カテゴリー: ラルフ・シューマッハ

  • F1:フェルスタッペンとハミルトンのライバル関係は“セナプロ時代”の再来?

    F1:フェルスタッペンとハミルトンのライバル関係は“セナプロ時代”の再来?

    ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンのライバル関係は、アイルトン・セナとアラン・プロストの“セナプロ時代”を少し思い出される。そう語るのは元F1ドライバーのラルフ・シューマッハだ。

    ホンダF1の5連勝を挙げたのは、まさにアイルトン・セナとアラン・プロストを要したマクラーレン・ホンダで11連勝を挙げた“黄金時代”である1988年以来。ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史はマックス・フェルスタッペンのセナの面影を重ねるなど、何かと33年前のF1が話題になるようになってきた。

    F1イギリスGPでは、ポイントリーダのマックス・フェルスタッペンとランキング2位のルイス・ハミルトンが接触。フェルスタッペンは大クラッシュを喫して病院へと搬送された。

    ラルフ・シューマッハは、ルイスハミルトンとマックスフェルスタッペンの“ハミフェル時代”のタイトル争いが最終的に怪我に終わる可能性があることを心配している。

    「戦いは頭に浮かぶ。誰も怪我をしないことを願っている」とラルフ・シューマッハは Sport Bildに語った。

    「ハミルトンとフェルスタッペンは、セナとプロストをゆっくりと思い出させてくれる。お互いの扱い方についてね」

    ラルフ・シューマッハは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが同じ世に2021年のF1世界選手権でお互いを打ち負かすことを同じように決意していると考えている。23歳のフェルスタッペンにとって最初のタイトルであり、ハミルトンにとっては記録的な8番目のタイトルとなる。

    「ルイスは本当に兄の7回のワールドタイトル記録を破りたいと思っていると思う」とラルフ・シューマッハは語った。

    「メルセデスの方がはまだ優れたエンジンを持っているが、マシンに何らかの問題がある。彼らは現在、より多くのダウンフォースを稼ぐために多くのウイングを使用しているが、ストレートでは非常に遅いという事実がそれを示している」

    また、ラルフ・シューマッハは、メルセデスが現在のレギュレーション時代を一度もタイトルを失うことなく完了することを決意していると考えている。

    「ワークスチームが辞め、メルセデスは将来エンジンを供給したいという噂がある。したがって、マクラーレンはカスタマーチームとしてより大きな役割を果たすと思う」とラルフ・シューマッハは語る。

    「これは、トト・ヴォルフが投資家として個人的につながっているアストンマーティンと似ている。チームの所有構造を含め、メルセデスでは多くの変化がある」

    また、トト・ヴォルフがマックス・フェルスタッペンにアプローチしたという事実も、レッドブルとメルセデスの関係は特に緊張させていると考えている。

    「私にとって、ハミルトンの契約延長は、マックスがメルセデスにノーと言ったことを意味する。メルセデスは実際に彼に未来を託すことを望んでいたと思う。そして、ルイスは唯一の選択肢だった」とラルフ・シューマッハは語った。

    「レッドブルは明らかに前に出ており、まだすべてを示してはいない。メルセデスが今年の流れを変えることができるかどうか疑問に思っている」

  • 「ミック・シューマッハのアルファロメオF1移籍が良い選択肢かは疑問」

    「ミック・シューマッハのアルファロメオF1移籍が良い選択肢かは疑問」

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、甥のミック・シューマッハにとってアルファロメオがハースよりも“良い選択肢”であるかどうかを疑っている。ハースは2022年のラインナップを“それほど遠くない”将来に発表するとしている。

    今シーズン、ミック・シューマッハはハースでF1デビューを果たしたが、チームはシーズン開幕前から今季マシンのアップデートに多額の費用をかけることはないことを明言しており、難しいシーズンになることは十分に認識されていた。

    したがって、チームはミック・シューマッハと同じくルーキーのチームメイトであるニキータ・マゼピンをF1の環境に慣れされることに全力を注ぎつく、すべての設計リソースを2022年の次世代F1マシンに注ぎ込んでいる。

