カテゴリー: NASCAR

  • 小林可夢偉 2度目のNASCAR予選結果は25番手

    小林可夢偉 2度目のNASCAR予選結果は25番手

    3月23日(土)、米国テキサス州オースティン にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカでNASCARカップ・シリーズ第9戦の予選が行われ、23XIレーシングから参戦しているTOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼WECチーム代表である小林可夢偉は、自身2度目となるNASCARカップ・シリーズの予選を25番手で終えた。

    この日のサーキット・オブ・ジ・アメリカは朝から曇り空。小林可夢偉はちょうど陽が登りはじめた午前7時からチームとともにトラックウォークに参加。コースを1周して下見し、フリー走行と予選に備えた。

    39台が参加するNASCARカップ・シリーズは、フリー走行と予選をA組とB組に分けて実施しており、今回小林可夢偉はB組に振り分けられた。

    フリー走行は午前9時から10時30分の間に、A組・B組それぞれ2回ずつの走行枠が設けられ、小林可夢偉はまず、フリー走行1回目を午前9時24分にコースイン。事前にチームでシミュレーター走行をしてきたとはいえ、昨年8月以来のNASCAR実車走行ながら、計測3周目でグループ5番手となる2分11秒505をマーク。その後、フリー走行2回目のセッションでは、2分10秒567までタイムを伸ばしフリー走行を終えた。

    フリー走行を終えてすぐに迎えた予選、A組の予選を挟み、午前11時から15分間のB組の予選が始まると、小林可夢偉は1回目のアタックで2分10秒832を記録。2回目のアタックでは2分10秒513でベストタイムを更新し、最終的に予選を25番手で終えた。明日の決勝レースは、13列目25番手からスタートする。

    68周の決勝レースは3月24日(日)午後2時30分(日本時間3月25日(月)午前4時30分)にスタートが切られます。

    小林可夢偉 NASCAR

    小林可夢偉
    「このコースはF1やWECで実際に走ったことがありますが、2度目のNASCARとなる今回のレースに向けて、さらにシミュレーターでもしっかり走り込んで準備をしてきました。フリー走行は総合8番手でしたが、昨年の8月以来、久しぶりにこのクルマに乗ったわりにはすぐに対応できたなと思いましたし、ポジティブな気持ちで予選に入れました。でも、その予選では新品タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず25番手に沈んでしまいました。ただ、練習走行から非常にレースペースの安定したタイムを刻めていますし、僕自身すごく悔しい予選結果にはなりましたが、レースではしっかり巻き返せると思っています。少しでもNASCARの魅力を日本の皆さんに伝えられるよう頑張りたいと思いますので、ぜひ皆さん応援よろしくお願いします。今回の2度目の参戦で、改めてNASCARのレベルの高さを感じています。独特のレースフォーマットの中、この独特なクルマを短期間で走らせるというのは、自分にとって本当に新しいチャレンジです。ですが、昨年経験したことを活かして、自分自身の成長を感じることができていますし、これを何とか結果という形で出せるように、明日のレースではできるだけたくさんポジションを上げてゴールできるように頑張ります」

  • 小林可夢偉 NASCARに23XIレーシングから2度目の参戦

    小林可夢偉 NASCARに23XIレーシングから2度目の参戦

    小林可夢偉が23XIレーシングに復帰し、2度目のNASCARカップシリーズに参戦する。

    ル・マン24時間レースのウィナーであり、2度の世界耐久選手権チャンピオンでもある小林可夢偉は、3月24日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでトヨタ・カムリXSEをドライブする。彼はカップカーでの経験を積みながら、ババ・ウォレスやタイラー・レディックとともに再び仕事をすることになる。

    小林可夢偉は昨シーズン、インディアナポリスでカップデビューを飾った。彼は、シェーン・ヴァン・ギスベルゲン(ニュージーランド)、ブロディ・コステッキ(オーストラリア)、マイク・ロッケンフェラー(ドイツ)、ジェンソン・バトン(イギリス)、ダニエル・スアレス(メキシコ)と並び、このフィールドで活躍した6人の国際ドライバーのうちの1人だった。

    F1に75回出場している小林可夢偉は、波瀾万丈のレースの末、予選28位、決勝33位となった。

    小林は昨シーズン、キャリア初のカップ戦スタートに先立ち、NASCARに出場した理由を語った。

    「僕はNASCARを体験するためにここに来ましたが、同時に日本でのNASCARへの関心を拡大したいと思っています」と小林可夢偉はNBCスポーツに語った。「大きな可能性があると思っています」

