選”と表現しつつも6番手を獲得。

    ハジャーも「すべてが完璧だった」と語り、Q3の最後のイエローフラッグがなければさらに上位も狙えた手応えを示した。

    バレストリは、この2台の力強い走りを次のように総括する。

    「ドライバーたちは本当に素晴らしい仕事をした。Q2ではアイザックが2番手、リアムが6番手という非常に強いパフォーマンスを見せ、Q3でも着実にラップタイムを改善した。6番手と8番手はチームとして誇るべき結果だ。」

    レーシングブルズ(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

    「決勝でもポイントが目標」──路面改善後のマシン挙動が鍵
    決勝に向けては、低グリップでの仕上がりに自信を見せつつも、ロングランのデータ不足が課題となる。

    バレストリは「明日はポイント獲得がターゲット」と明言。

    路面が乾き、気温も変化する可能性があるラスベガスでは、マシンのバランスやタイヤの発熱特性が大きなカギを握る。

    とはいえ、予選で示した速さと2台揃ってのQ3進出は、チームが正しい方向に向かっている確かな証拠でもある。

    レーシングブルズは、ミッドフィールド勢の中で確かな存在感を示したまま、明日のレースでさらなるジャンプアップを狙う。

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP予選「P6に満足。もっと上も狙えた」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP予選「P6に満足。もっと上も狙えた」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1ラスベガスGP予選で6番手を獲得し、チーム内トップの結果を掴んだ。

    極度に滑りやすいウェットコンディションの中、2台ともQ3に進出したレーシングブルズは、この週末の難しい状況をうまく乗り越えたと言える。ローソンはセッション後、手応えと悔しさが入り混じる心境を語った。

    「今日は本当に荒れた予選だったけど、P6にはすごく満足している。2つのセッションを通してエクストリームウェットを使ったことが、それだけ路面が滑りやすかったことを物語っている。このタイヤを使う機会はほとんどないからね」とローソンはコメント。

    「マシンは本当に速かったし、最後のラップもあと少しだった。もっとスピードがあったはずだし、さらに上を狙えるチャンスもあったと思う。ただ、2台ともQ3に進めたのは素晴らしい結果だ」

    ローソンはここ数戦で好調を維持しており、今回のP6もその流れを象徴する結果。来季のシート争いにおいても、この走りはアピール材料となりそうだ。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

    Q:明日の決勝を前に、P6という結果についてどう感じていますか?

    まあ、かなりハッピーだよ。タフな予選だったし、エクストリームウェットを使うことなんて滅多にないから、今日はどれだけ滑りやすかったかが分かると思う。だからこそ、チームの判断がハマって良かったね。

    最後のラップを1〜2秒差で逃してしまって、あれがあればもっと上に行けたかもしれない。でも、今日は全体的にすごく良いパフォーマンスだったから、とても満足しているよ。

    Q:非常に難しいコンディションの中で、無傷で走りきれたことも大きかったのでは?

    本当にタフだったよ。毎周しっかりまとめようとしていて、セッションを通して少しずつ積み上げていく感じだった。どのセッションでも最初から悪くない感触で走れていたけど、正直こういう状況では最後の1〜2周がすべてなんだ。

    セッションを通して学んでいって、最後にまとめ切るのは難しい。でも今日は車がこういうコンディションでもすごく良くて、すごくハッピーだよ。

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP予選「イエローフラッグで台無し」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP予選「イエローフラッグで台無し」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、雨により非常に難しいコンディションとなったF1ラスベガスGP予選で8番手を獲得した。

    チームはマクラーレンを除けば唯一の“2台Q3進出”を達成し、ハジャー自身も一貫して強い走りを見せたが、Q3の最終アタックではイエローフラッグの影響を受け、期待していた結果を逃したと明かす。

