カテゴリー: F1メキシコGP

  • メルセデスF1 「ハミルトンの1ストップ戦略に確信はなかった」

    メルセデスF1 「ハミルトンの1ストップ戦略に確信はなかった」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1メキシコGPでのルイス・ハミルトンの戦略に確信はなかったと認めるが、フェラーリを倒すためにリスクを冒したと語る。

    フェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルは、F1メキシコGPの決勝レースをフロントローからスタートし、レース序盤に1-2体制を維持していた。

    ルイス・ハミルトンはマックス・フェルスタッペンとのバトルで5番手に後退し、4番手に浮上した後に1回目の早めにピットストップをしてハードタイヤに交換した。そのタイヤで走り切って逆転優勝を果たした。

    トト・ヴォルフは、ハードタイヤでスタートしたダニエル・リカルドのパフォーマンスを基にして賭けに出たと明かす。

    「いいや、我々は確信してはいなかった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「2つの要因があった。1つ目は3番手と6番手でスタートする際にはリスクを負う必要があることをわかっていたことだ。優れたクルマと素晴らしいドライバーがいれば、大胆な戦略を立てるのはより簡単になる。我々は異なることをする必要があることを知っていた」

    「そして、リカルドがハードタイヤで長く走っているのを見てみた。彼は30周走ったタイヤでグリーンのラップタイムを記録していたと思う。その後、我々はかなりの議論を重ねた。最終的にジェームス(ボウルズ/チーフストラテジスト)と彼の戦略パートナーが選んだのはハードタイヤで47周を走ることだった。それがうまくいった」

    「私はハミルトンを完全に信頼しているが、引き延ばすことになるのはわかっていた。最高のドライバーであっても、そのマテリアルに頼る必要がある。47周はほとんど不可能のように聞こえたが、第1スティントのデータを見て、リカルドとマックスが強力な走りをしており、それはいくらか理にかなっていた。それでも、47周を視覚化するとひどい周回数のように聞こえた。」

    ルイス・ハミルトンは、オープニングラップでセバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンとの接触をなんとか切り抜けた。ターン2でのフェルスタッペンとの接触ではほぼスピンしかけていた。

    トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンの接戦の状態から抜け出す能力は多くのライバルよりも際立っていると語る。

    「それは明らかに才能と学習と経験の組み合わせであり、彼のレースは本当に素晴らしいものだと思う」とトト・ヴォルフはコメント。

    「数回、彼はレースが終了してしまいそうな状況から状況から抜け出した。ストレートではセバスチャンとの接触を奇跡的に避け、わずか数秒後にはターン2と3でマックスとサイド・バイ・サイドになった。彼は車を正しい場所に置くための素晴らしい能力を持っているように思う」

  • ベッテル、F1メキシコGPの“ダサいトロフィー”と“セルフィー男”に不満

    ベッテル、F1メキシコGPの“ダサいトロフィー”と“セルフィー男”に不満

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1メキシコGPのハイネケンのロゴが施されたトロフィーと表彰台でセルフィーを求めてきたマスコットに不満を露わにした。

    F1メキシコGPの主催者は、2019年のグランプリで特別な演出を用意。スタジアムに設置された表彰台では優勝したルイス・ハミルトンが勝利マシンと一緒に舞台下からリフトアップされる演出で沸かせた。

    2位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテルは、まずトロフィーのデザインについて批判した。

    「残念だ。本当に素晴らしいレースだったし、レースには物凄い努力が注がれているのに、トロフィーがこんなにダサいなんてね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「今後はメキシコの伝統的なものとかにできるんじゃないかな。だってこれはあまりに残念すぎる。至るところにハイネケンと書かれている。トロフィーにまでダサい星なんて必要ない。僕たちが戻ってくる前にここでF1レースが開催されていた頃に使っていたような素晴らしいものを用意してほしいね!」

