カテゴリー: F1メキシコGP

  • リアム・ローソン F1メキシコGP展望「高地での戦いは特別な挑戦」

    リアム・ローソン F1メキシコGP展望「高地での戦いは特別な挑戦」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、今週末のF1メキシコGPに向けて意気込みを語った。高地特有のコンディションがマシンの挙動に影響する中、ローソンはその難しさを認めつつも、ファンに囲まれた特別な週末を楽しみにしている。

    メキシコシティは標高が高く、空気が薄いためマシンの最高速が伸びる一方で、グリップ不足によりコーナーでは滑りやすくなる。そうした過酷な環境の中で、ローソンはF1ならではの熱狂を肌で感じられる週末になると語った。

    「メキシコに戻ってこられて本当にうれしい。高地のためにマシンを操るのがとても難しくなる、特別なレースなんだ」とローソンはコメント。

    「空気が薄いから最高速はすごく伸びるけど、グリップが低くてコーナーでは滑りやすくなる。でもここはいつも信じられないくらい雰囲気がいい。F1にとって素晴らしい場所だし、この週末にファンの中でレースに参加できるのを本当に楽しみにしている」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) メキシコグランプリ

  • マックス・フェルスタッペン F1メキシコGP展望「完璧な週末の継続が重要」

    マックス・フェルスタッペン F1メキシコGP展望「完璧な週末の継続が重要」

    マックス・フェルスタッペンは、前戦アメリカGPでの勝利からその勢いを維持し、今週末のF1メキシコGPに挑む。タイトル争いが激化する中で、連勝によって築いた流れを止めるつもりはない。

    フェルスタッペンは「チャンピオンシップを争うためには完璧な週末を続けることが重要」と語り、高地特有の環境やタイヤマネジメントの難しさを踏まえながらも、自信をもってメキシコの舞台に臨む姿勢を示した。

    「ここ数戦で多くのポジティブな勢いを得ており、この流れを維持して、クルマからできる限りのパフォーマンスを引き出し続けたいと思っている。チームもそのために一生懸命取り組んでいる」とフェルスタッペンは語った。

    「チャンピオンシップを争うためには、完璧な週末を続ける必要がある。だからメキシコでは最初から全開でいくことが重要だ」

    「サーキットは僕たちのクルマに合っている傾向があるし、タイヤとグリップのマネジメントがすべてになる。もちろん高地特有の課題もあり、空気の密度が低くなることで全員に影響を及ぼすことになる」

    「メキシコはいつも楽しいパーティーのような雰囲気だから、ダブルヘッダーを締めくくるのが楽しみだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) メキシコグランプリ

  • 角田裕毅 F1メキシコGP展望「本来いるべき上位で戦う準備はできている」

    角田裕毅 F1メキシコGP展望「本来いるべき上位で戦う準備はできている」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)が、2025年F1メキシコGPに向けた意気込みを語った。

    角田裕毅はアメリカGP後にロサンゼルスを訪れ、NBAレイカーズのシーズン開幕戦に特別ゲストとして登場。同じく世界で活躍する日本人アスリート、八村塁からレイカーズのユニフォームをプレゼントされた。

    その後はレッドブルのアスレチック・パフォーマンス・センター(APC)でトレーニングを行い、心身をリフレッシュ。「再びポイントを狙って戦う準備はできている」と語る角田裕毅は、週末を通して安定したパフォーマンスを発揮し、本来いるべきグリッド上位での戦いを目指している。

    「メキシコには、再びポイント獲得を目指して臨みます」と角田裕毅はコメント。

    「オースティンとメキシコの間には数日間のオフがあり、初めて訪れたロサンゼルスで過ごしました。レッドブルのAPC(アスレチック・パフォーマンス・センター)でトレーニングを行ったんですが、本当に素晴らしい施設で、この過密なレース期間中でもしっかりコンディションを維持するのに役立ちました。バスケットボールも楽しみましたが、レーシングをやめてシュートを打つ方に転向するのはやめておいた方がいいですね(笑)」

