カテゴリー: F1メキシコGP

  • F1日本GPの悪天候で中止のピレリの2023年タイヤテストはメキシコで実施

    F1日本GPの悪天候で中止のピレリの2023年タイヤテストはメキシコで実施

    F1に公式タイヤサプライヤーであるピレリは、悪天候によって、F1日本GPのフリー走行2回目で計画していた2023年型のドライタイヤのテストスケジュールを変更せざるを得なくなった。

    ピレリの2023年シーズンの準備を支援するために、F1チームは金曜日の鈴鹿サーキットでのFP2セッションを60分から90分に延長することに同意し、マークのない開発用ラバーを使用してテストを実施する予定だった。

    しかし、夜から金曜日の朝にかけて大雨が降り、鈴鹿サーキットはびしょぬれになり、週末が進むにつれて晴れる前に、悪天候がその日の残りの時間続くと予想された。

    そのため、F1日本GPのフリー走行2回目でのテストは中止となったが、セッションは90分のままで行われた。

    ピレリは、今回中止となったテストをF1メキシコGPで実施することを決定。

    そのため、延長されたセッションは代わりにF1メキシコGPで開催される。これは、F1アメリカGPでのタイヤテスト専用の別のFP2に続くものとなる。

    ピレリはまた、オースティンとメキシコの両方で、C2、C3、および C4 コンパウンド (レンジの中間に位置する) を配分することを確認した。

  • F1マシン解説:レッドブル・ホンダ、第18戦でも細部をアップデート

    F1マシン解説:レッドブル・ホンダ、第18戦でも細部をアップデート

    F1メキシコGPは、レッドブル・ホンダとメルセデスとのタイトル争いの重要なステージとなった。マックス・フェルスタッペンが圧倒的な独走劇で勝利を挙げ、19ポイントにリードを広げ、レッドブル・ホンダに勢いは傾いた。

    標高2,000メートル以上に位置し、空気が非常に薄いエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、技術的およびエンジンの観点から、特に冷却要件にとって非常に厳しい。

    サーキットのレイアウトはレッドブル・ホンダ RB16Bの特性に有利であり、メルセデス W12は予選で見事なパフォーマンスを見せたものの、決勝は難しいものになった。

    フェラーリとレッドブル・ホンダは、ほとんどが90度コーナーで高速コーナーがほとんどないサーキットのおかげで、直接のライバルであるマクラーレンやメルセデスと比較して、結果を最大化することを目指した。タイヤの「リアリミッテッド」として定義されるこの種のサーキットでは、レッドブル・ホンダはライバルのメルセデスよりもパフォーマンスを向上させてる。

    薄い空気に対処するために、すべてのチームはハイダウンフォースの空力ソリューションを採用した。ライバルよりも影響が少ないリアウィングソリューションの採用に慣れてきたレッドブル・ホンダが、モナコやハンガリーなどのサーキットで見られる空力構成をメキシコに選択した。マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのマシンで見られたリアウィングは、水平なメインプレーンを備えており、オースティンや今シーズンのほとんどのレースで使用されている古典的な「スプーン」の形状ではなかった。

    レッドブル・ホンダ F1メキシコGP リアウイング

    この点で、メルセデスは代わりにレッドブルよりもリアでより多くのダウンフォースを必要としていることがわかった。リアウィングに関するメルセデスの空力ソリューションは、アメリカのサーキットで使用されたものと同じだが、形状は最大のダウンフォースに設定されている。オースティンでは、レッドブル・ホンダはダウンフォースの面であまり失うことなく、低い翼を再び選ぶことができた。一方、メルセデスはグリップを生成するために多くの下向きの推力を持っている後部を持っている必要があった。

