カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • 角田裕毅 レッドブルF1離脱でダニエル・リカルドのF1キャリアは安泰?

    角田裕毅 レッドブルF1離脱でダニエル・リカルドのF1キャリアは安泰?

    角田裕毅が2025年にアウディF1(2026年まではザウバー)に移籍する可能性が浮上したことで、ダニエル・リカルドのF1での将来は安泰かもしれない。

    ダニエル・リカルドは、過去数シーズンで低迷が続き、マクラーレンを解雇され、2023年のシートを獲得できなかった。しかし、レッドブルのサードドライバーとして 復帰し、シーズン後半はアルファタウリ(現ビザ・キャッシュアップRB)に加入した。

    しかし今シーズン、リカルドはチームメイトの角田裕毅に比べて成績が振るわず、角田が連続ポイント獲得を達成する一方、リカルドはグランプリでは1ポイントも獲得できていない。

    そして、レッドブル・レーシングは、セルジオ・ペレスと少なくとも2026年まで契約を延長。角田裕毅とダニエル・リカルドの今後2年間のシニアチームへの昇格の希望は絶たれた。

    RBは2025年もリカルドを残留させるだろうか?
    ダニエル・リカルドは最近の苦戦にもかかわらず、マイアミのスプリントレースでは見事な4位を獲得しており、F1での将来を確保するには同様の結果が必要になるだろう。

    しかし、もしリカルドが失敗しても、角田裕毅が電撃的にチームを移籍することで、34歳の彼には救いの手が与えられるかもしれない。

    ジョー・サワードは 自身のブログでドライバー市場について論じ、日本人ドライバーにとってザウバー/アウディでの地位が実現する可能性があると示唆した。

    「もしオコンがハースに移籍すれば、アウディのシートが空くことになる。ボッタスや周をキープするという選択肢もあるが、モナコのウォーターフロントでささやかれているのは、角田裕毅がドイツメーカーのリストのトップに立っているということだ」とサワードは書いた。

    ダニエル・リカルド

    もし角田裕毅がアウディに移籍すれば、リザーブドライバーのリアム・ローソンを昇格させ、レースシートを求めて他チームに移籍する可能性のあるローソンをチームに残すことができるため、レッドブルの問題が解決する可能性がある。

    「レッドブルは、リアム・ローソンをチームに残すためには4つのシートに5人のドライバーを配置する必要がある。また、ダニエル・リカルドは今年少し期待外れだったが、それでも若いローソンを評価する基準にはなるだろう」とサワードは付け加えた。

    「代替案としては、リカルドを降板させて裕毅とローソンを起用するか、2人のオセアニア人を起用して裕毅を外すことになるだろう」

  • 角田裕毅 クリスチャン・ホーナーの冷遇はホンダのF1撤退への恨み?

    角田裕毅 クリスチャン・ホーナーの冷遇はホンダのF1撤退への恨み?

    角田裕毅が、今後レッドブル・レーシングへ移籍する可能性は限りなくゼロに近いと言われている。その元凶とされるのがチーム代表のクリスチャン・ホーナーの存在だが、ホンダと角田裕毅との関係を考えれば、それは致し方ないことなのかもしれない。

    今年、F1参戦4年目を迎えた角田裕毅は、昨年のレッドブルRB19のコンポーネントを土台にしたVCARB 01で5レースでポイントを獲得。

    予選でも決勝でも経験豊富なチームメイトのダニエル・リカルドを余裕で凌駕し、予選ではレッドブルのセルジオ・ペレスと同じ6回のQ3進出を果たすパフォーマンスを披露している。

    しかし、レッドブル・レーシングは、公には角田裕毅を候補として名前を上げているものの、今季で満了するセルジオ・ペレスとの契約を来季も延長することが濃厚だと考えられている。

    F1ファンの目から見ても、角田裕毅がレッドブル・レーシングの候補に上げられないのは奇妙だ。角田はホンダドライバーであるだけでなく、プログラムの外部から獲得したセルジオ・ペレスとは異なり、レッドブルが育成してきたドライバーでもある。

