カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • リアム・ローソン 2026年F1は「セットアップよりエネルギー管理が重要」

    リアム・ローソン 2026年F1は「セットアップよりエネルギー管理が重要」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、2026年F1レギュレーション下では週末の準備において「マシンセットアップよりもエネルギー管理が重要になっている」と明かした。

    内燃機関と電動出力の比率が大きく変化した新世代パワーユニットにより、ドライバーのアプローチそのものが変わりつつある。ラップタイムの多くがエネルギーの使い方に左右される現在、従来の“限界まで攻める走り”は必ずしも最適解ではなくなっている。

    「セットアップ中心」から「エネルギー中心」への転換
    ローソンは日本GPで、現在のF1がこれまでとまったく異なる性質を持っていると説明した。

    「今のマシンはドライブの仕方がまったく違うし、各サーキットごとに適応するのも難しい」

    「以前は週末に入ると、ほとんどの時間をマシンのセットアップやバランスの最適化に費やしていた」

    「でも今は完全にエネルギー管理だ。そこにラップタイムが大きく隠れているから、どう管理して最大限引き出すかに多くの時間を使っている」

    この変化は、2026年のF1における最大のパラダイムシフトのひとつと言える。マシンの物理的なグリップや空力バランスよりも、「どこで使い、どこで回収するか」という戦略的要素が支配的になっている。

    “攻めすぎ”がタイムロスにつながる新時代
    従来のF1では、特に予選において限界まで攻めることがラップタイム向上の鍵だった。しかしローソンは、その常識が崩れていると語る。

    「オーバードライブするのはかなり簡単だと思う」

    「去年のマシンなら予選で大きく攻めて、ダウンフォースでグリップを稼ぎながら限界を突いていくのが普通だった」

    「でも今年はそれをやりすぎるとエネルギーを使いすぎてしまい、結果的にミスになる」

    実際にローソンはメルボルン予選で、攻めすぎによるミスを繰り返し、最終的に“抑えたラップ”でようやくまとめることができたと振り返っている。

    「すべてのラップで攻めすぎてミスしていた。だから少し抑えて走ることで、ようやくラップをまとめられた」

    この証言は、「速く走る=攻める」という従来の価値観が、現在のF1では必ずしも成立しないことを示している。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    エネルギー切れがそのまま敗北に直結
    さらにローソンは、エネルギー管理のミスがレース結果に直結する点も強調する。

    「間違えると影響は大きい。エネルギーを使いすぎると非常に厳しい結果になる」

    「ドライビング中は以前よりもずっと多くのことを考えなければならない」

    エネルギーを使い切った状態ではストレートでの最高速が大きく低下し、防御もオーバーテイクも困難になる。特に接近戦では、この差がそのままポジション喪失につながる。

    結果として、ドライバーは単なる操作技術だけでなく、「ラップ全体のエネルギー配分」という戦略的思考を常に求められることになった。

    2026年のF1は、従来の“グリップと攻め”の競技から、“管理と最適化”の競技へと性質を変えつつある。ローソンの言葉は、その変化が単なる技術的アップデートではなく、ドライビング哲学そのものの転換であることを示している。

  • アービッド・リンドブラッド F1唯一のルーキー「夢を生きている」

    アービッド・リンドブラッド F1唯一のルーキー「夢を生きている」

    アービッド・リンドブラッドは、2026年F1シーズン唯一のルーキーとして注目を集めているが、そのスタンスは極めてシンプルだ。「夢を生きている」と語る18歳は、過度なプレッシャーを感じることなく、自身の成長に集中している。

    レーシングブルズの一員としてF1にデビューしたリンドブラッドは、開幕戦メルボルンでいきなり8位入賞を果たすなど上々の滑り出しを見せた。

    だがその裏では、急激に変化した環境と複雑化した2026年型マシンへの適応という大きな課題にも直面している。

    “唯一のルーキー”が直面する現実
    2025年にキミ・アントネッリやアイザック・ハジャー、オリバー・ベアマンらがデビューしたのとは対照的に、2026年はリンドブラッドただ一人がルーキーとしてグリッドに立つシーズンとなった。

    それでも、彼の走りや振る舞いからは新人らしい硬さはほとんど見られない。開幕当初こそメディア対応に慎重な姿勢も見せていたが、わずか数戦で自信を深め、徐々に自らの言葉で状況を語るようになっている。

    開幕までの準備期間は非常にタイトだった。バルセロナとバーレーンでのテスト、ファクトリーでの作業を経て、オーストラリアと中国での連戦へ。その後、日本GPまでのわずかなインターバルが、ようやく一息つける時間となった。