    予選後、ハジャーは「今日の予選では、タイミングも走行順もすべて完璧にこなせたと思う」とセッション振り返った。

    「Q1のウェットからすぐにフィーリングが良くて、その勢いをQ2にも持ち込めた。だからこそP8でフィニッシュするのはとても悔しい。Q3の最後のアタックはすごく速いラップだったし、僕はおそらく最後にスタートしたドライバーだったから、路面の改善がピークに達していた。でも残念ながらイエローフラッグが出て、僕たちには不利に働いた」

    「明日のレースペースがどうなるかは分からない。プラクティスではロングランをしていないからね。だから過去のデータを使って戦略を組み立てて、しっかりポイントを取りにいかないといけない!」

    ハジャーは今季の中でも手応えある走りを続けており、今回のQ3も自己ベストに近い結果。決勝ではポイント獲得を第一目標とする。

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

    予選は本当にトリッキーな状況でした。終わった後の気持ちは? 自分に怒っているようにも見えました。

    いや、違うよ。僕たちは最後にシャルルにやられたんだ。彼がワイドになって黄色旗が出て、それで終わりだった。ラップの途中でかなり上がっていて、トップ4を狙える状況だったのに、黄色旗は黄色旗だからね。本当にフラストレーションが溜まるよ。

    明日に向けては8番手からのスタートです。週末を通してマシンは良さそうですが、ポジションを上げられる手応えはありますか?

    あると思う。ここまで週末を通してペースは安定しているし、ウェットでも速かった。もちろん、もう少し前からスタートしたかったから悔しい気持ちはある。でも、まだ悪くない位置だよ。明日は必ず挽回したいね。

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP展望「戦えるパッケージとチームがある」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP展望「戦えるパッケージとチームがある」

    アイザック・ハジャーは、ブラジルGPでチームが再びポイントを獲得できたことに手応えを感じており、今週末のF1ラスベガスGPに向けて前向きな姿勢を示した。

    「先週のブラジルはチームにとって良い週末で、またポイントを獲得できた。僕たちは素晴らしいペースを持っているので、ラスベガスで初めてステアリングを握るのが本当に楽しみだ」とハジャーはコメント。

    初走行となるラスベガスでは、プラクティスからの適応が重要になるという。

    「リズムに乗るためにも、プラクティスセッションから最大限を引き出すことが大切だと思う。このコースは独特のコンディションで走る、かなり難しいトラックのひとつのようだ」

    ハジャーは、路面や気温など、ラスベガス特有の要素にも言及した。

    「気温がすごく低いことが多いし、スローコーナーがたくさんある。そしてリアウイングはローダウンフォースで走らないといけない。僕たちには戦えるパッケージと戦えるチームがあるので、間違いなく全力を尽くすつもりだ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP展望「難しいけれどワクワクする」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP展望「難しいけれどワクワクする」

    リアム・ローソンは、今週末のF1ラスベガスGPが「とても楽しみ」と語り、その特殊な寒さとタイヤ管理の難しさが、このレースをユニークなチャレンジにしていると説明した。

    「ラスベガスは本当に楽しみだ。すごく寒いユニークなレースで、タイヤを適切な作動領域に入れるのが難しくなる。普段とは違うコンディションでの作業になるから、すごく面白いレースになる」とローソンはコメント。

    ローソンは、長いストレートとローダウンフォースが特徴的なレイアウトについても触れた。

    「レイアウトには長いストレートがあって、ダウンフォースを下げる必要がある。でもそのぶんコーナーは難しくなる。ストリートサーキットだからスタートは滑りやすく、直近の高グリップなサーキットとは明らかに違う感触になる」

    今週末は最終トリプルヘッダーの開幕戦。ローソンはそのスタートを心待ちにしている。

    「厳しいレースになると思うけれど、最終トリプルヘッダーの始まりなのでワクワクしている」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

