カテゴリー: F1メキシコGP

  • ホンダF1 「Q2でセッションを終える予選戦略だった」 / F1メキシコGP

    ホンダF1 「Q2でセッションを終える予選戦略だった」 / F1メキシコGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1メキシコグランプリの予選での戦略について語った。

    今週末、マクラーレン・ホンダの両ドライバーはパワーユニットを交換しており、予選を前にフェルナンド・アロンソが20グリッド降格、ストフェル・バンドーンが35グリッド降格ペナルティを科せられることが確定していた。

    そのため、両ドライバーはQ2進出だけを目標に定め、Q2の走行ではレースにむけてタイヤとエンジンを温存するためにタイムを出すことなくマシンチェックに当てた。予選Q1では、フェルナンド・アロンソがトップから0.2秒差の5番手タイムで通過するパフォーマンスをみせた。

    ホンダF1の長谷川祐介は「今日の予選は、パワーユニット交換のペナルティーにより、日曜のレースでの後方からのスタートがすでに2台とも決まっていることもあり、一日を通してロングランに重点を置いてセットアップを進めてきました」とコメント。

    「明日のレースで新しいタイヤを履いてスタートすることも考慮し、Q2進出までがチームとしての目標でしたが、2台ともに余裕を持ってそのターゲットに到達できたことはよかったです」

    「パワーユニットの面では、トラブルなく一日を終えることができました。高地の影響によるエンジン出力の低下により、事前から苦しい戦いを想定していましたが、その影響を最小限にすべくHRDさくらで出力コントロールについて、さまざまな方法を検討し、有効な対策を打てたことが奏功したと考えており、この2日間で得ている感触も悪くありません」

    「明日は2台ともに最後方からのスタートにはなってしまいますが、競争力はありますし、ポイント獲得に向けて最後まで諦めない走りをみせられればと考えています」

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「今日の走行は、すべて明日の準備のためだった」とコメント。

    「今週末は両ドライバーが大きなペナルティーを受けるので、レース用のセットアップに焦点を当てる方が合理的だと判断した」

    「今回のレースは、統計上、我々にとって難易度の高いレースの一つなので、パワーユニットの走行距離と貴重なタイヤをセーブする必要があった」

    「FP3を非常に効率よく、実りの多いかたちで実施し、予選を計画通りに完ぺきに実行したチームのメンバーに対して、称賛の意を述べたいと思う。今朝は予定していた作業を問題なくすべて完了し、両ドライバーはマシンをレース用に準備するために精力的に仕事をしてくれた。昨夜、チームのメンバーが明日のレース用のセットアップを改善するために懸命に仕事をしてくれたおかげで、フェルナンドもストフェルも、マシンに対する満足感と感触は今週末の中では今が最もいいと感じている」

    「予選ではフェルナンドが見事なラップを走行し、Q1で5番手のラップタイムを叩き出した。彼のラップタイムはQ1の最速タイムからわずか0.2秒差であり、第2セクターは最速タイムだった。一方のストフェルは、金曜日に十分な走行ができなかったため、今日はレース用の準備をできる限り行う必要があった。通常よりも多くの燃料を搭載しながらも、彼は堅実な走りをし、この難しいサーキットでQ2に進出した」

    「両ドライバーにとって、今日の目的はいい予選順位を獲得することではなかった。大事なのはレースが行われる明日であり、今日のペースは明日を迎えるにあたって励みになった」

    関連:F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • フェルナンド・アロンソ 「クルマのパフォーマンスには満足している」

    フェルナンド・アロンソ 「クルマのパフォーマンスには満足している」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1メキシコグランプリの予選を14番手で終えた。

    決勝で20グリッド降格ペナルティが決定しているフェルナンド・アロンソは、予選Q2に進出した後はチームメイトと同様にタイムを出さず、レースにむけた準備に焦点を当てた。

    「今週末ここまでのクルマのパフォーマンスにはかなり満足している」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「昨日も素晴らしかったし、今日もコーナーではグリップがあり、高速セクションでも良いフィーリングを得ていた」