    小林可夢偉には、F1で一度スタートを切ったサーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースで、NASCARの拡大に貢献するまたとない機会が与えられるだろう。

    3月のCOTAに参戦するゲストドライバーは小林可夢偉だけではない。

    元F1ドライバーのダニール・クビアトが23日(土)のXfinityレースにSSグリーンライト・レーシングから参戦する。彼は07号車シボレーをドライブし、キャリア2度目のXfinity参戦となる。

    F1キャリアで3度の表彰台を獲得したクビアトは、2022年にNASCARデビュー。チーム・ヘイズバーグ・レーシングからインディアナポリス、ワトキンス・グレン、シャーロット・ローバルでカップ戦に出場した。インディアナポリスとローバルではメカニカルトラブルでリタイアに終わった。

    クビアトは2022年にXfinityデビューも果たしている。サム・ハント・レーシングのドライバーとしてシャーロット・ローバルを走り、15位でフィニッシュした。

  • 小林可夢偉 「NASCARには日本で人気が出る大きなポテンシャルがある」

    小林可夢偉 「NASCARには日本で人気が出る大きなポテンシャルがある」

    小林可夢偉は、先週末インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのNASCARカップシリーズにデビュー。自身の出場が母国日本でのNASCARの人気の向上につながることを期待している。

    「私はNASCARを体験するためにここに来ていますが、同時にNASCARを日本に広めたいと思っています」と小林可夢偉はNBC Sportsに語った。「大きなポテンシャルがあると思います」

    22番グリッドからスタートした小林可夢偉は、82周のレースで2度の追突に見舞われ、最終的に33位でNASCARデビュー戦を終えた。

    「初めてだらけのNASCARでしたが、TOYOTA GAZOO Racingファミリーの温かさ、キズナも感じることができて、このチャレンジも僕一人じゃない、皆と一緒に戦えていると思えました」

    「また、日本では深夜にもかかわらず、僕のデビュー戦を見守ってくださったファンの方々にも感謝しています。遠く日本からの声援も、僕の大きな力になりました。僕を支えてくださった方々、応援してくださった方々、すべての皆さんにあらためて本当にありがとうございましたとお伝えしたいです」

    「今回、僕自身すごく楽しかったですし、こうして実際に戦ってみてやはりアメリカの三大スポーツのひとつで日本人ドライバーが活躍するというのはひとつの夢なんじゃないかなと感じました」

    「今回の経験でNASCARがどういうものか、エンジニアやメカニックがどう働くのかなど、とても理解できて、すごくいい経験になったので、またチャンスをいただけるのであれば僕はぜひ再挑戦したいです」

    現在、トヨタのドライバーの海外でのステップアップの場は、WEC(FIA 世界耐久選手権)とWRC(世界ラリー選手権)となっているが、そこにNASCARという選択肢が加わることになるかもしれない。

  • 小林可夢偉、NASCARデビュー戦は33位 「機会があれば再挑戦したい」

    小林可夢偉、NASCARデビュー戦は33位 「機会があれば再挑戦したい」

    小林可夢偉は、8月13日(日)に米国インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで開催されたNASCARカップ・シリーズ第24戦の決勝レースに23XIレーシングから参戦し、33位でフィニッシュした。

    朝から晴れ間が広がったインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで、午後14時40分に総距離199.98マイル(約332km)、周回数82周のレースがスタートした。

    28番グリッドからスタートした小林可夢偉は1周目にひとつポジションをアップ。しかし2周目、いきなり2コーナーで追突されてしまい37番手にまで後退。その同じ周、他のコーナーで他車がタイヤバリアに接触してしまい、そのタイヤバリアの修復のためにセーフティーカーが導入されると、その間に小林はボディワークの確認のためにピットイン、最後尾までポジションを落とすが、レースが再開したあとは小林らしい攻めた走りでポジションを取り戻していった。

    24周目、この日2度目のピットインを行い給油と新品タイヤ交換を実施。順位は31番手ながら27周目にコース上の全体3番手、続く28周目には全体2番手のラップタイムをマークし、初挑戦ながら上位を争うレギュラードライバーたちと遜色ないペースを披露した。