  • 角田裕毅 レーシングブルズF1内ではローソンより高評価「誰も悪く言わない」

    角田裕毅 レーシングブルズF1内ではローソンより高評価「誰も悪く言わない」

    2026年のF1シート争いが激化する中、レーシングブルズ内部では角田裕毅(レッドブル・レーシング)への評価がリアム・ローソンを上回っていることが関係者の証言から明らかになった。

    複数の技術スタッフやチーム関係者が「角田は誰も悪く言わない」「働き方と適応力がとにかく高い」と語るなど、信頼度の高さが来季体制の決定に大きく影響しつつある。

    レッドブル側ではルーキーのアイザック・ハジャーの昇格が確実視されており、レーシングブルズは残る1席を角田裕毅とリアム・ローソンのどちらに託すかという、極めて難しい判断を迫られている。

    角田の“チーム適応力”と“作業姿勢への評価”が、シート争いの流れを大きく左右し始めている。

    レーシングブルズ内部での評価:角田裕毅は“チーム適応力”で優位
    レーシングブルズ(旧アルファタウリ/トロロッソ)は過去4シーズンにわたり、様々な体制の中で角田裕毅と共に戦ってきた。

    ジャーナリストのベン・アンダーソンは、ポッドキャスト番組『The Race F1 Podcast』で、チーム内部の角田評価について次のように語っている。

    「角田はチーム内で非常に好かれており、彼の人柄やコミュニケーション面で悪く言う人は誰もいない」

    アンダーソンはまた、大小の経験値を含めて角田裕毅とローソンは「パフォーマンス面では接戦」としつつも、新人育成の基準となる“環境へのフィット感”では角田がリードしていると指摘した。

    ローラン・メキース代表もジュニアカテゴリー時代から角田裕毅の実力を高く評価しており、現在の成績低迷を「本来の姿ではない」ととらえているという。

    ローソンは“安定性不足” マルコはハジャーを絶賛
    リアム・ローソンについて、レッドブルのヘルムート・マルコは一貫して「不安定すぎる」と評価している。
    これはシート争いにおいて明確なマイナス材料だ。

    その一方でマルコは、アイザック・ハジャーをアイルトン・セナやミハエル・シューマッハと比較するほど絶賛している。

    「多くのサーキットが初めてでも、わずか3周で競争レベルに到達する。私はシューマッハもセナも近くで見てきたが、彼らと同じ資質を持っている」

    この発言は、すでにハジャーがレッドブル昇格“内定レベル”とみられていることを裏付ける。

    メキースは角田裕毅の放出をためらう状況がローソンに逆風
    チーム代表ローラン・メキースは、角田裕毅をチームから外す判断に「強い迷い」を持っているとされる。

    これはローソンにとって非常に厳しい材料で、「角田を戻したい」というレーシングブルズ側の感情が依然として強いことを示している。

    角田は2025年のレッドブルで苦戦しランキング17位に沈んでいるものの、レーシングブルズ側は「本来の角田なら戦える」と信じており、再合流を歓迎する姿勢が崩れていない。

    角田裕毅 レーシングブルズ/ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    2026年レーシングブルズは“リンドブラッド+角田裕毅”が最有力か
    現時点の情勢を整理すると、

    ■ レッドブル:フェルスタッペン+アイザック・ハジャー(確度極めて高い)
    ■ レーシングブルズ:リンドブラッド(濃厚)+角田裕毅(優勢)

    という並びが最も現実的だ。

    ローソンは時折光る走りを見せるものの、安定性の欠如が最後の決め手を失わせており、角田裕毅の“チーム適性”が最終判断を動かしつつある。

    Source: F1 OVERSTEER

  • レーシングブルズF1 ラスベガスGPで“ホロカード仕様”特別リバリー

    レーシングブルズF1 ラスベガスGPで“ホロカード仕様”特別リバリー

    レーシングブルズ(VCARB/Visa Cash App Racing Bulls)は、2025年シーズン最後の特別カラーとして、ラスベガスGPにむけてCash Appの新プロダクト「Holo Card(ホロカード)」をテーマにした新デザインを発表した。

