カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • アービッド・リンドブラッドのF1昇格に疑問視 岩佐歩夢を起用すべきとの論調

    アービッド・リンドブラッドのF1昇格に疑問視 岩佐歩夢を起用すべきとの論調

    2026年のF1ラインナップがまだ固まっていないのは、レッドブル本体とレーシングブルズの2チームのみだ。レッドブルはマックス・フェルスタッペン以外のドライバーが未定で、最終判断をカタールGP週末まで延期している。現状ではアイザック・ハジャーがフェルスタッペンのチームメイト候補として最有力とされ、レーシングブルズにはアービッド・リンドブラッド昇格の可能性が高まっている。しかし実際には、2026年のレーシングブルズにはリンドブラッドよりも岩佐歩夢を起用すべきとする論調が強まっている。

    リンドブラッドは将来性抜群だが課題も明確
    ヘルムート・マルコはリンドブラッドを高く評価し、17歳当時に特例でスーパーライセンスを取得させたほどだ。レッドブルは彼の才能に惚れ込み、FP1起用など“F1組み込み”の準備を進めている。

    だがF2デビューイヤーの2025年は波が大きく、現在ランキング7位。カタルーニャでの2勝目以降はポイント獲得が4回のみと苦戦。メキシコではフェルスタッペンのマシンで角田裕毅を上回ったが、レース週末を通して安定して結果を残す段階には至っていない。

    ローレン・メキースもリンドブラッドのF2パフォーマンスに懸念を示しており、2年目を推す声すらある。昇格のプレッシャーが大きい2026年に投入するのはリスクだという見方が強い。

    岩佐歩夢は経験・結果ともにリンドブラッドを凌駕
    岩佐歩夢は2021年にリンドブラッドと同じくレッドブル・ジュニア入りしたが、すでに24歳と経験値が段違いだ。F1テストではリアム・ローソンを上回った実績もあり、F2では2年連続でトップ5入り。リンドブラッドよりはるかに安定した結果を残してきた。

    さらに重要なのは2024〜2025年のスーパーフォーミュラでの実績だ。F1に最も近いと言われる高速フォーミュラで、岩佐歩夢はいち早く適応して2025年にチャンピオンを獲得。レースアプローチや安定感は大きく成長し、マネージャーの小池智彦氏もこう語っている。

    「岩佐はどんどん良くなっている。今季は非常に安定していて、ドライビングの平均値はどのドライバーよりも高い。F1を走る姿は容易に想像できるし、角田より上だと思っている。」

    こうした高い評価に加え、F1に近いマシンでの成功経験は2026年の新規則導入において大きなアドバンテージとなる。

    岩佐歩夢(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    2026年の新ルールは“経験と安定性”が武器になる
    2026年はパワーユニット刷新に加え、アクティブエアロ導入などドライバー側の適応力が極めて重要になる。経験豊富で適応能力を証明してきた岩佐歩夢は、変革期のチームを安定させる存在になり得る。

    一方で、リンドブラッドはまだF2でも安定性を欠く段階。プレッシャーの大きい昇格初年度と新レギュレーションの同時投入は負担が大きく、チーム側にもリスクが高い。

    レーシングブルズは“勝てるカード”を選ぶべき
    レッドブルはリンドブラッドをF1に入れたがっているが、メキースは2026年の体制を決めるにあたり角田裕毅を簡単に外せないという状況になっている。ローソンとの比較だけではなく、リンドブラッドの現状を踏まえても無理にF1へ押し上げるべきではないと考えているからだ。

    だからこそ、レーシングブルズが2026年に本気でポイントを取り、チームとして前進したいなら最も即戦力の岩佐歩夢を起用するのが合理的な判断になる。

    経験、実績、適応力。
    そして2026年の混乱を切り抜ける安定性。

    リンドブラッドは将来のスター候補だが、2026年に最適解となるのは岩佐歩夢である――そう考える声が強まっている。

    Source: F1 OVERSTEER

  • リアム・ローソン F1未来は「まったくの不透明」 角田裕毅との残留争いが激化

    リアム・ローソン F1未来は「まったくの不透明」 角田裕毅との残留争いが激化

    リアム・ローソンはF1で迎えた初のフルシーズンで、自身がトップレベルに値する存在であることを証明し続けている。しかも、その道のりは多くのルーキーが直面する以上に波乱に満ちたものだった。

