カテゴリー: マクラーレンF1チーム

  • ランド・ノリス、F1ベルギーGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出

    ランド・ノリス、F1ベルギーGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出

    マクラーレンのランド・ノリスが、F1ベルギーGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。ランド・ノリスはレースの大部分で5位を走行していたが、ファイナルラップでエンジントラブルが発生。11位完走扱いでレースを終えることになった。

    ランド・ノリス
    「まず、今日はアントワーヌの家族と友人にお悔やみを伝えたい。自分のレースについて言うと、退屈なものではなかった。興奮して楽しめた。とても良いスタートを決めることができた。蹴り出しがとても良かったし、ターン1で一気に6台もパスすることができて5番手になった。そこからはコントロールしていた。ポジティブなこともいくつかあったと思う。チームのみんなはとてもいい仕事をしてくれたし、ファイナルラップでエンジンが壊れるのはつらい。ここから前を向いて次のモンツァに備えなければならない」

    関連:F1ベルギーGP 結果 | ルクレールがF1初優勝&フェラーリ今季初勝利

  • マクラーレン、2019年の残りは“ステルスカラーリング”に変更

    マクラーレン、2019年の残りは“ステルスカラーリング”に変更

    マクラーレンは、2019年の残りのシーズンで“パフォーマンスと美学”を目的としてマシンカラーリングを変更する。

    マクラーレンは更新されたカラーを“ステルスカラーリング”と名付けており、これまでのカラーリングと比較して黒の割合が増え、オレンジとブルーの割合が少なくなっている。

    「スパでデビューするMCL34は新しいステルスカラーリングを採用する。小さなスタイル変更はパフォーマンスと審美性の両方を目的として作られた」とマクラーレンは説明。

    とは言え、夏休み前のカラーリングとそれほど大きく変化しているわけではない。最も顕著なのは、リアウイングのエンドプレートがブラックとなり、フロントウイングは3番目のエレメントだけブルーとなった点。クルマのベースのブラックの部分も上方に上がり、ノーズもブラックで囲まれ、サイドポッドのウイングもオレンジからブラックに変更されている。

  • マクラーレン 「ミッドフィールドの接戦はシーズン終了まで続く」

    マクラーレン 「ミッドフィールドの接戦はシーズン終了まで続く」

    マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、後半戦もミッドフィールドの激しい戦いは続いていくと身を引き締めている。

    近年低迷していたマクラーレンだが、今年はパフォーマンスを改善させており、82ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権4位に位置している。5位のトロロッソ・ホンダとは39ポイント差、6位のルノーには2倍以上のポイント数となる。

    しかし、アンドレアス・ザイドルは、ミッドフィールドでの接戦はシーズン終了まで続いていくと予想する。

    「夏休みはチームにとってリラックスして家族や友人との時間を過ごす良い機会だったが、今は集中して再びレースに行く準備ができている」とアンドレアス・ザイドルはコメント。

    「今シーズンの後半に向けて勢いを維持したいと考えている。いつものように、戦略、ピットストップ、信頼性など、できる限り良好なレースオペレーションを確保することに焦点を合わせる必要がある」

    「ミッドフィールドのバトルはシーズンの終了まで続いていくだろうし、毎週末にポイントを獲得する最善のチャンスをドライバーに与え続けることが重要だ。現在のポジションを強化し、ポジティブな傾向を維持したいと考えている」

    「ミッドフィールドでの戦いの多くは、コース上だけでなく、ファクトリーでも決定するものであり、カルロスとランドはこれまで素晴らしい仕事をしてきた。チームとして一体となって前進し続けることを目指している。この戦いはシーズンの終了まで続いていく」

  • ホンダF1 「マクラーレン・ホンダ時代はお互いに思い込みが強すぎた」

    ホンダF1 「マクラーレン・ホンダ時代はお互いに思い込みが強すぎた」

    ホンダF1の山本雅史が、マクラーレン・ホンダ時代を振り返り、パートナーシップがうまくいかなかった一因として“お互いがリスペクトしすぎてコミュニケーションがうまくいなかった”ことを挙げた。