    リバリーはラスベガスのハイエネルギーなナイトライフと、ホログラフィック特有の煌めく質感を大規模に再現。VCARBとCash Appによる“カルチャー×テクノロジー×デザイン”の融合を象徴する最新作となった。

    リバリーの背景となったHolo Cardは、Cash App初の“プレミアムデザインを0ドルで提供する”カードとして登場する。

    ホログラフィックが車体全体に拡張 ガレージ演出や特製スーツも投入
    今回の特別カラーは、VCARB 02だけでなく、ガレージ演出、さらにドライバーのスーツ・ブーツ・グローブといった装備にも反映され、チーム全体が“ホロカード・テーマ”に染まる仕様となる。

    また、11月19日からラスベガスのPark MGMホテルにショーカーが展示され、ファンはコース外でもこのホログラフィック仕様を直接見ることができる。

    ラスベガスGP レーシングブルズ F1

    ピーター・バイエル代表「創造性と表現のシーズンを象徴する仕上げ」
    Visa Cash App Racing Bulls CEOのピーター・バイエルは次のように語った。

    「今季は特別カラーが我々のチームとファンにとってどれほど重要かを示す1年だった。マイアミのマゼンタ、スローンやシャブージーとのコラボなど、各デザインは創造性と表現の象徴となった。我々はパートナーの世界観を自分たちの世界に大胆に取り込み、それを多層的な“祝祭”として広げてきた。ラスベガスでこの鮮烈なデザインを締めくくりにできることは、革新とコラボレーションのシーズンを象徴する最高の形だ」

    Cash App「プレミアムは高価格である必要はない」
    Cash App グローバルブランドパートナーシップ責任者のザック・アシュリーは、VCARBとの協業をこう説明する。

    「Cash Appを象徴する“革新の精神”を、世界最大級の舞台であるF1に持ち込んでいる。プレミアムデザインは必ずしも高価格である必要はない。Holo CardとVCARBとのパートナーシップは、創造性やイノベーションが誰にでもアクセスできる体験を生み出せるという哲学を具現化したものだ。我々は文化・テクノロジー・デザインをつなぎ、Cash Appならではの新しい表現を創り上げている」

    Holo Cardは0ドルで注文可能で、レース後にはCash Appのプロモーションでも登場する予定だ。

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  • リアム・ローソン レッドブルF1降格後のフェルスタッペン級“強気”姿勢が評価

    リアム・ローソン レッドブルF1降格後のフェルスタッペン級“強気”姿勢が評価

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2025年シーズンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルで開幕したが、序盤の苦戦により早々に降格。現在はレーシングブルズでキャリアを立て直し、再び評価を高めつつある。

    オーストラリア、上海といった未経験サーキットでQ1突破もポイント獲得もならず、ローソンは鈴鹿を前にレッドブルから再び放出される形となった。

    しかし、古巣のレーシングブルズに戻って以降は安定感を取り戻し、アゼルバイジャンGPの5位フィニッシュを含む計36ポイントを積み上げている。

    前戦ブラジルGPでもアイザック・ハジャーを抑えて7位入賞を果たし、エンジニアから“ニュージーランドのディフェンス大臣”と呼ばれるほどの粘り強い走りを披露した。

    さらに元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、ローソンを「フェルスタッペンと同じカテゴリーの強気さを持つ」と評し、戦闘的な姿勢を高く評価している。

    アルバースが絶賛するローソンの“強気さ”とは

    アルバースはオランダの『テレグラフF1ポッドキャスト』でローソンについて語り、その走りの姿勢をフェルスタッペンと比較した。

    「ローソンは強気な態度を持っている。少しマックスに似ていて、彼は一切怖がっていないし、何が起きても気にしない。何かあれば80%は彼が絡んでいるくらい、絶対に引かないタイプだ」と称賛。