    シーズン序盤わずか2戦でレッドブルからレーシングブルズへ降格されるという異例の展開を経験しながらも、ローソンは6度のポイント獲得やアゼルバイジャンでの5位入賞など、強烈な存在感を放ってきた。しかしその一方で、来季もグリッドに残れるかという最大の疑問は依然として晴れていない。

    レッドブルの1枠を巡る争いの中心へ
    現在、2026年に向けて確定しているレッドブルのドライバーはマックス・フェルスタッペンのみ。シリーシーズンの注目は一気に高まり、ローソンを取り巻く状況は一段と緊張感を増している。

    ローソンと角田裕毅は、事実上レーシングブルズの“残り1枠”を争っている立場だ。また、アイザック・ハジャーはレッドブル昇格が有力視され、アービッド・リンドブラッドもルーキー候補として控えている。

    その混沌とした状況の中で、ローソンは冷静さを保っているものの、自身の未来についての見通しが持てないのが現実だ。

    ローソン「F1の1年目を乗り越えられるかが全て」
    ローソンはルーキーとしての“最初の大きな試練”の重みをよく理解しているという。

    「F1での最初の年がいちばん重要なんだ。そこで成長できるかどうか、そしてF1に残れるかどうかが決まる。多くのドライバーが1年か2年でシートを失ってしまう」

    「数年シートを確保できれば、価値あるドライバーとして認識されるようになる」

    その考えを背景に、ローソンは与えられた状況の中で最大限の結果を出し続けてきた。レーシングブルズはパフォーマンスの波が激しいが、ローソンは一貫性と成熟した走りで存在感を示し、当初想定していたよりはるかに不安定な環境下でも能力を証明してきた。

    レッドブルの決断は再び後ろ倒しに
    しかし、レッドブル体系においては“パフォーマンスだけ”では未来が保証されない。決断の時期は動きに動き、今や発表はアブダビ以降にずれ込む見通しとなった。

    コンストラクターズ選手権が近年まれに見る激戦となっているため、ローソンと角田裕毅はいずれも不透明な状況のまま重要なレースを戦い続けている。

    ローソンは、発表の時期についてこう語る。

    「正直、まったく分からない。シーズンの終盤、もしくは終わりになると思う」

    「両チームともコンストラクターズ選手権の非常に重要な戦いをしている。ベストな状況を作るため、それがこの遅れの理由だと思う」

    「だから、発表はできるだけ遅くなるだろう。でも本当に分からない」

    ローソンができるのは、走り続け結果を出し続けることだけだ。チームにとって難しい判断となるようなパフォーマンスを積み上げること――それが、自身の未来を切り拓く唯一の手段となる。

    彼に残された道が来季のシート確保につながるのか、それとも争いをさらに激化させるだけなのか。ローソンは、1周ごとに自身の価値を示し続ける覚悟だ。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    角田裕毅のラスベガスは“痛恨” タイヤ内圧ミスとVSCで崩れる
    対する角田裕毅は、ラスベガスで再び厳しい週末となり、残留への望みがダメージを負った。

    予選ではタイヤ内圧の設定ミスによりピットレーンスタートを余儀なくされ、序盤のピットストップ直後にVSCが入り、ライバルにタイムを稼がれる最悪の展開となった。

    角田裕毅は14位でフィニッシュした後、マクラーレン勢の失格により12位に繰り上がった。

    「ピットした直後にセーフティカーが出てしまったので、理想的ではありません。これまでツイていないことが続いています。運という言葉は好きではありませんが、今週末は本当に悪い運だったと感じます」

    「FP1〜FP3で何度もマックスを上回った」 それでも結果が必要
    角田裕毅は、予選までは十分なペースがあったとし、ポイント圏に迫る力はあったと主張する。しかし連続する不運とミスが精神的にも堪えていると語った。

    「予選までペースを発揮できなかったのは残念ですし、フラストレーションが溜まります。全部を台無しにしてしまいました」

    それでも彼は、プラクティスでの走りに手応えを見いだす。

    「FP1、FP2、FP3で何度もパフォーマンスランでマックスより前にいましたし、それは長い間なかったことだと思います」

    「彼の強さは予選でレベルをもう一段引き上げることですが、私も予選に向けて自信はありました。評価してもらえたとは思いますが、欲しいのは結果ですし、それはチームも同じです」

