カテゴリー: F1メキシコGP

  • フィアット社御曹司 「アルファロメオF1はジョビナッツィに危害を加えた」

    フィアット社御曹司 「アルファロメオF1はジョビナッツィに危害を加えた」

    アントニオ・ジョビナッツィのアルファロメオF1でのキャリアは炎上しているようだ。

    前戦F1アメリカGPでチームオーダーを無視して波紋を呼んだアントニオ・ジョビナッツィは、11位でフィニッシュしたF1メキシコGPのチェッカーフラッグ後、皮肉を込めた無線メッセージでチームを非難した。

    「やあみんな、素晴らしい戦略に感謝する」とアントニオ・ジョビナッツィはアルファロメオF1のエンジニアに語った後、露骨に欠陥のあるレース戦略について「怒っている」と記者団に説明した。

    フェラーリのサポートを受けてアルファロメオF1で走っているアントニオ・ジョビナッツィだが、今シーズン限りでチームを放出され、周冠宇、オスカーピアストリ、またはテオ・プルシェールのいずれかに交代させられると考えられている。

    フェラーリ陣営でさえ、アルファロメオF1に向けて発砲し始めている。

    「私はアルファロメオチームのプリンシパルに大きな敬意を払っている」と、現在のフィアット会長ジョン・エルカーンの兄弟であり、フェラーリにリンクされたアニェッリ家の一員であるラポ・エルカンは語った。

    「しかし、自分のドライバーに危害を加えるチームを見るのは悲しくて腹立たしいことだ。私は、ファンの愛情に値するイタリアの才能であるジョビナッツィと一緒にいる」

    「フォルツァ(がんばれ)!」とエルカンはソーシャルメディアで締めくくった。

    イタリアの権威あるスポーツ新聞であるLa Gazzetta dello Sportは、F1メキシコGPがアルファロメオF1とアントニオ・ジョビナッツィの「関係におそらく終止符を打った」ことに同意する。

    特派員のジュリオ・カロニアは「ストラテジストがイタリア人に損害を与えるという故意の違法行為を証明することは事実上不可能だとしても、アントニオには怒る理由がある」と述べた。

  • マックス・フェルスタッペン、ファステストを狙うボッタスを弄ぶ青旗戦略

    マックス・フェルスタッペン、ファステストを狙うボッタスを弄ぶ青旗戦略

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1メキシコGPの決勝でファステストラップを狙うバルテリ・ボッタスを故意に抜かせてブルーフラッグを提示させるという戦略をとった。

    メルセデスF1は、バルテリ・ボッタスがターン1のインシデントでポイント圏外へと脱落したことで、マックス・フェルスタッペンからファステストラップの1ポイントを奪わせるためにレース終盤にソフトへと交換させてコースに送り出した。

    しかし、1回目のトライでバルテリ・ボッタスはマックス・フェルスタッペンの後ろでコースに戻った。その状況を知ったマックス・フェルスタッペンは意図的に大きく減速してボッタスを先に行かせ、その後、急接近。ブルーフラッグのルールに従って、自分に順位を譲らせるよう仕向けた。

    メルセデスF1は、もう一度バルテリ・ボッタスをピットインさせ、クリーンエアのスペースを見計らってコースに繰り出し、なんとかファステストラップを記録することに成功した。

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、マックス・フェルスタッペンの行動に何の問題も見られなかったと語った。

    「とっと弄ばれてしまった」とトト・ヴォルフは説明した。

    「マックスはバルテリがファステストラップを目指していることを知っていたので、ペースを落としました。これは完全にオンだ。彼はそれを行うことができる」

    「だから、我々はもう1セットで狙わせた。今度はフリーエアでそのファステストラップをバックを入れることができた」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、バルテリ・ボッタとのその瞬間は短い懸念だったが、最終的にはうまく処理されたと考えている。。

    「我々のピットウオールの血圧の助けにならなかったのは確かだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「もちろん、マックスはファステストラップを維持することに熱心だったので、少し遊んでいた」

    「したがって、彼はバルテリが彼に道を譲ることを確実にするためにブルーフラッグを使用しようとしていた。メルセデスは邪魔にならないように彼をピットに入れた。もちろん、我々はマックスで同じことをするつもりはなかった」

    「最後のポイントをかけたちょっとしたゲームマンシップだった。我々はそれにあまり引き込まれたくなかった」

    マックス・フェルスタッペン自身は、バルテリ・ボッタスがレースで何をしているのかをよく知っていたが、潜在的な接触については決して心配していなかったと語った。

    「もちろん、彼らがファステストラップを狙うのは理解できる」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「最初はうまくいかなかった。でも、僕たちはそれを安全にプレイしたと思う」

    「僕たちはサイド・バイ・サイドになったけど、すべて問題なかった。僕たちはは多くの時間を失ったけど、正直なところ、僕にとっては問題なかった。僕はバルテリのことを知っている。彼はとにかくクリーンなドライバーであり、何かが起こることを疑うことはなかった」

  • ルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレスへの発言を釈明 / F1メキシコGP

    ルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレスへの発言を釈明 / F1メキシコGP

    メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1メキシコGP後のセルジオ・ペレスについての発言を釈明した。

    レース後半、ルイス・ハミルトンは、10周フレッシュなタイヤを履いたセルジオ・ペレスに追われていた。最終的にDRS圏内まで追い詰めたペレスだったが、オーバーテイクを仕掛けるまでには近づけなかった。

    ルイス・ハミルトンはレース後、「セルジオが背後に迫ってきて、しっかりとついてこれたことは、彼らのマシンがいかに速いかを示している」とコメント。

    この発言は、セルジオ・ペレスを馬鹿にしているのではないかと批判的に受け止められた。

    ルイス・ハミルトンは、セルジオ・ペレスが弱いドライバーだと思っているという意味ではなく、エルマノス・ロドリゲス・サーキットが他のマシンに追従するのがいかに難しいかを語ろうとしたと釈明した。

    「昨日僕がいったことをみんなに間違って読み取ってほしくない」とルイス・ハミルトンはソーシャルメディアに投稿した。

    「僕はセルジオのことをとてもリスペクトしている。彼は新しいチームで素晴らしい仕事をしていると思う。彼は今シーズンとても改善している。新しいチームで進歩することがどれほど難しいかを僕は知っている。それには時間がかかりる」

    「僕のコメントは、メキシコでは全員のドラッグが低いことで、別のマシンを追いかけることは最も難しいと言いたかっただけだ」

    「オーバーテイクがほとんどないのはそれが理由だ。でも、彼は非常に密接に追従することができた。これは、彼らがどれだけ多くのダウンフォースを備えることできたかを強調している。それができるセルジオはすごいよ」

  • アルファタウリF1代表 「角田裕毅は残りのレースで毎回ポイントを狙える」

    アルファタウリF1代表 「角田裕毅は残りのレースで毎回ポイントを狙える」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年F1メキシコGPの決勝を振り返った。

    アルファタウリ・ホンダF1は、ピエール・ガスリーが4位入賞。チームメイトの角田裕毅は1コーナーでの接触によってリタイア。それでも、コンストラクターズ選手権5位のアルピーヌと同点に並んだ。

    「マックスの勝利を心から祝福する。この勝利はチャンピオンシップタイトル獲得への大きな一歩となった。素晴らしいメキシコへのカミングバックとなったと思う。F1のファンがたくさんいて、熱狂的な人々で埋め尽くされた観覧席を見て胸が高鳴った。また、チェコのレース、特に終盤のハミルトンへの追撃は、観ていてとても興奮した」とフランツ・トスト。

    「我々に関しては、上出来な週末だったと言えると思う。ピエールは昨日の予選で5番手を獲得し、今日の戦略は明確だった: ファーストコーナーを生き残り、後ろのフェラーリを抑えてP5でフィニッシュ。ファーストラップのボッタスのスピンでピエールの順位は4位に上がり、チェッカーフラッグまでそのポジションを守り抜いてくれた。メキシコ戦でのタイヤのマネジメントやブレーキングがいかに難しいことなのかは承知だったが、ピエールはレース全体で素晴らしく、プロフェッショナルだった。彼とチームは週末を通して最高で、マシンのパフォーマンスも非常に良かった」

    「裕毅は非常に残念でした。パワーユニットの変更によりP17からスタートをしなければいけなかったのだが、ファーストコーナーでオコンと接触し、マシンがひどくダメージを負ってしまったためレースを続行する事ができなくなってしまった。週末を通して彼は素晴らしいペースを示してくれて、今後のシーズンの中でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしている。残りのレースでトップ10を獲得し、毎回ポイントを獲得できるはずなので、これ以上彼がペナルティを受けないことを願っている」

    「これで次は、同じようなパフォーマンスが期待できるサンパウロへの準備となる。スプリント予選レースとなり、速いマシンが求められるだろう」

  • 2021年 F1メキシコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1メキシコGP 決勝:ドライバーコメント(11位~DNF)

    2021年 F1世界選手権 第18戦 F1メキシコGPの決勝で11位~DNFだったドライバーのコメント。

    11位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「この結果には本当に失望している。2台揃ってポイントを獲得できたはずだ。1周目は抜群だったと思うし、P6まで順位を上げていた。サインツに抜かれはしたけど、7位は堅いと思っていた」

    「早めにピットに入ったけど、ボッタスとリカルドのバトルの後ろに出て、多くのタイム、そして、最終的にポイント獲得のチャンスが犠牲になった。本当にペースは良かった。キミがポイントを獲得したことは嬉しいけど、今回は本当にがっかりしている」

