カテゴリー: メルセデスF1

  • ルイス・ハミルトン 「新しい空力パッケージは良いステップ」

    ルイス・ハミルトン 「新しい空力パッケージは良いステップ」

    メルセデスは、F1バルセロナテスト2の初日に大幅な空力アップデートパッケージを投入。油圧系のトラブルで午後のテストを完了することはできなかったが、午前中に新パッケージを走らせたルイス・ハミルトンはW10は“良いステップ”を果たしていると語る。

    メルセデスが投入した空力アップグレードには“球根”状のノーズ、改良版のフロントウイング、サイドポッド、フロア、エンドプレートなど多数の新パーツが搭載された。

    走行を担当したルイス・ハミルトンは、空力アップデートによってW10が“良いステップ”を果たしたと語る。

    「僕たちはプログラムを消化できたし、クルマのフィーリングは比較的いい感じだった」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「先週から改善されているし、良いステップだ。路面温度も少し高くなってタイヤもうまく機能している」

    「全ての分析を続けて、プッシュし続けなければならない」

    バルテリ・ボッタスの午後の走行は、昼休み後に油圧系のトラブルでコース上にストップしたことで、大きく短縮されることになった。このトラブルにより、メルセデスはパワーユニットの交換を強いられ、バルテリ・ボッタスがコースに復帰した時点で残り7分となり、ボッタスは7周しか走行できなかった。

    「先週の4日間の信頼性は完璧だったけど、残念ながら、最初のアウトラップで油圧に問題が発生してパワーユニット交換しなければならなかったので、一日の大部分を待機していなければならなかった」

    「それでも数周できて良かったし、チームはクルマを再びコースに戻るために本当に素晴らしい仕事をした。新しい空力パッケージを少し感じることができたのは重要だった」

    当初、メルセデスは、バルテリ・ボッタスに新パッケージと旧パッケージとのバック・トゥ・バック・テストを予定していたが、トラブルが発生したことでその計画は削除されることになった。

    メルセデスのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは「ランチタイムに油圧の問題が発生し、一日の大部分を失った。メルボルンで使用する予定のボディワークでの初走行としてはまったく望んでいたような一日ではなかった」とコメント。

    「それでも、新しいパッケージはクルマの挙動がわずかに異なることがわかったし、どちらの問題は我々にとっては有益だった」

    「明日はトラブルフリーの一日を過ごし、新しいパッケージで何ができるかもう少し感触を得ることを楽しみしている」

    メルセデスAMG F1 W10Mercedes AMG F1 W10メルセデスAMG F1関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

  • メルセデス、W10で新しい“球根ノーズ”をテスト / F1バルセロナテスト

    メルセデス、W10で新しい“球根ノーズ”をテスト / F1バルセロナテスト

    メルセデスは、F1バルセロナテスト2回目の初日に新しいノーズ形状を含めた大幅な空力アップデートパッケージを持ち込んだ。

    2月26日(火)にカタロニア・サーキットで冬季テストの第2週がスタート。ルイス・ハミルトンが走らせたW10には多くの新しい空力コンポーネントが搭載された。

    メルセデスはこれまで唯一突起のない細いノーズを採用してきたが、今回のアップデートでは先端が丸く球根状に膨らんだノーズを搭載。他にもフロア、サイドポッド、エンドプレート、Tウイングに改良が加えられている。

    2019年のF1世界選手権ではオーバーテイクを改善するために空力レギュレーションが導入され、大きくフェラーリとアルファロメオの“気流重視型”、メルセデスやレッドブルの“ダウンフォース生成型”の2つの系統のフロントウイングが各F1マシンで見られている。

    メルセデスのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、メルセデスがW10に採用しているコンセプトがライバルと異なる懸念を否定しつつも、フェラーリ/アルファロメオ型のフロントウイングに変更する可能性も示唆している。

    「我々は開始する前に多くの異なる可能性や哲学を評価してきたし、新しいレギュレーションには大きなリスクがあると考えている」とトト・ヴォルフはコメント。

    「我々が予想していなかった大きな革新をマシンで目にしているが、我々は他がやってきたことに対して非常にオープンマインドだ」

    「我々はあらゆる可能性を見極めているし、自分たちの道に従ってこのクルマをできる限り速くしていくつもりだ。開発する価値のあるものを他のクルマで見つけたら、それを検討していく」

