カテゴリー: レーシングポイント

  • レーシング・ポイントF1、フィルミングデーを利用してRP20で開幕準備

    レーシング・ポイントF1、フィルミングデーを利用してRP20で開幕準備

    レーシング・ポイントF1は、6月17日(水)にシルバーストンでランス・ストロールがフィルミングデーを使用して、2020年F1マシン『RP20』で走行することを明らかにした。

    F1チームは、プロモーションを目的としたピレリのデモ用タイヤを着した最大100kmの距離制限のある最新F1マシンでの走行を2日間許可されている。レーシング・ポイントF1は、2月のバルセロナテストですでに2日間のうちの1日を使用している。

    他のF1チームは、7月5日のオーストリアでのシーズン再開にむけての準備として2年落ちの2018年F1マシンで走行することを選択しており、メルセデスは2日間にわたってシルバーストンでシルバーストンでプライベートテストを実施してルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが走行。フェラーリもフィオラノで同様のテストを実施するとされている。

    その一方で2年前のF1マシンを様々な理由で用意できなかったり、すでに2日間のフィルミングデーを使用してしまったいるチームはシーズン開幕にむけての予行練習を断念しているチームもいる。

    レーシング・ポイントF1は、現行F1マシンでトラック走行を実施することを発表。チーム代表のオトマー・サフナウアーは、“ピンクメルセデス”として論争となった『RP20』はバルセロナテストで非常に強力なパフォーマンスを発揮していた都市、シルバーストンで再びアクションに戻ることを楽しみにしていると語る。

    「もちろん、どれくらい競争力があるかを確認するのを楽しみにしているよ」とオトマー・サフナウアーは語った。

    「最初のいくつかのサーキットは我々にとって問題ないはずだ。ハンガリーもそうだし、シルバーストンも大丈夫だと思う」

    「その後、我々はバルセロナに戻る。冬の間、我々はそこでかなりまともだったと思う。そのスケジュールは我々にとって良い前兆だと思う」

    「なので、マシンがどのように機能するか、そして、スイートスポットを見つけてセットアップを最適化するためにそれぞれのサーキットで何ができるかを獲得するをとても楽しみにしている」

  • アストンマーティンF1、セバスチャン・ベッテルの加入を除外

    アストンマーティンF1、セバスチャン・ベッテルの加入を除外

    レーシング・ポイントF1チームは、アストンマーティンのワークスチームに移行する2021年に新たなドライバーと契約する計画はないとして、噂されているセバスチャン・ベッテルの加入を除外した。

    4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2020年シーズン限りでフェラーリF1からの離脱を決定。まだ2021年の活動は不確実となっており、ブランド変更後のアストンマーティンへの移籍を待望する声もある。

    しかし、チームはセルジオ・ペレスと2022年まで契約を結んでおり、ランス・ストロールのシートも父親であるローレンス・ストロールがチームを所有していることで今後数年間は安泰だと考えられている。

    レーシング・ポイントF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、アストンマーティンへのチーム名変更以外に“見出し”になるものはないと語る。

    「この数週間のドライバー市場が興味深いものだったのは確かだ。いくつかの見出しがその動きから出てきている」とオトマー・サフナウアーは語る。

    「それはファンを楽しませ、メディアを忙しくさせていると思う。だが、我々の観点でいえば、来シーズンの見出しはコックピット内の名前ではなく、ファクトリーのドアの上の名前だ」

    2020年のF1世界選手権は新型コロナウイルスの影響で開幕が大幅に遅れていたが、F1は7月5日にオーストラリアGPではじまり、10週間でヨーローパで8戦が行われる前半戦のスケジュールを発表した。

    7月5日から9月6日までグランプリのない週末は2週間しかないが、オトマー・サフナウアーは、チームは過密スケジュールに挑むことができると信じていると語る。

    「我々全員にとって激しい数ヶ月になるだろう」とオトマー・サフナウアーは語る。

    「しかし、このカレンダーには、チーム、F1、FIA、サーキットオーナーなど、関連するすべての利害関係者から多くの考えが詰め込まれている」

    「我々全員が提案された計画は管理可能だと同意しているし、我々のチームはその挑戦をチームを味わうことに同意している。最終的に我々全員がレーサーだ。これが我々の情熱であり、それを取り戻すことに興奮している」

    「過去3か月間にすべての利害関係者が我々をレースに戻すために行ってきた仕事を称賛する」と彼は付け加えました。

    「安全が最優先事項であり、我々全員は責任を持ってレーストラックへの復帰を扱っていく。スタンドにファンがいなので同じではないことは明らかだ。彼らの熱意とサポートを恋しく思うだろう。だが、クローズドでシーズンを始めるのは完全に理にかなっている」

