カテゴリー: MotoGP

  • ニッキー・ヘイデン、交通事故で重体との報道

    ニッキー・ヘイデン、交通事故で重体との報道

    元MotoGPチャンピオンのニッキー・ヘイデンが、イタリアで自転車で走行中に交通事故に遭い、海外メディアは“重体”だと報じている。

    ニッキ・ヘイデン(35歳)は、17日(水)にイタリアのリミア近郊で友人と自転車でトレー二ング中に自動車と衝突。クルマのボンネットに乗り上げ、フロントガラスに突っ込んだという。

    まだ容体についての詳細は報じられていないが、救急車と医師が現場で緊急治療を行った後、リミアの病院に搬送されたニッキー・ヘイデンは、脳と内臓に大きな損傷を負っているとされ、海外メディアは“serious condition(重体)”だと報じている。

    また、緊急手術を受けたニッキー・ヘイデンは、今後24時間、医学的な昏睡状態に置かれるという。

    弟のロジャー・ヘイデンは「深刻」な状況だと述べ、兄のトミー・ヘイデンと母親がイタリアに向かっており、現在、病院ではフィアンセのジャッキー・マリンが付き添っていると語った。

    ニッキー・ヘイデンは、2005年にレプソル・ホンダからMotoGPクラスに参戦。2006年にチャンピオンを獲得。この2年間はスーパーバイク世界選手権に参戦。昨年のMotoGP アダゴンGPでは負傷したジャック・ミラーの代役としてエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSから参戦して15位、またオーストラリアGPでは負傷したダニ・ペドロサの代役としてレプソル・ホンダから参戦し、17位でフィニッシュしている。

    Nicky Hayden

  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP プレビュー

    MotoGP 第5戦フランスGPが、5月19日(金)~21(日)の3日間、ル・マン・サーキットで開催される。フランスGPは、1951年に第1回大会が行われ、今年で54度目を迎える。

    ル・マンでは、1969年に初めてグランプリが開催された。その後、ポールリカール、ノガロ、マニクールなどを経て、2000年に再びグランプリの舞台となり、今年で18年連続、ル・マンでは通算30度目の開催となる。

    ル・マンは、自動車の24時間耐久レースの舞台として知られている。このレースは、一部に一般道路を利用するサルテ・サーキットで行われる。一方、グランプリや2輪の24時間耐久レースは、一周4.185kmのブガッティ・サーキットで行われる。

    ブガッティは、全体的にストレートが短く、典型的なストップ&ゴーのレイアウト。パッシングポイントが少なく、シケインやヘアピンが勝負どころとなり、激しいブレーキング競争が見ものだ。俊敏な旋回性とエンジンの鋭い加速性能が問われるル・マン。こうした特徴を持つサーキットだけに、グリッドが非常に重要となり、予選では激しいアタック合戦が繰り広げられることになる。

    またこの時期のル・マンは雨が多く、過去10年を振り返れば、2007~09年の3年間と、2012年と13年は雨のレースとなり、レース中にマシンを乗り換えることができる“フラッグ・トゥ・フラッグ”が適用された。過去3年はドライコンディションで行われたが、不安定な天候になる可能性は高く、選手やチームは集中力が要求される。

    過去2戦で優勝と2位と、好リザルトを残しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、3戦連続の表彰台と今季2勝目に挑む。ル・マンでは、MotoGPクラスにデビューした13年にポールポジション(PP)を獲得し、雨となった決勝では3位でフィニッシュした。14年には2年連続のPP(Moto2クラスから数えると3年連続)を獲得。オープニングラップでは、他車との接触を避けるために10番手までポジションを落としたが、そこからすばらしい追い上げをみせて優勝を果たした。15年はMotoGPクラスで3年連続(通算4年連続)となるPPを獲得するも、決勝ではタイヤの消耗に苦しんで4位。その雪辱に燃えた昨年は予選で2番手、決勝では転倒再スタートとなり、13位という結果だった。

    前戦スペインGPでは、予選2番手から決勝を2位でフィニッシュ。シーズンを通して、マルケスのライディングに最も合わないサーキットですが、着実に走って5年連続の表彰台(Moto2クラスから6年連続)を獲得した。スペインGPでは今季2勝目を達成できなかったが、レースウイークで得たセットアップと、大会終了後の公式テストで試したニューパーツで、大きな成果を上げた。今年は14年以来3年ぶりとなる大会制覇と今季2勝目に挑む。

    前戦スペインGPで今季初優勝を達成。モチベーションが高まっているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、得意とするル・マンで2連勝を目指します。スペインGPではフリー走行、予選、そして決勝と完ぺきな走りを披露してポール・トゥ・ウイン。スペインGPでは、最高峰クラスで3度目の優勝を果たした。チームメートで総合3位のマルケスに6点差、総合首位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に10点差まで迫り、タイトル争いに復帰している。

    昨年は、21台が決勝に挑み完走13台という厳しい戦いの中、4位でフィニッシュ。これまでル・マンでは、125ccクラスで1勝、250ccクラスで2勝、MotoGPクラスでは13年に優勝している。今年は4年ぶりの大会制覇(通算5勝目)と、13年以来の2連勝(このときもスペインGPとフランスGPで連勝)に挑む。

    第2戦アルゼンチンGPで3位、第3戦アメリカズGPで4位のカル・クラッチロー(LCR Honda)が、今季2度目となる表彰台の獲得と初優勝に挑む。前戦スペインGPでは、今季2度目のフロントローとなる3番手から、同じく2度目の表彰台とシーズン初優勝に期待がかかったが、痛恨の転倒リタイア。今大会はその雪辱に挑む。

    前戦スペインGPのあとに行われた公式テストでは、Repsol Honda Teamとともにニューパーツを試し、大きな手応えを得ている。過去2年の大会は転倒リタイアに終わっているだけに、今年は好リザルトでチェッカーフラッグを受ける意気込みだ。