    成長と休息の“バランス”を模索
    「自分にとっては初めてのF1シーズンだから、どう対応すべきか正確に分かるわけではない」とリンドブラッドは語った。

    「できるだけ多くを学び、自分自身を高めることと、しっかりとオフにすること、そのバランスを見つける必要がある。もし全力でやり続ければ、10戦目あたりでエネルギーが尽きてしまう。それではうまくいかない」

    「レース後は1日休みを取ったが、その後すぐにシミュレーターに戻って中国GPの振り返りと日本GPへの準備を始めた。今年のマシンやパワーユニットの特性を考えると、これはとても重要なことだ」

    「ただ、東京では数日休みも取ってリラックスすることができた。ここ数カ月は家に帰れていなかったが、この週末の後にはようやく戻れる予定だ」

    アービッド・リンドブラッド ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    結果と課題が共存する序盤戦
    中国ではスプリントフォーマットとトラブルが重なり苦戦したが、決勝予選ではチームメイトのリアム・ローソンに肉薄。日本GPでは初のQ3進出も果たすなど、着実にステップを踏んでいる。

    一方で、レースではセーフティカーのタイミングにより入賞のチャンスを逃すなど、経験不足ゆえの難しさも露呈した。

    「最初の数レースは自信を大きく高めてくれた。自分に才能があること、速さがあることは証明できたと思う」とリンドブラッドは振り返る。

    「同時に、改善すべき点も多くある。それは当然のことで、このクルマはこれまで経験してきたものとはまったく違う。ブレイクの間にしっかり取り組んで、もっと良い状態で戻ってきたい」

    “夢を生きている”というメンタリティ
    レッドブルの育成環境はしばしば“プレッシャーの温床”とも言われるが、リンドブラッドにとってはそれすら重荷にはなっていない。

    「考え方は変わらない。むしろ聞きたいくらいだ、なぜプレッシャーを感じる必要があるのかと」と彼は語る。

    「5歳の頃からF1に乗るのが夢だった。そのために人生をかけて努力してきた。そして今、そのチャンスを得られたことに感謝している」

    「僕は今、夢を生きている。世界中を回りながら最速のマシンを走らせているんだ。18歳で東京に来るなんて想像もしていなかった。同世代は大学に通っているけど、自分の人生はかなり特別だと思う」

    「だからこそ、ただ楽しんで、自分のベストを尽くすことに集中している」

    18歳のルーキーが見せる冷静さと自己認識は、単なるポジティブ思考ではなく、長いキャリアを見据えたマネジメント能力の表れでもある。急激に変化した2026年F1において、こうした“余裕”こそが安定した成長を支える鍵となる可能性がある。

  • ホンダF1 レッドブルと旧型PU供給契約報道 TPC継続へ

    ホンダF1 レッドブルと旧型PU供給契約報道 TPC継続へ

    レッドブル・レーシングとレーシングブルズが、ホンダから旧型F1エンジンの供給を受ける新たな契約を締結したと報じられた。これにより、両チームは今後2シーズンにわたり、過去のマシンを使ったテストを継続できる見通しとなった。

    現在のF1では現行車による無制限のテストは認められていない。一方で、2年以上前のマシンを用いるTPC(Testing of Previous Car/旧型車テスト)は実施可能であり、その際には当時のシャシーに適合する同年代のパワーユニットが必要になる。

    今回の契約は、その継続的な運用を可能にするものだ。

    TPC継続に必要だったホンダ製パワーユニット
    F1では、少なくとも2年前のマシンを使ったTPC(Testing of Previous Car/旧型車テスト)が長く認められている。ただし、このテストを実施するには、そのマシンが走っていた当時のエンジンが必要になる。別世代のパワーユニットは通常、シャシーに適合しないためだ。

    レッドブル・レーシングとレーシングブルズは、これまでホンダ製パワーユニットを使用してきたが、ワークスチームではないため、シーズン終了後にはそれらのエンジンがメーカー側へ戻される。そのため、現在は異なるエンジン体制にあるチームが再びTPCを行うには、あらためて供給契約を結ぶ必要があった。

    2025年から続いていた交渉が合意に到達
    この契約をめぐっては、2025年12月の時点で、レッドブル・レーシングとレーシングブルズがホンダと協議を進めていることが明らかになっていたという。