    「オースティンの週末はとてもポジティブでしたし、このクルマで自分の実力をしっかり示せたと思います。ロングランでは自信を持って走れましたし、全体的に安定した週末を過ごせました」

    「今はショートランでも同じような手応えを得て、予選での順位をもっと上げていく必要があります。週末全体を通して安定したパフォーマンスを出すことが目標で、それができればチームのためにより多くのポイントを獲得し、本来いるべきグリッド上位で戦うことができるはずです」

    角田裕毅 メキシコグランプリ F1

    角田裕毅、ショートラン改善を誓う
    アメリカGPを終えた角田裕毅は、ここ数戦で課題としているショートランを改善する必要があると強調した。

    「今日はスタートが良くて、1周目もまたうまくいきました。最初の数周でいいペースがあって、たくさんのマシンを抜くことができました。スプリントも決勝も楽しめたし、自信を持って走れました」

    「この週末は2レースともポイントを取れたので、全体としてはポジティブな週末でした。今日のペースも悪くなかったけど、特に2スティント目ではもう少しうまくできたかもしれません」

    「次の数戦もポイントを取り続けたいですし、とくにショートランの改善に集中しないといけません。そこが最近の課題なので、メキシコに向けてそこをしっかり仕上げたいと思います」

  • F1メキシコGP:岩佐歩夢や平川亮ら9名のルーキーがFP1に出走

    F1メキシコGP:岩佐歩夢や平川亮ら9名のルーキーがFP1に出走

    F1メキシコGPの金曜フリー走行1回目(FP1)では、合計9名のルーキードライバーが登場し、マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、レッドブルなど8チームがラインアップを変更する。シーズン中に各チームが若手に走行機会を与える義務のある「ルーキー枠」が、標高2,200メートルのメキシコシティで一斉に実施される。

    今回は岩佐歩夢(レーシングブルズ)と平川亮(ハースF1チーム)がFP1に出走し、角田裕毅(レッドブル)とともに3名の日本人ドライバーが同一セッションで走る注目の機会となる。

    レッドブルからはアービッド・リンドブラッドが、フェラーリからはアントニオ・フオコが参加するなど、将来を嘱望される若手たちが一堂に会する。

    F1レギュレーションでは、すべてのレギュラードライバーがシーズン中に2回、まだ2戦以下しかF1決勝を経験していないルーキーにシートを譲る義務がある。これは昨年の1回から増加しており、若手育成機会の拡大を目的としている。メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは例年このルーキー走行に選ばれやすく、昨年も5名の若手が出走していた。

    パト・オワード(マクラーレン)
    メキシコグランプリ:パト・オワード(マクラーレン)
    マクラーレンのリザーブドライバーであるパト・オワードが、母国メキシコで2年連続のFP1出走を果たす。インディカーシリーズではArrow McLarenから参戦し、2025年シーズンをランキング2位で終えたオワードは、5月時点でこのFP1出走が発表されていた。26歳のオワードは週末を通じてマシンのセットアップに貢献し、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両ドライバーをサポートする。

    フレデリック・ベスティ(メルセデス)
    メキシコグランプリ:フレデリック・ベスティ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    メルセデスではジョージ・ラッセルに代わって、テスト兼リザーブドライバーのフレデリック・ベスティがFP1に登場する。ベスティはメキシコで2023年にF1デビューしており、同年アブダビでも走行。2025年は開幕戦バーレーンでも走行しており、今回が通算4度目の出走となる。23歳のデンマーク人ドライバーはIMSAスポーツカーシリーズにも参戦しており、直近では同シリーズで2連勝を飾っている。

