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  • MotoGP | スズキ 2019年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 2019年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    チームスズキエクスター、最終戦バレンシアGPを5位と7位で終えシーズンを締めくくる
    2019年MotoGPチャンピオンシップシーズンフィナーレとなるバレンシアGPは、99,000人を超える観客が見守る中、リカルド・トルモサーキットで27周の決勝が幕を開けた。チームスズキエクスターライダーは共に安定したパフォーマンスでシーズン最後のレースを締めくくった。

    アレックス・リンスはスタートを決め、8番手グリッドから一気に3番手にジャンプアップ。その後ひとつ順位を落とすが、トップグループから離れることなく4番手走行を続ける。一方、ジョアン・ミルはスタート後8番手につけ、何人かのライダーとバトルを繰り返しながらじりじりと差を詰めていく。

    リンスはレース中盤以降5番手を走行しながら、徐々に距離の詰まってくる3番手のミラー(ドゥカティ)と4番手のドビツィオーゾ(ドゥカティ)に迫りながら表彰台を掛けて渾身のアタックを続ける。最終ラップではドビツィオーゾが目の前まで迫るも、オーバーテイクには至らず、今季11度目のトップ5でチェッカーを受けた。

    ルーキー最後のレースとなったミルはトップグループからは少し遅れるも、最後まで安定したペースで走行して健闘の7位でチェッカー。フリー走行、予選と同じフィーリングを得ることができず、上位フィニッシュを目指したミルにとっては悔しい展開となるも、シーズン最後のレースをポジティブな結果で締めくくった。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「最終戦でふたりのライダーがシングルフィニッシュというのはそれほど悪い結果ではないとは思うのですが、我々はもっと上を期待していましたし、アレックスは表彰台争いの位置で走りながらも、残念ながら今シーズン中に再び表彰台に戻ることができませんでした。ジョアンに関しても予選までの結果から決勝では上位フィニッシュを期待していたので、その点については残念に思います。ここからシーズンオフが始まりますが、しっかりとマシンを開発し、来年の開幕戦カタールにはより強いスズキになって戻ってきたいと思います。1年間本当にありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「アレックスは序盤から積極的な走りで、トップグループでバトルしながら表彰台を狙っていったのですが、残念ながら5位という結果に終わってしまいました。しかし全力を出し切った結果ですし、レースを通して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたので、今日の結果には我々も皆満足しています。一方のジョアンはMotoGP初年度だったこの1年、本当に目を見張る大きな成長を遂げました。彼のこの成長はチームにとってもライダー本人にとっても来シーズンの大きなアドバンテージになると確信しており、来年もまた彼と一緒にこの進歩を継続していくことをチームも楽しみにしています。火曜、水曜とここバレンシアで行うテストと、その後行うへレスのテストでは主にバージョン違いのエンジンの比較をし、そのデータによって来シーズン最初のセパンテストのパッケージを決定する予定です。」

    アレックス・リンス
    「今シーズンは自分にとってとても良い1年だったと思っているよ。チャンピオンシップでも最後まで3位争いができたしね。最終戦でなんとかランキング3位を取り戻そうと全力で戦ってマーベリックの前ではフィニッシュすることができたけど、残念ながらランキングは戻すことができなかったね。4位のドビツィオーゾとはラストラップのチェッカーラインぎりぎりまでバトルしたんだけど、残念ながらオーバーテイクはできなかったよ。今日でシーズンは終わりになるけど、僕らはこれからまだまだ努力を続けて、新しいシーズンに備えなくちゃならないと思っているよ。」

    ジョアン・ミル
    「決勝中はフリー走行や予選の時と同じような良いフィーリングを得ることができなくて、ストレスの溜まるレースだったよ。週末ずっと調子が良かったから正直もっと上位フィニッシュを狙っていたけど、それでも今シーズン優勝しているライダー達がバトルするトップ5グループと近い位置で戦うことができたからシーズンの良い締めくくりにはなったと思う。MotoGPデビューイヤーだったこの1年は色々な意味で本当に素晴らしい年だったし、もう来年が待ち遠しくてならないよ。まずは来週のテストでしっかり走り込みをしなくちゃね。」

  • MotoGP | ドゥカティ 2019年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 2019年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    2019 MotoGPシーズンの最終戦となる第19戦のバレンシアGPが、11月17日にリカルド・トルモ・サーキットで開催され、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾが4位でフィニッシュした。2列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、5周目にアレックス・リンス(スズキ)をパスし、ドゥカティ・プラマックのジャック・ミラーを追撃。その後、リンスのアタックを退けて、4位でチェッカーフラッグを受けた。

    チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、14周目にクラッシュしてリタイアとなった。スタートでいくつかポジションを落としたペトルッチは、前を走るマシンとともにペースを上げるものの、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)をパスした後のターン6でクラッシュしてレースを終えた。ペトルッチは、2019年のMotoGPシーズンを、過去最高となるライダーズ・ランキング総合6位で終了した。

    このレースにワイルドカード参戦したドゥカティ・テスト・チームのミケーレ・ピッロは、体調不良によりスタート直後から本来のパフォーマンスを発揮することができず、4周目にピットに戻ってリタイアとなった。

    ドゥカティ・チームは、チーム・ランキング2位、コンストラクターズ・ランキング3位でシーズンを終了した。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 4位
    「全体として見ると、レース・スピードには満足している。非常にコンスタントなペースで走行して、最終的にマルケス(マルク:ホンダ)との差もそれ程大きくは開かなかった。3番手を走っていたミラーを捉えようとしたが、彼は非常にうまくライディングしていて、いくつかの場所では僕よりも速かったのでオーバーテイクすることができなかった。彼は、表彰台にふさわしい走りをしたと思う。前戦のセパンでも、ここバレンシアでも、僕たちのペースは速かったので、納得してシーズンを終了することができる。ライダーズ・ランキングでも2位を確定することができた。残念ながらマルケスとの差は大きく開いてしまったが、バルセロナとシルバーストンでは他のマシンのクラッシュに巻き込まれてポイントを獲得できなかったにもかかわらず、ランキング3位のライダーに大きな差をつけることができた」

    ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) リタイア
    「チームにとって重要なレースだったので、今回の結果は非常に残念だ。スタートのときにローンチコントロールが作動しなかったため、いくつかポジションを落としてしまった。その後の数周でポジションを挽回して、非常に良いペースで走っていたが、ロッシをパスした後にクラッシュしてしまった。理由はよく分からない。このような形でシーズンを終了することになって悔しい。それでも、これまでのMotoGPキャリアの中では最高の結果を残すことができた。様々な部分でまだ改善が必要なことは分かっているが、新しいシーズンが始まるのを今から楽しみにしている」

    ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・テスト・チーム #51) リタイア
    「ポジティブな1日にすることができなかった。体調が優れず、スタート直後からレースを台無しにしてしまった。フォーメーション・ラップの時点から血圧が低下し、スタートしてからは気分が悪くなったので、ピットに戻ることにした。今日の目標はトップ10に入ることだったので、がっかりしている。今日はそれが出来ると感じていたし、それ以上の結果を残すことも可能だと思っていた。残念だが、現実を受け入れるしかない。来年また挑戦したい」

    11月19日(火)と20日(水)には、今回のレースと同じリカルド・トルモ・サーキットに再びMotoGPライダーが集結して、2020年のシーズンに向けて2日間のテストが行われる。

  • MotoGP | 最終戦バレンシアGP:マルケスが優勝でホンダが3冠達成

    MotoGP | 最終戦バレンシアGP:マルケスが優勝でホンダが3冠達成

    MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝レース(レース周回数:27ラップ)が11月17日(日)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、2番グリッドからスタートした19年王者のマルク・マルケスがオープニングラップに5番手まで後退したが、8ラップ目にトップの座を奪回。安定したラップを最後まで刻んでシーズン12勝目を挙げると同時に所属するレプソル・ホンダにチーム部門のタイトルを逆転でもたらし、3冠を達成した。

    気温15度、路面温度16度のドライコンディションの中、ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、トップで1ラップ目を通過。8ラップ目にポジションを譲ったが、1.026秒差の2位に入り、最高峰クラス1年目に7度目の表彰台を獲得。ホールショットを決めた3番グリッドのジャック・ミラーは、2.409秒差の3位に入り、今季5度目の表彰台を獲得。

    6番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、3.326秒差の4位。8番グリッドのアレックス・リンスは2戦連続の5位。4番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、7番グリッドのジョアン・ミル、12番グリッドのバレンティーノ・ロッシ、15番グリッドのアレイシ・エスパルガロが続き、11番グリッドのポル・エスパルガロがトップ10入り。

    16番グリッドのホルヘ・ロレンソは、現役最後のレースで13位完走。

    9番グリッドのカル・クラッチローは、9番手走行中の11ラップ目1コーナーで週末2度目、今季12度目の転倒。10番グリッドのダニロ・ペトルッチと13番グリッドのヨハン・ザルコ、最高峰クラスのデビュー戦となったイケル・レクオナは、14ラップ目の6コーナーで転倒。5番グリッドのフランコ・モルビデッリは、6番手走行中の19ラップ目4コーナーで今季8度目の転倒を喫した。

    チャンピオンシップは、マルケスがチャンピオン、ドビツィオーゾが総合2位、ビニャーレスが総合3位、リンスが総合4位、新人王のクアルタラロが逆転で総合5位に浮上して、インディペンデント・ライダー部門のタイトルも獲得した。

