カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ストフェル・バンドーン、ジル・ド・フェランの入閣で残留に前進?

    ストフェル・バンドーン、ジル・ド・フェランの入閣で残留に前進?

    ストフェル・バンドーンにとってジル・ド・フェランがマクラーレンのスポーティングディレクターに就任したことはチーム残留にむけて良いニュースにかもしれない。

    今年に入ってからまだ予選でフェエルナンド・アロンソに勝つことができておらず、低調なパフォーマンスが目立つストフェル・バンドーンは、今シーズン限りでシートを失うとの噂が浮上している。

    マクラーレン内では、育成ドライバーのランド・ノリスがF1シート昇格にむけて待機しており、また、マクラーレンはフェラーリのシートを喪失する可能性のあるキミ・ライコネンの獲得を検討しているとされている。

    しかし、その状況は一変したかもしれない。ストフェル・バンドーンは、新たにマクラーレンのスポーティングディレクターに就任したジル・ド・フェランの娘アンナ・ド・フェランと交際している。

    ジル・ド・フェランは「彼らは1年ほど前に知り合った」と Globo にコメント。

    「だが、完全に切り離された関係であり、それに関しては私はまったく問題ないことだと思っている」

    ストフェル・バンドーンは、自身の将来についての噂とは距離を置いている。

    「一年のそのような時期だ。それもF1の一部だ。外の世界の人々ほど気にしていないよ」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「もっと重要なのは彼らがチーム内で僕のことをどう考えているかだ。彼らが僕の仕事をどう判断するかだ」

    また、レーシングディレクターを務めてきたエリック・ブーリエの離脱についてストフェル・バンドーンは「それで僕にとって何かが大きく変わるとは思っていない」とコメント。

    「マクラーレンのあらゆる問題は1日で解決されるようなものではない」

    シル・ド・フェランジル・ド・フェラン

    アンナ・ド・フェランアンナ・ド・フェラン

  • マクラーレン 「キミ・ライコネンとはまだ交渉していない」

    マクラーレン 「キミ・ライコネンとはまだ交渉していない」

    マクラーレンのザク・ブラウンは、チームはまだキミ・ライコネンとは交渉を行っていないと語る。

    フェルナンド・アロンソが今シーズン限りでF1を引退、もしくは他チームに移籍すると推測されてており、その後任としてダニエル・リカルドとキミ・ライコネンの名前が噂されている。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「我々はキミとは交渉を行っていない」と C More にコメント。

    「彼は非常に優れたドライバーだ。夏は現在進行中であり、そこには多くの選択肢がある。だが、それについては我々自身のなかに留めておく」

    「キミがワールドチャンピオンで我々のために多くのレースに勝ってきたことは確かだ。彼が獲得可能なのであれば、それを無視するのは馬鹿げた行為だろう」

    フェラーリは、キミ・ライコネンの後任として、ザウバーで活躍中の育成ドライバー、シャルル・ルクレールを2019年に起用する方針を固めたともされている。

    キミ・ライコネンは2002年から2006年までマクラーレンでレースを戦っている。

    関連:キミ・ライコネン、マクラーレン移籍の噂話には“興味ゼロ”

  • マクラーレン:フェルナンド・アロンソが8位入賞 / F1イギリスGP

    マクラーレン:フェルナンド・アロンソが8位入賞 / F1イギリスGP

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPの決勝で、フェルナンド・アロンソが8位、ストフェル・バンドーンは12位でレースを終えた。

    フェルナンド・アロンソ (8位)
    「今日は素晴らしいレースだったし、2回のセーフティカーで常に状況がかき乱されてファンにとっても素晴らしいショーになったと思う」