    アントニオ・フオコ(フェラーリ)
    メキシコグランプリ:アントニオ・フオコ(スクーデリア・フェラーリ)
    フェラーリでは、ルイス・ハミルトンに代わってアントニオ・フオコが初のFP1出走を果たす。29歳のイタリア人ドライバーはフェラーリAFコルセから世界耐久選手権(WEC)に参戦しており、2024年のル・マン24時間レースでは優勝メンバーの一員だった。また、昨年のアブダビでのシーズン後テストにも参加しており、フェラーリの開発ドライバーとして継続的にマシン開発に携わっている。

    アービッド・リンドブラッド(レッドブル)
    メキシコグランプリ:アービッド・リンドブラッド(レッドブル・レーシング)
    レッドブル・レーシングからはF2ドライバーのアービッド・リンドブラッドがFP1に出走する。18歳のイギリス人ドライバーは7月のイギリスGPで角田裕毅に代わりRB21をドライブしており、今回はマックス・フェルスタッペンの代役として走行する。F2では現在ランキング7位につけており、これまでに3度の表彰台(うち2勝)を獲得している。

    ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)
    メキシコグランプリ:ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)
    ウィリアムズではカルロス・サインツJr.のマシンをルーク・ブラウニングが引き継ぐ。ブラウニングにとって3度目のFP1出走であり、これまでバーレーンと昨年のアブダビ最終戦で走行している。23歳のイギリス人ドライバーはウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーの一員であり、現在F2選手権でランキング3位につけている。

    ジャック・クロフォード(アストンマーティン)
    メキシコグランプリ:ジャック・クロフォード(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    アストンマーティンのヤングドライバーであるジャック・クロフォードは、今回がF1週末デビューとなる。20歳のアメリカ人ドライバーはランス・ストロールに代わってAMR25をドライブ。これまでにAMR22、AMR23、AMR24で合計2,000km以上のテスト走行を重ねており、すでに豊富な経験を持つ。
    F2では今季4勝を挙げ、ランキング2位につけている。

    平川亮(ハースF1チーム)
    メキシコグランプリ:平川亮(ハースF1チーム)
    ハースF1チームではオリバー・ベアマンに代わって平川亮がFP1に出走する。今季、平川は開幕戦バーレーンとバルセロナ、そして鈴鹿でアルピーヌのマシンをドライブしており、今回が4度目の走行となる。31歳の日本人ドライバーは4月にアルピーヌからハースへと移籍しており、最終戦アブダビでも再び走行予定となっている。

    岩佐歩夢(レーシングブルズ)
    メキシコグランプリ:岩佐歩夢(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)
    レーシングブルズではリアム・ローソンに代わって岩佐歩夢が出走する。日本人ドライバーの岩佐にとっては4度目のFP1であり、今年はすでにバーレーンでレッドブルのマシンをドライブ。昨年はレーシングブルズ(当時RB)でも2回走行している。現在は全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しており、ランキング3位につけている。

    ポール・アロン(アルピーヌ)
    メキシコグランプリ:ポール・アロン(アルピーヌ)
    最後にアルピーヌではピエール・ガスリーに代わってポール・アロンがA525をドライブする。21歳のエストニア人ドライバーは今季4度目のFP1出走であり、これまでシルバーストンとハンガロリンクではザウバー、モンツァではアルピーヌのマシンを走らせている。アロンは昨年のF2選手権でランキング3位に入り、来季ガスリーのチームメイト候補として名が挙がっており、今回の走行はその評価にも直結するとみられている。

  • F1メキシコシティGP 2025年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    F1メキシコシティGP 2025年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年F1 メキシコシティGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリが現地時間10月24日(金)~10月26日(日)の3日間にわたってメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。

    メキシコGPは、開催地であるメキシコシティ政府の支援を強調するため、2020年から正式名称を「メキシコシティGP(Mexico City Grand Prix)」に変更した。

    これは、連邦政府からの資金援助が打ち切られ、市政府と民間資金による新たな資金モデルに移行したことを反映したもので、実際にこの名称で初開催されたのはパンデミック後の2021年大会だった。

