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  • ReFa、KYOJO CUP参戦を正式発表 新チーム始動で女性の挑戦を後押し

    ReFa、KYOJO CUP参戦を正式発表 新チーム始動で女性の挑戦を後押し

    ReFaは、女性限定フォーミュラレースシリーズKYOJO CUPへの参戦を正式に発表した。日本を代表する女性ドライバー三浦愛が代表を務めるTeam AIWINをビジネスパートナーに迎え、新チーム「Team ReFa with AIWIN」を発足。女性アスリートの挑戦を支援する新たなモータースポーツプロジェクトが始動する。

    「VITAL BEAUTY」をブランドコンセプトに掲げるReFaは、真剣勝負のレースの現場で限界に挑み続ける姿そのものを通じて、その価値観を体現していく構えだ。

    チーム参戦に加え、KYOJO CUPのシリーズパートナーにも就任し、女性ドライバーや関係者、さらには来場者を含めた幅広い層に向けて、女性の挑戦を後押しする取り組みを展開していく。

    ReFaの新たな挑戦とチーム発足
    ReFaブランドは、2009年のローラー誕生を起点に、ドライヤー、ヘアアイロン、ヘアブラシ、リカバリーウェアなど多様な製品を展開してきた。昨年11月にはブランド初の旗艦店「ReFa GINZA」をオープンし、国内のみならずグローバルに向けたブランド発信を強化している。

    今回のKYOJO CUP参戦は、「VITAL BEAUTY」という考え方を象徴するアクションのひとつだ。女性アスリートが自分自身を整え、挑戦を続けていく姿をモータースポーツという舞台で可視化し、社会へ広く発信していく狙いがある。

    Team ReFa with AIWINの体制
    Team ReFa with AIWINの参戦ドライバーは、三浦愛と白石いつもの2名。チーム代表を務める三浦は、過去にKYOJO CUPで2度のシリーズチャンピオンを獲得しており、今季は3年ぶりのシリーズ復帰となる。

    若手ドライバーの白石は、大学でデザインを学びながら競技を続ける存在で、新体制のもとで経験を積み重ねていく。チームは発足初年度からシリーズチャンピオン獲得を目標に掲げ、二人三脚でシーズンに臨む。

    ReFa モータースポーツ

    KYOJO CUPシリーズパートナー就任
    ReFaはチーム参戦にとどまらず、KYOJO CUPのシリーズパートナーにも就任する。全チームのドライバーや、モータースポーツに従事する女性スタッフを「VITAL BEAUTY」の考え方でサポートしていく方針だ。

    さらに、来場者に向けても段階的にReFaならではの体験を拡充し、モータースポーツに親しむきっかけを広げることで、サーキットの賑わい創出と新たなファン層の獲得を目指す。

    KYOJO CUPとは
    KYOJO CUPは、2017年に発足した女性限定のレースシリーズで、今年で10年目を迎える。2025年からは車両をフォーミュラカーに変更し、ドライビングレベルはさらに向上。22名の競争女子による白熱したバトルが繰り広げられ、国内外からの注目も高まっている。

    プロジェクト発表会で語られた想い
    2月5日、ReFa GINZAにてメディア向けのプロジェクト発表会が実施された。発表会には、Team ReFa with AIWINチェアマンである松下剛、ドライバーの三浦愛と白石いつも、そしてKYOJO CUP主宰の関谷正徳が出席した。

    「この度、ReFaが掲げる『VITAL BEAUTY』という想いを、国内にとどめず世界へ発信していく第一歩として、『Team ReFa with AIWIN』としてKYOJO CUPに参戦することを決めました」と松下は語った。

    「真剣勝負のレースの現場で勝利を目指し、限界に挑み続ける姿勢そのものを通じてReFaの想いを体現するとともに、この挑戦を、女性の活躍応援も含め、前向きに挑む人々を後押しするアクションへと広げてまいります」

    続けて、モータースポーツが日本の自動車産業や技術を磨き、挑む文化を育んできたことに触れ、この取り組みを通じてKYOJO CUPの魅力と可能性をより多くの人に届けていく姿勢を示した。

    三浦は、ドライバー兼監督としての決意を次のように語っている。

    「『ReFa』というブランドを背負い、支えてくださる皆様の想いを乗せて走らせていただくことは、私にとってとても良いプレッシャーです。圧倒的に『速く』『強く』『美しく』、チーム発足初年度からチャンピオンを目指して頑張ります」

