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  • フェルナンド・アロンソ F1引退判断は保留「今の成績では決断は難しい」

    フェルナンド・アロンソ F1引退判断は保留「今の成績では決断は難しい」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年シーズン限りで契約が満了するなか、2027年以降もF1を続けるかどうかについて、まだ決断していないと認めた。

    アストンマーティンはホンダとの新パートナーシップ初年度で苦戦が続いており、ドライバビリティ、ギアボックス挙動、エネルギーマネジメント、そして振動問題が課題となっている。カナダGPを前に、アロンソは現在の状況が長期的な判断を難しくしていると語った。

    アロンソ「もう1年やりたいかを感じる助けになるかもしれない」
    「正直なところ、それについては1分も考えていない」とアロンソはDAZNに語った。

    「まだチャンピオンシップ序盤のこの難しい状況があり、それを解決しなければならない。シーズン後半にはそうできることを願っている」

    「おそらく、それが僕の考えを少し開かせてくれて、もう1年やりたいと本当に感じるかどうかを助けてくれるかもしれない。今は自分のパフォーマンスがこういう状況なので、決断するのは難しい」

    カナダGPに大きなアップグレードなし
    アロンソは、モントリオールに大きなパフォーマンス向上をもたらすアップグレードは投入されていないと説明した。

    「パフォーマンスアップグレードはないので、ハンドリングに集中できる」

    「今後数か月で、エンジン面でも空力面でも異なるフィロソフィーが入ってくる」

    カナダGPでの見通しについて問われると、アロンソは「最初の数戦と似たようなパフォーマンスになると思う」と語った。

    クラック「ドライバーを守らなければならない」
    アストンマーティンのマイク・クラックも、チームの停滞がドライバーにとって精神的に難しい状況になっていることを認めた。

    「木曜、金曜、土曜、日曜と、彼らに同じ質問をすることになる」

    「彼らにとって、同じことを繰り返し、同じ答えを返し続けるのは難しい。我々は彼らをそこから守らなければならない。フラストレーションが積み重なっていくからだ」

    クラックは、カナダに投入された変更は小規模で、外からはほとんど見えないものにとどまると説明。より大きな空力アップグレードはシーズン後半にずれ込むという。

    「我々は巨大な前進を果たす必要がある」

    「そして、F1ではシーズン中に進歩することが難しいことも分かっている」

    「各レースで少しずつ改善していくことで、モチベーションを保つ必要がある」

    フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    ホンダも性能と信頼性の両面で課題
    ホンダのリードエンジニアである折原伸太郎は、性能と信頼性の両面でまだ課題が残っていると説明した。

    「マイアミでは、バッテリーの信頼性において重要な一歩を踏み出しました」

    「今はエネルギーマネジメントとドライバビリティの改善に集中しています」

    「今年のパフォーマンスを改善するために、内燃エンジンを改善し、フリクションを減らす必要があります」

    ニューウェイ体制の下で問われる修正力
    クラックは、体調不良やマネジメント変更の噂も出ているエイドリアン・ニューウェイの技術開発上の主導権についても言及した。

    「私はその判断を、エイドリアンと技術開発戦略を担当する人々の手に委ねている」

    アロンソの去就は、単なる年齢や契約満了だけでなく、アストンマーティンとホンダが2026年F1シーズン後半にどこまで状況を立て直せるかに直結している。本人が「今のパフォーマンスでは決断が難しい」と語ったことは、チームの改善が2027年の進路判断に直接影響することを示している。

  • 松下信治 スーパーフォーミュラ鈴鹿決勝2位「運を引き寄せた」

    松下信治 スーパーフォーミュラ鈴鹿決勝2位「運を引き寄せた」

    松下信治(DELiGHTWORKS RACING)は23日、鈴鹿サーキットで行われた2026年スーパーフォーミュラ第4戦決勝で2位表彰台を獲得した。

    予選13番手からスタートした松下信治は、天候の変化と2度のセーフティーカー導入という波乱のレースを生き残り、大逆転でチームに初表彰台をもらたした。

    レースでは1回目のピットストップで大きくタイムを失い、一時は15〜16番手まで後退。それでもスリックタイヤでステイアウトする戦略がハマり、終盤にはブラウニング、大湯都史樹を次々に攻略。フェネストラズに次ぐ2位でチェッカーを受けた。

    松下信治「切り替えたことが運を引き寄せた」
    松下信治はレース後、ピットでのタイムロスを乗り越えたことが結果につながったと振り返った。

    「今日のレースに関しては本当にいい内容だったと思います。ファーストスティント(スタート)で隣に太田(格之進)選手がいて、彼がすごい勢いで抜いていったんですが、その後ろの後ろぐらいについていって2台ぐらいパスして“ヨシヨシ”と思っていました。クルマのパフォーマンスもすごく良かったですね」