    メルセデス W12は、レッドブルが今年使用したことのないデッキウィング(エンジンカバーの後ろに追加の翼型)も搭載した。メキシコのレースとオースティンでの予選で、リアウィングの下の流れをより適切に管理するための二重の水平プロファイルが解決策が確認されている。このソリューションは、W12で従来使用されていたソリューションとは異なり、単一のアーチ型プロファイルでドラッグが少なくなっている。

    メルセデス F1メキシコGP リアウイング

    パワーユニットの面では、メルセデスはここ数レース、特にトルコGP以来フルパワーになっているようだ。ルイスハミルトンは、ハイブリッドに関する限り、まだユニット番号4を取り付けていませんが、信頼性について最も懸念があるのはICE(内燃機関)だ。

    メルセデスF1のパワーユニットは、非常に小型化されたタービンコンプレッサーユニットを特徴としている。これは、メキシコの空気が薄いためにストレスがかかった可能性があり、ハミルトンはチーム無線でそれをほのめかしていた。また、このレイアウトは、コンプレッサーとタービンインペラーの間に挿入されたシャフトに直接つながれているMGU-Hの電気モータージェネレーターの労力を増加させる結果になる。
    メルセデス F1パワーユニット
    また、メルセデスのF1パワーユニットを搭載したすべてのマシンのエンジンカバーがライバルよりもタイトであることを強調することが重要となる。

    レッドブル・ホンダは、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで新しいボディワークをデビューさせた。後部の幅を大幅に広げて、熱気の逃げ道を可能な限り強調している。空気が薄いため、電気部品の信頼性と過熱に対して安全を確保することはできない。

    レッドブル・ホンダ F1メキシコGP エンジンカバー

    ホンダF1は、信頼性の面で非常に慎重であり、メルセデスのF1パワーユニットを使用する人が熱処分のために車体を開く必要がないことは明らかだ。

    一方、レッドブル・ホンダは、レースごとにRB16Bにもたらされるアップデートの量で際立っている。マシンを各サーキットの特性に完全に適合させるために、エイドリアン・ニューウェイと同僚はやり残すことなく、すべての細部に取り組んでいる。メキシコ用に特別に設計されたエンジンカバーに加えて、オースティンではRB16Bのコックピットの側面に非対称の冷却インテークが見られた。

    レッドブル・ホンダ RB16B エンジンカバー形状

    メキシコの真の技術革新は、ブレーキディスクの温度管理にも関係しており、フロントブレーキダクトが改修されている。レッドブルは、メキシコのサーキットでブレーキングで真っ赤になるディスクに新鮮な空気をもたらすエアダクトを変更した。ブダペストでブレーキダクト全体の形状を変更した後(2020年と同様の解決策に戻った)、レッドブルは、カーボン製のディスクのハウジング内により多くの空気を導入するために、ダクトの細分化を再度修正した
    レッドブル・ホンダ RB16B フロントブレーキダクト

  • ハースF1のニキータ・マゼピン、メキシコでクラブから追い出される?

    ハースF1のニキータ・マゼピン、メキシコでクラブから追い出される?

    ニキータ・マゼピンの代理人は、先週の日曜日にマゼピンがメキシコでクラブから追い出されたとの主張に反論した。

    ニキータ・マゼピンは、ハースF1のメカニック、仲間のF1ドライバーであるジョージ・ラッセルとアレクサンダー・アルボンとともにメキシコのクラブを訪れたが、お店のスタッフと口論になっている動画がTikTokで公開された。

    動画には、ニキータ・マゼピンがお店から追い出されるところだとの説明がつけられた。

    だが、ニキータ・マゼピンの広報担当は「彼は追い出されてなどいない」とタス通信社に語った。

    「それどころか、彼はメキシコでのレースが最後だったチームエンジニアを称えるためにテーブルを予約した。彼はチーム全員を招待した。そして、彼らが入り口に来たとき、彼らはしばらくの間入ることを許されなかった」