    さらに角田裕毅は、パフォーマンスだけでなく、これまでレッドブル上層部が課題として挙げていた無線での暴言を含めた精神面でも成熟期に入っている。

    それでも、クリスチャン・ホーナーは、角田裕毅を真のレッドブル・レーシングのドライバー候補として考えてはいない。

    2021年のF1メキシコGPでは、セルジオ・ペレスが迫ってたため、進路を譲るためにコース外に出たが、乱気流に入ってしまったペレスはコースアウト。後続のマックス・フェルスタッペンは、埃が舞ったのを見て、二人が事故を起こしたと勘違いしてバックオフ。

    クリスチャン・ホーナーはレッドブルのドライバーが『Tsunoda’d(ツノダされた』という造語を使って批判。日本のファンから人種差別的だと非難され、ホーナーが角田裕毅を嫌悪しているという印象がついた。

    さらに今年のグリッドで“お気に入り”とされるダニエル・リカルドのグリッドには激励に向かっても、角田裕毅には声をかけない様子もその印象に拍車をかけた。

    ホンダが撤退しなければレッドブルは自社エンジン開発という決断はしなかった
    だが、クリスチャン・ホーナーが日本人を嫌いなのは事実かもしれない。彼はホンダの撤退に翻弄された。

    マクラーレンとのパートナーシップが決裂したホンダのF1エンジンを救ったのはレッドブルだった。2018年にトロロッソに採用し、エンジン交換によるグリッドペナルティを気にせずに自由に開発された。

    そして、2019年からはレッドブル・レーシングでもホンダのF1エンジンを採用して、ホンダに表彰台と勝利をもたらした。

    だが、タイトル獲得の可能性が見えてきた2020年10月にホンダは2021年限りでのF1撤退を発表した。

    その結果、レッドブルはエンジンがなくなり、2022年以降もホンダにエンジン供給を継続してくれるよう頼み込み、F1には2022年以降に1年前倒しでエンジン開発を凍結するよう交渉。さらに他社からのエンジン供給が望めないことから過去最大規模の投資をしてレッドブル・パワートレインズを設立して、自社製エンジンを開発する決断を下した。

    しかし、その矢先、ホンダは態度を変え、2022年11月に2026年シーズンの新PU規定での製造メーカーに登録。さらに2023年5月には2026シーズンにパワーユニットサプライヤーとしてF1復帰し、アストンマーティンとワークスパートナーシップを締結することを発表した。自社エンジンの開発を進めていることから、電気部分だけの供給を望んだレッドブルのオファーを拒否したとも報じられている。

    クリスチャン・ホーナーからすれば、ホンダが2026年にF1に戻ってくることが分かっていれば、レッドブルはわざわざ大規模な投資をして自社製F1エンジンの開発という賭けに出なくてもよかったはずだ。「フェラーリ以外でシャシーとエンジンを一つ屋根の下で製造する唯一のチームにある」というクリスチャン・ホーナーの発言は恨み節にさえ聞こえた。

    角田裕毅に話を戻すと、ホンダとのセットでレッドブルの育成プログラムに加入したのだから、いくら実力があろと、ホンダとの関係が切れれば、関係もそこまでだろう。将来的にホンダのエンジンを搭載したライバルチームに移籍することがわかって起用するメリットはない。同じくホンダ繋がりの岩佐歩夢については、今年スーパーフォーミュラでタイトルを獲れなければ、それを理由にプログラムを外される可能性もある。

    逆にホンダがF1から撤退せず、レッドブルと一緒に2026年の新レギュレーションにむけて開発を進めていれば、今の角田裕毅の実力があれば、レッドブル・レーシングのシートは確保できていたはずだ。

    したがって、2026年に角田裕毅がレッドブルやRBのシートを失うことは容易に想像できる。もし、角田裕毅が2025年にレッドブル外のチームに移籍できたとしたら、契約で縛りつけて2026年に路頭に迷わせなかったことに感謝してもいいかもしれない。

  • ローラン・メキース フェラーリからRB F1に「思い切って移籍」した理由

    ローラン・メキース フェラーリからRB F1に「思い切って移籍」した理由

    ローラン・メキースは、フェラーリのスポーツディレクターを退任し、今年からRB F1の指揮を執ることになった。この決断は簡単なものではなかったが、ファエンツァに本拠を置くチームに大きな可能性を感じていたを認めた。

    「F1ファンや自動車ファンにとって、フェラーリを離れることは非常に難しいことだ」とメキースはPlanetF1に語った。「しかし現実には、新しいチームであるかのように扱うプロジェクトに関わる機会を得られるのは非常にユニークなことだ」

