ブログ

  • 佐藤琢磨、「テストは本当に楽しかった」

    佐藤琢磨、「テストは本当に楽しかった」

    トロ・ロッソでの1日半にわたるテストを終え、佐藤琢磨がバルセロナでのテスト走行を振り返った。

    9月のヘレスでは、午後からの雨によりわずか3時間の走行に終わった佐藤琢磨。再びトロ・ロッソのコックピットに戻った今回は、両日とも天候に恵まれ、合計で200周もの周回を重ねた。

    初日には全体のトップタイムをマーク。午前中のみの走行となった2日目も、トロ・ロッソのマシンをドライブした3名の中で最速タイムを記録し、全体の2番手タイムでセッションを終えた。

    佐藤琢磨は、今回のテストを楽しんだと語る。

    「テストは本当に楽しかったし、マシンに戻ってこれて嬉しかった」

    「9月のテストは、午後に雨が降って3時間しか走行できなかったので少し残念だった。でも、今回のテストはうまく晴れてくれた。7ヵ月ぶりに丸一日ドライビングをしたし、全部で200周を走破できた」

    「クルマは、本当に良く動いてくれたし、ドライブするのは最高の気分だった。チームとの仕事も楽しかったし、エンジニアがどのように働くかをみることも非常に興味深いことだった。僕にとって、素晴らしい経験でありチャンスだった。スクーデリア・トロロッソ・チーム、そしてレッドブルとMr.マテシッツに心から感謝したい」

  • デ・ラ・ロサ、2009年のフォース・インディア移籍が決定か

    デ・ラ・ロサ、2009年のフォース・インディア移籍が決定か

    18日(火)のバルセロナテストで、フォース・インディアのテストに参加したペドロ・デ・ラ・ロサ。彼の母国スペインでは、既に2009年にフォース・インディアでレースをする契約がサインされたと報じられている。

    マクラーレンのテストドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサは、真っ白なレーシングスーツを着用し、スポンサーロゴを黒のテープで隠したヘルメットを着用してフォース・インディア VJM01をドライブした。

    フォース・インディアは、2009年以降、マクラーレンのノウハウ、KERSシステム、ハイドロリック、トランスミッション、そしてメルセデスエンジンを利用することが決定している。この契約が発表された時点から、デ・ラ・ロサが2009年のフォース・インディアのシートを獲得するとの噂が広まっている。

    報道によると、デ・ラ・ロサの契約は、2〜3週間以内に発表されるとされ、デ・ラ・ロサは、ジャンカルロ・フィジケラのシートに座るとされている。

    しかし、デ・ラ・ロサは、これらの憶測に対して、沈黙を貫いている。

    「今回、フォース・インディアでテストをすることにとても満足している。マクラーレンに感謝している」

    「興奮しているけど、今回のテストは何も意味しない。何も言うことはないし、失うことはなにもない」

    「現時点で、これはただの2日間のテストだし、それ以上はない。僕はマクラーレンと契約が合うし、今回のテストを許可してくれた彼らに感謝している」

    「これまで、誰も僕となんの約束をしていないよ」

  • F1バルセロナテスト2日目:ベッテルがトップタイム、琢磨は2番手

    F1バルセロナテスト2日目:ベッテルがトップタイム、琢磨は2番手

    F1バルセロナテスト2日目のセッションが18日(火)、スペインのカタロニアサーキットで行われた。

    2日目のトップタイムを記録したのは、レッドブルへシートを移したセバスチャン・ベッテル。午前中にマシン後方から出火するトラブルに見舞われたベッテルだったが、70周を走行し、1分19秒751というタイムを記録した。

    2番手タイムは、佐藤琢磨が記録した1分21秒017。佐藤琢磨は午前中のみのテストであったが、4時間で79周を走行して、堂々タイムシートの2番手に名を刻んだ。

    3番手タイムは、午後に琢磨からシートを受け継いだセバスチャン・ブルデーの1分20秒034。2008年にトロ・ロッソで18戦を戦ったブルデーだけあって、40周の走行で佐藤琢磨に100分の2秒以内のタイムを叩き出した。4番手タイムには、もう一台のトロ・ロッソ STR3を駆るセバスチャン・ブエミが記録した。