    その結果、ハースはコンストラクターズ選手権でウィリアムズの後ろの最下位であり、F1アゼルバイジャンGPでのミック・シューマッハの13位がベストリザルトとなっている。

    この状況は、ミック・シューマッハが、2022年にもうひとつのフェラーリF1エンジンを搭載するアルファロメオに移籍する可能性があるとの推測に繋がった。

    23歳のミック・シューマッハは、アルファロメオF1移籍の可能性について明確に否定はしていない。

    「僕は今ここに住んでいる」とミック・シューマッハは噂について Sky Germany に言った。

    「来年についてはあまり考えていない。最終的に何が起こるかを見ていくつもりだ。何かが起こったらきっと耳にすることになるだろう」

    しかし、ミック・シューマッハの叔父であるラルフ・シューマッハは、キャリアの非常に早い段階でチームを移籍することが若者にとってベストな選択肢であるかどうか疑問に思っている。

    「最近、ミック・シューマッハの将来についてアルファロメオへ移籍の噂もあった」とラルフ・シューマッハは語る。

    「僕はそれについて何も知らないので、推測することしかできない」

    「だが、移籍に意味があるのか? もし、彼が完全なトップチームでドライブする機会があるならば、それはミックにとって素晴らしい機会になるだろう。一方、彼はまだハースで多くを学ぶことができる。彼がやっていること、すでにやってきたことは何でもね」

    「ハースが開発を続け、新しいマシンが一歩前進した場合、ミックがもう1年追加することは完全に理にかなっている。若いドライバーがチームでの地位を確立し、それを最大限に活用するために6か月は優に必要とすることを過小評価してはならない」

    「アルファロメオが本当に良い選択肢かどうかは分からない。フェラーリとの協力は重要だ。現在のチームでもうまく機能しているようだ」

    ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、噂をこれ以上長く続けさせないだろうと語った。

    「シリーシーズンが始まったばかりだ」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「まだいくつかのことを検討する必要があるが、2022年のドライバーを確認するまでそう遠くない」

  • ラルフ・シューマッハ 「ニキータ・マゼピンは緊急に処罰されるべき」

    ラルフ・シューマッハ 「ニキータ・マゼピンは緊急に処罰されるべき」

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、日曜日のF1アゼルバイジャンGPでチームメイトのミック・シューマッハをウォールに追いやったニキータ・マゼピンは罰せられるべきだと考えている。

    ラルフ・シューマッハの甥のあたるミック・シューマッハは、最終ラップでニキータ・マゼピンを追い抜こうとしていたが、ポジションを守ろうとしたマゼピンは突然進路を変えてシューマッハのコースの端に追いやった。

    最終的にミック・シューマッハはニキータ・マゼピンを打ち負かしたが、突然の方向転換は当然のことながらシューマッハの怒りの爆発を引き起こした。シューマッハはチームメイトにゼスチャーで示した後、チーム無線で『 正直、本気で僕たちを殺したいんじゃないの?』と怒りをぶちまけた。

    元ウィリアムズのF1ドライバーであるラルフ・シューマッハはニキータ・マゼピンは「緊急に処罰」されるべきだと考えている。

    「ミックは本当にいい走りをしていたし、チームメイトより1周半も進んでいた」とラルフ・シューマッハは語った。

    「しかし、オーバーテイク操作中のマゼピンのあのピクピクはまったく受け入れられない」

    「時速300キロ以上のスピードについて話している。あれは生命を脅かすものだ。ホイール・トゥ・ホイールでレースをしているときは簡単に飛ぶことができる。750kgが飛んだらどうなるか想像できるか?」

    「私の意見では、マゼピンは早急に罰せられるべきだ。彼は立ち向かわなかったが、マシンの中で何が起こるか想像してみてほしい。マゼピンはコックピットの外では素晴らしい青年だ。彼と話すと、彼はとても礼儀正しい」