    「株主の観点からすると、これは新しいチームであり、このチームには並外れた基盤があると考えている。またとないチャンスであり、私が思い切って決断した理由だ」

    「このグループの一員になれて光栄だ。毎日そう感じている。才能ある人材がたくさんいるし、この新たなスタートによって、より競争力を高め、より野心的になれるのは幸運なことだ。それを達成するためのチーム作りに挑戦する手段を与えられている」

    「グリッドを見て、先頭を走るためのチーム作りが必要だと言われたら、『ちょっと待ってくれ、6つの自動車メーカーにレッドブル・レーシングが加わっている』と思うだろう。トップチームが7つあるようなものだ」

    「したがって、8位から10位の間にいたくないのであれば、真剣な組織でなければならない。幸運なことに、それが我々の目標だ。チームの規模という点では、他のチームに比べて我々はまだはるかに小さい」

    「ファエンツァとビスターには600人近くいるが、まだ前進が必要だ。たしかに予算の差は物事を前進させたが、その差に備えるために外部でやるべきことはまだたくさんある」

    「つまり、利用可能なリソース、チームの規模、インフラ、ツール、プロセス、設備といった点でデルタがある。だから、前進するために何が足りないかを確認するために、現在チームと行っているのがギャップ分析なんだ」

    「自分たちよりも大きな存在に勝つ」

    ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは最近、チームを引き継いだ際に見つけた組織上のギャップについて説明したが、メキースもRB F1ではあらゆる面でやるべきことがあると認めている。

    「ジェームスの状況についてコメントすることはできないが、私が言えるのは360度の問題だということだ。ハードウェアがある。ソフトウェアの問題もある。あらゆるレベルの問題だ」とメキースは語る。

    「それがこのチームを素晴らしいものにしている。他のチームに挑戦する形でチームを形づくることができるからだ。 しかし、彼らより大きくなることで、彼らを打ち負かすことはできない、ということも同じことだと思う」

    「だから、それは我々にとっての挑戦でもある。我々は他の何かを持ってこなければならないからね。ファンダメンタルズ(基本的な要素)を備え、おそらく我々よりもさらに大きいであろう誰かを倒すために、テーブルの上に何か他のものを置かなければならない」

    ローラン・メキース RB・フォーミュラワン・チーム

    ローラン・メキースは、チームを立て直し、長期的な成功を目指すことは、日々の組織運営とは異なる仕事だと説明する。長期的な視野に立ち、より強固な基盤を築こうとする一方で、2週間ごとのグランプリという現実がある。

    「すでに始まっている戦いがある。短期的、中期的に得るものはたくさんある。私たちは多くのシニアを採用することで、チームに多くのスキルと経験を注入してきた。だから、この2つの流れを並行して進め、その先に何があるのかを見極めようとしている」

    「そのためには規律と忍耐が必要だ。現在地と目指す場所との間に大きな隔たりがあることを認識し、そこに到達するために短期的に多少の損失を覚悟しなければ、目標を達成するチャンスはないということだ」

    長期的な成功のために何を目指しているのかと尋ねられたメキーズは、慎重な姿勢を崩さなかったが、RB F1がレッドブル・レーシングの姉妹チームであるという事実には決して依存しないと断言する。

    「もしそうならうれしいよ。なぜなら、そうなれば我々のパフォーマンス上の限界のいくつかを解決できたことになるからだ。もし、いくつかのメーカーを打ち負かすことができるようになれば、6位か5位になれると思う。それが長期的な成功の意味だと思う」

  • リカルドのホーナーからの“保護”はレッドブルF1内のマルコの失脚の象徴

    リカルドのホーナーからの“保護”はレッドブルF1内のマルコの失脚の象徴

    ダニエル・リカルドは、今シーズンここまで期待外れの状況が続いているが、レッドブルF1のちーむ代表であるクリスチャン・ホーナーによって「保護されている」と報じられている。

    リカルドは昨年のシーズン半ば、クリスチャン・ホーナーの支持を得て、印象的なテスト結果により、ニック・デ・フリースに代わって、姉妹チームのアルファタウリでF1グリッドにフルタイムで復帰することができた。