    55周目に3度目のピットインを行ったあと、29番手まで順位を上げてさらにペースを上げていったが、65周目の1コーナーで2度目の追突をされてしまい、再びポジションダウン。

    レース終盤の74周目、再びセーフティーカーが導入されたときに追い上げていけるように4度目のピットインを行い新品タイヤに交換するも、大きな波乱もなくそのままレースは終了。小林可夢偉は33位でNASCARデビュー戦を終えた。

    小林可夢偉 NASCARNASCAR カップ・シリーズ 第24戦Verizon 200 at the Brickyard決勝

    「スタートはポジション取りも良かったですが、2周目に追突されてしまい、いきなりNASCARの洗礼を受けました。スピンターンをすると一気にグリップがなくなってしまったのが残念でした。クリーンに走ることができた2セット目のタイヤは、慣れてきたこともあってペースに問題はなかったです。ただ、3セット目のタイヤの時にまた追突されてしまいました。レース全体を通じていいペースで走り続けたかったです」と小林可夢偉はコメント。

    「ただ、NASCARの経験が少ない中でも、戦えそうな手応えを感じる瞬間もあったので、もう少しこのクルマに慣れて、動かし方を理解すれば、充分いいレースができるんじゃないかと感じています」

    「今回、豊田会長、佐藤社長が僕のチャレンジを応援してくださり、北米トヨタのボブ・カーター元副社長にも僕のサポートを頼んでくださいました。実際にボブさんはインディアナポリスにも来てくださり、激励してくださいました。僕もボブさんの帽子をかぶってインタビューを受けたり、グリッドにも行き、力強いサポートを常に感じながらレースウィークを過ごすことができました」

    「初めてだらけのNASCARでしたが、TGRファミリーの温かさ、キズナも感じることができて、このチャレンジも僕一人じゃない、皆と一緒に戦えていると思えました。また、日本では深夜にもかかわらず、僕のデビュー戦を見守ってくださったファンの方々にも感謝しています。遠く日本からの声援も、僕の大きな力になりました。僕を支えてくださった方々、応援してくださった方々、すべての皆さんにあらためて本当にありがとうございましたとお伝えしたいです」

    「今回、僕自身すごく楽しかったですし、こうして実際に戦ってみてやはりアメリカの三大スポーツのひとつで日本人ドライバーが活躍するというのはひとつの夢なんじゃないかなと感じました。今回の経験でNASCARがどういうものか、エンジニアやメカニックがどう働くのかなど、とても理解できて、すごくいい経験になったので、またチャンスをいただけるのであれば僕はぜひ再挑戦したいです」

  • 小林可夢偉、NASCARデビュー戦予選は28番手「そこまで悪くない」

    小林可夢偉、NASCARデビュー戦予選は28番手「そこまで悪くない」

    8月12日(土)、米国インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースでNASCARカップ・シリーズ第24戦の予選が行われ、23XIレーシングから参戦しているTOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼WECチーム代表である小林可夢偉は、初めての予選で健闘し、28番手グリッドとなった。

    この日のインディアポリス・モーター・スピードウェイは、近隣に点在した雨雲の影響で朝は生憎の雨模様。

    そのため午前8時前から予定していたトラックウォークはキャンセルとなったものの、その後天候は回復。午前11時30分からのフリー走行までには路面も乾き、晴天の下走行が始まった。

    参加台数が39台にものぼるNASCARカップ・シリーズは、A組とB組、19台と20台に分かれてフリー走行と予選をそれぞれ走行。小林可夢偉は最初に走行するA組となり、午前11時30分のセッション開始とともにコースイン。初めてのコースで慎重に周回を重ねながらタイムを更新していき、計測5周目にはトップとのタイム差を1秒まで詰めた1分30秒371を記録、A組15番手でフリー走行を終えた。

    フリー走行B組の後、10分のインターバルを挟んですぐに15分間のA組の予選が始まり、小林可夢偉は1回目のアタックで1分29秒077をマーク。続く2回目のアタックではタイムを更新できなかったものの、グループ内での順位は14番手と健闘。明日の決勝レースは14列目28番手からのスタートとなった。

    「フリー走行、予選と一瞬で、もう今日の予定は終わりという、スケジュールでした」と小林可夢偉はコメント。

    「初めて走るサーキットに、慣れていない車で、いろいろなことが新しいですが、やれることはやりました。フリー走行は慎重に走っていたのですが、タイム的に割といいところだったのでまずまずの感触でした」