    焦点になっていたのは、F1チーム側が支払う金額だったとみられる。こうしたケースでは、メーカー側が価格を自由に設定できるためだ。交渉には時間を要したものの、今回の報道によれば、最終的に両者は合意に達した。

    2027年まではホンダ製旧型PUでテスト継続へ
    この合意によって、レッドブル・レーシングとレーシングブルズは今後2年間、旧型マシンを用いたテストを継続できることになる。2026年時点では、2024年型以前のマシンを使用した走行が可能になるという。

    一方で、2026年シーズンから導入されるレッドブル・フォードのパワーユニットを使ったTPCが可能になるのは2028年からになる。つまり、それまではホンダ製の旧型パワーユニットが、両チームのテストプログラム維持において重要な役割を果たすことになる。

    Source: GPblog

  • アービッド・リンドブラッド F1でハミルトン級と評価 元コーチが比較

    アービッド・リンドブラッド F1でハミルトン級と評価 元コーチが比較

    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)が2026年シーズンのF1で印象的なスタートを切り、かつて両者を指導したディーノ・キエーザからルイス・ハミルトンに近い存在だと評価された。

    F2をわずか1年で通過し3勝を挙げてF1昇格を果たしたリンドブラッドは、開幕戦オーストラリアGPでいきなりポイントを獲得。その後の中国、日本でも恐れを感じさせないアグレッシブな走りを見せ、早くも存在感を示している。

    ハミルトンと共通する“速さと適応力”
    カート時代にリンドブラッドを指導し、ルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグも育てたディーノ・キエーザは、そのドライビング特性を高く評価する。

    「彼はとてもスムーズで賢いドライバーだ。それは非常にポジティブな点だ。必要に応じてドライビングスタイルを変えられる」

    「学習が速く、テクニカルなドライバーでもある。タイヤやシャシーに合わせてブレーキングやスタイルを適応させることができる」

    「雨でも非常に速い」

    そのうえでキエーザは、リンドブラッドの性質がハミルトンに近いと明言した。

    「彼はルイスにより近いと思う。ニコは非常に礼儀正しく、ルイスやアービッドほど2位を受け入れないタイプではなかった」

    攻撃性とリスク管理のバランス
    リンドブラッドの特徴として強調されたのは、攻撃性と判断力の両立だ。

    「アービッドはレースで非常にアグレッシブだ。待ったり計算しすぎたりはしない。前にドライバーがいればすぐにオーバーテイクする」

    「ただし賢いので、大きなクラッシュやインシデントにはあまり関与しない」

    この“即断即決型”のレーススタイルは、現代F1においても武器となる一方で、経験不足の段階ではリスクにもなり得る。

    若さゆえの課題とF1で求められる振る舞い
    一方でキエーザは、リンドブラッドのメンタリティについても率直に言及している。

    「彼は14歳のとき、チームメイトに負けた後で『なぜ彼にベストエンジンを渡したんだ』と言ってきた」

    「そういう考え方をしているとキャリアはうまくいかない。与えられたものでベストを尽くす必要がある」

    さらに、F1という舞台における振る舞いの重要性も指摘した。

    「彼はレッドブルにとって良い存在になるだろう。ただ時には発言する前に一呼吸置く必要がある。情熱的すぎて間違ったことを言うこともある」

    「F1に来たばかりの段階では、もっと政治的である必要がある。フェルスタッペンやハミルトンのようになれば好きに言えるが、それまでは違う。アービッドは政治家タイプではない」

    若さゆえの率直さと攻撃性、そして高い適応力とスピード。その両面を併せ持つリンドブラッドは、すでに“ハミルトン型”と評される資質を示し始めている。

  • F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    F1予選はなぜ全開で走れない? ローソンが語るスーパーフォーミュラとの差

    FIAが2026年F1日本GPに向けて実施した予選ルール変更は、期待された効果を発揮しなかった可能性が高い。リアム・ローソンは「違いを感じなかった」と語り、現行F1の予選が抱える構造的な問題を示唆した。

    今回の変更では、予選時に使用可能なエネルギー量が9MJから8MJへ削減された。リフト&コーストやスーパークリッピングを抑え、よりフルプッシュに近いアタックを可能にする狙いだったが、鈴鹿ではその理想とは異なる現実が浮き彫りとなった。

    FIAの調整でも変わらなかった予選の実態
    鈴鹿では特に130R進入でスーパークリッピングが目立ち、ドライバーは依然としてエネルギーマネジメントを強いられた。FIAが目指した「全開で攻める予選」は実現せず、ラップの質を左右するのは依然としてバッテリーの使い方だった。

