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  • キミ・ライコネン、来年で引退か

    キミ・ライコネン、来年で引退か

    キミ・ライコネンが引退するという説が再び強まっている。

    ライコネンとフェラーリの契約は2009年までとされている。しかし、ライコネンはフェラーリとの契約を更新しないだろうと、ドイツ誌“Rheinischen Post and TZ”は主張している。

    ライコネンは最近のパーティーで、F1ドライバーとしてそれほど長く費やすつもりがないことを複数の友人に語ったという。

    「キミは、F1のドライビングを愛し、そのほかの全てを嫌っている。公の場に姿を見せること、生活がスポットライトに晒されること。彼はもう望んではいない。」

    パドックでは、キミ・ライコネンが2009年に引退するという噂とともに、フェルナンド・アロンソが2010年にフェラーリに移籍するための契約にサインしたという噂が広まっている。

  • フェラーリ、アロンソとの契約を否定

    フェラーリ、アロンソとの契約を否定

    フェルナンド・アロンソが、フェラーリと契約を結んだという噂がモナコGPのパドックで広まったが、フェラーリのスポークスマンはこれを否定した。

    先週のモナコGPのパドックで、フェルナンド・アロンソが2010年にフェラーリに移籍するための契約にサインしたという噂が駆け巡った。

    しかし、フェラーリのスポークスマンは、「全くのナンセンスだ」とドイツ誌“Auto Motor und Sport”に語り、この噂を否定した。

    フェルナンド・アロンソは、ルノーと1年契約または今期のパフォーマンス次第で契約を解除できるオプションを有していると言われている。現在、ルノーはチャンピオンシップ7位と低迷しており、アロンソの移籍は現実的なこととして語られている。アロンソは、フェラーリのほかにBMW移籍に向けて交渉しているとの噂がある。

    ちなみにフェラーリの現在のドライバーであるキミ・ライコネンは、2009年末までの契約となっており、フェリペ・マッサは2010年まで契約を延長した。

  • スーパーアグリ 歴代F1マシン

    スーパーアグリ 歴代F1マシン

    スーパーアグリF1チームは、2年半のF1レース活動の中で4台のマシンを投入した。それぞれのマシンを振り返ってみる。

    参戦1年目は、4年落ちのアロウズA23を改良したSA05に始まり、第12戦ドイツGPでSA06Aを投入。
    さらに第14戦トルコGPではマイナーチェンジ版のSA06Bを投入し、最終戦で10位に食い込むなど、大きな進化を遂げた。

    2年目は事実上のホンダの2006年型マシンRA106をベースとしたSA07で、スペインGPで初ポイント、カナダGPで6位3ポイントを獲得するなど、印象的な戦いを見せた。

    最後の年となる2008年は、ホンダRA107を改良したマシンで参戦。失敗作といわれるRA107に加え、資金難により冬季テストにも参加できず、また開発もほとんど進められなかったため、戦闘力を見せることはできなかった。

    SA05

    スーパーアグリSA05

    予定していたホンダの1年落ちのマシンBAR007が使えなくなり、4年落ちのアロウズA23をベースに、ホンダRA806Eエンジンを搭載したスーパーアグリの1号機。2006年のレギュレーションに適合させるためにエンジンの前後にスーペサーをいれて寸法を合わせたり、ギアボックスにあわせるためにエンジンを持ち上げるなどの対応が施された。4年落ちのマシンでは、新型タイヤのグリップを使いこなすことはできず、ドライバーはマシンバランスに苦労した。SA06の投入が控えていたが、改良には40億の費用が投じられた。

    SA06A

    スーパーアグリ SA06B

    第12戦ドイツGPで満を持して投入されたSA06。念願のホンダ製ギアボックスを搭載し、エンジンを本来の位置に搭載できるようになり、重量配分が向上。また、SA05と比較して20kgの軽量化がなされたため、セッティングの幅が広がった。特にエンジン搭載位置の低下とギアボックスのナロー化は、空力面に多くの貢献をもたらし、不足していたダウンフォースを確保。リアサスペンションのジオメトリーも一新され、コーナーリング時の挙動が大幅に改善された。