    「ただ、ピットで10秒とかそれ以上かかって、それで15、16番手まで落ちてしまいました。ただ、“(それが)僕らの実力なのかな”と思って、“15番手でも何か得るものがあるだろう”というふうに切り替えたことが運を引き寄せたのかなと今、思っています」

    松下信治(DELiGHTWORKS RACING) スーパーフォーミュラ

    「ロジックじゃなく勘だった」戦略判断
    終盤のスリックタイヤ継続という判断については、チームとのやり取りをユーモア交じりに明かした。

    「ストラテジーに関してはトムスさんとかとは違って、僕らのチームにはロジックなんて存在しなくて……もう勘です(苦笑)。エンジニアも“こうなったらこうする”みたいなシミュレーションができていなくて『どうする!? どうする!?』って言ってて、(ピット入口を通過する)直前になってエンジニアが『ボックス、ボックス』って言ったんですけど、もう遅かったんで(ピットに)入れなかったというのが事実です(笑)」

    結果的にその“勘”が功を奏し、松下信治は大荒れのレースで表彰台獲得に成功した。

    「レースには自信がある」24日の巻き返しへ
    松下信治は今回の結果が大きな自信になったと語り、24日に行われる第5戦へ向けて意気込みを見せた。

    「今日は本当に自信に繋がったレースでした。予選もあと少しでQ1を通れたかなというところだったんですが、前でコースアウト車両とかもあって……という言い訳が今日あったので、明日はまずはQ1通過という目標を掲げています」

    「そこでQ2に行けるともう一回新品タイヤを履けるんですよ。そうするとまたデータも増えていい循環になっていくので、それをやりたいなと思っています」

    「僕は基本的にはレースが強い方ではあるので、上位にいければいくほどポイントを獲れるので、明日頑張りたいと思います」

  • F1カナダGP スプリント予選:全22人ドライバーコメント

    F1カナダGP スプリント予選:全22人ドライバーコメント

    2026年F1カナダGPのスプリント予選がジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得した。

    2番手にはアンドレア・キミ・アントネッリが続き、メルセデスがフロントロウを独占。ランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールのフェラーリ勢が続く接戦となった。

    一方で、レッドブルはマックス・フェルスタッペンが7番手、アイザック・ハジャーが8番手に留まり、バンプの多い路面とマシンバランスに苦しむ一日となった。赤旗中断が相次いだFP1の影響も各チームに色濃く残り、スプリント本戦とその後の予選に向けて課題と収穫が入り混じる金曜となった。

    1番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「僕たちは明日のスプリントでポールポジションを獲得できたことをうれしく思っているが、これは週末全体の仕事のほんの一部に過ぎないことも理解している。ここには大規模なアップグレードパッケージを持ち込んでおり、それが最初からうまく機能しているのを見るのは良いことだ。ただ、今日はマクラーレンとフェラーリの両方からプレッシャーを受けたし、土曜と日曜も彼らがすぐ後ろにいることは分かっている。今季ここまでの大きな弱点のひとつがスタートだった。僕たちはその改善に集中してきたし、スプリントではその進歩を示すチャンスがある。もしスタートをうまく決められなければ、ライバルたちは必ずその隙を突いてくるだろう。今夜しっかり準備をして、今日の自信と勢いを週末の残りにもつなげたい」

    2番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今回のスプリント予選はあまりクリーンな内容ではなかった。SQ2ではミスをして芝生に飛び出してしまい、それで少しリズムを崩した。SQ3では準備ラップを行わないことを選択したが、その結果タイヤが最初のアタックで少し冷えていた。2回目のラップでは改善できたが、それでも完璧ではなかった。それでもP2はしっかりした結果だし、明日はもっと良い戦いができると思っている。ここには大規模なアップデートを持ち込んでいて、もっと理解を深める必要がある。明らかに高いポテンシャルがあり、その一部はすでに確認できている。今日のモントリオールでは僕たちにアドバンテージを与えてくれたが、週末を通しては他チームも絡む非常に接戦になるはずだ。明日のスプリントで何ができるか見ていきたい」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今朝の状況を考えれば、P3は非常に良い結果で、大きな巻き返しだった。僕たちはペース不足を心配していたし、クルマにもあまり自信が持てなかった。でも変更を加えたことで明確な前進が得られた。スプリント予選に向けて以前の仕様のフロントウイングに戻したことで、自信を取り戻せた。ラップ自体は悪くなかったし、もう少し見つけられたとは思うけど、トップとの差はそれほど大きくなかった。それは励みになる。難しい状況の中で素早く対応し、素晴らしい仕事をしてくれたチームを誇りに思う。アップグレードパッケージはうまく機能している。ただ、一部、特にフロントウイングについてはまだ時間が必要で、今後再投入する可能性もある。それでもクルマ全体は良かったし、今週末で初めてQ3のソフトタイヤで本当に自信を持てた。良い前進だし、ここからさらに改善を続けていく」