    ローソンは今回の変更について、次のように語っている。

    「現状ではすべてのサーキットが本当に大きく異なっているから、判断は難しい」

    「僕は以前の設定で走ったことがないので比較はできない。でも、違いは感じなかった」

    なぜスーパーフォーミュラは“全開で走れる”のか
    今回の日本GPでは、スーパーフォーミュラとの比較も多く語られた。パワーではF1に及ばないものの、コーナリングスピードの高さとドライビングの自由度が際立つカテゴリーとして知られている。

    ローソンも鈴鹿におけるスーパーフォーミュラについて高く評価している。

    「このコースでのマシンは特別だ。とても楽しいクルマだし、F1と比べるとパワーは低いけど、コーナースピードは非常に高い」

    「僕が最後にスーパーフォーミュラを走ったのもこのトラックだったけど、本当に楽しかった。やっぱり素晴らしいサーキットだ」

    F1が“全開で走れない”構造的な課題
    今回のルール変更が示したのは、単純な数値調整では解決できない問題の存在だ。エネルギー使用量の制限は維持されたままであり、結果としてドライバーは依然としてバッテリー残量を意識した走行を余儀なくされている。

    その結果、スーパークリッピングは解消されず、予選においても「どこで使い、どこで抑えるか」というマネジメントが主導する構図が続いている。ローソンの「違いを感じなかった」という言葉は、この構造そのものに変化がなかったことを示している。

    FIAは今月予定されている会合でさらなる対策を議論する見通しだが、今回の結果は、現行レギュレーションの根本に踏み込まなければ問題は解決しない可能性を示している。予選のあり方そのものが、改めて問われている。

    RacingNews365

  • リアム・ローソン アウディF1移籍構想が消滅か ウィートリー離脱で後ろ盾失う

    リアム・ローソン アウディF1移籍構想が消滅か ウィートリー離脱で後ろ盾失う

    リアム・ローソンのキャリアにおいて、有力な“逃げ道”と見られていたアウディF1ルートが閉ざされる可能性が浮上している。ジョナサン・ウィートリーの離脱によって、その構想自体が消滅したと報じられている。

    背景にあるのは、ウィートリー自身がローソン獲得を主導していたという事実だ。レッドブル内での立場が不安定だった時期、ローソンにとってアウディは現実的な選択肢となり得たが、その前提が崩れた形だ。

    ニュージーランド・ヘラルドによると、ウィートリーはレッドブル時代からローソンの才能を高く評価しており、アウディ加入に際しても獲得に関心を示していた。

    ウィートリー主導だった移籍構想
    ローソンは2019年にレッドブルの育成プログラムに加入して以降、その成長をウィートリーが継続的に見てきたドライバーのひとりだった。

    2024年にアウディ加入が発表された際、ウィートリーはローソンの起用を視野に入れていたとされる。当時、レッドブル内でシートが保証されていなければ、ローソンがチームを離れる可能性もあった。

    しかし、ローソンは2024年終盤にダニエル・リカルドの後任としてレーシングブルズに昇格。その後レッドブル本隊へとステップアップしたことで、この構想は実現しなかった。

    アウディ F1

    離脱で消えた“安全網”
    今回の報道を伝えたF1 Oversteerは、ウィートリーの離脱によってアウディ側がローソン獲得に消極的になる可能性を指摘している。

    これは、ローソンにとっての“代替ルート”が失われることを意味する。

    さらに、将来的にアストンマーティンに空席が生じた場合、そのシートはホンダと関係の深い角田裕毅に傾く可能性が高いとも見られている。

    レッドブル内評価がすべてを決める
    現状、ローソンのキャリアはレッドブル内での評価に大きく依存している。

    特に、アイザック・ハジャーやアービッド・リンドブラッドとの比較は今後の重要な判断材料となる。レーシングブルズでのパフォーマンスが、そのままトップチーム昇格の可否に直結する構図だ。

    また、マックス・フェルスタッペンの将来が不透明なこともあり、仮に離脱が現実となれば内部昇格の圧力が一気に高まる可能性もある。

    一方で、その機会を逃した場合、外部移籍の選択肢は限られることになる。

    リアム・ローソンにとって、外部の“逃げ道”が消えつつある今、レッドブル内で結果を示すことがこれまで以上に重要な意味を持ち始めている。

    Source: F1 Oversteer

  • アービッド・リンドブラッド 鈴鹿F1タイヤテストでクラッシュも無事復帰

    アービッド・リンドブラッド 鈴鹿F1タイヤテストでクラッシュも無事復帰

    アービッド・リンドブラッドは、鈴鹿で行われたF1タイヤテスト中、ウェットコンディション下でアクアプレーニングを起こしてクラッシュを喫したが、幸い本人にケガはなく、その後コースへ復帰した。