    SA06B

    スーパーアグリ SA06B

    第14戦トルコGPから投入されたSA06B。アロウズA23の流れをくむツインキールのキール部を短くする改良が施され、ロワアームの取り付け位置が5cmほど引き上げられた。これにより、ジオメトリーも変更され、ゼロキールに近い空力特性を獲得。さらにアップライトの改良により、タイヤのリムが広がり、最新仕様のタイヤを使いこなせるようになった。シーズンを通して細かなエアロパーツを投入してダウンフォースの獲得に尽力。着実にポテンシャルをあげ、最終戦ブラジルGPでは佐藤琢磨が10位完走を果たした。

    SA07

    スーパーアグリ SA07

    スーパーアグリのデザインチームとホンダの栃木研究所によって共同開発されたSA07。事実上、2006年型ホンダRA106がベースに、2007年のレギュレーションにあわせた改良が施されたマシン。スペインGPでは新しいカーボンギアボックスを搭載、チムニーやウィングレット、リアウィングのパッケージなど、積極的なアップデートが見られた。その後も細かな改良が加えられ、最終戦ブラジルGPでも新しいリアウィングを持ち込むなど、限られた資金のなか、健闘をみせた。このマシンでスーパーアグリは4ポイントを獲得した。

    SA08A

    スーパーアグリ SA08A

    ホンダの2007年型マシンRA107をベースに、2008年レギュレーションにあわせてドライバーヘッドプロテクターを装着するなどしたRA107の改良型マシン。ギアボックスは4レースギアボックスに対応するために内部部品と油圧システムの強化が施されており、ケーシングも変更されている。このギアボックスは、ホンダRA108搭載のものと同じもので、SA08は言わばRA107のフロントとRA108のバックエンドをあわせたようなハイブリッドマシンだ。挙動はRA107の不安定さをそのまま引き継いでいた。

  • ニコ・ロズベルグ、クラッシュの影響はなし

    ニコ・ロズベルグ、クラッシュの影響はなし

    モナコGPで大クラッシュを起こしたニコ・ロズベルグ。しかし、事故の影響はなく、ロズベルグは今、カナダGPへ向けて準備の真っ最中である。

    「モナコGPの60週目のプールサイドシケインでの僕のクラッシュは大きなものだった。でも、ダメージはない。いずれにせよ、僕にはね」

    「医師の意見を聞いたあと、念のため、モナコでプリンスグレース病院に行くことに決めた。病院でのあらゆる検査が、すべて完璧に元気なことを示したから、むしろ早く家に帰るよう解放されたよ。2〜3日休んで、僕は今、カナダGPのためにいつものように準備とトレーニングをしているよ。」

    事故を起こすまで、ウィリアムズはモナコで速さを証明しており、ニコ・ロズベルグは力強い結果に自信を感じていた。ロズベルグは今、カナダGPに関して楽観的に感じている。

    「事故を起こしたことにはとてもがっかりした。FW30はプラクティスと予選の間、本当に競争力があったからね。僕はモンテカルロでマシンに戻るのを楽しみにしている。モナコでのスピードは、とても有望なものだったからね。」

    ロズベルグは準備の真っ最中であり、時差に慣れるためにカナダに飛び立つ予定だ。

  • ルノー、イギリスGPで新サスペンション投入

    ルノー、イギリスGPで新サスペンション投入

    ルノーは、イギリスGPで新サスペンションを投入するらしい。

    今年、苦しいレースが続くルノーは、スペインGPで“背びれ”エンジンカバーをはじめとする大幅なアップデートを行い、R28は確実な進歩をみせた。それに次いで、今度はイギリスGPでも大幅なアップデートを行うようだ。

    イギリスGPでルノーは、リアサスペンションのアップデートを投入するという。

    ルノーのエンジニアは、そのアップデートにより1周あたり0.2秒速くなることを期待していとされるる。この改良はフェルナンド・アロンソが指摘しているトラクション不足の改善も目的のようだ。

