カテゴリー: MotoGP

  • 【MotoGP】 BMW・M、2015年のオフィシャルセーフティカーを発表

    【MotoGP】 BMW・M、2015年のオフィシャルセーフティカーを発表

    BMW・M社は、スイス・ジュネーブで2015年シーズンのMotoGP オフィシャルセーフティカーを発表。BMW M3とBMW M6グランクーペに加え、専用に改造されたBMW M4クーペを準備する。

    BMWの研究開発を担当するM社は、1999年にチャンピオンシップへの支援を開始すると、昨年9月13日に契約期間を2020年まで延長。

    オフィシャルセーフティカーの提供及び2003年から始まった年間予選最速者を決定するBMW・M・アワードの副賞贈呈、招待客を開催地のトラックで体験するBMW・M・MotoGPエキスペリエンスのサービスを提供する。

    3タイプのオフィシャルセーフティカーに加え、セーフティオフィサーにBMW X5 M、メディカルカーにBMW M550d xドライブとBMW X5 M、セーフティバイクに2台のBMW S1000RRを準備する。

    BMW M4M4クーペ MotoGP BMW MotoGP

  • ホンダ、2015年型RC213Vを発表 / MotoGP

    ホンダ、2015年型RC213Vを発表 / MotoGP

    Repsol Honda Teamのワールドチャンピオン、マルク・マルケスと、チームメートのダニ・ペドロサは、インドネシア・バリ島で2015年型マシンの発表に臨んだ。

    2014年シーズンは、ホンダがMotoGPクラスで2年連続の三冠を達成(ライダー・チーム・コンストラクター)。その原動力となったRepsol Honda Teamは、18戦中14勝と圧倒的な成績を残した。

    ホンダは、昨年で20周年を迎え、二輪レース界で最長となったRepsol社とのパートナーシップをさらに継続。2015年に向けては、オーストリアのエナジードリンクメーカーであるRed Bull社との提携も強化し、新たなグラフィックをまとったマシンで再びの勝利を目指す。

    バリでの発表会では、中本修平HRC取締役副社長とともに登壇したチーム代表のリビオ・スッポが、2月4日(金)からマレーシアのセパンで3日間にわたって行われるテストに臨むライダーたちを紹介した。2人のライダーは、ウインターブレイクをはさんで休養十分。すっかりリフレッシュし、シーズンの開始に向けて意気込んでいる。

    マルク・マルケス(2014年チャンピオン)
    「ウインターブレイク中は忙しかったのですが、とても長く感じました。シーズンの開始が本当に楽しみです。インドネシアのこんなに美しい景色の中で、私たちの大切なパートナーであるアストラ・ホンダの皆さんと新車を披露できるのは、すばらしいことです。バリに来たのは初めてですが、ファンのみんなに会ってMotoGPに対する熱い想いを感じられたのが、すごくうれしいです。明日は、いよいよマレーシアに向けて出発します。セパンでのテストに向けた準備をしっかりとするために、相当なトレーニングを積んできました。チームクルーのみんなに会えるのが楽しみですし、バレンシアでのテストからマシンがどう進化したのかを試したくてわくわくしています」

    ダニ・ペドロサ(2014年ランキング4位)
    「バリで発表会をするという、いつもと違った試みができて、本当によかったと思います。アストラ・ホンダの皆さんに感謝しています。また、ファンの皆さんの情熱を目の当たりにして、感激しました。休養とトレーニングをバランスよく行い、いいシーズンオフを過ごせたので、セパンでのライディングに向けて準備はできていますし、モチベーションも高いです」

    中本修平|HRC取締役副社長
    「この美しいバリで発表会を開いてくださった、アストラ・ホンダの皆さんには、とても感謝しています。また、我々の2015年シーズンをサポートしてくれる、Repsol、Red Bull両社をはじめとした、スポンサーとパートナーの皆様にも、お礼を述べたいと思います。マルクとダニに会えたこともよかったです。2人ともポジティブな雰囲気で、冬休み期間でしっかりと休養し、シーズン開始に向けた準備は万全です。セパンテストからシーズンを最高の形でスタートできるよう、実りの多い3日間になることを期待しています」