    「しかし、レースでは、しばしば彼が邪魔をするラップから始まる。彼は本当にキャッチアップする必要がある。スチュワードが詳しく調べるべきかどうかはわからない」

    「危険で容認できないと思う。私としては、これは明らかにペナルティだ。時速350 キロでピクピク動くようなことを標準にすることは許されるべきではない。それは到底受け入れられない」

    ハースF1のチーム代表のグウェンター・シュタイナーは、2人のドライバーはその後、口に出した瞬間から「わだかまりを解いた」と主張しているが、FIAは、2人のハースドライバー間の最終ラップのインシデントを調査することを確認した。

    F1レースディレクターのマイケル・マシは、バクーでのフィニッシュまでの2周のスプリントで、上位バトルがチェッカーフラッグに向かって激化していたため、その瞬間を見過していたことを認めた。

    「公平を期すために、明らかに我々は前方を見ており、実際にそのインシデントを自分自身で見ていないので、コメントすることはできない」とマイケル・マシは語った.

    「見ていないことなので、コメント]しないほうがいいと思う」

    「後日それを再確認して、必要に応じて、チームや関係するドライバーとチャットする」

  • 「ウィリアムズ家のF1撤退は正しい決断」とラルフ・シューマッハ

    「ウィリアムズ家のF1撤退は正しい決断」とラルフ・シューマッハ

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、ウィリアムズ家が名門チームの経営から退くという決定は正しい決断だと指示している。

    先月、ウィリアムズはF1チームを米国の投資会社ドリルトン・キャプタルに売却。そして、F1イタリアGP限りでクレア・ウィリアムズが副チーム代表から退任することで、設立から43年間関わってきたウィリアムズ家は経営から撤退することになった。

    ラルフ・シューマッハは、1999年から2004年までウィリアムズF1に所属し、その期間で彼の6勝のすべてを達成している。

    ウィリアムズは過去2年間で最下位と低迷しており、Williams Advanced Engineering(ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング)を売却し、チームの土地と建物、ファクトリーと機械、ウィリアムズの歴史の“文化遺産”である100台を超えるF1マシンを抵当に入れるなど資金繰りに苦しんでいた。また、クレア・ウィリアムズの手腕を疑問視する声も多かった。

    「チームを続けることはできるだろう、なぜなら、そこにいる人々の大多数は長年の経験があり、彼らの過去の業績に誇りをもっているからだ」とラルフ・シューマッハは Sky Deutschland に語った。

    「近年、マシンはまったく進歩しておらず、チームに新しい人も参加していなかった。グローブのファクトリーも近代化されていない。ウィリアムズ家は正しい決断をしたと思う」

    「彼らがBMWに売却する機会を逃したことを覚えている。そこからすべてが下り坂になったと思う」

    ムジェロで開催されるF1トスカーナGPから誰がクリア・ウィリアムズに代わってチームの指揮をとるかはまだ明らかになっていない。
    「新しいリーダーシップは、誰をチームにとどめたいか、何を変更する必要があるかを迅速に決定する必要がある」とラルフ・シューマッハは語った。

    「今シーズンはかなり進んでいるので、彼らは迅速に行動する必要がある。次のシーズンに向けて前進したいのであれば、毎日が重要になる」

  • 「レッドブルF1はアルボンをヒュルケンベルグに代えるべき」

    「レッドブルF1はアルボンをヒュルケンベルグに代えるべき」

    レッドブル・ホンダF1は、アレクサンダー・アルボンをニコ・ヒュルケンベルグに代えるべき。そう語るのは元F1ドライバーのラルフ・シューマッハだ。

    アレクサンダー・アルボンはコンスタントに入賞を重ねており、レッドブルも擁護してはいるが、メルセデスと孤軍奮闘するマックス・フェルスタッペンをアシストすることができておらず、アルボンへの風当たりはグランプリごとに強くなってきている。

    ライバルであるルイス・ハミルトンもマックス・フェルスタッペンにはもっと強いチームメイトが必要だと語っている。

    「レッドブルは非常にいいクルマを持っているという見方をするべきだと思う。人々はそれを軽視しているけど、彼らは非常に強力なマシンを持っている」とルイス・ハミルトンは Sky Sports にコメント。