    開幕から3戦連続でトップ10フィニッシュのジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0)だが、前戦スペインGPは転倒リタイアに終わった。今季最高の内容で予選を終え、決勝でもベストリザルトに期待が膨らんだが、後続のライダーの転倒に巻き込まれた。フランスGPでは、過去2年連続で転倒リタイアだが、今年は今季4度目のトップ10フィニッシュとベストリザルトに挑む。

    チームメートのティト・ラバトも前戦スペインGPで転倒リタイア。今回はその雪辱に挑む。スペインGP終了後の公式テストに参加したEstrella Galicia 0,0の2人は、その後、スペインのバレンシアで行われたミシュランのウエットタイヤのテストに参加。万全の体制で今大会に挑む。

    マルク・マルケス (MotoGP 総合3位)

    「ル・マンは独特のレイアウトで、ほかのサーキットとは明らかに違います。とても狭く、短く、ストップ&ゴーのコーナーが多いです。モンメロ (バルセロナ)とは全く逆のレイアウトのサーキットですが、走っていて楽しいです。今年は路面が新しいので、金曜日にしっかり確認したいです。グリップはよくなっていると思います。それは僕たちライダーにとっても、ファンにとってもポジティブなことです。なぜなら、いいショーが見せられるからです。新しい路面なので、今年はいつも以上に予想が難しいです。4戦を終えてチャンピオンシップは接戦になっています。これまで通り、しっかりがんばるだけです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 総合4位)

    「へレスでのすばらしい週末を終え、とてもポジティブな気持ちでル・マンへ向かえます。フランスGPはいつもチャレンジです。まず天候がかなり変わりやすく、プラクティスでリズムを見つけることも、どうやって前進していけばいいのか、というプランを考えることも難しいからです。とにかく寒すぎたり、正反対に、とても暑かったりします。コース自体はとても短く、ラップタイムのわずかな差が大きな差を生みます。新しいアスファルトでマシンがうまく機能することを願っています。いい加速と、いいブレーキングが必要ですが、安定性がカギを握っています。チームとともにうまく仕事ができているので、今大会もいい状態を維持できるようがんばります」

    カル・クラッチロー (MotoGP 総合7位)

    「ル・マンではここ2年、完走できていないので、今年はいいポジションでフィニッシュして、ランキングを上げるためにしっかりポイントを獲得することが目標になります。前戦スペインGPは、フリー、予選、そして決勝と、いい走りができました。転ばなかったら表彰台に立てたと思うし、本当に残念です。ル・マンでは、2013年に表彰台に立っています。自分のライディングスタイルに合っているので、日曜日に表彰台に立てるよう全力を尽くします」

    ジャック・ミラー (MotoGP 総合12位)

    「へレスは思っていたような結果にはなりませんでしたが、これがレースというものです。そのあと、ポジティブなテストができました。細かいことにトライして、異なるフロントタイヤを試すこともしました。2017年のエンジンを楽しんでいます。ライディングに集中できるので速く走れます。今週のル・マンはあまり天候がよさそうではありませんが、いい結果が出せると思います。ウエットになっても気にしません。いつものように、持っているものを出しきりたいです」

    ティト・ラバト (MotoGP 総合19位)

    「へレスでは転倒してしまい、本当に残念でした。しかし、レースウイークを通して前のライダーたちに近づけたのはよかったです。月曜日にはいいテストができました。レースタイヤで予選と同じタイムを出せたので、とても気持ちよくル・マンを迎えられます。ル・マンはいつも天候がキーポイントになりますが、バレンシアでミシュランのレインタイヤのテストをしてきたので、ウエットでもドライでも気にしません。ここ数戦でかなり前進してきました。引き続きこの調子で、フランスGPをがんばりたいです」

  • F1とMotoGP、日程衝突を避けるべく意見交換

    F1とMotoGP、日程衝突を避けるべく意見交換

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1スペインGPの週末にドルナのCEOを務めるカルメロ・エスペレータと会談。将来のF1とMotoGPの日程衝突の回避について意見交換を行った。

    今年、両選手権の開幕2戦は同じ週末に開催されており、MotoGPの最終戦バレンシアを含め、今後も6戦の日程が重なっている。

    ロス・ブラウンは、この現状は「スマートではない」と Reuters に述べ、スペインでカルメロ・エスペレータと“お互いからどのようなものを学べるか”について会談を行ったことを明かした。

    「我々は他のチャンピオンシップの意見を聞き、ベストな方法を考えることは潔しとしないあけではない。日程を調整するのは難しく、常に望んだものを達成できるわけではないが、少なくともそれを実現するために対話を行っている」

    また、ロス・ブラウンは、MotoGPのカテゴリー構成の称賛者だと語る。

    「Moto3、Moto2、MotoGPの間にある実力主義社会を気に入っている」とロス・ブラウンはコメント。

    「商業面、チーム構成、契約、カスタマーチームのための取り組みなどを見るのは興味深いことだ」

    今年のMotoGPのトップ10ライダーで、公式の下位カテゴリーでレースをすることなく参戦しているのはカル・クラッチローとダニーロ・ペトルッチの2人だけとなっている。

    F1では、多くのドライバーがF2をスキップし、F3やGP3、フォーミュラ・ルノー3.5などの他のカテゴリーから直接F1に到達したドライバーが多い。

    「F1には22~24名の世界最高のドライバーがいるべきだ」とロス・ブラウンはコメント。

    「商業的な考慮点もあるが、必ずしも我々はそれを達成できているわけではない」

    「複雑な問題だ。そのような商業的な決定をする必要のなく、とにかく最強のドライバーを見つけることをベースに決定できる立場にチームを置かなければならない」

    リバティ・メディアは、ビッグチームに有利な収益分配金構造を変更することを望んでいるが、ロス・ブラウンはそれは長期的なプロジェクトになるだろうと語る。

    「突然、大きな変化がなされ、全てが良くなるような改革がF1で行われることはないだろう。それは恒常的なプロセスになる。F1が変わるべき方向性を本当に理解する能力を得られるまで大きな部分を変えるつもりはない。あまりにリスキーだ」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    MotoGP 第4戦スペインGPの決勝レースは、今季初のポールポジションを獲得したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、シーズン初優勝を果たした。ペドロサは、絶好のスタートから一気にペースを上げると、27周のレースで一度もトップの座を譲ることなく、真っ先にチェッカーを受けた。