    最高峰クラスは、当地に延滞。2日後の19日から2日間、オフィシャルテストを実施する。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 41:21.469
    2 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha +1.026
    3 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati +2.409
    4 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati +3.326
    5 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +3.508
    6 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +8.829
    7 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +10.622
    8 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +22.992
    9 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia +32.704
    10 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM +32.973
    11 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati +42.795
    12 M・カリオ Red Bull KTM Factory Racing KTM +45.732
    13 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda +51.044
    14 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati +1’04.871
    15 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM +1’16.487
    DNF F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha – 9 laps
  • MotoGP | ホンダ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート

    マルケスがフロントロー獲得の2番手。ラストレースのロレンソは16番グリッドから決勝に挑む
    2日連続で快晴となった最終戦バレンシアGPの予選は、4年連続6回目のタイトルを獲得し、ホームGPに凱旋のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季16回目のフロントローを獲得した。今季11回目のポールポジションは逃したが、決勝レースに向けての連続ラップでは、前日の1分31秒台から30秒台へとレベルを上げて着実に準備を進めた。

    初日のフリー走行で11番手とやや出遅れたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、午前中のFP3で10番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たした。そして予選Q2では、今大会のベストタイムとなる1分30秒726をマークして9番手。3列目グリッドを獲得した。昨年の大会はケガのために欠場しているクラッチローだけに、2年ぶりとなるバレンシアGPで今季4回目の表彰台獲得と今季初優勝に挑む。

    右肩の治療のため欠場している中上貴晶の代役として3戦目を迎えるヨハン・ザルコ(LCR Honda IDEMITSU)は、13番グリッドから決勝に挑む。目標とするシングルグリッドは獲得できなかったが、1分32秒台から31秒台へとアベレージを上げることに成功。決勝では8位以内を目標に挑Mu。

    今大会を最後に引退を表明したホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が16番グリッドを獲得した。ポジションは、ロレンソが期待したものではなかったが、1分32秒台で連続ラップを刻んだ。決勝では、マルケスとともに、3年連続10回目のチームタイトル獲得に挑む。チームタイトルを獲得すれば、Hondaにとっては9回目の3冠制覇となる。

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「思っていたよりトップに近づくことができたのでとてもうれしいです。1周のベストラップでこれほど近づけるとは思っていませんでした。レースペースではそれほど離れていませんが、クアルタラロの1周のタイムはとても速いです。とにかくフロントローを獲得できてうれしいです。最初の目標を達成することができました。明日はいいスタートを切って、それから、どのような展開になるか様子を見てから考えたいと思います。今大会もビニャーレスとクアルタラロがとても速いので、厳しいレースになると思いますが、うまくコントロールできると思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)
    「転倒しましたがケガはなく僕は大丈夫です。転倒したときは骨折したかと思いましたが、左手に少し切り傷があるくらいでした。奇妙な転倒でした。右側に転倒したのに、なぜ左手を打ったのかわかりません。でもかなり激しく地面にぶつけたようで痛かったです。しかし、FP3とFP4の間に治療したので、それほど悪くはありませんでした。来年に向けてのテストをいくつかスタートすることができたのでとてもうれしいです。ポジティブなこともネガティブなこともありました。今の仕事にも、そして、Hondaのためにいろいろ準備を整えられたことにとても満足しています」

    ヨハン・ザルコ(MotoGP 13番手)
    「今日は少し残念でした。FP3ではタイムを短縮しましたがポジションを落としてしまいました。気温が低く難しい走りを強いられました。最後の5分はペースを上げることができましたが、ちょっと遅すぎました。午後のFP4ではその分を取り戻すことができました。タイムもフィーリングもよくなりました。しかし、Q2に進むには十分ではありませんでした。残念です。明日はここからもっと強くならなければなりません。マシンのフィーリングはよくなってきています」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 16番手)
    「今日は思っていた通りの結果になりました。もしかしたらもう少し前のグリッドを獲得できたかもしれませんが、1分30秒台に入れることはできませんでした。明日のプランはいいスタートを切って、オープニングラップのトラブルを避けることです。そのあとは自分のペースを見ながら考えていきたいです。前進できると思いますし、ペースをキープできると思います。今回はこれまでのラウンドに比べて上位のライダーたちに近いペースがあります。明日はエモーショナルなレースになることは確かです。すべてを楽しみ、できる限りHondaの力になりたいです」

  • MotoGP | ヤマハ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート

    ビニャーレスとロッシ、グリッド4番手と12番手から表彰台を狙う
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、2019シーズン最終戦をそれぞれ4番手と12番手からスタートすることとなった。

