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  • ジョージ・ラッセル F1カナダGPスプリント予選「自分を疑ったことは一度もない」

    ジョージ・ラッセル F1カナダGPスプリント予選「自分を疑ったことは一度もない」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選でポールポジションを獲得した。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリを0.068秒上回り、メルセデスがフロントロウを独占した。

    今季開幕戦オーストラリアGPを制したラッセルは、その後アントネッリの勢いに押される場面もあったが、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで再び速さを示した。昨年、自身初優勝を飾ったサーキットで復調を印象づける内容となった。

    マイアミからの巻き返し
    マイアミGPでは苦戦を強いられたラッセルだが、カナダではFP1から好調を維持。スプリント予選では安定した速さを見せ、最後はアントネッリとの接戦を制してトップに立った。

    ラッセルは「マイアミの後だったので、もちろんすごくいい気分だ。でも、自分を疑ったことは一度もなかった。自分に何ができるかは分かっていたからね」とコメント。「マイアミはかなり特殊な週末だった。このサーキットは本当に素晴らしい。グリップが高くて、本物のF1マシンを運転している感覚がある」と語った。

    メルセデスF1のアップグレードが機能
    メルセデスは今回、当初は後半戦投入予定だったアップグレードパッケージを前倒しで投入した。マクラーレンとフェラーリがマイアミで投入したアップデートへの対抗策という側面もあり、改良型フロントウイングやフロア変更によって空力効率とブレーキング時の安定性向上を狙っている。

    スプリント予選ではメルセデス勢が2番手以下に約コンマ3秒差をつけてフロントロウを独占。新パッケージは早くも効果を発揮した形となった。

    ラッセルは「間違いなくすごくいい感触だ。チームはこれを前倒しで投入するために本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と評価。「マイアミではマクラーレンがかなり近く、フェラーリもそれほど遠くなかった。このサーキットではこのパッケージが本当に機能している」と手応えを語った。

    その一方で、「久々にP1へ戻れたことは嬉しい。でも、もちろん本当の焦点は明日だ」とも述べ、スプリント本戦へ視線を向けた。

    依然として課題となるスタート
    今季のメルセデスは予選ペースで速さを見せながらも、スタートで順位を落とす場面が続いている。ラッセルもその点を認めており、改善は進んでいるものの、まだ完全な解決には至っていないという。

    「この部分については進歩している。少しずつ前進しているよ。でも、『P1とP2から完璧なスタートを決める』なんて言うつもりはない」とラッセルはコメント。

    さらに、「ランド・ノリスがP3にいるし、彼らはスタートがいいからね。明日どうなるか見てみよう」と警戒感を示しつつ、「とにかく今日はいい初日だった」と締めくくった。

  • キミ・アントネッリ F1カナダGPスプリント予選「かなり酷いラップだった」

    キミ・アントネッリ F1カナダGPスプリント予選「かなり酷いラップだった」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選で2番手を獲得した。ジョージ・ラッセルとの差はわずか0.068秒。メルセデスがフロントロウを独占する結果となった。

    今季のアントネッリは、キャリア最初の3回のポールポジションをすべて勝利につなげるという史上初の記録を樹立している。今回もポール争いに加わったが、最後は僅差でラッセルに及ばなかった。

    ミスが重なったスプリント予選
    アントネッリはセッション後、自身の内容について厳しい自己評価を下した。SQ2でのミスに加え、SQ3では十分な準備を行わずにソフトタイヤでアタックへ入ったことで、タイヤ温度に苦しんだという。

    「正直に言えば、あのラップはかなり酷かった。セッション全体もまったくクリーンじゃなかった」とアントネッリは説明。

    「SQ2でミスをしてしまって、そこから少しリズムを崩した。それに、ソフトで準備ラップをせずに最初のアタックへ行く判断をしたけど、タイヤがかなり冷えていた」

    それでも、「全体的にかなり散らかったセッションだった。でも、それでもP2だし差もすごく小さい。ポテンシャルは間違いなくある」と前向きな姿勢を見せている。

    アップグレードへの高評価
    メルセデスは今回、改良型フロントウイングやフロア変更を含むアップグレードパッケージを投入。マクラーレン勢に対して約コンマ3秒のアドバンテージを築き、カナダの高速ブレーキング区間でも安定したパフォーマンスを見せた。