    「通常のレースであれば8位は素晴らしい結果だけど、セーフティカーで他がピットに入らなかったときにソフトタイヤを装着したことを決めていたし、レースの最後には僕たちには明らかにアドバンテージがあったけど、トラフィックに引っかかってそれを生かすことができなかった。ケビン(マグヌッセン)がターン7で僕をトラックから押し出した。たぶん、あれがなければ僕たちはエステバン(オコン)とニコ(ヒュルケンベルグ)と6位を争っていた可能性がある。でも、ペナルティは与えられなかったので、反撃しなければならなかったし、最後にケビンを抜くことができた。チームにとって多くのポイントを獲得できたことは素晴らしことだけど、今後は自分たちのパフォーマンスだけでそのポジションに到達できることを願っている。土曜日はパフォーマンス的に僕たちの週末の最低地点のように思うけど、日曜日にはルノー、フォース・インディア、ハースと同じグループにいるし、間違いなく僕たちは予選でもっと多くのパフォーマンスを見つける必要がある」

    ストフェル・バンドーン (12位)
    「僕たちにとって非常に厳しいレースだった。前のライバルとのギャップを縮めるのは難しかったし、ポイントを獲得できなかったことにも落胆している。スタートからクルマは昨日と同じフィーリングだったし、コンディションも本当にトリッキーだった。ポジティブな点は今日の方が少しペースが良かったことだ。僕たちはフォース・インディアやルノーのようなポイントを獲得したクルマの何台かについていけたし、ほぼ彼らのペースに互角だった。チームはあらゆることを調べて問題の原因を見つけようとしてくれたけど、ピットレーンスタートを覚悟しない限り、パルクフェルメで実際に何も変更することはできないから。厳しいトリプルヘッダーだったし、3レースを終えてみんな少し疲れている。メカニックたちにはゆっくり休んでほしい。彼らは全てをチェックし直してくれると思うし、ドイツではもっと良い形で臨めるはずだ」

    ジル・ド・フェラン (スポーティングディレクター)
    「イギリスGPを終えてポイントを手に帰れるのは素晴らしいことだ。ドライバーたちが戦うためにベストなポジションにつけるよう2台ともアグレッシブな戦略を取った。フェルナンドは素晴らしく、勇敢な走りで8位入賞を果たした。難しい土曜日を過ごしたストフェルはレース中にいくらかペースを取り戻したものの、まだ同じ問題に対応し続けており、調査は続けられる。それでも、すべてのイベントで前進することに集中していくつもりだ。最後、セーフティカーが解除された後のレース終盤は非常に接戦だった。ファンがコース上のアクションを楽しんでくれていることを願う。最後に、今回の厳しいトリプルヘッダーを通してチーム全体がもたらしてくれた莫大な努力に感謝したい。ほとんど休まずに何時間もハードワークに努めてくれた。ドイツに向かう前に、皆がふさわしい週末の休みを楽しんでくれればと願っている」

    関連:F1イギリスGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季4勝目!!

  • マクラーレン:F1イギリスGP 予選レポート

    マクラーレン:F1イギリスGP 予選レポート

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPの予選でフェルナンド・アロンソが13番手、ストフェル・バンドーンが17番手だった。

    フェルナンド・アロンソ (13番手)
    「全体的に今週末はここまでいい感じだし、予選はまずまずだった。僕たちはまだコンマ数秒足りないけど、13番手はポイント圏内に近いし、クリーンな側からスタートできるので、最終的にポイント獲得が僕たちの目標だ」

    「土曜日はいつも13番手くらいだし、僕たちにとって週末の中で一番低い位置だと思う。でも、日曜日は改善できているので、明日もそれを狙っていくし、レースの展開がどうなるか見てみよう。このトラックが空力的に要求が厳しいことはわかっている。効率性とパワーの両方が求められるロングサーキットなのでかなり複雑だけど、明日は戦うつもりだ。スタートが重要だ。ここは高速コーナーによって他のクルマに追従するのが難しいので、1周目のポジションがかなり重要になってくる。その後は良い戦略と優れたタイヤマネジメントが重要だ。かなり暖かいし、1ストップ戦略にすればデグラデーションが高くなりそうなので、集中力を保つ必要がある。ポイントを獲得できることを願っている」