    F1ルーキーのアービッド・リンドブラッドは、水曜日に鈴鹿で行われたピレリのタイヤテストに参加中、第2デグナーでスタンディングウォーターに乗り、コントロールを失ってコースオフした。

    鈴鹿で撮影された写真では、フロントウイングを失ったレーシングブルズのマシンからリンドブラッドが歩いて離れる様子が確認された。事故の詳細は明らかになっていないが、画像から判断する限り軽微なクラッシュにとどまっており、ドライバーにケガはなかったとみられる。

    その後、リンドブラッドはテスト最終日の午後に再びコースへ復帰し、走行を続けることができた。

    このテストは先週末の日本グランプリ後に実施されており、レッドブルとレーシングブルズの両チームが参加している。アイザック・ハジャーがRB22をドライブし、リンドブラッドとリアム・ローソンがレーシングブルズのマシンを交代で担当した。


    リンドブラッドは先週日曜日の鈴鹿での決勝を14位で終えたが、セーフティカーのタイミングによって順位を落とす不運に見舞われた。それでも、このサーキットを走った経験がない中で予選Q3に進出するなど、18歳のルーキーとして印象的なパフォーマンスを示していた。

    「最初の1〜2周で8番手を走っていたと思うが、最初のスティントでマックス(フェルスタッペン)とエステバン(オコン)とのバトルにおいて、エネルギーやバッテリーの使い方でもっと上手くやれた部分があったと思う」

    「それで2ポジションを失って、その後はピットストップ前にいいリズムに乗っていた。ピットストップは少し遅くて、そこでアイザック(ハジャー)に1つポジションを奪われた。その後セーフティカーが出て、さらに3〜4ポジションを失った」

    「少し残念だが、それでも学ぶべきことはたくさんあるし、自分が改善すべき点も多い。そこに集中していくつもりだ」

    リンドブラッドはF1初年度の開幕3戦で4ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権で11位につけている。

  • リアム・ローソン F1日本GP「鈴鹿でのエネルギーの使いどころに苦戦」

    リアム・ローソン F1日本GP「鈴鹿でのエネルギーの使いどころに苦戦」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2026年F1日本GPで14番グリッドから9位まで順位を上げてポイントを獲得したが、レース中はエネルギー運用に大きな難しさがあったことを明かした。

    今季ここまでの各戦と同様に、日本GPでもオーバーテイク直後のストレートで抜き返される場面が多く見られた。エネルギー残量の差によって直線スピードに大きな違いが生じるため、ドライバーたちはこの状況を“人工的”あるいは“ヨーヨーのようだ”と表現している。

    ローソンもまた、どのタイミングでエネルギーを使うかという判断が極めて重要であり、同時に難しい課題だったと振り返った。

    レース後、リアム・ローソンは鈴鹿での戦いを振り返った。

    ローソン「どこでエネルギーを使うかは極めて難しかった」
    「極めて難しかった」とリアム・ローソンは語った。

    「実際、レースのスタートではガブリエル・ボルトレトに本当に予想外の形で抜かれてしまって、かなり焦っていた」

    「でも次のストレートに入ったら、今度は僕の方がより多くのエネルギーを持っていて、一気に抜き返した。だから、レースはだいたいそういう展開になる」

    「エステバン・オコンがエネルギーを使って僕を抜いたとしても、僕はまた抜き返せるはずだと分かっていた。たぶん彼もそれを分かっていたと思う。だから僕たちはずっと持続可能な形で走り続けていて、それが逆に面白さにもつながっていた」

  • リアム・ローソン F1日本GP9位「セーフティカーに助けられた」

    リアム・ローソン F1日本GP9位「セーフティカーに助けられた」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2026年F1日本GPで9位入賞を果たしたが、「セーフティカーに助けられた」と率直に認め、マシンの速さ不足にも言及した。

    予選で抱えていたバランスの問題を修正して臨んだ決勝だったが、純粋なペースでは苦しい状況だったことを自ら明かしつつ、それでも結果を持ち帰った。

    レース後のインタビューでローソンは次のように語った。

    「スタート位置や、昨日の予選で抱えていたバランスの問題を考えれば、マシンをうまく修正して強いレースができたと思う」

    「間違いなく簡単なレースではなかったし、今日はセーフティカーにかなり助けられた。良い結果だし、このポイントは受け取って、ここからさらに改善していきたい」

    リアム・ローソン F1 日本GP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    さらにローソンは、現状のパフォーマンスについても率直な見解を示した。