    2009年のシートをかけて1日半のテストを行った佐藤琢磨は、その間、同じトロ・ロッソSTR3に乗るセバスチャン・ブエミ、セバスチャン・ブルデーにタイムを破られることなく、その義務を終えたことになる。2009年シート獲得に向けて、期待できるパフォーマンスを披露してくれた。

    5番手タイムは、マクラーレンのゲイリー・パフェットが記録。昨日、共にマクラーレンでテストを行ったテストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、この日は、フォース・インディアのマシンに乗り込みテストを実施。2009年にフォース・インディアのシートを獲得するとの憶測を広めた。

    ホンダは、ジェンソン・バトンとルーカス・ディ・グラッシがテストを担当。2009年レギュレーションに合わせたフロントウイングを装着したバトンは、8番手タイムを記録。一方、2009年のシートを狙うルーカス・ディ・グラッシは、100周を走行し、10番手につけた。

    また、この日はフェラーリが初めてKERSシステムを搭載したマシンで走行を行った。ルカ・バドエルはKERSを搭載したマシンで116周の走行を行い、12番手タイムを記録した。

    バルセロナテストは、明日で最終日を迎える。

    バルセロナF1合同テスト2日日 (2008年11月18日)

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分19秒751 70
    2 佐藤琢磨 トロ・ロッソ 1分20秒017 79
    3 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分20秒034 48
    4 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分20秒223 99
    5 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒340 70
    6 ロバート・クビサ BMW 1分21秒521 76
    7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分21秒525 113
    8 ジェンソン・バトン ホンダ 1分21秒770 110
    9 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分22秒073 58
    10 ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ 1分22秒283 100
    11 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分22秒348 85
    12 ルカ・バドエル フェラーリ 1分22秒425 116
    13 マルク・ジェネ フェラーリ 1分22秒772 31
    14 ニック・ハイフェルド BMW 1分23秒945 81
    15 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ルノー 1分23秒250 37
    16 ペドロ・デ・ラ・ロサ フォース・インディア 1分23秒499 86
  • セバスチャン・ブエミ、「F1シートに値することを証明する必要がある」

    セバスチャン・ブエミ、「F1シートに値することを証明する必要がある」

    セバスチャン・ブエミが、F1シート獲得へ向けての意気込みを語った。

    セバスチャン・ブエミは、バルセロナで佐藤琢磨、セバスチャン・ブルデーと2009年のトロ・ロッソのF1シートを争っている。

    初日のセッションでは、佐藤琢磨に次ぐ2番手タイムを記録したセバスチャン・ブエミ。トロ・ロッソのシートを獲得するためには、速さをみせ、F1のシートに値することを証明する必要があると語る。

    セバスチャン、今回のバルセロナテストは、来シーズンのレースシートのためのチケットになるかもしれません。挑戦するための準備はできていますか?
    そう願っているよ! 僕はベストを尽くしているし、チームとできるだけ密接に作業をして、出来る限り速く走ろうとしている。月曜日は、予定していた全てを行うことができて、本当に良い1日だった。そして、残りのテストを楽しみにしている。今回のテストが僕の将来にとって、どれだけ重要かはわかっているけど、それについて考えることは巧妙なやり方ではない。考えても、最終的に何かがわかるわけではないしね。だから、すっきりした頭でいたいし、ただ最高のパフォーマンスをしたい。

    2つのコックピットが空いていて、3名のドライバーが争っています。あなたは20歳で若いですが、あなたの競争相手は多くの経験を持っています。あなたはチームに何を持ち込むことができると考えていますか?
    僕は若いし、手早く学んでいる。現在、すべてのチームが経験豊富なドライバーと若手ドライバーを持とうとしていると思う。例えば、ルノーのようにね。ここ最近で示されているのは、若い人が結果を出すのにあまり時間は必要ないということだ。過去はそうではなかった。結果を望むなら、経験のある誰かの方が良いという考えがあった。最近は、若いドライバーがすぐに結果を出せることが証明されている。チームは決定する前にすべてのことを分析するだろう。そのあとにわかるさ。

    トロ・ロッソは、若手ドライバーのセバスチェン・ベッテルとほんとうにセンセーショナルなシーズンを送りました。それはあなたのシートへの道を開く助けとなりますか?
    確かに僕に不利にはならない。僕は良い仕事をしようとしているし、彼が今シーズン成し遂げたことを再現したいと思っている。また、彼から出来る限り多くのことを学ぼうと試みている。僕たちはレッドブルファミリーの一員だからね。