    ビニャーレスはフリープラクティス第4セッションでトップタイムをマークし、Q2でもその再現を目指す。

    そして最初の走行では1周を終えてトップに立ったものの、次のトライで更新できずに2番手に後退してピットイン。タイヤを交換し、素早く燃料を入れると残り8分弱でコースに復帰し、ポールポジション獲得を目指して懸命にプッシュしていった。その時点でトップとの差は0.130秒。6ラップ目にはこれを埋める1分30秒178を記録したが、そのあとライバル3人が上回り、ビニャーレスは4番手に後退してセッションを終了した。トップとの差は0.200秒だった。

    チームメイトのロッシはフリープラクティス第3セッションで4番手を獲得してQ2へ進出。早々にピットを離れてアタックを開始し、すべてのライダーが1周を終えたあとで6番手につけていた。次のトライはコース制限のラインを外れたためキャンセルとなり、そのあとピットに戻ってタイヤを交換。約3分半後にコースに復帰して2度目の走行を開始し、1ラップを終えて7番手につけた。ここからさらに上げていきたいところだったが、前方の多くのライダーに阻まれて思うような走りができず、結局、最初の走行で記録した1分30秒954がベストタイム。トップから0.976秒差で12番手となっている。

    クアルタラロが今季6度目のポールポジション
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロが、そのルーキー・シーズンの最終戦で6度目のポールポジションと13度目フロントローを獲得。チームメイトのフランコ・モルビデリも5番手でグリッド2列目を確保し、チームの好調ぶりをアピールしている。

    フリープラクティス第3セッションでトップタイムを記録したクアルタラロ。Q2でもすぐさまトップに立ち、そのあとさらに2度にわたってタイムを更新し、この時点で唯一、1分30秒台の壁を破る1分29秒978を記録している。2番手のM・マルケスとの差は0.032秒。

    チームメイトのモルビデリも午前中のフリープラクティス第3セッションで5番手、午後からの第4セッションで8番手と好調をキープ。Q2でも持ち前のスピードを存分に発揮し、1分30秒449のベストタイムを記録して5番手を獲得。クアルタラロにコンマ5秒弱の差まで迫っている。グリッド2列目以上のスタートは今季10回目。

    2019シーズン最終戦は11月17日、現地時間14:00にスタートし、全27ラップで競われる。

    マーベリック・ビニャーレス(予選4番手/1分30秒178)
    「結果には満足しています。午前中のフリープラクティス第3セッションであまり調子が良くなかったので、午後はマシン・セッティングを少し変更したら大幅に改善されました。このことがとても重要だと思っています。ハード・コンパウンドのタイヤを履いたときに非常にリズムが良かったのですが、Q2では、2本目のフロントタイヤで落ち込みが見られました。新品タイヤはもう残っていなかったので、あとはベストを尽くすのみ。本当ならもっといいタイムが出ていたはずなのですが…。明日の決勝では表彰台争いに加わり、そのあと優勝を目指していけるかどうかはスタートにかかっています」

    バレンティーノ・ロッシ(予選12番手/1分30秒954)
    「うれしい気持ちと悔しい気持ちが入り混じっています。午前中のフリープラクティス第3セッションは絶好調で、好記録とともにQ2に進出することができたのですが、午後になると歯車がかみ合わずミスも出てしまいました。タイヤを交換し、2回目の走行に臨むと前に大勢のライダーがいて、なかなかペースを上げることができなかったのです。いずれにしても、フロントローから遠く離れた場所からのスタートは歓迎できません。私自身のペースは、決して悪くはないけれども、とても素晴らしいというわけでもないので簡単ではないでしょう。このコースはオーバーテイクも難しいので厳しい戦いになりますが、少しでもポジションを上げていけるようベストを尽くします」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「今日の予選セッションは、プラン通りにはいきませんでした。もっとずっと上の順位を狙っていたわけですが、厳しい結果に終わってしまいました。マーベリックはトップから0.2秒離されての4番手。彼自身が気持ちよく乗れていて、長距離走行ではペースも良いので心配はしていませんが、私たちとしては、もっと改善できる部分があると思っています。一方、バレンティーノは昨日の2回の転倒にもかかわらず、午前中のセッションで絶好調。フリープラクティス第3セッションに明確な目標を立てて臨み、それを実行してQ2進出を果たしました。ところがQ2では前のライダーに阻まれて十分にペースを上げることができず、結局は12番手に留まることになってしまったのです。グリッド4列目は、フロントローまでに長い距離があり、かなり厳しい状況。すべてはスタートにかかっていると言って良いと思います」