    さらにセバスチャン・ベッテルは、表彰台で写真撮影の際にセルフィーを撮ろうとしていたマスコット『マリオ・アチ』を押しやった。

    「セルフィー男が写真に写ろうとしてきたのが気に入らなかったので追いやったんだ。僕はセルフィ自体があまり好きじゃないしね」

    「でもマシンが上がってくるのは最高だったと思う。とてもクールだね。あの形は本当にすごいと思うし、スタジアム全体や観客を引き込むためにもとても良い演出だと思う」

    「だから、セルフィ男とトロフィーを除けば、ほとんどのことは気に入っているよ」

  • マックス・フェルスタッペンのF1メキシコGPでの態度に非難殺到

    マックス・フェルスタッペンのF1メキシコGPでの態度に非難殺到

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンのF1メキシコGP予選での態度に非難が殺到している。

    F1メキシコGPで暫定ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンは、その後の記者会見でバルテリ・ボッタスのクラッシュによって振られていた黄旗区間で減速しなかったことを大胆にも認めていた。

    F1オランダGPの責任者を務めるヤン・ラマースは「彼がそう言ったのもひとつだが、その言い方の方が大きかったと思う」とオランダの放送局 NOS にコメント。

    「マックスは“そうすることを好んだ”と言ったように思う。そのトーンは褒められない。それが問題を引き起こした」

    決勝でマックス・フェルスタッペンは、メルセデスの両方のドライバーと接触したことで最後尾まで下がったが、粘りのレースで6位入賞を果たしている。それによってファンが選出する“ドライバー・オブ・ザ・デー”にも選ばれた。

    しかし、ドイツ誌 Kicker は、F1メキシコGPではマックス・フェルスタッペンの“短気な性格”が戻ったようだと報じる。

    「メキシコで3連勝について話す代わりに、彼は6位になり、残忍なドライビングスタイルについての議論が再開された」

    フランス紙 L’Equipe も「人々がフェルスタッペンが賢くなったと考えているならば、彼はメキシコでそうではないことを示した」と報道。

    La Gazzetta dello Sport は、マックス・フェルスタッペンはしばしば“勇気と無謀さの交差点”にいると伝えた。

    「彼は多くのファンを生み出している一方で、彼のことを未熟で傲慢とする多くの批判家たちも生み出している」

    1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは「フェルスタッペンの行動はF1ドライバーとしてふさわしくないものだ」と Sky Italia にコメント。

    「彼は本当に酷い週末を走ったし、カメラに対して非常に傲慢だった。人々がどうしてドライバーズ・オブ・ザ・デイに彼を選んだのか本当に理解できない」

    元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフは「繰り返すが、彼は自分がまだ感情を抑えることができない少年であることを示した」とコメント。

    元レッドブルのF1ドライバーで同じオランダ人のロバート・ドーンボスは「スパ、日本、そして、メキシコで彼は接触した」と Ziggo Sport にコメント。

    「それによって彼は多くのポイントを逃している。レーシングインシデントかもしれないが、現時点で頻繁にそれが発生しているのは受け入れられることではない」

  • レッドブルF1 「ボッタスとの接触がなければフェルスタッペンは勝てた」

    レッドブルF1 「ボッタスとの接触がなければフェルスタッペンは勝てた」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンはバルテリ・ボッタスとの接触で“レースを台無しにされた”と考えており、それがなければレースで優勝を狙えたはずだと語る。

    4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)をかわしにかかったものの、ターン2で接触を受けて大きく順位を落とした。

    フェルスタッペンは、ポジションをばん回すべくプッシュし、5周目にスタジアムセクションでバルテリ・ボッタスのインに飛び込む見事なオーバーテイクを見せるが、このときに接触を受けて右リアタイヤがパンク。最後尾へと後退する。その後、ハードタイヤで66周を走り切り、6位でレースをフィニッシュした。

    「フラストレーションを感じている」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「ポール後のペナルティがあってさえ、彼はルイスと激しくレースをしていた。彼らは二人ともターン2で膨らみ、回避行動を取らなければならず、多くの順位を失ったが、それでもゲームは続いていた」

    「本当に彼のレースを台無しにしたのは、バルテリとの接触によるパンクだった。彼にペースがあったことを見ることができたと思う。彼が出てきた時点で、あのレースの初期段階のリーダーよりも2秒速かったので、そこからはかなり簡単なレースになったと思っている」