    「Q1で自分たちがこのトラックでいかに強いかを証明した。最速タイムから0.2秒しか離れていなかったことは、マクラーレンがどれくらい素晴らしい仕事をしているかを示している。今日、僕たちにはベストなクルマがあると感じた。とても楽しかったね!」

    「もちろん、今日のメインプライオリティーはQ2でタイヤをセーブすることだった。ここでの僕たちは直線で不利なので、明日、オーバーテイクするのは難しいし、そこが僕たちにとってのキーポイントだ」

    「ペナルティは大打撃だ。後方からスタートになれば、レース全体でトラフィックの後ろを走ることになるからね。でも、アグレッシブに攻めるつもりだし、僕たちの前で何かが起これば、そのチャンスを掴み取るつもりだ」

    関連:F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • ストフェル・バンドーン 「予選はプライオリティではなかった」

    ストフェル・バンドーン 「予選はプライオリティではなかった」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1メキシコグランプリの予選を15番手で終えた。

    決勝で35グリッド降格ペナルティが決定しているストフェル・バンドーンは、予選Q2に進出した後はタイムを出さず、レースにむけた準備に焦点を当てた。

    「今週末はペナルティを受けることになっているので、今日の焦点は予選ではなく、レースに備えることだった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「Q1でさえ、レースに向けてバランスを調整するため、燃料を多く積んで走っていた。昨日はFP1とFP2でエンジントラブルに苦しみ、本当に困難で複雑ない一日になったけど、今日はFP3が始まった瞬間からクルマの感触がかなり良くなっていた。実際に僕たちのパッケージは強くなっていたし、ここではそれなりに競争力があるようだ。今日は僕にとってかなりポジティブだったし、大きな前進だった。良い状態で明日のレースに向かるだろう」

    「後方からのスタートなので厳しレースになるだろうし、どこでフィニッシュするかは分からない。直線でのオーバーテイクは僕たちには難しいので、アグレッシブに、思慮に富んだ、野心的な走りをして、良いレースができることを願おう」

    「今日の僕たちにとっては予選はあまりプライオリティーではなかったし、レースを楽しみにしている」

    関連:F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • F1メキシコグランプリで新たなトラックリミットルールを導入

    F1メキシコグランプリで新たなトラックリミットルールを導入

    FIAは、今週末のF1メキシコグランプリで新たなトラックリミットルールを導入した。

    去年のメキシコグランプリのレースでは、3番手でフィニッシュラインを通過したマックス・フェルスタッペンに、コーナーカットがあったとして5秒ペナルティーがレース後に科されて降格した。

    先週末のF1アメリカグランプリでも同じようなシナリオが起こった。

    マックス・フェルスタッペンはキミ・ライコネンを追い抜く際にトラックリミットを超えたことでアドバンテージを得たと見なされ、レース後に5秒加算のペナルティを科されて3位表彰台を失っている。

    FIAは、ドライバーがコース外を走行することを抑止するためにターン1と2の間のコース左側に高さがある50mmのスピードパンプを設置した。

    このトラックリミットを超えたドライバーは、コースに復帰する際にターン2と3の間に設置された2つ目のスピードバンプを迂回しなければならず、タイムを失うことになる。

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは「安全上の理由から、ターン1と2の間のオレンジ色の縁石の左側、あるいはその上を通過したドライバー、もしくはターン2のエイペックスのボラードの左側を通過したドライバーは、ターン2と3の間のドライバーの左側に設置されたオレンジ色の縁石セクションの端を回って走行して復帰しなければならない」

    スピードバンプはターン8と11にも設置された。

    「安全上の理由から、ターン8のエイペックスの縁石を完全に越えて通過したドライバーは、コースと平行に設置されたオレンジ色の縁石の右側を走行した後、コーナー出口でコースに復帰しなければならない」

    「安全上の理由かあら、ターン11のエイペックスの縁石を完全に越えて通過したドライバーは、コースと平行なオレンジ色の縁石の左側を走行した後、コーナー出口でコースに復帰しなければならない」