    「ニキータは警備員と個人的に話しに行き、その後、全員がクラブに入ることを許可された。したがって、誰も追い出されてはいない。その反対だ」

    「ニキータは誰もがパーティーを楽しめるようにチームのために立ち上がったんだ」

    @paddockf1 #paddockf1 #f1 #mazepin #buli #balhé #fypシ #viral #f12021 #nikitamazepin #viccesbe #mexicogp #omg #fight ♬ eredeti hang – PaddockF1

  • ロス・ブラウン 「F1メキシコGPはレギュレーション変更の必要性を正当化」

    ロス・ブラウン 「F1メキシコGPはレギュレーション変更の必要性を正当化」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、先週末のF1メキシコGPと上位勢のアクション不足は、改めてF1に2022年にレギュレーション変更が必要なことを正当化したと考えている。

    F1メキシコGPは、オープニングラップと1コーナーで起こった興奮を除けば、レースは淡々と進み、ピットストップでポジションが一時的に変更された場合を除いて、トップ6の順位は比較的変化しなかった。

    「スタートはレースを形作るのに役立ち、マックスは2台のメルセデスをジャンプし、バルテリのスピンがあった」とロス・ブラウンはFormula1.comのコラムに書いた。

    「そこからはレッドブルとメルセデスの間に存在すると我々が考えていたパフォーマンスの違いが再び現実のものとなった」

    「予選では、メルセデスが前に出るという異常があった。だが、レースに入り、レッドブルはマックスがクリアなトラックを得ると、彼らが有用なパフォーマンス上のアドバンテージを持っていることは明らかだった」

    「このコラムで以前に言ったことは知っているが、レースは、マシンが十分に接近してオーバーテイクを仕掛けるのがいかに難しいかが示され、来シーズンに導入される新しいテクニカルルールが必要な理由のもう1つの例となった」

    「ほとんどの人が1~2秒以内に到着できるくらい近かった。だからこそ、レギュレーションを変更したかった。我々はもっと接近してレースができるマシンを望んでいる」

  • レッドブルF1首脳 「フェルスタッペンは残り4戦で全勝を狙っている」

    レッドブルF1首脳 「フェルスタッペンは残り4戦で全勝を狙っている」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2021年の残り4戦でルイス・ハミルトンに19ポイントのリードを築いただけでは“クルーズ”モードには決して入ることはない。

    「彼はすべてのレースで勝利を目指してドライブしている」とマックス・フェルスタッペンがF1メキシコGPで勝利した後、モンテスマの復讐ふくしゅう(メキシコ旅行者がかかる下痢)から回復していることを明らかにしたヘルムート・マルコは宣言した。

    「ドラマチックなことは何もない。サンパウロで私は再び体調万全で臨めるだろう」

    インテルラゴスは、再びレッドブル・ホンダに適したサーキットだと予想されているが、ヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンとメルセデスF1もまたサーキットにフィットし、強いだろうと予想する。

    「メルセデスは非常に強い相手だ」とヘルムート・マルコは f1-insider.com に語った。

    「我々はプレッシャーをかけ続け、高い目標を設定し続けなければならない」

    「だからこそ、我々はサンパウロで1-2を必要としている」

    「最終的にタイトルを獲得するためには表彰台とポイントを獲得しようとうるだけでは役に立たない」とヘルムート・マルコは続けた。

    「それはマックスの血ではない」

    「我々の経験上、通常よりもゆっくり取り組もうとすれば、実際にはエラー率が増加する可能性があるが示されている」

    しかし、ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンが、F1史上最も成功したドライバーであるルイス・ハミルトンに対して初のF1タイトルを獲得するプレッシャーの影響を受けることはないと確信している。