    そのペドロサを追走できたのはチームメートのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)だけであり、Repsol Honda Teamの両選手が3位以下に大きなリードを築く、すばらしいレースだった。

    この日は気温が28℃まで上昇。路面温度は40℃を超える厳しいコンディションとなった。レースウイークを通じて最もタイヤに厳しい環境となったが、マシンのセットアップ、そしてタイヤ選択をばっちり決めたペドロサが、地元ファンの前で圧倒的な速さを披露した。これでヘレスが舞台のレースでは、最高峰クラスで3度目の優勝。MotoGPクラスにデビューしてからの12年で、3勝を含む9度の表彰台獲得を果たしたペドロサには、地元ファンから大きな声援が送られた。

    2位にはマルケスが入った。27周のレースで、唯一、ペドロサを追いかけられたライダーだが、ペドロサの快走にはわずかに届かなかった。それでも、マルケスにとってヘレスは、シーズンを通じて最も苦手とするサーキットの一つ。レースウイークを通じてマシンのセットアップが進み、今後の戦いに大きなプラスになる、重要なレースとなった。

    マルケスは、前戦アメリカズGPでの優勝に続き、これで2戦連続の表彰台で、総合3位をキープ。今大会で6位に終わった総合2位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に2ポイント差、今大会を10位で終えたランキングトップのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に4点差まで迫り、トップの座を視野に入れた。ペドロサも2戦連続の表彰台で総合4位に浮上。トップとの差を10点とし、チャンピオン争いに加わった。

    今季初となったRepsol Honda Teamの1-2フィニッシュは、2015年のドイツGP以来2年ぶり。今大会は、予選でフロントローを独占するなど、RC213Vの仕上がりのよさを感じさせるレースとなった。

    今季2度目のフロントローから好スタートを切り、4番手を走行していたカル・クラッチロー(LCR Honda)は、6周目の11コーナーで転倒してリタイア。今季2度目となる表彰台のチャンスを逃した。

    予選10番手から決勝に挑んだジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、オープニングラップで9番手と好スタートを決ったが、6周目の1コーナーでアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の転倒に巻き込まれてリタイアに終わった。チームメートのティト・ラバトも、13番手を走行していた10周目の2コーナーで転倒してリタイアと、ともに残念な結果に終わった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)

    「ヘレスで優勝することができてとてもうれしいです。まさに、スーパーハッピーな気分です。大好きなサーキットで、家族と友人、そしてすばらしいファンがいる前で優勝することができました。今大会は、レースウイークを通じて順調だったし、どのセッションもすばらしい気分でした。レースも完ぺきでした。今日は優勝する自信があったので、スタート前に少し緊張しました。しかし、うまく集中できたし、スタートも決まりました。ただ、今日の路面コンディションはあまりよくなくて、フロントはかなりスライドしました。フロントはミディアムの方がフィーリングはよかったし、決勝でも、ミディアムの方がペースはよかったかもしれません。しかし、決勝はハードを選びました。その判断に満足しています。今日はマルク(マルケス)が後ろでプッシュし始めたときに、それまでのギャップをキープする走りに徹しました。とにかく、限界を超えず、転ぶことだけは避けようと決めました。それがうまくいって、こうして優勝できました。今大会はグランプリ3000戦という記念すべきレースでした。1000回大会は(アンヘル)ニエト、2000回は(ミック)ドゥーハン、そうした伝説のライダーたちに続いたことはとても名誉です」

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)

    「ヘレスで2位になれてとてもハッピーです。このサーキットは、自分にとってあまり得意なサーキットではありませんが、高いレベルで戦うことができました。これからのシーズンを考えるととてもポジティブなことです。今日のダニは、本当に速かったです。今週はウエットでもドライでも速くて、セッションをこなすごとに彼との差を縮めることに成功しましたが、彼のペースをキープするのはとても難しいことでした。今日は、彼を追ってプレッシャーをかけようとしましたが、何度か危ない瞬間もあり、バレンティーノ(ロッシ)とマーベリック(ビニャーレス)のポジションを確認しながら、2位をキープすることにしました。今日のような暑い気温と路面コンディションでハードを選択しましたが、今日は、それでも柔らかいフィーリングでした。4戦を終えて、トップと4点差になり、完全にチャンピオンシップの戦いに戻ることができました。今日は母の日(スペインでは7日が今年の母の日)なので、この結果を母に捧げます」

    ジャック・ミラー(MotoGP リタイア)

    「決勝に向けてとてもいい状態でした。予選まではペースもよく、マシンもよい仕上がりでした。そしてスタートもよかったのですが、3周目と4周目に混戦の中に入り、2、3回、ポジションを落としました。その後、アルバロ(バウティスタ)がブレーキングでミスをして、その転倒に巻き込まれました。トップ10を狙っていたし、本当に残念です。しかし、いいペースで走れていたのはポジティブだったし、ル・マンでは、さらに前進したいと思っています」

    ティト・ラバト(MotoGP リタイア)

    「ちょっと奇妙なレースでした。路面がすごく滑りやすい状態で、フロントのフィーリングを全く感じ取ることができませんでした。転倒したのは10周目の2コーナーでした。アクセルを戻した瞬間、フロントから転びました。13番手を走っていました。今大会は、フリー走行、予選とすごくいい内容だったし、チームの仕事にとても満足しています。明日はテストを行います。次のル・マンを楽しみにしています」

    カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)

    「とても残念でした。今日はとてもいいペースで走れていたし、タイヤの選択も悪くありませんでした。マルクとも近いポジションを走れていたし、転倒した周回も、前の周と同じペースで走っていました。しかし、11コーナーでアクセルを戻した瞬間、フロントから転びました。本当に残念な結果でしたが、次のル・マンに向けて、これまで築き上げてきた自信を失わないようにしなければいけません。今日は表彰台に立てず、自分もチームもがっかりしています。次のレースに向けてHondaのスタッフとミーティングをしたいです」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    2017年MotoGP第4戦のスペインGPがヘレス・デ・ラ・フロンテーラ・サーキットで開催され、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは3位完走、ドゥカティ初の表彰台を獲得した。

    マヨルカ出身のロレンソは予選8位、3列目からのスタートとなった。序盤にリズムを掴むと、6周目までに4番手にポジションを上げていた。12周目にはヨハン・ザルコ(ヤマハ)をパスすると徐々に差を広げて3秒のアドバンテージを稼ぎ出し、危なげなく3位でチェッカーを受けた。

    チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾも好レースを見せて、5位でフィニッシュした。ドヴィツィオーゾは5列目からのスタートとなったが、10周終了時点では6番手に浮上。その後はバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)やマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とスリリングなバトルの末、18周目に5番手を奪取した。その後はビニャーレスに1.5秒差をつけて、フィニッシュラインを通過した。

    ロレンソの3位により、ドゥカティ・チームのMotoGP通算表彰台登壇回数は、節目となる100に達した。ライダーズランキングでは、41ポイントのドヴィツィオーゾが5位、28ポイントのロレンソが9位に順位を上げている。

    次戦のフランスGPは、5月19日〜21日にルマン・サーキットで開催される。

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 3位

    「ここまでの3戦は複雑なレースが続いてしまったが、今日は地元のファンの前で表彰台に立つことができた。30歳の誕生日に最高のプレゼントとなった。今日の3位表彰台は、本当に大変な思いをして掴んだので、これまで何度も勝ち取ってきた優勝以上に嬉しい。ヘレスはデスモセディッチと相性が良いとは言えない。そんな場所で表彰台に上れたのだから、歓びもひとしおだ。正直に言うと、表彰台争いに絡めるとは思っていなかった。フロントタイヤの選択がカギだったと思う。スタートでは、目の前にかなりのライダーがいてちょっとしたカオス状態だった。だが、簡単に諦めるつもりもなかったからこそ、ザルコをオーバーテイクして3位になれたのだと思う。この数ヶ月はかなり厳しかったが、自分を信じる気持ちをずっと持ち続けてきた。チームも一貫して僕を信用してくれている。」

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 5位

    「スターティンググリッドが良くなかったので、タフなレースを強いられた。その割には良いリザルトだった。後方グリッドからスタートすると、混乱に巻き込まれる可能性が高くなる。だが、今回はどうにかポジションを上げて、落ち着いてライディングできたので、このリザルトがついて来たのだろう。週末を通じて良い仕事ができた。昨日は良いペースで走れることを示せたが、後列からのスタートだとやはり苦しい。今後はフリー走行や予選でもっとペースを上げなければならない。今週末のホルヘは乗れていた。彼にとってもドゥカティにとっても、素晴らしいリザルトを獲得してくれた。ホルヘを祝福したい!」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー)

    「今日は素晴らしい仕事ができた。ヘレスで表彰台を獲得することは、我々にとって非常に重要だ。まだまだやるべき仕事は残っている。トップグループとの差は依然として大きいので、明日はここでテストを実施して、開発の成果を確認したい。何としても上位陣とのギャップを埋めたい。ホルヘは素晴らしいレースを見せてくれた。ドゥカティ初の表彰台にふさわしいパフォーマンスだった。アンドレアも良かった。あのスタート順にもかかわらず、5位でフィニッシュした。これでチームの士気も高まる。」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    好天に恵まれたヘレスサーキットでのMotoGP スペイン決勝、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシのふたりは、グリップ不足に悩まされ、それぞれ6位と10位でレースを終えた。

    マーベリック・ビニャーレスは4番グリッドからスタート後、第1コーナーの競り合いでひとつポジションを下げて5番手となる。

    素早く挽回を図りたいところだが、序盤の数ラップはタイヤを暖める必要があり、この間にまずヨハン・ザルコに先行を許すなど、5ラップ目が終了するころには9番手まで後退してしまう。さらにホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)に抜かれたあと、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)と激しく競り合ったが、そのなかでともにミスがありバレンティーノ・ロッシとアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)にも先行を許す。

    しかしマーベリック・ビニャーレスは、あきらめずここから再び挽回を開始した。まずイアンノーネをパスすると、4番手のカル・クラッチロー(ホンダ)が転倒したため順位を上げる。続いて13ラップ目にはバレンティーノ・ロッシとドビツィオーゾを一気にパスして5番手まで挽回。しかし後続を完全に振り切ることはできず、ドビツィオーゾに再び追いつかれ、17ラップ目には小さなミスもあり6番手へ後退したが、その後は作戦を切り替えて冷静に走り切り、貴重な10ポイントを手にした。非常に苦しい展開により、トップからは24.566秒離された。

    一方のバレンティーノ・ロッシはグリッド7番手から好スタートを切って6番手で第1コーナーへ。序盤にザルコと競り合い、次にロレンソ、マーベリック・ビニャーレスとバトルする間、徐々に後退したものの、苦しい展開のなかで挽回の糸口を見つけ、次の5ラップで4つポジションを上げて5番手へ浮上した。
    しかし10ラップ目、マシンが小さく振られる間にひとつ後退したが、これがグリップトラブルの最初のサインとなった。この後はペースをキープすることができなくなり、追い上げてきたダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ジョナス・フォルガーに先行を許し、トップと38.682秒差の10位でチェッカーを受けた。

