カテゴリー: F1ラスベガスGP

  • 2025年F1ラスベガスGP 決勝:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1ラスベガスGP 決勝:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1ラスベガスGPの決勝で11番手以下だったドライバーのコメント。11月22日(土)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリの決勝レースが行われた。

    11位以下のドライバーたちは、序盤の接触やタイヤの難しさ、トラックポジションの不利などから本来の力を発揮しきれない場面が多かった。レース展開に翻弄されながらも、各自が与えられた状況の中で最大限を尽くす走りを見せている。

    レース後には、不運なアクシデントやマシンバランスへの不満、改善点などについて率直に語られている。ここでは11位以下でフィニッシュしたドライバー、そしてリタイアを余儀なくされたドライバーたちの声をまとめて届ける。

    11位:エステバン・オコン(ハース)
    「今日はポジティブな点がたくさんあった。レースはしっかり遂行できたけれど、ポイントに入るには少しペースが足りなかった。レース中ほぼずっとルイスと戦っていて、もし第1スティントでもっと彼を後ろに留められていたらと思うけれど、第2スティントでは僕のほうがかなり速かった。でもそれでも最後に追いつくには足りなかった。あと5周あればという感じだ。今週末は報われなかったように感じるけれど、いい点は多かったし、次に進むだけだ。」

    12位:オリバー・ベアマン(ハース)
    「オープニングラップはすごく良くて、すごく良いポジションまで上がることができた。その後はペースに少し苦しんで、なかなかリズムがつかめなかった。低速コーナーではすごくドライブが難しくて、ハードに変えてからは少し良くなったけれど、本来ならもっと早くエアロバランスを調整したと思う。でも序盤にうまく読み切れなくて、それができなかった。最初のスティントでは後ろのマシンを抑えるのに苦労したし、クルマが難しい状態だったからミスも出てしまった。最終スティントではグレイニングもあったけれど、全体的なペースは悪くなかったと思う。」

    13位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はタフなレースだった。ペースがなかった。今夜はドライコンディションだった時点で、ポイント争いは厳しくなると分かっていた。ストレートスピードも足りなかったから、バトルするのも守るのも簡単ではなかった。みんな全力を尽くしたけれど、今日はこんな日もある。来週のカタールではまたポイント争いができるよう頑張るよ。」

    14位:角田裕毅(レッドブル)
    「今日は自分たちが望んでいたようにはいきませんでした。予選でタイヤ内圧の問題があって、あれがなければもっと上の順位にいられたと思います。予選で起きたことはミスで、自分ではどうしようもありませんでしたが、本当にフラストレーションがたまります。あの時点までは週末の内容も良かったのに、避けられるはずの理由で良いレースをするチャンスを失ってしまいました。でもチームとして学ばなければいけないことだと思います。2周目のVSCのタイミングがうまくはまっていれば、今日はすごく良い戦略ができたと思いますが、その直前にピットしていたので本当に不運でした。最近はすべてが自分に逆風のように感じますし、プラン通りに進まない週末が続いています。昨晩施したクルマの変更も、期待していたほどペースに影響しませんでした。自分のコントロール外のことがたくさん起きていますが、自分がコントロールできることだけに集中するしかないと思います。ペース自体は上がってきていますし、クルマへのフィーリングも良くなっています。今はただ自分のやるべきことを続けるだけです。」

    15位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「数百メートルでレースが終わってしまったようなものだ。今日は自分たちのポテンシャルを全く示すことができず、本当に残念だ。ガブリエルがターン1であまりにも楽観的な動きをして、ランスに突っ込み、ランスが自分にぶつかってきてスピンした。その衝撃でクルマのリヤを壊してしまって、かなり大きなダメージを負った。今日は本当に良い週末だったし、濡れた路面でもドライでも速さがあったから、どれだけ戦えたのか見てみたかった。ポイント争いができたはずだから本当に残念だ。次はカタールで、こことはまったく違う条件だから、そこでまた全力を尽くす。あと2レース、最後までベストを尽くすよ。」

    ラスベガスグランプリ 決勝 角田裕毅

    16位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「チームのために本当に残念なレースだった。今週末はクルマの速さがあっただけに、なおさらだ。ターン1はとにかくすごく滑りやすくて、ブレーキを踏んだ瞬間に前のクルマがチェックアップして、逃げ場がなかった。そこでピアストリに接触してしまって、フロントウイングを壊してしまった。あれでレースが大きく崩れてしまった。今日は2台ともポイントに入れたはずだから、本当に残念だ。ただ、クルマのスピードは良かったから、そのポジティブな点をカタールにもつなげていきたい。」

    17位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「スタートで後ろから当てられてしまって、そこからのレースはダメージを抱えたままだった。スタート自体はうまくいって、ターン1の混乱を避けようとしていたんだけど、後ろからアレックスに当てられた。小さな接触に感じたけれど、フロアとディフューザーに大きなダメージを負ってしまった。前セッションまでのクルマと比べて、今日はかなり悪いフィーリングだった。バランスも悪くて、リアのグリップが足りず、スライドが多かった。ベストを尽くしたかったけれど、こういうレースでは自分のコントロール外のことが起きることもある。すぐに切り替えて、最後の2レースをポジティブな形で終えられるようにしたい。」