    リカルドは今年、レッドブルとの契約が今年で切れるセルジオ・ペレスの後任の有力候補として参戦した。しかし、彼は今年のRBでは期待外れの結果に終わり、F1ランキングではチームメイトの角田裕毅から4つ後ろの14位に留まっている。

    BBCは 、角田裕毅が過去6回のグランプリのうち5回でポイントを獲得するなど好調を維持しているにもかかわらず、レッドブルの「考えを変えた」わけではないと報じている。

    そのため、角田裕毅は2025年にマックス・フェルスタッペンとともにペレスの代わりを務める候補ではないかもしれないが、チームメイトのリカルドのパフォーマンスが振るわない現状で、彼を支えるキーパーソンは変わらない。

    BBCの報道によると、リカルドはレッドブルでクビになる心配は「今のところない」状態であり、リアム・ローソンに交代させられることもないという。

    しかし、リカルドもまた、同僚からの告発によりホーナーの潔白が証明された調査後に露呈したレッドブル内部の諸問題の一因となっている。

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、リカルドを犠牲にして「おそらくローソンを昇格させたい」と考えている。

    しかし、ホーナーをめぐる論争の余波で、マルコは「権力と影響力を失った」。

    ローソンは来シーズン、RBのフルタイムドライバーになる可能性もあるが、それはリカルドの代役ではなく、リカルドのチームメイトとしてとなるだろう。

    角田裕毅は、RBからレッドブルに昇格することはなさそうなので、他チームに移籍する可能性がある。

  • ヘルムート・マルコ 「岩佐歩夢は2025年のRBのF1ドライバー候補の一人」

    ヘルムート・マルコ 「岩佐歩夢は2025年のRBのF1ドライバー候補の一人」

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2025年のF1シーズンに向けたRBのドライバーラインナップについてレッドブルにはいくつかの選択肢があるとして岩佐歩夢の名前を挙げた。

    現在、レッドブルの姉妹チームはダニエル・リカルドと角田裕毅を起用しており、昨年のシーズン終了時から変更のないペアで臨んでいる。しかし、昨年5ラウンドで負傷したリカルドの代役を務めて印象的な活躍を見せたリアム・ローソンがサイドラインで待機している。

    リアム・ローソンは来年、フルタイムのRBの座への昇格を争っており、招集されなければ他を探すつもりだとチームに警告している。

    しかし、ヘルムート・マルコは、ローソンがサイドラインにいることに加えて、他の選択肢もあると詳しく述べた。

    「これは贅沢な問題だ」とマルコはautosportに語った。「角田の他に良いレースを終えているホンダのドライバーがもう一人いる。岩佐歩夢だ」

    「今年はスーパーフォーミュラでスタートが2回悪かったためまだレースに勝てていないが、それでもチャンピオンシップで3位だ」

    「角田と岩佐は我々と長期契約を結んでいる日本人ドライバーなので、長期的にそれがどのように続くかを見守る必要がある」

    岩佐歩夢がF1でドライブする資格を得るために何をすべきか尋ねられたマルコは「スーパーフォーミュラで優勝することだ」と答えた。

    「まずは彼がどのようにして優勝するのかを見届けよう。彼の最初のレースは良くなかったが、2回目のレースでは実際に最高のドライバーだった」

    岩佐歩夢 RB・フォーミュらワン・チームアイザック・ハジャー

    しかし、昨年アルファタウリとレッドブルでそれぞれ2回のFP1セッションに参加したアイザック・ハジャーも候補に挙がっている。

    「フォーミュラ2で好調なアイザック・ハジャー、まだミスが多いものの有望なホセ・マリア・マルティがいる」

    「ハジャーに関しては、第1レースでスピンしたこと、また、優勝目前で2度の技術トラブルに見舞われたことを忘れてはならない」

    「彼はまだランキング2位であり、間違いなく最も速く、最も安定したドライバーの一人だ」

  • 角田裕毅 RBでダニエル・リカルドに圧勝もレッドブルF1では構想外

    角田裕毅 RBでダニエル・リカルドに圧勝もレッドブルF1では構想外

    角田裕毅のレッドブル・ファミリー内でのF1での将来は、RBでの印象的なパフォーマンスを受けて話題となっている。

    レッドブルの若手ドライバー育成プログラムが長年かけて獲得してきたもの、それは厳しい評判だ。ヘルムート・マルコの要求はシンプルだ。セカンドチームで結果を残せば、レッドブルのメインチームで活躍するチャンスが与えられる。