    この結果、シリーズポイントではマーベリック・ビニャーレスが合計60ポイントとなりランキング2位。バレンティーノ・ロッシは合計62ポイントでランキングトップを守った。またコンストラクターズランキングではヤマハが4ポイントのマージンをもってトップをキープ。Movistar Yamaha MotoGPも2位に12ポイント差をつけてチームランキングのトップに立っている。

    Monster Yamaha Tech 3のヨハン・ザルコが、ヤマハ勢トップ、サテライト勢トップ、そして最速ルーキーとして4位を獲得した。グリッド6位から果敢な攻めを見せたザルコは、4ラップ目終了時点で2番手まで浮上。その後も激しいバトルのなかでコンスタントに走り切り、4位でチェッカーを受けた。チームメイトのジョナス・フォルガーは、今季3度目のトップ10入り。レース序盤で一旦は14番手まで後退したが、少しずつ挽回し、残り7ラップではバレンティーノ・ロッシをとらえて8位を獲得した。

    次回は2週間後、フランスはル・マンで行われる。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (6位)
    「とても奇妙な1日になりました。ウォームアップでは、すべてのコーナーでとても正確なブレーキングができ、良いフィーリングだったのに、午後のレースでは同じフィーリングを得ることができなかったのです。ほとんどすべてのコーナーでクラッシュしてしまうような感じがあり、チームにとってはとても難しい1日となってしまいました。これでチャンピオンシップにおいて貴重なポイントを失ってしまいましたが、次のレースのためにも何が起こったのかをしっかり突き止め、改善しなければなりません」

    バレンティーノ・ロッシ (10位)
    「難しいウイーク、そしてとても難しいレースになりました。マシンもタイヤも、まったく良い感触が得られないまま終わってしまったのです。とくにスピンと加速については、改善を目指して皆で全力を尽くして取り組んできたにもかかわらず、問題はほとんど解決できていませんでした。終盤は大幅にペースを落としましたが、それでもマシンの振動が続いていました。このような状態でも何とか最後まで走り切れたのは良かったですが、とにかくチームにとって非常に苦しいウイークでした。本来、このコースではもっと上位を走ることができるはずでしたが、一体、何が起きたのか、しっかり調査する必要があるでしょう。明日のテストのなかで、いろいろ分析しながら検証していきます」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ヨーロッパラウンドの第1戦は非常に残念な結果になりました。ウォームアップが終了した時点では、このような展開はとても想像できませんでした。マーベリックはウォームアップと同様に決勝をスタートしましたが、その後すぐにフロントに問題を抱えることになりました。バレンティーノもまったく同じ問題に悩まされました。もしかしたらフロントタイヤは最も硬いコンパウンドのほうが良かったのかもしれません。ウォームアップと決勝との違いはこれだけだからです。ちょうど明日はここでテストがあるので、今日のデータを分析して、今日の苦戦の原因を見つけ出し、そこからしっかり学ばなければなりません」

    Monster Yamaha Tech 3

    ヨハン・ザルコ (4位)
    「今日のパフォーマンスには大満足です。ヘレスはとても複雑なコースで、予選では全員が非常に接近していましたが、決勝も同じように激しい展開になりました。僕は序盤から絶好調で、気持ちよく乗れていたし自信もありました。トップライダーを含めて何人かを順調に抜いていき、気づいたら2番手まで上がっていて、しかも依然としてフィーリングは最高の状態でした。ところがそのあと2度、危うく転倒という場面があって、その間にマルクに抜かれたのです。その頃から、限界ぎりぎりにいるとわかり、それ以上プッシュすることができなくなって、前のふたりから離されてしまいました。それでもしばらくの間は3番手をキープしていたのですが、結局、ホルヘに抜かれて4位。最後まで彼を抑えきれると思っていましたが、残りの8ラップは僕よりも彼のほうがずっと安定していました。表彰台獲得、あるいはそこにできるだけ近づくことを目標にしていたので、今日はそれを達成できたと思っています。このあとはしっかり休んで、2週間後のホームレースに向けて準備を整えます。良い状態でル・マンを迎えられるのはとてもうれしいこと。ここまで非常に順調ですが、苦しい時期がこれからやって来るのだとも考えています。プレッシャーをコントロールするための最良の方法は、すべての瞬間をエンジョイし、今を大切に生き、仕事に感謝することです」

    ジョナス・フォルガー (8位)
    「チャンピオンシップに重要なポイントも獲得でき、今日の結果には満足しています。反省点は序盤の戦い方。とくにオープニングラップでたくさんミスをしてしまったので、ここは改善していかなければならないところです。でもレースのなかでは、タイヤが消耗したあともマーベリックやヨハンと同等のペースをキープし、少しずつ差を詰めることもできました。今シーズンはずっとこのような展開が続いてきたわけだけれど、これからはもっと頑張って、レースの状況を分析しながら、序盤でポジションを失わないようにする方法を見つけていかなければなりません。今日は今季4度目のポイント獲得になりました。もちろんうれしいですが、次回のル・マンはチームのホームコースだからさらに一歩前進しなければなりません」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「チームにとって非常にエキサイティングなレースでした。きっといいレースができると期待はしていましたが、気温が非常に高くなって難しいコンディションとなったなかで、タイヤが重要な役割を担うことになりました。スタートではヨハンが飛び出して2番手まで浮上し、これまでのレースと同様、信じられないほどすばらしい走りを見せてくれました。でもその時点では、ファクトリー勢よりも柔らかめのフロントタイヤを使用していたので、その恩恵だろうと考えていたのです。レース後半になれば状況は変わると思っていましたが、なんと彼はペースを落とすことなく、タイヤも最後まで安定していました。最後にホルヘをとらえることは可能だったと思いますが、後ろのドビツィオーゾとの距離が大きくなっていったので、彼は賢明にも、安全に走り切ってポイントを持ち帰る決断をしました。今日は彼がヤマハ最速。貴重なポイントがヤマハのコンストラクターズランキングに加えられることを誇りに思います。マルケス、ペドロサ、ロレンソに少しも臆せずついて行った姿は、とてもルーキーには見えませんでした。タイミングの良いことに、次はホームレースとなるル・マンなので、大勢のファンの応援を期待できそうです。一方のジョナスも同様にいい走りを見せてくれました。序盤の数ラップは慎重でしたが、そのあとはペースを上げ、ヨハンとほぼ同等のラップタイムで攻めていました。そして最終的には前方の集団に追いつき、そのなかにいたバレンティーノもパスして、さらに差を広げて8位でチェッカーを受けたのです。ふたりは常に学んでおり、チームとしてはライダーにとても満足しています。明日はここでテストがあるので、ふたりがさらに学び、GPマシンをより理解してセッティング能力を向上させてくれることを期待しています。チームスタッフの努力に、ヤマハの多大なサポートに、そして頑張ったライダーに感謝します」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

