カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • マクラーレンが2008年リアウイングでテストする理由

    マクラーレンが2008年リアウイングでテストする理由

    マクラーレンは、最近のテストでMP4-24に2008年仕様のリアウイングを装着して走行しているが、テストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、その理由を「基準点」として利用していると説明した。

    マクラーレンは、アルガルベでのデビュー、そして先週のヘレステストでMP4-24に昨年マシンMP4-23の低く広いウイングを搭載していた。

    このウイングについては、様々な説明がなされている。

    雨天のポルトガルのテストでは、2008年ウイングを装着した理由を「ダウンフォースを増加させる予防措置」とマクラーレンの広報は説明していた。

    先週のヘレスでは天候は改善したが、「ハイダウンフォースの2009年仕様部品がない」ため2008年ウィングを使用したと述べていた。

    その後チームは、ヘレスのウイングは「予想されるダウンフォース負荷をシミュレート」するための「ハイブリッド仕様」のウイングだったと説明した。そして「次回の冬期テストでは一連の新部品が登場する」とつけ加えた。

    ペドロ・デ・ラ・ロサは、最近2008年ウイングが再登場したのは「今年のデータを昨年のデータと比較する基準点がほしかったからだ」と述べた。

    「僕らはいつも適切な空力学的負荷を用いている。欺いたり、時間を無駄にしたりはしない」

  • メルセデス・ベンツ、F1継続を承認

    メルセデス・ベンツ、F1継続を承認

    メルセデス・ベンツのF1継続に関して、ダイムラー社の取締役会はF1活動の継続を承認したことが明らかになった。

    ダイムラーAGのディーター・ツェッチェ社長は、取締役会でメルセデスが2008年のドライバーズ・タイトル保持者マクラーレンとの13年に及ぶ提携を延長するべきかどうかの評決を行ったという。

    メルセデス・ベンツは現在マクラーレンの最大株主であり、1995年からチームにワークスエンジンを供給している。

    世界的経済危機の中、他の自動車メーカーもホンダのF1撤退に続くのではないかとの噂は続いている。

    報じられたところによると、取締役会は3対2で可決し、ダイムラーAGのF1参戦継続が決定されたと報じている。
    また、BMWはタイトル獲得が達成された場合、理論的には今年末にはBMWザウバーブランドのF1プログラムを再検討するとしている。

    F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは最近、自動車メーカーに対して“ホンダのようなことを避けるために”F1への長期的な契約を結ぶよう要請していると述べた。

    「彼らが撤退するなら我々は訴えることもできる。メーカーはそういうことは好まないはずだ」

  • 元マクラーレン代表、テディ・メイヤーが死去

    元マクラーレン代表、テディ・メイヤーが死去

    元マクラーレン代表のテディ・メイヤーが73歳で亡くなった。

    テディ・メイヤーは、マクラーレンF1チームの創始者であるブルース・マクラーレンが1970年に事故死した後、チームの運営を引き継ぎ、1980年代にロン・デニスがチーム代表に就くまで、約10年間にわたってマクラーレンの指揮をとった。

    テディ・メイヤーが代表になったマクラーレンは、1974年にエマーソン・フィッティバルディが、1976年にはジェームス・ハントがワールドチャンピオンを制している。

    しかし、1970年代後半にマルボロの支援でF2などで成功を収めていたロン・デニスが低迷したマジュラーレンのチーム運営に介入。テディ・メイヤーは1982年にロン・デニスに株式を売却し、マクラーレンを離れた。

    その後、アメリカのチャンプカーに戦いの場を移し、1985年にはベアトリス・ハースでF1に復帰。しかし、成績は振るわず1年で撤退。その後は、再びアメリカに戻り、ペンスキーで2007年まで活動していた。

  • ロン・デニス、マクラーレンを離脱したドライバーを語る

    ロン・デニス、マクラーレンを離脱したドライバーを語る

    ロン・デニスは、ファン・パブロ・モントーヤ、キミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソがマクラーレンを去った理由を打ち明けた。