    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「P4には比較的満足している。特にFP1では赤旗や中断でかなり混乱していて、期待していたほど学習時間を得られなかった中で、出せるものは最大限引き出せたと思う。メルセデスは新パッケージで非常に強そうだし、さらにパフォーマンスを見つけて差を縮める必要がある。カナダ向けの新パーツを準備してくれたチームには感謝している。かなり大きなパッケージだったし、フロントウイングにはまだ取り組むべき部分がある。スプリント予選では、より快適に感じられた旧仕様を使うことになった。明日のスプリントで何ができるか見て、その後の予選に向けて最適化していきたい」

    5番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日はFPから本当に良い一日だったし、走っていてすごく楽しかった。ここ数週間、データ分析に本当に力を入れて取り組んできたが、それが成果につながって、セッションを通してクルマの感触は良かった。SQ1とSQ2はポジティブだったし、SQ3でもその流れを維持できなかったのは残念だった。今夜はさらに作業を続けて、クルマからもう少しパフォーマンスを引き出せる部分を理解したいし、明日また走るのを楽しみにしている」

    6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「僕にとっては難しいスプリント予選だった。今日はクルマにしっくりきておらず、特にブレーキバランスに関して違和感があったので、改善点を探る必要がある。何が起きているのかについてはかなり明確な考えを持っているし、スプリントまでに状況を好転させるために全力を尽くす」

    7番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は一日を通してクルマのフィーリングがあまり良くなかった。特にバンプのある区間では乗り心地にかなり苦しんでいた。そのせいで安定して走ることが難しかったので、そこは見直していく必要がある。FP1からスプリント予選にかけて期待していたような改善はできなかったし、もちろん明日のスプリントレースもこのセットアップで走ることになるので、理解を深める必要がある。それが予選までの改善につながることを期待している」

    8番手:アイザック・ハジャー(レッドブル)
    「予選の最初の2フェーズではかなり良い感触があったし、最終的にSQ3でも良いフィーリングを得られたので、最後のラップには満足している。ただ、プラクティスでソフトタイヤを十分に使えなかったので、参考になるデータが不足していた。マイアミで抱えていた懸念点には対処できていて、それは安心材料だが、依然としてバランス面で苦労していて、多くのタイムを失っている。グリップ自体はあるのに、それを活かし切れていない。このサーキットは僕たちに合っていないので、少し難しい週末になるかもしれない」

    9番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「今日のスプリント予選には満足している。予想以上にペースが良かったし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。今週末は新しいアップグレードを投入しているが、明らかにうまく機能している。このサーキットはルーキーにとって難しく、特にスプリント週末ではなおさらだから、このパフォーマンスには本当に満足している。SQ3ではまだ少し引き出せる部分があったと思うけどね。FP1は中断が多く、誰もまともなロングランができていないから、明日どうなるか正確には分からない。タイヤのデグラデーションは大きな要素になるはずだが、明日は楽しくなりそうだし、しっかり戦う準備はできている」

    10番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日は本当に良いスプリント予選だった。SQ2のラップはかなり良かったし、現時点でこのクルマが持っている力を最大限に引き出せたと思う。ここ数戦でしっかり前進してきているし、今季初めてSQ3に進めたのは、クルマ改善に向けた努力へのご褒美のようなものだ。ただ、トップ8とはまだ差があるので、明日はしっかり戦い、チャンスがあれば逃さないようにしたい」

    11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「FP1は僕側でかなり中断が多く、スプリント予選に向けた準備はスムーズではなかった。それでも一日を通してクルマの感触は良くなっていったし、全体として悪くないフィーリングだった。コンマ05秒差で逃したのはもちろん悔しい。特にこれだけ接戦のミッドフィールドではなおさらだ。ただ、ポジティブなのは再び競争力を見せられていることだ。明日のスプリントではまだ多くのことが懸かっている。今日の学びを活かし、引き続きプッシュして、良い方向に持っていきたい」

    カナダグランプリ 2026年のF1世界選手権

    12番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「今日はパッケージからもう少し引き出せたと思う。最後のラップは悪くなかったが、SQ3進出には足りなかった。週末序盤のこのサーキットはかなり汚れていて難しく、それがタイヤ温度にも影響していた。それでも、ここまでまとめ上げられた内容にはかなり満足している。現在の位置を考えれば、明日はトップ10争いに加わる現実的なチャンスがあると思う」

    13番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「FP1でほとんど走れなかった状態から始まったことを考えれば、スプリント予選では良い仕事ができたと思う。路面はかなり汚れていてグリップも低いので、クルマの中で時間を過ごし、周回を重ねて学んでいく必要がある。とても難しいセッションだったが、その中で多くを学べたし、プラクティスで起きた問題の後にクルマを準備してくれたチームにも感謝したい。明日はスプリントでさらに走行時間を得られるので、もっと良い仕事ができると思う。改善すべき点はいくつかあるし、予選に向けてさらに何かを見つけられるはずだ」