  • F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

    F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

    2017年のF1世界選手権 メキシコグランプリの予選が28日(土)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

    現地時間13時。気温18.8℃、路面温度42℃のドライコンディションで予選Q1セッションはスタートした。フリー走行3回目と比較して路面温度は20℃近く上昇した。

    ピレリは、昨年よりも1段階軟らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでおり、予選Q3のタイヤにはウルトラソフトが指定された。

    2時間前に終了したフリー走行3回目でエンジントラブルによってストップしたピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)は、セッション開始までに修復することができず、予選に参加することはできなかった。

    F1メキシコグランプリのポールポジションを獲得したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。全セクターで最速タイムを記録して、コースレコードを更新する1分16秒488をマーク。今シーズン4回目、通算50回目のポールポジションを獲得した。

    2番手には0.086秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。ベッテルがタイムを出すまでトップに立っていたが、初ポールポジションは再びお預けとなった。

    3番手にはルイス・ハミルトン、4番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢は2列目からのスタート。

    以下、キミ・ライコネン、エステバン・オコン、ダニエル・リカルド、ニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツ、セルジオ・ペレスがトップ10入りした。

    マクラーレン・ホンダは、2台揃ってQ1を突破するもQ2ではタイムを出さず、フェルナンド・アロンソが14番手、ストフェル・バンドーンが15番手で予選を終了。

    決勝ではフェルナンド・アロンソが20グリッド降格、ストフェル・バンドーンが35グリッド降格ペナルティを科せられる。また、予選不参加となったピエール・ガスリーは現時点で15グリッド降格が確定しているが、さらに増えることが予想されている。

    F1 メキシコグランプリの決勝は、明日28日(日)の28時(現地時間14時)から行われる。

    2017年 第18戦 F1 メキシコグランプリ 予選 結果

    順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分17秒665 1分17秒035 1分16秒488
    2 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分17秒630 1分16秒524 1分16秒574
    3 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分17秒518 1分16秒870 1分16秒934
    4 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分17秒578 1分17秒161 1分16秒956
    5 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒148 1分17秒534 1分17秒238
    6 エステバン・オコン フォース・インディア 1分18秒336 1分17秒827 1分17秒437
    7 ダニエル・リカルド レッドブル 1分18秒208 1分17秒631 1分17秒447
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分18秒322 1分17秒792 1分17秒466
    9 カルロス・サインツ ルノー 1分18秒405 1分17秒753 1分17秒807
    10 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分18秒020 1分17秒868  
    11 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分18秒570 1分18秒099  
    12 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分18秒902 1分19秒159  
    13 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分18秒683    
    14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分17秒710    
    15 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分18秒578    
    16 マーカス・エリクソン ザウバー 1分19秒176    
    17 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分19秒333    
    18 ケビン・マグヌッセン ハース 1分19秒443    
    19 ロマン・グロージャン ハース 1分19秒473    
      ピエール・ガスリー トロ・ロッソ      

    セバスチャン・ベッテル ポールポジションラップ

    F1メキシコグランプリ 予選の展開
    【Q1】 18分のセッション。フェラーリの2台とレッドブルの2台がスーパーソフトでアタックを開始。ウルトラソフトを装着したメルセデスのルイス・ハミルトンが1分17秒516でトップタイムを記録。バルテリ・ボッタス、マックス・フェルスタッペン、セバスチャン・ベッテルと続き、フェルナンド・アロンソが5番手でQ1を通過した。ザウバーの2台、ハースの2台、そして、エンジントラブルによって走行を行わなかったピエール・ガスリーが脱落となった。