    12位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
    「オープニングラップのインシデントで、最初から事実上、レースは終わってしまったのでとても痛かった。僕はトリッキーな位置にいた。もしあそこでいかなかったら、他の人がいっていたと思うし、おそらく他のクルマに埋もれていた。結局。オープニングラップのインシデントだ。スタートは良かったし、最初の数100メートルはいい感じだった。4番手にいたと思うけど、あっという間に状況が変わった。それがこの世界の掟だけど、今回はかなりつらかった。我慢のレースをして何か起きてくれることを神頼みしていたけど、現実には何も起きなかったから。ボッタスを抑えことはできた。通常はいいポジションにいるときにそうするけど、僕たちは後方で争っていた。クルマにもダメージがあり、かなりのダウンフォースがなくなっていた。心が折れそうだ。ほんの数秒の間は素晴らしかったけど、その後はそうじゃなくなった。ブラジルに戻ってくる」

    13位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「エンジンペナルティでグリッド後方からのスタートはいつも難しいし、今日は6つポジションを上げらることができたので満足いしている。ポイントこそ獲れなかったけど、自分のレース、ハードに戦ったことには満足している。スタートはタフだったし、ターン1で2台と接触したにもかかわらず大きなダメージがなかったのはラッキーだった。他に行き場がなかったし、少し下がろうとした。その後は、順位を上げるためにいいバトルができて楽しかった。今日はフェルナンド(アロンソ)がコンストラクターズ争いに大切なポイントを獲得したので、チームとして良かった。来週のレースに集中したい。2台でポイントを目指していく」

    14位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「後方からできることをやったけど、今日はトリッキーだった。ここは追従やオーバーテイクが簡単ではないので、ここで最後尾からレースするのは難しい。マシンは感触は良かったけど、スタートから劣勢だった。僕たちの前で順位を上げる助けるになる何かが起こることを望んでいたけど、有利に進めるにはもっと多くのことが必要だった。僕のレースのハイライトは、後半のジョージ(ラッセル)への追い抜きだった。今日はそれ以上のことはできなかった。もうブラジルに焦点を合わせ、そこでポイントを争うことを目指していく」

    15位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「今日はアンラッキーな日だった。ターン1に入ったら後ろからヒットされてスピンした。そこからはトラフィックのなかで身動きが取れず、順位を上げることができなかった。すべてを出し切ったけど、トラフィックのなかでの走行はブレーキとエンジンが過熱して厳しかったし、前のマクラーレンの抜くことができなかった。ファステストラップを獲得した最後のシチュエーションはちょっと可笑しかった。コース上でクリアなスペースを見つけるのは簡単ではなかったけど、最終的にそれを決めることができたし、少なくともレッドブルからポイントを奪うことができた。全体的に素晴らしい一日ではなかった。でも、少なくとも次のレースが日曜日になるので、もっと強くなって戻ってくる」

    16位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「僕にとって、ここまでのシーズンで最も難しいレースだった。良いスタートを切って、1周目で16番手から9番手まで上がっていた。かなり有利だし、良い結果を出せると思っていた。でも、その後はペースが悪くて、どんどん下がっていってしまったので、いろいろと見直さなければならない。あまり楽しい午後ではなかったけど、ポジティブなのは、このグランプリが温度管理を必要とする独特のレースだったことだ。ブラジルのペースはここよりも良くなると期待したい」

    17位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
    「残念ながら、僕のレースはスタートで台無しになってしまった。ビデオを見直して、1周目に何が起きたのかを確認しなければならない。飛び出しているクルマが何台かいたので、いくつかポジションをゲインして最初の数コーナーを出られると思っていた。でも、彼らを避けるためにコース上に留まっていたら、かなり大きく失ってしまった。その後は、僕たちのペースではブルーフラッグだらけのレースだった。忘れたい午後だけど、次のブラジルへ向かおう」

    18位:ニキータ・マゼピン(ハース)
    「スモークが上がっているのが見えたし、通常それは良くないサインだ。正面衝突はしたくなかったので、中央へ行くことにしたんだけど、そこにはもう他のクルマが何台かいて密集してしまった。そこでエステバン・オコン(アルピーヌ)と接触した。不運だったけど、仕方ない。こういうことが僕のキャリアで起きたのは初めてではないし、これが最後でもないだろう。ここを走って学ぶのを楽しみにしていた。来年はもっといいクルマでもっとアタックできることを願っている。常にポジティブなことはある」

    DNF:ミック・シューマッハ(ハース)
    「とても長いレースだった。スタートはうまくいったし、うまく通り抜けてレース前半は順調だった。ウィリアムズからポジションを守ろうと動いたけど、残念ながら、僕たちのピットストップは遅すぎた。僅差で彼らにやられてしまったけど、このトラックでオーバーテイクがいかに難しいかを考えると、彼らを抑えられるだけのペースはあったと思う。残念ながら、そうはならなかったけどね。ダウンフォースが思ったより足りなかったし、ブルーフラッグでオーバーテイクされる時に他のクルマの後ろにしっかりとフォローするのが難しかった。その後はタフなレースだった」

