カテゴリー: レーシングポイント

  • セバスチャン・ベッテルとローレンス・ストロールの“肘タッチ”が話題

    セバスチャン・ベッテルとローレンス・ストロールの“肘タッチ”が話題

    F1イギリスGPの決勝前のグリッドに向かう途中にセバスチャン・ベッテルとレーシング・ポイントF1のオーナーであるローレンス・ストロールが行った“肘タッチ”が話題になっている。

    2020年シーズン限りでフェラーリF1を離れるセバスチャン・ベッテルは、2021年にアストンマーティンF1にブランドを変更するレーシング・ポイントF1への移籍が噂されており、先週末のF1イギリスGPで正式発表されると噂されていた。

    報道によると、すでにローレンス・ストロールは、セルジオ・ペレスの契約の終了条項を行使して違約金を支払い、セバスチャン・ベッテルのためにシートを空けたともいわれている。

    だが、木曜日にセルジオ・ペレスが新型コロナウイルスに感染していることが発覚。チームはペレスの離脱を発表するにはふさわしいタイミングではないと判断したと考えられている。

    「セバスチャン・ベッテルとレーシング・ポイントのチームオーナーであるローレンス・ストロールの肘タッチは興味深いものだと思わなかったか? 私はそう思った」とSky F1 のテッド・クラビッツは語った。

    「週末の初めに、セブがアストンマーティンになる来年にレーシング・ポイントに加入する複数年契約が結ばれたことが発表されるかもしれないという噂があった。だが、セルジオ・ペレスの新型コロナウイルスの陽性反応を受け、いかなる種類の発表も行われないことは明らかだった。彼らはセルジオのためにはそうしなかったんだと思う」

    「契約はきちんと完了していないのかもしれないが、今週末はその動きがあったように思う。このパドックでは、セバスチャン・ベッテルが、来年のアストンマーティンのスポンサー次第ではあるが、シルバー、ピンク、もしくはグリーンは着ることになるのはほとんど疑いのないことだ」

    「我々は皆、そうなることはわかっているし、それはようやく完了したようだ」

    しかし、セバスチャン・ベッテルは、決断を急いでいないと繰り返している。F1イギリスGPに先だった記者会見で、ベッテルはまだ選択肢を検討しており、何かを発表するには“数週間”かかる可能性があると語っている。

    「本当に知っていれば答えを出すけど、現時点ではわからない。もう少し辛抱強く待つことが現実的だと思う」とセバスチャン・ベッテルは語った。

    「数週間かもしれないし、もっと長くなる可能性もある。時がたてばわかるだろう。過去3週間、もしくは過去3戦で僕が言及した内容に変更はない」

    「急いではいない。自分のために正しい決断をしたいし、そこから話を続けていきたいと思っている」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「70周年記念GPの出場はまだ確定していない」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「70周年記念GPの出場はまだ確定していない」

    F1イギリスGPの週末に新型コロナウイルスの代役としてレーシング・ポイントF1のドライバーを務めたニコ・ヒュルケンベルグだが、シルバーストンでの2連線となる今週末の70周年記念GPに出場するかどうかはまだ確定していないと語る。

    木曜日に召集を受け、まったく新しいF1マシンで予選13番手という好パフォーマンスを披露していたニコ・ヒュルケンベルグだが、決勝前にマシントラブルが発生したことで、レースのスタートを切ることはできなかった。

    「レースをスタートできなかったのは本当に残念だ。チームは僕をグリッドに着かせるために全力を尽くしてくれたので、チームのためにも残念に感じている」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「全員のヘルプにとても感謝している。今週末はいきなり新しい世界に飛び込むことになったけど、再びチームと仕事をする機会を楽しんだ。僕たち全員のハードワークの報酬としてレースで良い結果を出せれば素晴らしかっただろう」

    セルジオ・ペレスは、10日間の検疫期間に置かれるため、次戦70周年記念GPにも出場することはできない。しかし、今週末も代役を務めるかどうかはまだ確定していないとニコ・ヒュルケンベルグは語る。

    レース後、F1のインタビューに答えたニコ・ヒュルケンベルグは「木曜日以降、感情のジェットコースターだった。スタートできなかったのはチームと僕自身にとって本当に残念なことだし、可能性のなるなかでも最悪のシナリオだった」とコメント。