    「こうしたミスは続けられませんので、カタールではしっかり立て直したいです」

    レッドブルの“決定先送り戦略”は意図的
    レッドブルはこれまでも、2026年ラインナップ決定を遅らせるのは意図的だと説明してきた。ローソンの言う通り、コンストラクターズ争いのなかで不要な雑音を排除するためだ。

  • 角田裕毅の残留にホンダが介入 TPC用PU供給を盾にレッドブルF1と協議

    角田裕毅の残留にホンダが介入 TPC用PU供給を盾にレッドブルF1と協議

    ホンダがTPC用パワーユニット供給を交渉材料として持ち出し、2026年に向けて角田裕毅のレッドブル陣営での将来に影響を与え得る状況が生まれている。

    来季、アイザック・ハジャーがレッドブル・レーシングへ昇格する見通しであり、アービッド・リンドブラッドはレーシングブルズ昇格へ向けて準備が進んでいる。

    そうなると残るレーシングブルズの1席は、リアム・ローソンと角田裕毅の直接的な争いとなる。

    両者は数週間前に契約延長を結んでおり、来季に関する最終決定の期限は9月30日から11月30日に変更された。そのためヘルムート・マルコが「カタールGP週末で決定する」と明言していた背景が説明される。

    パドックでは、レッドブルでフェルスタッペンの横で苦戦した角田裕毅が外れ、ローソンが選ばれるという見方が一般的だ。

    しかしレーシングブルズ関係者は、最終決定はまだ下されていないと強調しており、角田裕毅はドーハでの強力なパフォーマンスでシートを得る可能性が残されている。

    実際、ローソンが17番手に沈んだ日に、角田裕毅はフェルスタッペンを上回ってスプリント予選5番手を獲得しており、評価を高める材料となった。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    ホンダの存在が争いの行方を左右する可能性
    もしローソンと角田裕毅の争いが僅差であるなら、後者を長年支援してきたホンダの存在が天秤を動かす可能性がある。

    レッドブルは2チームのTPC用マシンにパワーユニットを必要としているが、ホンダの既存のコミットメントはアブダビテストで事実上終了し、今後はアストンマーティンに集中する。そのためTPU供給には新たな契約が必要となる。

    2026年の大幅なレギュレーション変更により旧型車の重要性は下がっているものの、リンドブラッドの準備と成長のためにTPCプログラムは依然として重要視されており、ホンダPUがなければ他社マシンを借りるしかない。

    このためホンダは交渉上の優位性を持ち、この状況を利用してレッドブルに角田裕毅をレーシングブルズのシートに起用するよう促しているとみられる。

    現在、両者の間で協議が進行中とされる。

    角田裕毅がシートを失った場合
    角田裕毅がレースシートを失った場合でも、レッドブルの2チームを跨ぐリザーブ役に移行する可能性があり、また他チームのリザーブとして新たなスタートを切る道もある。

    アストンマーティンは明確な受け皿とも言えるが、同チームは最近ジャック・クロフォードを第3ドライバーに起用し、「全レースでリザーブを務める」と発表している。

  • アイザック・ハジャー F1カタールGP展望「戦略が勝負を決める」

    アイザック・ハジャー F1カタールGP展望「戦略が勝負を決める」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)が、2025年F1カタールGPへの展望を語った。

    F1終盤戦を迎え、最終2戦が大好きなナイトレースで行われることに喜びを口にした。特に高速レイアウトのカタールは、彼の得意とするタイプのサーキットでもある。

    「シーズンをナイトレースで締めくくれるなんて最高だ」とハジャーはコメント。

    「カタールはとても高速のサーキットで、走るのが本当に楽しみだ。今週末は義務のピットストップがあるから、戦略がこれまで以上に重要になる。しかもスプリント週末だからポイントを獲るチャンスも増える。ラスベガスで得た学びを活かして、すべてをまとめ上げたい」