    ホンダは、2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰。しかし、ホンダのF1エンジンの信頼性とパフォーマンス不足、そして、マクラーレン側のシャシーの失敗もあり、3年間でパートナーシップは解消に至った。

    当時の状況を振り返り、山本雅史は「正直、私はマクラーレンとも2年やってたんですけど、マクラーレンってやっぱり第2期というホンダの黄金時代だったときに、やはり強かったマクラーレン、あの時はエンジンとしてホンダが本当に強い時代で、お互いがリスペクトして、お互いがやっていればうまくいってた時代だと思うんですね」と F1GPニュース でコメント。

    「ところが、今のF1ってパワーユニットも複雑ですし、シャシーも複雑になって、いろんなメカニカルな要素が含まれていて、そういった意味では本当にコラボレーション、しっかりコミニュケーションをとらないとお互いに良いところを引き出せないというのが今のF1の難しさだと思うんですよ」

    「そういった意味ではマクラーレンとやっているときは、もちろん私たちは復帰してたくさんの勉強をさせてもらったんですけど、お互いがリスペクトしすぎてて、あんまりコミニュケーションがうまくいっていなかったのかというのが正直なところで」

    「まず、その新たにトロロッソと組んだ時に一番田辺と私が現場でやったのはまずはコミニュケーション。で、車体のいいところ、パワーユニットのいいところをお互いぶつけ合いながら、やはり総合力で少しでも前に行こうというのが大きな変わった点だと思います」

    「マクラーレン時代はお互いがいい意味でリスペクトしていて、マクラーレンはマクラーレンがやれば間違いない、ホンダはホンダがやれば間違いがないっていうお互いの思い込みが強すぎたなって思いますね」

    また、今年からスタートしたレッドブルとのパートナーシップが良好であることの例として、初勝利を飾ったF1オーストリアGPでの逸話を披露した。表彰台にはテクニカルディレクターを務める田辺豊治が挙がっている。

    「一番苦労したのが田辺だし、実は日曜日のランチタイムでマルコさんとか首脳陣みんなでご飯食べてて、その時に『今日勝ったらホンダが上がっていいぞ』と言われて、その時点でみんなで田辺を上げることで決まってたんです」と山本雅史はコメント。

    さらにレッドブルはシャンパンファイトで使用されたボトルを快く渡してくれたという。

    「本当はコンストラクターのものなんですけど、クリスチャンが『持って帰れ』と言ってくれて飛行機で持って帰ってきたんです。本当にそこもいい関係だと思っています。本当にいい呼吸、コミニュケーションがとれていると思っていますし、本当に私たちも感謝です。翌週たまたまレッドブルとトロロッソの2台をホンダのウェルカムプラザに飾る予定だったので、タイムリーだったですね」

    昨年までホンダのモータースポーツ全体を統括していた山本雅史だが、今年からはF1に専念することになった。

    マネージングディレクターという役職について山本雅史は「まず、毎戦レースの木曜日に田辺(豊治/テクニカルディレクター)を中心にエンジニア、メカニックと人たちとミーティングをして、今シーズン、今回のレースはどのように戦うだとか、どういう風に進めていくかのミーティングをまず行って、それ以外は主に契約ごとだとか、マーケティング関係のもろもろ事務的な仕事を含めて、田辺中心にメカニック、エンジニアの人たちが気持ちよく現場で仕事ができる環境を作るというのが私の大きな役割だと思っています」と説明。

    また、F1選任になって楽になったかとの質問には「もちろん3月まではモータースポーツ全体を見るという立場だったので、F1に集中できるという意味ではトロロッソとレッドブルのメンバーも喜んでくれてますし、私自身も少しお休みがとれる環境になったし、そういった意味では非常に集中できる環境ができているので、今シーズンはいろんな意味で楽しんで仕事をしています」と答えた。