    すぐに実力を証明できなければ、脱落し、次の候補者がその座に就くことになる。ピエール・ガスリー(2019年中頃)とアレックス・アルボン(2020年末)に聞いてみればわかるだろう。セバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンに7つの世界選手権タイトルをもたらし、ダニエル・リカルドとガスリーの2人のグランプリウィナーを生み出したこのプロセスは、非の打ちどころがない。

    しかし、2020年の終わり頃には人材プールが枯渇し、アルボンがフェルスタッペンに遅れを取っていたため、チームはマーク・ウェバー以来初めて外部ドライバーとして、2021年に加入したフェルスタッペンの忠実なナンバー2であるセルジオ・ペレスを起用することを選択した。

    それと同時に、角田裕毅はグランプリレースでチャンスを与えられ、いくつかの障害を乗り越えながらも、2024年はグリッド上で最も一貫性があり、最も速く、洗練されたパッケージのひとつとしてシーズンをスタートさせた。

    6番手、あるいは5番手の速さを争うマシンで、角田裕毅は最初の8レースで18ポイントを獲得している。一方、RB、ハース、ウィリアムズ、アルピーヌ、ザウバーの他の9人のドライバーは、合計で16ポイントしか獲得していない。

    角田裕毅のパフォーマンスのレベルを考えると、他の時代であればレッドブルのシニアチームでチャンスが与えられていたはずだが、それが実現する可能性はほとんどない。

    角田裕毅はレッドブルの選択肢に入っていない
    ダニエル・リカルドが2023年半ばに当時アルファタウリだったチームに復帰するとすぐに、彼と角田の両方がレッドブルの2つ目のコックピットを獲得する可能性のある争奪戦になることは明らかだった。

    端的に言えば、両者とも、相手に負ければレッドブル入りは絶望的となり、おそらくキャリアも終わりとなることを知っていた。リカルドはミッドフィールドに埋もれ、角田裕毅はこれまでの8レース中5レースでポイントを獲得している。

    F1の競争状態を考慮すると、角田裕毅が表彰台や多くのポイント獲得に挑むことはないだろうが、週末ごとにパッケージから最大限の力を引き出すことで、角田はマルコのドアをノックし続けている。

    2015年と2019年の両シーズンとも、レッドブルは必要に迫れれtトロロッソでさらに1シーズン経験を積ませる必要があると判断したドライバーをトップチームに昇格させた。ダニール・クビアトはフェルスタッペン、ピエール・ガスリーはアルボンにそれぞれポジションを奪われた。

    ガスリーとアルボンは2人とも、2年間でそれなりの結果を残して昇格したが、エリートチームのプレッシャーに耐える準備ができていたとは言い難い。

    角田裕毅

    角田裕毅は、今シーズン、チームプレーを男り、ケビン・マグヌッセンを攻撃するためにリカルドを追い越すように指示されたにもかかわらず、バーレーンでリカルドに衝突しそうになったことで、当然の批判を浴びた。

    これはレッドブルが求める気質ではなく、角田裕毅にとっては大きな汚点となったが、それ以来、彼はチームリーダーとしてレッドブルを牽引し、マルコに見過ごされるようなことがあれば自らを売り込む立場にいる。

    しかし、角田裕毅がレッドブルのシートを得るチャンスを得たことはおそらく一度もなかった。

    角田裕毅は2021年をバーレーンでのデビュー戦でポイントを獲得して華々しくスタートさせたが、その後は調子を崩し、トレーニングへの怠慢な姿勢や暴言を吐く無線メッセージが問題となった。

    レッドブルにとって、若手ドライバーのオフトラックでのアプローチはオントラックでのスピードと同じくらい重要だが、角田裕毅はその二つを両立させることができなかった。

    その年のメキシコシティでは、レッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナーが、予選でレッドブル両車が無実な角田裕毅に遭遇し、ラップタイムを失った後、「we got Tsunoda’d(我々は角田にやられた)」とさえ主張した。