    アントネッリも新パッケージの効果を認めており、「アップグレードを投入したけど、それがしっかりパフォーマンス向上につながっていると思う」とコメントした。

    一方で、「パッケージについてはまだ理解を深める必要がある。バランスが少し変わったからね」とも語っており、さらなる改善余地が残されていると分析。「全体としては再び少し優位性を与えてくれているように見える」と手応えを口にした。

  • 2026年F1カナダGP:ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット&タイヤ戦略解説

    2026年F1カナダGP:ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット&タイヤ戦略解説

    2026年F1カナダGPは、モントリオールで初めてスプリントが実施される週末となる。舞台はセントローレンス川沿いのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで、例年より数週間早い時期に開催されることもあり、各チームは気温、路面変化、タイヤの温まりにこれまで以上に注意を払う必要がある。

    ピレリは今回、レンジの中で最も柔らかい3種類を持ち込む。C3がハード、C4がミディアム、C5がソフトに指定され、スプリントと決勝で異なる戦略判断が求められる週末になりそうだ。

    再舗装後の低摩耗路面と急速なトラックエボリューション
    ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは2024年に再舗装されており、路面は滑らかで摩耗性が低い。普段はF1開催週末以外にモーターレーシングで使用されないため、3日間を通じて路面状態は大きく変化し、各セッション内でもグリップが急速に向上していく。

    昨年は決勝日までグレイニングがタイヤに影響を与えたが、今年の新しいタイヤではその現象はより限定的になると見られている。路面コンディションの改善が進めば、金曜日の段階でグレイニングが解消される可能性もある。

    カナダグランプリ

    ストップ&ゴー特性がブレーキングとトラクションを左右
    全長4.361kmのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、14のコーナーと複数のストレートで構成される。最大の特徴はストップ&ゴー型のレイアウトであり、強いブレーキング時の安定性と、コーナー出口での最大限のトラクション性能が重要になる。

    実質的には市街地サーキットに近い性格を持つ一方で、オーバーテイクの機会もある。特に最終シケインへ向かうストレートエンドは勝負どころであり、その直前には1999年にデイモン・ヒル、ミハエル・シューマッハ、ジャック・ヴィルヌーヴが相次いでクラッシュしたことで知られる「ウォール・オブ・チャンピオンズ」が待ち構える。

    ソフトはスプリント向き 決勝は保守的な選択か
    モントリオールでは例年通り、天候も重要な要素となる。雨の可能性だけでなく、開催時期の変更により気温が通常より低くなる可能性があり、特に予選ではタイヤを適正作動温度まで引き上げる方法が大きな課題となる。

    3種類の中で最もウォームアップ性能に優れるのはソフトであり、1周のグリップでは最適な選択肢となる。そのため土曜日のスプリントでは有力な候補になり得るが、日曜日のグランプリではチームがより保守的なアプローチを取り、ハードとミディアムを中心に組み立てる可能性がある。

    マイアミで見られたように、決勝ではチームが慎重な選択を好む傾向がある。カナダGPでも今年は1ストップ戦略が再び優先される可能性がある。

    カナダグランプリ 2026年のF1世界選手権

    2025年は2ストップが最速 ハードが最も競争力を発揮
    2025年のカナダGPでは、1ストップを選んだのは主にグリッド後方からスタートしたドライバーに限られ、2ストップ戦略の方が速い結果となった。

    スタート時点ではミディアムとハードの選択がほぼ半々に分かれたが、最も競争力を発揮したのはハードだった。一方、ミディアムは初日より気温が高かった影響をやや受けた。終盤のニュートラライゼーション時には、4人のドライバーが最後のスプリントに向けてソフトを装着している。

    カナダGPは通算55回目 モントリオール開催は45回目
    今年のカナダGPは通算55回目の開催となる。現在のジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの開催は45回目であり、初期の大会はトロント近郊のモントランブランとモスポートパークで行われていた。