  • ランド・ノリス、憧れのバレンティーノ・ロッシと初対面

    ランド・ノリス、憧れのバレンティーノ・ロッシと初対面

    マクラーレンのランド・ノリスが、幼少期からのアイドルであるMotoGPのスター、バレンティーノ・ロッシと初対面を果たした。

    ランド・ノリスは、バレンティーノ・ロッシに憧れていたことを公言しており、ヘルメットも彼のカラーを真似てブルーとイエローのカラーリングを採用。今年のF1デビュー時にはロッシと同じ46番をカーナンバーにするか悩んだほどだった。

    ランド・ノリスは、先週末にシルバーストンで開催されたMotoGPのイギリスGPを訪問。憧れのバレンティーノ・ロッシと初対面を果たした。

    「13年間世界選手権をフォローしているし、間近でグランプリを見たことはなかったけど、F1の前の初めての情熱だったんだ」とランド・ノリスはコメント。

    「本当に素晴らしかったし、特にバレと会えたのが嬉しい。ずっと僕のアイドルだったし、彼はベストだ。彼はいつも僕を鼓舞していくれているんだ」

  • マクラーレン、ピレリのF1タイヤに責任を擦り付けるライバルを批判

    マクラーレン、ピレリのF1タイヤに責任を擦り付けるライバルを批判

    マクラーレンのパフォーマンスディレクターを務めるアンドレア・ステラは、ライバルチームはピレリのタイヤがコース上のパフォーマンスに与える影響について誇張していると非難している。

    今年、ピレリはドライバーがよる激しくプッシュできるようにすることでレースを改善するためにトレッドの薄いタイヤを導入したが、フェラーリ、レッドブル、ハースは、新しいコンパウンドがメルセデスに有利だと感じている。

    特にハースは厳しいシーズンを過ごしており、VF-19の問題を解決することに苦労。その最たる原因としてピレリのタイヤを指摘している。

    F1チームは、昨年仕様のタイヤに復帰することについて議論したが、条件となる70%の支持を得ることができず却下された。マクラーレンはそれに反対したチームのひとつだが、今季は2014年以来のベストシーズンを過ごしており、ライバルチームがタイヤを過度に批判していると考えている。

    「間違いなく、タイヤは難しい問題であると言わざるを得ないが、傾向もあると思う。ある程度の野心があり、特定の成果がある。その違いをタイヤのせいにする傾向があるのだ」とアンドレア・ステラはコメント。

    「それはあまりに単純すぎると思うし、人々は自分が達成したことについてより公正な質問をすべきだ。『ここが我々の望んでいる場所であり、ここが実際の我々のいる場所だ。その差を差し引けば……それはタイヤということにある』というような単純な差し引きの問題ではない

    「このビジネスで何かを理解していない場合、何年か良い年があるかもしれないが、支配することはできない」

    今年マクラーレンに加わったチーム代表のアンドレアス・ザイドルも、タイヤを理解することは仕事の一部だと語る。

    「このカテゴリーで何度も質問を受けているが、どのカテゴリーでもタイヤに何が起こっているのかを理解することは仕事の一部だ」とアンドレアス・ザイドルは語る。

    「我々の問題が他のチームが直面している問題と比較してどれだけ大きいのか正確にはわからない。だが、一部のチームはタイヤについてもっと声高に言っている」

    マクラーレンにテクニカルディレクターとして到着したばかりのジェームズ・キーも、ピレリタイヤを理解することは難しいことだと認める。

    「来年何が起こるかを完全に予測できない場合がある」とジェームス・キーはコメント。

    「ピレリは、良い仕事をしてアブダビなどでテストするためのタイヤを我々に提供してくれているが、それは冬季テストやシーズンで直面するものとはまったく異なるタイプのトラックだ」