    【Q2】 セバスチャン・ベッテルが1分17秒058を記録してトラックレコードを更新。すぐにルイス・ハミルトンが1分17秒035を記録してそれを上回る。さらにマックス・フェルスタッペンがついに1分16秒台に突入。1分16秒524を記録した。セバスチャン・ベッテルも1分16秒台に入れて2番手に続く。序盤にはブレンドン・ハートレーのマシンから白煙が上がり、ノーパワーを訴えてコース脇にマシンをストップ。セクター2でイエローフラッグが提示される。Q2ではウィリアムズの2台、マクラーレンの2台、そして、ブレンドン・ハートレーが脱落。グリッド降格が決まっているマクラーレン・ホンダ勢はタイムを記録しなかった。

    【Q3】 Q3にはメルセデス、フェラーリ、レッドブル、フォース・インディア、ルノーの5チームが進出。1回目のアタックでマックス・フェルスタッペンが1分16秒574でトップに立つ。しかし、最後の最後でセバスチャン・ベッテルがコースレコードを更新する1分16秒488をマーク。逆転でポールポジションを獲得した。

    F1メキシコグランプリ 展望
    決勝は71周で争われる。ポールポジションはレーシングライン上にあるが、少ないダウンフォースがドライバーにとって一番の問題であり、ターン1への距離も長いので、アドバンテージは少ない。昨年のレースでは表彰台に登壇したドライバーはすべて1ストップ。今年ピレリは1段階ソフト側のコンパウンドを持ち込むが、今季型タイヤの耐久性は増しているので、30周前後でタイヤを交換する1ストップ戦略が見込まれる。また、2015年にカレンダーへ復帰してからの出動率は100%。過去2年間はセーフティカーもしくはバーチャルセーフティカーがレース結果に影響を及ぼしている。
    エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、カレンダーのなかで2番目の短さとなる全長4.304㎞。標高2,200mに位置し、海抜0mに比べて酸素量が約75%にまで減少し、ICE(内燃機関)の出力に影響を与える。また、マシン内部のシステムやブレーキを通り抜ける空気の量も減るため、冷却面の影響も避けられない。高地で空気が薄いため、シンガポールのマリーナ・ベイ市街地サーキットと同程度のダウンフォースレベルになるが、ダウンフォースは少なくなり、マシンの出力はモンツァと比較して約10%しか減少しない。
    今大会、ルイス・ハミルトンはランキング2位のセバスチャン・ベッテルに66ポイント差をつけており、5位以上でフィニッシュすれば、自力で4度目のワールドチャンピオン獲得を獲得することになる。

  • 【動画】 F1メキシコグランプリ フリー走行3回目 ダイジェスト

    【動画】 F1メキシコグランプリ フリー走行3回目 ダイジェスト

    F1メキシコグランプリのフリー走行3回目が28日(土)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最速タイムを記録した。

    セッション開始直後には、ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)が、マシンから白煙が上がった後、パワーロスを訴えてランオフエリアでストップ。わずか2周のインスタレーションラップでライムを記録できなかった。

    フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。コースレコードをさらに更新する1分17秒113をマークした。2番手には0.075秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手には0.117秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが16番手タイム、ストフェル・バンドーンが19番手タイムでセッションを終えた。パワーユニット交換により、フェルナンド・アロンソは20グリッド降格、ストフェル・バンドーンは35グリッド降格が確定している。

    2017 F1 メキシコグランプリ 動画:フリー走行3回目

    関連:メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • ピエール・ガスリー、PU交換で15グリッド降格ペナルティ / F1メキシコGP

    ピエール・ガスリー、PU交換で15グリッド降格ペナルティ / F1メキシコGP

    トロ・ロッソのピエール・ガスリーは、F1メキシコグランプリのフリー走行3回目にパワーユニットにトラブルが発生。コンポーネント交換により15グリッド降格ペナルティを受けることになった。

    ピエール・ガスリーは、金曜日にコントロールエレクトロニクスを交換したため、すでに5グリッド降格ペナルティが確定していた。

    しかし、土曜日のフリー走行3回目の序盤にトラブルが発生。トロ・ロッソは、ピエール・ガスリーのマシンに新しいMGU-Hを装着したことを認めた。これにより10グリッドの降格ペナルティとなり、ピエール・ガスリーは合計で15グリッドの降格ペナルティを受けることになった。