    現在チャンピオンシップで9ポイント獲得しているルノーは、コンストラクターズ選手権で7番手。昨年の同時期にはすでに21ポイントを獲得していた。

  • BMW、リムシールドの使用はレース毎に判断

    BMW、リムシールドの使用はレース毎に判断

    BMWはモナコGPで、リムシールドを導入。リムシールドを使用する最も新しいチームとなった。

    しかしBMWザウバーのテクニカルディレクターであるウィリー・ランプは、リムシールドの効果があると思われるサーキットでのみ、F1.08にリムシールドを搭載するという。

    「リムシールドの結果は安定していないんだ」とランプは語った。

    リムシールドは、昨年フェラーリが先駆けて採用し、今年はマクラーレン、トヨタ、ルノー、ホンダ、レッドブルといった多数のチームが採用している。

  • フェルナンド・アロンソのレース週末

    フェルナンド・アロンソのレース週末

    フェルナンド・アロンソは、レース週末をどのようにして過ごすのだろうか。2度の世界チャンピオンであるアロンソが、レース週末の過ごし方、仲の良いドライバー、朝食やレースの準備などについて語った。

    今週末はモナコにいましたが、このサーキットではなにを思い出しますか?
    ストリートでのレースはエキサイティングだし、ドライバーにとってモナコより偉大なレースはない。残念ながら今週末はそうならなかったけど、2つの特別な勝利を含めて、ここには良い思い出がある。でも、いくつか逃したチャンスがあった。2004年にヤルノ(・トゥルーリ)が優勝したときのように。僕たちはその日ルノーのワン・ツーを達成できそうだった、僕は壁にヒットしてしまった。

    木曜の朝までトラックに入れませんが、いつ飛行機で到着したいですか?
    火曜日の夕方にはモナコに到着していた。

    あなたはレースで周辺を探索する努力をしますか?それとも空港-ホテル-トラック-空港という道程に徹しますか?
    どれくらい時間があるか、いつ到着するかによるね。ヨーロッパのレースでは、たいてい直前に到着するから難しい。フライアウェイでは、少し早くに到着するから、ときどき訪れた場所を見れるときもある。

    レース週末のどんなエクセサイズをしますか?レースの場所、サーキットなどによって異なりますか?
    レース週末は、どんなエクセサイズもしないよ。マシンを運転する以外はね!準備は冬にしている。基礎体力をつけておくんだ。それから、レースの間は軽いトレーニングや好きなスポーツをしている。ランニング、テニス、スイミングやサイクリング。レースの前の日は、軽いストレッチはするけど、それ以上はしないよ。

    好ましい宿泊施設はなんですか?シティーホテル、サーキットに近いホテル、それともバドックに近い自分のモーターホーム?
    サーキットに近いホテルが理想的だね。もっと素晴らしいホテルが都心にはあrかもしれないけど、地元のホテルが最も便利だね。たいていは、あまり早起きしなくていいからね!

    ホテルの部屋に用意されてないければならないものはなんですか?あるいは、常に家から持ってくる贅沢品はありますか?
    いつもラップトップとiPodを持ってくるよ。

    レース週末は友達や家族をもてなすのは楽しいですか?
    ここモナコのようなレースに友達を連れてくるのは素敵なことだ。僕の家族はシーズンのいくつかのレースに訪れるし、彼らが僕の近くにいるのは良いことだね。でも、彼らは僕のルーチーンにあわせなければならないし、実際は彼らをもてなす時間はないんだ。

    金曜日と土曜日の夜に社交活動をしますか?
    たいていはホテルか地元のどこかで食事をするんだ。次の日マシンに乗らなければならないので、遅くまで外出するのは重要なことではない。

    特にどんなドライバーと一緒にいますか?
    たくさんのドライバーと仲がいいよ。でも、僕たちはみんなとても忙しいから、実際は一緒にぶらぶらして過ごす時間はないんだ。時々、ロバート・クビサやジャンカルロ・フィジケラとカードをして遊ぶんだ。それはいつも楽しみだね。