    「レースに勝てるマシンがあったと思う」

    クリスチャン・ホーナーは、メキシコでポールポジションを失ったことは、ターン1までにトウを得られるので他のトラックほど重要ではなく、マックス・フェルスタッペンにとってはパンクの方がはるかに代償となる後退だったと述べた。

    「ここでポールからスタートしたとしても、フェラーリのスピードを考えれば、1コーナーにトップで入るのは非常に難しかっただろう」とクリスチャン・ホーナーは付け加えた。

    「トウを得ることができれば、2列目にいることは悪いことではないという気持ちがレースに入っていた」

    「昨年、ダニエル(リカルド)は、1コーナーに着いた頃には1番手から3番手になっていた。ポールポジションを失ったことにはイライラしたが、それは世界の終わりではなかったし、我々にはまだレースに十分に勝てるマシンがあった」

  • ルノーF1 「クビアトはダーティな戦い方でガスリーを助けた」

    ルノーF1 「クビアトはダーティな戦い方でガスリーを助けた」

    ルノーF1チームは、2019年 F1メキシコGPの決勝で、ダニエル・リカルドが8位、ニコ・ヒュルケンベルグが10位でレースを終えた。

    シリル・アビテブール(マネジングディレクター)
    「毎週末、状況は変化するように感じるが、スクリプトはずっと変わっていない。我々は予選の弱さをアグレッシブな戦略と堅実な実行によってレースでひっくり返している。スタートでの自由なタイヤ選択にも助けられ、今日もその一例を実施することができた」

    「もう少し良くなる可能性もあったが、ダニエルはペレスとクリーンなレースを繰り広げた一方で、クビアトはニコに対してそれよりはるかにダーティな戦い方でガスリーを助けていた。それもレースだろうが、私は自分たちのことに集中することの方を好む。予選の状況の中でドライバーたちは目覚ましい働きによってベストな結果を出し、レースでもタイヤを長く持たせてくれた。ガレージのスタッフも素晴らしい仕事をして土曜日午前中の問題に対処した。とにかく今は我々のポテンシャルを妨げているものを全て取り除き、コース内外で手強いライバルたちを楽にする機会を一掃しなければならない」

    ダニエル・リカルド(8位)
    「ポイントを獲得できてよかった。ペレスを抜いていればもっと多くを獲得できたかもしれないけど、決めきれなかった。ターン1で攻めたけど、ちょっと遅すぎたかもしれない。ハードタイヤでのスタートはとてもうまくいったし、そのおかげでレースの残りを組み立てることになった。2台ともポイント圏内に戻ってくることができ、堅実の一日だった。チームにとっては厳しい週だったので、彼らとその士気の高さを誇りに思う。僕たちはすぐに気持ちを切り替えたし、この結果に満足できる。でも、今後も前に進んで頑張っていかなければならない」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(10位)
    「間違いなく今日はもっと多くを望んでいたし、1ポイントしか獲得できなかったことにはフラストレーションを感じている。少しピットストップが早すぎたかもしれない。レース終盤はクルマに少し苦労して、リズムを掴めずにいた。最終コーナーでのインシデントについてはあまり言うことはない。僕たちは9番手を走行していたけど、グリップがなかったし、ダニール(クビアト)に押し出され、スピンするのにそれほどかからなかった。あと1ポイントが犠牲になってしまい残念だ」

  • レッドブル・ホンダ 「5位と6位は期待していた結果ではない」

    レッドブル・ホンダ 「5位と6位は期待していた結果ではない」

    レッドブル・ホンダは、F1メキシコGPの決勝で、アレクサンダー・アルボンが5位、マックス・フェルスタッペンが6位とダブル入賞を果たしたが、マシンのペースを考えれば、満足できる結果とは言えないと語る。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「マックスは好スタートを決め、最初の数コーナーでルイスとホイール・トゥ・ホイールのハードバトルを繰り広げたが、芝生に押し出されることとなり、多くのポジションを失った」