    DNF:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
    「とても残念です。今回はマシンがずっとよかったので、簡単にはいかないにしてもポイント獲得のチャンスはあると思っていました。不運にも左右にいたマシンに挟まれてしまい、接触されましたが、レースでは起こり得ることです。全体的には、レースウイークが上手く進み、マシンパフォーマンスも力強かったので、レースを完走できなかったことが残念です」

  • フェルスタッペンが今季9勝目。ペレスが3位で3戦連続のダブル表彰台

    フェルスタッペンが今季9勝目。ペレスが3位で3戦連続のダブル表彰台

    F1メキシコGPの決勝は、マックス・フェルスタッペンが独走劇を繰り広げて、今季9勝目。トップ4にホンダF1パワーユニット勢が3台入り、セルジオ・ペレスが母国での初表彰台登壇、ピエール・ガスリーが4位入賞を果たした。

    フェルスタッペン、ペレス、ガスリーが3~5番グリッドに並んだスタートでは、見事な加速を見せたフェルスタッペンが2台のメルセデスを交わしてターン1で首位を奪う。

    ペレスもルイス・ハミルトン(メルセデス)の後方3番手に浮上し、ガスリーはスピンしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上手く交わして4番手に続いた。

    一方、17番手スタートの角田裕毅は、コース上にストップしたボッタスのマシンを避けるために後方で起きた混乱に巻き込まれ、スピードを緩めたところエステバン・オコン(アルピーヌ)に接触される。これによってサスペンションにダメージを負い、残念ながらターン2で早々にリタイアとなった。

    ここからコース上での順位の変動は見られなくなるが、目の離せない展開となった。フェルスタッペンは順調にリードを拡大していく中、ペレスは2番手を狙って前方のハミルトンにプレッシャーをかけていく。

    ガスリーは、ホンダF1ワーユニット勢で最も早くピットイン。31周目にハードタイヤへと交換し、4番手の位置をキープしながら好ペースで安定した走りを見せる。フェルスタッペンは33周目にピットストップを行い、その前にピットインしていたハミルトンに対応。ハードタイヤに交換してペレスの後方でレースに戻ると、ハミルトンとの差を広げていく。

    1ストップ戦略が主流となる中、戦略上の違いを作り出そうとしたペレスは、40周目にピットイン。周囲のマシンと同じくハードタイヤに交換し、ハミルトンの約9秒後方の3番手でレースに戻る。ペレスは、ここから好調なペースで追い上げるが、トラフィックや、路面温度の上昇によるグリップ減少などにより、オーバーテイクするまでには至らない。

    チェッカーフラッグ時には、フェルスタッペンはハミルトンに16秒以上の差をつけて圧勝。ペレスは最後までハミルトンにプレッシャーをかけ続けたものの、1.1秒差の3位でフィニッシュし、自身初の3戦連続表彰台となった。この結果、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップのリードを19ポイントに拡大。コンストラクターズチャンピオンシップでも、レッドブル・レーシング・ホンダがメルセデスに対して1ポイント差に迫った。

    ガスリーは、好調なペースを見せて4位でフィニッシュ。後続のフェラーリ2台に17秒以上の差をつけてのフィニッシュで12ポイントを獲得し、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダはコンストラクターズチャンピオンシップで5位を争うアルピーヌと同ポイントになった。

    なお、フェルスタッペンのシーズン9勝目は、1988年に年間8勝を挙げたアイルトン・セナを抜き、ホンダF1エンジン/パワーユニットでの1シーズンでのドライバー最多勝記録を塗り替えた。