    それは、たとえホーナーがその週末の後半に発言を撤回したとしても、チームに所属するドライバーの将来を見据えることができるチーム代表の発言と言えるだろうか。

    角田裕毅はどこへ?
    賢明な投資家は、角田裕毅が2026年にホンダと提携する際にアストンマーティンに乗り換えるだろうと予想している。

    唯一の問題は、フェルナンド・アロンソがアストンマーティンと2年契約を結んでおり、ランス・ストールが望む限りシートを保持することになるということだ。

    他のチームで言えば、角田裕毅がフェラーリ、メルセデス、マクラーレンのシートを獲得することはないだろう。現在のRBの序列からすると、アルピーヌ、ハース、ウィリアムズ、ザウバーへの移籍は下位になる。

    ザウバーがアウディに変身するにつれ、特にカルロス・サインツがオファーをぐずぐず引き延ばし続けるのであれば、それは選択肢になるかもしれない。

    当面は、ドライバー市場における角田の居場所は2025年以降に開けるように思える。そのシーズンに向けては、今のチームにとどまり、目立ったパフォーマンスを発揮し続け、他の選択肢が何か開けるか様子を見るのが最善だろう。

  • 角田裕毅 「RBは下位グループを抜けてアストンマーティンF1に照準」

    角田裕毅 「RBは下位グループを抜けてアストンマーティンF1に照準」

    角田裕毅は、RBがF1の「下位5チーム」から抜け出したことでアストンマーティンに戦いを挑むことができると感じている。

    角田裕毅は、ここ数戦でRB・F1チームが、ハース、ウィリアムズ、アルピーヌ、ザウバーから頭一つ抜け出したと語った シーズン開幕当初は、F1には2つの明確なクラスがあり、レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、アストンマーティンがグリッドの半分以上を占めていた。

    しかし、RBは力強いパフォーマンスと開発によるペースの向上により、過去3戦で好成績を収めることができた。

    マイアミでは、チームメイトのダニエル・リカルドが序盤の苦戦を挽回し、スプリントレースで4位入賞を果たした。一方、角田は10番手グリッドから7位まで追い上げたレースで1ポイントを獲得し、グランプリでにさらに6ポイントを獲得した。

    RBが後続チームから抜け出し始めているかどうかについて尋ねられた角田裕毅は「そう思います。ほんの少しですけどね」と角田裕毅はメディア取材で語った。

    「明らかにここ数戦の成績を見ると、僕たちトップ5チーム、下位4チームから、ある意味で少し抜け出していると思います」

    RBにはさらなる開発が控えている
    角田裕毅は今シーズンの開幕から好調を維持しており、ドライバーズランキングでランス・ストロール(アストンマーティン)を上回っている。

    過去3ラウンドで印象的な成績を収める前でさえ、角田裕毅は5ラウンドを終えてストロールにわずか2ポイント差で迫っていた。現在、彼はアストンマーティンのドライバーを19対11でリードし、10位に余裕を持って座っている。

    RBがさらに差を縮めるにつれ、角田裕毅は現在14ポイント差でトップのフェルナンド・アロンソに挑むチャンスが巡ってくるかもしれない。

    「我々はある意味で個性的なチームです」と角田裕毅は、RBが他のチームと比べてどの位置にいるかを考慮して述べた。

    「アストンマーティンにも徐々に追いつき始めています。だから、良い状態になると思うし、良いリズムで自分たちのやっていることをプッシュし続けていくつもりです」
    「これからのレースで多くの開発が行われると思います。その開発やアップグレードによって、コンマ数秒のタイムアップが実現し、アストンマーティンに追いつくことができるかもしれません」

  • ダニエル・リカルド 「RBとの新契約よりF1でのパフォーマンス向上に集中」

    ダニエル・リカルド 「RBとの新契約よりF1でのパフォーマンス向上に集中」

    ダニエル・リカルドは、RBとの契約延長よりも、現在のF1でのパフォーマンスを「毎週」向上させることに集中していると語った。

    ダニエル・リカルドは、2024年シーズンの序盤3分の1を苦戦し、マイアミGPのスプリントで4位に入ったことが唯一のポイントとなっている。その結果、チームで4シーズン目を迎え、ここまで好成績を残しているRBのチームメイトである角田裕毅に14ポイント差をつけられている。