    「巻き返しを図る中でバルテリのフロントウイングのエンドプレートがマックスのリアタイヤに接触して、マックスはパンクを抱えることになった。パンクしたタイヤでほぼ1周を走らなければならず、ピットインしてハードタイヤに履き替えたものの、1セットのタイヤで66周を走り切らなければならず、事実上、彼のレースはあそこで終わったも同然だった。レース序盤の混乱を避けたアレックスは3番手につけ、2ストップ戦略を選択したことから早めにピットに呼び入れた。サインツの後方となったアウトラップで少々タイムを失ったが、その後、1ストップの方が早いことが判明し、アレックスには素晴らしいペースがありながらも、ギャップを縮めることは不可能だった。週末ごとに見事な成長を見せており、ペースも徐々に近づいている。今週末、我々には非常に高速なレースカーがあり、5位と6位は期待していた結果ではなかったものの、ポジティブなことはいくつもあった」

    アレクサンダー・アルボン(5位)
    「今日のレースは楽しめたので、悪くはない一戦だった。ペースにおいては今シーズンでベストと言えるぐらいのレースで、トップ集団からもそう離れた場所ではなかった。スタート直後は3番手につけることができ、表彰台圏内にいることにとても興奮した。トップ集団で戦えたことはうれしかったが、残念ながらライバルの1ストップ作戦のほうがうまくはまったようだ。僕たちに1ストップ作戦を採れるほどのペースやタイヤの持ちが残っていたかどうかは確かでなく、2ストップの戦略を採るしかなかった。最初のピットストップ後、サインツの後ろでコースへ復帰したときが特に、トラフィックから抜け出すのに時間がかかってしまった。しかし、ここはトラフィックから抜け出しオーバーテイクするポイントがいくつもあるコースだとは思う。チームのみんなはこのレースで最速のピット作業をしてくれたので、結果に繋げることができたのだと思う。彼らにとって多忙なレースウイークになったはずなので、これから結果でお返しをしていきたいと思う。順調に成長できていると感じているので、総合的な自分のパフォーマンスには満足している。ラップタイムもだんだん速くなってきているので、残り3レースでさらに速さを追求して頑張りたいと思う」

    マックス・フェルスタッペン(6位)
    「僕たちのマシンで今日の6位という結果は望んでいたものではないが、今日起こったさまざまな状況を考えると、いいレースができたと思う。スタートはうまくいったが、ルイス(ハミルトン)はフェラーリ勢に追いやられて芝生の近くまで行ってしまい、スピードを失っていたのだと思う。彼はターン1の外側からコースへ戻ってきて、ターン2でのディフェンスでかなり深い位置まで行ったので、僕は彼を避けようとして芝生へ飛び出してしまった。バルテリ(ボッタス)をオーバーテイクした際に接触を受けてリアタイヤがパンクし、そこからほぼ一周かけてピットへ戻った。その後は1ストップで走りきらざるを得ず、66周を走行することになったので、とても遅いラップとなった。ペースもマシンもよかったので結果は残念だが、今日の出来事を考えれば、6位という結果は悪くないと思う」

  • トロロッソ・ホンダ、2ストップ戦略に苦戦もガスリーが9位入賞

    トロロッソ・ホンダ、2ストップ戦略に苦戦もガスリーが9位入賞

    トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPの決勝で、ピエール・ガスリーが9位入賞、ダニール・クビアトが11位でレースを終えた。

    ギヨーム・デゾテウス(車両パフォーマンス責任者)
    「今日はメキシコでタフなレースだった。2ストップ戦略を機能させるために他のミッドフィールド走者よりも早くにピットストップしなければならず、ソフトタイヤでのスタートは当然ながらレースを妥協するものとなった」