    次回は1週間後の11月14日(日)に決勝が行われるブラジルGP。前回の2019年は1-2フィニッシュを果たした舞台で、今回もポイントを積み重ねられるよう、全力を尽くす。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    今日のメキシコGP決勝は、3番手からスタートしたレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が前の2台を押さえて1コーナーでトップに立ち、そのままレースをリードして優勝を果たしました。4番手からスタートしたペレス選手は、スタート直後の1コーナーで前車がスピンして3番手にポジションアップ。終盤はハミルトン選手を追い詰めたものの、残念ながらオーバーテイクには至りませんでしたが、母国GPで初表彰台の3位を獲得しました。3戦連続でレッドブルはダブル表彰台を獲得し、最終盤のチャンピオンシップの戦いに向けて、チームとしていい形になってきていると思います。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、5番手スタートからポジションを上げ、レース中いいペースをキープして4位フィニッシュと、こちらもいい結果を残すことができました。週末の開始から力強い走りを見せていましたので、それをレース結果につなげてくれたことをうれしく思っています。角田選手についてはスタート直後の不運な接触によりリタイアとなりました。ここではガスリー選手とともに非常に速く、PU交換のペナルティーでスタートポジションが下がってしまいましたが、そこからの力強いレースを期待していただけに、残念でした。PUとしても高地での戦いということで、それに合わせたセットアップが必要となりますが、HRD SakuraとHRD UKでの事前テストやチームとのシミュレーションが非常によく機能して、PUの持てる力を十分に発揮できたと考えています。週末を通して力強い走りをしてくれたドライバー、ホンダの研究所、そしてチームのメンバーに感謝したいと思います。チャンピオンシップについても、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを広げたことに加え、コンストラクターズチャンピオンシップでトップに1ポイント差まで詰め寄ることができ、今後に向けて大きな意味のあるレースになりました。来週は連戦でブラジルでのレースになります。次のレースでもいい結果を得られるよう、ここから万全の準備を進めていきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日はチームとファンにとって素晴らしい一日になりました。チェコ(ペレス)が母国での表彰台を獲得しましたし、これ以上ない結果だったと思います。スタートが大事だと分かっていましたが、3台が横に並ぶ状況で、僕が一番いい位置にいたので、ブレーキングを遅らせてリードをとることができました。そこからは自分の走りに集中し、いいペースで2位との差を広げられました。ピットインもスムーズで、レースを通してマシンの調子が良かったことがとても大きかったと思います。チェコはここ数戦調子がいいですし、今日はルイス(ハミルトン)に最後までプレッシャーをかけ続けていました。チャンピオンシップのことはまだ考えていません。またブラジルでプッシュしていけるよう、チャレンジを続けていきます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「僕の母国にとって素晴らしい結果になりました。もう一歩上を目指しましたが、残念ながら届きませんでした。ターン1ではインシデントを避け、その後2番手浮上を目指したのですが、ここはオーバーテイクが難しいので、なかなかチャンスがありませんでした。ルイス(ハミルトン)にかなり近づきましたが、メルセデスは直線でのスピードが速く、捉える機会がありませんでした。ただ、全力は尽くしました。スタジアムセクションを通るたびにファンのエネルギーが感じられ、僕のためにどれだけの人が集まってくれたのかを考えました。フォロ・ソル(スタジアムセクションの元になった野球場のこと)を走るときには、皆さんの歓声が直接聞こえていました。もっと上位を目指してはいたものの、母国で表彰台に立ててとてもうれしかったですし、メキシコの皆さんも喜んでくれていると思います。僕らはとても負けず嫌いなドライバーなので、3位でフィニッシュして満足するわけにはいきませんが、今日は僕を応援してくれる人々がスタートから最後までずっといてくれて、本当に特別な瞬間になったので、それを楽しみました。今日の僕らは最速のチームだったと思いますが、この先のシーズンではまた展開が変わるはずです。しっかりと集中して、プッシュし続けなければなりません」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「とてもうれしいです。4位というのは最高の結果で、僕らにとってはこれ以上ないくらいのレースウイークになりました。後方にシャルル(ルクレール/フェラーリ)がいましたが、すべてをコントロールできて、彼を引き離すことができましたし、4番手でレース全体のマネージメントも上手くいきました。今週末はマシンがとてもよく、昨日の予選もいい結果でしたが、レースでもフェラーリ2台の前でフィニッシュできて、とてもいい気分です。これでアルピーヌとポイントで並びました。僕の個人的な計画では、チャンピオンシップで5位になることが、フランツ(トスト代表)やチームのみんなへの素敵なクリスマスプレゼントになると思っているので、そこに向けてプッシュし続けます。チーム一丸となって取り組めていますし、今後の数戦でもチャンスは見出せると思います」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「とても残念です。今回はマシンがずっとよかったので、簡単にはいかないにしてもポイント獲得のチャンスはあると思っていました。不運にも左右にいたマシンに挟まれてしまい、接触されましたが、レースでは起こり得ることです。全体的には、レースウイークが上手く進み、マシンパフォーマンスも力強かったので、レースを完走できなかったことが残念です」

  • メルセデスF1代表 「勝利は端から無理だった。2位はダメージリミテーション」

    メルセデスF1代表 「勝利は端から無理だった。2位はダメージリミテーション」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1メキシコGPでは「勝利は端から無理だった」と述べ、ルイス・ハミルトンの2位獲得は理想的なダメージリミテーションだと称賛した。

    メルセデスF1は、エルマノス・ロドリゲス・サーキットでレッドブル・ホンダを追う側の立場だと予想されていたが、予選でフロントローをロックアウトして驚かせた。

    しかし、決勝で3番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペンが1コーナーで首位を奪って独走。ルイス・ハミルトンは、セルジオ・ペレスに対して2位を死守するしかなかった。