    「新しいレギュレーションを他がどのように解釈するかを見るのは常に興味深いことだ」

    「数台のクルマは非常に興味深いフロントウイングのデザインを採用している。フェラーリとザウバーは他のいくつかのチームとは異なるコンセプトだ」

    「クルマには注目する必要のある多くの革新がある。同時に他がやっていることに気を取られてはならない。自分のデザイン哲学に忠実であり続け、自分たちのパッケージを開発し続ける必要がある」

    メルセデスのドライバーを務めるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスはどちらも1回目のテストでW10のハンドリングの問題を挙げている。

    メルセデス W10 球根ノーズ関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

  • メルセデス 「レッドブル・ホンダは確実にタイトル争いに絡んでくる」

    メルセデス 「レッドブル・ホンダは確実にタイトル争いに絡んでくる」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2019年のF1世界選手権では中団チームが“サプライズ”を巻き起こす可能性は十分にあり得ると考えている。

    先週のF1バルセロナテストではフェラーリが頭ひとつ抜きん出たパフォーマンスを信頼性を発揮したが、現段階ではそれ以降の勢力図を判断するのはまだ非常に難しい状況となっている。

    チャンピオンチームのメルセデスは、バルテリ・ボッタスが総合6番手、ルイス・ハミルトンが総合7番手で1回目のテストを終了。だが、タイムシートではトロロッソ・ホンダを含めたいくつかのチームが上位に顔を出しており、今年の各チームの競争力は非常に拮抗していると考えられている。

    メインのライバルはフェラーリということになるかと質問されたトト・ヴォルフは「全員をライバルだと見なしている」とコメント。

    「そこにレッドブルが入ってくるのは確実だ。競争力をつけるリソースがあるし、常に新しいレギュレーションへの対応に柔軟なチームだった。方向性が変わったとしてもね」

    「ただ、フェラーリはどんどん強くなっている。それにルノーは過去数日で最速のチームだった。トロロッソも信じられない速さだったし、アルファロメオもとてもいい感じに見える」

    「だから、全てのチームがライバルだ。全員が非常に拮抗した状況になると思うし、サプライズが生まれるかもしれない」

    ルイス・ハミルトンも、これまで3強チームが味わってきたような明白なアドバンテージはもはや保証されていないと語る。

    どのチームとチャンピオンシップを争うことになると思っているかと質問されたルイス・ハミルトンは「現時点では誰も除外することはできないと思う」とコメント。

    「少なくてとも現時点で6名のドライバーはパフォーマンス面で戦う可能性がある。どう発展していくか見てみなければならない」

    「テストをしている今は、他の誰かがやっていることには目を向けていない。とにかくデータを見て、クルマとタイヤで何が起こっているかを理解しようとしている。それが僕たちにできるすべてだ」

    「現時点で全員が異なるプログラムをやっているでも、少なくとも僕たちを含めた3チームとの戦いになることを期待している。ルノーも加わってくるかもしれない。それは誰にもわからない」

    F1バルセロナテスト1回目の最速タイムを記録したルノーのニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトであるダニエル・リカルドは、ここまで全チームが印象的なパフォマーマンスを示していると語る。

    「現時点で全員がかなり合理的なクルマを持っているように感じている」とダニエル・リカルドはコメント。

    「1分17秒台、1分18秒台を出していたとしても、鼻歌を歌っているように感じる。ターン3は全開になるだろうし、ターン9も全開で行けるはずだ。たぶんクルマはそんなに間違っていないし、強いチームを選ぶのは難しい」

  • メルセデス 「フェラーリ型のF1フロントウイングへの変更も視野」

    メルセデス 「フェラーリ型のF1フロントウイングへの変更も視野」

    メルセデスは、フェラーリ型のF1フロントウイングに変更するも“柔軟に考えていかなければならない”と認めるが、それを実現するには数カ月かかるプロジェクトだと語る。

    2019年の世界選手権で導入された空力レギュレーションは、マシン前部で気流を管理するベストな方法のための様々なアプローチをもたらした。

    メルセデスやレッドブルを含む数チームはより伝統的なフロントウイングのデザインを選んだが、フェラーリとアルファロメオは全く異なる設計をもたらした。

    先週のF1バルセロナテスト1回目のフェラーリの強力なスタート、そして、メルセデスの控えめなパフォーマンスは、フェラーリの優位性の鍵を握っているのはフロントウイングのデザインにあるのではないかとの論争をもたらした。