    「ダニールは強力なレースを戦い、ハードタイヤでのミドルスティントで力強いレースを戦い、良いペースを発揮していた。最後のストップ後、前にいたストロールを捕えていたが、すぐには追くことができず、上位マシンの長い隊列に道を譲らなければならなかった。ブルーフラッグでタイムを失ったため、レースの終盤ギリギリになってようやくヒュルケンベルグを捕えた。最終コーナーでの動きはやや野心的だったし、接触を引き起こしたことでダニールが10秒のペナルティを受けたことは残念だ。ピエールもソフトタイヤでのスタートだったため、かなり似た戦略だった。彼の方がトラフィックで多くのタイムを失った。ハードコンパウンドに大苦戦していたサインツの後ろにいたときが特にそうだった。レースの後半は前が開けたタイミングを最大に生かして競争力を発揮し、ストロールを追い抜くことができ、ダニールとヒュルケンベルグにも接近していた。最終コーナーの接触により、彼が9位フィニッシュとなった」

    ピエール・ガスリー(9位)
    「簡単にはいかない週末だったが、今日はすべてを出しきったし、ポイントを獲得できてうれしい。レースウイークを通じてマシンに競争力があったのはいいことだ。ソフトタイヤでのスタートは理想的ではなかったが、それでもなんとかしようとトライした。最終的に戦略が機能して結果が出せたのは、チャンピオンシップの戦いにおいては大きな意味があった」

    ダニール・クビアト(11位)
    「今日はユーズドのタイヤでスタートすることが決まっていたので、難しいレースになると思っていたが、それでもポイントを獲得したいと考えて臨んだ。今週は予選結果を優先してその分レースで(スタートタイヤについて)妥協しなければいけない形だったが、このような状況でもいい走りができた。僕はレーシングドライバーだし、ここでは『レース』をすることが許されているはずなので、を受けたことについては納得していない。ニコ(・ヒュルケンベルグ)はポジションを守る立場で、僕はアタックする側だったが、最終周の最終コーナーではこのようなことは起こってしまいがちなものだと思っている。それでも、今週は非常に力強い走りができたと考えている。金曜のプラクティス、予選、そしてレースといいパフォーマンスでしたし、来週のオースティンでのレースが今から楽しみだ」

  • メルセデス、苦手としたF1メキシコGPでチーム力で1-3フィニッシュ

    メルセデス、苦手としたF1メキシコGPでチーム力で1-3フィニッシュ

    メルセデスは、F1メキシコGPの決勝で、ルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタスも3位に入り、苦手としてきたメキシコでダブル表彰台を達成した。

    トト・ヴォルフ(チーム代表)
    「今日は予期せぬ勝利だったと言える。ここ数年、我々のマシンはここメキシコのコンディションに合っていなかったが、今日は良い方向に進んで嬉しく思う。勝つためにはリスクを負わなければならないのはわかっていた。それこそ我々のやったことであり、うまくいった」

    「ルイスは今日、特にタイヤマネジメントの部分で信じられいような仕事をした。特に重要だったのはアンダーカットを成功させるためのアウトラップで必要なアグレッシブさ、タイヤを最後までもたせるために必要なスイッチオフの正しいバランスを見つけることだった。これはドライバーとエンジニアの間のコミュニケーションがかなり重要になる部分だ。また、ガレージのスタッフは予選後の状態からバルテリのマシンを戻そうと途方もない努力をした。彼らも本当に良い仕事をした。バリテリも強いレースをして、彼がレースでいかに自信を持っていたか、そして、実際にルイスをハードにプッシュしていた様子を見て満足している。彼らは互いから恩恵を受けている。お互いのデータを見て、2人ともチームと共に本当に成長してきた」

    アンドリュー・ショブリン(トラックサイドエンジニアリングディレクター)
    「ここは昨年の我々のワーストレースだった場所だ。タイヤマネジメントは最低レベルで、パワーユニットは高度に苦しんでいた。それから1年後に戻ってきて勝てたことを嬉しく思う。なぜ自分たちがその2つのエリアで弱いのかを理解するために多くの仕事がなされ、同じ過ちを2度犯さないように取り組んできた。レースでは何を期待すべきか本当にわからなかった。金曜日の夜からクルマには多くの変更を加えていたので、最初のスティントで正しい方向に進んだかどうかが判明するはずだった。今日は路面温度が上がったことがタイヤの助けになったようで、デグラデーションが少ないことが序盤にわかったため、1ストップが戦略候補に戻ってきた。ドライバーたちはタイヤを管理する素晴らしい仕事をやり遂げ、どちらもレースで本当に良いペースを見せていた。ほとんどのものが高温になっていたため、近づいて走行することができず、オーバーテイクは戦略的で成し遂げるしかなかったが、1ストップは非常にうまくいった。あのスタート位置から1位と3になれたのだから、大きな満足感を覚えている。今日は楽しいレースだった。次もタフな戦いとなるであろうオースティンを楽しみにしている」