    リビオ・スッポ|Repsol Honda Team チーム代表
    「シーズン開始が待ちきれません。2014年はとてもうまくいきましたから、新シーズンの始まりにも士気が高まっています。もちろん、さらなる勝利を挙げるのは簡単なことではないので、勝つためには全力を尽くさなければなりません。インドネシアには、本当に多くのMotoGPファンがいますから、バリに来られたのは最高です。ここではレースが開催されないのが残念ですが、私たちRepsol Honda Teamをお披露目できたのは、よかったと思います。いつか、ここでグランプリが開催されることを願っています」

    ホンダ RC213V 2015 HONDA RC213V 2015 画像 2015 ホンダ RC213V 2015 HONDA RC213V RC213V

  • ヤマハ、2015年型YZR‐M1を披露 / MotoGP

    ヤマハ、2015年型YZR‐M1を披露 / MotoGP

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは28日、スペインの首都マドリードに位置するメインスポンサー、テレフォニカ・エスパーニャ社が所有するオーディトリアムで2015年プロジェクトを発表。2月4日からのオフィシャルテストを控えたバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソ、ヤマハ発動機技術本部MS開発部長の辻幸一、ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクターのリン・ジャービス、チームディレクターのマッシモ・メレガリ、テレフォニカ・エスパーニャ社長のルイス・ミゲル・ヒルペレスが2015年型のYZR‐M1を披露した。

    タイトル奪回を目指すヤマハのジャービスは「2014年は我々の協力関係のスタートとして、大変良い1年目を楽しみました。今年はマドリードのテレフォニカ社で我々のバイクを発表することを決めました。ここから新たなシーズン、新たなアバンチュールが始まります。M1のカウルにデザインされたモビスターのMは、今年さらに大きくなり、我々との間でさらに大きな結束を表現します」とコメント。

    「2人の世界最高のライダー、2人のグレートなライダーであるバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソを再度起用します。両雄はレースにおける優勝、チャンピオンシップにおけるタイトル獲得という目標を追求します。ファクトリーライダーとしての約束により、我々のバイクをさらに戦闘的にしてくれると確信します」

    「ヤマハ発動機とモビスター・ヤマハ・MotoGPは我々の共通する目標の達成に向けて、全力を尽くして必要な支援を我々のライダーたちに保証します。新たなシーズンのスタートが待ち切れません。優勝に向けて準備ができています」

    2015 YAMAHA YZR‐M1 (MotoGP) YAMAH YZR‐M1 2015 (MotoGP) ヤマハ 2015 YZR‐M1 (MotoGP) 2015 ヤマハ YZR‐M1 (MotoGP)

  • ホンダ、MotoGPでの3タイトル獲得を記念した特別仕様車を発売

    ホンダ、MotoGPでの3タイトル獲得を記念した特別仕様車を発売

    ホンダは、「CBR1000RR SP」にロードレース世界選手権シリーズ最高峰のMotoGPクラスに出場している「Repsol Honda Team」の2014年シーズンのカラーを施した「CBR1000RR SP Champion Special」をタイプ設定し、受注期間限定で1月23日(金)に発売する。価格は2,111,400円(税込)。

    このモデルは、2014年のMotoGPクラスにおいて、Repsol Honda Teamが「ライダー」「コンストラクター」「チーム」の3タイトル獲得を記念した特別仕様。

    フューエルタンク上部には、3タイトル獲得の記念ステッカーを採用。さらに、Repsol Honda Teamのマルク・マルケス選手のゼッケンナンバー「93」と、ダニ・ペドロサ選手のゼッケンナンバー「26」のステッカーに加え、テクニカルスポンサーのステッカーを、車両本体に同梱している。