    エルマノス・ロドリゲス・サーキットでの初レースとなるピエール・ガスリーだが、FP1はショーン・ゲラエルが走行したため不参加。FP2では10周、FP3では2周と走行距離を稼げておらず、不利な状況に立たされている。

    F1メキシコグランプリでは、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが35グリッド、フェルナンド・アロンソが25グリッドの降格ペナルティを科せられることが確定している。

    関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1メキシコGP フリー走行3回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム

    F1メキシコGP フリー走行3回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム

    2017年のF1世界選手権 メキシコグランプリのフリー走行3回目が28日(土)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最速タイムを記録した。

    現地時間10時。気温11.9℃、路面温度23.8℃のドライコンディションでフリー走行3回目はスタート。初日には埃が多かったコースだが、2日目を迎えてだいぶクリーンになり、ラバーも乗ってきている。

    セッション開始直後には、ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)が、マシンから白煙が上がった後、パワーロスを訴えてランオフエリアでストップ。わずか2周のインスタレーションラップでライムを記録できなかった。ガスリーはFP1でショーン・ゲラエルにマシンを譲り、FP2でもトラブルに見舞われて10周の走行に留まっており、初めてのレースとなるエルマノス・ロドリゲス・サーキットで劣勢に立たされることになった。

    フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。コースレコードをさらに更新する1分17秒113をマークした。

    2番手には0.075秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手には0.117秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。

    以下、ダニエル・リカルド、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネンが続き、トップ3チームが上位6位で入り乱れるかたち。そこにフォース・インディアの2台、ルノーの2台が続いた。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが16番手タイム、ストフェル・バンドーンが19番手タイムでセッションを終えた。パワーユニット交換により、フェルナンド・アロンソは20グリッド降格、ストフェル・バンドーンは35グリッド降格が確定している。

    F1 メキシコグランプリ 予選は、このあと27時(現地時間13時)から行われる。

    2017 第18戦 F1 メキシコグランプリ フリー走行3回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分17秒113 20
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分17秒188 23
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分17秒230 21
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分17秒283 18
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分17秒361 10
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分17秒517 27
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分18秒040 20
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分18秒165 18
    9 55 カルロス・サインツ ルノー 1分18秒208 21
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分18秒380 21
    11 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1分18秒602 23
    12 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分18秒690 23
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分19秒066 20
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分19秒205 19
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分19秒331 27
    16 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分19秒565 22
    17 8 ロマン・グロージャン ハース 1分19秒586 22
    18 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分19秒826 16
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分20秒030 25
    20 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ   2
  • F1メキシコグランプリ:暫定スターティンググリッド

    F1メキシコグランプリ:暫定スターティンググリッド

    F1メキシコグランプリでは、現時点で3名のドライバーにグリッド降格ペナルティが確定している。

    パワーユニット交換により、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが20グリッド降格、ストフェル・バンドーンが35グリッド降格。また、トロ・ロッソのピエール・ガスリーが15グリッド降格ペナルティが科せられる。

    ただし、ピエール・ガスリーは、フリー走行3回目でのパワーユニット降格により、最後尾からスタート。14番手で終えたフェルナンド・アロンソが18番グリッド、15番手で終えたストフェル・バンドーンが19番グリッドからのスタートとなる。

    ただし、予選ではブレンド・ハートレー(トロ・ロッソ)がパワーユニット故障によりストップ。また、7番手で終えたダニエル・リカルドも残りのレースを見据えてここでペナルティを受ける可能性が報じられている。

    2017年 第18戦 F1 メキシコグランプリ 暫定スターティンググリッド

    Pos No. ドライバー チーム
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    5 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    6 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    7 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    8 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    9 55 カルロス・サインツ ルノー
    10 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    11 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    12 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    13 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ
    14 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    15 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    17 8 ロマン・グロージャン ハース
    18 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    20 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ

    F1 メキシコグランプリ 各ドライバーの持ちタイヤ数F1 メキシコグランプリ 各ドライバーの持ちタイヤ数関連:2017 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1 メキシコグランプリ 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    F1 メキシコグランプリ 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント

    2017年のF1世界選手権 メキシコグランプリのフリー走行が27日(金)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを記録した。

    気温・路面コンディションともに午前から午後にかけて大きく変化。標高2,200mという高地に位置するサーキットは空気中の酸素が薄くダウンフォースに影響を与えるため、多くのドライバーはマシンバランスに苦労した。

    トップタイムを記録したのはダニエル・リカルド(レッドブル)。コースレコードを更新する1分17秒801を記録。2番手にはルイス・ハミルトン、3番手にはマックス・フェルスタッペンが続いた。

    1番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「今日はかなりポジティブだったし、タイムシートのトップに立つのは常にうれしいものだ。まだ改善できると感じているし、メルセデスがいつも土曜日の重要なときに多くを見つけてくることは分っている。戦いにとどまるためにはまだコンマ数秒見つける必要があると思うけど、今夜そこに取り組んでいく。クルマはあまり変更を加える必要はない。それほどかけ離れているようには思わなからね。ここはグリプが低くていつもトリッキーだし、今日もいろんな人がスピンしていたと思うけど、ミスをしやすい。注意を払わなければならないし、クルマに満足して、良いフィーリングを掴むことがここでは本当に助けになる。今日はクルマとタイヤの温度に関してかなり良いセットアップを見つけることができたと思うけど、週末ずっと僕たちにとって簡単に進むわけではない。エンジン交換はしなくてよさそうだし、予期せぬことが起こらない限りはポジションから日曜日にレースをスタートできそうだ。彼女が目を覚まし続けてくれれば、彼女を抱きしめるだろうね! 日曜日は本当に接戦になると思うけど、今日は良い一日だったし、残りの週末でもこれを続けていくつもりだ」

    2番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「今日は良い一日だった。それほど素晴らしいスタートではなかったし、特に2回目のセッションでは1周目に大きなスピンを喫してしまった。実際、それによってセッションを捨てることになってしまったし、スーパーソフトで走るのはちょっと難しくなった。自分で自分を劣勢に立たせてしまった。でも、ウルトラソフトでのシングルラップとロングランはおそらくこれまででベストのひとつだったかもしれない。たぶんレース以外では26周連続で走ったことはないかもしれない。多くの情報を得られたし、2回目のセッションでは気温が上がって路面のフィーリングも良くなっていた。今日すでにパドックだけでなく、巨大なグランドスタンドでもファンで賑わっているのは素晴らしいことだ。全体的に良い一日だった」

    3番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「クルマのペースは良かったと思うし、午後には来年の新しいものを理解するためにそれらを試してみたけど、あまり感触が気にいらなかったので早めに切り上げた。ちょっと勢いを失ってしまたし、望んでいたほど多くの周回を重ねることができなかったので、セットアップに関して少し遅れをとった。午後は良いバランスを達成するためにキャッチアップしたけど、望んでいたものは得られなかった。それでも3番手でフィニッシュしたし、ポテンシャルはあると思う。ここはいつも標高によってグリップが低い。今日はこの後に他のカテゴリーが走るし、週末が進めば、ラバーが乗って改善していくはずだ。今日はMGU-Hの故障で終わったけど、古いエンジンだったので、週末にむけて心配するような大きなことではない。ダニエルのペースは良さそうだったし、僕たちは全てのコンパウンドで最速だったので、そこはとてもポジティブだ。僕たちにはまだ予選のための追加のパワーがないけど、レースペースは強そうなので、日曜日にはそれなりの結果をかけて戦えると思う」

    4番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「100%をこなせた一日ではなかった。走行中に消火器が破裂した。最初は燃えているように感じたけど、そのうちとても冷たくなっていったので、戻らなければならなかった。でも、失った時間は取り戻すことができた。このトラックはトラフィックが多くて短いトラックなので理想的ではない。それも、ここはクルマ、ブレーキ、全てのコンポーネントの冷却に厳しいので、他の誰かの後ろに引っかかってしまうとかなり良くない。トラフィックの前に出て、自分のペースを保ちたくなる。ここで温度をできるだけ低いままでキープしておくのは難しいけど、最もそれに成功した人が最強のペースを発揮する。クルマは速しい、とにかk正しいバランスを見つけることが重要だと思う。