    一方でアルバースはハジャーの“地の速さ”についても触れ、「ハジャーは純粋なスピードで常に上回っている」としつつ、「ローソンはフェルスタッペンのような大胆さを持つカテゴリーに属している」と、その資質を認めた。

    レーシングブルズでの再生:結果は改善、しかし本人評価は厳しめ
    レーシングブルズでは確実にポイントを重ね、存在感を取り戻しつつあるローソンだが、本人は2025年を高く評価していない。レッドブルでの短期間は「比較材料として十分ではない」としながらも、期待したシーズンではなかったと明かしている。

    夏休み以降、レッドブルRB21が大幅に改善されただけに、「もし今もレッドブルのシートにいればどうなっていたか」という声が多いのも事実だ。一方でローソンはレーシングブルズに完全適応し、チームは今季コンストラクターズ6位を争う立場にある。残り3戦、ファエンツァのチームにとって彼の得点力は極めて重要になる。

    リアム・ローソン レッドブル F1

    ローソンは2026年シートを勝ち取れるのか
    レーシングブルズが2026年に向けてどんなラインナップを選ぶかは依然として不透明だが、現在の流れを見る限り、ローソンは復権のシナリオを着実に描きつつある。序盤の失敗は大きかったが、シーズン後半に示した粘り強さ・冷静さ・そして“戦う姿勢”が評価を強めているのは間違いない。

    残る3戦でファエンツァをコンストラクターズ6位に導くことができれば、それ自体が大きなアピール材料になるだろう。ローソンはレッドブル降格という挫折を経ても折れず、2025年後半戦で確かな存在感を示している。

  • リアム・ローソン F1ガイドライン理解が一変 マイアミのアロンソ接触が転機

    リアム・ローソン F1ガイドライン理解が一変 マイアミのアロンソ接触が転機

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、マイアミGPスプリントでフェルナンド・アロンソと接触しペナルティを受けた一件が、「F1のレースガイドラインを理解する上で大きな転機になった」と語った。

    マイアミのスプリント終盤、ローソンはアストンマーティンのアロンソを先頭とする集団の中で最終ポイントを争っていた。ターン11で外側に押し出される形となり、その後アロンソのマシンに接触。

    アロンソはバリアにヒットしてリタイアとなり、ローソンはチェッカーを8番手で受けたものの、5秒加算ペナルティにより13位へ後退し、今季初ポイントを逃した。

    ドライバー間で議論が続く“レース/オーバーテイクガイドライン”について、FIAは直後に詳細文書を公開している。

    ローソンは、このアロンソとの接触をきっかけに「ルールの書かれ方を正しく理解できた」と述べる。

    アロンソとの接触が「ルール理解の扉を開いた」
    ローソンは当時の心境について、次のように振り返った。

    「シーズン序盤は何度かアクシデントがあって、ガイドラインがどうなっているのか自分でも不確かだったんだ」

    「特に強く記憶に残っているのは、マイアミでフェルナンドとあったときだ。僕は外側から仕掛けていて、スペースを与えられていないように感じていた」

    「そのときは“ペナルティは受けるべきじゃない”と思っていた。でも、ガイドラインを読み込んで理解すると、今年のルールではそう書かれている。そこを正しく理解する必要がある」

    ローソンは、文言を読み込み直したことで自分の判断基準が明確になったと語る。

    「そこから、僕は多くを学んだ。オーバーテイクするときは、どこまでアクスルを入れないといけないかを理解しないといけないし、逆に僕を誰かが抜こうとしているなら、ガイドライン上でスペースを与える義務がないなら、どうして相手にスペースをあげて抜かれないといけないんだ? それは理にかなわない」

    F1ガイドラインの“実戦的理解”が進んだローソン
    ローソンが語るように、現在のF1では“アクスル位置”や“並走条件”が細かく規定されており、外側にいる側・内側にいる側の義務が明確に分かれている。この接触は、ローソンにとって単なるペナルティではなく、2025シーズンを戦う上での大きな学習機会になった。