    白石も、新体制での挑戦に強い意欲を示した。

    「身近な存在だったReFaのチームで走らせていただけることに、大きな驚きと感謝を感じています。一戦一戦全力で走り、結果と成長で応えるとともに、見てくださっている皆様に感動をお届けできるよう精一杯挑みます」

    KYOJO CUP モータースポーツ

    関谷は、ReFaの参画がシリーズにもたらす価値について次のように述べている。

    「レースは、技術やスピードだけでなく、心と身体のコンディションが結果を左右する世界です。ReFaが提案する『自分を整える』という考え方は、女性ドライバーが長く健やかに挑戦を続けていくうえで非常に重要です」

    Team ReFa with AIWINは、ReFaブランドを支えるステークホルダーとファンの想いを背負い、KYOJO CUPという舞台で新たな挑戦に踏み出す。その一歩は、女性の活躍を後押しすると同時に、日本のモータースポーツ文化と自動車産業の未来へとつながっていく。

  • HAPPY NEW F1 YEAR 2026! F1はいよいよ新時代へ

    HAPPY NEW F1 YEAR 2026! F1はいよいよ新時代へ

    HAPPY NEW F1 YEAR 2026! 今年もよろしくお願い致します。F1は2026年に向け、いよいよ本格的に“新時代の足音”が聞こえてきました。今年もF1-Gate.comでは、その動きを一つひとつ丁寧に追いかけていきます。

    2026年のF1世界選手権は、新レギュレーション元年として、シリーズの性格そのものが変わるシーズンになります。

    最大のポイントはパワーユニット規則の刷新で、電動比率が大幅に引き上げられ、MGU-Hは廃止。完全持続可能燃料の導入と合わせて、単なる最高出力勝負ではなく、エネルギーマネジメントと効率が結果を左右する戦いへと移行します。

    マシン面では、アクティブエアロの本格導入が最大の見どころです。DRSは廃止され、ストレートとコーナーで空力特性を切り替える仕組みが採用されます。これによりオーバーテイクは“ボタン一発”ではなく、どこでエネルギーを使い、どこで守るかという戦略と、ドライバーの判断力がこれまで以上に重要になります。

    グリッド構成も大きく動きます。アウディとキャデラックが加わり、マニュファクチャラー色は一層濃くなります。一方で既存勢、特にマクラーレンやレッドブル・レーシングが新技術にどう適応するかによって、勢力図が大きく塗り替わる可能性もあります。

    また年末には、アストンマーティンがホンダ製F1パワーユニットを搭載する2026年マシン「AMR26」を初始動させました。新レギュレーション元年を前に、シャシーとエンジンが初めて一体となって火を入れたこの瞬間は、アストンマーティンとホンダの新たなパートナーシップが、現実のものとして動き出したことを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。

    そして日本のF1ファンにとって朗報となるのが、フジテレビによる地上波F1放送の復活です。実に11年ぶりとなる今回は、シーズン中に最大5戦をダイジェスト形式で編成予定。F1が再び“お茶の間”に戻ってくることで、新世代レギュレーションの戦いを、より多くの人が体感できる環境が整います。

    2026年のF1は、マシン、エンジン、チーム勢力図、そして日本での盛り上がり方まで、あらゆる面で転換点となるシーズンです。F1-Gate.comは新年も、変わりゆくF1の最前線を分かりやすく、そして深くお届けしていきます。本年もどうぞよろしくお願いします。

  • スーパー耐久「ST-USA」新設 日米モータースポーツ交流の新たな架け橋

    スーパー耐久「ST-USA」新設 日米モータースポーツ交流の新たな架け橋

    一般社団法人スーパー耐久未来機構(STMO)は、国内モータースポーツのさらなる発展と国際化を目的に、新クラス「ST-USA」の創設を計画していると発表した。日米モータースポーツ文化をつなぐ架け橋として、アメリカ製車両の参戦を通じた双方向の交流を促進する狙いだ。

    新クラスは、2025年11月14日(金)〜16日(日)に開催される「ENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第7戦 S耐ファイナル FUJI」で試験導入される予定で、「Ford Mustang Dark Horse R」と「Corvette GT3(BINGO SPORTS)」の2台が出走する。