    「チーム内には非常に優れた専門知識があるが、タイヤの扱い方をできる限り理解し、タイヤの動作を予測し、週末を通してその見解を変更していくことが徹底したアプローチだ」

    個人的なレベルでは、タイヤマネジメントの競争力を高めるための特定の事柄があるので、来年に向けては良い基準点だ。来年以降も継続していく必要のあるものだ。そしてそれを維持することが重要だ」

    「これは、すべてのチームに共通する数少ないことのひとつだ。だから、マシンが機能していないという理由だけで、タイヤを変更するべきだと言うのは、犬が尻尾を振るようなものだ」

  • カルロス・サインツ 「マクラーレンは2020年に焦点を移行するべき」

    カルロス・サインツ 「マクラーレンは2020年に焦点を移行するべき」

    カルロス・サインツは、マクラーレンが現在のマシンに集中しすぎるのではなく、2020年にさらなる改善を果たすことに集中することを望んでいると語る。

    今季、マクラーレンは印象的なシーズン前半を過ごしており、現在、コンストラクターズ選手権で5位でトロロッソ・ホンダのほぼ2倍のポイントを獲得して4位につけている。

    マクラーレンは、特に最近のレースでは頻繁に4番目に速いマシンとなっているが、カルロス・サインツはトップ3チームとのギャップを埋めることは難しいと考えており、チームはリソースを2020年のマシンに向けた方が良いと警告している。

    「シーズン後半にミッドフィールドから抜け出すことができるとは思っていない。クルマにコンマ数秒をもたらせるかもしれなし、そうなったら素晴らしいことだけど、全員がそれをもたらすだろうし、注意する必要がある」とカルロス・サインツはコメント。

    「僕たちが確認する必要があるのは、今年のクルマでの正しいステップを学び、来年のためにそれらを学ぶことだ。このクルマについて学び、来年のクルマのためにすべてを適切な場所に置くことがシーズン後半の主な目標だと思っている」

    サインツは夏休み前の2レースでそれぞれ5位でフィニッシュしているが、自分のパフォーマンスは彼の周りのチームによって可能になったと語る。

    「マクラーレンのような優れたレースチームは一貫性を保つのに役立つ。今年はそれをとても楽しんでいる。そのようなチームが僕を支えてくれているし、彼らがいなければこの一貫性はありえないので、彼らに感謝している」

    「バクー以来は信じられないほど素晴らしかった。最初のいくつかのレースは非常に不運だった。物事がまとまっていなかった。でも、バクー以降、冬のハードワーク、ワーキングのファクトリーでのハードワークは大きな成果を上げている。毎週末、素晴らしい戦略と素晴らしいピットストップでパフォーマンスを続けている。それが僕たちのあり方であり、やり続けなければならないことだ」

  • カルロス・サインツ「F1のチーム移籍による影響は過小評価されている」

    カルロス・サインツ「F1のチーム移籍による影響は過小評価されている」

    マクラーレンのカルロス・サインツは、F1内でチームを移籍したドライバーにとってマシンの違いがどれほど影響を与えるかが過小評価されていると感じている。

    カルロス・サインツは、2015年にトロロッソでF1デビューを果たし、2017年後半にルノーにローン移籍するまでにほぼ3シーズンとなる56戦をトロロッソで戦った。

    今年、レッドブルを離れてマクラーレンに移籍したカルロス・サインツは、チームとの12戦を消化したことでようやくマシンから多くを引き出すことができるようになったと感じていると述べた。

    F1で戦った3チームの違いについて質問されたカルロス・サインツは「マシンは人々の考えよりもはるかに異なる挙動をする」とコメント。

    「秘密を見つけるには少し時間が必要だ。それには時間がかかる。人々は1年以上そこにいたときパッケージからどれだけのパフォーマンスを引き出すことができるかを過小評価している」