    ストフェル・バンドーン (17番手)
    「今日は間違いなくクルマからもっと多くを引き出すことができたと思う。FP3は最悪だったし、クルマにいいフィーリングを得らなかったし、グリップに本当に苦戦していた。まともなラップを走れなかった。プッシュするのが難しかったし、本来のペースを発揮できなかった。このような予選になってしまって残念だ。今朝からハンドリングに大きな問題があったし、クルマがほとんど運転不可能だった。僕たちはなぜそんなことになったのか、何が間違っていたのかを理解する必要がある。明らかに他のマシンはペースが持っているみたいだし、かなり難しくてフラストレーションの溜まる一日だった。基本的には今日よりもはるかにっよい状態だっただ。昨日の後、クルマになぜかなりの差があったかのは説明があったし、午前中にすべてを同じにしたけど、クルマの何かが根本的に間違っていると感じたし、選までに何が問題だったのかを見つけられなかった。予選でも感触は最悪だったし、僕らにできることはあれ以上なかったと思う。明日までには見つけられるよう願っている」

    ジル・ド・フェラン (スポーティングディレクター)
    「1台がQ1から抜け出せなかったことや、もう1台があと少し上まで行けなかったことは残念だ。今週末は特にストフェルの側のガレージが難しい週末となっており、状況を改善するために調査が続けられる。しかし、ペースに関しては競争力の面で小さな前進ができたと感じている。直近のライバルたちにやや近づけたのではないだろうか。中団がかなりタイトなのは明白だ。我々は通常レースペースの方が良いので、明日は競争力のあるレースができると期待している。イギリスのファンの前で良いショーを見せられることを願っている」

    関連:F1イギリスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション獲得!

  • マクラーレン、2019年のインディカー参戦計画を白紙化

    マクラーレン、2019年のインディカー参戦計画を白紙化

    マクラーレンは、2019年に計画していたインディカーのフル参戦を白紙化したと報じられている。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2019年からのインディカー参戦を見据えて関係各所と調整に入っていたが、危機的なパフォーマンスの改善とマネジメント体制の再建が急務となり、インディカー計画はその犠牲になったようだ。

    Auto Motor und Sport によると、チームの株主であるマンスール・オジェとバーレーンの王室からインディカー参戦契約に待ったがかかったという。

    それでも、ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソが世界3大レースでの“3冠”を達成するために来年インディ500に再挑戦する可能性はあると語る。

    「フェルナンドが来年に何をするかに関してはいくつかの選択肢がある」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼は本気で3冠を達成したいと考えているし、我々も彼に一緒にそれを成し遂げたい。今のところ、我々は来年の議論はしていなが、あらゆることが可能だ」

    マクラーレンは、ホームレースとなるF1イギリスGPの2日前にレーシングディレクターを務めたエリック・ブーリエの辞任を発表。今後エリック・ブーリエが担ってきた役割は、新設されたスポーティングディレクターに任命されたジル・ド・フェラン、パフォーマンスディレクターに昇格したアンドレア・ステラ、そして、COOであるサイモン・ロバーツの3人によって分担することになった。

    2度のCARTチャンピオンであるジル・ド・フェランは、2017年にフェルナンド・アロンソがインディ500に挑戦した際に彼をサポートした人物であり、アンドレア・ステラは、フェラーリ時代からアロンソのレースエンジニアを務めていることから、今回の人事はフェルナンド・アロンソが陰で操っているのではないかとの憶測が広まっている。

    ザク・ブラウンでさえ、エリック・ブーリエの辞任の決定にフェルナンド・アロンソが関わったことを示唆していた。

    しかし、フェルナンド・アロンソは「僕は相談されていないし、知らされただけだ」とコメント。

    「ストフェルも知らされた。もちろん、ザクはアンドレアとジルについて僕の意見を知りたがっていたけど、僕は彼らの決定を完全に尊重している」

    しかし、ザク・ブラウンは、マクラーレンが勝利するにはまだ“何年もかかる”だろうと認める。

    「このようなことを修正するにはしばらく時間がかかる。まだ何年も先だろう。それが2年かかるのか、10年かかるのか、その中間になるかは私には分からない。それまでのどこかという可能性が高いのだろうが、ここで予想を始めたくはない」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は現実的になり、我々自身、ファン、そして、メディアに対しても、これが長い行程になることを率直に認めなければならない。全員がそれを認める必要があると思う」