    サーキット全長は4.305km、7つの左コーナーと10の右コーナーで構成される。標高2300メートルを超える高地の空気中の酸素は海抜0m地点に比べて78%しかなく、エンジン出力、空力それぞれに影響が生じ、他のサーキットとは異なる意味でのチーム戦略が要求される。

    コースの改修はサーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケの企業が担当。伝説的なペラルターダコーナーは姿を消してしまったが、新たな最終コーナーであるターン17は1992年のラストウィナーの名をとって「ナイジェル・マンセル カーブ」と名づけられた。最終コーナーからの1,314mのストレートは時速328kmを超える。

    メキシコの日本時間との時差は-14時間。2025年F1 メキシコシティGP フリー走行1回目は、10月25日(土)の午前3時30分(現地25日12時30分)から行われる。

    2025年 第20戦 F1メキシコGP 開催スケジュール
    ■10月25日(土)
    フリー走行1: 3:30~4:30(24日12:30~13:30)
    フリー走行2: 7:00~8:00(24日16:00~17:00)
    ■10月26日(日)
    フリー走行3: 2:30~3:30(25日11:30~12:30)
    予選 : 6:00~7:00(25日15:00~16:00)
    ■10月27日(月)
    決勝: 5:00~(26日14:00)
    ※日本時間(現地時間)

    2025年F1 メキシコGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    10月25日(金) 27:20~29:10
     <解説>津川哲夫 山本雅史 <実況>塩原恒夫
    ■フリー走行2
    10月25日(土) 6:50~8:40
     <解説>津川哲夫 山本雅史 <実況>塩原恒夫
    ■フリー走行3
    10月25日(土) 26:20~28:10
     <解説>川井一仁 山本雅史 <実況>塩原恒夫
    ■予選
    10月26日(日) 5:50~10:00
     <解説>川井一仁 山本雅史 <実況>塩原恒夫
    ■決勝
    10月27日(月) 4:20~10:00
     <解説>川井一仁 山本雅史 <実況>塩原恒夫
    ※時間はいずれも日本時間

    2025年 F1メキシコGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    10月25日(土) 3:30~
     <コメンテーター>浅木泰昭 <実況>サッシャ
    ■フリー走行2
    10月25日(土) 7:00~
     <解説>柴田久仁夫 <実況>サッシャ
    ■フリー走行3
    10月26日(日) 2:30~
     <解説>笹原右京 <実況>サッシャ
    ■予選
    10月26日(日) 6:00~
     <解説>笹原右京 <実況>サッシャ
    ■決勝
    10月27日(月) 5:00~(配信4:20~)
     <解説>中野信治 <実況>サッシャ
    ※時間はいずれも日本時間

    エルマノス・ロドリゲス・サーキット
    FORMULA 1 GRAN PREMIO DE LA CIUDAD DE MEXICO 2025
    2025 メキシコグランプリ
    サーキット名:エルマノス・ロドリゲス・サーキット
    コース全長: 4.304km
    周回数:71
    レースディスタンス:305.354 km
    ラップレコード:1分17秒774(バルテリ・ボッタス / 2021年)

  • 岩佐歩夢 F1メキシコGPのFP1にレーシングブルズから出走

    岩佐歩夢 F1メキシコGPのFP1にレーシングブルズから出走

    岩佐歩夢が、2025年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行1回目にレーシングブルズから出走することが発表された。

    今季、レーシングブルズのリザーブドライバーを務める岩佐歩夢は、シミュレーター作業などでチームをサポート。スーパーフォーミュラと日程が重ならない週末にはグランプリにも帯同している。

    レーシングブルズは10月22日(水)、今週末のメキシコグランプリのFP1で岩佐歩夢を起用することを発表。岩佐はリアム・ローソンに代わって出走する。

    岩佐歩夢は自身のSNSで「今週末メキシコGPのFP1でVCARB 02で出走します!2025年マシンは今年初めてなので楽しみです!」と語った。

    F1メキシコGPでは、平川亮がハースF1チームからFP1に出走。レッドブル・レーシングのレギュラードライバーである角田裕毅ととも日本人ドライバー3名がエルマノス・ロドリゲス・サーキットで共演する。