    VCARBはコンストラクターズ選手権で熾烈な争いを続けており、ハジャーも新人ながら確実にポイントを持ち帰る走りを求められる。

    ハジャーはラスベガスでも確かな速さを示しており、カタールではさらに上位を狙える可能性が高い。

    アイザック・ハジャー カタールグランプリ

  • リアム・ローソン F1カタールGP展望「中高速コーナーは僕たちの武器」

    リアム・ローソン F1カタールGP展望「中高速コーナーは僕たちの武器」

    リアム・ローソン(レッドブル・レーシング)が2025年F1カタールGPへの展望を語った。

    ローソンとチームはラスベガスで強力なパフォーマンスを見せ、あらゆるコンディションで速さを示した。コンストラクターズ争いが激化する中、彼は再び結果を持ち帰ることを目指す。

    「ラスベガスではチームとして重要なポイントを取れたし、どんな状況でも速さを示せた」とローソンはコメント。

    「今週またレースに戻れるのが嬉しい。カタールは中高速コーナーが多くて、僕たちのマシンに合っていると思うから、自信を持って臨める。走り出すのが楽しみだ」

    ルサイル・インターナショナル・サーキットは高い平均速度を誇り、マシンバランスとタイヤマネジメントが勝負を左右する。2025年はタイヤの最大25周ルールも適用され、戦略も例年以上に重要になる。

    VCARBはこの週末、さらなるポイント獲得でコンストラクターズ争いの順位向上を狙う。

    リアム・ローソン カタールグランプリ

  • 角田裕毅 レーシングブルズF1逆転残留? ローソンのメンター起用案も注目

    角田裕毅 レーシングブルズF1逆転残留? ローソンのメンター起用案も注目

    レッドブルの角田裕毅にとって、2025年ラスベガスGPは厳しい週末となった。しかしパドック裏では、思わぬ“追い風”が吹いていた可能性がある。

    2026年のレッドブルおよびレーシングブルズのラインアップは、メルセデスが現体制維持を発表したことで注目度が低かったが、ここへ来て議論の中心は再びこの2チームへ戻っている。

    マックス・フェルスタッペンは2026年もレッドブルに残留、そしてアイザック・ハジャーはルーキーイヤーの躍進からトップチーム昇格が既定路線とみられる。

    その一方で、レーシングブルズは2026年にアービッド・リンドブラッドをデビューさせる見込みで、残る1枠を巡って角田裕毅とリアム・ローソンが争っている。

    この“最後の1席”に、内部の空気がわずかに傾いている、とチーム内部に密着するジャーナリストが証言した。

    レッドブル内部者「雰囲気は角田の方へ傾いている」
    英記者マット・マジェンディは、ラスベガスGP週末のパドックで感じ取った空気をポッドキャストで明かした。

    マジェンディはローラン・メキースに将来の決断について尋ねたところ、以下のような回答を得たという。

    「決断はカタールGP後になる。ただ“90%は決まっている”と言っていた」

    レッドブル陣営の見立ては以下の通りとみられる。

    ■ フェルスタッペンの相棒:アイザック・ハジャー(既定)
    ■ リンドブラッド:2026年にレーシングブルズからデビュー
    ■ 残る1枠:角田裕毅 vs リアム・ローソン

    マジェンディは2人の表情や立ち振る舞いを丁寧に観察したと語る。

    「ローソンの方が少し落ち着いていたようにも見えたが、角田にも余裕があった。その“雰囲気”から、わずかに角田の方へ傾いている印象を受けた」

    ただし彼自身も、スポンサー、政治的事情、パフォーマンスの評価など複合要素が絡むため確信は持てないと補足している。

    角田裕毅 レーシングブルズ F1

    ローソンは「リンドブラッドのメンター役」として高評価
    判断を難しくしているのが、ローソンのレース内容と“若手育成力”だ。

    日本GPでのスワップ以降、ローソンは着実にポイントを加算。
    またアゼルバイジャンでは、角田の今季ベストレースを上回る結果を残した。

    そしてレッドブルが非常に高く評価するリンドブラッドにとって、ローソンは“理想的なメンター”と見られている。
    この点は、角田にとって不利に働く可能性がある。

    それでも角田裕毅に“追い風”――ホンダの存在とTPC計画
    レッドブルが2025年をもってホンダとワークス契約を終了するのは周知のとおりだが、TPC(旧型車テスト)では2026年以降もホンダ製パワーユニットを使用せざるを得ない。