    「正直なところ、僕たちはまだそれほど速くはないと思う。それでも3回ポイントフィニッシュできているのは大きい」

    「もし本当に速いクルマを手に入れられれば、もっと良い位置に行けるはずだし、今やっている判断を続けていけばかなり楽しみな状況になると思う」

    結果だけを見ればポイント獲得だが、その裏側には運と課題の両方があったことをローソン自身が認めた形となった。

  • アービッド・リンドブラッド F1日本GP予選10番手「頭を空にして全開でいった」

    アービッド・リンドブラッド F1日本GP予選10番手「頭を空にして全開でいった」

    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は2026年F1日本GP予選で10番手に入り、鈴鹿でQ3進出を果たした。週末序盤はギアボックスの問題でフリー走行2回目の大半を走れず、フリー走行3回目でも十分な周回を重ねられなかったが、予選ではその不利をはね返した。

    ジュニア時代に鈴鹿を走った経験がないルーキーにとって、走行不足は大きな痛手だった。

    それでもリンドブラッドはQ2最後のアタックでマックス・フェルスタッペンを上回り、トップ10入りを実現。予選後には、自身の思い切ったアプローチとチームへの感謝を率直に語った。

    リンドブラッド「何も考えずに全開でいった」
    アービッド・リンドブラッドは、予選で10番手を獲得したあと、ここまでの週末は決して簡単ではなかったと振り返った。

    「正直に言うと、ここまでは簡単な週末じゃなかった。FP2はほとんど全部を逃したし、FP3もトラブルでかなりの時間を失った。だから、このセッションに入る時点ではかなり期待は低かった。Q1を突破できればという話をしていたくらいだった」とリンドブラッドはスカイスポーツF1に語った。

    「すごくうれしいし、僕が自信を持てるマシンを用意してくれたチームには本当に感謝している。走行距離を失った状態で、ルーキーがこういうコースに来るのは簡単じゃない」

    「ここは自信が求められるコースだから、たくさんの周回を逃しながら、それでもすぐ限界まで持っていけたのは、彼らのおかげという部分が大きい」

    「それに正直に言って、自分自身のこともすごく誇りに思っている。Q2で僕がやった仕事はかなり印象的だったと思う。あのラップは本当に楽しかった。1回目のランを終えたあと、完璧な仕事ができれば、ぎりぎりで通過できるかもしれないと分かっていた」

    「自分に言い聞かせたんだ。何も考えずに、うまくいくことを願って、全開でいこうって。こういうコースでマシンと一体になって走るのは、本当に高揚感があったし、すごく楽しかった」

    アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 日本GP

    走行不足の週末でつかんだQ3進出
    今回の結果は、リンドブラッドにとって流れを取り戻す意味でも大きかった。デビュー戦のオーストラリアGPでは印象的な走りでポイントを獲得した一方、中国GPでは苦戦し、スピンもあって12位以上を狙えなかった。

    それだけに、鈴鹿でフェルスタッペンを11番手に押し下げる形でQ3進出を決めたことは、さらに価値のある内容となった。フェルスタッペンはその後、レッドブルが依然としてバランスの問題を解決できていないと認めており、そのなかでリンドブラッドは0.153秒差で上回った。

    「こういうセッションをテレビでたくさん見てきた。恐れずにただ1周をまとめて、すべてを懸けるチャンスを得ることを夢見ていた」とリンドブラッドはF1のメディアに語った。

    「ウォールに当たるなら当たるでいい。でも、すべてを完璧にできれば、Q3の可能性はあると分かっていた」

    Q3には課題も残した
    一方で、リンドブラッドはQ3の内容についてはまだ改善の余地があったことも認めた。トップ10に入れた満足感はありつつも、最後の走りを完璧にまとめられた感覚ではなかったという。

    「Q3ではもう少しうまくやれたと思う」とリンドブラッドはスカイスポーツF1に語った。

    「完璧には決めきれなかったと思う。少しうれしくなりすぎてしまって、もう少し集中している必要があった。でも結局のところ、まだ僕は3戦目なんだ。こういうことから学ぶことはたくさんある。ただ、Q3に入れたことがうれしかった。正直なところ、僕たちは完全にそこにいるべき位置ではないかもしれないから」