    また、ブレーキシステムには、ホンダがスーパースポーツモデル用に専用開発した電子制御式「コンバインドABS」を標準装備。車体色は、バイブラントオレンジのみの設定となる。

    CBR1000RR SPは、CBR1000RRをベースに、より緻密にチューニングを施したエンジンや、車体の軽量化をはじめ、オーリンズ製サスペンション、ブレンボ製フロントブレーキキャリパーの採用などによって、スポーツライディングの楽しみをさらに追求したスーパースポーツモデル。

    受注期間は、1月22日(木)から3月8日(日)まで。

    ホンダ CBR1000RR SP Champion Special

  • ホンダ、ケーシー・ストーナーとのテストライダー契約を延長

    ホンダ、ケーシー・ストーナーとのテストライダー契約を延長

    ホンダは、2007年と20011年にMotoGPクラスのチャンピオンに輝いたケーシー・ストーナーと2015年のテストライダーに関して協力関係を継続することで合意。合計3度のテストを予定していることを発表した。

    昨年10月、ケーシー・ストーナーはホンダからの招集に応じて、ツインリンクもてぎで実施されたプライベートテストに参加し、約1年振りに走行。今年最初のテストは、今月29日から31日、オフィシャルテストの会場となるセパン・インターナショナル・サーキットで実施するプライベートテストとなり、3日間中2日間に参加。さらに、2度のテストを予定している。

    テストライダーを継続することになったケーシー・ストーナーは、「長い間二輪車を走行していなかったので、昨年10月のテストはとても新鮮な感覚でした。協力関係の継続は、ずっと中本さんと相談していたことで、このタイミングで発表できて良かったです。現在、セパンでのテストに向けた準備を進めています。もてぎと違って高温多湿の中を走ることになるので、しっかりコンディションを整えて臨みます」とテストライダー再就任の感想を語った。

    HRC取締役副社長の中本修平は「新年の初めてに、ケーシー・ストーナーとの協力継続を発表できることを嬉しく思います。今年もホンダファミリーの一員として彼を迎えられて、本当に良かったです。ケーシーのフィードバックは非常に貴重なものですし、MotoGP™マシン『RC213V』を限界までプッシュできるテストライダーがいることは、HRCにとって本当にありがたいことです」と協力関係の継続を喜んだ。

  • MotoGP:マルク・マルケスが年間最多勝更新の13勝目

    MotoGP:マルク・マルケスが年間最多勝更新の13勝目

    MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝レースは9日(日)、リカルド・トルモ・サーキットで行われ、2014年王者のマルク・マルケスが優勝。

    マルク・マルケスは、シーズン最多優勝を更新する13勝目を挙げて、最高峰クラスで優勝ランキング15位のバリー・シーンが記録した通算19勝、全クラスで優勝ランキング9位のジム・レッドマンとケーシー・ストーナーの通算45勝目に並んだ。

    気温18度、路面温度22度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で今季55回目のトップタイムを刻んだ5番グリッドのマルク・マルケスは、1ラップ目に3番手、10ランプ目に2番手に浮上すると、11ラップ目にトップに飛び出して独走。凱旋グランプリを優勝で飾った。

    最高峰クラスで50回目のポールポジションを獲得したバレンティーノ・ロッシは、3.516秒差の2位。4戦連続13度目の表彰台を獲得して、ランク2位を確保。3番グリッドのダニ・ペドロサは、14.040秒差の3位に入り、今季9度目の表彰台を獲得した。

    ドゥカティ・チームの両雄が4位争いを展開。9番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾが、0.068秒差で8番グリッドのカル・クラッチローに競り勝ち、兄弟対決となった6位争いは、6番グリッドのポル・エスパルガロが0.284秒差で11番グリッドのアレイシ・エスパルガロに競り勝った。