    「オーストリアでレースをすることは、BWTによって国との繋がりを与えられているチームとして特にポジティブなことであり、我々はそれをとても楽しみにしている」

  • レーシング・ポイントF1 「予算上限の導入でF1の恐竜時代は終わる」

    レーシング・ポイントF1 「予算上限の導入でF1の恐竜時代は終わる」

    レーシング・ポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、F1の“ビッグ3”チームを恐竜に例え、彼らが生き残るためには新しい世界に適応する必要があると語る。

    F1は2021年から1億4500万ドルの予算上限を導入。2022年には1億4,000万ドルに削減された後、21戦のシーズンを基本に、2023年〜2025年の間で1億3,500万ドルまで引き下げられる。

    予算上限は、レーシング・ポイントF1をはじめとする小規模チームのほぼ2倍のスタッフを抱え、3億ドル以上の予算を費やしているメルセデス、レッドブル、フェラーリが新しいルールを満たすために大幅なダウンサイジングをする必要があることを意味する。

    グリーンは大金の時代を信じており、

    アンディ・グリーンは、大金を費やすビッグチームの時代は終わるとし、小規模チームはすでにより少ない予算で運営する方法を知っているので利点がもたらされると考えており、最終的には平等な競争の場が生まれると考えている。

    「私はそれらのチームを恐竜だと思っている。小さく、無駄がなく、効率的である必要がある。そして、それは我々の強みだと思っている」とアンディ・グリーンは Beyond the Grid に語った。

    「レギュレーションの財政面に関する限って言えば、それらは私たちに向かっていると思う」

    「新しいルールでは、以前のビッグチームと間違いなく競争できるようになるだろう。なぜなら、彼らはもはやビッグチームでいることはできないからだ。現実の世界に戻り、我々のレベルにもっと近づかなければならなくなるだろう」

    来年、アストンマーティンF1チームにブランド変更するレーシング・ポイントは、新しいルールを活用するのに最適な立場にいる。

    「我々は何年にもわたって効率的に運用してきた。我々は非常に長い間このレベルにあり、そこでそれなりの仕事をしてきたと思っている。もちろん、我々はベストを尽くしてきたとか、これ以上うまくやることはできなかったと言っているわけではない。もちろん、我々はもっとうまくやれることができたはずだ」

    「だが、我々は長い間それを行ってきており、コスト重視の環境での作業方法を知っているシステムとグループを配置してきたと思っている。それは我々の助けになると思う」

  • アストンマーティンのメルセデスF1買収とレーシング・ポイントの立ち位置

    アストンマーティンのメルセデスF1買収とレーシング・ポイントの立ち位置

    ダイムラーが“根拠のない無責任な憶測”として否定したメルセデスF1チームの買収報道。だが、その内容は細部の役割まで練られた非常に詳細なものだった。改めて内容を振り返りたい。

    Auto Bild と F1 Insider が報じた内容は、トト・ヴォルフがメルセデスF1のチーム代表を辞任し、ローレンス・ストロールがヴォルフとともにチームのオーナーシップを獲得するというもの。

    まず、メルセデスF1チームの買収については、ダイムラー、トト・ヴォルフ、アストンマーティンとレーシング・ポイント(ローレンス・ストロール)が複雑に絡み合うシナリオが報じられている。

    まず、メルセデスF1チームの買収についてだが、現在、メルセデスF1チームの株式は、トト・ヴォルフが30%、ダイムラーが70%を保有している。

    今年、レーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールは、アストンマーティの株式の25%を取得してエグゼクティブチェアマンに就任。ダイムラーはアストンマーティンの株式の5%を保有している。

    トト・ヴォルフは30%の株式を保持し、ローレンス・ストロールがダイムラーが保有していた70%の株式を所有して共同オーナーとなるというのが大筋のシナリオだ。

    ローレンス・ストロールに買収の資金を提供するためにダイムラーは、アストンマーティンの株式保有率を増やすという。その取引の一環として、メルセデスAMGのCEOであるトビアス・ムアースがアストンマーティンの新CEOに就任する。ちなみにムアーズが就任するのは8月1日だ。

    では、メルセデスF1のチーム代表を辞任したトト・ヴォルフはどのようなポジションに着くことになるのか。それは過去のニキ・ラウダ、そして、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコに似た“スーパーバイザー”的な役割を担うことになるという。さらに Bild は、トト・ヴォルフがブラックリーのファクトリーの監督的な役割を担う意向を持っていると報じている。