  • フェルナンド・アロンソ 「スチュワードはマグヌッセンに温情をかけた」

    フェルナンド・アロンソ 「スチュワードはマグヌッセンに温情をかけた」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPのフリー走行1回目のケビン・マグヌッセン(ハース)との一件について、スチュワードはマグヌッセンに温情をかけてペナルティを受けることを意図的に回避したと考えている。

    フェルナンド・アロンソとケビン・マグヌッセンは、フリー走行1回目に第1セクターでサイド・バイ・サイドになった。マグヌッセンはブルックランズでアロンソに幅寄せし、コプスで抜き返した後も、アロンソの方がにマシンを寄せたように見えた。

    この動きに対して、フェルナンド・アロンソは無線でマグヌッセンが『3回もぶつけようとした』と主張。両方のドライバーはセッション後にスチュワードに呼び出された。

    フェルナンド・アロンソは、ケビン・マグヌッセンがすでに運転に関して2回の戒告処分を受けているため、スチュワードはペナルティを考えて見逃したのではないかと考えている。戒告処分を3回受けると10グリッド降格ペナルティを科されることになっている。

    フェルナンド・アロンソは「彼はすでに2回の戒告処分を科せられているので、ペナルティを受けることになると思う。フットボールで1枚イエローカードを受けている選手がいくつかのアクションを見逃されているようなものだ。それが僕たちが知っているF1の仕組みだ」とコメント。

    ケビン・マグヌッセンは、インシデントが起こったのはマクラーレンが自分の走行プランをアロンソに伝えていなかったためだと考えている。

    「他にも無線できちんと伝えられていないケースがあった。彼は僕がプッシュラップだったのを知らなかった」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    フェルナンド・アロンソは、フリー走行2回目にシャルル・ルクレール(ザウバー)と何度かポジションを入れ替えながら走行していたが、2つの件はまったく異なるものだとし、ルクレールはトラックポジションを争っているときに常に“落ち着いている”と付け加えた。

    「FP1のマグヌッセンとFP1でのルクレールと起こったことはまったくの別物だ。FP1ではルクレールと少しバトルをしていた。トラフィックのなかではクルマのハンドリングがかなり違ってくるし、レースでどんな感じかを知りたいからね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「トラフィックでの限界を見て買ったし、シャルルとはずっと落ち着いたバトルをしていた。とても才能のあるドライバーなので、その瞬間を楽しもうとも思った」

    フェルナンド・アロンソは、FP1を15番手タイム、FP2を6番手タイムで終えており、予選では中団は“激しい”バトルになると考えている。

    「トリプルヘッダーでクルマはあまり変わっていないので、ここであまり大きく変わるとは思わない。明日の中団バトルは激しいものになると思う」

    「たぶんハースは残りの僕たちよりも前にいるだろうし、ルノーがその直後にいて、ザウバーも近いはずだ。でも、トラックは過去2戦よりも僕たちに適しているし、フランスやオーストリアよりもQ3に近づけるだろう」

    関連:F1イギリスGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • マクラーレン:F1イギリスGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン:F1イギリスGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレンは、F1イギリスGP初日のフリー走行でフェルナンド・アロンソが6番手タイム、ストフェル・バンドーンが17番手タイムだった。

    フェルナンド・アロンソ (6番手)
    「僕たちにとって間違いなくポジティブな金曜日だった。今後のための様々なアイテムを試したし、FP1はそのために走行時間を犠牲にした。2回目のセッションはクルマはうまく機能していたし、タイヤテストを行ったけど、明らかにクルマはフランスやオーストリアに似ている」