    ファビオ・クアルタラロ(予選トップ/1分29秒978)
    「非常に好調な一日。ポールポジションはもちろんですが、決勝用セッティングでも順調にペースが上がっています。他にも素晴らしいペースを持ったライダーが大勢いますが、明日の決勝では好スタートを決め、今日と同様の好結果を獲得するべくベストを尽します。最初の3ラップでパーフェクトを目指し、そのあとは様子を見ながらレースを組み立てていくことになりますが、どんな場合でも表彰台争いに加わりたいと思っています。依然として今シーズンの目標は優勝ではなく、最後までしっかり走り切って、最大限に素晴らしい方法でシーズンを締めくくることです」

    フランコ・モルビデリ(予選5番手/1分30秒449)
    「フリープラクティス第4セッション以外のすべてのセッションで5番手を獲得しました。私たちは常に前のライダーを追い、少しでも差を詰められるようベストを尽しているのですが、実際には、ペースはほとんど変わらないところまで来ていると思っています。このように大勢が同じようなタイムを記録できるようになっているので、決勝は非常に見応えのあるものになるになるでしょう。私自身は、いくつかの場所でもう少し速く走れるよう努力しなければなりません。とくにブレーキングが重要なので、明日のウォームアップ・セッションで小さな変更を試みるつもりです」

  • MotoGP | スズキ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第19戦 バレンシアGP 予選レポート

    バレンシアGP予選はミル、リンス共に3列目
    MotoGP バレンシアGPは2日目も肌寒い1日となり、午前のFP3では路面温度がわずか8~11度でタイムアップには厳しいコンディションとなったが、セッション終盤に掛けて徐々にタイムが上がり始め、アレックス・リンス、ジョアン・ミルは共にトップ10圏内でダイレクトQ2行きを賭けてタイムアタックを繰り返す。セッション終了間際には一時ふたり揃ってトップ10圏外となるが、最終ラップでミルは9番手にジャンプアップ、最後にQ2行きを決める。一方のリンスは12番手に留まりダイレクトQ2行きを逃す形となった。

    午後のFP4は午前に比べて気温が上昇。各ライダー達は日曜の決勝を見据えタイヤオプションの確認とロングランにセッションを費やし、リンス5番手、ミル6番手で締めくくる。

    Q1ではリンスがセッション序盤から猛チャージし、タイムシートのトップに躍り出る。残り4分までトップポジションをキープするも、数分を残して3番手まで下がってしまう。最後まで緊迫のセッションとなったが、リンスが最終アタックラップで再びトップポジションに返り咲き、Q2行きのチケットを手に入れた。

    最終予選となるQ2ではチームスズキエクスターペアが上位ポジションを狙って積極的にアタック。15分のセッション中にポジションが激しく入れ替わり、最終的にミル7番手、リンス8番手でセッションが終了。決勝は共に3列目グリッドからのスタートとなる。ミル、リンス共に安定した好ペースを見せ決勝への期待が掛かる。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「全てが順調だったとは言い難いですが、予選を7番手、8番手で終えることができたのでまずまずだったと言えるでしょう。ジョアンもアレックスもフィーリング良く乗ることができているようですし、ペースも良いので、スタートを決めてトップグループでバトルができればチャンスは十分あるでしょう。最終戦を完璧な状態で迎えられるよう最後の調整を行って決勝に備えます。」

    ジョアン・ミル
    「週末のここまでの流れにはとても満足しているし、フィーリングもかなり良いよ。このサーキットは自分もよく知っているから、セッティングを変更した時にフィーリングの違いもより理解できるし、今のところ思い通りに乗れている。明日の決勝ではトップグループでバトルしてトップ5圏内フィニッシュを目指すよ。」

    アレックス・リンス
    「Q1をトップタイムで終えてQ2に行くことができたし、8番手グリッドからのスタートは悪くないと思う。もちろんもっと上位だったらさらに良かったけど、決勝には自信を持って臨むよ。序盤がどんな展開になるかでレースの行方が決まるから、タイヤ選択が大切な鍵となるだろうね。過去のレースを振り返っても、このサーキットでグループから逃げてギャップを広げるのはかなり厳しいことが分かっているから、今年もレースはきっと接戦になるだろう。この週末、セッション毎に手応えが良くなってきているし、決勝の準備は整っているよ。」

  • MotoGP | 最終戦バレンシアGP 予選:F.クラルタラロが2戦連続ポール

    MotoGP | 最終戦バレンシアGP 予選:F.クラルタラロが2戦連続ポール

    MotoGP 最終戦バレンシアGPの公式予選が11月16日(土)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)がポールポジションを獲得した。

    気温17度、路面温度23度のドライコンディションの中、今季8度目のフリー走行総合1番手に進出した総合6位のファビオ・クアルタラロは、週末4度目、今季32度目のトップタイムをマーク。最高峰クラス1年目で2戦連続6度目のポールポジションを奪取した。

    フリー走行総合2番手のマルク・マルケスは、0.032秒差の2番手。15年以来自己最多タイとなる16度目の1列目に進出すれば、フリー走行総合3番手のジャック・ミラーは、0.108秒差の3番手に入り、第12戦イギリスGP以来今季4度目の1列目を獲得。