    MP4-24の発表会で、2月末をもってマクラーレンのチーム代表を辞任することを発表したロン・デニスは、才能溢れるF1ドライバーがマクラーレンを離れた理由を明らかにした。

    ルイス・ハミルトンの衝撃的な出現、特に昨年のタイトル獲得が気持ちを和らげたのか、デニスは彼が考える各ドライバーが離脱した理由を冷静に語った。

    ロン・デニスを最も驚かせたのは、ファン・パブロ・モンローヤかもしれない。モントーヤは単にマクラーレンを離れただけでなく、F1からも去ってしまった。

    「彼はF1の全てから冷めてしまい、我々のチームで居心地が悪くなっていったのだと思う。最も幻滅したのは彼の2005年シーズン序盤の事故だった。そのあと彼は正しい思考を取り戻さなかった」と語る。

    したがって、マクラーレンがモントーヤとの契約を解除したのは「正しい行いだった。彼にとってうまくいっていなかったし、我々にとってもうまくいっていなかった」

    キミ・ライコネンに関しては、ライコネンがマクラーレンの気風に“ワイルド過ぎた”との噂を否定。彼の離脱は単なるビジネス面でのことだったと語る。

    「彼は断ることのできないオファーを受けたんだ。我々ができたオファーより、フェラーリの方が商業的な取り決めが確保されていたんだ」

    しかし、アロンソの場合は商業的なことが理由ではなかった。アロンソは、昨年11月にたった1年限りでマクラーレンとの契約を解除した。マクラーレンでのシーズン、アロンソとロン・デニス、ワーキングの幹部、そしてルイス・ハミルトンとの関係は急速に悪化し、致命的となった。

    ロン・デニスは、後悔の色を漂わせながらアロンソとの一件を振り返った。

    「フェルナンドは、明らかにルイスとの間に展開した状況を期待していなかったと思う。彼にとっても、我々にとってもうまくいっていなかったし、難しい決定をしなければならなかった。しかし、それらは正しい決定だった」

    冷徹なビジネスマンとの一般的な印象に反して、ロン・デニスの3人について見解、特に長年にわたってチームに在籍したライコネンに対しては懐柔的で温かい。

    「フェルナンドに対して悪意はない」とデニスは強調する。ライコネンに対する愛情は、アロンソ同様、クリスチャンネームで言及していることでも明白だ。

    「キミは、友好的にマクラーレンを離れたし、まだ友人だ。彼を打ち負かすことは素晴らしいことだが、彼が2007年にタイトルを獲得したときは、我々のドライバーの一人が優勝よりもはるかに私を微笑ませたよ」

  • マクラーレン MP4-24のリムシールド

    マクラーレン MP4-24のリムシールド

    マクラーレンは、ポルトガルでのテストで興味深いリムシールドをテストしている。

    このリムシールドは、昨年からマクラーレンがテストしているものの進化形といえる。

    2009年のレギュレーションでは、フロントウイングの幅がタイヤと同じまで拡大され、マクラーレン MP4-24には幅広く低いフロントウイングが装着されている。これにより、フロントウイングのエンドプレートは、気流の多くをタイヤの外側に導くようになった。

    マクラーレン MP4-24に装着されたこのリムソールドは、フロントウイングのエンドプレートによって整えられた気流をさらに上下に分断。下部は、ブレーキから排出される高温の空気を整えてマシン下部の気流を加速させ、もう一方はマシン後方に効果的に空気を送る。

    マクラーレン リム・シールド マクラーレン ホイールカバー

  • ルイス・ハミルトン、2009年シーズン初テストに満足

    ルイス・ハミルトン、2009年シーズン初テストに満足

    ルイス・ハミルトンは21日、昨年11月にワールドチャンピンとなって以来、初めてトラックに戻ってきた。新車MP4-24のステアリングを握ったハミルトンは、順調な2009年シーズンのスタートを切った。

    マクラーレン MP4-24のステアリングを初めて握ったルイス・ハミルトンは、午前中にエンジンがシャットダウンしトラック上でストップするというトラブルはあったものの81周を走破した。