    「マックスはまだ我々を驚かせている」とヘルムート・マルコは語った。

    「皆さんは彼がすでに最高のパフォーマンスにあると思っているかもしれない、そして、そこを彼は超えてくる。比較的若い年齢で彼が持っている能力は信じられないほどだ」

    マックス・フェルスタッペンもは、F1ブラジルGP以降もスロットルを緩めることはないと語る。

    「自分が戦いの真っ只中にいることは分かっているけど、それが僕のアプローチを変えることはない」とマックス・フェルスタッペンは Square Mile に語った。

  • マックス・フェルスタッペン、2021年F1シーズンの最多勝利獲得が確定

    マックス・フェルスタッペン、2021年F1シーズンの最多勝利獲得が確定

    F1メキシコGPで今季9勝目を挙げたマックス・フェルスタッペンは、2021年F1シーズンの最多勝利の称号を手にすることが確定した。

    2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入されて以来、全シーズンでルイス・ハミルトンが最も多くのウィナーとなっている。今年も残りのレースですべて勝てば、フェルスタッペンの9勝に並ぶことはできるが、超えることはできない。この先、フェルスタッペンが1勝でも挙げることができれば、単独でシーズン最多ウィナーとなる。

    ちなみに、最近のポイントシステムでシーズン最多勝利を挙げてタイトルを獲得できなかったのは、2018年のフェリペ・マッサ(フェラーリ/6勝)、2016年のルイス・ハミルトン(メルセデス/10勝)となっている。

    F1メキシコGPでは『19』という数字が重要となった。マックス・フェルスタッペンはキャリア通算19勝目、バルテリ・ボッタスは通算19回目のポールポジション、そして、19回目のファステストラップを記録した。

    バルテリ・ボッタスは、F1ワールドチャンピオンを獲得したことのないドライバーでなかで、ルネ・アルヌーの合計18回を超えて最多ポールポジション獲得者となった。ルネ・アルヌーのベストチャンピオンシップポジションは1983年の3位だったが、バルテリ・ボッタスは2回のランキング2位を記録している。

    また、バルテリ・ボッタスは、トップ10圏外でフィニッシュしたため、ボーナスポイントを獲得しなかったものの、レースのファステストラップを記録した。これでスターリング・モスと、マーク・ウェバー、デイモン・ヒルとアイルトン・セナの回数と並んだ。

    メキシコでの21回目のF1レースでは、同国のドライバーが初めて表彰台を獲得した。セルジオ・ペレスは3位を獲得した。彼のチームメイトであるマックス・フェルスタッペンは、ザントフォールトで母国で表彰台に立った最初のオランダ人ドライバーになった。

    母国ドライバーが表彰台に上がったことのある国の数はいくつか? 19だ。しかし、それはそれほど単純ではない。

    ダニエル・リカルドは、2014年にオースラリアで表彰台に上がった唯一のオーストラリア人ドライバーとなったが、その後、燃料流量違反のために2位から失格となった。そのため、記録によれば、ホームレースでトップ3に分類されたのは18人のドライバーだけだ。

    レッドブルのコンストラクターズトロフィーを授与するために最高技術責任者のエイドリアン・ニューウェイが表彰台に立った。このレースは、ニューウェイがデザインしたウィリアムズ・ルノー FW14
    でリカルド・パトレーゼが1991年にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで勝利を挙げてから30周年となる。

    セルジオ・ペレスはまた、メキシコでホームレースをリードした最初のメキシコ人ドライバーになった。彼は6周にわたってトップを走った。しかし、ペレスは他のどのドライバーよりもチームメイトの前を走ったラップ数が少ない。マックス・フェルスタッペンと同時にコース上にいたすべてのラップで先行したのはわずか9.4%だ。レッドブルがマックス・フェルスタッペンを勝たせるためにチームオーダーを発令する可能性についてあまり心配していなかったのも不思議ではない。

  • ロス・ブラウン 「フェルスタッペンにミハエル・シューマッハを見た」

    ロス・ブラウン 「フェルスタッペンにミハエル・シューマッハを見た」

    F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1メキシコGPで勝利を挙げたマックス・フェルスタッペンに7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハを重ね合わせた。

    マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンと寄せ付けない圧倒的な走りで16秒以上の差をつけてフィニッシュ。今季9諸目を上げたフェルスタッペンは、残り4戦でハミルトンとの差を19ポイントに拡大した。

    マックス・フェルスタッペンは、スタートでメルセデスの2台をアウトサイドで見事なレイトブレーキングで抜き去った。

    その走りは、ロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハとマックス・フェルスタッペンの比較を引き出した。

    「マックスはミスを犯さなかった。印象的なパフォーマンスだった。ドライバー・オブ・ザイ・デイのに感動的な投票を得たのはチェコ(ペレス)だが、私としては、最初のコーナーでの彼のコントロール、セーフティカーのリスタートをいかに完璧など実現したか、そして、その後誰も近づけなかったマックスに入れなければならない」

    「レッドブルのボス、クリスチャン・ホーナーは、レース後、マックスがスタートで使用できる可能性のある戦略を評価することに多くの時間を費やしたと語っていた。それはミハエル・シューマッハが週末のレース前の木曜日にトラックを歩いていたことを思い出させる」

    「状況が不利な場合、彼はコーナーを見て、脱出ルートをチェックしていた。そうすることで、彼は大胆な動きから安全に逃げ、その動きをより自信を持ってできるかどうかを把握していた。マックスはメキシコで最初のコーナーを非常にうまく吟味し、自信を持ってそれを成功させた」

    また、ザク・ブラウンは、3戦連続で表彰台を獲得したセルジオ・ペレスがレッドブル・ホンダでの生活にいかにうまく適応しているかを称賛した。

    「レッドブルでのチェコは少し苦労していたので少し心配だったが、典型的なスタイルで、彼はRB16を乗りこなすために何をしなければならないかに真剣にとりかかり、考え出した」

    「彼は慌てず、深く掘り下げ、エンジニアと協力してマシンをより快適にした。チェコは現在、レッドブルが彼と契約したときに望んでいた仕事をしている」

  • マックス・フェルスタッペン、メルセデスのボッタス批判は「薄っぺらい」

    マックス・フェルスタッペン、メルセデスのボッタス批判は「薄っぺらい」

    レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1メキシコGPでのバルテリ・ボッタスのドライビングに対するトト・ヴォルフの批判は“非常に薄っぺらい”ものだと感じている。

    F1メキシコGPでポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタスだが、スタートでマックス・フェルスタッペンを抑えることができず、アウトサイドからフェルスタッペンの先行を許した。

    レース後、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフとチームメイトのルイス・ハミルトンの両方がバルテリ・ボッタスに批判的なコメントを残した。ハミルトンはボッタスがフェルスタッペンに対して「明らかにドアを開けたままにしていた」と語り、トト・ヴォルフはあまりに多くのスペースを残していたと述べた。

    トト・ヴォルフは、バルテリ・ボッタスがマックス・フェルスタッペンに残りスペースについて「あれは起こるべきではなかった」と Sky Sports F1 に語った。

    「我々は前に2台のマシンがいたが、マックスがアウトサイドに出るための航路を開いたようなものだった」

    「その後のスピンはあったが、それでも3位または4位であった可能性がある。ポイントを完全に装置つしたことは控えめに言っても腹立たしい」

    独走で優勝したマックス・フェルスタッペンは、バルテリ・ボッタスがそれほど悪いことはしていなかったと擁護した。

    実際、バルテリ・ボッタスに対するトト・ヴォルフの批判は「非常に薄っぺらい」ものだ語り、彼が何について話しているのかさえわからないと語った。

    「車幅分のスペースを残していなければ、ボッタスははペナルティを受けたであろう」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf 語ったデ・テレグラーフを。