    ナイトライフで好きなレースは?
    モントリオールはいつも特別なレースだし、ダウンタウンのレストランに行くのは最高だ。親しみやすい都市だし、街の人々はグランプリを愛している。

    これまでのグランプリで最高の外出はなんですか?翌朝、寝坊したことはありますか?
    寝過ごして、トラックに遅れたことはないと思う。その日の午後の遅くにレースをするので、そんなに寝坊するのは難しいよ!特に夜に大騒ぎしたレースは思い出せない。

    レースのある日曜の朝食はなんですか?
    コーヒーとシリアルとオレンジジュースだね。

    レース週末には、どれくらい飲みますか?なにを飲みますか?
    水をたくさん、3〜4リットルくらい。マシンをドライブしているときに失う栄養素を補充するために無機塩もとるね。

    日曜のレースの朝はどのよう過ごしますか?
    うまく準備して、レースに備えるようにトラックでは穏やかな午前中を過ごそうとしているよ。たいてい普段はチームのゲストに挨拶をするなど、チームの仕事をしている。その後はウォームアップのためにマッサージを受け、チームのモーターホームをぶらぶらしながら集中力を維持する。

    日曜日の朝はどうやってサーキットに来るのが好きですか?自分で運転しますか?
    うん、いつもは自分の車で来るのが好きだ。それが不可能なときがある。だから別のプランを考える。モナコでは、ホテルがトラックの反対側にあったのでボートで来たよ。

    レース前の1時間はどのように過ごしますか?迷信やレース前の儀式が幸運をもたらすのでしょうか?
    リラックスして快適にレースの準備をするためにマッサージをしてもらう。ほとんどのドライバーと同じように、僕にも迷信がある。よいレースをしたときのルーチンを繰り返すとか、そういったことだけどね。

    お守りを持っていますか?
    特に持っていないよ。

    フォーメーション・ラップを待つ間、グリッド上で平静に待機するために何をしますか?
    レース前に冷静さを保つのが難しかったことはない。僕はだいたいとてもリラックスした人間なので、集中さえすればいいんだ。

    レース後はどのように緊張をほぐしますか?
    家族や友人と一緒に過ごすね。

    レースがうまく行かず早くリタイヤした場合、できるだけすぐに立ち去りたいですか、それともレースの残りを観戦しますか?
    残ってチームをサポートしたいので、早く帰ることはない。それに何が起こったのか知る必要がある。だからレースの残りを観戦するよ。

  • ルノー、開発のジレンマを認める

    ルノー、開発のジレンマを認める

    ルノーは、今年のマシンの改善と来年のマシンの開発とのリソースの配分でジレンマに直面していることを認めた。

    2009年のF1レギュレーションの根本的な改革によって、ホンダのようないくつかのチームは、2009年マシンに注力することを決定している。

    しかし、今年の順位のために戦っているルノーのようなチームにとって、リソースをどこに置くべきか選択することを簡単ではない。

    ルノーのエンジニアリング・ディレクターであるパット・シモンズは、そのジレンマに直面していることを認めた。

    「昨年の我々のような、2位にはなれないが、4位に落ちることもない確実な3位ならば、次の年へ注意を向けることを考えることができる。今年の我々がしているように戦っている場合は、開発を維持しなければならない」

    「すべてが来年のマシンに適用できるなら、開発を続けることは間違いではない。残念ながら今回、来年のマシンに適用できることはごく僅かだ。来年のマシンは、非常に違った生き物だ。空力ルールは完全に異なり、KERSシステム、スリックタイヤ、多くのことがかなり異なるマシンになる。だから早い時期にスタートすることがよりいっそう重要になる。」

    「そして、我々にとって、そうすることは非常にハードなことだ。我々は大きなチームだが、2つの主要なプロジェクトをハンドリングできるほど大きくはない。今年苦労している人々、例えばホンダは、我々ができるよりも多くの努力を来年に押し込んでいる。我々は、来年、体制をわずかに改変するかもしれない。」