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、近年、自身のコンセプトに継続することが役立っていきてが、他のもの方がより良いアイデアである可能性を無視できないと認る。

    「オープンマインドである必要がありる」とトト・ヴォルフはコメント。

    「我々はずっと他の多くのチームとは異なるデザイン哲学を採用してきた。我々はは他のチームよりも長くそれを採用している。他のチームのようにレーキをつけたことはなかった」

    「我々のコンセプトがあらゆる角度で優れていると思っていたわけではないが、その方法が全体のマシン/パワーユニットパッケージのパッケージとしてベストだと信じている」

    「とは言え、新たな規制の変更に伴い、他の人が行ったことについて心を開いておく必要がある。そして、うまく機能しているものがあるなら、現時点ではすべてのチームが他チームがクルマに搭載しているもの見て、自分で試してみることになるだろう

    メルセデスがフェラーリ型のフロントウイングにスイッチする可能性について質問されたトト・ヴォルフは「1日で実現できるようなことではない。マシンの空気コンセプトを変えることを考えた場合、それは数日もしくは数週間とう問題ではない。数ヶ月の問題だ」

    フェラーリ SF90 フロントウイングメルセデス W10 フロントウイング

    ルノーのテクニカルディレクターをニック・チェスターもフロントウイングのコンセプト変更にかかるタイムラインを同じように予測している。

    「間違ったやり方をしていて、まったく別のフロントウイングのコンセプトに取り組む必要があると判断した場合、それは簡単ではないだろう。コンセプトを完全に変えるのは難しい」とニック・チェスターはコメント。

    「それを搭載して、それが最初から長い道のりだったことに気づくだろう。それから、それを機能させるためにそこから数ヶ月間で開発しなければならなくなる。スケールの端から端までね」

    ニック・チェスターは、ルノーはまだフロントウイングのさまざまなコンセプトを評価していると語り、シーズンを通してベストの設計に収束していく可能性があることを示唆した。

    「当然ながら、我々は常に他の人々がしていることに興味を持っているし、我々はそこに他の選択肢を見ている」とニック・チェスターはコメント。

    「できるだけ多くアウトボードに荷重をかけようとすること、ホイールの後流をプッシュするためにアウトウォッシュを使うこと、それをアンロードしてフラップやエンドプレート構造にストレスをかけ過ぎないようすることには多種多様なやり方がある」

    「固辞しておかなければならないバランスも少しある。今シーズンを通して我々はみんながどのように開発していくかを見るることになるだろう。一方向に収束していく傾向もあるかもしれない」

    「しかし、その一方で、異なるソリューションで非常によく機能するクルマも出てくるだろう」

    フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、チームがフロントウィングからダウンフォースを得ることと、アウトウォッシュの恩恵とのバランスをとる方法を判断してきたとし、様々アプローチが残ることは不可能ではないと語る。

    「メルセデスのようなチームは長い間彼ら自身の哲学を突き通してきた」とアンディ・グローンは語る。

    「彼らは異なることをして際立っていたし、5つのチャンピオンシップを勝ち取った。だから、常に別の哲学の余地はある。彼らは長年にわたってそれを証明してきた」

    「フロントウイングの周りにいくつか異なる哲学を持つことになるかもしれない。そして、その両方ともが同等の競争力を発揮するかもしれない」

  • ルイス・ハミルトン、筋肉量を5kg増量 「これまででベストな仕上がり」

    ルイス・ハミルトン、筋肉量を5kg増量 「これまででベストな仕上がり」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年に導入されるF1の新しい体重制限に合わせて筋肉量を5kg増加させ、これまでベストな状態に仕上がってると語る。

    2019年のF1レギュレーションでは最低重量のルールが見直され、マシンとドライバーの重量が別々に測定されることになった。ドライバー側の最低重量は80kgに設定され、その重量に満たないドライバーはコックピット部分に差分のバラストが搭載される。