    「ただ、予選になると少し感覚が違って、やはりこのタイヤとクルマの限界はこのぐらいだよと知っているドライバーは、タイヤのおいしいところが使えていたなと思うので、そこは慣れの部分が差に出たかなと思います。おそらく僕が一番経験が少ないですし、逆に言えば知らないサーキット、知らないクルマで、トップと1秒以内で戦えているのでそこまで悪くないのではと思います」

    「明日の決勝レースはタイヤのタレ具合も分からないし、ピットストップも初めてで、いろいろあると思いますが、TGRのドライバーとして、しっかりレースをしながらクルマに慣れていって、最後に勝負できるような準備をして戦います」

    「今回は生放送もありますし、多くの皆さんに僕のデビュー戦をぜひ見ていただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします」

    200マイルを戦う決勝レースは、8月13日(日)午後2時半(日本時間14日午前3時半)にスタートが切られる。

    小林可夢偉 NASCAR

  • 小林可夢偉、NASCAR挑戦「日本人ドライバーのレベルの高さを示したい」

    小林可夢偉、NASCAR挑戦「日本人ドライバーのレベルの高さを示したい」

    ル・マン24時間レース会場での参戦発表から約2か月、いよいよ今週末、8月13日(日)、TOYOTA GAZOO Racingのドライバー兼WECチーム代表である小林可夢偉が、米国インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで開催されるNASCARカップ・シリーズ第24戦に挑戦する。

    小林可夢偉は自身にとって初めてのNASCAR参戦に向けて、6月の参戦発表以降、ヨーロッパと日本のレースの合間に幾度と渡米し準備を進めてきた。

    6月、ル・マン24時間レースを終えた小林可夢偉は、そのままスーパーフォーミュラ菅生戦に参戦、続くスーパーフォーミュラ富士テストに参加した。その後すぐに渡米し、今回参戦するチームである23XIレーシングと合流、チームメンバーとして7月1日-2日にシカゴ市街地コースで行われたNASCAR第18戦に帯同した。

    その後、一度チームを離れ、イタリアでのWECモンツァ戦、日本でのスーパーフォーミュラ富士戦を戦った後、再び米国に戻りシート合わせを実施、7月19日にはバージニア・インターナショナル・レースウェイで、デビュー戦で実際に乗るToyota Genuine Parts Camry TRD 67号車の実走テストを行った。また、実走テスト後はTRD-USAのシミュレーターを使い、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ・ロードコースをテストしている。そしていよいよレースウィークを迎える今週、再びチームに合流しインディアナポリスへ向かう。

    トヨタはNASCARカップ・シリーズに2007年から参戦しているが、日本人ドライバーがトヨタ車両を駆るのは小林可夢偉が初めてになる。

    小林可夢偉の新たな挑戦となるNASCARカップ・シリーズ第24戦は、8月12日(土)現地時間午前11時35分から(日本時間13日午前0時35分)フリー走行。同日現地時間午後12時35分(日本時間13日午前1時35分)から予選。そして8月13日(日)現地時間午後2時半(日本時間14日午前3時半)に決勝レースのスタートが切られる。

    小林可夢偉は「ル・マンでの参戦発表後、WECとスーパーフォーミュラのレースの合間に数回渡米して準備をしてきました」とコメント。

    「23XIレーシングに初めて入った時、最初に目があったのは僕がIMSAに参戦した時の担当チーフメカニックで驚きました。他にもこれまで参戦したレースで一緒に仕事をしたことのある仲間がいて、僕のレースの進め方や考え方を事前にチームに説明してくれていて、すごくウェルカムな状況からスタートできました」

    「実車テストは1日だけありましたが、クルマはフォーミュラルノー以来のシーケンシャルシフト、F3以来のスチールブレーキ。ダウンフォースも少ないし、車重も重いですが、思ったより動きが分かりやすいので、逆に合わせやすかったです。いろいろなクルマに乗ってきましたが、自分なりには手応えを感じています」

    「レーススケジュールも、初日にフリー走行を25分間、持ち込みのセットベースで走り、10分間の休憩を挟んですぐに予選。そして翌日は決勝レースだけを走るというNASCARならではの流れになっているので、レースまでの走行時間が少ない状況でも適応していかなければなりませんが、その点は僕の得意分野だと思っています。