    10番グリッドのステファン・ブラドルは8位。12番グリッドのミケーレ・ピロは今季の最高位9位。14番グリッドのスコット・レディングはトップ10入り。

    来季、ホンダのテストライダーに就任する青山博一は、18番グリッドからすたーとし、今季17度目のポイント圏内となる15位でゴール。

    スタートから1番手を快走した2番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、20ラップ目にバイクを乗り換えて22位。4番グリッドのホルヘ・ロレンソは、20ラップ目にバイクを乗り換えたが、25ラップ目にリタイアを決断した。

    最高峰クラスは、当地に延滞して、3日間のオフィシャルテストが開催される。

  • 【MotoGP】 青山博一、ホンダのテストライダーに就任

    【MotoGP】 青山博一、ホンダのテストライダーに就任

    ホンダは、MotoGP最終戦バレンシアGPの開幕を前日に控えた6日(木)、ドライブ・M7・アスパルから参戦する元250ccクラス王者の青山博一を2015年にテストライダーとして起用することを発表した。

    来季の就任先に注目が集まっていた青山博一だが、ホンダ・レーシングのプロジェクトに合流して、テストライダーとして将来のマシン開発に協力することが決定した。

    青山博一は、今週末にホンダの新しいオープンオプションマシン、RC213V-RSを走らせる。

    RC213V-RSは、ニューマチックバルブエンジンを搭載。最終戦後のオフィシャルテストでニッキー・ヘイデンがテストを開始する。

  • MotoGP:スズキ、最終戦にワイルドカード参戦

    MotoGP:スズキ、最終戦にワイルドカード参戦

    2011年の最終戦を最後にMotoGPを休戦していたスズキが、ワイルドカードとして3年ぶりに復帰。昨年からプロジェクトに合流し、今年はテストライダーに専従していたド・プニエが2年間の集大成として、開発中のプロトタイプマシンを実践で走らせる。

    2015年に最高峰クラスへ復帰が決定しているスズキのファクトリーチームは、今週末にリカルド・トルモ・サーキットで開催される最終戦バレンシアGPにワイルドカードとして参戦。2011年11月の最終戦バレンシアGP以来3年ぶりのレースに、テストライダーとして起用したランディ・ド・プニエが、開発中のプロトタイプマシンを走らせる。

    4週間前の10月15日から3日間、当地でプライベートテストを実施して、データを収集したド・プニエは、1年ぶりとなるレースを前に、「待ち切れない。レースが恋しかった。ワイルドカード参戦というアイデアはエキサイティングだけど、シーズンファイナルのペースを掴むのは難しい。プレッシャーはない。何が起ころうと僕の将来に変更はない。僕にとって、このレースはプレミアムなんだ。」とコメント。

    「お気に入りのトラック。大きなトラックではないけど、非常にテクニカル。個人的には高速トラックを好むけど、快適さを感じる。それに僕たちが把握していた路面が舗装されて、トラックコンディションが改善された。スズキにとってグッドなトラックなのかは分からないけど、トラックが好きだから、これはポジティブなことだ」

    昨年からスズキのプロジェクトに加わり、テストライダーとして2年間の集大成となる今週末のワイルドカード参戦するランディ・ド・プニエは、来年はテストライダーを継続しながら、スーパーバイク世界選手権に初参戦する。

    「今年の僕の役割は重要だった。ゼロからバイクを開発した。来年バイクはレギュラーライダーたちが開発作業を進めて行き、僕はタイヤのフィーリングを伝えて行くことになる。異なる作業になるけど、興味深い。誰もがMotoGPマシンを走らせることを夢に見る。将来、何をもたらしてくれるのか決して分からないから、MotoGPに関わり続けることは僕にとっては完璧だ。34歳になるけど、年寄りではない。もし、ある日復帰する機会が来れば、復帰しよう。」

    スズキは、復帰1年目の2015年にオープンオプションで最高位に進出するアレイシ・エスパルガロとMoto2クラスで新人王を獲得して、ランク3位に進出するマーベリック・ビニャーレスを起用する。