    「マックスはそのマシンで素晴らしい仕事をしている。でも、残念ながら、僕とバルテリ(ボッタス)のように両方のドライバーがそうであるわけではない。それは彼らにとって状況をより厳しくしている」

    ラルフ・シューマッハもアレクサンダー・アルボンに批判的な一人であり、レッドブル・ホンダはアルボンをニコ・ヒュルケンベルグに代えるべきだと主張する。

    「今回もマックス・フェルスタッペンは、2台のシルバーアローに立ち向かう唯一のファイターだった。レッドブルにとって、これは長期的に持続可能な状況ではない。今ではルイス・ハミルトンでさえ、誰もが目にし、思っていることを言っている」とラルフ・シューマッハは Sky Sport Austria にコラムで語った。

    「(ヘルムート)マルコとチーム全体もこれが問題であることを認識していると思う。私がマルコだったら、ニコ・ハルケンベルクに電話して、彼をマシンに乗せているだろう」

    ラルフ・シューマッハは、ニコ・ヒュルケンベルクは元レッドブルのドライバーであるダニエル・リカルドと同じレベルにいると説明し、チームの発展を助けることができると語った。

    「彼はチームにとって素晴らしい資産になる可能性がある。マルコは、経験があり、チームの開発を支援することができる2人目の安定したドライバーを手に入れられるだろう」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2019年シーズンの終わりにルノーF1のシートを失い、2020年のF1シートを確保できなかった。

    しかし、シルバーストンでの2連戦で新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスに代わってレーシング・ポイントからレースに出場し、2戦目のF1 70周年記念GPでは予選3番手、決勝7位というパフォーマンスを見せて多くの人々に感銘を与えた。

    一方、アレクサンダー・アルボンは、昨年レッドブルに加入して以来、チームメートのマックス・フェルスタッペンに近づくことができていない。

    そのため、2019年シーズン途中に姉妹チームに降格させられたアルファタウリのピエール・ガスリーが、再びアレクサンダー・アルボンに代わってレッドブルに昇格するのではないかとの憶測も広がっている。

    しかし、F1ベルギーGP後にレッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、シーズン中にアレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーを交代するつもりはないと断言している。

  • F1特集:ラルフ・シューマッハ 歴代F1マシン

    F1特集:ラルフ・シューマッハ 歴代F1マシン

    ラルフ・シューマッハのF1キャリアを歴代F1マシンとともに振り返る。

    7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの実弟であるラルフ・シューマッハは、1997年にジョーダンでF1デビュー。その後、ウィリアムズ、トヨタでF1を戦い、182戦で6勝、27回の表彰台を獲得。2004年のF1日本GPでは兄弟での1-2フィニッシュを達成している。

    ジョーダン 197(1997年)
    ジョーダン 197Jorda 197
    ミハエル・シューマッハと同じく、ジョーダンからF1デビュー。第3戦アルゼンチンGPで3位フィニッシュし、F1参戦からわずか3戦目で表彰台に上ったが、速さを見せつけた、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラと絡んでリタイアに追いやるなど荒っぽいドライブも目立ち、17戦中10戦でリタイアを喫した。13ポイントを挙げ、ランキング11位でデビューシーズンを終えた。

    ジョーダン 198(1998年)
    ジョーダン 198Jorda 198
    速さを見せる一方で、荒さは相変わらずであったが濡れた路面に対しての高い対応力を見せた。第13戦ベルギーGPでは、スパ・フランコルシャン特有の雨により荒れたレース展開となる中2位でフィニッシュした。チームメイトのデイモン・ヒルがジョーダンにF1初優勝をもたらした記念すべきレースに1-2フィニッシュという形で華を添えた。続く第14戦イタリアGPでも連続表彰台となる3位を獲得した。このレース後に、1999年からウィリアムズと2年契約を結んだことを発表。最終的に14ポイントを挙げ、ランキング10位でシーズンを終えた。
    関連:F1デバイス列伝:ティレルが導入した“Xウイング”