    「NASCARはアメリカでは間違いなくナンバーワンのレースです。エンジン音もすごいし迫力もあります。自動車レースってすごいなと思わせる魅力が詰まっていて分かりやすいからこそ、このレースをたくさんの人に見ていただいて、自動車レースの面白さを純粋に感じてもらえるきっかけになれば嬉しいです。そして、しっかりと自分の経験を活かし、日本人ドライバーのレベルの高さをアメリカでも認識してもらえるように、結果を出すことにもこだわりたいと思います。レース自体の魅力とあわせて、僕自身も活躍して、皆さんにもっと見たいと思っていただけるレースをお届けできるように頑張ります。そう感じていただける人が増えれば、将来、また日本人がNASCARに乗る可能性も必然的に増えると思いますし、そうなっていくことを願っています」

    「今回のNASCAR参戦は、僕のレーシングドライバーとしての夢を叶えるだけはなく、僕の挑戦がモータースポーツの未来を変える一歩にもつながるのではないか、という部分を、豊田会長、佐藤社長に共感していただき、このチャンスのきっかけを作っていただきました」

    「参戦実現にあたり、チャンスを作ってくださった豊田会長、佐藤社長、TRD-USA、23XIレーシング、NASCARコミュニティー、スポンサーのみなさま、TGR、協力してくれたすべての方々に感謝します」

  • 元F1王者ジェンソン・バトン、NASCARマシンでル・マンを完走「驚異的」

    元F1王者ジェンソン・バトン、NASCARマシンでル・マンを完走「驚異的」

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、ル・マン24時間を完走したヘンドリック・モータースポーツのガレージ56エントリーの功績を「驚異的」と称えた。

    NASCARカップのシボレー・カマロを流用したこのマシンは、毎年革新性を示すマシンに与えられる至宝の耐久レースのワイルドカードとしてエントリーされた。

    バトンは、NASCARカップシリーズで7度の優勝経験を持つジミー・ジョンソンと、ル・マンで優勝経験のあるマイク・ロッケンフェラーとともにこのプロジェクトに参加し、24号車は大奮闘の末、レースに出場した62台中39位でフィニッシュした。

    「最高だった」とバトンはEurosportに語った。

    「観客はル・マンに参加するすべての人を祝福するためにここにいるけど、僕たちのクルマが通り過ぎるときの歓声を聞くと…彼らにとって車を準備するのは長い旅であり、多大な時間がかかった」

    「でも、なんと素晴らしい人々のグループだ。このクルマで彼らが持っているものを生み出し、カップカーをル・マン用の耐久マシンに仕立てるというのは、驚異的なことで、この業界では最高だ」

    「このメンバーで仕事ができることを誇りに思う。僕たちは何のミスも犯さなかった」

    「我々はまだクルマをハードにプッシュしたいが、かなり運転しやすいクルマだった。寛容だ。ハードに運転すれば、速度は落ちるけど、本当に運転するには素晴らしいクルマだ」

  • ジェンソン・バトン 「NASCAR車両のル・マンでの予選ペースは予想以上」

    ジェンソン・バトン 「NASCAR車両のル・マンでの予選ペースは予想以上」

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、ル・マン24時間レースにガレージ56として参戦したシボレー・カマロZL1 NASCARの予選成績は予想以上だったと語った。

    ヘンドリック・モータースポーツのマシンは、イベント前にはGTE Amの中位に位置するという控えめな予想をしていたが、水曜日の予選1回目のセッションで最速のGTE Amエントリーより4秒近く速いタイムを記録した。

    2010年のル・マン優勝者であるマイク・ロッケンフェラーが3分47秒976秒を記録し、LMP2勢の最下位からわずか8.5秒遅れのラップを刻んだ。

    「僕たちは大きく進歩したと思うし、GTEカーよりも4秒も速く予選を通過できたのは、チーム全体の驚異的な努力だと思う」とジェンソン・バトンは語った。

    「僕たちは上位に食い込めると思ってここに来たし、GTEカーがアマチュアドライバーを乗せれば、彼らと同じくらい、いや、それ以上に速くなれるだろうとは思っていたけど、最速のGTEカーに4秒差をつけて予選を通過できるとは予想していなかった」

    「すべてが的確で、このチームが行ってきたすべての宿題は驚異的だった。このチームは、僕がこれまで一緒にレースをしてきた中で、世界最高のチームのひとつに数えられるほど、素晴らしいチームだ」