    そのため、ホンダとの協力関係を円滑に維持するためにも、ホンダ系ドライバーである角田裕毅の残留には一定の“政治的価値”が存在している。

    メキースも角田の育成に長く携わっており、完全に切り捨てるには慎重になるとみられる。

    決断はカタール後のスプリント週末へ 運命の最終審査
    レッドブルは最終判断をカタールGP後に下す。
    この週末はスプリントフォーマットで、ドライバー評価の材料が増える重要な機会となる。

    角田裕毅にとっては、ラスベガスのタイヤプレッシャー問題で失われた信頼を取り戻す最後のチャンス。
    ローソンにとっては、これまで通り安定感を示し続ければ十分に勝機がある。

    2026年レーシングブルズのラインアップは、
    “角田の逆転残留”か、“ローソンのメンター起用”か――。

    結論は、カタールのチェッカー後に明らかになる。

  • リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、レッドブルが2026年ラインアップ発表を控える中、自身がF1グリッドで長期的に生き残るための“秘密”を見出したと語った。

    ローソンは現在、2026年のレッドブル系4枠を巡る争いの中におり、実質的にアイザック・ハジャー、角田裕毅、アービッド・リンドブラッドと1つのレーシングブルズ残留枠を争っている。

    2025年の活躍と今後のシート争い
    2025年はローソンにとってF1での初フルシーズン。序盤はレッドブルで開幕したものの2戦後にレーシングブルズへ配置転換となった。しかしその後の走りは印象的で、6度のポイント獲得と通算36ポイント、アゼルバイジャンGPでは自己最高の5位入賞、予選3番手というキャリアベストを記録した。

    レッドブルの2026年体制については、ハジャーがフェルスタッペンのチームメイトに昇格すると見られ、リンドブラッドもF1デビューが確実視されているため、ローソンと角田裕毅の間でレーシングブルズの最後の1枠を争う構造となっている。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    「最初の1年が最重要」ローソンの自己分析
    ローソンは自身の立場について、F1で長く生き残るための本質は“初年度をどう乗り切るか”にあると語る。

    「F1での最初の年が一番重要だ。そこで成長するか、このスポーツに残れるかが決まるんだ。多くのドライバーは数シーズン続けて残るというより、1〜2年でシートを失うことが多い」とローソンはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「数年の契約を得れば価値あるドライバーになれる」
    ローソンは続ける。

    「一度数年契約の座を確保すれば、価値あるドライバーとして認識される。そこに到達することが重要で、特にこのチーム、レッドブル環境では昔からそうだ。だから自分の将来が分からない状況は別に新しいものじゃない」

    「もちろん安心感が欲しいけど、自分はずっとこのプレッシャー環境でやってきた。だからこれが自分にとって普通なんだ」

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP決勝「今年一番の週末だった」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP決勝「今年一番の週末だった」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1ラスベガスGP決勝を6位でフィニッシュし、チームに4ポイントを持ち帰った。

    プラクティスでロングランのデータが得られないまま決勝に臨む難しい週末だったが、ハジャーは安定したペースで走り切り、中団上位の力を証明した。

    決勝では序盤から5番手を走行し、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)の4位を追う場面もあった。しかし後半はシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリに先行を許し、最終順位は6位となった。

    ハジャーはレース後、次のように語った。

    「今日のレースには満足しているし、できることはすべて出し切れたと思う。プラクティスでロングランができなかったこともあって、レースは少し未知な部分があった。スタート前はもっとグレイニングが出ると予想していて、タイヤマネジメントをやや保守的に考えていたけれど、実際はフルプッシュの展開だった。

    チームがこの週末にやってくれた仕事を誇りに思うし、今年で一番いい週末だったと思う。FP1からミスをせず、必要なことを全部こなすことができた。それが4ポイントという形で報われてうれしい。

    残り2戦のカタールとアブダビは、僕たちのマシンにもっと合うサーキットだと思うので、自信を持って臨めるよ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    チーム代表のアラン・パーメインはレース後、ハジャーについて次のようにコメントしている。

