カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ルノー製F1エンジン搭載のマクラーレンが2日間の最速スピードを記録

    ルノー製F1エンジン搭載のマクラーレンが2日間の最速スピードを記録

    2019年のF1バルセロナテストの2日間が終了。現時点でルノー製F1エンジンを搭載するマクラーレンが2日間の最速スピードを記録している。

    昨年、ホンダに馬力面で上回られたとされるルノーだが、今シーズンに向けてF1エンジンを新設計。ルノーは2019年型F1パワーユニット『E-Tech 19』はV6ターボハイブリッドが導入されて以降で“最大の進化”を果たしていると自信をみせている。

    F1公式サイトが公表したデータによると、2日間の最速スピードは2日目にマクラーレンのランド・ノリスが記録した337kph。昨年、ドラッグの高いマシン特性が弱点であり、ローダウンフォース仕様のパッケージでもトップスピードで最下位を記録していたマクラーレンだが、マシンコンセプトを一新させたMCL34は弱点を克服したかもしれない。マクラーレンは、初日のカルロス・サインツ、2日目のランド・ノリスともに2番手タイムでセッションを終えている。

    2番目にトップスピードは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが初日に記録した329.2kph。ホンダは今季型F1パワーユニット『RA619H』で初めてパーディモードを搭載するとされており、その恩恵を受けられるかもしれない。ただ、シーズン開幕前にはまだ信頼性の懸念によってポテンシャルをフルに発揮ないとも報じられており、今後はまた変わってくるかもしれない。

    同様にメルセデスは326kphで最も遅いトップスピードであるが、まだクルーズモードでしか走行していないと考えられており、慣らし運転が終われば、340kphは超えてくると考えられている。それは同社のパワーユニットを搭載するレーシングポイントにも恩恵を与えることになるだろう。

    フェラーリもまだ手の内を隠してとされるが、2日間の最速タイムを記録しており、マシンバランスは非常に優れていると評価されている。また、密接な技術提携を結ぶハースとアルファロメオもそれなりのタイムをたたき出しており、中団争いはさらに激化することが予想される。

    F1エンジン トップスピード バルセロナテストl

  • カルロス・サインツ 「マクラーレンは初日2番手を誇りに思うべき」

    カルロス・サインツ 「マクラーレンは初日2番手を誇りに思うべき」

    マクラーレンは、F1バルセロナテスト初日に新車MCL34で119周を走行して2番手タイムをマーク。走行を担当したカルロス・サインツは、チームは“満足”し、“誇りに思う”べきだと語った。

    今年からマクラーレンに加入したカルロス・サインツは午前中に56周を走行して6番手タイムをマーク。しかし、午後のセッションが始まって間もなく、MCL34はピットレーン出口で苦労を失い、ガレージに引き戻された。

    だが、その後は順調に周回を重ねて終了間際に再び赤旗の原因となったものの、トータルで119周を走行。トップタイムを記録したセバスチャン・ベッテルよりも1段階柔らかいC3タイヤではあったものの、0.397秒差で2番手タイムとなる1分18秒558を記録。ハースのロマングロージャンを上回った。

    「チームに全員が誇りに思うべきだし、満足するべきだ」とカルロス・サインツはコメント。

    「冬の間のハードワーク、新車発表会のために早めにクルマを完成させ、9時にコースに出るというプランが成果を挙げた」

    「午後は少しロングランも完了できたし、6時の赤旗で一日を終えた。間違いなく良いスタートが切れたと思うし、現場にいるみんなが満足している。でも、僕たちはこのクルマを完成させた主役たちであるワーキングの全員のことを忘れてはならない」

    マクラーレンは、昨年のルノーとの初年度を含め、近年はプレシーズンテストで信頼性問題に苦しめられていた。また、レース優勝は、メルセデス、フェラーリ、レッドブル以外で最後に収めたチームではあるが、その勝利は6年以上前に遡る。

    カルロス・サインツは、マクラーレンで経験した“クオリティ”と“プロフェッショナリズム”に励まされていると語る。

    「マクラーレンに到着したその日からチームにあるクオリティを感じた」とカルロス・サインツはコメント。

    「それが問題になったことは一度もないし、チームに到着する前でさえ、僕はこのチームに大きな信頼を寄せていた。まだ僕たちは望んでいる場所には遠いけど、6年で速いクルマを作る方法を忘れてしまうことなんてない」