    ロッケンフェラーは、ル・マンに到着する前に速いラップタイムはシミュレーションされていたというが、それでも予選のパフォーマンスは予想以上だったと感じている。
    「カップカーで始めたとき、僕たちは非常に大きなポテンシャルがあると感じた。そしてそれを微調整し、シム上のル・マンでどんどん速くなった。でも、実際のトラックに行くまではわかりません」とロッケンフェラーは語った。

    「シミュレーターで予想以上の速さで予選を通過し、今ここにいることは、誰もが誇りに思うことだろう – これまでのところ、我々は成果を出しすぎているね」

    F1王者 ジェンソン・バトン NASCAR ル・マン24時間レース

    しかし、ジェンソン・バトンは、レースではGTE Amランナーの前でフィニッシュすることはより困難になる可能性が高いと警告。今週末のイベントで予想される雨の可能性など、複数の要因が接近戦に寄与する可能性があると説明した。

    「レース中にブレーキを交換する必要があるけど、それには5分かかる。でも、他の選手たちは1分だ。つまり、1周以上だ」とバトンは付け加えた。

    「目標は、GT勢に勝つことだ。まず完走すること、そしてGTの前でゴールすること。そして、もしそれができれば、素晴らしい成果だ」

    2009年のF1チャンピオンで、ル・マンに出場したのは2018年にSMPレーシングからBRエンジニアリングのBR1で出場したのみだが、NASCARマシンのドライビングをどれだけ楽しんでいるかを語った。

    「サウンドが大好きだし、見た目も大好きだ。挑戦も大好きだ。これはリアルなチャレンジだ。カップカーをベースにヘンドリック・モータースポーツのように迅速に何かに組み込むことは本当に印象的だ」

  • 元F1ドライバーの小林可夢偉 「NASCAR参戦は長年の夢でした」

    元F1ドライバーの小林可夢偉 「NASCAR参戦は長年の夢でした」

    元F1ドライバーの小林可夢偉が、元F1チャンピオンのキミ・ライコネンやジェンソン・バトンに続き、NASCARの世界へデビューすることが決定した。

    F1シーンから離れて以来、小林可夢偉は耐久レースで2度の世界耐久選手権タイトルを獲得し、TOYOTA GAOO RACINGのドライバーとして2021年のル・マン24時間レースで優勝するなど、耐久レースの世界で印象的な名声を築き上げている。

    そして今回、小林可夢偉はトヨタともにNASCARカップシリーズに参戦することになり、新たな挑戦の準備を進めている。

    小林可夢偉は23XIレーシングから67号車カムリTRDを駆り、インディアナポリス・モータースピードウェイで8月13日に開催されるロードコースでのイベント「Verizon 200 at the Brickyard」に出場する予定だ。

    NASCAR内での元F1の影響力はさらに強まり、2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンと2007年F1ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンは、2023年3月のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでカップシリーズに参戦し、バトンはこのカテゴリーでデビューすることになった。

    小林可夢偉は、NASCARの最高峰であるカップシリーズに参戦する2人目の日本人レーサーとなる。

    「実は長年の夢でした」と小林可夢偉さんはAP通信に語った。

    「アメリカでも、ヨーロッパでも、NASCARはとても大きなスポーツですが、僕にはNASCARに参戦するチャンスも機会もありませんでした」

    「カテゴリーが全く違うので、この機会は自分にとって挑戦的なものになると思います」

    「でも、僕が成功すれば、日本のドライバーにとってより多くのチャンスが生まれると思います。トヨタはNASCARに長く参戦していますが、トヨタには日本人ドライバーがいませんでした。この機会に感謝していると言う理由もそこにあります」

    小林可夢偉は、デビューに向けた準備期間について全くストレスを感じていないと語る。シミュレータ作業とバージニア州でのトラックテストが許可されており、スピードに乗るには数周だけで十分だと信じている。

    「正直に言うと、自分はあまり練習を必要としない男だと思います」と36歳の小林可夢偉は語った。

    「クルマに飛び乗れば、数周すれば大丈夫だと思います。だから、フォームについてはあまり気にしていません」

    小林可夢偉は、トヨタでF1デビューを果たし、チーム存続のかかった2009年の最終2戦に出場した後、ザウバーに移籍し、2012年の地元レースで3位というベストリザルトをマークした。競争力のないケータハムで過ごした2014年シーズンが、彼にとってF1グリッドでの最後のレースとなった。