    ウィリアムズ FW21(1999年)
    ウィリアムズ FW21Williams FW21
    ウィリアムズに移籍。チームメイトは2年連続のCARTチャンピオンのアレックス・ザナルディ。だが、ウィリアムズ FW21は戦闘力に欠け、ザナルディは0ポイントでシーズンを終了。一方、ラルフ・シューマッハは3度表彰台に上り、第13戦イタリアGPでは自身初となるファステストラップも記録した。波乱の多いレースとなったヨーロッパGPでは非力なスーパーテックエンジン搭載車であったが、マクラーレン・メルセデスを抜くなど一時はトップを走る奮闘を見せたが、右リアタイヤのパンクにより4位入賞。35ポイントを挙げ、ランキング6位。

    ウィリアムズ FW22(2000年)
    ウィリアムズ FW22Williams FW22
    ウィリアムズはBMWエンジンを獲得。ジェンソン・バトンをチームメイトに迎えた。開幕戦オーストラリアGPで3位表彰台と上々の滑り出しをみせるが、結局未勝利に終わった。第3戦サンマリノGPでは燃料システムのトラブルに見舞われ、第6戦ヨーロッパGPではエディ・アーバイン、ヨス・フェルスタッペンと接触しリタイアした。特に第7戦モナコGPではクラッシュによりふくらはぎに裂傷を負った。さらに第8戦カナダGPではジャック・ヴィルヌーブに衝突されるなど、マシントラブルとアクシデントにより7回のリタイアを喫した。24ポイントの獲得にとどまるも、ランキング5位。

    ウィリアムズ FW23(2001年)
    ウィリアムズ FW23Williams FW23
    CART史上最年少チャンピオンであるファン・パブロ・モントーヤをチームメイトに迎える。第4戦サンマリノGPでは、予選3位からスタートして参戦5年目でF1初勝利を挙げた。母国ドイツGPでも勝利し、この年は最終的に3勝を挙げ49ポイントを獲得し、ランキング4位でシーズンを終えた。

    ウィリアムズ FW24(2002年)
    ウィリアムズ FW24Williams FW24
    開幕からフェラーリが圧倒的な戦力を見せつけシーズンを席巻。ウィリアムズ勢は大苦戦の一年となった。序盤の第2戦マレーシアGPで同年チーム唯一となる勝利を挙げたが、50ポイントを獲得したチームメイトのモントーヤに獲得ポイントで上回られ、ポイントは42ポイント、ランキング4位でシーズンを終えた。

    ウィリアムズ FW25(2003年)
    ウィリアムズ FW25Williams FW25
    2勝を挙げ、チームもコンストラクターズタイトルに手が届きそうであったが、僅差でフェラーリに敗れた。自身は自己最多の58ポイントを獲得したもののランキングでは5位に終わった。モントーヤは9度の表彰台で82ポイントと、チームメイトに対し大きく遅れをとった。ームメイトのモントーヤを過剰に意識するあまり、レース中に同士討ちすることがあった。

    ウィリアムズ FW26(2004年)
    ウィリアムズ FW26Williams FW26
    “セイウチノーズ”が特徴的なウィリアムズFW26は、フェラーリだけでなくB・A・Rやルノー勢に対しても苦戦を強いられた。第8戦カナダGPではポールポジションを獲得し、2位フィニッシュしたが、マシンのブレーキダクトの規定違反により失格となった。ラルフ・シューマッハは第9戦アメリカGP決勝で、高速の最終コーナーでクラッシュし背骨を負傷、6戦欠場を余儀なくされ、結局未勝利に終わった。日本GPでは兄・ミハエルが優勝で、弟・ラルフは2位となり、結果的に最後となるシューマッハ兄弟での1-2フィニッシュとなった。シーズン中に翌年からのトヨタ移籍が発表され、6年間在籍したウィリアムズからの離脱が決まった。
    関連:F1マシン列伝:ウィリアムズ FW26 没落を招いた“セイウチノーズ”