    「アイザックは素晴らしいレースをして、一切ミスをせずに走り切り、コンストラクターズ選手権において非常に価値のある4ポイントを持ち帰ってくれた。前を走るマシンと争うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、後方のヒュルケンベルグとのギャップをしっかり管理し続けた」

    ハジャーの安定した走りは、レーシングブルズのポイント獲得とコンストラクターズ争いに大きな貢献をもたらした。

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、F1ラスベガスGP決勝でオープニングラップの接触によりレースが崩れ、16位でフィニッシュした。

    スタート直後のターン1でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と軽く接触。これは、前方でジョージ・ラッセルが遅れてブレーキングした状況を避けようとした際に発生したもので、ローソンはフロントウイングを破損し、早々にピットインを強いられた。

    ローソンはレース後、「チームに申し訳ない。マシンの速さがあった週末だっただけに残念だ」と語った。

    「2台揃ってポイントを取れたはず」ローソンの落胆
    ローソンはターン1の路面状況についてこう説明している。

    「ターン1は信じられないくらい滑りやすかった。ブレーキングを始めた瞬間、前のクルマが一気に減速して、避けるスペースがなかった」

    「今日は本来、僕たちは2台ともポイントを取れたはずだった。そう考えると悔しいけれど、マシンのスピードは確実にあったので、それを次のカタールに活かしたい」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    ハジャーは8位入賞、チームは確かな前進
    チームメイトのアイザック・ハジャーは混乱をうまく回避し、8位でフィニッシュ。レーシングブルズにとっては重要な4ポイントとなった。

    アラン・パーメイン(チーム代表)は次のように振り返った。

    「非常に良い週末だった。アイザックは素晴らしい走りをして、一切ミスなく価値あるポイントを持ち帰ってくれた」

    「我々には前のマシンを追うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、ヒュルケンベルグとのギャップを適切に管理する冷静なレースだった」

    ローソンの不運と、1ストップ戦略の難しさ
    パーメインはローソンの接触についても状況を説明している。

    「リアムは前でラッセルがロックアップしたのを見て反応し、結果的にピアストリと軽く接触した。そのためフロントウイング交換が必要になり、後方からの巻き返しは難しくなった」

    「今回はシンプルな1ストップの展開で、後方から順位を挽回することは非常に厳しいレースだった」

    明確な武器を手にしたレーシングブルズ、次戦はスプリント週末
    それでもパーメインは前向きだ。

    「またしても、我々には速いマシンと速いドライバーがいることを証明できた。次のカタールはスプリント週末だし、そこでさらに結果を積み上げたい」

    レーシングブルズはコンストラクターズ選手権6位を守り、7位アストンマーティンに対して14ポイントのリードを維持している。

  • 岩佐歩夢 2025年スーパーフォーミュラ王者に輝く 最終戦鈴鹿で逆転タイトル

    岩佐歩夢 2025年スーパーフォーミュラ王者に輝く 最終戦鈴鹿で逆転タイトル

    2025年のスーパーフォーミュラ最終戦(第12戦)が23日、鈴鹿サーキットで行われ、TEAM MUGENの岩佐歩夢が今季最終レースを制し、見事シリーズチャンピオンを手にした。

    ランキング4位から迎えた最終決戦で、レッドブルF1のリザーブドライバーを務める岩佐歩夢は、ポールポジション発進から一度も首位を譲らない完璧なレース運び。31周のチェッカーをトップで受け、劇的な逆転タイトルを成し遂げた。

    2位にはPONOS NAKAJIMA RACINGの佐藤蓮が続き、初優勝にあと一歩届かず。DOCOMO TEAM DANDELION RACING勢は太田格之進が3位、牧野任祐が5位に入ったものの、いずれもタイトル争いで岩佐に及ばなかった。

    開幕から安定した速さを見せ、ランキング首位で鈴鹿に臨んだVANTELIN TEAM TOM’Sの坪井翔は、7番手から追い上げのレースとなったが終盤まで苦戦。最終的に8位にとどまり、シリーズ連覇の夢は叶わなかった。

    逆境を跳ね返し、最終戦で結果をつかみ取った岩佐歩夢が、ついに2025年スーパーフォーミュラの頂点に立った。

    岩佐歩夢 スーパーフォーミュラ F1