    「正直、チームの一員になりたかったという気持ちはある。スズキはMoto2クラスのヤングライダーを選択した。ビニャーレスのシーズンを見れば、それは正しい決断だと思う。これ以上何も言うことはない。アレイシは昨年CRTで素晴らしいシーズンを過ごして、今年才能を開花させた。成長を続けているライダーだ。もし、僕と同等かレベルの低いライダーが起用されていたら、がっかりしていただろう。」

    「しかし、スズキは僕に対して何も約束してくれなかった。彼らは2015年と2016年に向けて、最善のチームを結成したと考え、僕は彼らの選択を尊重する。僕はスズキのファミリーを継続する。将来何か起こるか分からない。来年、そして将来に向けて、この2年間の全ての仕事が役立つことを期待する」

  • ケーシー・ストーナー、2015年型ホンダ RC213Vをテスト

    ケーシー・ストーナー、2015年型ホンダ RC213Vをテスト

    ホンダと元MotoGクラス王者のケーシー・ストーナーは30日、日本GPの開催地、ツインリンクもてぎで実施した2日間のプライベートテストを終了。2015年型のプロトタイプマシン、RC213Vに乗り込み、エンジン開発及び異なるセットアップを検証。

    現行スペックのブリヂストンと2016年に向けて開発が進むミシュランのタイヤもテストした。

    2日間良好な天候に恵まれた中、昨年10月末にスポーツランドSUGOで実施されたプライベートテスト以来となるテスト走行を終えたケーシー・ストーナーは、「バイクを走らせるのが1年ぶりだから慣れるのに少し時間を費やしたけど、全てが良い感じで、バイクに慣れてからは調子を取り戻して、HRCが計画したテストプログラムに取り組んだ」とコメント。

    「初日はすごく良かった。2015年型のプロトタイプマシンでマルクとダニのセットアップを試し、分析。有効なデータを収集し、興味深い違いが見つかった。今回のテストに投入された新しいアイテムやエンジン開発にも少し取り組んだ。今日は2016年に向けたミシュランタイヤも試した。2日間のテストはとてもポジティブで、沢山の周回を重ねた」と2日間のテストを振り返った。

  • MotoGP:マルク・マルケスが、年間最多勝の12勝目

    MotoGP:マルク・マルケスが、年間最多勝の12勝目

    MotoGP 第17戦マレーシアGPの決勝レースが26日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、2014年王者のマルク・マルケスが優勝。1997年にミック・ドゥーハンが樹立した年間最多勝の12勝目に並んだ。

    すでにライダーズタイトルを獲得しているマルク・マルケスは、前戦オーストラリアGPで、ミック・ドゥーハンとケーシー・ストーナーが持つシーズン最多PP記録の「12」に並んだ。そして今大会では、13度目のPPを獲得し、新記録を樹立した。

    決勝では、スタート直後の1コーナーでホルヘ・ロレンソとの接触を避けるためにオーバーラン。オープニングラップは6番手と、ポジションを落としたが、2周目に3番手に浮上すると、ホルヘ・ロレンソとバレンティーノ・ロッシのヤマハ勢を追った。

    そして、レースの折り返しとなる10周目にホルヘ・ロレンソをかわして2番手に、11周目にバレンティーノ・ロッシを抜いてトップに浮上すると、終盤は2位以下を引き離し、20周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。今大会で挙げたシーズン12勝目で、1997年にドゥーハンが樹立した、最多記録に並んだ。最終戦バレンシアGPでは、記録更新に挑む。

    6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2.445秒差の2位に入り、3戦連続12度目の表彰台を獲得すれば、3番グリッドのホルヘ・ロレンソは、3.508秒差の3位に入り、9戦連続11度目の表彰台を獲得した。

    4番グリッドのステファン・ブラドルは、今季の最高位タイとなる3度目の4位。9番グリッドのブラドリー・スミスは、今季4度目のトップ5入り。フリー走行3で左足を骨折した12番グリッドのポル・エスパルガロは、単独走行で6位。13番グリッドのヨニー・エルナンデェスは、最高峰クラスで自己最高位となる7位に進出。