    「来週のことは確定していない。数日待つだけの問題だと思う」

  • ニコ・ヒュルケンベルグのレース出場を奪ったのは1本のボルト

    ニコ・ヒュルケンベルグのレース出場を奪ったのは1本のボルト

    レーシング・ポイントでのニコ・ヒュルケンベルグの慌ただしいF1復帰は、クラッチの1本のボルトがせん断されていたことが原因で決勝グリッドに並ぶことなく終了した。

    F1イギリスGPに先立った木曜日、レーシング・ポイントのレースドライバーを務めるセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことで、レース欠場を余儀なくされた。

    代役として白羽の矢が立ったのが、去年までルノーF1でレースをしていたニコ・ヒュルケンベルグだった。木曜日にチームから電話を受けたヒュルケンベルグは急遽シルバーストンに移動して深夜までシート合わせを行い、翌朝に45分間のシミュレーター作業を行っただけでフリー走行に出走。慣れないマシンでペースを発揮し、予選では13番グリッドを獲得していた。

    しかし、スターティンググリッドに向かう時間になってもレーシング・ポイントのガレージからニコ・ヒュルケンベルグが出てくる気配はない。ピットレーンクローズの時間になっても問題は解決せず、チームはレース出場を断念。ジェットコースターのような週末はあっけない幕切れとなった。

    レーシング・ポイントは、調査の結果、クラッチのボルトが緩んだことで、エンジンを始動させることができなかったと説明した。

    「クラッチハウジングの中でボルトがせん断されてしまったようだ」とレーシング・ポイントのチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーはコメント。

    「そのボルトが引っかかってしまい、エンジンを回すことができなかった。抜けたボルトが詰まってしまったことで、エンジンを始動させることができなかった」

    「原因を理解するにはまだ時期尚早だ。だが、せん断されていた。素材の問題なのか、オーバートルクによる問題なのかはわからない」

    「これらのボルトは全て一定のトルクで締められていたはずだ。トルク比が適切でなかったり、オーバートルクで締め付けられていた場合、せん断する可能性がある」

    「素材に関する製造上の問題かもしれないが、全てを調べてみるまでは分からない。根本的な原因を理解して、確実に修正する必要がある」

    オトマー・サフナウアーは、このボルトはメルセデスから供給されたパッケージの一部だと語った。

    「レーシング・ポイントが製造したパーツではない。メルセデスHPPもしくはメルセデスGP)から入手したパーツだ」

    オトマー・サフナウアーは、急遽マシンに乗り込んだにも関わらず、ニコ・ヒュルケンベルグは速さをみせていたため、レースをスタートできなかったことにフラストレーションを感じていると語る。

    「ニコがレースに出場していれば非常に有益だっただろう」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    「残念ながら、それは叶わなかった。彼は難しい状況のなかで素晴らしい仕事をしたと思う。本当にゼロからのスタートだった。冬のテストもなく、マシンを全く理解していなかった。彼が以前に乗ったクルマとはまったく別物だし、パワートレインも別だ」

    「チーム自体は彼がここにいた時とよく似ている。彼のかつてのエンジニアは、ランス(ストロール)のマシンの面倒を見ている。そのため、別のエンジニアが担当した。だが、かつて一緒に働いていた残りのスタッフたちと一緒に仕事をしていた」

    「彼の仕事は見事だった。彼は素早く学習し、予選で素晴らしい走りを見せた。レースに参加できなかったのはとにかく残念だ」

  • ランス・ストロール 「今日はマシンのバランスを最適化できなかった」

    ランス・ストロール 「今日はマシンのバランスを最適化できなかった」

    レーシング・ポイントF1のランス・ストロールは、F1イギリスGPの予選を6番手で終了。予選では“バランスを最適化できなかった”が、レースでのポイント獲得には自信をみせている。

    開幕3戦ではレッドブル・ホンダを上回る2番手に最速のマシンだと評価されていた“ピンクメルセデス”だが、今週末はセルジオ・ペレスの新型コロナウイルス感染というドタバタもあってか、今ひとつ締りに欠けている。

    それでも、ランス・ストロールは、Q2をミディアムで突破した5台のうちの1台であり、3番手のマックス・フェルスタッペンからは約0.5秒の差につけた。一方、金曜日に初めてレーシング・ポイントのF1マシンに乗り込んだニコ・ヒュルケンベルグはQ3進出を0.065秒という僅差で逃して13番手だったが、タイヤを自由に選択できることからレースでは注目のドライバーのひとりになるはずだ。