  • ヤルノ・トゥルーリ、「思っている形で運転できなかった」

    ヤルノ・トゥルーリ、「思っている形で運転できなかった」

    ヤルノ・トゥルーリは、モナコGPをノーポイントで終えた。天候が目まぐるしく変わったモナコGP。トゥルーリは、トヨタ TF108のグリップに問題があったとモナコGPを振り返った。

    モナコGPでは13位よりもいい結果を期待していたはずですよね?
    「当然ながら我々はもっといい結果になると考えていた。この結果はがっかりだったが、とにかく状況が我々に都合良く進まず、難しいレースだった。レース序盤、私がトップ6を争っていた時はそれほど問題なかったが、1回目のピットストップの後、レースの流れが我々から遠ざかり始めたんだ。モナコを走るのは楽しいから残念だった。大抵の場合は上手くいくのに、今回は計画通りに進まなかった」

    コース状況の変化がどんな風にあなたに影響したのか、説明してもらえますか?
    「スタンダード・ウェットタイヤでレースを始めたが、雨が降り続けたためグリップが全くなくなり、コースは非常にドライブしにくい状況になった。そこで我々はエクストリーム・ウェットタイヤに交換することに決めたんだ。最初のうちはこれが非常に上手く行き、速く走ることができた。相変わらず渋滞の中でタイムを失っていたものの、何度か良い形で追い抜きもできたしね。だがその後雨がやみ、サーキットがスタンダード・ウェットタイヤに適した状況になっていくと、エクストリーム・ウェットタイヤで走行を続けるのが難しくなった。そこで元々予定されていた1回目の燃料補給のためピットインした際にスタンダード・ウェットタイヤに戻したんだ。でもその時点で既に私はかなりのタイムを失っていた。たとえ自分が速くとも、モナコでは追い越しが不可能だからね。その後もコースはどんどん乾いていき、最後はドライのオプションタイヤも使える状況になった。そのタイヤを履いたレース終盤、私は何周かかなり速いラップタイムを叩き出したが、既に手遅れだった」

    レースの週末の最初の段階に話を戻しますが、フリー走行ではあなたに何が起こったのでしょう?
    「木曜日の午前中の走行で私はミスを犯し、ポルティエコーナーの出口の壁にクルマをぶつけてしまった。軽く当たっただけだったが、それでもサスペンションが壊れてしまった。2回目のセッションではメカニカルトラブルに見舞われ、そのせいで走行を止めなければならず、縁石でダメージを受けたクルマのフロアの一部を交換した。このクルマの修復作業のためにかなり走行時間を失ってしまった。全体的に言って、木曜日はクルマに対し十分な自信を持つ事ができず、土曜日の午前中になっても幾分苦しんでいた。全般的にタイヤが路面に食いつく感触やグリップが得られなかったんだ」

    それが予選での走行にも影響したのでしょうか?
    「もちろん私はなんとか予選第3セッションに進出し、最善を尽くした結果8番グリッドを得たわけだが、“モナコではこんな感じで走りたい”と自分で思っている形では運転できなかった。私が抱えていた様々な問題は全てグリップに関わるもので、自分が望むようなフィーリングをクルマから得ることができなかった。それでも一定レベルで戦う事ができたが、100パーセント満足はしていなかったし、望んでいた程プッシュする事もできなかった。そしてモナコではちょっとでも自信を失ったりすれば、コンマ2〜3秒は失うことになるんだ」

    予選第3セッションに進出し、8番グリッドを獲得した事は嬉しかったですか?
    「第3セッションに進めたのは嬉しかったと言っていい。クルマの中の私は望んでいたような自信を手にできなかったものの、とにかく自分をプッシュし、そしてなんとかやり遂げたんだ。自分のラップにはハッピーだったし、結果にも満足していた。いいパフォーマンスができたと思うし、8番グリッドというのはレースをスタートするにはいい位置だったとも思う。レースでの私はかなりいい戦略を手にしていたので、本当ならポイントが獲れていて不思議はなかったはずだが、残念ながら今回の日曜日の天候が我々の足を引っ張ってしまった」