    岩佐歩夢(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) レーシングブルズ

  • アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをメキシコGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをメキシコGPのFP1に起用

    アストンマーティン1チームは、若手ドライバーのジャック・クロフォードがF1メキシコGPで初めてF1週末に出走し、フリー走行1回目(FP1)でAMR25をドライブすることを正式発表した。

    テキサス出身の20歳クロフォードは、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットでランス・ストロールに代わってFP1を担当し、FP2からストロールがマシンに戻る。

    今回の起用は、F1の規定に基づく「ルーキードライバー起用枠」の一環であり、チームにとって貴重なデータ収集と若手育成の機会となる。

    クロフォードはこれまでにAMR22、AMR23、AMR24を使用して通算2000km以上を走行しており、F1マシンでの経験を積んできた。さらに、シルバーストンのAMRテクノロジー・キャンパスではシミュレーター作業にも常時関わり、AMR25および次期マシンAMR26の開発に技術的フィードバックを提供してきた。

    また、2024年にはヒューストンで行われたデモ走行や、フェルナンド・アロンソとともにアラムコのイベントで新スペシャルリバリーを発表するなど、アストンマーティン・アラムコの活動にも積極的に参加している。

    現在クロフォードはFIA F2選手権でランキング2位につけており、直近のバクーではポールポジションからフィーチャーレース優勝を果たしている。

    ジャック・クロフォード
    「メキシコでAMR25をドライブし、初めてのF1公式セッションに臨めることを本当に楽しみにしている。今年はチームと密接に協力してきたので、グランプリ週末に実際の走行時間を得て次のステップに進めるのはとてもエキサイティングだ。地元テキサスでこの発表ができたことも特別だし、ヒューストンでの忙しい一週間を経て実現できたのは最高だ」とクロフォードは語った。

    アンディ・コーウェル(アストンマーティンF1チーム代表)
    「ジャックにメキシコでのFP1出走の機会を与えられるのは素晴らしいことだ。彼は今年を通じて非常に成熟した姿勢を見せ、強力な技術的フィードバックを提供してくれた。こうしたセッションは若手育成の重要なプロセスの一部だ。ジャックはF2でも優れたシーズンを送っており、AMR25とAMR26の開発において重要な貢献者でもある。今回の走行は彼にとってさらなる成長のチャンスであり、我々にとっても貴重なデータを得る好機になる。」

    ジャック・クロフォード(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) メキシコグランプリ

    分析:アストンマーティンの若手育成戦略とクロフォードの将来性
    アストンマーティンは、アンディ・コーウェル体制となって以降、育成ドライバーの実戦経験拡大を重視しており、今回のFP1出走はその方針の象徴といえる。チームは2026年以降のF1新時代を見据え、フェルナンド・アロンソに続く次世代ドライバーの育成に力を注いでいる。

    クロフォードはアメリカ出身の若手として高い評価を受けており、F1における「次のアメリカ人ドライバー」としての期待も大きい。特に、2026年に参戦予定のキャデラックF1チームが経験重視の布陣を選択した今、彼がアストンマーティン内でチャンスを掴むことは、将来のF1キャリアにとって重要なステップとなる。

    メキシコGPでのFP1走行は、チームへのフィードバック能力とレースウィーク中の対応力を評価される舞台だ。クロフォードがここで存在感を示せば、2026年以降のシート争いにおいて注目度が一気に高まることは間違いない。

  • 平川亮、ハースF1の旧型車テストでクラッシュ メキシコGPのFP1は予定通り

    平川亮、ハースF1の旧型車テストでクラッシュ メキシコGPのFP1は予定通り

    ハースF1チームは、F1アメリカGP後に実施した旧型車テスト(TPC:Testing of Previous Car)でリザーブドライバーの平川亮がクラッシュしたことを明らかにした。