    14番手:エステバン・オコン(ハース)
    「今朝はかなり大きなクラッシュだったので、本当に運が良かった。たぶん明日は身体にくると思う。ダメージがフロントウイングだけで済んだのは、あの状況では最良の結果だった。クルマを走らせるのに少し苦労していて、縁石をうまく使えなかったし、全体的に硬すぎる感じがあった。クルマは少し改善できたが、明日の予選に向けてまだ確認すべき点は多い。僕たちは旧パッケージと新パッケージの両方、セットアップなどを理解しようと全力で取り組んでいるが、予想以上に難しい状況だ」

    15番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「正直、厳しい一日だった。アップグレードはもっと簡単に投入できて、すぐに前進になると思っていたが、実際にはそうならなかった。フリープラクティスではかなり苦戦し、ほとんど学べなかったし、スプリント予選に向けて大きな変更を行ったので、それが機能したかを確認する必要がある。グリップ不足とバランスへの自信のなさに苦しんでいたので、今夜しっかり分析したい。残念だが、これがスプリントフォーマットだ。これだけ中断が多いと、予定していたランプランの半分も完了できないし、アップグレードを持ち込んでいる状況ではなおさら厳しくなる」

    16番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「残念ながらターン3でフロントをロックさせてしまい、完全に乗客状態だった。あのインシデントまでは期待以上の位置で戦えていた。明日のスプリントともう一度の予選で何を学べるか見ていきたい」

    17番手:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    「今日は僕たちのパフォーマンスを最大限に引き出せたと思うし、それには満足している。スプリント予選に向けて良い変更を行えたし、SQ2進出にもかなり近づいていた。ただ最後は全員がもう一度ラップに入るには時間が足りなかった。明日は良いスプリントにして、予選と決勝に向けて良い形を作れればと思う。特に日曜は難しいコンディションになりそうなので、決勝に向けてできるだけ多くの学びを得ることが主な目標だ」

    18番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「赤旗後の最後のアタックに向けてできる限りのことはしたが、ピットレーンで待っていたことでタイヤが冷えすぎていて、タイムを改善することはできなかった。そういう日もある。データを見直して改善点を探り、明日は前進できることを期待している」

    19番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「カナダでの週末としては良いスタートではないし、SQ1敗退は予想していたものではなかった。今日は全体的に難しい一日だった。FP1は赤旗もあってスムーズではなく、やりたかった作業をすべて完了できなかった。僕たちはいくつかの面でかなり遅れているし、それは明日の予選までに改善しなければならない。これだけ後方からのスプリントは厳しいものになるが、できる限り多くを学び、状況を立て直したい」

    20番手:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    「今日は不運だった。最後の2周にすべてを懸けていたが、赤旗によってそれは実現しなかった。結果には表れていないが、それでも僕たちは前進していると感じている。今週末は異なるシャシーを含め、クルマにかなり多くの変更を加えた。それによって以前のレースとはかなり違う良い感触が得られている。まだ重要なセッションは多く残っているし、スプリント週末なので引き続きプッシュしていく」

    21番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「FP1での不運なインシデントによって一日が早く終わってしまった。週末残りに向けて走行時間が限られてしまったことで厳しい状況だが、今あるパッケージを最大限に活かしたい。かなり大きなダメージがあり、ギアボックスとPUの交換が必要だった中で、修復作業に取り組んでくれたガレージクルーには感謝したい。カルロスは良いスプリント予選を見せてくれたし、クルマ自体は良い状態にあるようだ。巻き返して、今週末はポイント争いができればと思う」

    22番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はほとんど走行できなかったので、本当にフラストレーションの溜まる金曜日だった。スプリント週末ではFP1が本当に重要で、競争セッション前に周回を重ねられる唯一の時間だからね。全体的にはクルマもペースもかなり良さそうだったし、今朝数周した中でもフィーリングは良かった。明日はキャッチアップを強いられることになる。このサーキットはかなり難しく独特なので、スプリントでの走り方は予選とは異なるものになる。午後の予選に向けて最も大きな前進をしなければならないが、まずは明日再び走り出すことに集中している」

  • マクラーレンF1代表 ピアストリのレッドブル移籍説に苦笑「完全にシリーシーズン」

    マクラーレンF1代表 ピアストリのレッドブル移籍説に苦笑「完全にシリーシーズン」

    マクラーレンのF1チーム代表アンドレア・ステラは、オスカー・ピアストリのレッドブル移籍説について「完全にシリーシーズンに入っている」と一蹴した。

    ピアストリは少なくとも2027年末までマクラーレンに残る複数年契約を結んでいるが、マックス・フェルスタッペンがレッドブルを離れる場合の後任候補として名前が挙がっている。