    最多勝はルイス・ハミルトンとミハエル・シューマッハの7勝で、ポールポジション記録も両者が6回で並んでいる。コンストラクターではマクラーレンが13勝で最多、フェラーリが12勝で続く。

    また、カナダGPはF1史上最長レースの記録も保持している。豪雨で中断された2011年のレースはジェンソン・バトンが制し、レース時間は4時間4分39秒に及んだ。この記録は、レギュレーションが変更されない限り破られることはない。

  • スーパーフォーミュラ鈴鹿:フェネストラズが逆転勝利 松下信治が2位表彰台

    スーパーフォーミュラ鈴鹿:フェネストラズが逆転勝利 松下信治が2位表彰台

    スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が5月23日(土)に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)が14番手スタートから逆転優勝を飾った。レース終盤に小雨が降り始める難しいコンディションのなか、タイヤ交換を引き延ばす戦略が的中し、大混戦を制した。

    序盤は各車がドライコンディションで周回を重ねていたが、終盤にかけて天候が悪化。路面状況が急速に変化するなかで戦略判断が分かれ、ピットタイミングが勝敗を左右する展開となった。

    フェネストラズは後方グリッドから着実にポジションを上げると、雨が落ち始めたタイミングでステイアウトを選択。この判断が大きくハマり、一気にトップへ浮上した。そのまま後続を抑え切り、劇的な逆転勝利を挙げた。

    2位には松下信治が入り、DELiGHTWORKS RACINに初の表彰台をもたらした。3位には22番グリッドからスタートした坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が続き、TOM’S勢がダブル表彰台を達成した。

    予選でポールポジションを獲得していた岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)は、運に恵まれず13位。野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)、笹原右京(REALIZE KONDO RACING)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)らはリタイアに終わる波乱のレースとなった。

    スーパーフォーミュラ第4戦鈴鹿 決勝結果
    1.サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    2.松下信治(DELiGHTWORKS RACING)
    3.坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    4.ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)
    5.チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)
    6.大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    7.太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    8.ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)
    9.ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)
    10.福住仁嶺(NTT docomo business ROOKIE)
    11.牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    12.阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    13.岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    14.Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    15.野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)
    16.小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    17.小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)
    18.小出峻(ThreeBond Racing)
    DNF.イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    DNF.野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    DNF.野中誠太(KCMG)
    DNF.笹原右京(REALIZE KONDO RACING)
    DNF.山下健太(KCMG)
    DNF.佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)

  • 佐藤琢磨 インディ500最終プラクティス5番手 「3勝目指して全力で頑張る」

    佐藤琢磨 インディ500最終プラクティス5番手 「3勝目指して全力で頑張る」

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が、2026年インディアナポリス500決勝前最後のプラクティス「ミラーライト・カーブデイ」で5番手タイムを記録した。75号車ホンダは226.244mphをマークし、決勝へ向けて安定したレースペースを示した。

    今年のインディ500で佐藤琢磨は12番グリッドからスタート。予選では本来狙っていた順位に届かなかったものの、決勝を見据えたマシンバランスには強い手応えを感じている。

    佐藤琢磨「3勝目指して全力で頑張る」
    佐藤琢磨は決勝へ向けての意気込みを語った。

    「今年のインディー500は、予選12番で4列目からスタートになります」と佐藤琢磨はコメント。

    「正直言って予選は自分たち失敗をしてしまって、もっともっと前の方からスタートしたかったんですけども、でも昨年よりもずっといい車作りができていますし、インディー500は長いので、最後まで全力でチーム一丸となって戦っていきたいと思います」

    「3勝目指して、今年も全力で頑張ります」

    “街全体がインディ500に向けてビルドアップしていく”
    カーブデーを前にしたメディアデーでは、佐藤琢磨はインディ500特有の空気感についても語った。

    「今日はメディアデーです。たくさんのインタビューをこなしてきました。インディー500は恒例なんですけども、プラクティスが最初の週にあって、その週末が予選なんですね」

    「それが終わって、月曜日と金曜日は走行があるんですけども、それ以外はコミュニティデーだったり、今日みたいなメディアデーだったり、パレードもあったりと、街全体がインディー500に向けてどんどんビルドアップしていく感じ。この感じがすごい楽しみですね」