    日米モータースポーツの新しい交流形態を構築
    ST-USAクラスは、アメリカ製車両やチームを日本に招聘し、日米両国のモータースポーツ文化・自動車技術の交流を目的とした新カテゴリー。

    アメリカブランドの参戦によって観客層の拡大や新規チームの参入を促進し、スーパー耐久シリーズ全体の国際的認知度向上を目指す。STMOはこの取り組みを「単なる新カテゴリーではなく、モータースポーツを通じた文化交流の架け橋」と位置づけており、日本の耐久レースをより開かれた国際ステージへと進化させる構想だ。

    富士での試行導入にはマスタングとコルベットが登場
    試行導入の舞台となる「S耐ファイナル FUJI」では、米国公式戦「IMSA Mustang Challenge」で実戦投入されている「Ford Mustang Dark Horse R」が登場。

    このマシンは市販車ベースで開発され、FIA認証装備を備える競技車両。性能と安全性の両面で既存のS耐車両に遜色がなく、若手育成のラダーシリーズとしても注目されている。

    ドライバーには、デビン・アンダーソン(Mustang Challengeランキング2位/TechSport Racing)、ジュリアーノ・アレジ(SUPER GT500参戦中)、中嶋一貴(元F1ドライバー/WECチャンピオン)の3名が予定されており、ゼッケンは米国建国249周年にちなむ「#249」。

    一方、BINGO SPORTSが走らせる「Corvette GT3」は、SRO GT World Challenge Asiaで活躍するCallaway Corvette C7 GT3-R。ドライバーは武井真司、笹原右京らが予定されている。

    耐久レースの国際化を象徴する戦略的布石
    ST-USAの創設は、スーパー耐久が「国内シリーズ」から「国際耐久交流戦」へと進化するための重要な第一歩といえる。これまでのS耐は多様な車両カテゴリーを受け入れる懐の深さが特徴だったが、今回の取り組みはその国際的拡張版だ。

    アメリカではIMSAを中心としたGTレース文化が確立しており、MustangやCorvetteといった象徴的モデルの参戦は、日本の耐久ファンにとって強い訴求力を持つ。さらに、アレジや中嶋といった国際経験豊富な日本人ドライバーが組み込まれている点も、日米交流を象徴する人材配置といえる。

    試行段階では賞典外となるものの、この取り組みが成功すれば、将来的にはアジア全域、さらにはIMSAとの技術・運営協力につながる可能性もある。ST-USAは、国内耐久シリーズの「次の進化形」を提示する試金石となりそうだ。

    今後の展望:S耐が世界と交わる新時代へ
    STMOは今後も、モータースポーツを通じた国際文化交流を継続的に推進する方針を掲げている。

    今回のST-USA試行導入が成功すれば、スーパー耐久シリーズは「国内発・国際型耐久シリーズ」として新たな地位を確立する可能性が高い。

    2025年の富士でのトライアルは、まさにその序章といえるだろう。

  • 中村紀庵ベルタ、2025年イタリアF4選手権チャンピオンを獲得

    中村紀庵ベルタ、2025年イタリアF4選手権チャンピオンを獲得

    プレマ・レーシングに所属する中村紀庵ベルタが、2025年イタリアF4選手権のシリーズチャンピオンを獲得した。

    ミサノで開催された第7大会レース2で、最大のライバルであるガブリエル・ゴメス(USレーシング)がスタートできなかったことで、中村のタイトルが確定した。

    ミサノで開催された第7大会レース2で、最大のライバルであるガブリエル・ゴメス(USレーシング)がスタートできなかったことで、中村のタイトルが確定した。

    ライバルのマシントラブルでタイトル決着
    ガブリエル・ゴメスはこのレースでポールポジションからのスタートを予定していたが、アウトラップ中にマシンがストップ。オルタネーターの故障により再スタートできず、ピットに戻された。

    中村は残り4レースすべてでゴメスが勝利しても、1ポイントを獲得すればシリーズ王者が決まる状況にあったため、このトラブルによって事実上タイトルが確定。ゴメスはその後1周だけ走行したものの、再びピットインしてリタイアとなった。

    ウェルドンが2連勝、プレマ勢が上位独占
    ゴメスの欠場により、プレマ・レーシングのセバスチャン・ウェルドンが実質的なポールポジションを得てスタート。チームメイトのニューマン・チー、アンドレア・デュペが続いた。
    中村は序盤でカビール・アヌラグに抜かれるも、アヌラグがマキシミリアン・ポポフとの接触で後退した際に両者をかわし、プレマ勢の1-2-3-4体制を形成した。