  • 【MotoGP】 スズキ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:第4戦 スペインGP 決勝レポート

    68,000人の熱烈なバイクファンに見守られて迎えたMotoGP スペインGP決勝。イアンノーネのポジティブな予選結果を受け、決勝結果には誰もが大きな期待を抱いたが、チームの願いに反し、苦い結果で幕を閉じることとなった。序盤好調な走りを見せたイアンノーネだったが、残り18周で転倒、リタイヤ。リンスの代役でMotoGPに初参戦した津田拓也は、初レースを完走するも、ノーポイントで終える。

    イアンノーネはスタート直後に2台をオーバーテイクし、1コーナーを3番手で通過。序盤は安定したハイペースをキープしたものの、その後タイヤのスライドによりペースを維持できず、後続車に先を許し、10周目の11コーナーで痛恨の転倒を喫する。テストライダーの津田は、自身のキャリア初となるMotoGPレースを完走。今後のマシン開発に向けての貴重なデータを得ることとなった。

    津田 拓也 (決勝17位)

    「このウィークは走るたびに路面コンディションが変わり、とても難しかったですね。決勝は路面温度が上がり、スタート直後から、まるで違うバイクに乗っているような感じで、せっかく予選まで積み重ねてきたことを全く活かすことができず、悔しいです。本来ならばもう少し前のグルーブに接近できたと思うのですが、転倒のリスクが大きかったために、ペースを上げることができませんでした。MotoGPレースを経験したことで、今までのテストでは分からなかったことがたくさん分かり、学べたことも多かったので、明日のテストでは、そのデータを最大限活かせるようにしたいですし、さらに自分自身の走りもスキルアップし、今後のマシン開発に力を注ぎたいと思います。」

    アンドレア・イアンノーネ (決勝DNF)

    「スタートもうまくいったし、最初の4ラップはかなり良い感じだったんだ。でもタイヤが前後共滑り出してからは、どうにもすることができなかったよ。転倒して結果を残すことができず、チームに申し訳ない思いだし、自分自身も本当に悔しい。今日は路面温度が上がったせいで、路面が滑りやすくなり、僕だけじゃなく、他のライダー達も厳しい状況だったんじゃないかな。明日から2日テストがあるので、次戦ル・マンに少しでも良い状態で臨めるように走り込むよ。」

    河内 健 テクニカルマネージャー)

    「非常に厳しい週末でした。ここ数戦の問題を解決するために、日本で対策部品をいろいろと試し、このヘレスに投入しました。その結果が現れ、アンドレアには、予選まではその効果が見えたのですが、決勝のコンディションではそれがうまく機能しませんでした。津田君に関しては、初めてのMotoGPレース参戦ということで、難しいところがたくさんあったと思うのですが、一度も転倒することなく、レースを完走し、チームに貴重なデータを残してくれたことに非常に感謝しています。また、今回アンドレア用に持ち込んだ部品も、日本で彼がテストをしたものであり、その効果が見えたこともポジティブな要素だったと思っています。チームとしては非常に厳しい状況ではありますが、諦めずに、このあと2日間のテストで走りこみ、一歩一歩前進できるよう引き続き頑張ります。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー)

    「アレックスがいないこの週末は、それだけでもすでに厳しい週末でしたが、終わってみれば、さらに厳しさを増したような感じですね。とにかく早くアレックスに戻ってきてもらいたい思いです。アンドレアは昨日の予選がうまくまとまり、決勝は前列2列目からのスタートだったので、我々は皆彼が良いレースをしてくれるだろうと期待していました。序盤のペースは悪くなかったのですが、タイヤが滑りだしてからはマシンの挙動が抑えられなかったようで、転倒という残念な結果に終わってしまい、本当に残念です。ライダーはそれほど無理をしていなかったようなので、しっかりと原因を究明しなくてはなりません。この後そのままヘレスに残り、明日から2日間テストを行うので、次戦ル・マン向け、少しでも良い状態で迎えられるよう準備をしたいと思っています。このテストには次戦からアレックスが復帰するまでの間代役を務めるシルバン・ギントーリも参加するので、今後に向けての対策をしっかり見つけ出したいと思っています。」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

  • 【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

    【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

    MotoGP 第4戦 スペインGPの決勝レースが7日、ヘレス・サーキットで行われ、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる今季初優勝を達成した。

    気温28度。路面温度41度のドライコンディションの中、ポールポジションのダニ・ペドロサは、スタートからレースの主導権を握ってトップチェッカーを受けた。

    ダニ・ペドロサにとて2015年10月の第17戦マレーシアGP以来となるポール・トゥ・フィニッシュ、最高峰クラスで史上9人目となる30勝目、当地で2013年以来となる4勝目、キャリア通算53勝目を挙げ、総合4位に浮上した。