    そのため、ダニエル・リカルドがリザーブドライバーのリアム・ローソンにシートを奪われる危険性があるとの見方も出ている。

    昨年、リカルドがザントフォールトのターン3でクラッシュして手を骨折した際、リカルドの代役として5レースに出場したリアム・ローソンは印象的な走りを見せた。

    RBのCEOであるピーター・バイエルはモナコGP前に、リカルドを支持し、現在のラインナップに満足していると述べたが、リカルドは自身の将来について保証を求めているのではないかという見方を否定した。

    「正直に言うと、契約交渉についてはあまり考えていない」とリカルドは語った。「バイエルからそう言ってもらえるのはうれしいし、もちろんそうなれば素晴らしいことだけど、もっと着実に成績を上げていきたい」

    「(角田裕毅との)ギャップについては、ここで、あるいはそこで少し負けた理由を説明する何かを見つけることができるかもしれない。おそらく、常に何かがあるだろう。これはF1であり、完璧ではない」

    「このギャップに満足していない。それが僕を少し苛立たせているのだと思う。もちろんチームは素晴らしいし、本当にサポートしてくれているし、彼らは僕がやれることを知っている」

    「でも、今年は毎週それを達成するのが少し大変だった。だから今は、将来に抱く期待や興奮に安住するのではなく、そこに集中しているんだ。マシンでも自分でも、もっと上を目指したい」

    ダニエル・リカルド F1

    ダニエル・リカルドは、2度のスタンディングスタートでアストンマーティンの2台に順位を奪われたものの、モナコグランプリで12位を獲得し、予選結果を覆した。

    しかし、Q3で角田裕毅と競り合うために苦労することがしばしばあり、それがフラストレーションにつながっていることを認め、土曜日の流れを変えるために、VCARB 01シャーシからさらに多くのものを引き出したいと望んでいる。

    「(モナコ予選の)セッションに入る前は、間違いなく良いフィーリングを持っていた」とリカルドは語る。「2年前、ここでマクラーレンと苦戦したのは明らかだ。今回は、フィーリングが良かったと言えるけど、実際のところ、結果はそれほど良くなかった」

    「まずは自分自身を見つめ直し、何が足りないのかを確認したい。そして、マシンが自分に何を与えてくれるのかを考えてみようと思う」

    「イライラするのは、できるのに、それが頻繁に起こらないことだ。それが、なぜ毎週Q3進出争いに加われないのかを理解しようとして、自分自身に苛立ちを感じているところでもある」

  • リアム・ローソン RBが角田裕毅とリカルド続投意向で来季F1復帰に黄信号

    リアム・ローソン RBが角田裕毅とリカルド続投意向で来季F1復帰に黄信号

    リアム・ローソンが2025年にF1グリッドに復帰するという希望は、RBのCEOであるピーター・バイエルが現在の角田裕毅とダニエル・リカルドのドライバーラインナップに「非常に満足している」と発言したことで、打撃を受けた。

    RBのドライバーははいずれも今年で契約満了となるが、昨年のローソンの印象的なF1デビューを考えると、2025年にはフルタイムのドライバーとして起用される予定だった。

    しかし、レッドブルの当初の計画である、レッドブルでダニエル・リカルドをマックス・フェルスタッペンの隣に配置し、ジュニアチームで角田裕毅をローソンと並べるという計画は実現しないようだ。

    角田とのコンビでリカルドの調子は悪く、昇格に値するものではないため、レッドブルはセルジオ・ペレスを優先しており、報道によると彼の新しい契約は今後数週間以内に発表される可能性があるとのことだ。

    2024年の角田の活躍は目覚ましく、契約延長に値する。一方、リカルドの経験とVISAとCash Appをもたらした市場価値は、チームにとって大きな財産となる。

    バイエルは来年のドライバーラインナップについて議論する気はなく、現在の組み合わせに満足していることを明確にしている。

    「我々は両ドライバーに非常に満足している」とバイヤーは語った。「そして率直に言って、もし、いつ、といった議論に時間を無駄にするつもりはない」

    「我々は非常に強力なラインアップを持っている。優秀なリザーブドライバーもいる。F2、F3から優秀な人材が生まれている。現在はパフォーマンスに重点を置くことに専念している。ドライバーの議論よりも、目の前のアストンマーティンに重点が置かれている」