    「クルマを見たとき、ステアリング、シートの仕上げ方など、細部へのごだわりが気に入った。プロジェッショナルな人たち、きれい好きな人たち、クリーンな雰囲気を見ることができると思うし、僕は間違いなくそれが気に入っている」

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  • マクラーレン、駆動系トラブルでピットレーンでストップ&赤旗中断

    マクラーレン、駆動系トラブルでピットレーンでストップ&赤旗中断

    マクラーレンは、F1バルセロナテストの午後のセッション開始直後にピットレーン出口でストップ。この日3度目の赤旗中断となった。

    マクラーレンは、新加入のカルロス・サインツがMCL34のステアリングを握って2019年のプレシーズンテストを開始。午前中は56周を走行して6番手タイムとなる1分20秒430を記録。ホイールナットの故障で中断を余儀なくされた昨年とは異なり、順調なスタートを切ったかに見えた。

    しかし、午後の走行を開始しようとした直後にピットレーン直後でストップ。この日3度目の赤旗中断の原因となった。メカニックがトロリーにマシンを載せてガレージまでクルマを戻した。駆動系のトラブルと見られ、調査を続けていた。

    しかし、ストップから1時間後にマクラーレンは走行を再開。最終的に119周を走行してカルロス・サインツはトップから0.397秒差の2番手タイムとなる1分18秒558を記録した。

    2019年 F1 バルセロナテスト 1日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 セバチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1分18秒161 ●   169
    2 カルロス・サインツ マクラーレン MCL34 1分18秒558 ● 0.397 119
    3 ロマン・グロージャン ハース VF-19 1分19秒159 ● 0.998 65
    4 マックス・フェルスタッペン レッドブル RB15 1分19秒426 ● 1.265 128
    5 キミ・ライコネン アルファロメオ C38 1分19秒462 ● 1.301 114
    6 ダニール・クビアト トロロッソ STR14 1分19秒464 ● 1.303 77
    7 セルジオ・ペレス レーシングポイント RP19 1分19秒944 ● 1.783 30
    8 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分20秒127 ○ 1.966 69
    9 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒135 ○ 1.974 81
    10 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分20秒980 ○ 2.819 65
    11 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分20秒983 ○ 2.822 44

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

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  • マクラーレン、ルノーの2019年型F1エンジンの進歩を信頼

    マクラーレン、ルノーの2019年型F1エンジンの進歩を信頼

    マクラーレンは、F1エンジンサプライヤーであるルノーが冬の間にF1パワーユニットを進歩させたと主張していることに励まされていると語る。

    ルノーは、2019年のF1世界選手権に向けてF1エンジンを新設計。新型パワーユニット『E-Tech 19』はV6ターボハイブリッドが導入されて以降で“最大の進化”を果たしていると自信をみせている。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ルノーはここまでのマクラーレンとの関係において“非常に正直”だと信じており、新シーズンに向けて新型F1パワーユニットを進化させたと語っていることは“励みになっている”と語る。

    「我々はがコメントした事情をよく知っており、彼らは我々に成し遂げたゲインを共有していえる。それは励みになっている」とザク・ブラウンは説明。

    「ルノーは今年、昨年とは状況は異なっていると言っている。昨年、彼らは自分たちのエンジンが遅れをとっていると考えていたことには非常に根拠があった」

    「我々は、彼らが自分たちが考えている部分についてのコミュニケーションにおいて非常に誠実であることをわかっている。なので、彼が前向きであることは励みになる」

    マクラーレンは、ホンダとの悲惨なパートナーシップに耐えた後、昨年ルノーエンジンに切り替えた。だが、マクラーレンのシャシー自体の弱点が浮き彫りになり、コンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。

    「我々はパワーユニットのまわりでクルマを開発するために彼らと密接に協力し、良い仕事をしてきた、我々はパワーユニットをよりよく知っている。 それは昨年の我々の問題の一部だった」とザク・ブラウンは付け加える。

    「2017年にやや遅れてホンダから変更をすることを決断したが、我々は信頼性の問題を抱えていた。そのいくつかはクルマの設計やパワーユニットやその実装方法がわからないという部分があった」

    「そこはより良い場所にいると思うし、1年の経験を生かせる良い立場にいると思う」

  • マクラーレン 「ルノーにF1エンジンを変更することに興奮しすぎていた」

    マクラーレン 「ルノーにF1エンジンを変更することに興奮しすぎていた」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、昨年ホンダからルノーにF1エンジンを変更したことに“興奮しすぎていた”と認める。

    マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップ時代を通して、シャシーはグリッドでベストだと豪語し続けていた。しかし、2018年にルノーにF1エンジンを変更したことで、実際にはそうではなかったことが浮き彫りになった。

    さらにマクラーレンのマシンはシーズン中盤に風洞では実証できない空力トラブルが発生したことで開発が停滞。最終的にルノーとハースに次ぐ6位でシーズンを終了。フォース・インディアがオーナーシップの変更によってポイントがリセットされることがなければ、7位でシーズンを終えていたことになる。

    ザク・ブラウンは、ルノーのエンジンを初始動させた際、あまりに期待しすぎていたと認める。

    「昨年、エンジンを変更した際、我々はどれだけ早く上位に返り咲けるかについて少し興奮しすぎていたと思う。そして、我々は間違っていた」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々はどこが間違っているかを理解するために鏡を見ることにした。皆さんもご存じのように我々は構造面と運用面の両方で新しい人材を登用するなど多くの変化を加えてきた。だから、今年は進歩を示すためにも非常に重要な年になる」

    マクラーレンは、昨シーズン中盤に問題を見つけた際、それが末期的なものだったと把握し、すでに2019年に向けての新しいパーツのテストを開始している。

    ザク・ブラウンは、2019年F1マシン『MCL34』がどれくらい優れたマシンに仕上がっているかはわからないものの、チーム全体が冬の間に、新車を製造することだけでなく、12ヵ月前に何が間違っていたのかを理解するために懸命に仕事をしてきたと語る。

    「他の人たちと比較してどれくらいうまくいっているかを正確に知るのは難しいが、我々はいくつかの問題の背景にある基本的な力学を理解するために懸命に仕事をしてきたし、それらを改善させるためにベストを尽くしてきた」

  • F1 | マクラーレン、ペトロブラスとの燃料開発に遅れ

    F1 | マクラーレン、ペトロブラスとの燃料開発に遅れ

    マクラーレンは、新しいパートナーであるペトロブラスの燃料の使用を遅らせる可能性がある。

    ブラジルの国営石油会社であるペトロブラスは、昨年2月にマクラーレンのスポンサーに就任。2019年のF1世界選手権から同社の燃料とオイルを供給するとしていた。

    今週、ペトロブラスがスポンサーシップと広告の見直しを推進するブラジル政府の方針に則ってマクラーレンのスポンサーシップを終了すると報じられたが、2月14日(木)に発表されたマクラーレンの新車『MCL34』にはペトロブラスのロゴがしっかりと掲載された。

    発表会の場でマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、今年、ペトロブラスの製品を使用するという“意向”は変わっていないと述べた。

    現在、マクラーレンはすでにペトロブラスの潤滑油を使用していると考えられているが、燃料についてはプレシーズンテスト、もしくは開幕戦オーストラリアGPまでに間に合うかどうかにはコミットしてない。

    今シーズン、ペトロブラスの燃料を使用するという“意向”に変わりはないか、そして、それはいつ可能になるのかと質問されたスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは、最終期限を決めるのは“難しい”と認める。

    「我々はまだペトロブラスと共同で開発に取り組んでいる。今のそのタイムスケールを定めるのは難しい」とジル・ド・フェランはコメント。

    燃料および潤滑油の供給は、常にエンジン性能において重要な役割を果たしてきたが、V6ターボハイブリッド時代が導入されて以来、舞台裏でその重要性が高まっている。

    フェラーリはシェルとの長期的なパートナーシップを継続しており、メルセデスはペトロナスとの提携でダブルタイトルを5連覇している。

    ルノーは、BP /カストロールを使用しており、マクラーレンは2017年にホンダとの最終年と2018年のルノーのカスタマーとしての初年度にBP /カストロールを使用していた。

    レッドブル・レーシングは、エクソンモービルと提携しており、今年からトロロッソとともにホンダのF1エンジンを使用することで燃料開発は加速するかもしれない。昨年、ルノーのダイナモがBP /カストロールでいたため、エクソンモービルの開発よりに個別にダイナモを抑える必要があり、開発が滞っていた。その現象がマクラーレンにも起きるかもしれない。

    ペトロブラス製品の独占使用への切り替えは、マクラーレンが競合他社に対する優位性を見出す機会を表しているが、同様に、同社が標準以下の製品でF1競技会に参入した場合、パフォーマンス低下に陥る可能性がある。

    マクラーレンが今シーズンをBP / カストロールの製品でスタートし、ペトロブラスが完全に準備ができたときに切り替えるの妨げるはないとは言え、論理的にはそれは実現するのは難しい変更になるだろう。