  • 小林可夢偉、インディアナポリスのロードコース戦でNASCARデビュー

    小林可夢偉、インディアナポリスのロードコース戦でNASCARデビュー

    トヨタと23XIレーシングは、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のドライバー兼WEC(FIA世界耐久選手権)のチーム代表である小林可夢偉が、8月13日(日)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われるNASCARカップ・シリーズのロードコース戦にToyota Genuine Parts Camry TRD 67号車でデビューすることを発表した。

    小林可夢偉は、カートからレースキャリアを始め、多くのタイトルを獲得後、フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS:現TGR-DCレーシングスクール)のスカラシップを得て、フォーミュラレースにステップアップし、トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP:現TGR-DC)の支援の下、ヨーロッパで経験を積んだ。

    欧州のフォーミュラ・ルノーやGP2アジアでのチャンピオンを獲得するなどの活躍を見せた小林小林は2006年、トヨタF1チームのサードドライバーとして契約し、2009年のブラジルGPでレースデビュー。2014年までF1に参戦した。

    その後、小林可夢偉は日本のスーパーフォーミュラやSUPER GTに参戦すると共に、TGR WECチームにドライバーとして加わり、2020年にはWECシリーズ世界チャンピオン、2021年にはル・マン24時間レースも制した。

    また、2022年にはIMSAウェザーテック・スポーツカー・シリーズのLEXUSレーシングプログラムで、負傷したジャック・ホークスワースの代役としてカナディアンタイヤ・モスポートパーク戦に出場した。現在はスーパーフォーミュラと、WECシリーズにTGR WECチームのドライバー兼チーム代表として参戦している。

    トヨタはNASCARカップ・シリーズに2007年から参戦を開始し、以来17シーズンで174勝を挙げています。この間にトヨタドライバーはカイル・ブッシュの2015年と2019年、マーティン・トゥルークス・Jr.の2017年と、3回のシリーズチャンピオンに輝き、トヨタは3回のマニュファクチャラーチャンピオン(2016年、2017年、2019年)を獲得している。

    今季2023年シーズン、トヨタのドライバーはここまで4人の異なるドライバーが4勝を挙げており、この勝利によりこの4名はシーズン終盤のプレーオフ進出権を獲得しる。この中の一人が23XIレーシングのタイラー・レディック。23XIレーシングは2020年にバスケットボール界のスーパーヒーローであるマイケル・ジョーダンとトヨタの現役NASCARトップドライバー、デニー・ハムリンが設立したNASCARチームで、今年創設4年目にもかかわらず、既にカップ・シリーズで4勝を挙げている。

    北米を舞台として転戦し高い人気を誇るストックカー・シリーズのNASCARは、主にオーバルコースで戦われるが、年間数戦ロードコースでのイベントが含まれており、今回小林可夢偉がスポット参戦するのもその一戦、インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われる第24となる。

    インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われるNASCARカップ・シリーズ第24戦の決勝は、8月13日(日)現地時間午後2時半(日本時間14日午前3時半)にスタートが切られる。

    小林可夢偉(TOYOTA GAZOO Racing ドライバー兼WECチーム代表)
    「アメリカのモータースポーツ文化は、日本やヨーロッパとは少し違いがあり、中でも独特の文化を持つNASCARは、現地のドライバーにとってはアメリカンドリームです。私は幸運にもここ数年、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の幾つかのレースを戦ってきました。IMSAとNASCARは異なるレースではありますが、レースのテクノロジーは非常に高いレベルにあると思っています。この機会を与えてくれたTRD-USAと北米トヨタ、TGRに本当に感謝しています。トヨタがNASCARに参戦を開始してからしばらく経ちますが、トヨタの車両でカップ・シリーズに参戦する日本人ドライバーは私が初めてになると思うので、このチャンスをいただけて本当に嬉しいです」

    デビッド・ウィルソン(TRD-USA/Toyota Racing Development社長)
    「NASCARカップ・シリーズプログラムへの参加を可夢偉が望んでくれたことは本当に光栄です。23XIレーシングの協力の下、競争力の高いTRDカムリでインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースイベントに出場してもらえることに期待が高まっています。可夢偉は、トヨタとTRD-USAの社員全員が常に抱いているモータースポーツへの情熱を共有しており、彼がTRDカムリをドライブしてNASCARプログラムに参加してくれるのがとても楽しみです」