    トヨタ TF105(2005年)
    トヨタ TF105Toyota TF105
    第2戦マレーシアGPで5位フィニッシュし、トヨタ移籍後の初入賞。第9戦アメリカGPでは、フリー走行2回目でミシュランタイヤの問題から前年と同じ最終コーナーでスピンを喫し、予選と決勝を欠場した。コンスタントに入賞を記録し、ハンガリーGPで移籍後初となる3位表彰台を獲得。また日本GPでポールポジション、中国GPで3位表彰台を獲得するなど終盤戦でも活躍した。45ポイントを獲得し、43ポイントを獲得したチームメイトのヤルノ・トゥルーリをドライバーズランキングで上回った。

    トヨタ TF106(2006年)
    トヨタ TF106Toyota TF106
    トヨタは前年までのミシュランタイヤからブリヂストンタイヤに変更し、序盤は対応に苦労した。第3戦オーストラリアGPではミハエルのクラッシュ、後続から迫っていたモントーヤのトラブルにも助けられ、チームにとっても自身にとってもシーズン唯一の3位表彰台を獲得。中盤~終盤にかけて、マシンパフォーマンスは向上するが信頼性が伴わず、シーズン全体では18戦中7度のリタイアを喫した。この年は20ポイントを獲得しランキング10位となった。

    トヨタ TF107(2007年)
    トヨタ TF107Toyota TF107
    マクラーレンとフェラーリが他チームを圧倒し、その後にBMWザウバーがつけるという構図がシーズンを通して一貫していた。その中でトヨタは、入賞枠をルノー、ウィリアムズ、レッドブルらと奪い合う年となった。チームメイトのトゥルーリは、予選では常にその集団から抜けだしQ3に進出する一方で、シューマッハはシーズンを通して予選で中団から後方に沈むことが多かった。ハンガリーGPではこの年最高の6位入賞を果たし復調の兆しを見せたが、結局入賞はこれを含めて3回のみに留まり、日本GP終了後の10月1日、2007年シーズン限りでのトヨタチーム離脱を発表した。

  • セバスチャン・ベッテル、アルファタウリ・ホンダF1加入の可能性は?

    セバスチャン・ベッテル、アルファタウリ・ホンダF1加入の可能性は?

    セバスチャン・ベッテルのF1での今後についての噂は何週間にわたっても報じられている。現在、アストンマーティン/レーシング・ポイント加入の線が最も濃厚とされているが、レッドブル・レーシング復帰の可能性も言及されている。そして、3番目のチームがその候補として言及されている。

    レッドブル復帰の可能性の噂については、とりわけ、クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコが過去数週間でセバスチャン・ベッテルと多くのコンタクトをとっていることで煽られている。

    だが、当然ながら、それはレッドブル・レーシングのF1シートだと考えられているが、アルファタウリ・ホンダF1という可能性はないのだろうか? 元F1ドライバーのラルフ・シューマッハはその可能性に言及する。

    「セバスチャンはそこから始まった。ヘルムート・マルコと同じようにフランツ・トストも彼の大ファンなので、私はそこで何かが始まるのは考えられると思う」とラルフ・シューマッハは Sky Germany に語る

    ラルフ・シューマッハによると、アルファタウリ・ホンダF1加入の可能性は、レーシング・ポイントへの抗議の結果にも依存すると語る。抗議が却下された場合、アルファタウリはレッドブルと同じマテリアルにアクセスできる可能性がある。

    「そうなれば、レッドブルは異なるアプローチを取り、両方のチームに同じマシンを与えると想像することができる」

  • ラルフ・シューマッハ 「兄の容態について今後も話すことはない」

    ラルフ・シューマッハ 「兄の容態について今後も話すことはない」

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、兄であるミハエル・シューマッハの容態について今後もメディアに話すことはないと語る。

    7度のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、2013年末のスキー事故で脳挫傷を負っていこう、容態については秘密が保たれている。

    ミハエル・シューマッハの容態について質問されたラルフ・シューマッハは「僕の家族と僕はこの件について何も言わないことに同意している」と Kolner Express にコメント。

    しかし、シューマッハという名前は今でもF1にとって魅力的であり、ミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハは、2021年のアルファロメオF1のシート獲得が噂されている。