    ジル・ド・フェランは「計画を立てる際にはそれらを正しく実行できるようにするためにすべての困難を考慮に入れている」と述べた。

    以前、ペトロブラスはウィリアムズと共にF1に参加していたが、ウィリアムズはメルセデスの開発からゲインを得るためにペトロブラスの製品を使用していた。

    ザク・ブラウンは「我々はペトロブラスと素晴らしい関係を築いている。我々は彼らと一緒に燃料を開発している」とコメント。

    「これは非常に技術的な関係だ。F1の様々な燃料および潤滑油会社を見れば、最終的に自社のブランドを築くための研究開発としてそれを使用している」

    「我々はしばしばブラジルで彼らと一緒にいる。我々は彼らに多くの良い価値を提供できることを期待しているし、パートナーシップが強さへと変わることを確信している」

  • マクラーレン、フェルナンド・アロンソをリザーブドライバーとして確保

    マクラーレン、フェルナンド・アロンソをリザーブドライバーとして確保

    マクラーレンは、2019年のF1世界選手権でリザーブドライバーを起用する必要に迫られた場合、フェルナンド・アロンソにその役割を依頼することを検討している。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、昨年末でF1キャリアに終止符を打った。しかし、3冠達成を目指して挑戦するインディ500ではマクラーレン・レーシングから参戦することになっており、チームとの正式なコネクションを保っている。

    マクラーレンは、2019年のジュニアプログラムにセルジオ・セッテ・カマラを追加したが、スーパーライセンスを取得できていない。

    もうひとりのジュニアドライバーであるニック・デ・フリースは、スーパーライセンスを取得しているものの、少なくとも現段階ではまだマクラーレンのリザーブドライバーとしてノミネートされていない。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、リザーブドライバーの選択肢はオープンにしたままだと語る。

    「フェルナンドはまだインディ500プロジェクトでチームの一員だ」とザク・ブラウンはMCL34の発表会でコメント。

    「最終的に我々のドライバープランなどはジル(ド・フェラン)が率いており、リザーブドライバーが必要となった場合には進める可能性が方向性についていくつかのプランがある」

    「我々はすぐにリザーブドライバーを発表することはないかもしれない。だが、緊急の通告でその役割を果たせる誰かが必要な場合には様々なドライバーがいると思っている」

    来週18日(月)に開幕するF1プレシーズンテストでフェルナンド・アロンソを起用する可能性も示唆していたザク・ブラウンだが、マクラーレンは、レースドライバーを務めるカルロス・サインツとランド・ノリスが全日程を消化することを発表している。

    「これから我々はテストの一日一日を精一杯に進めていく。我々はレースドライバーに焦点を当てている。プレシーズンテストに入り、信頼性からパフォーマンスまであらゆることを行い、計画を立てて、一日ずつそれを進めていく」

  • マクラーレン 「BATとのスポンサー契約はタバコ広告ではない」

    マクラーレン 「BATとのスポンサー契約はタバコ広告ではない」

    マクラーレンは、2019年から開始するブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)との提携は“タバコ広告”ではないと主張する。

    ブリティッシュ・アメリカン・タバコとF1の繋がりは深い。1970年代から80年代にかけてチーム・ロータスのスポンサーを務め、黒地に金字のジョン・プレイヤー・スペシャル塗装のマシンが活躍。

    また、1997年にはティレルを買収して、ブリティッシュ・アメリカン・レーシング(B・A・R)として参戦。2005年をもって、チーム株式を全てホンダに売却しチーム運営からは手を引き、その後はホンダF1チームのメインスポンサーとしてチームをサポートしたが、EU内でのタバコ広告規制に伴い2006年をもってスポンサー活動を終了していた。

    今回、ブリティッシュ・アメリカン・タバコは、マクラーレンのパートナーとして12年ぶりにF1に復活することになった。複数年にわたるパートナーシップは、フェラーリとフィリップモリス・インターナショナルが展開する『Mission Winnaw』パートナーシップと同様に“BATの潜在的にいリスクが低減された製品にのみ焦点を当て、テクノロジーとイノベーションを基盤”としたものになるとしており、『A BETTER TOMMOROW』というイノベーションを打ち出したものになるようだ。

    マクラーレンが2月14日(木)に発表したMCL34にはコップピット前の良いポジションに『A BETTER TOMMOROW』のロゴが掲載されており、ドライバーのレーシングスーツの一番目立つ胸の部分にもロゴが掲載される。だが、Vype、Vuse、gloといったブリティシュ・アメリカン・タバコのタバコ関連製品の露出はない。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ブリッティシュ・アメリカン・タバコとの提携は“タバコ広告”のためのスポンサーと見なすべきではないと述べた。