    「この11日間で3回目のレースだし、パフォーマンスもパワーも過去数週間であまり変わらないはずだし、明日も中団グループはタイトになるだろう。0.2秒の違いが予選を完全に変えるだろうし、その違いでQ1敗退となるかもいないし、7番手になれるかもしれない。この数戦よりもQ3に近づけたらと思うけど、まだすべては明日を見てみければわからない。トラックのコンディションはいいし、良い状態だ。アスファルトは良くなっているし、バンピーさも減って、グリップが増している。3つ目のDRSゾーンが僕たちに戦うチャンスを与えてくれるかもしれない。天候も素晴らしいし、良いレースになるための材料は揃っていると思う」

    ストフェル・バンドーン (17番手)
    「シルバーストンにきてかなり驚いたのは再舗装された後なのにかなりバンピーだったことだ。基本的には僕たちにとって楽な金曜日ではなかったけど、チームにとってはかなりポジティブだったと思う。FP2では2台でセットアップを分けて、様々なものをテストするために異なる方向性を取ったんだ。6番手に入ったフェルナンドの調子は良さそうだし、明日のためにパフォーマンスを見つけられていることを願っている。金曜日から土曜日で大きく前進できることもあるけど、どうなるかは分からない。改善できることを願っている。ここのターマックはクルマにちょっとピーキーな感触をもたらしていると思う。バルセロナやロシアが再舗装された時も似たような感触だった。でも、それがエンターテインメントを提供してくれると思う」

    関連:
    ・F1イギリスGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • マクラーレン 「MCL33は昨年マシンよりダウンフォースが少ない」

    マクラーレン 「MCL33は昨年マシンよりダウンフォースが少ない」

    マクラーレンは、2018年F1マシン『MCL33』が昨年マシンよりもダウンフォースが少ないことを認めている。

    マクラーレンは、先週末のF1オーストリアGPでコンストラクターズ選手権6位に後退。ダウンフォース不足によって期待されたパフォーマンスレベルに到達していない。

    「今年のマシンには去年と同じレベルのダウンフォースがない」とマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンはコメント。

    「我々は今年のマシンが昨年マシンよりも弱いエリアを特定している。去年はベストシャシーを持っていたか? いいや、間違いなくそうではなかった」

    「去年の方が良いシャシーだったか? あらゆる異なる変数によって、イエスかノーかを断言するのは難しいが、去年よりもダウンフォースが少ないことはわかっている」

    マクラーレンは6月4日(水)、レーシングディレクターを務めてきたエリック・ブーリエの辞任を発表。これを機にマネジメント体制を再建し、これまでエリック・ブーリエが担ってきた役割は、新設されたスポーティングディレクターに任命されたジル・ド・フェラン、パフォーマンスディレクターに昇格したアンドレア・ステラ、そして、COOであるサイモン・ロバーツの3人によって分担することになった。

    ザウ・ブラウンはマクラーレンが勝利を争えるようになるまでにはまだ多くの時間がかかると認める。

    「このようなことを修正するにはしばらく時間がかかる。まだ何年も先だろう。それが2年かかるのか、10年かかるのか、その中間になるかは私には分からない。それまでのどこかという可能性が高いのだろうが、ここで予想を始めたくはない」

    「我々は現実的になり、我々自身、ファン、そして、メディアに対しても、これが長い行程になることを率直に認めなければならない。全員がそれを認める必要があると思う」

    「前回のレースではスタート位置と比較して良い位置でフィニッシュすることができたが、我々に競争力はなかった。最後のレースから多くは変わっていないので、自分たちを含め、シルバーストンに高すぎる期待は禁物だ。何しろ全てが起こってから5~6日しか経っていないからね」