    ランス・ストロール(6番手)
    「今日のポジティブな点は、明日6番手からスタートできることだ。戦略はうまくいき、ミディアムタイヤでスタートするというアドバンテージがあるし、周りのマシンとの戦いに役立つはずだ。僕たちはは間違いなくまた多くのポイント獲得を争える立場にいる。それが目標だ。昨日のプラクティスの方が強いと思ったし、気持ちを切り替えて、明日どうすれば強さを取り戻せるかを理解する必要がある。今日はマシンの最適なバランスを見つけるのが難しかった。それがセクター1に影響を与えた。予選ではそこで少しタイムを失った。今日の気温と風の状態は異なり、かなり変化していたため、これを回避することは困難なことでもあった。全体としてポジションには満足しているし、明日はまた別の日だ。今夜、ポジティブなステップを果たして、僕たちのホームレースに良い状態で臨めると自信を持っている」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(13番手)
    「僕たちはQ3に非常に近かったし、今週末に孤立無援の生活からやってきたことを考えれば満足している! 8か月振りに戻ってきて、まったく異なる環境に飛び込んで、以前に運転したことのないF1マシンにのってすぐにパフォーマンスを発揮することは大きなタスクだ。本当に高速のチャレンジであるシルバーストンでコンディションが1日を通して変化しているときは特にね。だから、今日はちょっとあたふたしてしまった。特にセクター1でラップを完璧に決めるのはトリッキーだったQ2でソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用してリズムを維持することはチャレンジだったけど、ほぼ戦略を機能させることができた。これはチームと僕がうまく仕事ができていることを示している。マシンについても理解し始めているし、学習を続けて、素早く迅速することが目標だ。今夜は宿題をこなして、明日はポイント獲得を目指していく」

    オトマー・サフナウアー(チーム代表)
    「今日の予選で我々はQ2でミディアムタイヤをランスを走らせるという積極的なアプローチをとった。。難しい判断だったが、レースにむけた戦略的メリットを考えれば、そのリスクを価値のあるものにすると感じた。ランスはそれを機能させ、Q3に進んだ。ニコはトップ10に入ることができなかった。難しい仕事を急にやらされ、昨日初めてマシンを運転したことを考えれば、理解できることだ。レースペースは競争力があるので、明日13番手から彼はポイントを獲得できると確信している。ランスはQ3のラップに完全に満足していなかったが、我々のホームレースにむけてうまく6番グリッドを獲得できた。今日のマージンは非常に近く、グリッド全体の今年の競争力を示していると思う。明日もそれは同じだ。周りのチームと戦い、また強力な結果を生み出すことができると思っている」

    関連:F1イギリスGP 予選:ハミルトンPP獲得でメルセデスが1列目独占。3番手のフェルスタッペンとは1秒差

  • ニコ・ヒュルケンベルグ、久々の予選に「あたふたしてしまった」

    ニコ・ヒュルケンベルグ、久々の予選に「あたふたしてしまった」

    新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役としてF1イギリスGPにレーシング・ポイントF1から急遽参戦しているニコ・ヒュルケンベルグは、8か月ぶりとなる予選をQ3から0.065秒差の13番手で終了。高速のシルバーストンでの身体的な要求に“あたふたしてしまった”と語った。

    昨年末にルノーF1のシートを喪失してF1を離れていたニコ・ヒュルケンベルグは、金曜日の朝にレーシング・ポイントF1のファクトリーで45分間のシミュレーター作業だけで慣れないクルマに乗り込むことになった。

    また、高速レイアウトで大きなGフォースがかかるシルバーストンは久々のF1走行となるニコ・ヒュルケンベルグにとって厳しい舞台となった。

    「8か月振りに戻ってきて、まったく異なる環境に飛び込んで、以前に運転したことのないF1マシンにのってすぐにパフォーマンスを発揮することは大きなタスクだ」とニコ・ヒュルケンベルグは語る。

    「本当に高速のチャレンジであるシルバーストンでコンディションが1日を通して変化しているときは特にね」

    「だから、今日はちょっとあたふたしてしまった。特にセクター1でラップを完璧に決めるのはトリッキーだった」

    金曜日とは異なる路面温度と風向きは異なる感触を与えた。チームメイトのランス・ストロールはQ3に進出して6番グリッドを獲得したが、ニコ・ヒュルケンベルグはQ2に0.065秒というわずかな差で13番手で終えることになった。