    「トトが何を話しているのか分からない。バルテリのせいにするのは簡単だが、とても薄っぺらいと思う」

  • レッドブル・ホンダF1分析:ブレーキへの信頼度と路面温度への対応で明暗

    レッドブル・ホンダF1分析:ブレーキへの信頼度と路面温度への対応で明暗

    レッドブル・ホンダF1は、F1メキシコGPの決勝で予選から一転、マックス・フェルスタッペンが独走で優勝を果たした。そこには1コーナーでのメルセデス勢でのブレーキへの信用度の違いと、予選で失敗した路面温度とタイヤへの読みが要因として挙げられる。

    予選でメルセデス勢に先行を許したマックス・フェルスタッペンだが、1コーナーまでのストレートでバルテリ・ボッタスのスリップストリームを使ってアウトサイドでレイトブレーキングをして2台を一気にオーバーテイク。そこからはメルセデスを寄せ付けなかった。

    予選ではメルセデスのエンジンパフォーマンスにブラフを張られたレッドブル・ホンダだったが、決勝ではメルセデスがレッドブルの大きすぎるウイングを読み間違えた。

    そして、1コーナーでは、ブレーキへの信用度の違いが出た。メルセデスの両ドライバーは、ブレーキにあまり自信を持っておらず、マックス・フェルスタッペンよりも20メートル早くブレーキングした。

    ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスはフリー走行でハードタイヤをフラットスポットを作り、走行ランを妥協していた。予選でもルイス・ハミルトンはターン12でボッタスのポールタイムを破ろうとして膨らんでいる。

    「スタートがどのようになるかは実際に練習することはできない。陽になるか、真ん中になるか、右になるかは何が起こる次第だからね」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「でも、僕はアウトサイドにいて、基本的にレーシングラインだったので、ブレーキをかける場所は正確にわかっていた。常にトリッキーだ。特にインサイドは誰も走っていないので完全に汚れている」

    「彼らはアウトサイドのマシンのようにブレーキを遅らせることは決してできない。そして、僕はギリギリのところにあるブレーキをかけている場所を知っていた」

    「出口の白い線に近づいていたことが分かると思う。インサイドの誰かがそこでブレーキをかけるとしたら、彼は間違いなくコースから外れていただろう。僕はそこを目指したし、それがうまくいった」

    メルセデスF1のブレーキには特に問題があるわけではなかった。だが、メキシコシティの薄い空気の中で、メルセデスのマシンには、レッドブルのような垂直荷重がタイヤにかけていなかった。それが週末全体の核心だった。

    「メルセデスのパワーユニットが高度で不足していることはもうないと思う」とレッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは語った。

    「だが、我々のパワーユニットのおかげで、今週末は負けなかった。ブリックスワースは、冷却が確実に行われるようにするために素晴らしい仕事をした」

    2台のマシンの違いはすべてダウンフォースだ。エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、モナコのウイングをつけてもモンツァのダウンフォースが少ないと言われている。メルセデスは、レッドブル・ホンダが使用しているほど大きなリアウィングを持っていない。

    メルセデスのロードラッグ特性は、薄い空気のここでは価値が低く、レッドブルのダウンフォースはよりプレミアムだった。レッドブルは速かったが、予選のようにタイヤプリパレーションに失敗することはなかった。

    レッドブルは、おそらくクラックの入ったリアウィングの問題に気を取られており、Q2とQ3の路面温度の上昇は、レッドブルのリアタイヤの温度の上昇には早すぎた。

    メルセデスは、バルテリ・ボッタがスタートで勝つという仮定に基づいて、トウを与えることを防ぐための緩い計画しか立てていなかった。しかし、ボッタスはスタートに失敗し、ルイス・ハミルトンはすぐほぼ前に出た。

    「バルテリのトウを使うことを想像していた」とルイス・ハミルトンは説明する。

    「しかし、彼と並んでしまい、レッドブルが後ろにいるのを防ぐために、トラックの自分の側をカバーした。バルテリは反対側でも同じことをするだろうと思った」

    だが、バルテリ・ボッタスはそれをやらなかった。ボッタスは左側にスペースを残し、マックス・フェルスタッペンのレッドブルを完璧なレーシングラインに乗せた。ボッタスはダニエル・リカルド(マクラーレン)にヒットされてスピン。メルセデスはこの戦略ゲームで使用する2台目のマシンを1コーナーで失った。