    カルロス・サインツは、レッドブルからルノーに移籍したダニエル・リカルド、トロロッソからレッドブルに短期間で昇格したピエール・ガスリーなど、チームを移籍したドライバーたちは苦労しているように思うと述べた。

    「すべてのドライバーは、チーム、マシンに適応するためにいくつかのレースを必要としる。今年はリカルド、ピエールなど、チームを変えたすべてのドライバーでそれを目にしてきた」

    カルロス・サインツは、シャルル・ルクレールでさえ、ザウバーからフェラーリに移籍したことで調整期間が必要だったと付け加えた。
    「チームは非常に異なっている。すべてのドライバーがチーム、マシンに適応するためにいくつかのレースを必要としているのを目にしているのはそれが理由だ」

    カルロス・サインツは、最初の3シーズンでのトロロッソで最大限を引き出せたのは単一のチームにいたことが大きな要因だと考えている。それはレーシングポイントのセルジオ・ペレス、レッドブルのマックス・フェルスタッペンなど、ひとつのチームに一定期間在籍している他のドライバーにも当てはまると語る。

    「ペレス、レッドブルのフェルスタッペン、メルセデスでのハミルトンを見ればわかる。それはチームで少し時間を費やし、クルマを最大限に活用する方法を知った結果だ」とカルロス・サインツは指摘する。

    「トロロッソで僕が2016年と2017年に良い結果を出せたのは、パッケージを知り、それを引き出す方法を知っているからこそ達成できた」

    今シーズン、技術的なトラブルによって何度かリタイアを喫したカルロス・サインツだが、マクラーレンでの生活にはすぐに順応できたとし、時間と共に引き出せるさらに多くのポテンシャルがあると語る。

    「ルノーに適応するよりも、マクラーレンに適応する方が時間がかからなかった」とカルロス・サインツはコメント。

    「そこでの鍵は、最初の数レースに過剰に反応せずに、とにかく自分がやっていることをやり続けることだった。そこから運が向いてきて、結果が出始めた」

    「バクー以来は非常に強いシーズンだった。バクーで結果が出ると、すぐにすべてが突然まとまりはじめた」

    現在58ポイントを獲得してドライバーズ選手権で7位のカルロス・サインツは3強チーム以外で最上位のドライバーとなっている。

    「まだ改善の余地があるように感じている。このマシンには改善の余地がたくさんある」とカルロス・サインツは語る。

    「僕たちは毎週金曜日に自分好みの方向性やあらゆるを見極めるためにまだ多くのことを試みている。でも、それは遅いプロセスだ」

    「つまり、何年いるかの問題だ。チームや長くいればいるほど、常に多くのことを学べる」

  • マクラーレン 「MCL35は今季マシンの進化型になる」

    マクラーレン 「MCL35は今季マシンの進化型になる」

    マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、ジェームス・キーが指揮をとる2020年F1マシン『MCL35』は完全に新しいデザインではなく、今季マシンの進化型になると語る。

    過去数年間低迷していたマクラーレンだが、今季マシン『MCL34』は明確な前進を果たしており、シーズン前半戦を終えてマクラーレンはコンストラクターズ選手権で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる4番手につけている。

    今年、トロロッソからマクラーレンにテクニカルディレクターとして移籍したジェームス・キーにとってMCL35は設計に携わる最初のマシンとなる。だが、アンドレス・ザドルは、来季にむけてデザインの方向性を完全に変えるのは間違いだと語る。

    「もちろん、MCL35はジェームス・キーのリーダーシップの下で最初のマシンとなるが、テクニカルレギュレーションは同じままであるため、来年は我々にとって、革命というよりも進化になると思う」とアンドレアス・ザイドルは言った。

    「我々はこのクルマでこれまで多くのことを学んできた。我々は弱点が何であるかを把握している。当然ながら、それは来年に向けて対処したい部分だ」

    アンドレアス・ザイドルは、2019年のマシンが現在進めている開発計画に基づいて、根本的な結果を理解しようとしていた12か月前とは対照的にさらなる進歩を果たすことを期待していると語る。