    また、走行のない期間もチームにとって極めて重要な準備期間だと説明した。

    「実際にはプラクティスが終わって、この数日間というのはメカニックたちにとっては車を一応全部バラして、完璧な状態にチェックをして戻して、そういう意味ではすごい大事な時間ですし、ショートプログラムである僕たちはエンジンそのままなんですけども、他のドライバーたちは全員ここでまたフレッシュエンジンになるので、最後カーブデーと言われる調整日が金曜日にありまして、そこでシェイクダウンをして、最終確認をしてレースに挑むと」

    「この走らない時間、エンジニアたちは全てのデータを洗い出して、去年のデータと比べてベストなレースカーを作ってくれているすごく大事な時間なので、自分たちドライバーも毎日ずっと走ってきたからここで一回ちょっとリセットしてですね、精神的にも肉体的にもリフレッシュした状態で週末に挑みます」

    さらに、日本から駆けつけるファンへの感謝も口にした。

    「現地でたくさんの皆さんが応援してくれるんですけども、続々と日本からもですね、応援してくださるファンの皆さんが到着をしているみたいで、ちょっとね、明日の天気、カーブデーの天気少し怪しいんですけども、晴れることを祈ってますし、もし雨になってしまったとしても頑張って応援してください」

    「その祈りがね、きっと日曜日につながると思うので。自分としては本当にもうここまで来たらやることはやったので、あとはカーブデーで最後のセッティング2つあるんですけども、それを試して、車も良い方向に来てますし、調子も上がってきているので全力で頑張りたいと思います」

    ニューガーデン最速 ペンスキー勢が存在感
    最終プラクティスでは、2度のインディ500ウイナーであるジョセフ・ニューガーデンが228.342mphでトップタイムを記録した。23番グリッドからのスタートながら、レース仕様での強さを見せている。