    マックス・フェルスタッペンの勝利により、残り4戦でルイス・ハミルトンに対するリードは19ポイントに拡大した。また、バルテリ・ボッタスがターン1の接触でポイント圏外に脱落したことで、ダブル表彰台を獲得したレッドブル・ホンダがコンストラクターズ選手権でも首位のメルセデスに1ポイント差に迫った。

    「ここに来たとき、レッドブルに勝てるとは思っていなかったので、予選の結果は驚きだった」とトト・ヴォルフは語った。

    「おそらく彼らは後退し、我々は前進した。だが、ペースの差は我々がレースで見たものに反映されている。我々にとって勝利は端から無理だった。そのため、2位を獲得できたのは勝利のようなものだ」

    「ルイスにとってはダメージリミテーションだったと思うし、正直、2位をキープするのは本当にタフだったが、素晴らしいドライブだった」

    「おそらく今日は3位で十分だったかもしれない。だが、彼はなんとか2位を維持した。そして、バルテリに関しては予選と同じくらい良かったが、ターン1で悪い方向に進み、ピットストップではリムがアクスルに引っかかった。

    F1メキシコGPの結果にもかかわらず、トト・ヴォルフはメルセデスが今週末のF1サンパウロGPでチャレンジをすることができると楽観的だ。

    「我々はここを去る。おそらく我々にとって最悪の1つと見なしたサーキットだ」とトト・ヴォルフは語った。

    「これまではそれほど良くなかったブラジルに行くことにあるが、少なくとも、ここよりもレッドブルに近く、しっかりしたマシンに仕上げることができると信じている」

  • 2021年 F1メキシコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1メキシコGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2021年 F1世界選手権 第18戦 F1メキシコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「今日はチームとファンにとって素晴らしい一日になった。チェコ(ペレス)が母国での表彰台を獲得したし、これ以上ない結果だったと思う。スタートが大事だと分かっていたけど、3台が横に並ぶ状況で、僕が一番いい位置にいたので、ブレーキングを遅らせてリードをとることができた」

    「そこからは自分の走りに集中し、いいペースで2位との差を広げられた。ピットインもスムーズで、レースを通してマシンの調子が良かったことがとても大きかったと思う。チェコはここ数戦調子がいいですし、今日はルイス(ハミルトン)に最後までプレッシャーをかけ続けていた。チャンピオンシップのことはまだ考えていない。またブラジルでプッシュしていけるよう、チャレンジを続けていく」

    2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「まずはマックスを祝福したい。あのマシンは今週末僕たちよりも速かったし、実際それについて僕たちにできることは何もなかった。完全にすべてを出し切ったし、もちろん、最後はセルジオを素晴らしいバトルがあったけど、それでも少なくも2位でフィニッシュできたことに感謝している。抑えるのは簡単だった。以前に何度もそのようなシチュエーションを経験しているからね。でも、セルジオが背後に迫ってきて、しっかりとついてこれたことは、彼らのマシンがいかに速いかを示している。彼は素晴らしい仕事をした! それでも、レースを本当に楽しんだし、今日はやれることをすべてやった。これから集中して、今後のレースに向けた準備に懸命に取り組む必要がある。次の2週間はあっという間にやってくるだろう」

    3位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
    「僕の母国にとって素晴らしい結果になった。もう一歩上を目指したけど、残念ながら届かなかった。ターン1ではインシデントを避け、その後2番手浮上を目指したけど、ここはオーバーテイクが難しいので、なかなかチャンスがなかった。ルイス(ハミルトン)にかなり近づいたけど、メルセデスは直線でのスピードが速く、捉える機会がなかった。ただ、全力は尽くした。スタジアムセクションを通るたびにファンのエネルギーが感じられ、僕のためにどれだけの人が集まってくれたのかを考えた。フォロ・ソル(スタジアムセクションの元になった野球場のこと)を走るときには、皆さんの歓声が直接聞こえていた。もっと上位を目指してはいたものの、母国で表彰台に立ててとてもうれしかったし、メキシコの皆さんも喜んでくれていると思う。僕たちはとても負けず嫌いなドライバーなので、3位でフィニッシュして満足するわけにはいかないけど、今日は僕を応援してくれる人々がスタートから最後までずっといてくれて、本当に特別な瞬間になったので、それを楽しんだ。今日の僕たちは最速のチームだったと思うけど、この先のシーズンではまた展開が変わるはずだ。しっかりと集中して、プッシュし続けなければならない」

    4位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
    「とてもうれしい。4位というのは最高の結果で、僕たちにとってはこれ以上ないくらいのレースウイークになった。後方にシャルル(ルクレール/フェラーリ)がいたけど、すべてをコントロールできて、彼を引き離すことができたし、4番手でレース全体のマネージメントも上手くいった。今週末はマシンがとてもよく、昨日の予選もいい結果だったけど、レースでもフェラーリ2台の前でフィニッシュできて、とてもいい気分だ。これでアルピーヌとポイントで並んだ。僕の個人的な計画では、チャンピオンシップで5位になることが、フランツ(トスト代表)やチームのみんなへの素敵なクリスマスプレゼントになると思っているので、そこに向けてプッシュし続けていく。チーム一丸となって取り組めているし、今後の数戦でもチャンスは見出せると思う」