    5番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、4番手を走行していたが、残り5ラップにペースダウンして8番手。16番グリッドのエクトル・バルベラ、17番グリッドのスコット・レディングがトップ10入り。

    ウォームアップ走行で13番手だった11番グリッドの青山博一は、9番手を走行していたが、残り4ラップで今季6度目の転倒。最後まで走って11位でゴール。

    2番グリッドのダニ・ペドロサは、2番手走行中の2ラップ目に転倒。最後尾の20番手からレースに復帰して11番手まで挽回してが、13ラップ目に今季6度目の転倒を喫してリタイあした。

    7番グリッドのアレイシ・エスパルガロと10番グリッドのアルバロ・バウティスタは、2ラップ目に接触転倒。8番グリッドのカル・クラッチローは、6番手走行中にテクニカルトラブルが原因で5ラップ目にリタイヤを決断。

    チャンピオンシップは、ランク2位のバレンティーノ・ロッシが、ランク3位のホルヘ・ロレンソに12ポイント差のアドバンテージを広げ、2戦連続リタイヤを喫したダニ・ペドロサのランク4位、エスパルガロ兄のオープンオプション最高位が決定した。

    次戦バレンシアGPは、リカルド・トルモ・サーキットで11月7日に開幕、9日に決勝レースが行われる。

    マルク・マルケス (優勝)
    「今回のレースは、体力的に今年最もハードなレースとなりましたが、優勝できました。ミック・ドゥーハンの記録に並ぶことができてうれしいです。マレーシアでは、今日のような気候になることは分かっていました。それでも、今日は特別暑い一日でした。だれもがレースを完走するのが大変だったと思います。レース中盤にペースが下がりました。みんな、一息つきたかったのだと思います。スタート直後の1コーナーは少し悪夢のようでしたが、その後、タイヤとブレーキを温存しながら追い上げ、前に戻れました。そして、残り10周でアタックを始め、残り5周でリードを広げられました。今日のレースの進め方には満足しています」

    バレンティーノ・・ロッシ (2位)
    「ライダーにとっては最も難しいレースだったが、僕はしっかり準備ができていたので好調に走り切ることができた。つまりここまでの仕事が成功したということ。ウイーク中はいろいろ悩まされてタイムも思うように上がらなかったので、決勝でこうして2位を獲得できて本当にうれしいよ。今朝のウォームアップ・セッションでマシンの調子が改善され、午後にまたさらに良くなったという感じ。そして決勝ではまさにパーフェクトの状態だったんだ。最初からから最後まで全力で戦い、ホルヘやマルクとのバトルを楽しむことができた。優勝できると思った瞬間もあったんだけれど、やっぱりマルクのほうが少し速かったね…。ランキング2位獲得のための最善の方法は、常にトライし、表彰台を目指すこと。次のバレンシアでもこれが目標になるが、バレンシアは僕にとっては難しいコースのひとつなんだ。過去には何度も苦しめられたので、今年こそ好成績を獲得できるようベストを尽くして頑張るよ。日曜日までにしっかり準備を整え、表彰台を目指していく」

    ホルヘ・ロレンソ (3位)
    「非常に厳しい戦いだった。今まで参加してきた12年間のなかで、おそらく一番熱いレースだったと思う。スタートはうまくいって、1ラップ目はそのままどんどん攻めていった。そして10ラップ目くらいまでは最大限プッシュしていくことができたが、その後少しずつ、ブレーキングの状態が悪くなっていったんだ。その一方でバレンティーノは本当に速くて、レース後半になっても僕の序盤と同じくらいのペースをキープしていた。走り自体も、バトルもとても難しい状況だった。シルバーストンやミサノと比べて、僕自身のコンディションも決して良いほうではなかったんだ。3週間もヨーロッパを離れていたので、いつものようなハードなトレーニングができなかったことも原因のひとつかもしれないね」