    ニューガーデンは走行後、決勝へ向けた自信を口にした。

    「感触は悪くない。かなりいいと思う。でも今日は金曜日だ。本当に重要なのは日曜日なんだ」

    「シェルのマシンで日曜日に強くなければならない。チーム・シボレーは今月ずっと素晴らしい仕事をしてくれているし、レースが楽しみだ」

    ニューガーデンは、雨で短縮された月曜のポスト予選プラクティスでも最速を記録しており、決勝へ向けて高いレースペースを維持している。

    2番手にはエド・カーペンター・レーシングのクリスチャン・ラスムッセン、3番手にはデビッド・マルーカスが続き、ペンスキー勢とシボレー勢が上位を占めた。

    地元インディアナ州出身のコナー・デイリーは4番手。佐藤琢磨はホンダ勢上位として5番手につけ、ポールシッターのアレックス・パロウは6番手だった。

    また、ルーキー勢ではデニス・ハウガーが10番手で最速。月曜のクラッシュで負傷していたアレクサンダー・ロッシも走行に復帰した。

    セッション全体では33台合計で2169周を走行。唯一のイエローは、2022年インディ500ウイナーのマーカス・エリクソンによる右リアタイヤ脱落で提示された。

    インディ500決勝は日本時間5月26日に開催される。佐藤琢磨は2017年、2020年に続く自身3度目の栄冠を狙う。

    最終プラクティス結果
    1.ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー) – 228.342mph
    2.クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター・レーシング) – 227.474mph
    3.デビッド・マルーカス(チーム・ペンスキー) – 226.565mph
    4.コナー・デイリー(ドレイヤー&ラインボルド・レーシング) – 226.341mph
    5.佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) – 226.244mph
    6.アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング) – 225.986mph
    7.カイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル) – 225.917mph
    8.スコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー) – 225.642mph
    9.マーカス・アームストロング(メイヤー・シャンク・レーシング) – 225.322mph
    10.デニス・ハウガー(デイル・コイン・レーシング) – 225.187mph
    11.ロマン・グロージャン(プレマ・レーシング) – 225.151mph
    12.グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) – 225.058mph
    13.ジャック・ハーベイ(ドレイヤー&ラインボルド・レーシング) – 225.003mph
    14.スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング) – 224.917mph
    15.マーカス・エリクソン(アンドレッティ・グローバル) – 224.896mph
    16.リナス・ヴィーケイ(デイル・コイン・レーシング) – 224.706mph
    17.サンティーノ・フェルッチ(AJフォイト・レーシング) – 224.415mph
    18.ルイス・フォスター(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) – 224.334mph
    19.エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング) – 224.293mph
    20.パト・オワード(アロウ・マクラーレン) – 224.202mph
    21.カイオ・コレット(フンコス・ホーリンガー・レーシング) – 224.126mph
    22.フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング) – 223.890mph
    23.キフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ・レーシング) – 223.577mph
    24.エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング) – 223.571mph
    25.ライアン・ハンター-レイ(ドレイヤー&ラインボルド・レーシング) – 223.101mph
    26.ウィル・パワー(チーム・ペンスキー) – 222.946mph
    27.ノーラン・シーゲル(アロウ・マクラーレン) – 222.922mph
    28.ジェイコブ・エイベル(デイル・コイン・レーシング) – 222.922mph
    29.ミック・シューマッハ(プレマ・レーシング) – 222.723mph
    30.クリスチャン・ルンガー(アロウ・マクラーレン) – 222.455mph
    31.アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング) – 222.291mph
    32.スティング・レイ・ロブ(フンコス・ホーリンガー・レーシング) – 222.094mph
    33.キャサリン・レッグ(デイル・コイン・レーシング) – 222.018mph

  • ルイス・ハミルトン F1引退説を一蹴「契約はまだ残っている」

    ルイス・ハミルトン F1引退説を一蹴「契約はまだ残っている」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、F1から近く退く可能性を明確に否定し、今後もしばらくグリッドに残る考えを示した。

    41歳のハミルトンは、2025年にメルセデスからフェラーリへ移籍。加入初年度はタイトル争いに絡めなかったものの、2026年F1中国GPではフェラーリ移籍後初のグランプリ表彰台を獲得するなど、新レギュレーション下で前進を続けている。

    ハミルトン「慣れておいた方がいい」
    カナダGPを前に、来季以降の状況について問われたハミルトンは、引退説を明確に否定した。

    「契約はまだ残っているし、僕の中ではすべて100%明確だ。まだ集中しているし、モチベーションもある。自分がしていることを心から愛している」

    「僕はかなり長い間ここにいるつもりだから、慣れておいた方がいい。僕を引退させようとしている人たちがたくさんいるけど、そんなことは僕の考えの中にさえない。すでに次に何をするかを考えていて、今後5年間の計画を立てている。まだしばらくここにいるつもりだ」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ) カナダグランプリ

    フェラーリでの適応と模索
    ハミルトンの契約詳細は公表されていないが、その発言からは、フェラーリでの挑戦を短期的なものとは考えていない姿勢がうかがえる。

    直近では日本GPとマイアミGPで苦戦した後、カナダGPに向けてシミュレーター作業を行わない準備方法を選択。フェラーリもその判断を支持し、現行パッケージを最大限に引き出す方法を模索している。

    「僕はいつも、周囲の人たちにとってより良い同僚、より良いチームメイトになるにはどうすればいいか、自分自身からもっと引き出すにはどうすればいいか、そして一緒に仕事をするグループからもっと引き出すにはどうすればいいかを学ぼうとしている」

    「チームワークが本当に夢を実現する。これは本当のことだ。大きなグループの中には本当に多くの異なるエネルギーがあり、そのさまざまな部分に溶け込むには、かなり柔軟でなければならない」

    「自分のチームとは良い状態にいると感じている。もちろん、初期の問題や取り組まなければならないことは常にあるけど、僕は本当に満足している」

    フェラーリ移籍は、ハミルトンにとってキャリアの終章ではなく、新たなサイクルを築くための挑戦になっている。タイトル争いへの復帰にはまだ課題が残るものの、少なくとも本人に引退を考える気配はまったくない。