    すでにその役割が機能するかどうかは昨年のF1ブラジルGPに帯同しなかったことでテストが完了している。その際はジェームス・アリソンがチーム代表の役割を代行して、表彰台は獲得できなかったものの、大きな混乱なくグランプリ週末を終えている。

    では、メルセデスF1チームとアストンマーティンのワークスチーム化が計画されているレーシングポイントとの関係はどうなるのだろう。

    トト・ヴォルフは、アストンマーティンの株式を“個人的”に購入しているとともに、2020年のレーシング・ポイントのマシンは“ピンクメルセデス”としてメルセデスの昨年マシンに酷似しており、トト・ヴォルフとローレンス・ストロールが舞台裏で取引している可能性が報じられている。

    メルセデスF1チームとレーシング・ポイントが合併してアストンマーティンF1チームが誕生するというシナリオが報じられていたが、最新の報道ではメルセデスF1がアストンマーティンに代わり、レーシング・ポイントはジュニアチームとして機能するというシナリオが語られた。レッドブルとアルファタウリと同じ関係だ。

    トト・ヴォルフとローレンス・ストロールは2つのチームの主導権を握る状況となり、アストンマーティンがトップチーム、レーシング・ポイントがジュニアチームとして活動するという筋書きだ。

    予算上限が導入されることでビッグチームはサイズダウンが必要となる。その抜け穴として懸念されているのがジュニアチームやBチームを持つことだ。

    トト・ヴォルフは、スーパーバイザーの役割として、アストンマーティンとジュニアチームのレーシング・ポイントのすべてを監督する。前述のとおり、トト・ヴォルフは、ニキ・ラウダの役割を担いながら、ヘルムート・マルコの役割も担うというものだ。

    だが、ダイムラーが否定した今となってはすべては憶測だ。だが、過去に購読者稼ぎのための“根拠なし”の報道だと必死に否定されたマクラーレンとホンダF1の契約解消がわずか数か月後に現実のものとなったり、“裏が取れている”とされたドライバーの移籍がまったく的外れだったりと、何が起こるかはわからないのがF1の世界。“火のない所に煙は立たぬ”。今後の進展を見守りたい。

  • レーシング・ポイントF1、RP20の開発は「失敗を恐れる必要がなかった」

    レーシング・ポイントF1、RP20の開発は「失敗を恐れる必要がなかった」

    レーシング・ポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、(実際には1年延期となったが)2021年に大幅なレギュレーション変更が予定されており、失敗しても短命に終わるため、“ピンクメルセデス”として論争の的になっている2020年F1マシン『PR20』に思い切ったコンセプト変更を実施したと語る。

    F1は、2021年にまったく新しいレギュレーションを導入する予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックによるチームの財政的な影響を軽減するべく、F1は次世代マシンの投入を2022年に延期した。

    アンディ・グリーンは、昨年、レーシング・ポイントは、2021年についての研究開発は副次的なものとし、2020年に競争力のあるマシンを生み出すことに力を注いだと認める。

    その決断は成功したかもしれない。プレシーズンテストでのRP20のパフォーマンスは印象的であり、フェラーリをも射程圏内に捉えていると評価された。そのため、レギュレーション導入の遅れは、レーシング・ポイントF1チームにとって有利に働くかもしれない。

    レギュレーション変更の延期についてアンディ・グリーンは「我々の助けになる」と Beyond the Grid に語った。

    「我々は2021年のパフォーマンスを犠牲にしてでも、2020年に挑戦しようと決心した」

    「当時、我々は間違いなく2020年にかなり偏っていた。他の多くのチームは、2021年のレギュレーションにより偏っていた」

    「我々はそれをしないことを決定した。キャッチアップを目指し、我々にできることを示したいというが経営者との共同の決定だった。2021年のレギュレーションに関しては我々はファースト・フォロワーになれると考えている」

    「だから、1年の延期は素晴らしいことだと思っている。それは新しいレギュレーションの助けになる」

    ただし、今年のF1マシンの寿命をさらに12か月延長することは、コンセプトに欠陥のあった場合に逆効果になる可能性もはらんでいる。

    だが、「我々にとっての大きなリスクは、2020年に新しいコンセプトカーを実施しないことだった。それが機能しない場合は、いずれにしろ2021年のレギュレーションに移行することになると考えていた」とアンディ・グリーンは語る。