    フリー走行総合6番手のマーベリック・ビニャーレスは4番手。フリー走行総合5番手のフランコ・モルビデッリ、フリー走行総合8番手のアンドレア・ドビツィオーゾが続き、フリー走行総合9番手のジョアン・ミルは7番手。

    フリー走行総合12番手のアレックス・リンスは公式予選1で1番手、公式予選2で8番手。フリー走行総合10番手のカル・クラッチローとフリー走行総合7番手のダニロ・ペトルッチがトップ10入り。

    フリー走行総合11番手のポル・エスパルガロ公式予選1で2番手、公式予選2で11番手。フリー走行総合4番手のバレンティーノ・ロッシは12番手。フリー走行総合13番手のヨハン・ザルコは公式予選1で3番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’29.978
    2 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’30.010
    3 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’30.086
    4 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’30.178
    5 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’30.449
    6 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1’30.511
    7 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’30.573
    8 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’30.595
    9 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1’30.726
    10 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati 1’30.771
    11 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’30.908
    12 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’30.954
    13 J・ザルコ LCR Honda IDEMITSU Honda 1’30.826
    14 M・ピロ Ducati Team Ducati 1’30.949
    15 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’30.972
    16 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda 1’31.295
    17 M・カリオ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’31.383
    18 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’31.507
    19 I・レクオナ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’31.658
    20 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’31.714
    21 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’31.815
    22 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’31.839
  • MotoGP | ホンダ 第19戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第19戦 バレンシアGP 初日レポート

    マルケス3番手スタート。今大会がラストレースとなるロレンソは16番手
    終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われたフリー走行は、トップから1秒差に12台という接戦となり、チャンピオンとしてホームグランプリに凱旋のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3番手と好調なスタートを切った。

    今大会もFP1、FP2ともにそれぞれ1セットで走行し、タイヤテストに集中した。FP1は前後ミディアムを装着して23ラップをこなし3番手、FP2はフロントにミディアム、リアにソフトを装着して21ラップを周回して、総合3番手で初日を終えた。

    ライバル勢が最後のアタックで新品タイヤを入れてタイムを更新したが、マルケスは1セットで走行してのベストタイム。1分31秒台前半でラップを刻んだ走りは、今季11回目のポールポジションと今季12勝目を期待させるものだった。

    右肩の手術のため、終盤の3戦を欠場した中上貴晶の代役として3戦目を迎えるヨハン・ザルコ(LCR Honda IDEMITSU)は、FP1はトップから1.057秒差の13番手だったが、FP2は、FP1から約1.2秒短縮、トップから0.634秒差とし、10番手につけた。代役3戦目のザルコは、着実にRC213Vのパフォーマンスを引き出しており、予選では2戦連続シングルグリッドを目指す。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、FP1で15番手、FP2でも11番手とトップ10入りを逃した。気温も路面温度も低いことからリスクを負わず、アドバンテージを残しての走行に徹した。前戦マレーシアGPは転倒リタイアに終わったが、終盤戦に入って調子を上げているだけに、2日目のフリー走行でトップ10入りし、ダイレクトでの予選Q2進出を目指す。

    開幕前日に今シーズンを最後に引退することを表明したホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、FP1は18番手、FP2は16番手で初日を終えた。今大会が現役最後のレースとなるロレンソは、この日、デビュー当時のデザインを施したヘルメットで走行し、地元ファンの熱い声援の中で着実にタイムを上げた。チャンピオンを獲得したころの走りにはほど遠いものだが、ロレンソらしい深いバンク角でコーナーを攻めていた。

    マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
    「たくさんのメニューを消化することができました。とても満足しています。今日はタイムがとても接近しましたが、バレンシアのように小さくてタイトなサーキットでは、よくあることです。今日はレースに向けての仕事に集中しました。ペースを見つけて、タイヤをしっかり理解することでした。自分たちにとっては、典型的なレースウイークのスタートでした。明日はタイムアタックのチャンスがあります。予選に向けて集中したいと思います。今日はレースウイーク以外のメニューもいくつかこなしました。将来に向けて少し準備をしました。忙しい1日でした」