    レースはウェルドンが独走し、2位チーに約4秒差をつけて今大会2勝目を挙げた。これによりウェルドンはゴメスを抜いてランキング2位に浮上。
    中村はデュペをかわして3位に上がり、2位チーを追い詰めたが、チーがポジションを守り切ってフィニッシュした。

    クツコフが自己最高位、プレマ勢に割って入る
    マッフィ・レーシングのキリル・クツコフは序盤に5番手へ浮上し、その後デュペをかわして4位でフィニッシュ。これが自身最高のリザルトとなった。

    続いてマキシミリアン・ポポフが5位に入り、デュペはエマヌエーレ・オリビエリの追撃を振り切って6位でチェッカーを受けた。

    中村紀庵ベルタ

    中村紀庵ベルタ、欧州育成の頂点で示した完成度
    中村紀庵ベルタの2025年イタリアF4タイトル獲得は、プレマ体制の強さとともに、彼自身の安定した速さとレースマネジメント能力を証明する結果となった。

    ライバルのトラブルという形ではあったが、開幕戦から一貫して上位を維持し、圧倒的なポイント差でタイトルを決めた中村の戴冠は必然といえる。

    イタリアF4はフェラーリやレッドブルの育成ドライバーも参戦する世界最高峰のF4シリーズとして知られ、多くのF1ジュニアが通過する登竜門カテゴリー。その中でタイトルを手にした中村は、次なるステップであるFRECA(フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン)やFIA F3への昇格が有力視されている。

    日本人とスロバキア人のルーツを持ち、欧州育成体系で育った彼の今後のキャリアには、すでに国際的な注目が集まっている。

  • F1、2030年のカーボンニュートラル達成へ6年で26%の排出量削減達成

    F1、2030年のカーボンニュートラル達成へ6年で26%の排出量削減達成

    F1は2030年までにカーボンニュートラルを実現するという目標に向けて順調に進んでおり、2024年末時点で2018年比26%の排出量削減を達成した。これは、掲げられている最低50%削減目標の半分以上に相当する。

    この進展は、F1チーム、パートナー、プロモーター、FIAとの連携によって実現されたものであり、レース数が2018年の21戦から2024年には24戦へと拡大し、観客動員数も400万人から650万人へと急増する中で達成された成果である。

    同期間中、レースの観客動員数は400万人から650万人に増加し、F1のグローバルファンベースは8億2600万人以上に成長している。最新のサステナビリティアップデートによると、この期間中に運営方法に変更を加えていなかった場合、F1のカーボンフットプリントは2018年比で約10%増加していたと推定されている。

    このアップデートは、2030年までに最低50%の排出量削減を達成するというF1のカーボンニュートラル目標に対し、その半分以上が進捗していることを示している。残された避けがたい排出については、最新のベストプラクティスに沿った信頼性の高いカーボンオフセットプログラムにより相殺される予定である。

    2024年シーズン終了時点でのF1全体のカーボンフットプリントは168,720トン(tCO2e)であり、これは2018年の228,793トン(tCO2e)からの削減である。

    このレポートには、サプライヤーデータの精度向上と業界のベストプラクティス、国際的な基準に整合する形で、F1の2018年のカーボンフットプリントの再評価も含まれている。

    その結果、従来256,551トン(tCO2e)とされていた2018年のフットプリントは、228,793トン(tCO2e)に修正された。この修正により、報告されている排出削減は単なる会計手法の変更ではなく、実質的な進捗を反映していることが保証されている。

    ステファノ・ドメニカリF1 CEOはこう語った。
    「我々は2030年のカーボンニュートラル達成に向けて強くコミットしており、それは我々のスポーツにおけるカーボンフットプリントの大幅な削減という形で既に明確に表れている。F1がグローバルに成長を続ける中で、持続可能な発展が可能であること、そして我々が採用してきた戦略が具体的な成果を生んでいることを示した」

    「F1は常にイノベーションと向上心の象徴であり、この精神によって、F1に関わるすべての人々だけでなく、社会全体にとっても意義ある前進を実現している」

    「我々はこれらの取り組みを継続し、来年にはF1マシンすべてに先進的な持続可能燃料を導入するという新たなアクションを開始する予定だ。これは、一般車両や他の交通手段にとっても大きな可能性を開く一歩になる」