    事故はオランダ・ザントフォールト・サーキットのターン9付近で発生したが、幸いにも平川亮は無傷で、メキシコGPでのFP1出走予定には影響しない見通しだ。

    このテストは、オースティンでのレース翌週の月曜日に行われたもので、F1チームが年間最大20日間まで許可されている旧型車走行日の一環として実施された。アメリカチームのハースは、アメリカGPでのポイント獲得に続き、平川亮にテスト走行の機会を与えた。

    第2セクターに入ったところでリアを失い、ターン8の立ち上がりでガードレールに横から激突したとされる。GPblogによると、平川亮はメディカルセンターで診察を受けたが、身体に異常はなく「コンディションは良好」と伝えられている。

    なお、ハースF1チームはメキシコグランプリのFP1で平川亮を起用する予定で、どちらのレギュラードライバー(エステバン・オコンまたはオリバー・ベアマン)が交代するかは現時点で未定とされる。

    ハースF1、シーズン終盤に向けたアップグレードで反撃狙う
    ハースF1チームはアメリカGPでVF-25に大幅なアップデートパッケージを投入しており、これが今季終盤戦での反撃の鍵になると期待している。オリバー・ベアマンが新仕様を初走行し、テキサスで9位入賞を果たすなど一定の成果を見せた。

    チームはコンストラクターズ選手権6位争いでの浮上を目指しており、平川亮のテストもマシン理解とデータ収集を深める重要な一環だった。今回のクラッシュによるマシン損傷はあるものの、プログラム自体の大勢に影響はないとみられる。

  • レッドブルF1 アービッド・リンドブラッドをメキシコシティGPのFP1に起用

    レッドブルF1 アービッド・リンドブラッドをメキシコシティGPのFP1に起用

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンが今週末のF1メキシコGPフリー走行1回目(FP1)を欠場し、若手のアービッド・リンドブラッドが代わりに走行すると発表した。

    18歳のリンドブラッドは「将来のレッドブルを担う存在」として注目されており、今回はフェルスタッペンのマシンをドライブして自身2度目のF1公式セッションに臨む。前回はF1イギリスGPのFP1で出走し、14番手のタイムを記録している。

    ルーキー走行義務でリンドブラッドが再登場

    FIAの規定により、各チームはシーズン中に2回ずつ、合計4回の「ルーキー走行」を実施する必要がある。レッドブルはこれまでにリンドブラッドと岩佐歩夢を起用して2回の走行を終えており、今回のメキシコGPで3回目となる。

    リンドブラッドにとっては再び実力を示す絶好の機会であり、来季のF1シート獲得に向けてアピールする場にもなる。レッドブル系4名の中で来季の去就が確定しているのはフェルスタッペンのみで、角田裕毅のポジションについては依然として不透明な状況が続いている。

    今回、FP1という限られた条件ではあるものの、同じマシンでアービッド・リンドブラッドと角田裕毅が走行することで、レッドブル上層部は二人の実力を測ることなる。

    アービッド・リンドブラッド レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンの走行不足は影響軽微

    フェルスタッペンはキャリア9度目のメキシコGPを迎えるベテランであり、FP1を欠場しても週末全体への影響は小さいとみられる。2015年にトロロッソから初参戦して以来、2021〜2023年にはこの地で3連勝を飾っている。

    前戦アメリカGPでは、スプリントと決勝の両方で勝利を挙げており、4戦中3勝という圧倒的な勢いを維持。ドライバーズランキングでは首位オスカー・ピアストリとの差を40ポイントにまで縮め、5度目の世界タイトル奪還へ向けて再び勢いを取り戻している。

    フェルスタッペン「パーフェクトな週末だった」

    フェルスタッペンはアメリカGPでの勝利後、次のように語っている。

    「今日、最も重要だったのは最初のスティントで少しギャップを作れたことだと思う。その後はピットストップ後もほぼ安定していた。タイヤマネジメントが非常に重要で、決して簡単ではなかった。ラップごとにバランスやグリップの感触が違って、良い時も悪い時もあった」