    あなたはSTR3に慣れていますが、テストの進行についてどのような印象を持っていますか?トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーに納得してサインさせるために十分だと思うますか?
    僕が分かっているのは、僕が速くなければならないということだ。彼はチームのためにベストな組み合わせを望んでいるし、それはとても普通のことだ。彼に僕がその場所に値することを証明する必要がある。速くなければならないし、集中する必要がある。僕が良い結果を届けられることを示唆するために何でもしなければならない。僕がどれだけシートが欲しいかを彼に示す必要があるんだ。そして、僕はそれが本当に欲しいんだ!

    チームは彼らのドライバーラインナップについていつ決定しますか?彼らはあなたにヒントを与えましたか?
    いいや、彼らは何も僕に伝えてはいないよ。どれくらいかかるかはわからない。困難な状況だけど、僕は今回のテストだけを考えるつもりだし、最終的に良い仕事をすることが重要なので、何が起こるかについては考えていないよ。

    もしシュートアウトがうまくいかなかったら、2009年は何をするつもりですか?
    GP2でもう1シーズン過ごすと思う。もし2年目を過ごさなければならないなら、そうするつもりだ。もしそれが、F1に行くためになるならね。僕にできる全てのことをするつもりだ。

    もし成功したら、あなたは長い間で初めてのスイス人F1ドライバーになります。そのことは奮い立たせますか?
    長い間、F1にはスイス人ドライバーがいなかったので、それは素晴らしいことだと思う。でも、F1シートに着くために120%集中しているから、正直なところ、特別なモチベーションは必要ないよ!

  • 佐藤琢磨、午前中の最速タイムでトロ・ロッソのテストを完了

    佐藤琢磨、午前中の最速タイムでトロ・ロッソのテストを完了

    佐藤琢磨が、バルセロナでトロ・ロッソの2日目のテストに参加。与えられた午前中の枠で最速タイムを記録しテストを完了した。

    初日にトップタイムを記録した佐藤琢磨。2日目は、午前中に琢磨が走行し、午後からはセバスチャン・ブルデーにシートを引き継ぐことになっている。

    79周を走行した佐藤琢磨は、午前中のセッションを終えた時点での最速タイムとなる1分20秒017という結果を残した。昨日のタイムよりコンマ7秒向上させ、2番手タイムを記録したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)にコンマ3秒差、また同じSTR3に乗るセバスチャン・ブエミにコンマ5秒差をつけてバルセロナでのテストを完了した。

    午後からは、2008年のトロ・ロッソのレースドライバーで、琢磨の実質的なライバルとなるセバスチャン・ブルデーが同じクルマに乗り込み走行を行う。セバスチャン・ブルデーがどの程度のタイムを出すかはわからないが、琢磨は与えられた時間の中で、常にもう一台のSTR3をドライブするセバスチャン・ブエミを上回るパフォーマンスをみせた。

    2009年のトロ・ロッソのシート獲得に向け、チームに好印象を与えたことは間違いないだろう。

    バルセロナF1合同テスト2日目 午前セッション

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 佐藤琢磨 トロ・ロッソ 1分20秒017 79
    2 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分20秒411 13
    3 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分20秒553 65
    4 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒340 30
    5 ロバート・クビサ BMW 1分21秒521 51
    6 ジェンソン・バトン ホンダ 1分21秒770 59
    7 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分21秒871 69
    8 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分22秒073 44
    9 ルカ・バドエル フェラーリ 1分22秒425 69
    10 ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ 1分22秒492 59
    11 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分22秒520 39
    12 マルク・ジェネ フェラーリ 1分22秒889 22
    13 ニック・ハイフェルド BMW 1分23秒080 47
    14 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ルノー 1分23秒250 37
    15 ペドロ・デ・ラ・ロサ フォース・インディア 1分23秒499 46
  • フェラーリ、KERS搭載マシンをテスト(バルセロナテスト2日目)

    フェラーリ、KERS搭載マシンをテスト(バルセロナテスト2日目)