    「僕たちはQ3に非常に近かったし、今週末に孤立無援の生活からやってきたことを考えれば満足している」とニコ・ヒュルケンベルグは語る。

    予選Q2でニコ・ヒュルケンベルグはミディアムタイヤでの突破を目指したが、ペースに苦労してソフトに切り替えたことも理想的ではなかった。

    「Q2でソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用してリズムを維持することはチャレンジだったけど、ほぼ戦略を機能させることができた。これはチームと僕がうまく仕事ができていることを示している」

    「マシンについても理解し始めているし、学習を続けて、素早く迅速することが目標だ。今夜は宿題をこなして、明日はポイント獲得を目指していく」

    関連:F1イギリスGP 予選:ハミルトンPP獲得でメルセデスが1列目独占。3番手のフェルスタッペンとは1秒差

  • エステバン・グティエレス 「レーシング・ポイントF1で走りたかった」

    エステバン・グティエレス 「レーシング・ポイントF1で走りたかった」

    エステバン・グティエレスは、当然、自分がレースをしたいと考えていたものの、新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役としてレーシング・ポイントF1から選ばれたニコ・ヒュルケンベルグにエールを送った。

    セルジオ・ペレスが木曜日に新型コロナウイルス検査で陽性と診断されたことで、レーシング・ポイントF1は土壇場で代役を決定しなければならなくなった。

    レーシング・ポイントF1は、メルセデスとリザーブドライバーを共有しているが、ストフェル・バンドーンはフォーミュラEの参戦が控えているため除外され、元ザウバーでのチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが候補として浮上した。

    最終的にレーシング・ポイントF1は、昨年までF1に参戦し、かつてチームに所属した経験のあるニコ・ヒュルケンベルグを選択した。エステバン・グティエレスは、2016年からF1グリッドに並んでいない。

    当然、レースに出場することを望んでいたエステバン・グティエレスだが、同郷のセルジオ・ペレスを含めて関係者全員が活躍を祈っていると語った。

    「まず、同郷であり友人であるセルジオ・ペレスだけでなく、同様の状況にあるすべての人がすぐに回復することを願っている」とエステバン・グティエレスはTwitterに投稿。

    「今週末は走りたかった。僕はいつも準備ができているし、集中している。チームは僕をレースに参加させられるようにね」

    「受け取ったすべてのサポートメッセージにとても感謝している。今日、僕はメルセデスF1とトラックにいた。いつもチームとの責任においてコミットしている」

    「ニコ・ヒュルケンベルグとレーシング・ポイントF1が非常に成功した週末を過ごせることを願っている!自宅でグランプリを楽しんでね!」

    エステバン・グティエレスは、メルセデスF1のシミュレーター兼開発ドライバーであるだけでなく、フォーミュラEチームのリザーブドライバーも務めている。

  • レーシング・ポイントF1に小林可夢偉らが“お約束”ツイート

    レーシング・ポイントF1に小林可夢偉らが“お約束”ツイート

    新型コロナウイルスに感染してしまったセルジオ・ペレスは非常に残念な出来事だったが、レーシング・ポイントF1のF1イギリスGPのシートに空きができた際、元F1ドライバーらが“お約束”のツイートをチーム宛に送って盛り上げた。

    セルジオ・ペレスは、シルバーストンで実施した新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たため、レースに出場することができず、10日間の自主隔離を送ることになった。

    まだ、誰が代役を務めるかが明らかになっていない間、過去にメルセデスのニコ・ロズベルグが突然の引退を発表したときように元F1ドライバーらから“お約束”のツイートが送信された。

    ジェンソン・バトン「僕の携帯番号失くした?」

    ギド・ヴァン・デル・ガルデ「第一便でロンドンに行けるけど」

    小林可夢偉「首を温めて始めたから問題ないよ」

    アレクサンダー・ロッシ「シルバーストンはかなりよく知ってる」

    ジミー・ブロードベント(シムレーサー)「シルバーストンでドライバーが必要だと聞いたけど?」

    レーシング・ポイントF1は、かつてチームに所属したニコ・ヒュルケンベルグを代役に起用することを決定している。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ、F1復帰までの24時間は「クレイジーだった」