    「ミスをしないように集中しながら、できるだけ一貫した走りを続けることが大切だった。バンプの多いサーキットで、それを避けながら走らなければならなかったけど、また勝つことができて本当に信じられない気分だ」

    リンドブラッド起用の背景とレッドブルの育成戦略

    今回のリンドブラッド起用は、単なるルーキー義務消化にとどまらず、レッドブルの将来を見据えた人材育成プランの一環といえる。リンドブラッドはF2でのパフォーマンスでも注目を集めており、2026年の新規定時代に向けた次世代ドライバー候補として高く評価されている。

    一方で、角田裕毅の去就が確定していない現状では、リンドブラッドやアイザック・ハジャーといった若手がどのような評価を受けるかが重要な指標となる。レッドブルは今後もFP1セッションを通じて若手育成プログラムの成果を試しつつ、2026年の体制構築を見据えた布陣を整えていくとみられる。

  • カルロス・サインツJr. F1メキシコシティGPで5グリッド降格 アントネッリと接触

    カルロス・サインツJr. F1メキシコシティGPで5グリッド降格 アントネッリと接触

    カルロス・サインツJr.は、オースティンで行われた日曜日のレース中にキミ・アントネッリと接触した件で過失があると判断され、次戦メキシコシティGPで5グリッド降格のペナルティを科せられた。

    サインツはレース序盤、アントネッリのメルセデスとバトルを繰り広げ、7周目のターン15でオーバーテイクを試みた際に両者のマシンが接触。アントネッリはスピンオフしてコース外へ飛び出し、その後順位を落として復帰した。

    その直後、サインツはコース脇にマシンを停め、このレース唯一のリタイアとなった。一方のアントネッリは13位でフィニッシュした。レース後、このインシデントが調査対象になることが確認された。

    スチュワードは両ドライバーおよびそれぞれのチーム代表から事情を聴取したうえで、サインツに責任があると判断。次戦におけるグリッド5番降格と、ライセンスへのペナルティポイント2点を科す決定を下した。

    発表された文書には次のように記されている。

    「55号車はターン15で12号車のイン側からオーバーテイクを試み、両車はエイペックで接触した。

    55号車のドライバーは、12号車のドライバーがエイペックで自分にスペースを残すだろうと予想していたが、12号車は早めにターンインし、55号車は衝突が避けられないと判断した時点でブレーキをロックさせた。

    彼は、12号車のドライバーは55号車のオーバーテイク試行を予測し、接触を避けるためにスペースを残すべきだったと主張した。しかし、エイペック到達前のどの時点においても、55号車のフロントアクスルは12号車のミラーと並ぶか、あるいは前に出ることはなかった。

    したがって、ドライビング・スタンダード・ガイドラインに従えば、55号車にはエイペックでスペースを残される権利はなかった。よってスチュワードは、55号車のドライバーが主としてこの接触の責任を負うと判断し、相応のペナルティを適用する。」

    カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング)

    このインシデントの結果、サインツはこのレースで唯一のリタイアとなった。

    「ペナルティを受けるドライバーがレースを完走しなかったため、10秒タイムペナルティに相当するグリッド降格が課される」と声明には付け加えられている。

    これにより、サインツは10月24〜26日の週末に開催されるF1メキシコシティGPでこのペナルティを消化することになる。

    レース後にこのインシデントを振り返ったサインツは、「外から見るとかなり悪く見えるが、実際に車内で感じた印象とは違う」と語り、この結果を「残念だ」と表現した。

    一方のアントネッリは次のように述べた。

    「彼はどうせ曲がりきれなかったと思う。僕は少しでもスペースを与えようとしてエイペックを外したけど、結局ははじき出された。残念だけど、前を向いていくよ」