    ザク・ブラウンによると、これまでのマクラーレンのマネジメント体制は、チームが必要とする変化を短期間で実行することはできないものだったと語る。

    「今の構造的では、私が望むほど特定の個人が起業精神を発揮できる状況ではない」とザク・ブラウンはコメント。

    「迅速に判断することができなかった。このようなことは適切な時間をかけて委員会が決定を下すのが良い場合もあれば、個人が適宜判断すべき場合もあると私は考える。だが、我々の意思決定プロセスや判断スピードは途中でまひ状態に陥ってしまうことがある」

    「それを変えなければならない。我々の最大の問題は構造的かつ組織的なものだったと思う。これまでの環境では開花させられなかった優れた才能を解放しなければならない。また、より迅速で高速な組織を形作るのに貢献してくれる経験を持った人々を外部から招き入れることも必要だ」

  • マクラーレン 「ホンダは我々との3年間から多くのことを学んだはず」

    マクラーレン 「ホンダは我々との3年間から多くのことを学んだはず」

    マクラーレンのザク・ブラウンは、ホンダはマクラーレンとの3年間で多くのことを学んだはずだと考えている。

    ホンダは2008年末でF1を撤退したが、2015年にマクラーレンの独占エンジン供給元としてF1に復帰。1988年から1992年の間に黄金期を築き上げた“マクラーレン・ホンダ”がF1グリッドに復活した。

    しかし、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に苦しんだマクラーレン・ホンダは、3年間で一度も表彰台を獲得できないまま、昨シーズン末にパートナーシップを解消している。

    ホンダは今年から新たにトロロッソとのパートナーシップを、2019年からはレッドブル・レーシングへのF1パワーユニットの供給が決定している。

    トロロッソとの提携では、ホンダのF1エンジンのリグテストのためにレッドブル・テクノジーズの施設がすでに使用されており、またホンダはマネジメント体制を変更し、さくらでのR&D作業により重点を置くことができることになっている。

    それらの要素が組み合わせられ、ホンダは今シーズンにパフォーマンス面で大幅な前進を果たしている。

    マクラーレンのザク・ブラウンもホンダの進歩に注目していると語る。

    ホンダの改善について質問されたザク・ブラウンは「彼らは非常に懸命に仕事をするインテリジェントな人々だ」と Autosport にコメント。

    「彼らは過去3年間から学んだはずだ。我々は多くのことで彼らと協力し、我々は彼らの開発の助けになると考えたエリアについて見解は示してきた」

    「オフシーズンで彼らがどのようなことを成し遂げたのかはわからないが、良い会社、良い人材とは、困難な時から学ぶものだ」

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、F1復帰後のマクラーレンとの3年間でF1というものを学ぶことができたおかげで今年トロロッソと最初から良いパートナーシップを開始することができたと認める。

    「ホンダが復帰してからのマクラーレンとの最初の3年間は非常に重要でした。学習の3年間でしたし、前回からF1に復帰するまでの間に我々が失ったことを学ぶことができましたからね」と山本雅史はコメント。

    「我々はその3年間にとても感謝しています。その後、今年トロロッソと組んだときには本当に最初からとても美しく、非常に良いコラボレーションであることがわかりましたし、我々は次のステップへの準備ができていました」

    「我々の次のステップとはレースに勝つことです。レースに勝つために我々はレッドブルと一緒になりましたし、それは正しい選択です」

    ホンダはマクラーレンとのパートナーシップを解消して以来、高成長を遂げているが、逆にマクラーレンはルノーのF1パワーユニットを搭載したことでマシン設計の不備が露わになった。

    マクラーレンは、同じエンジンを搭載するレッドブルやルノーと比較して苦しんでおり、ザク・ブラウンいわく“風洞では識別することができない”空力問題に悩まされ続けている。

    3年間で数々の批判を受けていたマクラーレンが苦戦しているのを見て嬉しく思うかと質問された山本雅史は「苦しんでいるチームを嬉しく思うことなどありません」とコメント。