    5番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「クルマに使うための異なるものやソリューションを試すというノーマルな金曜日だった。標高が高いことで路面コンディションは簡単ではないし、常に少し滑りやすいと感じてしまう。いくつかの場所では大丈夫でも、他の場所では少し難しかったりする。もちろん、いつだって最初からもっと良いフィーリングで楽にやりたいものだし、もっとストレートな一日を送りたい。でも、金曜日にはそれは普通の話だ。初日のプラクティスだし、改善することはできる。夜にすべてを調査して、何がベストかを見つけ出して、明日に備えていく」

    6番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「1回目のプラクティスは良かった。本当に楽しかった。グリップがかなり低くてチャレンジングなのでドライブするのが本当に楽しいサーキットだ。FP2に向けていくつかセットアップを変更したけど、間違った方向に進んでしまった。なので、セッションの最後にオリジナルのセットアップに戻した。2回目のセッションでは何らかの理由でタイヤを機能させることにも苦労した。一回目ほど良くなったと思うのではそれが理由だ。でも、全体的にポジティブな一日だったと思うし、予選を楽しみにしている」

    7番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
    「今日はとても前向きで収穫の多い金曜日だった。多くの周回を重ね、多数のテストを実施し、その大半でいいフィードバックを得た。僕たちのラップタイムはトップからわずか0.7秒差、そして(6番手の)バルテリ・ボッタス選手からも0.2秒という僅差だったので、この複雑なサーキットで行われた両セッションで驚くほど競争力があったということだ。ただ日曜日のレースは、最後尾からスタートし、トップスピードが不十分なためにオーバーテイクのチャンスがほとんどない難しい展開になるだろう。(残り2戦が行われる)ブラジルとアブダビで新品のパワーユニットを使用するためにも、ある意味、今回のレースを犠牲にしなければならない。予選の戦い方は、まだ決まっていない。タイヤについては、まだいくつか決定しなければならないことがあり、今週末のダメージを最小限に抑えるにはどの選択肢が一番いいのかを検討する。会場はすばらしい光景だ! まだ金曜日であるにもかかわらず、既に大勢の観客の皆さんがグランドを埋め尽くしており、とてもうれしく思う」

    8番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
    「今日の内容には満足している。僕たちにとってポジティブなメキシコグランプリのスタートとなった。午前中のプラクティス開始時から強いと感じたし、2つのセッションにわたってクルマを改善させるための重要なステップを果たした。ここは標高がクルマに大きな影響を及ぼすので適切なバランスを見つけるのは決して容易なことでない。ダウンフォース不足によってかなり滑るし、状況をかなりトリッキーなものにする。今日は多くの周回を重ねることが重要だったし、タイヤ、クルマのバランス、予選にむけて改善できる場所を理解するために今夜は大きな仕事が残っている」

    9番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「全体的にかなり標準的な金曜日だった。少し走行を逃しはしたものの、管理できると思う。クルマは競争的でバランスもとれているように思うけど、まだ改善の余地はある。明日の午前中にまだパッケージを最適化できると思うけど、全体的に良いスタートが切れた」

    10番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)
    「セッションを欠場することは決して理想的なことではない。全てのラップで常に改善できるものだからね。このような理由で、FP2でできるだけ多くの走行時間を稼ぐことが重要だったし、クルーに感謝したい。2時間でクルマを修復するのは簡単な仕事ではないけど、僕たちはなんとかそれをやり遂げた。彼らの仕事は良い仕事をしようというさらなるモチベーションを与えてくれた。バランスに関してはまだクルマに少し作業が残っている。フィーリングはまだパーフェクトではないけど、明日の予選にむけて引き出す部分はたくさんある」