    「これまでの成果を誇りに思うとともに、今後もこの道を進み続ける決意だ。FIA、チーム、パートナー、プロモーターの皆さん、これまでの協力に感謝する」

    この進展を支える主な取り組みは以下の通り:
    ■ F1チームや施設からの排出量は、2018年比で34,000トン以上削減され、59%の削減を達成
    これはF1およびチーム拠点における再生可能エネルギーへの移行によって実現した。

    ■ 移動による排出量は約20,000トン減、25%の削減を達成
    リモート放送運用の拡充と、チームによるレース移動用の持続可能航空燃料(SAF)導入によって達成。

    F1 カーボンニュートラルリモート放送運用の拡大により、2018年比で移動による排出量を約20,000トン削減

    ■ 物流による排出は6,438トン減、9%の削減
    より効率的なB777機を使用するための新型輸送コンテナの導入、SAFによる空輸、ヨーロッパ域内でのバイオ燃料トラックの利用が貢献。

    F1 物流による排出を削除物流による排出は6,438トン削減され、9%の削減を記録

    ■ イベント運営による排出は1レースあたり12%削減
    イベントにおける再生可能エネルギー導入や主要サプライヤーによる低排出運用への転換によるもの。なお、24戦開催により総排出は247トン(tCO2e)の増加。

    エレン・ジョーンズ(F1 ESG責任者)は次のように述べた。
    「本日の成果は、スポーツ全体の長年にわたる努力の結果である。あらゆる部門が持続可能な運営を義務づけられ、それをスポーツ全体で実行してきたことが、この大幅な排出削減につながった」

    「今後に向けては、明確な計画があり、成長が持続可能性と競技成果の双方にとってプラスになり得ることをさらに示していく。F1は、パフォーマンスとサステナビリティが共存可能であることを示すユニークな立場にある。2026年からのカレンダー変更など、既に発表されている施策の効果、そしてこれから発表されるであろう新たな取り組みに期待している」

    F1は2030年のカーボンニュートラル達成に向け、代替燃料戦略への投資を続ける。また、持続可能航空燃料(SAF)の利用拡大、海上輸送への移行、機材を地域に留める地域ハブの導入などによって、レース運営の効率化と排出削減をさらに推進していく。

    F1はまた、スポーツ全体での効率向上と排出削減を目指し、国際的ネットワークにおいて横断的な取り組みを展開している。

    今後のオペレーションへの投資は、ネットゼロ達成の推進だけでなく、将来的なコスト効率の改善にもつながる見通しだ。

  • F1公式アプリとウェブサイトが刷新 ファンの体験をパーソナライズ可能に

    F1公式アプリとウェブサイトが刷新 ファンの体験をパーソナライズ可能に

    F1は、先週末のカナダGP終了から数日後となる今週、公式モバイルアプリとウェブサイトを大幅にリニューアルした。これにより、ユーザーはより直感的に情報へアクセスでき、好みに合わせた体験のカスタマイズが可能になった。

    F1は「ファンは複数のドライバーやチームを選択して追跡できるようになり、セッション中の詳細なトラッキングだけでなく、シーズンを通じたパフォーマンスの把握も可能になった」と説明している。

    新たにデザインされたホームページでは、短尺および長尺のビデオコンテンツが強調されており、「モバイルファーストのストーリー形式や縦型動画など、新しいフォーマットを導入。これにより、より現代的で親しみやすいユーザー体験を提供し、SNSやデジタルエンタメ業界のベストプラクティスを取り入れている」という。

    さらに、リニューアルされた両プラットフォームでは、F1 TVのコンテンツも紹介され、ライブ中継やオンデマンド配信を楽しめるほか、サブスクリプションサービス「Live Timing」経由で主要なテレメトリー情報やデータにもアクセス可能となる。

    F1は、アプリとウェブサイトの開発中にファンとのテストを重ねてきたと明かし、「ファンからの要望を優先して実装し、全体的な改善と並行して取り入れた」と述べている。アクセシビリティも重要視されており、「音声なしでも視聴できるようビデオオーバーレイを採用したほか、フォントサイズの調整機能やダーク/ライトモードを導入し、より幅広い層に対応している」という。

    今回の変更はまず、速報ニュースやレース・技術分析、開催地ガイドのほか、FantasyやPredictといったゲーム機能を含むコンテンツの発見をより容易にすることに重点が置かれている。これにより、ファン同士が知識を競い合う楽しみも強化される見通しだ。