    その後はマックス・フェルスタッペンの独走となった。そして、路面温度への対応はレッドブルに軍配があがった。

    15周後にはギャップは6秒になり、ルイス・ハミルトンはリアグリップを失っていると報告した。「それは熱だ」とアドバイスされた、「摩耗ではない」。つまり、彼は自分のペースをさらにコントロールしなければならなかった。予選と異なり、路面温度はメルセデスに味方しなかった。

    マックス・フェルスタッペンのタイヤ温度は、マシンのより大きなダウンフォースに助けられて、完全に制御されていた。バランスはどうかと質問されたフェルスタッペンは「大丈夫だと感じている」と答えている。

    セルジオ・ペレスは、ピットストップウィンドウ周りで可能な限り多くのタイヤグリップを維持することが重要であることを把握し、穏やかな初期ペースを設定した。それによって、レッドブルはアンダーカットのタイミングを失った。

    十分なギャップができたのは29周目だった。レッドブルはタイヤの準備をしてピットで待っていた。メルセデスはそれを予想し、ハミルトンを入れた。リアタイヤは完全に終わっていた。だが、セルジオ・ペレスのタイヤはまだ素晴らしい状態だったのでステイアウトした。

    フレッシュタイヤを装着したルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンを1周あたりほぼ2秒速くラップしていたため、4周後にフェルスタッペンはピットイン。その結果、セルジオ・ペレスはF1メキシコGPのリードして40周目までそこに留まって観客を沸かせた。その後、11周のタイヤアドバンテージでルイス・ハミルトンの9.5秒後ろでコースに復帰した。

    一方、マックス・フェルスタッペンは、リフト&コーストで走行していたが、そうするにつれてフロントは徐々に温度を下げ始めた。別のエンジンブレーキモードを使用して、リフト&コーストを減らすよう指示があった。そうすることで、フロントの温度が戻り、ペースが1.5秒向上し、52周目にファステスト最速ラップを記録した。

    この時までにセルジオ・ペレスはルイス・ハミルトンとのギャップを縮めていた。ルイス・ハミルトンは、約0.1秒遅く周回していた。タイヤの劣化が大きすぎた。スティントが長く続くほど、メルセデスはペースを落とした。ハミルトンの救いの恵みは、このコースがオーバーテイクが難しいことだ。

    セルジオ・ペレスは、60周目までにルイス・ハミルトンのDRS圏内に入った。だが、DRSは25%薄い空気ではそれほど効果的ではない。

    一方、ルイス・ハミルトンがタイヤのオーバーヒートによって、周回遅れのランド・ノリスにブルーフラッグが提示される1.3秒以内に近づくのにしばらく時間がかった。

    セルジオ・ペレスは、1本しかないラインで仕掛けるために最後のラップまでタイヤを温存。ターン4でインサイドを突いたが、ハミルトンの方が一枚上手だった。もっと激しく攻めたれば、ハミルトンはリクスを冒さず、防御しなかったかもしれない。だが、ペレスは母国グランプリでの表彰台を確保することを優先した。

    メルセデスは、残り5周でバルテリ・ボッタスのタイヤをソフトに交換して、ファステストラップのボーナスポイントを奪いにいった。ボッタスはフェルスタッペンのすぐ後ろで合流。フェルスタッペンは、何が起こっているのかを理解し、ボッタスが抜くことを許した。それからすぐに再び彼に追いつき、ブルーフラッグでボッタスのファステストラップの試みを阻止した。

    メルセデスは、スペースを作るためだけに、彼を再びボッタスをピットにいれ、最終ラップでなんとかファステストラップを達成した。それが重要であることがどうかはアブダビの後にならなければわからない。