    「つまり、1シーズンだけでいいと思っていたマシンを今は2シーズン走らせられるという良い状況にいる。レースでどのようなパフォーマンスを発揮するかを確認するのが楽しみだ」

    レーシング・ポイントF1チームは、メルセデスが昨年のタイトルを獲得したW10と空力の酷似していることから、“ピンクメルセデス”として非難されている。

    しかし、アンディ・グリーンはチームの仕事を擁護し、設計アプローチはメルセデスに似ているが、RP20は同じではないと主張した。

    アンディ・グリーンは、プレシーズンテストでのレーシング・ポイントは好調だったと認めるが、ミッドフィールドのライバルとの相対的なパフォーマンスに関してはまだ多くの不確実性があると主張する。

    「パフォーマンスに関しては、我々が期待していたものと一致した」とアンディ・グリーンは語る。

    「ドライバーはそれについて信じられないほど熱狂的だったと思うが、ライバルと同じくらい速くない限り、喜ぶことはできない」

    「私たちはまだライバルについての見解を持っていない。だが、我々が昨年から妥当な一歩を踏み出したことをわかっている。だが、他の全員がどのような一歩を踏み出したのかは実際にはわからない」

    「シーズンが始まるのを楽しみにしている。複数のトラックで手の内を見せられることができ、シーズン全体で1~2つのトラックに留まるようなことがなければ、問題はないと思っている」

    「興味深いものになるだろう。今年はサイコロを振って、うまくいかなければレギュレーションが変わると考えていたが、遠すぎないことを望んでいる」

  • ローレンス・ストロール、アストンマーティンF1に260億円の投資

    ローレンス・ストロール、アストンマーティンF1に260億円の投資

    レーシング・ポイントのオーナーであるローレンス・ストロールは、今後5年間でアストンマーティンF1チームに2億ポンド(約262億円)を投資する。

    2018年にチームを買収したコンソーシアムを率いるローレンス・ストロールは、今年初めに投資家グループがアストンマーティンの株式の25%を購入するよう導いた。

    契約の一環として、ローレンス・ストロールはレーシング・ポイントF1チームのブランドを変更し、2021年からアストンマーティンF1として参戦する。

    アストンマーティンは正式にチームのタイトルスポンサーとなるが、レーシング・ポイントによって作成された文書によると、かなりの投資が進んでいることが示されている。

    thisismoney.co.uk の報告によると、2月17日、レーシング・ポイントは、会社の普通株式を最大2億ポンドまで割り当てることを決議した。これにより、取締役はスポンサー契約を見越してアストンマーティンに同社の株式を出資するオプションを付与することができる。

    現在、アストンマーティンは財政状態は危険な状況にある。

    昨年、アストンマーティンは1億400万ポンドの税引前損失を記録し、今年の最初の3か月で1億1,900万ポンドの税引前損失を確認している。だが、レポートによると、これらのシェアは5年間割り当てられる必要はなく、その期間は10年になる可能性がある。

  • アストンマーティンF1、セバスチャン・ベッテルへのドアを閉ざす

    アストンマーティンF1、セバスチャン・ベッテルへのドアを閉ざす

    アストンマーティンF1(現レーシング・ポイント)は、すでにランス・ストロールと2021年の契約を結んでいることを明かし、セバスチャン・ベッテルへのドアを閉ざした。

    レーシング・ポイントF1チームは、ランス・ストロールの父親であるローレンス・ストロールが所有。カナダの大富豪であるローレンス・ストロールは、今年アストンマーティンの株式を買収し、2021年からチームはアストンマーティンF1へとブランドを変更する。

    チームはすでにセルジオ・ペレスと2023年まで契約を結んでいるが、2020年以降もランス・ストロールがチームメイトを務めるかどうかはこれまで発表されていなかった。

    しかし、レーシング・ポイントのF1チーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、ランス・ストロールが2021年もチームと契約を結んでいることを明らかにした。

    「クレイジーだ。我々はまだ1戦も2020年のレースをしていないが、2021年の移籍シーズンはすでに始まっている」とオトマー・サフナウアーは Radio Canada に語った。

    オトマー・サフナウアーは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリを去ることを決断したことに驚いていると認める。

    「彼らがそれをまとめることができなかったことに少し驚いている」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「セバスチャンは素晴らしいドライバーであり友人だ。彼とは長年の知り合いでだし、彼はF1にとどまるに値する」

    しかし、セバスチャン・ベッテルが2021年に新生アストンマーティンF1のドライバーを務めることはない。オトマー・サフナウアーはフェルナンド・アロンソのような元F1ワールドチャンピオンを起用することもないと語る。