  • F1と歩んだ名解説者 小倉茂徳さん死去 ファンに親しまれた“オグたん”

    F1と歩んだ名解説者 小倉茂徳さん死去 ファンに親しまれた“オグたん”

    モータースポーツ界で長年にわたり活躍してきたジャーナリスト、小倉茂徳さんが、2025年5月14日、自宅にて心臓突然死により亡くなった。62歳だった。

    小倉さんは1987年にホンダのF1広報として活動を開始し、その後ジャーナリストへと転身。豊富な知識と現場取材に基づく鋭い視点で、F1をはじめとする数々のレースを解説・執筆してきた。各誌などへの寄稿をはじめ、DAZNやJ SPORTSでの中継出演、イベント登壇など、多方面でその才能を発揮。「オグたん」の愛称で親しまれ、多くのファンや関係者から慕われていた。

    亡くなる直前までサーキットでの取材活動を続け、解説者としても活躍していた小倉さんの訃報は、関係者の間に大きな衝撃を与えている。葬儀は5月22日に千葉県内で近親者により執り行われた。今後、メディア関係者やファンによる「お別れの会」も計画されているという。

    モータースポーツと「乗り物」への深い情熱を持ち続けた小倉さんの功績を称え、多くの人々がその早すぎる死を悼んでいる。

    小倉茂徳 F1

  • エディ・ジョーダン死去 F1パドックから続々と追悼メッセージ

    エディ・ジョーダン死去 F1パドックから続々と追悼メッセージ

    元チームオーナーのエディ・ジョーダンが76歳で死去したことを受け、F1パドックは木曜日に団結し、“レジェンド”ジョーダンへの追悼のメッセージを投稿した。

    エディ・ジョーダンの家族は木曜早朝、ミハエル・シューマッハにデビューをプレゼントしたチームを率いたこのカリスマ的なアイルランド人起業家が癌で亡くなったことを確認した。

    中国グランプリを前にそのニュースがパドックに伝わると、ソーシャルメディア上ではドライバーやチームから賞賛の声が相次いだ。

    「とても悲しい日だ」とメルセデスのドライバー、ジョージ・ラッセルは投稿した。「僕たちは、スポーツ界の内外で他に類を見ない声を持った真のレフェンドを失った」

    「エディのご家族や愛する人たちに、心からのお悔やみを申し上げます。エディ、君は僕たち皆に惜しまれ、君の影響力は常に感じられるだろう。今週末のレースは君のために走るよ」

    かつてフェラーリとマクラーレンに所属し、現在はウィリアムズに所属するカルロス・サインツJr.は、「エディ・ジョーダンが亡くなったことを知り、非常に悲しいです。彼は我々のスポーツの真のアイコンであり、愛される人物でした。」述べた。

    「情熱的で、忠実で、本当に唯一無二の存在でした。彼の死は本当に惜しまれます。安らかに眠ってください」

    ハースF1チームのドライバー、エステバン・オコンは「幸運にもエディと知り合えた。彼は我々のスポーツ界の偉大な人物であり、さらに素晴らしい人だ。彼の家族と友人に心からお悔やみを申し上げます。エディのご冥福をお祈りします」と付け加えた。

    近年、エディ・ジョーダンはテレビの解説者として活躍していたが、1991年に自身のジョーダンチームを立ち上げたことでよりよく知られていた。このチームは、シューマッハがキャリアをスタートさせたチームであり、2005年に財政難により売却されるまで活動していた。

    一時期、ジョーダンにエンジンを供給していたホンダは「ジョーダン・グランプリの創設者、エディー・ジョーダン氏がお亡くなりになりました。同チームには2001年、2002年にHonda F1エンジンを供給していた縁があります。
    謹んでご冥福をお祈りします」と書いた。

    何度かの名称と所有権の変更を経て、現在はアストンマーティンとして参戦している。

    エディ・ジョーダンエディ・ジョーダンの野心的なチームは、1991年にミハエル・シューマッハにF1デビューの機会を与えた。

    ミハエル・シューマッハは資金不足のジョーダンからベネトンに引き抜かれたが、元世界チャンピオンのデーモン・ヒルは1998年に同チームでレース優勝を果たし、チームは1999年のコンストラクターズ選手権でフェラーリとマクラーレンに次ぐ総合3位となり、合計4レースで優勝した。