    ルイス・ハミルトン(優勝)
    「今日は驚きの結果だ。かなり前からここでは苦戦していたし、今週末はとても難しくなるだろうと予想してここに来た。本当に守勢に立たされることになると思っていたけど、僕たちはまじめに取り組み、ハードワークを続け、最終的にすべてがまとまった。今日の最初の数コーナーはクレージーだった。スタートで芝の上に押し出され、マックスにぶつけられた。そのあとは巻き返すのが簡単ではなかった。フロアの大半がなくなったので、リアエンドが大きくふらついていたし、自分のドライビングを本当に変えなければならなかった。チームは戦略で素晴らしい仕事をしてくれた。かなり早くピットインしたので、正直、早すぎたのかもしれないと思ったけど、最終的にはうまく行った。今日はファンのために結果を出したかった。ドライバーズパレード中にも応援してくれていたので、良いパフォーマンスを見せたかった。だから、勝てたことに感謝している」

    バルテリ・ボッタス(3位)
    「昨日のクラッシュ後のマシンの状態と、6番手からスタートしたことを考えれば、今日は本当に良い一日だった。スタートは難しかったけど、そのあとはとても強力なレースができた。タイヤを労わって第1スティントをかなり延ばすことができたことでいくつかのチャンスが生まれた。セバスチャンにプレッシャーをかけようとしたけど、最終的に彼と僕との差ではオーバーテイクできなかったと思う。僕たちは結果を最大化したし、マシンを修理してくれたメカニックからレースのために素晴らしい計画を立ててくれたストラテジストまでチーム全体が結果を出した。全員が本当によい仕事をした。昨日はレッドブルとフェラーリが優勢だったけど、今年の僕たちは日曜日に本当に強い。最終的に日曜日が重要な日だ。僕たちは前戦でコンストラクターズチャンピオンシップで優勝したけど、今日の結果はこのチームがまだハングリーであることを証明している。本当に嬉しいし、今日はブラックリーとブリックスワースの全員の努力が報われた」

  • フェラーリF1、フロントロースタートも勝てず 「満足とは言えない」

    フェラーリF1、フロントロースタートも勝てず 「満足とは言えない」

    フェラーリは、F1メキシコGPの決勝で、セバスチャン・ベッテルが2位表彰台、シャルル・ルクレールが4位でレースを終えた。

    マッティア・ビノット(チーム代表)
    「当然ながら、満足とは言えない。1番手と2番手でスタートしたなら、違った結果を予想するものだろう。長い午後であり、タイヤを管理するタフなレースになるのはわかっていた」

    「戦略に関しては、後続のチームがギャンブルに出て、非常に早い1ストップを選んだ。先頭でないからこそできることだ。彼らはうまくやった。2ストップ戦略はそれでも良い戦略だったが、シャルルのミディアムでの第2スティントはあまり素晴らしくなく、その理由を理解する必要がある。彼はピットストップでもややタイムを失っており、それら全てがレースの最後で彼に不利に働いた。今日この予想外のタイヤの挙動が一番の驚きかもしれない。だが、最終的には今日の我々のペースは良かったと考えており、昨日の予選も良かったので、それは安心と励みになる。今後のレースを楽しみにしている」