    そして、ラルフ・シューマッハの息子デビッド・シューマッハもF3を戦っている。18歳のデビッド・シューマッハがF1バーチャルGPに参加した際には RTL が『シューマッハがF1に帰ってきた』と見出しで伝えた。

    「『シューマッハがF1に帰ってきた』とおかしかったね。僕たち全員が笑っていた」とラルフ・シューマッハは語る。

    「でも、素晴らしいエンターテインメントだと思う。やっている人にとって簡単なことではないけど、それでもゲームだ」

  • ルイス・ハミルトンはレッドブル・ホンダF1を過小評価すべきではない

    ルイス・ハミルトンはレッドブル・ホンダF1を過小評価すべきではない

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、F1が再開するときにはレッドブル・ホンダに多くの期待を寄せており、ルイス・ハミルトンは確実に7回目のF1タイトルを獲得できるとは限らないと語る。

    ルイス・ハミルトンが、7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得すれば、前人未踏と考えられていたミハエル・シューマッハの記録に並ぶことになる。しかし、弟のラルフ・シューマッハは、それが簡単に実現するとは考えていない。

    「彼が7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得できるかどうかを最初に確認する必要がある。例えば、今年のレッドブル・ホンダを過小評価するべきではない。昨年の冬にホンダは多くの投資を行った」とラルフ・シューマッハは Bild に語った。

    ラルフ・シューマッハは、例えワールドチャンピオン獲得数で並んだとしても、ミハエル・シューマッハとルイス・ハミルトンのどちらが優れたドライバーであるかを比較するつもりはないと語る。

    「彼はそれを獲得したが、ルイスが記録に並ぶができるとしても、2人のパフォーマンスは一緒くたに比較することはできない」

    「ミハエルは彼の時代に彼の成功を記録した。ルイスは現在だ。永遠に残るだろうが、それらの時代を比較することはできない」

  • コスト削減を望まないならフェラーリはF1から去るべき?

    コスト削減を望まないならフェラーリはF1から去るべき?

    フェラーリは、新型コロナウイルス危機にあってもコストを大幅に削減する意思がないのであれば、F1を去るべきだと元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは語気を強める。

    大部分のF1チームは予算上限を1億4500万ドルまで引き下げることに同意しているが、フェラーリは、そのようなコスト削減は従業員を解雇することを余儀なくさせ、F1の価値を低下させると主張。

    マッティア・ビノットは、フェラーリとして「我々のレースのDNAを展開するために他のオプションを検討する必要があるような立場に置かれたくない」と語ったことで、F1撤退を警告していると解釈された。

    フェラーリのこの意見にマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、この姿勢に怒りを露わにし、「フェラーリがいなくてもF1は生き残ることができる」と語っていた。

    ラルフ・シューマッハは、1億4500万ドルの予算上限でも高すぎるとし、フェラーリが主張するスタンスは“退屈で迷惑”だと批判した。

    「我々全員の未来は先行きが不透明だ。ビッグチームでさえ、今ではすべてが疑わしい」

    「現在のF1は高すぎる。フェラーリはコスト削減を望まないのなら去るべきだ」

    ラルフ・シューマッハは、実際にF1の予算上限は“1億ドルをはるかに下回ることができるはず”だと語る。

    ラルフ・シューマッハは1997年にジョーダンのためにデビューした際、チームは4000万ドルの予算しかなかったが、「機能していたし、楽しかった」と述べた。

    F1世界選手権創設時から参戦し続けている唯一のチームであり、F1で最も成功しているフェラーリは、コンコルド協定の内容を含めてF1で絶対的な政治力を持っており、過去にも予算制限が議論された際にはF1撤退をちらつかせている。

    FIAは、新型コロナウイルス危機は“前例のない”ものだとし、全会一致ではなく、過半数、すなわち10チーム中6チームの賛成を得られればルールを変更できる緊急立法措置を導入した。

    しかし、La Gazzetta dello Sport は物議を醸しているフェラーリの“拒否権”は依然として残っている、フェラーリはどのような動きであっても拒否することができると報じている。