    ステラ「マクラーレンは最大限の安定を目指している」
    カナダGPの金曜日にメディア対応を行ったステラは、ピアストリとランド・ノリスの現ラインアップに強い満足感を示した。

    「反応はあなたの質問の中にあると思う。シリーシーズンと言っていたが、我々はすでに完全にそのシリーシーズンの中にいると思う」とステラは語った。

    「オスカーについて考えると、我々はこれ以上ないほど満足している」

    「コックピットの中では最高のオスカーを見ているし、コックピットの外でも幸せなオスカー、彼自身の最高の姿を見ていると思う。ランドとの関係性やダイナミクスも素晴らしい。そして、私がチーム代表になって以来、チームは最も強い形にあると思う。だから、マクラーレンにおける最大限の安定という方向性は非常に明確だ」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    ランビアーゼ加入は「チームの信頼性を物語る」
    ステラ自身についても、一部ではフェラーリ復帰の噂が出ているが、本人はマクラーレンへのコミットメントを強調した。

    「私自身について言えば、私は間違いなくマクラーレンに完全にコミットしている」

    「チーム代表としての経験の中で最も誇りに思っていることのひとつは、MTCのキャビネットをトロフィーで満たすことができたことだ。それは、キャビネットに新しいエリアを作る必要があったということでもある」

    「私にとってミッションは非常に明確だ。これからの数年間、マクラーレンでその新しいキャビネットのエリアを満たしていく必要がある」

    フェルスタッペンのレースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼは、レッドブルとの契約が満了する2028年に、チーフ・レーシング・オフィサーとしてマクラーレンに加入する予定となっている。

    「GPについては非常にシンプルだ。マクラーレンでは、F1で最高の人材、最高の専門性、最高のリーダーを雇いたい」

    「GPがマクラーレンに加わることを決めたという事実は、私にとって我々のチームの信頼性を物語っているだけだ。だからシリーシーズンにおいて、我々にとって重要なのは安定であり、F1で最高の才能がマクラーレンに加わりたいと思っていることだ」

  • マックス・フェルスタッペン「2027年もF1継続」 レッドブル残留には含み

    マックス・フェルスタッペン「2027年もF1継続」 レッドブル残留には含み

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、オランダ紙『De Telegraaf』の独占インタビューで、2027年もF1参戦を続ける意思を明言した。一方で、将来的な所属チームについては「急ぐ必要はない」と語り、レッドブル残留を断言することは避けた。

    2026年F1カナダGPを前に行われたロングインタビューで、フェルスタッペンは2027年以降の将来、GTレース参戦への思い、父親としての考え方、そして元F1ドライバーのフアン・パブロ・モントーヤへの不満まで率直に語った。

    フェルスタッペン「2027年もF1に残る」
    インタビューの中で、フェルスタッペンは2027年もF1に残るのかと問われ、「もちろんだ」と即答した。

    「もちろんだ。よほどおかしなことが起きない限りね。でも、そうなるとは思っていない。我々全員が約束を守ってくれることを願っている。でも、僕がF1に残ることは断言できる」

    その背景には、2027年以降に議論されているF1パワーユニット規則の変更がある。現在議論されている“60:40”構想についても言及した。

    「内燃機関と電動の比率は、おおよそ60対40になる。サーキットによって多少変わるけどね。まだ完璧ではないけど、良い方向への一歩だ。少なくとも今の状況よりは改善される」

    レッドブル残留には慎重姿勢
    一方で、レッドブルとの将来については慎重な姿勢を崩さなかった。

    「急ぐ必要はない。理想を言えば、人生ずっとレッドブルと関わっていたい。それは以前から言っていることだ。でも、その決断を今日や明日にする必要はない」

    「ここで続けるにしても、別の場所に行くにしても、F1契約だけの話じゃない。ほかのプロジェクトも含めて考えているし、その件についてはレッドブルとも話をしている。僕自身はすごく落ち着いている。必要以上にドラマチックにする必要はない」

    最近再燃しているメルセデス移籍説について直接言及することはなかったものの、「別の場所」という表現は将来的な可能性を完全には否定しなかった。

    GT3レースへの情熱は隠さず
    フェルスタッペンは、先日ニュルブルクリンク北コースでGT3マシンをドライブした際の経験にも触れ、現在のF1より純粋な楽しさを感じていることを認めた。

    「GTレースでは、ああいった義務がない。F1では周囲の対応もしなければいけないし、時にはそれを少し重く感じることもある」

    「ノルドシュライフェでは、本物のレースをしている感覚がある。オーバーテイクも作られたものではないし、すごくピュアだ。荒々しくて容赦がない」

    また、将来的にはデイトナ24時間レースやニュルブルクリンク24時間レースへの参戦にも強い関心を示した。

    「本当にやってみたい。もし来年のニュルブルクリンク24時間が再びF1と被らないなら、また走りたい」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    モントーヤの批判には怒り
    フェルスタッペンは、自身のF1批判を理由に“出場停止処分を受けるべき”と発言したフアン・パブロ・モントーヤにも反応した。