    ヨハン・ザルコ(MotoGP 10番手)
    「今日の結果に満足しています。初日のフリー走行をトップ10で終われたことは、すばらしいことです。セッションの最後にソフトタイヤを使いました。これでラップタイムを一気に短縮することができました。ソフトタイヤはトップ10に入るのにとても役立ちましたし、とてもうれしいです。トップ10に入れたというのは、FP1からいい仕事ができたという証拠です。いいタイヤをセーブしながら、しっかりコントロールして、いいフィーリングで走れるように取り組みました。今日はいい仕事ができたと思います。リアにソフトタイヤを使ったとき、すぐにラップタイムがよくなったのは、とてもポジティブなことでした。明日はもっと速くなれると思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 11番手)
    「午前中のFP1は寒く、セッションが終わるころには風がとても強くなりました。午後も風が強くさらに寒くなりました。このようなコンディションは、決して歓迎できるものではありません。気温があと10℃高くなれば、すばらしいレースになると思います。いろいろなことが楽になるし、マシンをうまくコントロールできるようになるはずです。今日のように寒いとバレンシアは難しいサーキットです。ブレーキングでタイヤにあまりフィーリングがないので厳しいです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 16番手)
    「昨日、発表を終えたばかりなので、いつもの気持ちでセッションに挑むのがたいへんでした。今日は集中してがんばらなければなりませんでした。そして、今日はかなりいい日になりました。ポジションはそれほど上がっていませんが、これまでのレースよりもトップに近づくことができました。最終的にトップのクアルタラロとはわずか1.1秒しか離れていません。明日の目標はトップ15に入ることです。そして、もっと前進することができたら、(予選)Q2に向けてプッシュしたいです。全体的なペースでは、まだ取り組まなければならないことがありますが、引き続き前進していけると思います」

  • MotoGP | ヤマハ 第19戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 第19戦 バレンシアGP 初日レポート

    クアルタラロとビニャーレスがワンツー、モルビデリが5番手、ロッシは14番手
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシがバレンシアGPのフリープラクティスをスタート。シーズン最終戦はいつもエキサイティングなイベントで、 涼しい気候にもかかわらずライダーたちは、限界ぎりぎりまでプッシュしてモチベーションを表現した。ビニャーレスとロッシはそれぞれ総合2番手と14番手でフリープラクティス初日を終えている。

    午前中のフリープラクティス第1セッションは寒く、難しいコンディションのもとで行われたが、ビニャーレスは母国ファンの前で好調を披露。序盤で2番手につけたあとはセッティング作業に切り替え、フロントにソフト、リアにミディアムを装着して周回を重ねていった。合計3回の走行を行い、そのなかの2回目で1分31秒595のベストタイムを記録し、トップから0.140秒差で4番手につけた。

    午後からの第2セッションでも、グランドスタンドで凍えながら声援を送るに値する、ファンを喜ばせる見事なパフォーマンス。ほとんどの時間帯でトップ3をキープし、終盤ではトップに立つ場面も。最後のアタックではクリアラップがとれず更新することができなかったが、トップに0.148秒差と迫る1分30秒883で2番手を獲得。総合順位でも2番手となっている。

    チームメイトのロッシもバレンシアのコースに素早く適応し、第1セッション中盤までハイペースを維持してトップ3を狙う。後半はマシン・セッティングを追求しながら、3度目の走行で再びテンポを上げていこうというところだったが、第4コーナーでは十分に暖まっていないタイヤの右側を滑らせて転倒。幸い怪我はなかったが、このあとはラップタイムを更新することができず、1分31秒976の記録でトップから0.521秒差の8番手に留まっている。

    第2セッションでさらにペースアップを目指したロッシ。ところがスタートから6ラップ目の第10コーナーで再び転倒してしまう。このときも怪我を免れたが、しばらく走行を中断。準備を整えてコースに復帰してから、もう一度トライするも、コンマ1秒を更新するに留まった。トップから1.040秒差の1分31秒775で、総合14番手で初日の走行を終えている。

    クアルタラロがフリープラクティス初日をリード
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロがフリープラクティス初日に総合1番手を獲得。チームメイトのフランコ・モルビデリも5番手と健闘した。

    クアルタラロは午前中のフリープラクティス第1セッションで1分31秒455を記録してトップ。第2セッションでは1分30秒735に更新し、2番手のビニャーレスに0.148秒差でトップに立っている。

    一方のモルビデリもクアルタラロにコンマ5秒と離されることなく好調な走りを見せている。第2セッションではトップから0.464秒差の1分31秒199を記録して総合5番手を獲得。明日はさらなる気温低下や雨が予想されるなかで、ふたりそろってトップ10入りを果たしている。

    フリープラクティス第3セッションは現地時間9:55にスタート。予選セッションは14:10から行われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(フリー走行総合2番手/1分30秒883)
    「良いスタートを切ることができたと思うので、とてもハッピーです。金曜日として十分に好調。マシンのフィーリングも素晴らしいです。もちろん、いくつかのポイントを改善していかなければなりませんが、すでにリズムをつかめており、そのことが最も重要だと考えています。今日の好調からさらに上げていくため、明日もベストを尽して頑張ります。タイヤについては、まだ改善が必要。とくにタイムアタックのときにフィーリングがあまり良くなかったので、この部分を中心に作業を行っていくことになると思います」