    5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「5位と6位は今週末から持ち帰ることができる堅実な結果だと思う。レースは予想とは少し異なる展開となった。ミディアムでの第1スティントは強かったし、ペースはとても競争力があった。僕たちの前にいるガスリーにプレッシャーをかけるために、僕は比較的に早くにハードに交換するためにストップして、カルロスはタイヤデルタを作り出してレース終盤に彼にチャレンジすることを目指して長く走った。僕たちはポジションを入れ替えたけど、残念ながら、どちらも彼を捕らえることができなかった。今日の彼のペースはかなりの驚きだった。僕としては、第2スティントでハードタイヤに苦労した。でも、全体として、今日は良い一日だったと思うし、チームスピリットの良い例だったと思う」

    6位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
    「ペース的には今シーズンのベストレースのひとつだ。週末を通してとても速かったし、レースではミディアムとハードの両方のタイヤでも速かった。ダーティサイドからのスタートは予想通りとても難しかったし、目の前で事故が起こる不運もあった。ボッタス、そのあとフロントウイングが壊れたリカルドを避けるためにブレーキを踏まなければならならず、いくつかポジションを失った。リスタートですぐにジョビナッツィからポジションを取り戻すことができたし、そこからペースはずっと安定していた。2台ともとても良いピットストップを行った。レースの最後のパートでは、シャルルよりもペースが速かったので、不必要なリスクを冒さずにポジションを入れ替えたのは正しい判断だったと思っている。僕たちがお互いにレースをしていたら、ガスリーを捕らえる機会はさらに困難だっただろう。レースの最後にチーム戦略の一環として僕たちは再びポジションを入れ替えた。今日は最も近いライバル(マクラーレン)と比較してかなりのポイントを持ち帰り、今僕たちは彼らの前にいる。それは、週末を通しての僕の強力なペースと一緒にメキシコで得られた重要なポジティブなことだ。いざ、ブラジルへ!」

    7位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
    「今日のパフォーマンスにはとても満足している。金曜日のロングランのペースは競争力があったし、1周目にポジションを維持することができれば、そこに留まってポイントを獲得できると確信していた。もちろん、バルテリ(ボッタス)のスピンとダニエル(リカルド)のマシンのダメージから恩恵を受けたのは明らかだ。ちょっと立ち往生してしまったけどね。でも、戦略を使って(アントニオ)ジョビナッツィからポジションを取り戻すことができた。その後はレースの大部分はまずまずのペースで自分の走りをしていた。チームによる堅実な週末だったし、ポイントを獲得できたことを嬉しく思う」

    8位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「ポイントを獲得して、チームに報酬をもたらすことができてよかった。僕たちはレースに出場するたびに常にベストを尽くしている。そして、今日は物事が僕たちにとってうまくいった。8位はおそらく僕たちが達成できたベストな結果だ。ペースも良く、周りのクルマについていくことができた。序盤にラッセルをパスしたことが僕たちのレースにとって非常に重要だった。そこからの最大の挑戦は最後までタイヤを生かし続けることだった。この結果は満足できるものだし、ブラジルでまた良いイベントを進めていくことに集中していく」

    9位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
    「今日は僕たちにとって良いレースだったと思うし、満足している。昨日の困難な一日の後、9位とポイント獲得は最終的には良い結果だ。昨日の自分の仕事は誇れるものではなかったけど、今日は誇りに思っている。かなり厄介なスタートだったし、最初の数コーナーで数台をかわさなければならなかった。とても接近していたけど、かなりうまくダメージを避けることができたし、セーフティカー後にいくつかポジションを獲得した。下位グリッドからスタートしたにも関わらず、マシンが一貫してポイントフィニッシュを争えることがわかったのは良いことだ。今日は5位を争っているアルファタウリに少し負けてしまったけど、今日獲得したポイントがシーズンの最後にチームの助けになることを願っている」

    10位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「もちろん、チームとしてベストな結果ではないけど、僕としては18番手から10位でフィニッシュできて良い1日だった。フィールドを通り抜けるのが難しいだろうとは思っていたけど、今日はベストを尽くした。僕たちのペース、オーバーテイクと追従することの難しさを考えれば、これ以上の結果を達成できたとは思わない。1ポイントはないよりはマシだ。ハードワークを続けて、ブラジルで改善を図っていく」

  • 角田裕毅、ソーシャルメディアでのファンのサポートに感謝 / F1メキシコGP

    角田裕毅、ソーシャルメディアでのファンのサポートに感謝 / F1メキシコGP

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1メキシコGPの予選後にソーシャルメディアでファンが自分をサポートしてくれたと聞いて喜んだ。