    レーシングブルズのルーキーであるローソンは、すでに鋭いレースクラフトを武器に評価を高めているが、こうしたガイドライン理解の深化により、以降のレースでより計算された戦い方を見せている。

  • 角田裕毅の放出は決定済?レーシングブルズF1はローソン&リンドブラッドへ

    角田裕毅の放出は決定済?レーシングブルズF1はローソン&リンドブラッドへ

    角田裕毅の2026年シートが“すでに決まっている”との報道が浮上した。ドイツのAuto Motor und Sport(AMuS)は、レッドブルがレーシングブルズF1の来季ラインアップについて内々に結論を出し、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドのコンビを軸に進めていると伝えている。

    レッドブルはこれまで「最終決定はシーズン終了後」と説明してきたが、これは表向きの姿勢にすぎず、内部ではすでに明確な方針が共有されているという。

    背景には、角田裕毅のモチベーション低下を避け、終盤戦での得点力を維持したい狙いがあるとみられている。

    2026年RBは“ローソン&リンドブラッド”が内定的とされる構図
    AMuSによれば、レッドブルは2026年のレーシングブルズについて ローソン&リンドブラッド案を内部でほぼ固めた状態 にある。

    アイザック・ハジャーのレッドブル昇格は既定路線とされ、その後任としてF2で評価を高めるアービッド・リンドブラッドがRBに加入する流れも“自然なステップ”とみられている。残る1席を争ってきたのが角田裕毅とリアム・ローソンだが、後半戦のパフォーマンスがローソン優位となり、議論はローソン起用へ傾いたという。

    “未定”と公表する理由:角田裕毅の得点力を維持
    レッドブルが表向き「結論はまだ」と繰り返す理由について、AMuSは、角田裕毅に早期通告するとモチベーションが落ち、終盤の得点が失われるリスクを避けたいからだと分析する。

    現在レッドブルはコンストラクターズ2位争いの真っただ中にあり、フェルスタッペンの大量得点だけでなく、角田裕毅の“追加ポイント”もランキングを左右する重要な要素になっている。

    角田裕毅 レッドブル F1

    ローソン評価の急上昇と“スピード最優先”の姿勢
    サンパウロGPで激しいP7争いを制したローソンは、接近戦での強さが改めて評価を押し上げた。一方で角田裕毅はプレッシャー下での安定性に課題が残ると見られ、流れはローソンへと傾いた。

    レーシングブルズ代表アラン・パーメインは一時「経験は重要だ」と語ったものの、続けて 「最優先されるのはスピードだ」 と述べ、最終判断が純粋な速さであることを明確にした。

    レッドブル内部でも、近年の昇格見送りの流れや評価傾向を踏まえると、ローソンの評価が急上昇するのは自然な展開と見られている。

    メキースの“友情”では覆らないチーム競争力の原則
    レーシングブルズ代表ローラン・メキースは角田裕毅を「友人」と表現するほどの関係だが、最終判断はあくまで競争力を基準に下される。報道では、メキースが個人的に葛藤していたとしても、チーム全体の戦略を優先して角田裕毅を手放す可能性が高いと伝えられている。

    また他チームに空席がない現状を考えると、角田裕毅が2027年までF1に戻れない可能性にも言及されている。

    総合すると、“ローソン&リンドブラッド”は極めて理にかなった判断
    ハジャー昇格の流れ、リンドブラッドの育成ステップ、ローソンの後半戦でのパフォーマンス、そしてレッドブルの“スピード最優先”方針──こうした要素を総合すると、報じられた内容は論理性が高い。

    さらに角田裕毅の得点力維持という現実的な理由も加わり、レッドブルが内部で2026年RBの体制をすでに固めている可能性は非常に高い と見られる。公式発表はアブダビ最終戦後になる見通しで、角田裕毅はキャリア最大の岐路に立ち続けている。