    フェラーリは18日(火)、スペインのバルセロナで行われているF1合同テスト2日目にKERS搭載マシンを持ち込み、走行を行っている。

    初日はKERSのないマシンでテストを行ったフェラーリだが、2日目となるこの日、テストドライバーであるルカ・バドエルがドライブする暫定マシンF2008KにはKERSシステムが搭載された。

    バドエルのF2008Kの右リアには、KERS用と思われるユニットが取り付けられ、マシンには“HIGH VOLTAGE”のステッカーが貼られている。

    フェラーリのメカニックは、KERSの感電を防ぐためにゴム製の手袋を装着し、作業を行っている。

    フェラーリ KERS搭載マシンを初披露(画像)

    フェラーリ KERSシステム(画像) 画像 画像 ゴム手袋をはめて作業を行うフェラーリのメカニック

    関連:KERS

  • クリスチャン・クリエン、「2009年のBMWマシンは最悪のルックス」

    クリスチャン・クリエン、「2009年のBMWマシンは最悪のルックス」

    BMWザウバーのテストドライバーを務めるクリスチャン・クリエンは、昨日、バルセロナでテストしたBMWザウバーのマシンをこれまで見てきた最も醜いF1カーと表現した。

    「こんなにセクシーなクルマは見たことがないね」とテスト後のクリエンはジョークを飛ばした。「誰にとっても、かなり珍しく見えるよね」

    「僕にとってのこれまで見てきた中で最悪のルッスクのF1カーだ。ほんと馴染めないよ」

    「でも、慣れていくんだろうね。3月の開幕レースまでに多くの修正があるしね」

    初日にBMWザウバーがダウンフォースをかなり削減した2009年の空力構成で走行したとき、全ての視線がBMWザウバーに向けられた。

    非常にワイドなフロントウイングと狭いリアウィングは、魅力的なクルマには見えないが、ドライビングに関しては異なる問題だとクリエンは語る。

    「実際、かなり良く運転できた。見てのとおり、ラップタイムはすでにかなり良い。まだ冬の間にいくつか改善がある。基本的に、ダウンフォースはかなり少ないけど、スリックタイヤがそれをかなり補ってくれる」

    「特に低速コーナーでは、スリックタイヤではより多くのグリップが得られる。高速コーナーでは少しトリッキーだ。でも、今日の主な問題は低い気温だね」

    クリスチャン・クリエンは、まだ新しいスリックタイヤの温度をワーキングレンジに持ち込むのがとても難しいと語る。

    「基本的に初めてのスリックタイヤだ。現時点で、タイヤが改善されるかはわからないけど、ウォームアップに関しては、夏の時期でさえ、あまり良くないと思う」

    「スリックタイヤは確かに正しい方向性だ。レースカーはスリックタイヤでよりカッコ良くみえる。数年後、いくつかのチームにチャンスを与え、スピードを抑えるためにレギュレーションを変更をすることも重要だと思う。現在、僕たちは2秒失っているかもしれない」

    クリエンはまた、レギュレーション変更が、ドライバーが互いに接近して走行することを可能にするとは考えていないという。

    「これらのエアロダイナミクスであっても、まだ他のクルマの後ろにぴったり付いて運転することはできない。最初の数レースでわかるだろう。1コーナーでは、フロントウィングを失わないことが問題だ」

    「今朝は、縁石がかなり高い最終シケインでドライブできるか確信がなかった。でも、実際は問題なかったよ」

  • デ・ラ・ロサ、フォース・インディアのテストに参加

    デ・ラ・ロサ、フォース・インディアのテストに参加

    ペドロ・デ・ラ・ロサが、18日と19日の2日間、バルセロナでフォース・インディアのテストに参加することが明らかになった。

    スペインのテストに持ち込まれたフォース・インディアの2008年型マシンにはまだフェラーリのエンジンが搭載されているが、来年以降はマクラーレン・メルセデスと技術協力することが発表になっている。

    フォース・インディアのチームオーナーであるビジェイ・マリヤは、2009年もエイドリアン・スーティルとジャンカルロ・フィジケラの残留を宣言しているが、チームはまだ来年のレースドライバーラインアップを発表していない。