    残り4ポイントでマックス・フェルスタッペンは19ポイントのリードを築いた。

  • メルセデスF1代表 「スチュワードはリカルドを調査すべきだった」

    メルセデスF1代表 「スチュワードはリカルドを調査すべきだった」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1メキシコGPのスチュワードは、ダニエル・リカルドがバルテリ・ボッタスをスピンさせた1コーナーにインシデントを調査すべきだったと考えている。

    F1メキシコGPのオープニングラップで、マックス・フェルスタッペンにアウトサイドで抜かれたバルテリ・ボッタスが、コーナーのエイペックスでインサイドを突いてきたダニエル・リカルドにリアをヒットされてスピン。ポイント圏外へと脱落した。

    スチュワードは、事故のリプレイを確認したが、典型的なオープニングラップのインシデントだと判断して、それ以上に調査は行わなかった。

    だが、トト・ヴォルフはその見解に納得してない。

    「スチュワードは調べるべきだと思う」とトト・ヴォルフは記者団に語った。

    「後から考えれば、彼らがペナルティを検討しなかったのは驚きだった」

    皮肉なことに、クラッシュの結果として両方がピットインし、二人は残りのレースの大部分を一緒に走ることになったが、バルテリ・ボッタスは同じメルセデスのF1エンジンを搭載するマクラーレンをパスすることができなかった。

    ダニエル・リカルドは「僕はペレスのインサイドに行った。ある時点で自分がロックしたことは覚えている。次の70周にわたって頭の中でそれを再生し、自分がロックしてバルテリに突っ込んだと思っていた。だから、ある意味、自分を責めていた」とコメント。

    「でも、リプレイを見ると、私はストレートフェーズでロックし、実際に回復してからターンインしたように見えた。そして、十分なスペースがなかったように見えた」

    「そこでバルテリがと横切ってきた。おそらく彼はそこに少しすぺーくがあることを期待していたんだろうけど、ペレスと僕がいた。もちろん、バルテリを非難するつもりはない」

    「彼をにヒットしたのは僕だ。でも正直なところ、リプレイを見れば、それは1周目のインシデントであり、僕が楽観的だったかもしれない。でも、スペースがあって、僕が行かなければ他の人が行くだろうし、そうすれば自分が損をすることになる」

    マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは「私の観点からあれはレーシングインシデントだった」と語る。

    「ダニエルはなんとかエイペックスを作ることができていた。同時に、バルテリはたくさんのマシンが周りにいて非常に鋭くアウトサイドから交差していた」。

    「ダメージがどれだけの犠牲になったか、コンマ周秒単位では正確にはわからない。しかし、ピットストップですぐに見たところ、かなりダウンフォースを失っていることが数でわかった。それがマシンのバランスを少し変えていたと思う」

    F1トルコGPでは、同じような事故でフェルナンド・アロンソをスピンさせたピエール・ガスリーにペナルティが科せられていた。

    インシデントの調査に一貫性が欠けているのではないかと質問されたF1レースディレクターのマイケル・マシは「いいや、一貫性が欠如しているとは思わない。特定のメリットについてすべてを検討する必要がある」とコメント。

    「すべてのインシデントを見て、それがどういうものかを見なければならない。スタートに関して、トルコはウェットだった。今回はドライだった。コーナーの構成はまったく異なる。言ったように、多くのことがあるなかで、私はインシデントとは見なさなかった」

    ダニエリ・リカルドがメルセデスにぶつかる前にエイペックスを作ったという事実がスチュワードの決定に影響を与えたかどうか質問されたマイケル・マシは「それがシナリオかもしれない。それらがすべて比較される場所のマシンの近さを見てほしい。他にも、様々な要因が関係している。スチュワードの見解は、今回はターン1のレーシングインシンデントということだった」と語った。