    ニコ・ヒュルケンベルグ、F1復帰までの24時間は「クレイジーだった」

    ニコ・ヒュルケンベルグが、F1イギリスGPでセルジオ・ペレスの代役としてレーシング・ポイントF1のマシンに乗り込むまでの激動の24時間を振り返った。

    レーシング・ポイントF1のレギュラードライバーを務めるセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことでF1イギリスGPの欠場が決定した後、チームは代役としてニコ・ヒュルケンベルグに白羽の矢を立てた。

    シート合わせと新型コロナウイルス検査を受けたニコ・ヒュルケンベルグは、フリー走行1回目の開始時刻の15分前に参加することを許可された。ヒュルケンベルグにとってF1のパドックは2019年の最終戦アブダブGP以来となる。

    急遽のF1復帰にも関わらず、ニコ・ヒュルケンベルグはFP1で9番手タイムを記録。午後のセッションでは7番手に順位を上げて初日のセッションを終えた。

    「この24時間は、ちょっと特別だったし、クレイジーでワイルドだったね」とニコ・ヒュルケンベルグは説明する。

    「昨日の午後4時30分に電話を受け、飛行機でここに向かい、午前2時までシートを合わせをして、午前8時にシミュレーターに乗って1時間トラック作業を行った。準備作業は少ししかできず、短い夜だったけど、すべてが価値あるものだった」

    「チームの多大な努力だ。僕をとても快適にマシンに乗せるために素晴らしい仕事をしてくれた夜勤のみんなに感謝したい。また、スーパーライセンスで非常に迅速に発行してくれたFIAにも感謝している。非常に特別なことだ」

    「状況をかなり素早く対処しなければならなかったと思う。ステアリングホイールといくつかの機能に少し慣れただけだった。テストを受けなければならなかったので、僕たちには時間の余裕がなかった」

    8か月間F1から離れていたニコ・ヒュルケンベルグは、高速のシルバーストン・サーキットで経験した高いGフォースと相まって、現代のF1マシンの効果をすでに肌で感じていることを明らかにした。

    それに加えて、ニコ・ヒュルケンベルグは、35度と英国でこれまで経験したなかで最も暑い気温もすでに“大きな課題”だったと語った。

    「プログラムを実施して、多くの周回数を走ってそう感じている」とニコ・ヒュルケンベルグは語った。

    「私は本当に勢いを削がれたね。明日も明後日も体が感じると思う。それは明らかに大きな挑戦だけど、隠すつもりはない」

    「Gフォースは非常にユニークで特別なものなのでトレーニングするのは難しい。自分はそれなりの状態だと思っていたけど、最速トラックのひとつでのこのようなGフォースはね。さらに35度だ・・・これまでのイギリスでの最も暑い日だし、すべてのことが一番だったね」

    チームメイトのランス・ストロールは、今年のRP20のポテンシャルを示し続け、FP2では最速タイムをマークした。

    話題となっているレーシング・ポイントの2020年マシンの印象を尋ねられたニコ・ヒュルケンベルグは「物凄いポテンシャルがあるし、マシンはかなり速い」とコメント。

    「ソフトタイヤを十分に引き出せなかったので、もっとポテンシャルはあると思う。あのタイヤをもっとうまく必要がある。週末からベストを引き出すためにそこに今夜や取り組んでいく」

    「今日はマシンを理解するために段階的に慣れるようとしていた。昨年のマシンとはかなり違うし、すべてを吸い込み、運転する方法を理解するには時間がかかる。それは学習のプロセスだ」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「レーシング・ポイントのために全力を尽くす」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「レーシング・ポイントのために全力を尽くす」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、急遽F1イギリスGPでセルジオ・ペレスの代役としてかつて所属したレーシング・ポイントからF1復帰を果たし、「チームのために全力を尽くす」と意気込みを語った。

    セルジオ・ペレスは30日(木)に新型コロナウイルス検査で陽性となり、F1イギリスGPのレースを欠場することが決定。F1の厳格な対策プロトコルによって濃厚接触者とともに隔離され、グランプリは継続している。

    レーシング・ポイントF1は昨年までルノーF1でレースに参戦していたニコ・ヒュルケンベルグに連絡。7月31日(金)のフリー走行直前になって新型コロナウイルス検査で陰性という結果が出て、パドックに入ることを認められた。

    オトマー・サフナウアーから電話があった際、ニコ・ヒュルケンベルグはスペインのマヨルカ島に滞在しており、ドイツ放送局RTLでの解説の仕事とGT4マシンでのテスト走行のためにドイツのニュルブルクリンクに移動している最中だったと語る。