    2番グリッドのマルク・マルケスは、6.136秒差の2位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。レプソル・ホンダが2015年7月の第9戦ドイツGP以来となるワンツーフィニッシュを達成した。

    3位にはホルヘ・ロレンソがドゥカティに移籍してから初の表彰台を獲得し、地元スペイン勢が2015年11月の最終戦バレンシアGP以来となる表彰台を独占した。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾも5位入賞を果たした。

    モビスター・ヤマハ MotoGPは、マーベリック・ビニャーレスが6位、バレンティーノ・ロッシは10位だった。

    23番グリッドの津田拓也は、初参戦を17位で完走した。

    チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシに対して、総合2位のマーベリック・ビニャーレスが2ポイント差、総合3位のマルク・マルケスが4ポイント差に接近した。

    MotoGPクラスは、当地に延滞。8日にシーズンを開始してから最初のオフィシャルテストを実施する。

    2017 MotoGP 第4戦 スペインGP 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 45’26.827
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム +6.136
    3 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム +14.767
    4 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 +17.601
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム +22.913
    6 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP +24.556
    7 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング +24.959
    8 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 +27.721
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ +31.233
    10 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP +38.682
    11 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング +40.979
    12 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング +43.199
    13 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング +43.211
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング +47.964
    15 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム +51.279
    16 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ +1’08.885
    17 12 津田拓也 チーム・スズキ・エクスター +1’27.450
      29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 18Laps
      53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 18Laps
      35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 22Laps
      43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 22Laps
      19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 22Laps
      44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 22Laps
  • 【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 予選レポート

    MotoGP 第4戦スペインGPの予選は、ホームGPに闘志を燃やすダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、今季初のポールポジション(PP)を獲得した。

    初日から好調な走りをみせたダニ・ペドロサは、トップタイムでQ2へ進出。予選で2度のアタックを行い、1分38秒台を3度マークし、1分38秒249のベストタイムでPPを獲得した。

    ダニ・ペドロサがPPを獲得するのは、15年のマレーシアGP以来2年ぶりとなる。昨年は予選、決勝ともに苦労が続いたが、今年は順調なシーズンのスタートを切り、今大会は金曜日、土曜日と2日連続で快調にラップを刻み、上り調子をアピールした。決勝では、昨年のサンマリノGP以来の優勝に挑む。

    2番手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、初日の14番手から2日目のフリー走行で4番手に浮上、総合4番手でQ2に進出した。予選前のFP4では、快調にラップを刻み、今大会初のトップタイムをマークした。予選ではチームメートのペドロサにPPを譲ったが、決勝ではペドロサとともに優勝候補の筆頭。決勝では、今季初のRepsol Honda Teamの1-2フィニッシュが期待される。

    初日3番手と好調なスタートを切ったカル・クラッチロー(LCR Honda)は、総合6番手でQ2に進出を果たすと、アルゼンチンGP以来2戦ぶりのフロントローを獲得した。昨年はシーズン序盤に苦労したが、今年は第2戦アルゼンチンGPで3位になり表彰台に登壇、第3戦アメリカズGPでは4位と、安定した速さをみせてきた。ヨーロッパラウンドに入っても好調をキープし、今季2回目のフロントローを獲得した。

    ホンダ勢は、2014年のドイツGP以来となるフロントロー独占を果たした。

    初日2番手と好調なスタートを切ったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、2日目のフリー走行でも10番手につけ、今季初となる直接のQ2進出を果たした。Q2でも今季ベストの10番手をキープし、今季ベストグリッドを獲得。開幕から4戦連続のトップ10フィニッシュと、開幕戦カタールGPの8位以上を目標に決勝に挑む。

    ミラーのチームメートであるティト・ラバトも、フリー走行で総合12番手。予選前のFP4でも10番手と今季一番の内容で、フリー走行を終えた。Q1ではクリアラップをうまく取れず、18番グリッドとなったが、開幕から4戦連続のポイント獲得と、今季ベストリザルトを狙う。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP ポールポジション)

    「今日のポールポジションは、自分のキャリアの中でも最高のポールポジションだったと思います。それほど厳しい戦いでした。セッション終盤は、後ろにマルク(マルケス)がいたので、プッシュするべきかどうか迷いました。しかし、時間がなかったし選択肢がなかったので、プッシュしました。目標はフロントローを獲得することだったので、今日のポールポジション獲得には、とても満足しています。今週はすべてのセッションで気持ちよく乗ることができました。昨年はとても苦労したので、今日の結果はとてもうれしいです。チームの努力のおかげであり、Hondaにとってもいい予選になりました。すべて順調に進んでいます。明日の決勝も集中してベストを尽くします」

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)

    「今日のダニ(ペドロサ)は、本当に強く、そして速かったです。予選では、彼の後ろにつくことができたので、彼がどういう走りをしているのかを学ぶことができました。今週はラップタイムがよかったので、フロントロー獲得を目標にがんばりました。FP4では、とてもいいペースで周回することができたので、とても満足しています。ヘレス・サーキットは、自分のライディングスタイルに合うサーキットではありませんが、ここまでは、うまく機能していると思います。今回改善されたポイントは、これからのヨーロッパラウンドでも役立つことなので、とても重要です。決勝はまた、違う戦いが待ち受けていると思いますが、これまでの成果をしっかり発揮したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)

    「Hondaがフロントローを独占するすばらしい一日になりました。Hondaにとって、そしてチームにとって、とてもいい一日になりました。明日も引き続き、がんばらなければいけません。今週はいろいろなテストを行い、とても忙しいレースウイークとなりました。明日のウォームアップでさらに改善して決勝に挑みたいです。セッション中には何が起きたのか自分でもわからなかったのですが、腕をハチに何度も刺されて、コース脇にストップしました。もし決勝レースなら、走行を止めることはないと思います」

    ジャック・ミラー(MotoGP 10番手)