    「マシンパフォーマンスの次のステップに関しては、かなり久しぶりに今回は通常のタイミングで開始している」とアンドレアス・ザイドルはコメント。

    「来年のクルマの最初のコンセプトフェーズは冬季テストの直後に開始した。それは前年とは異なる。その事実だけでなく、今では明確なテクニカルディレクターを配置できたことで、多くの希望を得ることができ、次のステップに進むことができると楽観している」

    「まだ現実的である必要がある。何度か言ったように、魔法はなく、トップとのギャップはまだ大きいが、来年の目的は間違いなくその間に入り込むことだ」

  • マクラーレン 「新しい風洞は今後のパフォーマンスの非常に重要な要素」

    マクラーレン 「新しい風洞は今後のパフォーマンスの非常に重要な要素」

    マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ワーキングの本社に新しい風洞施設を完成させることは、マクラーレンの持続的な復活を確実なものにするための重要な要素だと語る。

    マクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)に風洞があるが、マクラーレンは過去10年にわたってケルンにあるトヨタの風洞を使用してF1マシンを開発してきた。

    ジェームス・キーは、トロロッソから移籍して新しい役割を引き受けるため際に新しい風洞がウィシュリストのトップにあったと述べ、それは新しいチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルにとっても優先事項だったと語る。

    「アンドレアスと私が参加したとき、風洞は大きなプロジェクトのひとつつだったと思う」とジェームス・キーは語る。

    「テーブルに乗ってはいたが、合理化と議論が必要だった。それがまさに私たちがやったことだ」

    「オプションはあったが、最も論理的なオプションはワーキングの敷地内に新しい施設を設置することだった。私たちは、コストに関して株主から非常に前向きで積極的な支援の回答を得た」

    ジェームス・キーは、ケルンになるトヨタの既存の施設がまだ“非常に優れたサービスを提供している”と認めるが、進むべき時が来たと付け加えた。

    「私たちは過去10年にわたってトヨタと素晴らしい関係を築いてきた。しかし、現在、多くのF1チームの最先端の風洞と比較して老朽化している」

    ジェームス・キーは、コンピューターシミュレーションとCFD(計算流体力学)が利用可能であったとしても、空気力学に関しては実用的なテストに代わるものはないと感じていると語る。

    「現代のF1の風洞の技術は傑出している。目につかないところに隠されている小さな秘密の1つだ」とジェームス・キーはコメント。

    「風洞で何が行われているかを見れば、現在の風洞試験を取り巻く方法には膨大なテクノロジーと興味深いテクニックと方法論がある」

    「CFDと風洞は、特に混沌とした状況にあるモーターレースで互いに非常によく補完し合っている。クルマはあちこちが動き回っているし、回転するタイヤと空気の流れには多くの複雑さがある」
    「CFDは、それらの気流がどのように機能しているかを理解し、エンジニアとして何が起こっているかを示す素晴らしい仕事をしる。しかし、10分間隔で複数の条件をライブで行うことはできない。風洞ではそれができる」

    「最終的にはCFDもそれを実現するだろうが、風洞ができることを正確に再現し始めるのはまだまだ先のことだ。我々は新しい世代のテクノロジーとテクニックを目指しているところだと思う。」

    それが実現するまでの間、ジェームス・キーは、マクラーレン・テクノロジー・センターの最新のより高度な風洞が、マクラーレンがミッドフィルドのライバルの前に留まるために役立つことを望んでいると語る。

    現在、コンストラクターズ選手権で4位にランクインしているマクラーレンは、今後のシーズンでメルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3チームとの差を縮める方法を模索している。

    「将来的に真の進歩を遂げるには、パフォーマンスを直接影響する非常に重要なものが必要だった。チームを前進させるためにはその点でライバルに匹敵しなければならない」