  • シャルル・ルクレール F1カナダGP初日「ブレーキにまったく自信がない」

    シャルル・ルクレール F1カナダGP初日「ブレーキにまったく自信がない」

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選を6番手で終えた。チームメイトのルイス・ハミルトンに後れを取ったルクレールは、週末を通してブレーキングに大きな問題を抱えていることを明かした。

    フェラーリはマイアミGPで導入したアップグレードの最適化を進めているが、ルクレールはコーナー進入時の不安定さに苦しみ、思うように攻め切れなかったという。

    「曲がれるか分からないままコーナーへ入っている」
    「正直、僕の側としてはこうなることはある程度予想していた。マシンにまったく馴染めていないんだ」

    「なぜか僕の側のガレージではブレーキにかなり苦しんでいる。そこを調べて、明日に向けて何か見つけないといけない。そうでなければ、とても長い週末になる」

    「今のところ最大の問題はブレーキだ。ブレーキングでは“そのまま真っ直ぐ行ってしまわないこと”を祈りながらコーナーに入っている状態なんだ」

    一方で、ブレーキ以外の部分については一定の手応えも感じていると語った。

    「それ以外は実際かなり悪くない。ルイスは今週末ずっと本当に速い。でも僕としては、とにかくブレーキのフィーリングを改善する必要がある」

    「何が起きているかについては、かなり明確な理解があると思う。ただ、それを明日までに修正できるかは別問題だ」

    「できる限り最善を尽くして対処していくしかないし、状況を好転させられるか見てみるよ」

    フェラーリF1は5-6番手スタート
    スプリント予選ではマクラーレン勢が2列目を独占し、フェラーリ勢は5番手ハミルトン、6番手ルクレールという結果となった。ルクレールにとっては、ブレーキングの問題をどこまで改善できるかが、残りの週末を左右する重要なテーマになりそうだ。

  • F1の“60:40構想”は2028年へ延期? 2027年はレース短縮含む妥協案を議論

    F1の“60:40構想”は2028年へ延期? 2027年はレース短縮含む妥協案を議論

    FIA(国際自動車連盟)が推進する2027年以降のF1パワーユニット規則見直しについて、早くも“妥協案”が議論されているようだ。2028年から内燃機関と電力の比率を「60:40」に変更する構想は維持しつつも、2027年はより穏やかな変更にとどめる方向で調整が進んでいるという。

    当初FIAは、2027年から燃料流量を増加させる一方で電動比率を引き下げ、現在の“50:50”構造を見直す方針を示していた。

    しかし、各PUメーカーやチーム側には依然として慎重論が強く、最終合意には至っていない状況だ。

    メルセデスとレッドブルのみが支持
    FIAは5月8日の会合後、「FIA、FOM、チーム、PUメーカー間で合意に達した」と説明していたが、その後の協議では足並みの乱れが表面化している。

    現時点で変更案を支持しているのはメルセデスとレッドブルのみとされる。一方、フェラーリはADUOシステムとの整合性を理由に懸念を示しており、アウディもコスト面から疑問視しているという。

    さらにAuto Motor und Sportによれば、PUメーカーだけでなく各チーム側も強い警戒感を抱いている。燃料流量を大幅に増やした場合、燃料タンク容量や冷却設計の変更が必要となり、新たなシャシー開発が避けられない可能性があるためだ。

    特に複数チームは、2026年用シャシーをベースに2027年も継続使用する前提で計画を立てていたとされ、追加コストは数百万ドル規模に達する可能性も指摘されている。

    2027年は“中間案”で着地か
    こうした反発を受け、FIAはすでに段階的な妥協案を協議テーブルに提示しているという。

    その案では、2027年は燃料流量の増加を“限定的”な範囲に抑え、既存シャシーや燃料タンクを大幅変更せずに済む仕様とする一方、レース距離を数周短縮することでエネルギーマネジメント問題を緩和する方向が検討されている。