    これにより、F1ドライバーを過度なダイエットをやめて筋力をつけることが可能となり、ルイス・ハミルトンは筋肉量を5kg増加させたと語った。

    身体の仕上がり具合について質問されたルイス・ハミルトンは「でも、まだ限界内だし、いい感じだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「毎年、基本的には同じだし、毎年同じような目標を達成しようとしている。だから、その水準を引き上げて、トレーニングの他の要素を深く掘り下げることは非常に大きな課題だった」

    「毎年、トレーニングに戻るのは大変な作業だ。でも、数人の異なる人々と取り組んでみたけど、様々メソッドを試して、週を通して様々ことを試すのはエキサイティングだった」

    「シーズンをとしてそれができるようになった。コアな部分が深く根付いているし、昔よりずっと強いと感じている」

    ルイス・ハミルトンは、冬の間にサーフィンから格闘技まで様々な分野のスポーツを試し、食生活を含め様々なアスリートやトレーナーと取り組んでいた。

    「体脂肪は減少している。それは素晴らしいことだ、より明確でより効率的な筋肉を目標にしている」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「超人ハルクになろうとしているわけではない。当然、筋肉をつけるには長い時間がかかるし、正しい方法で取り組んでいく必要がある」

    「好きなだけ食べることができるうのはとにかく素晴らしいことだ」

    「月曜日にクルマに乗ったときには体重が増えていたけど、水曜日の朝までに減っていた。もう2~3キロ減っていたかな。今後数週間で変動していくと思う」

    「これまで以上にトレーニングを楽しんでいる。楽しい時間を過ごし、様々な要素を取り入れて、様々なことをしている。それが私がトライしていることだ」

    2年前に野菜中心の食事療法に切り替えたルイス・ハミルトンは、それが2017年と2018年タイトル連覇に役立ったと以前に語っていた。

    ルイス・ハミルトンは、新しいウェイトルールによって、すべてのドライバーがより良いバランスを取ることができるようになるだろうと考えている。

    「僕たちドライバーはそれぞれ一定の体重を保っていなければならなかった。それはあまり素晴らしいことではない」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「適切な体重制限を達成しようとするためには、食事などあらゆることを見逃す必要がある。ドライバーにとってはより良いことだ。より健康な状態になることができるしい、12年間でより健康な状態にあると思う」

    「より多く食べることができ、よりよく眠るという理由だけでも、多くのエネルギーを得ることができるし、間違いなくハッピーだ」

  • バルテリ・ボッタス 「メルセデス W10はハンドリングに難がある」

    バルテリ・ボッタス 「メルセデス W10はハンドリングに難がある」

    バルテリ・ボッタスは、メルセデスの2019年F1マシン『W10』には特にハンドリングといった“確実に改善しなければならない”問題があることを明かした。

    先週のF1バルセロナテストでは、メルセデスは主に速いパフォーマンスを示すよりもマイレージを稼ぐためにロングランに集中。全マシンの中で最多となる610周(2839.550km)を走り込んだ。

    しかし、バルテリ・ボッタスは、W10にはハンドリングの問題があることを明かし、早くに修正されることを願っていると語る。

    「僕たちにはやらなければならない仕事がある。でも、ある意味でそこにポテンシャルがあると感じられているとうことなのでフィーリングとしては悪くない」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「改善する必要があるのは確かだ。僕たちはその週にわたって全てのコーナーで良いバランスを見つけることに苦労していた」

    「いい感じのコーナーもあったけど、バランスに問題を抱えていたコーナーもあった。バランスに大きな問題があるコーナーもあった」

    「週末の最後には状態はかなり良くなっていた。でも、ハンドリング問題はアプグレードによってしか解決できないことのひとつだ。すぐに解決されることを期待している」

    ルイス・ハミルトンも、メルセデスにはやらなければならない仕事があると感じているとし、「現時点で僕たちは遅れをとっている」と語る。

    「だから、今の僕たちは完全にリラックスして開幕戦にアプローチできるわけではない。これまでもそうではなかったけどね。僕たちにはまだやらなければならない仕事がある」

    「最も厳しい一年になりそうだけど、僕たちには一緒にその山を越えることができる最高のグループがいると感じている」

    「最もタフなチャレンジに直面することになるかもしれないけど、僕たちの後ろには優れたソルジャーがいると感じている」

  • ルイス・ハミルトン 「メルセデス W10はまとまってきている」

    ルイス・ハミルトン 「メルセデス W10はまとまってきている」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスの2019年F1マシン『W10』は“まとまってきている”が、ライバルのパフォーマンスを踏まえれば、プッシュし続けなければならないと語る。