    「彼の問題が何なのか分からない。あれだけくだらないことを話す人間とは、本当に関わりたくない」

    「F1のマネジメントが、ああいう人物に仕事を与えていることが理解できない。パドックにいてほしいタイプではない。みんなと違うことを言って注目を集めたいだけだろう」

    父親としての価値観も語る
    2025年に娘リリーが誕生して以降、フェルスタッペンは生活スタイルも変わったと語った。

    「一番大事なのは、彼女が自分らしくいることだ。何を好きになるか、何をしたいかは自分で決めるべきだと思う」

    「親が子どもを特定の方向へ押し込むべきではない。スポーツを経験させることはいいことだけど、最後は本人が決めるべきだ」

    また、娘のプライバシーについても慎重な考えを示した。

    「今は彼女を表に出したくない。将来、自分で決めればいい。だから今はパドックにも連れて来ていない。小さい子どもには、何も気にせず過ごせる人生が必要だと思う」

    さらに、自身が幼少期に父ヨス・フェルスタッペンがF1遠征で家を離れることを嫌がっていた思い出も明かした。

    「父がF1のために出掛けるのが本当に嫌だった。時には裏口からこっそり出ていったこともあった。僕が泣いてしまうからね」

  • リアム・ローソン F1カナダGP初日にトラブル「明日は追う立場になる」

    リアム・ローソン F1カナダGP初日にトラブル「明日は追う立場になる」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1カナダGP初日にほとんど走行できないままスプリント予選を欠場する厳しい一日を過ごした。

    週末唯一のプラクティスとなるFP1序盤、ローソンのマシンは油圧系の問題でコース上にストップ。わずか5周を終えただけで走行を失い、午後のスプリント予選までにチームは修復を間に合わせることができなかった。

    ローソン「フラストレーションがある」
    「フラストレーションがある」とリアム・ローソンは語った。

    「もちろん明日の方が間違いなく重要だけど、これも明日に向けて助けにはならない」

    「残念だ。マシンはすごく良さそうだし、ペースもすごく良さそうだ。チームメイトのアービッド・リンドブラッドを見るとね。今朝の最初の数周では、僕もいい感触があった」

    「少なくとも、僕たちにはいいスピードがあるというポジティブな要素はたくさんある。あとは明日いい一日にできることを願うだけだ。スプリントで学べることを学んで、それをすべて予選に注ぎ込みたい」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) カナダグランプリ

    限られた走行時間で求められる“即応力”
    チームメイトのアービッド・リンドブラッドはスプリント予選で9番手を獲得しており、ローソンにとってマシンのポテンシャルが見えていることは数少ない前向きな材料となる。

    ただし、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは壁が近く、ブレーキングと縁石の使い方が結果を大きく左右する特殊なコースだ。スプリント週末ではFP1が唯一の純粋な練習時間であり、その走行を失った影響は小さくない。

    ローソンは続けて、スプリント週末の難しさをこう説明した。

    「スプリントの週末では、そもそも走行時間を確保するのが難しい。FP1はラップを組み立てるうえですごく重要だ。実際に練習できるのはそこだけで、それ以外はすべて競争であり、パフォーマンスモードになる」

    「こういう週末では間違いなくすごく厳しくなる。このコースもかなり難しくて、少し独特だ。幸い、僕はここを走ったことがあるけど、それでも間違いなく厳しい。明日は追いつく形になるし、スプリントでの走り方は予選とは違う」

    「一番大きなステップを踏まなければならないのは予選だと思う。そのためにできる準備をしていく」

    ローソンは土曜の23周スプリントで限られた情報を集め、その後の予選で一気にペースを合わせ込む必要がある。レーシングブルズにスピードがあることはリンドブラッドの結果で示されたが、ローソンにとっては週末の流れを取り戻すための時間が極めて限られている。

  • F1カナダGP:各チームのアップグレード一覧 メルセデスは大型改良投入

    F1カナダGP:各チームのアップグレード一覧 メルセデスは大型改良投入

    2026年F1カナダGPでは、多くのチームがアップグレードパッケージを投入した。マイアミGPで改良を導入したフェラーリF1やマクラーレンF1に加え、今回はメルセデスF1も大規模なアップデートを持ち込んでいる。

    ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、ストップ&ゴー特性と高いブレーキング負荷を持つ特殊なレイアウトであり、各チームは空力効率、冷却性能、リアの安定性向上を中心に改良を進めた。

    ■ メルセデス
    メルセデスF1はフロントウイングを改良。エレメント高さを下げ、フットプレートへ接続する形状へ変更したほか、追加ストレーキを導入してリア方向への気流改善とダウンフォース増加を狙っている。