    ニコ・ヒュルケンベルグは「オトマー(サフナウアー/レーシング・ポイント代表)から電話があったとき、他のレースプロジェクトのためにニュルブルクリンクに向かっていた。あれから24時間も経っていないし、今はあまり現実感がないけど、素晴らしいチャレンジは好きだ。今回はまさにそれだ」とコメント。

    「レーシング・ポイントにとっても、チェコ(ペレス)にとっても、難しい状況なのは確かだ。彼とは仲の良い友人だし、昔のチームメイトでもあるので早い回復を願っている。代役としてチームのためにベストを尽くすよ!」

    レーシング・ポイントF1は、メルセデスF1ストフェル・バンドーンとエステバン・グティエレスというリザーブドライバーを共有している。

    レーシング・ポイントF1のチーム代表オトマー・サフナウアーは「ストフェル(バンドーン)はドイツでのレースがあるから、ここには来ることができず、ニコはエステバンよりも我々のチームのことをよく知っている。チェコがドライブできないと判明してから、我々に許されたのは1日しかなかった」とコメント。

    「猶予がない中でセルジオの代役を探さなければならないのは簡単なタスクではなかったが、ニコというチームのことをよく知る最高のスーパーサブがいた。もちろん、彼は厳しい状況に置かれるが、素早く学ぶタイプであり、すぐににスピードに慣れてくれると確信している」

    オトマー・サフナウアーは、ニコ・ヒュルケンベルグが全ての手続きが終わって走行することが確定したのはフリー走行1回目の10分前だったと語っている。

    「限られた時間にやるべき事がたくさんあった。昨日の午後2時20分にペレスが陽性であるという結果が出たので、その時点から我々はヒュルケンベルグに連絡をして、同意を取り付けなければならなかった。彼はやる気があったし、同意を得るのはそれほど難しいことではなかっただね」

    「問題の一つは、彼をイギリスに連れて行き、ウイルスに感染していないことを確認するプロセスを経なければならなかったことだ。確認には予想以上の時間が掛かってしまった」

    「それに、CRB(契約認証委員会)を通してスーパーライセンスを取得する必要もあったし、他にもいくつかのことをを完了させる必要があったがが、何とか全てを終わらせることができた」

    「マシンとステアリング操作について理解してもらう必要もあったため、今朝は45分間にシミュレーションで準備に取り組んでもらった」

    ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスは2014年から2016年にフォース・インディアでチームを組んでいた。ヒュルケンベルグはルノーF1に移籍するもエステバン・オコンと入れ替わる形で2020年のレースシートを失っていた。

    ニコ・ヒュルケンベルグはフリー走行1回目でシートなどが快適ではなく、初めてのマシンだったにも関わらず、9番手タイムをマーク。ドライバーとしての技量とピンクメルセデスの実力を改めて示した。

  • レーシング・ポイントF1 「ヒュルケンベルグの走行が確定したのは10分前」

    レーシング・ポイントF1 「ヒュルケンベルグの走行が確定したのは10分前」

    レーシング・ポイントF1のチーム代表オトマー・サフナウアーは、セルジオ・ペレスの代役としてニコ・ヒュルケンベルグが走れるかどうかはF1イギリスGPのフリー走行1回目の開始10分前までわからなかったと語った。

    木曜日にセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことで、レーシング・ポイントF1は代役を探さなければならなくなった。

    昨年までルノーF1から参戦していたニコ・ヒュルケンベルグは、ドイツのテレビ局RTLのエキスパートとしてシルバーストン入りしていた。

    木曜日に新型コロナウイルスのPCR検査を受けたニコ・ヒュルケンベルグだったが、金曜日の午前になっても検査結果が出ず、駐車場で待機する姿が目撃されていた。

    ニコ・ヒュルケンベルグの代役起用が発表されたのはフリー走行1回目の直前。すでにマシンにはカーナンバー27が貼られ、ヒュルケンベルグはマシンに乗り込んでいた。

    「残り10分までヒュルケンベルグが我々に加われるのかどうかわからなかった」とオトマー・サフナウアーはコメント。

    彼は我々のことを知っているし、以前に我々のシミュレーターで走っている。彼はには才能があると思う」

    「F1はここから学ぶ必要がある。すべてのチームメンバーに対してもっと保護的である必要があると思う」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、本当に急遽の代役だったようで、ヘルメットは未塗装、レーシングスーツにも名前が刺繍されていない状態でフリー走行1回目を迎えている。