    元ベネトンチーム代表で現在はアルピーヌに所属するフラビオ・ブリアトーレは、「エディ・ジョーダンの死に深い悲しみを感じています。エディは偉大な人物であり、何十年にもわたり常にF1パドック全体に笑顔をもたらしてくれました。」と投稿した。

    「私はエディとトラック内外で過ごした楽しい思い出を持っている。F1界全体で彼の存在が失われることはとても寂しい」

    アストン・マーティンのオーナー、ローレンス・ストロールは「エディ・ジョーダンは真のレーサーであり、偉大なリーダーであり、我々のスポーツ界で最も偉大な人物の一人でした。彼は私が30年以上知っている友人であり、私は彼がいなくなることをとても寂しく思います」と語った。

    チーム代表兼CEOのアンディ・コーウェルも追悼の言葉を述べた。

    「エディ・ジョーダンはモータースポーツ界の偉大な選手の一人です」とコーウェルは書いた。「彼は唯一無二の存在で、素晴らしい人間であり、カリスマ性のあるリーダーで、このチームを創設し、1991年にF1に導いた人物です。彼のビジョンは私たちの基礎を築き、モータースポーツ界全体に永遠の遺産を残しました。今日、私たちはスポーツ界の伝説に敬意を表し、彼の家族、友人、同僚に思いを寄せています」

    他のチームの代表者たちも続いた。

    マクラーレンのザク・ブラウン最高経営責任者(CEO)は「エディ・ジョーダン氏の死去を聞き、マクラーレンの全員が深い悲しみに暮れている」と述べた。

    「エディは、いつも情熱を表に出す活発な人物でした。F1に対する彼の情熱は計り知れず、素晴らしい遺産を残しました」

    クリスチャン・ホーナーはインスタグラムに「エディ・ジョーダンが亡くなったと聞いてとても残念です。エディは非常に個性的な人物で、私が初めて彼に会ったのは1991年、F1初年度を終えて当時新しいファクトリーで働いていた若手ドライバーの時でした。彼のアドバイスは『良いスポンサーを見つけろ…ピラニア・クラブへようこそ!』でした」と投稿した。

    「私がF1に参入した時、幸運にも彼と時期が重なりました。彼はレース面ではF1キャリアの終焉を迎えていましたが(実際、私にチームを売ろうとさえしました!)、他の活動に移り、そこでは常にエネルギーに満ち溢れ、一緒に仕事をするのが楽しかったです」

    「F1はレジェンドを失いました。彼の機知とアイルランド人としての魅力が失われるのは残念です」

    ウィリアムズのチーム代表ジェームズ・ボウルズは「エディの死去を知り、深い悲しみに暮れています。彼は我々のスポーツの方向性をより良い方向に変えた偉大な人物でした。スポーツ界の巨人たちの間で活躍した、素晴らしい独立したリーダーでした」と付け加えた。

  • 元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンががんで死去 享年76歳

    元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンががんで死去 享年76歳

    元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンが前立腺癌と膀胱癌の闘病の末、76歳で死去したことが発表された。

    エディ・ジョーダンは2024年の後半に、2024年の大半を闘病に費やしていたことを明らかにしたが、治療を続けるために病名は公表しないことを選んでいた。

    家族は声明でエディ・ジョーダンの死去を認めた。

    「元F1チームオーナー、テレビ解説者、実業家であるエディ・ジョーダンの逝去を、深い悲しみとともにここに発表いたします」と書かれていた。

    「彼は2025年3月20日の早朝、ケープタウンの自宅で家族に見守られながら安らかに息を引き取りました」

    アイルランド人のエディ・ジョーダンは、1991年から2005年までF1に参戦したジョーダン・グランプリチームのオーナーであった。1991年のベルギーグランプリでは、ミハエル・シューマッハがF1デビューを果たした。

    ジュニアカテゴリーのチームを成功裏に運営した後にF1に参入した。1983年の有名なイギリスF3選手権でアイルトン・セナと競い合ったSky Sports F1のマーティン・ブランドルもその一人である。ダブリン出身のジョーダンは、最終的に1990年代初頭にグランプリレースへの参戦を決断した。