    さらにフロアスロット配置を変更し、気流コンディショニングを改善。フロントケーキティン上部リップのキャンバーも低減された。

    ブレーキング負荷対策としてブレーキダクト入口・出口も拡大。フロアボード、フロアボディ、リアコーナー周辺も局所荷重改善のため更新された。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ■ フェラーリ
    フェラーリF1はマイアミGPで投入したアップグレードの最適化に集中。カナダGPでは新たな変更は導入していない。

    ■ マクラーレン
    マクラーレンF1は新型フロントウイングとエンジンカバーを投入。空力フロー改善を狙い、リアサスペンションフェアリングやフロアエッジデバイスも細部変更を実施した。

    さらにヘイロー上部にウイングレットを追加し、コックピット周辺からセンターエンジンカバーへ向かう気流管理を改善。リアウイングエンドプレートも荷重配分変更のため調整された。

    冷却ルーバー仕様も複数用意され、幅広い気温条件に対応可能となっている。

    マクラーレン

    ■ レッドブル
    レッドブルは空力バランスと信頼性向上を重視。フロントウイングフラップ形状を変更し、今後のサーキットに向けた空力バランスレンジを調整した。

    また、モナコとカナダの両GPを見据えてブレーキ冷却性能を強化。出口ダクトを拡大したほか、エンジンカバーには新型ラジエーター出口パネルを採用した。

    さらにビブと前方フロアデバイスを最適化し、局所荷重を増加させている。

    レッドブル・レーシング

    ■ アルピーヌ
    アルピーヌはフロア形状を全面刷新。あらゆる作動条件下で空力性能と効率向上を狙う。

    リアウイングも局所荷重改善のため変更された。

    ■ ハースF1チーム
    ハースF1チームはサイドポッド入口とエンジンカバーを中心にボディワークを改良。高エネルギー気流をリアへ導き、新型フロアをより効率的に作動させる狙いがある。

    新型フロアにはフロアボード、フロアエッジスプリット、よりアグレッシブなディフューザーを採用。

    さらにリアサスペンションとリアコーナーも更新され、サスペンションフェアリング位置変更やインボードドラムフェイスのウイングレット形状変更が行われた。

    ハースF1チーム

    ■ レーシングブルズ
    レーシングブルズは新型フロア形状を投入。広い作動領域で効率的なダウンフォース増加を実現する狙いだ。

    リアコーナーデバイスも再設計され、気流管理性能を改善。テールパイプブラケット更新も同様の効果を狙う。

    さらにビームウイング変更によって、リアウイング全体から追加荷重を引き出す。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ■ ウイリアムズ
    ウイリアムズはサーキット特化型アップグレードとして新型FBD形状を投入。ブレーキ冷却能力を向上させる。

    加えてフロントコーナー周辺の相互作用改善を狙った新型サスペンションクラッディングも導入。

    また、マイアミで投入したアップデートを発展させ、テールパイプ位置変更によって周辺空力部品との連携を改善する。

    ウィリアムズ・レーシング

    ■ アウディ
    アウディは前後ブレーキダクトを新設計し、高負荷ブレーキングへの対応を強化した。

    さらに新型ディフューザーによってリア空力荷重を効率的に増加。サイドポッドルーバーも刷新され、より効率的な冷却オプションを可能にしている。

    ■ キャデラックF1
    キャデラックF1はフロントコーナー前縁リップを改良し、空力荷重を向上。

    内部ダクトと出口形状変更によってブレーキ冷却能力も増強した。

    リアではディフューザーウイングレットカスケード下端トリムとハンガー形状を変更し、局所空力荷重を高めている。

    ■ アストンマーティン
    アストンマーティンはカナダGPで新規アップグレードを投入しない。

    フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがマイアミGPで振動問題改善を報告しており、現仕様の最適化を優先する方針となっている。

  • ジョナサン・ウィートリー“駐車場サイン”が波紋 アストンマーティンF1加入説が再燃

    ジョナサン・ウィートリー“駐車場サイン”が波紋 アストンマーティンF1加入説が再燃

    ジョナサン・ウィートリーを巡るアストンマーティン移籍説が、2026年F1カナダGPのパドックで思わぬ形で加熱した。

    発端となったのは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのチーム代表用駐車エリアに設置された1枚のサインだった。そこには「Jonathan Wheatley Aston Martin」と記されており、現地で撮影したF1フォトグラファーのキム・イルマンがSNSに投稿したことで、一気に憶測が広がった。

    “アストンマーティン代表就任”説を呼んだ駐車場サイン
    キム・イルマンは自身のInstagramで次のように書き込んだ。

    「このサインが今日、ここモントリオールのチーム代表用駐車場に現れた」

    「ジョナサン・ウィートリーのアストンマーティン加入が確認されたということなのか、それとも単なるミスなのか。いずれにしても興味深い」

    この投稿は瞬く間に拡散され、F1パドック内で以前から続いていたウィートリーの去就に関する噂をさらに加速させる形となった。

    ウィートリーはレッドブルで長年スポーティングディレクターを務めた後、アウディF1プロジェクトへ加入。しかし、チーム代表として就任してから1年も経たないうちに、中国GPと日本GPの間のタイミングで突然離脱していた。