    「実際にグランプリで勝利を挙げているドライバーが市場に出ているのは事実であり、ワールドチャンピオンさえいる。それは興味深いアイデアだが、我々は現在のドライバーを最大限に活用したいと考えている」とオトマー・サフナウアーは語る。

    「そして、我々が彼らにエキップメントを与えることができれば、彼らもレースに勝てると思っているし、ワールドチャンピオンも可能かもしれない」

    「我々の2人のドライバーはうまくやっており、彼らは2020年と2021年に契約で縛られている」

    オトマー・サフナウアーは、ランス・ストロールが、今年の冬季テストで一部のライバルから“ピンクメルセデス”と呼ばれているマシンで優れたプレシーズンを過ごしたと語る。

    「バルセロナで速ければ、ほぼどこでも速いはずだ」とオトマー・ザフナウアーは語った。

    「ランスに良いマシンを与えれば、彼は彼の運転技術を向上させて、さらに良くなるはずだ」

    「今年、我々は良いマシンを作ったと思っているし、今シーズンの予選は我々にとってより簡単になると思う。ランスがより良いグリッドを獲得できれば、彼はより頻繁にトップ10で戦うことになるだろう」

    「彼はトップ10にいるときに良いレースができることを示している。グリッドのはるか後方にいると、身動きがとれなくなり、問題を抱えがちだ」

    「だが、私はランスは今シーズンや本質的に同じマシンとなる来シーズンにそのような問題を抱えることになるとは思っていない」

  • 「ホンダのF1撤退も十分にあり得る」とレーシング・ポイントF1代表

    「ホンダのF1撤退も十分にあり得る」とレーシング・ポイントF1代表

    レーシング・ポイントF1チームの代表を務めるオトマー・サウナウアーは、新型コロナウイルス危機を受け、ホンダを含めた自動車メーカーがもはやF1を優先事項ではないという決断を下すかもしれないと語る。

    現在、F1は新型コロナウイルスの世界的な流行による経済的な落ち込みと戦っている、先週、F1は第1四半期決済を発表したが、売上高は昨対比で84%減少した。

    2020年のF1世界選手権の最初の10戦は中止となった。ホスティング料金は、F1チームに分配される賞金の大部分を占めている。

    ウィリアムズF1チームの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、F1が今年のレースをしなければ“多くのチーム”を失う可能性があると警告しており、グリッド上の多くのF1チームの将来についての懸念につながっている。

    レーシング・ポイントF1チームのオトマー・サフナウアーは、自動車メーカーは、F1プログラムを継続するのではなく、自社のロードカービジネスのサポートに集中したいと思うかもしれないとの懸念を表明した。

    「自動車メーカーは、F1ではなく、ロードカーの開発と販売および設計という通常のビジネスにおいて、非常にコストのかかるビジネスだ」とオトマー・サフナウアーはスカイスポーツF1のインタビューで語った。

    「それらの設備の固定費は莫大であり、サイクルのどこで投入した固定費から収益の一部を取り戻すかによって異なる」

    「数十億ドルを投資した車のライフサイクルのある時点が訪れ、それを車の販売から取り戻すことを望んでいるが、それが起こっていない。そのマージンは大きな影響を与える可能性がある」

    「大手自動車メーカーなら「レースは本当に我々のパンとバターなのか? いいや、そうではない。自動車の販売がそれだ」という決定をするかもしれない」

    オトマー・サウナウアーは、経済危機をきっかけに2008年シーズン末にF1から撤退した際、ホンダF1の戦略および事業計画のディレクターを務めていた。

    「ホンダができる限り長く待っていたのを覚えている。当時彼らはF1とレースからの撤退を望んでいなかった」とオトマー・サフナウアーは振り返る。

    「しかし、残念ながら、2008年の金融危機は終わりはないように見え、彼らの自動車販売は回復することはないように見えた。そして、彼らが撤退することを決めた」

    「最終的に自動車販売は反発し、彼らは戻ってきた。私はここでも同じことが起こると思う」

    「これを乗り越え、自動車販売が回復するだろう。需要は根強く、それを乗り越えられるかもしれない」

    「その間、できるだけ早くレースを始めることが重要だと思う」

  • ルノーF1 「ピンクメルセデス問題は予算上限の議論にも関わってくる」

    ルノーF1 「ピンクメルセデス問題は予算上限の議論にも関わってくる」

    ルノーF1チームの代表を務めるシリル・アビテブールは、現在のレースの一時停止は、“ピンクメルセデス”と称されるレーシング・ポイントの2020年F1マシンを見て見ぬふりをしていいと言っているのではなく、それは予算上限に大きな影響がある問題だと考えている。