    チームのボスとして初めてグランプリで勝利を収めるのは、1998年まで待たなければならなかった。象徴的なベルギーグランプリでデイモン・ヒルがワンツーフィニッシュを決め、ジョーダンはひどいウェットコンディションの中、ラルフ・シューマッハにヒルをオーバーテイクしないようチームオーダーを出した。

    1999年、ジョーダンはF1世界選手権に参戦し、ハインツ=ハラルド・フレンツェンがマクラーレンのミカ・ハッキネンとフェラーリのエディ・アーバインに挑んだ。

    フレンツェンはフランスとイタリアで2勝を挙げ、ヨーロッパGPでも優勝を争っていたが、マシントラブルによりリタイアし、最終的にランキング3位となった。しかし、これがジョーダン・グランプリの終わりを告げる始まりとなった
    。
    2002年のホンダエンジン契約を失ったことで、ジョーダンの状況はさらに厳しくなり、2005年のシーズンを前に、チームはロシア人実業家アレックス・シュナイダーに売却された。ジョーダン・グランプリの名称は、そのシーズンは維持されたが、2006年にはミッドランドF1に変更された。

    スパイカー、フォース・インディア、レーシング・ポイントとチーム名を変遷した後、現在はアストンマーティンとして知られている。ジョーダンは、今月の初めにシルバーストーンでスタートした技術的才能を持つエイドリアン・ニューウェイのマネージャーを務めている。

    エディ・ジョーダン F1

    2009年シーズンを前に、BBCがイギリスにおけるF1放映権を再び獲得すると、ジョーダンは最近引退したデビッド・クルサードとともに解説者として参加し、司会者のジェイク・ハンフリー、後にスージー・ペリーとともに番組を進行した。

    2012年、ルイス・ハミルトンがメルセデスと契約し、マクラーレンを離れるという情報を、オフィシャル発表の数週間前に最初に流したのはジョーダンだった。
    BBCが2016年の放映権を放棄した後、ジョーダンはチャンネル4の番組に移り、ジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド、ジェームズ・メイの後の時代におけるBBCのトップギアのプレゼンターも短期間務めた。

    2023年には、クルサードとともにポッドキャスト「フォーミュラ・フォー・サクセス(FFS)」も開始した。

    F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは公式SNSで「エディ・ジョーダンの突然の訃報に接し、深い悲しみに包まれている。尽きることのないエネルギーで、常に人々を笑顔にし、誠実で素晴らしい人だった。エディはF1の時代の主人公であり、彼の死は非常に惜しまれる」と声明を発表した。

    「この悲しい時に、私の想い、そしてF1ファミリー全員の想いは、彼の家族と愛する人たちとともにある」

    エディ・ジョーダンはマリーと結婚しており、4人の子供がいる。

  • 元F1チーム代表エディ・ジョーダン 抗がん剤治療でがん闘病を続ける

    元F1チーム代表エディ・ジョーダン 抗がん剤治療でがん闘病を続ける

    元F1チームの代表者であるエディ・ジョーダンが、自身の「悪性」のがん治療について最新情報を共有した。

    エディ・ジョーダンは昨年末、2024年初頭に発見された膀胱癌と前立腺癌と闘っていることを明らかにした。過去20年間、どんなに突飛な意見でも遠慮せずに述べることで知られるようになった76歳のジョーダンは、病気にかかっている間もF1の解説を続けている。

    Formula For Successポッドキャストの最新エピソードに、共同司会者のデビッド・クルサードとともに登場したエディ・ジョーダンは、自身の状況について率直に語った。

    「今、化学療法のサイクルの真っ最中だが、この収録を行っているときには、たまたま体調が良い感じだ」とエディ・ジョーダンは語った。

    「みんなに言いたい。怖がらないで。検査を受けてほしい。それだけだ。レコードのように同じことを繰り返したくはない」

    「でも、現実には生存できる可能性は高い。化学療法をはじめ、世界中で医療の質が向上している」

    「DC、質問してくれてありがとう。ケープタウンは素晴らしいところだった。これまでに4回の化学療法を受けた。癌が完全に消えたかどうかはわからないので、もう1、2回化学療法を受けることになるかもしれない」

    「親友に化学療法を受けさせたくない。あまり望ましいことではないからだ」

    「でも同時に、見通しと未来は素晴らしい。医療分野に従事する人々に神のご加護を」

    エディ・ジョーダンは、自身の名を冠したF1チームを15年間所有し、6回のグランプリ優勝を果たした。