    「チームとの作業に戻れて嬉しいよ。簡単にルーチンに戻ることができたので、ほとんど離れていなかったように感じたよ」

    「冬の間、ウォーキング(マクラーレンのファクトリー)には行っていたけど、2か月前のブラジルGP以来きちんとF1マシンを運転していなかったので、それを考えると凄いことだね。でも、今日はすぐに全てが普通のことに感じられたよ」

    ハミルトンは3番手タイムを記録したが、タイムは気にしていないと語る。

    「今回の初テストは、新しいクルマとレギュレーションに慣れて、エンジニアにフィードバックを伝えることが全てだった。最速タイムを設定することではない」

    「マシンの感触が良いと報告できて嬉しいよ。僕たちは冬の間に多くの進歩を遂げたし、オーストラリアGPに向けてマシンを開発することを楽しみにしている」

    ハミルトンは、今後数週間は過酷なテストプログラムになるだろうと付け加えた。

    「とても忙しい冬になりそうだね。1日クルマに乗っただけだし、僕たちのこの先数週間の仕事リストはすでに巨大だ」

    「シーズン中はテストが制限されて、次の2か月にわたるセッションは激しい時間になるだろうし、全てのチームにとって本当に重要になるだろう」

    ルイス・ハミルトン MP4-24 初走行画像 ルイス・ハミルトン MP4-24 画像

    関連:マクラーレン MP4-24の空力処理

  • マクラーレン MP4-24:画像

    マクラーレン MP4-24:画像

    マクラーレン MP4-24 画像

    マクラーレン MP4-24:走行画像 マクラーレン MP4-24 画像:フロントリムリールド マクラーレン MP4-24 画像:サイド

  • マクラーレン MP4-24のシェイクダウンが完了

    マクラーレン MP4-24のシェイクダウンが完了

    マクラーレン MP4-24の発表会を終え、マクラーレン14日は、ポルトガルのアルガルベ・サーキットでテストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサにより、MP4-24の初走行を行った。

    快晴となったこの日、マクラーレンは新車MP4-24で84kmを走行。18周を走行したデ・ラ・ロサは、13周目にベストタイムとなる1分28秒719を記録した。

    来週マクラーレンは同サーキットで行われる合同テストに参加。月曜日と火曜日には再びデ・ラ・ロサがテストを行い、水曜日にはルイス・ハミルトンがMP4-24での初走行を行う。最終日の火曜日はヘイキ・コバライネンがMP4-24でテストを実施する予定。

    ペドロ・デ・ラ・ロサ
    新車での初走行は常にエキサイティングだ。冬の間、ルール変更に対する作業に取り組んでいたので、今日はいつも以上に緊張した。しかし、マシンはデータから予想していた通りふるまいだったし、多くの周回を重ね、数度のシステムチェックを通して自信を得られたことに満足している。

    まだMP4-24の限界までプッシュしていないことは確かだし、月曜日にはもっと多くの距離を走り始めるけど、今日は建設的なスタートになったし、自信を得られた。今年はテスト制限があるので、シーズンの開幕戦に向けてマシンの開発のために生産的な作業をすることが重要だ。これから数週間、忙しいだろうけど、チームの誰もがその作業を本当に楽しみにしている。

    マクラーレン MP4-24

  • マーティン・ウィットマーシュ 「エンジンルールはまだ不明」

    マーティン・ウィットマーシュ 「エンジンルールはまだ不明」

    マクラーレンF1チームのCEOであり、3月1日からチーム代表に就くことが発表されたマーティン・ウィットマーシュは、2009年から新しいエンジンレギュレーションがどうなるか最終的な説明を求めていると述べた。

    FIAは12月にコスト削減の一部として、チームがシーズンにつき最大8基までエンジンの使用を制限することを発表した。その時点では、エンジンの3レース使用は有効なままだった。

    しかし、今週発表された新しいスポーティングレギュレーションでは、3レース条件が消滅したことを示唆している。

    24条4項aによれば、「各ドライバーは、チャンピオンシーズンの間、8基以上エンジンを使ってはならない。ドライバーが8基を超えるエンジンを使用した場合、余分なエンジンを使用するグランプリでは10グリッド降格となる」と記されている。