    「レースでは、シャシー、エンジン、チームの運営など、パッケージ全体を揃えることは非常に難しいです。簡単な仕事ではありません」

    「我々にとって、ルノー、マクラーレンがどのようにそれに対処していくかを見ることが非常に重要です」

    「我々は自分たちの経験や他チームの経験から多くのことを学んでいます」

    マクラーレンは4日(水)にレーシングディレクターを務めてきたエリック・ブーリエの辞任を発表。マネジメント体制の改革に乗り出している。ザク・ブラウンはマクラーレンが勝利を争えるようになるまでにはまだ多くの時間がかかると認める。

    「このようなことを修正するにはしばらく時間がかかる。まだ何年も先だろう。それが2年かかるのか、10年かかるのか、その中間になるかは私には分からない。それまでのどこかという可能性が高いのだろうが、ここで予想を始めたくはない」

    「我々は現実的になり、我々自身、ファン、そして、メディアに対しても、これが長い行程になることを率直に認めなければならない。全員がそれを認める必要があると思う」

    「前回のレースではスタート位置と比較して良い位置でフィニッシュすることができたが、我々に競争力はなかった。最後のレースから多くは変わっていないので、自分たちを含め、シルバーストンに高すぎる期待は禁物だ。何しろ全てが起こってから5~6日しか経っていないからね」

  • マクラーレン 「ホンダ時代にシャシーを高く評価しすぎていた」

    マクラーレン 「ホンダ時代にシャシーを高く評価しすぎていた」

    マクラーレンのザク・ブラウンは、過去数年チームのパフォーマンスは期待値に届いていなかったとし、ホンダ時代にシャシーを定期的に高く評価していたことは誤った判断だったかもしれないと認める。

    マクラーレンは、昨年末でホンダとのパートナーシップを3年間で解消し、今年からルノーのF1パワーユニットに変更したが、引き続きパフォーマンス不足に苦しんでおり、コンストラクターズ選手権6位と期待外れな結果となっている。

    特にホンダとの末期、マクラーレンはシャシーは優れているものの、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンス不足によってそれが覆い隠されてると繰り返し発言してきた。

    「(2018年に)我々はベストシャシーは持っていない。去年のシャシーは良かったと思う。だが、我々が出した声明には間違いがあったかもしれない。人生ではそれは常に危険なことだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「1~2年前にもう少し違ったことができたかもしれないと思うことはいくつかある。だが、我々はそこから学んでいく。組織として本当に重要なのはそこから学び、同じミスを繰り返さないことだ」

    そして、マクラーレンは、ホームグランプリであるF1イギリスGPの週末のスタートを2日後に控えた4日(火)にレーシングディレクターを務めたエリック・ブーリエの辞任を発表した。マクラーレンは、過去数年間でマーティン・ウィットマーシュ、ロン・デニス、ヨースト・カピート、そして、エリック・ブーリエとチームのマネジメント体制が変わっている。

    「今年の我々のリザルトは、我々が大きなパフォーマンス問題を抱えていることを示しているのは明らかだ。チームの歴史、人材、リソース、利用可能なテクノロジーを考えれば、我々は能力以下の仕事しかできていない」とザク・ブラウンはコメント。

    「これは我々のチーム内の長年にわたる実際の不安定さから来ている。過去7~8年を見れば、異なるCEO、異なる株主だったし、株主とCEOの出入りがあった。我々はこの素晴らしいチームを再建できるような安定した基盤を築くことに失敗している。それが我々が現在進めていることだ」

    「我々は舞台裏でも多くの手を打っており、マクラーレン再建に向けて動き始めた。レースで勝てる組織になるためだ。我々はチームに対する義務を負い、パートナー、ドライバー、メディア、そして最も重要なファンに対する義務を負っている。成功できるとわかっているはずのマクラーレンの姿を見られないことには我々も同じ痛みを共有している。今の状況は受け入れがたいものであり、ここにいるマクラーレンの全員にとって非常につらいことだが、我々は決して諦めない。今は十分なポジションにいないが、ここから大きく改善することを期待している」