    そのため、次の行き先として以前から有力視されていたアストンマーティンとの関連が、今回の“誤表記”によって再び注目を集めた格好だ。


    ニューウェイ体制強化との関連も
    現在のアストンマーティンでは、エイドリアン・ニューウェイがチーム代表の役割を担っている。

    しかし、ウィートリーが加入すれば、ニューウェイは2027年以降のマシン開発により専念できる体制が構築できるとの見方がパドック内では広がっている。

    特に、ニューウェイ自身がウィートリー招聘を望んでいるとも噂されており、今回のサイン騒動はそうした背景とも重なって大きな話題となった。

    もっとも、現時点でウィートリーの次の所属先は正式発表されていない。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    主催者は“印刷ミス”と説明
    騒動拡大を受け、カナダGP主催者のBell GPCanadaは声明を発表。問題のサインについて「印刷ミス」だったと説明した。

    「昨日発生した印刷エラーについて認識している」

    「問題には速やかに対応した。我々は、この件によって生じた混乱について心からお詫び申し上げる」

    それでも、アストンマーティンの将来体制を巡る関心が高まっていることを、今回の一件は改めて浮き彫りにした。特に2027年レギュレーションへ向けて各チームが組織強化を進める中、経験豊富なウィートリーの動向は今後もF1パドックの注目テーマとなりそうだ。

  • 【動画】 2026年F1カナダGP スプリント予選 ハイライト

    【動画】 2026年F1カナダGP スプリント予選 ハイライト

    2026年F1カナダGPのスプリント予選では、メルセデス勢が圧巻の速さを披露した。ジョージ・ラッセルが1分12秒965を記録してポールポジションを獲得し、アンドレア・キミ・アントネッリとのフロントロウ独占を達成。ランド・ノリスが3番手につけ、マクラーレン勢も上位争いに加わった。

    一方で、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)はSQ1でターン3のブレーキングでロックアップを喫してクラッシュ。赤旗中断となり、再開後は各車が最後の1周を巡って慌ただしい展開となった。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は苦戦しながらも7番手でSQ3進出。レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドはF1カナダGP初走行ながら9番手に入り、再び存在感を示した。

    F1公式サイトが公開したスプリント予選のハイライト動画では、ラッセルのポールラップ、アロンソのクラッシュ、赤旗後の混乱などを振り返ることができる。

    【動画】2026年F1カナダGP スプリント予選 ハイライト

    【動画】2026年F1カナダGP スプリント予選 ハイライト
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  • ルイス・ハミルトン F1カナダGPスプリント予選「今季で一番マシンに自信がある」

    ルイス・ハミルトン F1カナダGPスプリント予選「今季で一番マシンに自信がある」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選で5番手を獲得。週末前にシミュレーター作業を見送り、過去レースのデータ分析に集中するという新たなアプローチを採用したことが奏功し、今季最高のフィーリングを得られたと語った。

    メルセデス勢とマクラーレン勢には及ばなかったものの、ハミルトンはSQ1からSQ2にかけて好ペースを披露。最終的にはチームメイトのシャルル・ルクレールを上回り、中国GP以来となる予選での先着を果たした。

    “シミュレーターなし”の新アプローチが奏功
    「おそらくここ最近で最高の予選セッションだった。エンジニアたちがセットアップ変更に素晴らしい仕事をしてくれたし、FP1からマシンの感触は本当に良かった」

    「予選に向けて細かい変更を加えた。SQ1とSQ2は良かったし、他のチームが最後にもう少し引き上げてきた理由は分からない。でも、争いの中にいられたことが嬉しい」

    「本当に楽しかった。それにシミュレーターをやらなかったことで、今季で一番いい感触を得られている。僕にとってはこれが正しい方向性なんだと思う」

    ハミルトンは、ここ数週間にわたって膨大なデータを分析してきたことも明かした。

    「ここ数週間、データを細かく見直して本当にハードに取り組んできた」

    「その方がずっと有益だった。まずトレーニングに集中できたし、気を散らされることもなかった。それからライドの安定性やコーナーバランス、メカニカルバランスを細かく確認できた」

    「これまで使ったことのないセットアップを選んだんだけど、それが僕にとってはマシンを一変させた。この週末の残りにも良い影響が出てくれればと思っている」

    フェラーリF1はアップグレード最適化を優先
    フェラーリはカナダGPで大規模アップグレードを投入せず、マイアミGPで導入した改良パッケージの最適化に集中している。一方でハミルトンは、FP1からマシンに自信を持てていたと説明しており、スプリントと予選に向けてさらなる前進を狙っている。