    レーシング・ポイントF1チームの2020年F1マシン『RP20』は、昨年タイトルを獲得したメルセデス W10に酷似しており、プレシーズンテストで登場したときから議論の的となっている。

    レーシング・ポイントF1チームは、すでにメルセデスの多数のコンポーメントを使用しており、純粋にメルセデスのデザインを独自の解釈に基づいてデザインしたと主張しているが、ライバルチームはコンストラクターという何かという意味において、レギュレーションの精神に反していると反論している。

    シリル・アビテブールは、そのようなデータの共有を現在のパラメーターで監視すするのは難しいと主張し、予算上限を導入することでこの議論にさらに焦点が絞られていくことになると語る。

    「議論はスポーツの短期的な存続と中長期的な持続可能性に焦点を当てられている。まさにそれは実現させる必要があることだ」とシリル・アビテブールはF1公式ウェブサイトに語った。

    「我々が冬の間に経験した最も論争の多いトピックを脇に置くことが重要だ。だが、それらの話題は、F1のビジネスモデルに直接関連してくるので、戻ってくると確信している」

    「予算上限レベルに同意することはすべて良いことだが、リソースをプールし、チーム間で研究開発をプールできる場合、それは、我々が話をしている予算上限のレベルが、話をしているものと正確に同じではないことを意味する」

    「我々はレーシング・ポイントのケースについて直接話しているのではなく、コンストラクターであることが何を意味するのか、そして、コンストラクターであるというビジネスケースとはどのようなことであるかについて話している。そしてそれは興味深いポイントだ」

    コンストラクターおよびエンジンサプライヤーとして、ルノーはシーズン再開後にメルセデス、フェラーリ、レッドブルとの差を大きく縮まられることを願っているが、F1がカスタマーベースのモデルにシフトした場合、現在のライバルであるミッドフィールドが利益を得る可能性があるため、最も失うものが大きくなる可能性がある。

    レーシング・ポイントとルノーエンジンのカスタマーであるマクラーレンは、コンストラクターズ選手権4位をかけて間違いなくルノーの最大のライバルとなる。シリル・アビテブールは許可されているものと許可されていないものをより明確にすることを求めている。

    「レーシングポイントの合法性については、後で検討して話し合うつもりだ。とはいえ、脅迫しているわけではない。現在の状況についてもう少し戦略的に考える必要があると言っているだけだ」

  • マクラーレンF1 「“オレンジメルセデス”が登場することはない」

    マクラーレンF1 「“オレンジメルセデス”が登場することはない」

    マクラーレンF1チームの代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、メルセデスのF1マシンを模倣したレーシング・ポイントF1チームのように、チームが“オレンジメルセデス”を走らせることはないと語る。

    レーシング・ポイントF1チームの新車RP20は、昨年タイトルを獲得したメルセデス W10に多くの点で酷似しており、メルセデスのクローンである“ピンクメルセデス”だと議論になっている。

    レーシング・ポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンディグリーンは、実際にメルセデスのF1マシンからインスピレーションを得たが、デザインは似ているものの、同じではないと主張している。

    アンディ・グリーンは先週、FIA(国際自動車連盟)が今年初めにレーシング・ポイントのファクトリーを訪問してPR20のデザインを承認したことを明らかにしている。

    レーシング・ポイントF1チームの同じく2021年からメルセデスのF1チームを搭載するマクラーレンのアンドレアス・ザイドルは、あくまで自分たちでマシンを設計することを強調。“オレンジメルセデス”がグリッドに並ぶことはないと語る。

    「マクラーレンは独立したレーシングカーメーカーであり、我々はその道を歩んでいきたい」とアンドレアス・ザイドルはメディアとのテレビ会議で語った。

    「我々は野心的な目標を追求し、ハードワークでそれらを達成したいと考えている。このマシンについてのすべてが合法であると確信している」

    ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、レーシングポイントのRP20を“偽物のアートワーク”だと酷評し、シーズンが開始後に抗議する可能性を示唆している。だが、マクラーレンはルノーの追随して異議を申し立てるつもりはないと語る。

    「私には抗議の根拠がない。それに加えて、抗議することにエネルギーを無駄遣いしている時間はない。私にとっては、次の予算制限のような他の問題の方がより重要だ」