    そして2028年から、本来FIAが目指していた「60:40」構成へ完全移行する二段階方式が有力視されている。

    “V10回帰”議論とも絡むFIAの思惑
    今回の議論の背景には、モハメド・ビン・スライエムFIA会長が進める“内燃機関回帰”の流れもある。

    FIA内部では将来的なV8・V10エンジン復活構想も取り沙汰されており、2026年レギュレーションで強化された電動依存を早期に修正したい思惑が透けて見える。

    ただし現実には、PUメーカーごとの開発状況や投資額の差が大きく、政治的な駆け引きはさらに激化している。今回浮上した“段階的妥協案”は、そうした対立を回避しながら次世代F1の方向性を探る現実路線とも言えそうだ。

  • ランス・ストロール F1カナダGPスプリント予選「タイヤが冷えすぎていた」

    ランス・ストロール F1カナダGPスプリント予選「タイヤが冷えすぎていた」

    ランス・ストロール(アストンマーティン)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選SQ1敗退について、赤旗後の最後のアタックでタイヤ温度を十分に上げられなかったことが原因だったと説明した。

    地元カナダGPでのスプリント予選となったストロールは、SQ1終盤の赤旗中断後にピットレーン先頭付近へ並び、最後のアタックに望みをつないだ。しかしタイヤを適正温度まで持ち込めず、18番手で敗退となった。

    ストロール「タイヤが冷えすぎていた」
    SQ1終盤はフェルナンド・アロンソのクラッシュによって赤旗中断。再開後は残り時間が極めて少なく、各車は慌ただしく最後のアタックへ向かった。

    ストロールはインタビューで、その状況が大きく影響したことを認めている。

    「最後のラップに向けてタイヤが冷えすぎていた。まあ、こういうこともある」

    アストンマーティンはストロールをできる限り前方でコースインさせたものの、短いアウトラップではタイヤを十分に作動領域へ持ち込めなかった。

    レース後に発表されたチームのプレスリリースでも、ストロールは同様の内容を語っている。

    「赤旗後の最後のラップに向けてコースへ出るため、できる限りのことはした。でもピットレーンで待機していたことでタイヤが冷えすぎていて、ラップタイムを改善することができなかった。時にはこういうこともある」

    「データを確認して、どこを改善できるかを見ていく。明日は少しでも前進できることを期待している」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) カナダグランプリ

    “まずは完走”を目標に
    今季のアストンマーティンは依然として厳しい戦いが続いており、カナダGPでもトップ10争いには加われていない。

    スプリントでどのような結果を望むかを問われたストロールは、「完走すること」と率直に答えた。

    母国レースで厳しいスタートとなったストロールだが、土曜日にはスプリントと通常予選の2セッションが控えており、巻き返しを目指すことになる。

  • フェルスタッペン F1カナダGPスプリント予選「ペダルから足が浮いていた」

    フェルスタッペン F1カナダGPスプリント予選「ペダルから足が浮いていた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選を7番手で終えた。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット特有の激しいバンピーな路面に苦しみ、RB22の挙動に強い不満を示した。

    フェルスタッペンはポールポジションを獲得したジョージ・ラッセルから0.5秒以上遅れを取っており、メルセデス、マクラーレン、フェラーリとの差を痛感するセッションとなった。

    「ペダルから足が浮くほど跳ねていた」
    フェルスタッペンは、マシンの乗り心地が極めて悪かったと説明し、特に路面のギャップとバウンシングに苦しめられたことを明かした。

    「別に驚いてはいない。マシンのフィーリングはあまり良くなかったし、コース全体のバンプでかなり苦労していた」

    「アクセルを踏み込めなかった。ペダルから足が浮いてしまうほどだったんだ。一貫性を持って走るのがすごく難しかったし、そこは調査しなければならない」

    「良くはなかった。もちろんスプリントではこの状態のままだ。でも、理解しなければならないことはいくつかあるし、予選までには少しでも改善していることを願っている」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) カナダグランプリ

    レッドブルはモントリオールで苦戦
    フェルスタッペンは終始マシンバランスに苦しみ、特に縁石を跨ぐ場面でRB22の不安定さが目立った。バンピーな路面への対応力不足は、カナダGP週末におけるレッドブルの大きな課題となっている。

    スプリントでは4列目からのスタートとなるが、レースペースとセットアップ変更によってどこまで巻き返せるかが焦点となる。