    「BATはモータースポーツで長い歴史を持つ優れた企業だ。我々のパートナーシップは彼らの新しい世代の製品の技術をベースとしてものだ。ビジネスのタバコ面とはまったく関係ない」

    「彼らの業界は変革を起こしており、テクノロジー主導の業界だ。そのため、我々には、彼らと協力し、テクノロジーをめぐる彼らの変革の旅において彼らを助けることができる分野があると思う。彼らは一緒に仕事をするには素晴らしい会社だ」

    「世界は日々進化し、変化している。おそらく今日よりも速いペースで変化していくだろう。彼らの会社は変化し、前進し、新しい分野に進出している。彼らは革新しようとしている。10年、15年、20年前に起こったことは、世界は別の場所であり、彼らの風景は変化している。F1は彼らにとって良いプラットフォームだ。」

    「マクラーレンがパートナーシップの中で誇りにしていることのひとつは、革新的な大手企業と協力することだ。BATはそのカテゴリに確実に入れることができる」

    ザク・ブラウンは、フィリップ・モリス/Mission Winnawの状況とマクラーレンのブリティッシュ・アメリカン・タバコとのパートナーシップが、タバコ関連企業がF1に戻ってきた“傾向”の証拠であるとの見方を否定した。

    「フィリップ・モリスは絶えずフェラーリと一緒にいたし、BATはレースにおいて素晴らしい歴史を持っている、彼らはそれの影響力を理解しているし、彼らが新しい旅を進めていくなかで、彼らはマクラーレンがその助けになることができるパートナーだと感じた」とザク・ブラウンは述べた。

    2019年のF1世界選手権では3チームがタイトルスポンサーを獲得。ハースはリッチエネジー、ウィリアムズはROKiT、レーシングポイントはスポートペサと、それぞれ新しいタイトルスポンサーを発表。いずれの企業もはF1では新顔となる。

    リッチエナジーは、ハースF1チームと契約を結ぶ前にマクラーレンおよびウィリアムズとスポンサーシップについて話し合をしていた。

    なぜ他のチームと同じように新しいブランドをタイトルスポンサーしてつけないのかと質問されたザク・ブラウンは「マクラーレンの視点から話をすれば、大手企業、広く認められている企業と提携したい」とコメント。

    「我々にも成長の初期段階のブランドはいくつかある。彼らを支援するオーナーの何人かをしっているが、彼らは会社が初期段階であるだけの信頼できる人々だ。我々はパートナーのセット、我々が向かっている方向性に満足している」

    「我々は順調に進歩してるし、確かに異なる状況にチームはいるし、彼らは我々が遠慮するであろう契約を結んでいくかもしれない。だが、誰もが独自にレーシングチームを運営しなければならない」

    F1 マクラーレン BAT

  • マクラーレン MCL34 | 画像ギャラリー

    マクラーレン MCL34 | 画像ギャラリー

    マクラーレンは2月14日(水)に2019年F1マシン『MCL34』を発表。マクラーレン・テクノロジー・センターで新車発表会を開催した。

    マクラーレン MCL34は、1966年にF1世界選手権に初めてエントリーした際にブルース・マクラーレンが選んだ象徴的なパパイヤオレンジのカラーリングを継続。今年のカラーリングは2018年からの進歩し、チームのより幅広いレース遺産にうなずくブルーを特徴としている。

    マクラーレン MCL34には、ブリティッシュ・アメリカン・タバコとのイニシアチブである『A BETTER TOMORROW』、『HASKI CHOCOLATE』、『Estrella Galicia 0,0』を加えた30のロゴが掲載される。

    マクラーレンは、12年ぶりに完全に新しいF1ドライバーのラインナップでシーズンに挑む。5年目のカルロス・サインツ(24歳)とルーキーのランド・ノリス(19歳)のコンビで名門復活への再建の道を進めていく。ドライバーが着用するレーシングスーツはブルーを基調とした新たなエザインに変更された

    ルノー製F1パワーユニット『E-Tech 19』を搭載したするマクラーレン MCL34のコンセプトと設計プロセスは、シーズンを通してクルマを開発するための基盤を築くことに焦点が当てられた。開発は、昨年初めにマクラーレンに戻ったパット・フライが主導した。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「MCL34は、我々のチーム全体にわたる莫大な労力と献身的な努力の結果だ。我々は皆、マクラーレンに競争力に戻すことを誓約し、モチベーションを高め、団結している。そして、MCL34はこのプロセスの始まりに過ぎない」とコメント。