    「今週の目標は、決勝レース用のタイヤで多くの周回をこなし、トップ10に入ることでした。それを実現できましたし、予選でもとても快適に走ることができました。とてもポジティブな2日間で、ヘレス・サーキットの自己ベストも更新できました。明日はいいレースができると確信しています」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)

    「予選は18番手でしたが、フリー走行で12番手、その後のFP4でも10番手タイムをマークできたので、とても満足しています。決勝レース用タイヤで、しかも単独でそのタイムを出すことができました。その勢いでQ1に挑み、途中まではいいペースだったのですが、最後のセクターで渋滞にひっかかり、タイムをロスしました。そのために18番手に終わりましたが、1分39秒台のタイムをマークできたことは大きな自信になりました」

    関連:【MotoGP】 第4戦 スペインGP 予選:ダニ・ペドロサがポールポジション

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP 予選レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、Q2に出場してそれぞれ4番手と7番手を獲得し、決勝をグリッド2列目と3列目からスタートすることとなった。

    ビニャーレスはQ2を最後尾からスタートしすぐさま4番手に浮上。さらにペースを上げ、1分38秒677を記録して3番手に上がった。今回のピットストップは1回としたことから、残り7分でピットインし、1分半後に再びコースに復帰した。

    残された2ラップのアタックでは、1本目から1分38秒台に入れたが、前半で記録したタイムを更新することはできず4番手で終了。トップとの差は0.428秒だった。

    一方のバレンティーノ・ロッシは、ほとんどのライダーが出て行くのを待ってからコースイン。前方がクリアになっていたにもかかわらずペースを上げることができず、最初の走行では1分39秒305で10番手となる。

    7分弱を残してピットに戻ると、約2分後に再びコースに戻った。この時点で11番手に後退していたが、ポジションアップを目指し、1本目のアタックで1分38秒台をマークすると、最終的にはトップから0.659秒差の1分38秒908で7番手となった。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーは、明日の決勝に向けてそれぞれグリッド2列目と3列目を獲得した。

    ザルコはQ2へ進出を果たすと、15分間のタイムアタックでは、ビニャーレスに0.184秒差まで近づいて6番手としセカンドローを獲得した。予選でトップ6に入るのは今季3回目となった。チームメイトのフォルガーは、ザルコから0.247秒差の9番手で、グリッドではザルコの真後ろの位置を確保した。決勝ではトップ・サテライトを目指す。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (予選4番手/1分38秒677)
    「懸命に作業に取り組み、セッティングを煮詰めていったことで、今日は良い結果を得られたと思います。実は、タイヤの右側はとても良いのですが、左側はホイルスピンをしてしまう傾向がありました。これについては今晩しっかりチェックして、明日のウォームアップまでに解決したいと思います。タイヤチョイスについては、ほとんどの時間帯でミディアムコンパウンドを使用しラップタイムも悪くなかったので、おそらくこのままでいくことになるでしょう。明日のウォームアップも今日と同じように、いつもより多めに作業をして、レースに向け適切なセッティングを見つけなければなりません。とくに左コーナーが重要ですね」

    バレンティーノ・ロッシ (予選7番手/1分38秒908)
    「作業が充実していたので、マシンのフィーリングはかなり向上しました。それに、僕自身のペースも悪くないのでまずまずの結果です。ただコーナー進入については依然として課題が残っていて、予選結果にも100%満足ではありません。3列目からのスタートは決して楽ではないし、正直、もう少し前を確保できたら良かったですね。僕らはまだ100%までは到達していません。これからまた、さらに改善できるように作業を続けていきます」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「昨日は、ウエットとそこから乾いていく難しいコンディションに悩まされました。今日はようやく、完全なドライでセッティングを行うことができましたが、グリップ不足に直面するとは思っていませんでした。それでもある程度は改善でき、1日の終わりには、ふたりともマシンのフィーリングは向上しました。明日のウォームアップまでに、もう少しグリップを得られるようにすることが今晩の課題です。明日は今日以上に暑くなりそうなので、それも考慮してタイヤのチョイスを行わなければなりません。マーベリックは2列目、バレンティーノは3列目からのスタートですが、そこからポジションを上げ上位で戦ってくれることを期待しています。いつもと同じように、チームとしてすべての力を注ぎます」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (予選6番手/1分38秒861)
    「作業も順調に進み、今日の走りにも満足しています。午前中のセッションではみんなとても速かったけれど、僕も昨日のタイムをさらに短縮できると確信していました。そして懸命にプッシュし、何とかQ2に出場することができたのです。Q2では、おそらくみんなと同じソフトコンパウンドのタイヤを使用しました。しかし、気温がとても高くグリップが不足しペースを上げるのが難しい状態でしたが、チームと協力しタイムの更新に成功したのです。最終的には6番手を獲得し、決勝に向けてまさに完璧な位置を確保できました。明日はレースをエンジョイしながら、一方で集中力を切らさずに、スタートから積極的に攻めて上位グループについていきたいと思います。そのあとは最後までプッシュし続けて、できるだけたくさんのポイントを獲得します」

    ジョナス・フォルガー (予選9番手/1分39秒108)
    「総合的に見て、予選の最終的なリザルトにもラップタイムにもとても満足しています。今日は1日中、他のライダーとかなり接近した激しい戦いでしたし、それとは別に、いくつか問題も出てしまって難しいチャレンジでしたからね。そのなかでもチームとともにしっかり作業に取り組んで適切なマシンバランスを見つけ、最後には良い方向性も見つかりました。フリープラクティス第4セッションでは、決勝で使う予定のミディアムコンパウンドを履き、フルタンクの状態でとてもうまく走れました。続くQ2では思うようにタイム短縮はできませんでしたが、グリッド9番手という結果にはチームのみんなも喜んでくれました。明日は最も重要な日です。激しい戦いになると思いますが、僕らのペースもとてもいいので必ずチャンスはあると思っています」