    カナダに向けて、どんなことを考えていますか?
    「モントリオールは足を運ぶのにいい場所だし、いつ行っても心地よい雰囲気がある。モナコは例年のことながら1回限りの特別なレースで、一方でモントリオールのサーキットはモナコとは大きくレイアウトが異なる。カナダでは遥かにダウンフォースを削ることになるし、またブレーキが特に重要な要素になる。直近のポールリカールでのテストでは、カナダ用に幾つかテストを行う予定だったが、残念ながら最終日は雨にたたられてしまった。もちろんチームには前年までのレースデータがあるので大丈夫だが、ただし丸一日使ってテストをこなし、カナダに向けて準備ができていればもっと良かったね」

    モナコで起こった事を気にしていますか?
    「それほどでもない。なぜならモナコは唯一無比の場所だし、日曜日の午後の状況はかなり特異だったからね。だからカナダで我々が同じような問題を抱えるとは思わない。レース序盤に雨が降っていた際も我々はかなりいい位置にいたわけだから、落ち込む必要はないし、私はいつも通り期待を胸にしつつカナダに赴くつもりだ」

  • Honda Racing F1 Team、ISO14001 認証を取得

    Honda Racing F1 Team、ISO14001 認証を取得

    Honda Racing F1 Teamは、5月27日に、イギリス・ノーサンプトンシャー州ブラックリーにあるチームのファクトリーが、ISO14001 認証を取得したことを発表した。F1チームの取得は今回が初めてとなる。

    この取得は、チームが環境問題改善に向けて取り組む「earthdreams プロジェクト」を展開する中、チームの強い意志を示すものとなった。
    ISO14001 は環境マネジメントシステム(EMS)に関する国際規格。この認証の取得により、チームは、国際的な審査基準を満たす環境マネジメントシステムを構築できた。2005年からISO14001 認証取得に向け、まず、チーム内において、環境マネジメントに関する理解を進めてきた。現在は具体的な目標を設定し、CO2 排出量の削減に取り組んでおり、今後HondaRacingF1.comで達成状況を報告していく。

    またチームは現在、earthdreams プロジェクトを通じ、F1開催国を中心に、環境問題改善に向け支援を行っている。earthdreams の取り組みに賛同いただいている他のプロジェクトも数多く、支援対象については、徹底したチームの審査を経て今後さらに増えていく予定だ。

    チームのオーナーであるHondaは、CO2 排出量削減に向け、世界規模の取り組みを行い優れた実績を誇っている。当時、どのメーカーも適応不可能といわれた米国マスキー法排ガス規制に、1972年、CVCCエンジンを搭載した「シビック」が、世界中のメーカーに先駆けて合格第1号となった。Hondaの燃料電池車FCXは、水素をエネルギー源とし、排出ガスはゼロという究極のエコカーだ。2007年末には新型車「FCXクラリティ」が発表された。現在、Honda車の85%はリサイクル可能である。

    ニック・フライ Honda Racing F1 Team CEO
    「ISO14001 認証をF1チームが取得することは簡単ではない。しかし、我々はearthdreams プロジェクトのパートナーと共に、環境に及ぼす影響をできる限り小さくする努力が重要であると考えている。今回の認証取得は小さな一歩にすぎず、これから改善していく余地はまだあるが、我々の努力がISOに認められ、この厳しい基準を1回でクリアできたことは非常に喜ばしいことだ。F1のような大きなプレッシャーの中でも、環境問題改善への取り組みを両立できることがわかった。一般的な認識と反して、レースやテストで使用する燃料はCO2 排出量に換算すると全体の約1%にすぎない。大部分はファクトリーでの電力消費、スタッフや機材の航空輸送によるものだ。そのため燃料消費を減らすといってもそう簡単にできることではないが、F1マシン開発に注ぎ込む技術や創意工夫を、CO2 排出量の削減に活かしていきたい」