    マーティン・ウィットマーシュは、マクラーレンが3レース条件がなくなったと理解しており、エンジンが連続して使用される必要はないことを確認している。しかし、彼はチームが8基のエンジンを使いきった場合にどのようなペナルティが適用されるか不明だと語る。

    さらに、もしチームがシーズン中にドライバーを変更した場合、どのよう処置がとられるかはレギュレーションには記されていない。

    「ポイントの一つは、9基目のエンジンを使った場合、一度のペナルティなのか、毎回ペナルティとなるか、規則では100%明確ではない。論理的に、皆が考えるのはペナルティは一度のみだが、今のところ規則で明確ではない。ハッキリさせられるべき多くのことがある」

    しかし、ウィットマーシュは、チームの条件は8基のエンジン使用のみであり、エンジン使用をどのように伸ばすかはチーム次第だと語る。

    「レースドライバーは8基のエンジンを持っている。また、以前は土曜日と日曜日のためだったエンジン寿命制限も変更になった。8基エンジンルールは、レースイベントのためのものであり、金曜日も同様だ」

    「一方で、最初のレースから最後のレースまでテストはゼロに制限される。レースのために多くの寿命と利用できるパフォーマンスのために8基のエンジンを節約したいという願望と金曜日にテストをしたいというジレンマを抱えるだろう」

    「それは非常に面白い挑戦だし、それが人生だろう?人生の大部分において資源は限られており、それらを使うのに最高の努力をしなければならない。ただスポーティングレギュレーションで明確なのは、レースドライバーは8基のエンジンを持っており、もし全てのレースで最後の1基のエンジンを使うことができれば、金曜日に他の7基を使うことができる。そうしないのは明らかだがね」

    「まだパルクフェルメがあるので、金曜日や土曜日の午前中にエンジンが壊れた場合、8基のエンジンの範囲内であれば、ペナルティは科せられない。いったん予選がスタートすれば、エンジン制限ではなく、パルク・フェルメの下となる。そして、パルク・フェルメのルールでは、エンジンを交換すれば、グリッド降格となるだろう」

  • メルセデス・ベンツ 「旧ホンダF1チームとの契約に締切はない」

    メルセデス・ベンツ 「旧ホンダF1チームとの契約に締切はない」

    メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、旧ホンダF1チームに対するエンジン供給契約に同意するまでにはまだ時間があり、チームの新オーナーが財源を確保すれば、喜んで援助すると述べている。

    16日のマクラーレン MP4-24の発表会で、ノルベルト・ハウグは、メルセデスがエンジン供給の問い合わせを受けており、2ヶ月後にシーズンは開幕するが契約はまだ可能であると述べた。

    「彼らはかなり前にマーティン・ウィットマーシュに連絡をとっていた。みんなが問題を知ったのは、FOTA会議でホンダの撤退が初めて発表されたときだった」

    「会議に出席していたチーム代表らは、援助できる可能性があるなら、誰かが手を差し延べるべきだと判断した。その後、メルセデス・ベンツとして要請を受けた」

    「タイミング的に良いとは言えないが、まだ可能だ。明日や来週といった期日はない。しかし、時間は過ぎていく」

    「もちろんメルボルンの2週間前では無理だ。意思決定プロセスは進んでいる。しかし、今後数日以内での締切はない」

    彼は、旧ホンダF1チームが適切な買い手によって救済された場合、メルセデスはよろこんで援助すると述べたが、現在はチームの将来に関する進展を見守っている

    「現段階では、ホンダの状況がどうなっているのか知らされていない」

    「彼らはよい仕事をしたと思っている。ロス・ブラウンのことは長年知っているし、よい関係にある。チームがメルボルンのグリッドに並ぶことができ、我々がエンジンで貢献できれば素晴らしいことだと思う」

    「これはスポンサーシップ契約ではなく、金銭取引なので、財源を確保する必要がある。そうなれば我々も援助できる」