    テスト3日目までは走行距離こそ稼いでいるものの、タイムシートの上位には顔を出さなかったメルセデス。対照的にフェラーリは初日から好パフォーマンスを披露しており、下位で走行を続けるメルセデスは不気味に映った。

    ルイス・ハミルトンは、F1バルセロナテスト最終日の午前中に58周を走行。冷えて滑りやすいコンディションのなかで難しいスタートとなったが、路面が温まってくるメルセデスはピレリのC4タイヤで走行を開始し、W10のグリップとバランスの測定を開始。ハミルトンはC4タイヤでは最速となる1分17秒977を記録している。

    ピレリはC4と最も軟らかいC5には約0.6秒のパフォーマンス差があると語っており、それを当てはめればトップタイムを記録していた可能性がある。

    「午前中はかなり気温が引くなかったので、誰にとってもタイヤは少し難しかった」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「全般的に今日のクルマはフィーリングが良くなってきていたし、まとまってきている。でも、まだ僕たちが施した変更とデータとを分析しながら深く掘り下げていく必要がある」

    「信頼性は本当に堅実だし、ファクトリーの全員が行ってきたすべてのハードワークが如実に表れている。でも、僕たちはプッシュし続けなければなららない。ライイバルは非常に強く見えるからね」

    午後に走行を担当し、C5タイヤを試したバルテリ・ボッタスは、今週のメルセデスのベストタイムを記録。来週のプログラムからより多くのパフォーマンスが引き出していくと語る。

    「僕たちは一週間を通して進歩を遂げた。クルマは毎日良くなっている」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「来週はさらに進歩することを期待している。チーム全体のおかげで、良い最初のテストになった。2回目のテストでさらに改善することを願っている」

  • メルセデス 「現時点ではフェラーリの方が速い」

    メルセデス 「現時点ではフェラーリの方が速い」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2019年のF1マシンのなかでフェラーリがその他を0.5秒リードしてるとの見方を認めている。

    「フランツ(トスト/トロロッソ代表)に同意する。現実的にフェラーリは0.5秒前にいると思う」とトト・ヴォルフはコメント。

    パドックでは、フェラーリだけでなく、レッドブル・ホンダもメルセデスより前にいると認識されている。

    「今のところ優勝候補ではないようだね。だが、我々はまだ自分たちにできるすべてを示しているわけではない」

    しかし、トト・ヴォルフは、フェラーリもまだ2019年F1マシンの最大限を示していないと認める。

    フェラーリはリードしている理由は、2019年のF1レギュレーションに対応したフロントウイングのデザインだと考えている人もいる。

    「もちろん、前年から今年にかけて大きなルール変更はなかったが、現時点では2つの異なる空力コンセプトを見ることができる」とトト・ヴォルフは語る。

    「現時点でフェラーリはそのスウィートスポットを見つけたように見える。クルマは一発だけでなく、ロングランでも速い」

    「今はそれぞれのコンセプトのどこが長所でどこが短所かを分析することが重要だ。だが、たった3日間だが、彼らはとても速い。我々よりもね。今後、対応していかなければならない」

    「我々は彼らのクルマのコンセプトを高く評価しているが、我々の選択肢はシーズンを通して有効だと確信している」

    「そうでなければ、我々はアプローチを変えなければならなくなるだろう。だが、それには数周間を要する」

    現役ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンも2019年最初のF1テストでのフェラーリは“非常に強そうだ”と認めている。

    初日を終えたセバスチャン・ベッテルは“ほぼ完璧に近い”スタートが切れたと自信を見せている。

    フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットでさえ、現時点でメルセデスは遅れをとっていると考えている。