    セバスチャン・ベッテル(2位)
    「今日はそれほど間違ったことはしていない。レース序盤にルイス(ハミルトン)がピットインしたことを考えれば、ハードタイヤがあれほど長く持つとは思わなかっただけだ。彼はリスクを取り、それが成功した。僕たちに関しては、両方の戦略を試した。シャルル(ルクレール)は2ストップ、僕は1ストップだったが、最終結果を見ると、どちらも良かったことがわかる。金曜日はグレイニングがひどかったが、今日は全くなかったことも違いを生んだ。それがリスクをとることを決めたチームを助けた。もちろん、僕たちはこの結果に満足していない。フロントローからスタートすれば、チームとして優勝を期待するものだ。終盤の周回では、優勝を狙うためのスピードが欠けていた。ルイスとバルテリにとってはすべてが有利に働いたし、おそらく僕たちはやや不運だった」

    シャルル・ルクレール(4位)
    「ポールポジションからスタートしたのに1位でフィニッシュできないレースはいつだってがっかりする。レース序盤はうまくいったし、最初のスティントでトップにとどまることができた。アレックス(アルボン)をカバーしようとして早めにピットインして、2ストップ戦略が確定した。最初のピットインの後でレースはとてもトリッキーになった。第2スティントは難しく、先行マシンに近づくたびにオーバーヒートに苦しんだし、オーバーテイクができなかった。最終的に残念な結果だけど、今日のレースから得るものがあるとすると、マシンに乗っている僕からもっとチームにフィードバックして、一緒に最適な判断ができるようにすることだと思う」

  • レーシングポイト、トロロッソ・ホンダと同点に並ぶ / F1メキシコGP

    レーシングポイト、トロロッソ・ホンダと同点に並ぶ / F1メキシコGP

    レーシング・ポイントF1チームは、F1メキシコGPの決勝で、母国レースのセルジオ・ペレスが7位、ランス・ストロールが12位でレースを終えた。今回の結果でレーシングポイントは合計64ポイントとなり、コンストラクターズ選手権でトロロッソ・ホンダに並んだ。

    オトマー・サフナウアー(チーム代表)
    「セルジオが非常にうまく1ストップレースを実行して“ベスト・オブ・ザ・レスト”の7位でフィニッシュできたことに満足している。これはまた、本部と現場のハードワークのおかげであり、我々がマシンを進化させたことの表れでもある」

    「セルジオがこのリザルトで彼の母国ファンにお返しができたことも喜ばしいことだ。ランスに関しては、レース前半は非常に強かったことを思うと12位と惜しくもポイント圏外に終わったのは残念だ。ハードタイヤへの交換が非常にチャレンジングだった理由に取り組み、答えを得る必要がある。フロントタイヤに激しいグレイニングが出ていた。その時点までは彼のペースもセルジオと同等で2台ともポイント圏内のフィニッシュを目指していた。とは言え、我々は6ポイントを手に入れてメキシコを経つ。チャンピオン5位のポジションまで9ポイントと迫り、来週末のアメリカGPのためにオースティンへ向かう」

    セルジオ・ペレス(7位)
    「僕とチームにとって素晴らしい一日だった。レースはほぼ完ぺきだったと思うし、この結果を出したチーム全体のすべてのハードワークを祝福したい。今週末、本当に多くの声援を送ってくれたファンの前で、ホームレースでポイントを獲得できたのはさらに特別なことだ。今日は僕たちよりも少し速いクルマが何台かいたけど、僕たちは素晴らしい戦略で彼らを倒すことができた。僕たちにとって勝利のような気分だ。レースはとても激しかった。終盤のダニエル(リカルド)とのバトルは特にね。彼の方がフレッシュなタイヤを履いていて、多くのプレッシャーをかけてきた。一所懸命に集中して、まさに最後までプッシュしなければならなかった。パフォーマスにはとても満足しているし、今日獲得したポイントはチームのチャンピオンシップのためにも重要だ」

    ランス・ストロール(12位)
    「オープニングラップは素晴らしかったし、第1スティトも強力だった。メインのライバルに対するタイヤのアドバンテージを生かしてギャップを築くことができたし、堅実にポイント圏内にいた。第2スティントは簡単ではなかった。フロントのグレイニングに苦しんだし、あれほどまでインパクトがあった理由を理解する必要がある。ペースは良かったし、クルマも強かったので、ポイントを獲得するためにトラックポジションを生かせなかったのは残念だ。データを見直し、何が異なることができたかを確認して、オースティンでは挽回したい」