    バイエルは、ドライバーラインナップについては夏休みまでは議論の対象にはならないと示唆した。

    「リアムはチームにとって非常に貴重なメンバーだ」とバイエルは付け加えた。「もちろん彼は毎週末我々と一緒にいる。シミュレーターでたくさんの仕事をしている。

    「しかし、先ほども申し上げたように、現在、我々の車には2人のドライバーが乗っている。我々は2人のドライバーでパフォーマンスを発揮している。そして、2025年の状況については、おそらく、我々の後ろに強力な草の根のピラミッドがある贅沢な状況にあるため、あまり議論していない」

    「したがって、夏休みまで、コース上と次の数レースに焦点を当てている」

  • 角田裕毅 RBより下位F1チームへの移籍を考えなければならない理由

    角田裕毅 RBより下位F1チームへの移籍を考えなければならない理由

    角田裕毅は、日本人ドライバーがF1世界チャンピオンになるという夢を叶えたいのであれば、レッドブル組織を離れざるを得ないかもしれない。ホンダが育てた有望な才能である角田は、2021年にアルファタウリ(現RB)でF1デビューを果たした。それ以来、この日本人ドライバーは一貫して称賛に値するパフォーマンスを発揮し、チーム無線のやり取りでも大幅な改善を見せている。しかし、レッドブルの将来の計画にはこの24歳のドライバーは含まれていないようだ。

    レッドブルが2023年に角田裕毅のパートナーとしてニック・デ・フリースと契約したとき、多くの人が元フォーミュラEおよびフォーミュラ2チャンピオンがアルファタウリで圧倒的な強さを見せると予想していた。しかし、角田裕毅は期待を上回り、チームメイトを上回るパフォーマンスを見せてパドック全体を驚かせた。そして今シーズン、経験豊富な8回のレース優勝者であるダニエル・リカルドをも上回ったことは注目に値する。

    今シーズンの角田裕毅のトラック上でのパフォーマンスは、彼の並外れたスピードと成熟度の証しだ。しかし、この24歳のドライバーが来シーズン、レッドブルでセルジオ・ペレスの後任になる可能性は低いようだ。したがって、モータースポーツの頂点でのキャリアを救うために、角田はレッドブル組織との関係を断つ時期が来ているのかもしれない。

    ホンダとレッドブルの提携が、角田裕毅の2021年のF1参入を後押ししたことは間違いない。24歳のドライバーは、RBに多額の資金援助をしていると報じられているホンダの支援を受けていると考えられている。しかし、ホンダが2026年にアストンマーティンに移行するため、レッドブルは姉妹チームに角田を留めておく真の動機がなくなるだろう。

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンの横に並ぶ角田裕毅の昇格に興味を示さなかった。さらに、レッドブルにはリアム・ローソンなど、フルタイムのシートを確保する機会を待っている有望な才能が他にもいる。したがって、今後の数シーズンで角田裕毅がレッドブルから移籍し、レッドブルのジュニアドライバーが起用されるのも不思議ではない。

    以前、角田裕毅が2026年にアストンマーティンのシートを争っているという噂があった。しかし、フェルナンド・アロンソがシルバーストーンを拠点とするチームとの契約を更新したことで、状況は複雑化した。その結果、角田がF1でのキャリアを守るためにハースに移籍する意向があるという噂が浮上した。角田自身も、レッドブルから保証が得られなければライバルチームへの移籍を検討する用意があると認めている。

    現状、RBはコンストラクターズ選手権で6位につけており、レッドブルとアストンマーティン以外で移籍の可能性があるハース、ウィリアムズ、アルピーヌ、ザウバー/アウディは戦闘力はRBに及んでいない。レギュレーションが変わらず、各チームが新世代マシンの開発にシフトすることから、2025年も状況はそこまで大きく変わることはないだろう。

    2025年も角田裕毅がRBに残留する可能性は高い。だが、ホンダがアストンマーティンに移行する2026年に角田裕毅は突然レッドブルから切られ、F1グリッドに居場所を失うことになる可能性がある。

    したがって、ハースのような小規模チームへの移籍は角田裕毅にとって前進を意味するものではないだろう。だが、それは角田にF1に留まり、グリッドの残りの人たちに自分のスキルを披露する機会を与えるだろう。レッドブルから距離を置くことは、角田がグリッドの最前線で競争する道を開くことになるかもしれない。