    「メルセデスは問題解決にたけている。彼らが遅れをとっていても、すぐに追いついてくるだろう」

    ルノーF1チームのアドバイザーを務めるアラン・プロストは「フェラーリはオンザレールにいるようだ。メルセデスの方がナーバスなように見える」と語った。

  • ルイス・ハミルトン 「今年はメルセデスにとってチャレンジングな一年」

    ルイス・ハミルトン 「今年はメルセデスにとってチャレンジングな一年」

    ルイス・ハミルトンは、2019年のF1世界選手権は自分とメルセデスにとってチャレンジングなシーズンになると予想している。

    メルセデスは、2014年にF1エンジンが導入されて以来、ダブルタイトルを5連覇する圧倒的な強さを見せているが、近年はフェラーリから挑戦を受けている。2月18日(月)からスタートしたプレシーズンテストでは、フェラーリがタイムシートのトップに立つ一方で、メルセデスはタイムシート後方で不気味な走行を続けている。

    「チームと6年目を迎えるなんて物凄いことだ。興奮している。でも、今年は僕たちのパートナーシップで最もチャレンジングな一年になるかもしれない」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「だから、とても興奮しているよ。僕はまだレースが大好きだし、実際にそれは何も変わっていない」

    プレシーズンテスト、特に最初の1週間のタイムシート、全チームの勢力図において誤解を招く可能性があるが、フェラーリは初日からペースと信頼性を発揮。セバスチャン・ベッテルは、2019年のスタートが“ほぼ完璧に近い”ものだと語っている。

    ルイス・ハミルトンは「彼にとっては良いことだ。彼は素晴らしいように見えるね。僕たちはとにかくクルマを深く掘り下げて理解しようとしている。それは毎年まったく同じことだ」

    「毎年、いつもフェラーリは強そうに見える。特にここ数年で彼らは序盤からとても強そうだった。だから、想定の範囲内だ」
    ルイス・ハルトンは、メルセデスの新車の第一印象はポジティブだが、まだ評価しなければならないエリアはたくさんあると語る。

    「クルマはある意味で去年と似ているように感じたし、大きな違いはない」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「昨年よりもちょっとダウンフォースが少なくなっている。そこは予想通りだけど、クルマにはいくつか新しい特性がある。それが良いか悪いかは時間の経過とともにわかってくるだろう。現時点ではまだわからない」

    関連:F1バルセロナテスト 3日目 結果:トロロッソ・ホンダのクビアトが最速!

  • メルセデスF1 「ブレグジットはフェラーリに優位性を与える」

    メルセデスF1 「ブレグジットはフェラーリに優位性を与える」

    メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、英国のEU離脱(ブレグジット)はフェラーリに優位性を与えることになると考えている。

    英国は3月末にEU(欧州連合)を離脱することになるが、英国政府はまだそれまでに取引を整理しようと取り組んでいる。

    付随的な影響としてメルセデスなど英国に拠点を置くF1チームは、業務に影響を及ぼす大きな混乱に直面する可能性がある。

    英国に拠点を置くメルセデスF1チームは、ブレグジット可能性がイタリアに拠点を置くフェラーリに優位に働くことは“悪魔のシナリオ”だと表現した。

    「ブレグジットは我々にとって最大の関心事だし、英国に住んで英国外で活動する我々全員にとって大きな関心事であるはずだ」

    「我々は少なくとも年間21戦のレースとテストを転戦するF1チームだ」

    「我々は英国に出入りしている。我々が部品やサービスを手に入れようとしている方法は、英国に土壇場でぎりぎりで間に合っている。国境や税金は英国のF1業界を大きな損害を与えるだろう」

    「我々はメルセデス・ベンツUKとさまざまなシナリオを検討している。F1に影響を与えるだけでなく、国内外への自動車や部品の搬入に関してマザーブランドにも影響を与えるからだ」とトト・ヴォルフはコメント。

    「しかし、議論がなされているようにブレグジットが実現すれば、レースに向かい、クルマを開発して準備を整えることに大きな影響を与えるだろう。想像さえしたくない悪夢のシナリオだ」

    トト・ヴォルフは、ヨーロッパを拠点とするフェラーリ、アルファロメオ・レーシング、トロロッソに大きな利益をもたらす可能性があるが、トロロッソはホンダが供給元であるため、以前として国境問題に対処する必要があると考えている。

    「我々のチームは国際的なチームだ。様々な国籍の従業員が英国でF1事業を展開しているドイツの自動車ブランドだ」

    「現時点で業界がブレグジットに影響を受けるかどうか、もしくは英国の優れた産業のひとつに影響を与えるかどうかは不確実だ。以前から我々はそう言ってきた。物凄い混乱を生むだろう」