    「今回の大再編を発表したのはチームに正常さを取り戻すためだ。反射的な対応ではない。強い基礎を築くためには安定化の期間が必要だ。この状況は一晩で作られたものではなく、それ故、一晩で直るものでもない。今日は我々が勝利の道へ返り咲くための最初の一歩だ。これはプロセスの始まりであり、全員が見直されている。だが、レースに勝つためにどのようにチームを再構築していくかの詳しい説明は控えさせてもらいたい」

    「我々はより速く、コミュニケーションに優れた敏捷な組織である必要がある。ここには素晴らしい才能があり、固めなければならないものが固まっていないだけだ。クルマがコース上でパフォーマンスを発揮できていない理由は、我々がチームとしてうまくいっていないからだと思っている。反応があまりに遅すぎるし、組織内の物事を単純化する必要があると思う」

    「レースチームとして我々はもっと素早い組織として運営する必要がある。我々は遅すぎるし、不格好だ。それは一人の個人のせいではない。ここには素晴らしい人材が揃っていると思うし、それはわかっている。変更する必要があるのはその仕事のやり方だ。700~800名全員を出来るだけ早く、良好なコミュニケーションで同じ方向に舵をとることが私の仕事だ。その人材がクルマを生産しているからだ。レースカーには問題があるかもしれないが、実際の問題はどのようにレースカーを構築したかだ」

    エリック・ブーリエの辞任に伴い、アンドレア・ステラがパフォーマンスディレクターに昇格し、ジル・ド・フェランが新設されたスポーティングディレクターに任命された。

    アンドレア・ステラは、フェラーリ時代にフェルナンド・アロンソのレースエンジニアを務めており、2015年にアロンソとともにマクラーレンに移籍している。今回の組織変更により、アンドレア・ステラは競技面の責任も負うエンジニアリング的な役割となる。ザク・ブラウンによると“レース週末にパフォーマンスを最大限に高めるレーストラックのリーダー”という立場になるという。

    「彼はエンジニアたちと一緒に仕事をするが、最終判断を下すために必要な情報を得るために仕事をする必要があると感じてるジル・ド・フェラン、ポール・ジェームス(チームマネージャー)と情報を交換し、協力していく。アンドレアは週末を最大化するためにそこにいる。ジルはチームとドライバーのパフォーマンスを最大限に引き出すための競技的な立場だ」

    アンドレア・ステアはマクラーレン内からの昇進だが、ジル・ド・フェランの新しい役割は意外なものだ。ジル・ド・フェランは、最近マクラーレンに加わり、コンサルタントとして働いてきた。マクラーレンは、インディ500のウィナーであり、2度のチャンプカー王者であるジル・ド・フェランの米国での経験を活かし、2019年からのインディカーへのフル参戦を評価している。

    アメリカでの経験が有名ではあるが、ジル・ド・フェランは以前にF1でスポーティングディレクターの役割を務めている。2005年序盤から2007年中盤までBAR、そして、ホンダでその役割を務めている。ザク・ブラウンによるとジル・ド・フェランは“ガレージ内に新鮮な視点”を与えてきたとし、若いドライバーとのチームの作業を手助けしてきたという。

    「我々は数カ月前にジルを連れてきた。ジルのような競技面の経験をもった者がドライバーやエンジニアを最大限に生かすことができるとわかったからだ。当時、彼をこのような役割につかせる計画はなかった。我々が識別していたのは、彼が貢献できると考えていたエリアであったが、彼と一緒に仕事を進めていくうちに状況は進化していった。彼が優れたスポーティングディレクターになると考えたのは自然な成り行きだった。だが、彼が最初に仕事を開始したときから決まった形で進めていたわけではない」

    マクラーレンは、エリック・ブーリエが務めていたレーシングディレクターの役割を置き換えるか、そのポジションを完全に廃止するかはまだ決定していない。ザク・ブラウンの直下だったエリック・ブーリエの仕事は、チームの技術オペレーションの責任を担うチームオペレーティングオフィサーのサイモン・ロバーツに引き継がれる。

    「我々の構造と働き方は、今日現在のものだ。これが我々の旅の出発点であると確信している」

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