    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合14番手/1分31秒775)
    「幸い、怪我はありません。最初の転倒はごく軽いものでしたが、2回目は少し激しくなってしまいました。ここバレンシアでは、いつもタイヤの右側が危険で、とくに今日のように寒い日にはなおさらです。1度目は1ラップ目でプッシュし過ぎて転倒。2度目はすでに7ラップくらい走っていたので、もう大丈夫だと思ってしまっていたのかもしれません。でもそれまでは好調でしたし、ペースも悪くなかったので非常に残念な結果です。明日はタイヤチョイスも重要ですが、それ以上に、ラップタイムを上げてフリープラクティス第3セッションでトップ10入りを目指さなければなりません」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「バレンシアは非常にチャレンジングなコースです。そして今日のような寒さのなかでは、より一層、難しいものになってしまいます。今日の結果は、私たちのポテンシャルを完璧に表現したものとは言えません。実際、フリープラクティスのなかでは、ふたりとも非常に良いペースで走行していました。マーベリックはマシンのフィーリングが良く、とても良い仕事をしていましたが、最後のタイムアタックでは前のライダーたちに阻まれてしまいました。それでももちろん、初日としては良いスタートが切れたと思います。バレンティーノの2回の転倒は、いずれも右コーナーで、このコースの性質上、起こりがちなことです。幸運にも2度とも怪我はなく、私たちにとっては、そのことが最も重要ですが、彼の時間と自信とに影響があったことは間違いありません。ふたりともペースはとても良かったので、明日もこの方向性を維持して前進を目指します。とくにタイヤに集中です」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合1番手/1分30秒735)
    「1年前にここでテストを行ったときは17番手でした。この1年で、こんなに大きく前進できたことをとてもうれしく思います。この進化は、私たちの努力の成果。そして今後も同様の方法で、さらに前へと進んで行きたいと思います。タイムアタックが強みのひとつであることはわかっているのですが、決勝になると、そこまで行かれないことがよくあります。マシンに取り組み、良い戦略を見つけ出さなければならないでしょう。決して、遠く及ばないわけではありません。今夜も作業にベストを尽くし、問題を解決して改善を目指します」

    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合5番手/1分31秒199)
    「いい仕事ができました。ペースにも満足しています。もちろん、改善の余地は常にあるものですが、今日は午前から午後へと正しい進め方ができましたし、十分な手ごたえを得ることもできました。今の目標は、明日も同様の取り組みを続けながら、さらにトップに近づくことです。すでに良い位置、良いレベルに来ており、ファビオがトップで私が5番手につけているので、明日も高いレベルを維持して決勝では表彰台を目指したいと思っています」

  • MotoGP | 最終戦 バレンシアGP:F.クアルタラロが2戦連続の初日1番手

    MotoGP | 最終戦 バレンシアGP:F.クアルタラロが2戦連続の初日1番手

    MotoGP 最終戦 バレンシアGPのフリー走行が11月15日(金)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハSTR)が初日のトップタイムを記録した。

    気温17度、路面温度21度のドライコンディションの中、フリー走行1で4番手のマーベリック・ビニャーレスは0.148秒差の2番手に浮上すれば、フリー走行1で3番手のマルク・マルケスは0.239秒差の3番手を維持。

    フリー走行1で2番手のジャック・ミラーは、今季15度目の転倒を喫して4番手。フリー走行1で5番手のフランコ・モルビデッリ、フリー走行1で10番手のアレックス・リンス、フリー走行1で6番手のジョアン・ミル、フリー走行1で12番手のアレイシ・エスパルガロ、フリー走行1で9番手のアンドレア・ドビツィオーゾ、フリー走行1で13番手のヨハン・ザルコがトップ10入り。

    フリー走行1で8番手のバレンティーノ・ロッシは、週末2度目、今季8度目の転倒を喫して1.040秒差の14番手。デビュー走行となったフリー走行1で23番手だったイケル・レクオナは2.379秒差まで接近した。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’30.735
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’30.883
    3 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’30.974
    4 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’31.000
    5 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’31.199
    6 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’31.230
    7 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’31.280
    8 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’31.305
    9 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1’31.351
    10 J・ザルコ LCR Honda IDEMITSU Honda 1’31.369
    11 C・クラッチロー LCR Honda CASTROL Honda 1’31.433
    12 D・ペトルッチ Ducati Team Ducati 1’31.455
    13 M・ピロ Ducati Team Ducati 1’31.765
    14 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’31.775
    15 F・バニャイア Pramac Racing Ducati 1’31.868
    16 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda 1’31.880
    17 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’31.905
    18 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’32.159
    19 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’32.278
    20 M・カリオ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’32.467
    21 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’32.568
    22 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’32.887
    23 I・レクオナ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’33.114