    レッドブルF1陣営は、マックス・フェルスタッペンが3番手、セルジオ・ペレスが4番手となり、メルセデスF1にフロントロー独占を許した予選後、角田裕毅を戦犯として非難した。

    角田裕毅は、セルジオ・ペレスが迫ってたため、進路を譲るためにコース外に出たが、乱気流に入ってしまったペレスはコースアウト。後続のマックス・フェルスタッペンは、埃がまったのを見て、二人が事故を起こしたと勘違いしてバックオフしていた。

    セルジオ・ペレスは角田裕毅が『邪魔をした』と語り、マックス・フェルスタッペンは『常識のない馬鹿』と呼び、クリスチャン・ホーナーはレッドブルのドライバーが『Tsunoda’d(ツノダされた』という造語を使って非難した。

    しかし、ファンは、レッドブル陣営の角田裕毅に対する批判は不公平であり、余計な言葉だと擁護。実際、角田裕毅自身もレッドブルから不当に批判されていると感じていたが、母国グランプリのセルジオ・ペレスの予選を駄目にしてしまっていたため、ソーシャルメディアの反応を見るのが怖かったと語る。

    角田裕毅は、ファンの反応について「客の反応を予想していたので、実はあまりソーシャルメディアは見ていませんでした」とコメント。

    「でも、ナショナルドライバーのラップを台無しにしたのに、それを聞けてうれしいです」

    「土曜日に言ったように、あそこに行くしかありませんでした。彼の邪魔をしないように最善を尽くしました。しょうがないことですどけど」

    「でも、多くのファンが僕の味方だったと聞いてうれしいです」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストも角田裕毅をしっかりと擁護していた。

    「我々は無線で裕毅にレッドブルが来ていると伝えた。彼は彼らを邪魔したくなかったし、コースを外れた」

    「ペレスは裕毅についていった。裕毅の過失ではなかった」

    逆にソーシャルメディアの反応はレッドブルF1のチーム代表に向けられたが、自分の発言を擁護している。

    「検討する機会があった。裕毅に公平を期すと、彼はもっと多くの情報を与えられれば、もう少し助けられたかもしれないと思う」とクリスチャン・ホーナーは述べた。

    「特に彼はチームメイトにトウを与えるためだけにそこにいたので、結果は残念だった」

    「言われていることの文脈を見れば、残念ながら、特定の行を選んでそれを悪用する習慣があることがソーシャルメディアの問題だと思う」

    「それでも、それができることが重要だ…ドライバーのパフォーマンスについてコメントできないとしたら、かなり退屈な世界になるだろう」

    残念ながら、角田裕毅は、決勝でオープニングラップでのクラッシュによってリタイアし、自分に何ができるかを示すことができなかった。

    「オコンは挟まれて逃げ場がなかったと思うし、フロントタイヤとリアタイヤが触れてしまいました」と角田裕毅は語った。

    「本当にフラストレーションを感じています。今週末は全体的にペースがとても良かったので残念です。このレースでポイントを獲得するペースがあったと思います」

  • バルテリ・ボッタス 「ファステストラップの状況は可笑しかった」

    バルテリ・ボッタス 「ファステストラップの状況は可笑しかった」

    メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、2021年F1メキシコGPの決勝を15位でフィニッシュしたが、レースのファステストラップを記録して、レッドブル・ホンダに1ポイントが渡るのを阻止した。

    ポールポジションからスタートしたバルテリ・ボッタスだったが、1コーナーでダニエル・リカルド(マクラーレン)に後ろからヒットされてスピン。その後は中団を抜け出すことができなかった。

    レース終盤、マックス・フェルスタッペンがファステストラップを保持している段階で、メルセデスはバルテリ・ボッタスをピットに入れてソフトタイヤで狙いにいかせる。1回目のトライはうまくいかず、もう一度ピットに入れてスペースに出し、2回目のトライでなんとかファステストラップをマーク。レッドブル・ホンダから1ポイントを奪い取り、コンストラクターズ選手権でその1ポイントノリードを守った。

    「今日は運が悪い一日だった。ターン1に入ったら後ろからヒットされてスピンした。そこからはトラフィックのなかで身動きが取れず、順位を上げることができなかった」とバルテリ・ボッタス。

    「すべてを出し切ったけど、トラフィックのなかでの走行はブレーキとエンジンが過熱して厳しかったし、前のマクラーレンの抜くことができなかった」

    「ファステストラップを獲得した最後のシチュエーションはちょっと可笑しかった。コース上でクリアなスペースを見つけるのは簡単ではなかったけど、最終的にそれを決めることができたし、少なくともレッドブルからポイントを奪うことができた」

    「全体的に素晴らしい一日ではなかった。でも、少なくとも次のレースが日曜日になるので、もっと強くなって戻ってくる」