    「我々は新しい世代のF1の才能を代表する新しいドライバーのペアを起用する。彼らはチームの不可欠な部分であり、マクラーレンを前進させるために我々の総力を結集していく」

    「マクラーレン・ファミリーには、我々の従業員とドライバーだけでなく、素晴らしいパートナーと素晴らしいファンでもある。我々には成長し続けている強力なパートナーのコミュニティと良い時も悪い時も常に忠実で協力的なサポートをしてくれる信じられないほどのファン層がある。そして、2019年シーズンに向かけて彼らに感謝している。いつものように、我々は大胆に前進していく」

    マクラーレンは、再建にむけてチーム改革を進めており、昨年はレーシングディレクターを務めていたエリック・ブーリエを更迭し、新たにジル・ド・フェランをスポーティングディレクターに任命。また5月1日からは元ポルシェのLMP1チームの代表を務めていたアンドレアス・ザイドルが加入し、その後、トロロッソでテクニカルディレクターを務めたジェームス・キーの加入も内定している。

    マクラーレン MCL34は、スペインのカタルーニャ・サーキットでのプレシーズンテスト(2月18~21日、2月26日~ 3月1日)で走行。昨年までドライバーを務めたフェルナンド・アロンソはリザーブドライバーとしてチームに残るが、焦点はFIA 世界耐久選手権(WEC)とインディ5500となっておえり、両方のテストでカルロス・サインツとランド・ノリスが運転を担当する。

    McLaren MCL34 画像ギャラリー

    マクラーレン MCL34

    マクラーレン MCL34 ②

    マクラーレン MCL34 ③

    マクラーレン MCL34 ④

    マクラーレン MCL34 ⑤

    マクラーレン MCL34 ⑥

    マクラーレン MCL34 ⑦

    マクラーレン MCL34 ⑧

    マクラーレン MCL34 ⑨

    マクラーレン MCL34 ⑩

    マクラーレン MCL34 ⑪

    マクラーレン MCL34 ⑫

    マクラーレン MCL34 ⑬

    マクラーレン MCL34 ⑭

    マクラーレン MCL34 ⑮

    マクラーレン MCL34 ⑯

    マクラーレン MCL34 ⑰

    マクラーレン MCL34 ⑱

    マクラーレン MCL34 ⑲

    マクラーレン MCL34 ⑳

  • ランド・ノリス 「マクラーレンの期待に応えるというプレッシャーはある」

    ランド・ノリス 「マクラーレンの期待に応えるというプレッシャーはある」

    ランド・ノリスは、マクラーレンというトップドライバーを輩出してきた名門チームの期待に応えるためにやらなければならないことはたくさんあると語る。

    ジュニアキャリアで実績を残し、マクラーレンの育成ドライバーとして将来のスター候補として期待がかけられているランド・ノリス(19歳)は、昨年のF2選手権を2位で終え、今年、満を持してマクラーレンでF1デビューを果たす。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ランド・ノリスが成長するために時間を与えると語っているが、ランド・ノリス自身はマクラーレンという名前を背負うことの重みをしっかりと自覚していると語る。

    「マクラーレンの歴史に応えるためにやらなければならないことはたくさんあるし、多くのプレッシャーを感じている」とランド・ノリスは語る。

    「それをポジティブな効果に変えたいと思っているし、僕の年齢ならばF1で長いキャリアを築けるということはわかっている」

    ランド・ノリスは、発表会の間、ずっと自分の愛車となるパパイヤオレンジとベガブルーのマクラーレン MCL34から目を離すことができないでいた。

    「次のステップはバルセロナだ! テストでマシンに乗るのが本当に待ち切れない」とランド・ノリスはコメント。

    「F1にステップアップするために冬の間頑張って準備してきた。ファクトリーでもチームと多くの時間を過ごしてきたし、2019年シーズンに向けて準備を整えるためにできる限り多くのことを学んできた」

    「子供の頃からF1は僕の夢だった。2018年のプラクティスセッションでクルマに乗ったことで有益な経験を積むことができたし、今はマクラーレンとのデビューレースを楽しみにしている」

    「MCL34は素晴らしく見えるし、今はとにかく早く走らせたいと思っている」

    関連:マクラーレン MCL34 | 画像ギャラリー