    ビジェイ・マリヤは、今後、ドライバーを含めたあらゆる領域でマクラーレンのアドバイスを受けることを認めている。

    デ・ラ・ロサは、F1で70戦以上を経験するベテランドライバー。ここ数年はマクラーレンのリザーブ兼テストドライバーを務めているが、グリッドに戻ることを希望している。

    デ・ラ・ロサは、すでにバルセロナにおり、17日(月)にはマクラーレンでKERSを装着した2008年のハイブリッドマシンであるMP4-23Kでテストを行っている。

    デ・ラ・ロサはまた、月曜日にフォース・インディアのメンバーと会い、彼のクルマ、ヘルメット、レーシングスーツのどこにスポンサーロゴを掲載するかを含めたテストの詳細を話し合った。

  • F1バルセロナテスト初日:佐藤琢磨がトップタイム!

    F1バルセロナテスト初日:佐藤琢磨がトップタイム!

    2008年シーズン後、初のF1合同テストが17日(月)、スペインのバルセロナにスタートした。注目の佐藤琢磨がトップタイムを記録した。

    2009年へ向けてのテストが本格的にスタートした。この日はトヨタを除く9チームが参加。各チーム、2009年マシンの開発プログラムや2009年のF1シートのトライアウト、テスト走行など、17名のドライバーが参加し、2009年シーズンへのスタートを切った。

    トップタイムを記録したのは、F1復帰をかけてトロ・ロッソのテストに参加した佐藤琢磨。121周を走行した佐藤琢磨は、この日唯一の1分20秒台である1分20秒763というタイム記録し、2番手タイムで同じくトロ・ロッソのシートを狙うセバスチャン・ブエミに約コンマ3秒の差をつけた。

    トロ・ロッソは2台とも2009年のレギュレーションにあわせたダウンフォースにスリックタイヤを装着して走行した。

    BMWザウバー F1.08B

    3番手タイムは、アレキサンダー・ブルツ(ホンダ)が記録し、ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)、ゲイリー・パフェット(マクラーレン)、ルカ・バドエル(フェラーリ)が続いた。マクラーレンはMP4-23K、フェラーリはF2008Kと名付けたテストカーをバルセロナに持ち込んでいる。

    BMWザウバーは、2009年のレギュレーションに合わせたエアロを装着した暫定マシン「F1.08B」を投入。2004年にウィリアムズ FW26に採用された“セイウチノーズ”を彷彿させるフロントノーズが特徴的なマシンで、ロバート・クビサが7番手タイムを記録した。

    ブルーノ・セナ 画像

    レッドブルは、5度のWRCチャンピオンであるセバスチャン・ローブがテスト走行を実施。現役F1ドライバーに交じってトラックを走行するのは初となるローブだったが、素晴らしい順応をみせ、ネルソン・ピケJr.を抑えて8番手タイムを記録した。

    ホンダは、ブルーノ・セナ、ルーカス・ディ・グラッシという2名の若手ドライバーをテスト。午前中はルーカス・ディ・グラッシが、午後はブラーノ・セナがステアリングを握り、F1マシンの感触を確かめた。ブルーノ・セナは15番手タイムでセッションを終えた。

    テストは明日も開催され、佐藤琢磨は午前中の走行を担当する。

    バルセロナF1合同テスト初日 (2008年11月17日)

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 佐藤琢磨 トロ・ロッソ 1分20秒763 121
    2 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソ 1分21秒071 117
    3 アレキサンダー・ブルツ ホンダ 1分21秒198 77
    4 ペドロ・デ・ラ・ロサ マクラーレン 1分21秒417 65
    5 ゲイリー・パフェット マクラーレン 1分21秒956 78
    6 ルカ・バドエル フェラーリ 1分22秒038 94
    7 ロバート・クビサ BMW 1分22秒341 56
    8 セバスチャン・ローブ レッドブル 1分22秒003 82
    9 ネルソン・ピケJr. ルノー 1分22秒560 80
    10 クリスチャン・クリエン BMW 1分22秒883 53
    11 ニコ・ヒュンケンベルグ ウィリアムズ 1分23秒794 86
    12 ヴィタントニオ・リウッツィ フォース・インディア 1分23秒794 86
    13 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分23秒832 88
    14 マルク・ジェネ フェラーリ 1分24秒177 32
    15 ブルーノ・セナ ホンダ 1分24秒343 39
    16 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ルノー 1分24秒908 32
    17 ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ 1分25秒512 48
  • ホンダ:ブルーノ・セナがF1走行(バルセロナテスト初日)

    ホンダ:ブルーノ・セナがF1走行(バルセロナテスト初日)

    ホンダは、17日(月)からバルセロナでのテストを開始した。

    ホンダは、今回のバルセロナテストで、2つのプログラムを実行する。ジェンソン・バトンとアレキサンダー・ブルツが、2009年マシンの開発に集中する一方で、チームは、ルーカス・ディ・グラッシとブルーノ・セナの評価も行うことになる。

    2人の若手ドライバーは、プログラムに慣れるために初日は半日ずつ走行をシェア。午前中はルーカス・ディ・グラッシが走行を担当。まずはクルマに順応するためにグルーブタイヤで走行し、残りのセッションはスリックタイヤで走行を実施した。

    昼食の後、ブルーノ・セナがF1マシンで初走行を行った。ディ・グラッシと同様、最初はグルーブタイヤで走行を行い、セッションの中盤からスリックに履き替えて周回を重ねた。

    アレキサンダー・ブルツは、フロントウイングをはじめ、来シーズンのための様々なエアロコンポーネンツの評価とスリックタイヤでの走行というメインのテストプログラムを開始した。

    明日からは、ジェンソン・バトンがブルツからテストを引き継ぎ、2日間のテストを行う。もう1台のRA108は、ルーカス・ディ・グラッシが明日フルでテストを行い、最終日となる水曜日はブルーノ・セナが終日テストを担当する。

    アレキサンダー・ブルツ

    アレキサンダー・ブルツ

    「スリックタイヤにするとコックピットからの眺めがずっと良くなるね! 僕はスリックタイヤでのドライビングスタイルを好むドライバーなので、ようやくレギュレーションが変更されたことを喜んでいる。まあ、もっと早く変更されていればこれでレースを走れたんだけど。今日のプログラムの主眼は、2009年用の空力コンポーネントをいろいろ試しながらタイヤに関するデータを収集することにあった。今後どうすればいいか、はっきりとした方向性が見えたので、今日の成果には満足している。今日は2人の若手の走りも見れたので良かった。どちらも非常に短時間でマシンを理解していたが、終日ドライブする明日、明後日でさらにどの段階まで進歩できるかが重要となる」

    ルーカス・ディ・グラッシ

    ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ バルセロナ

    「Hondaマシンでのテスト初日は有意義なものとなった。今日の半日のプログラムでは、終日ドライブする明日に備えてマシンの感覚をできるだけつかむことに重点を置いた。今日は僕が最初にコースに出ることになったが、今朝の路面はすごく『グリーン(路面がタイヤかす等でクリアでない状態)』で状態が良くなるまでにはしばらくかかった。スリックタイヤで走ったのは今回が初めて。マシンも初めて乗るもので、2008年と2009年仕様の空力パーツが混在していることもあって僕にとっては全く新しい経験だったが、すごく楽しめた。今日はユーズドタイヤを使い、低ダウンフォース設定で走って様々なセットアップを試したが、明日のテストは自分の力を確かめるさらにいい機会となるだろう」

    ブルーノ・セナ

    ブルーノ・セナ

    「初めて経験するF1テストの初日は、期待していた通り最高だった。すごく楽しい一日でもあった。今朝は、自分の出番に向けてできる限りの準備を集中して行った。無線を聞きながら、チームがどのように作業を進めるのかを見て学んだ。気持ちはかなり落ち着いていたが、ガレージから出て最初のラップで今回のテストの重要性を実感した。こんなチャンスはめったにないし、ずっと夢見てきたことだからね。ありがたいことに、チームは僕にセッティングを任せてくれた。2セット目の最後にはすごく気持ちよく走れるようになった。GP2マシンとはギアシフト、エンジンパワー、空力が全然違っていて、経験したことのない感覚をいくつも味わった。水曜日に違和感なく走れるようにするにはもう少し調整が必要だけど、現時点でも大体いい感じになっている。終日ドライブする明後日は当然、何もかもが重要となる。でも、今日の成果には大満足だし、さらに周回を重ねればもっと速く走れるようになると期待している。とにかく今日は最高の一日だった。チャンスを与えてくれたHondaチームには心から感謝している」