    DNF:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日は本当にごちゃごちゃしたレースになってしまって、この週末をノーポイントで終えることになったのは本当に残念だ。昨日の予選クラッシュで後方からのスタートになり、さらにスタート手順の違反の疑いで調査されたけれど、リ reprimand だけで済んだのは幸いだった。そのあとルイスと争っているときにルクレールに抜かれ、すぐに戻ろうとして距離を誤って接触してしまった。あれでフロントウイング交換が必要になって、さらに5秒ペナルティも受けた。レース中は無線が完全に使えず、すべてピットボードだけでやりとりをしないといけなくて、旗やVSC、デブリの状況もまったく分からなかった。安全面でも大きなリスクだったと思う。今日は速さもあっただけに、本当に悔しい。こういう日はあるけれど、残念な1日だった。」

    DNF:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「まず最初にランスに謝りたい。完全に僕のミスだ。スタートがすごく良くて、ウィリアムズのイン側に入ったんだけど、ブレーキングポイントを数メートル読み違えてしまって、もう減速が間に合わず、姿勢も悪くて曲がれなかった。それで彼にぶつかってしまった。本当に残念だ。週末は予選までとても良かったのに、1周目のミスで自分と彼のレースを台無しにしてしまった。残り2戦はクリーンなラップとクリーンな週末に集中したい。完走できなかったことで、本来得られるはずだった経験値も失ったからね。ここから学んでリセットして、ドーハではこれまでの自分のパフォーマンスに戻れるようにしたい。」

    DNF:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「残念ながらスタートでぶつけられてしまって、僕のレースはそれで終わった。こういうことは起きるし、誰にとっても楽しいものではないけれど、ガブリエルはわざとやったわけじゃない。彼は良い子だ。もともと今日は競争力があるとは思っていなかったし、結果は大きく変わらなかったと思う。来週のカタールではまた状況が良くなることを願っている。サーキットによってはクルマが生きるところもあるから、そこに期待したい。」

    関連:2025年F1ラスベガスGP 正式結果:マクラーレンの2台が失格処分で大幅変更

  • ランド・ノリス F1ラスベガスGP失格「これだけ多くのポイントを失うのは悔しい」

    ランド・ノリス F1ラスベガスGP失格「これだけ多くのポイントを失うのは悔しい」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、2025年F1ラスベガスGP決勝で2位フィニッシュを果たしたものの、レース後の車検で技術規定違反が発覚し、正式に失格処分となった。後部スキッドブロックの磨耗量が規定値を下回っていたためで、ノリスは「フラストレーションだ」と率直な心境を明かした。

    マクラーレンはレース後、チーム代表アンドレア・ステラが2台同時失格について謝罪。

    チームは想定外の強いポーポイズ現象が発生し、プラクティスでは見られなかった異常な接地により、結果として最小厚み9mmを割り込んだと説明している。

    レース結果が覆ったノリス、タイトル争いで大きな痛手
    ノリスは決勝でフェルスタッペンに次ぐ2位でチェッカー。タイトル争いではオスカー・ピアストリに対し30ポイント差、フェルスタッペンに対しては42ポイント差となるはずだった。

    だが失格によりこの18ポイントを失い、ランキングリードはピアストリとフェルスタッペンに対し24ポイント差へ縮小した。

    車検ではノリス車のスキッドブロックが規定9mmに対し、2つの計測点で0.07mmと0.12mm不足していることが確認され、即時の失格処分が下された。

    アンドレア・ステラ、2台同時失格を謝罪
    アンドレア・ステラはレース後、マクラーレンの2台が決勝中に「予期せぬ高いレベルのポーポイズ」に襲われていたと説明した。

    「レース中、プラクティスでは見られなかった強いポーポイズが両車で発生し、その結果として過度な接地が生じた。今日の重要な局面で多くのポイントを失う結果となり、ランドとオスカーに謝罪したい」
    とステラは語った。

    ランド・ノリス マクラーレン F1 ラスベガスグランプリ

    ノリス「フラストレーションだが、これ以上できることはない」
    「今日の終わり方は本当にフラストレーションだ」

    「レース終盤はいくつかマネジメントをしなければならなかったけど、今ではそれがクルマ側の問題によるものだったと分かった。そして残念ながら、その結果として僕たちは失格になってしまった」

    「これだけ多くのポイントを失うのは悔しい。チームとして常に最大限のパフォーマンスを追い続けているけれど、今日はそのバランスをうまく取れなかった」

    「今さら僕にできることはない。気持ちを切り替えてカタールに向かうだけだ。次戦では全セッションでベストのパフォーマンスを発揮することを目指す」

    ラスベガスでの失格を受け、ノリスはタイトル争いが一層厳しい状況になるものの、次戦カタールGPでは決勝に加えて今季最後のスプリントでもポイント獲得のチャンスがある。

  • オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP失格「リセットして残り2戦へ挑む」

    オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP失格「リセットして残り2戦へ挑む」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2025年F1ラスベガスGP決勝で失格処分を受け、「不運で残念だ」と心境を語った。

    マクラーレンの2台は決勝後の車検でスキッドプレートの摩耗量が規定値を下回っていたことが判明し、ランド・ノリスとピアストリのリザルトは抹消された。

    レース展開の影響もあり、今回のダブル失格はタイトル争いに予想外の影響を与える結果となった。土曜の決勝でノリスが2位、ピアストリが4位でフィニッシュしていれば両者のギャップは30ポイントに広がるはずだったが、失格により24ポイント差のまま。さらに、ラスベガスで優勝したマックス・フェルスタッペンがピアストリと並ぶポイントに到達し、残り2戦のタイトル戦線に大きく影響を及ぼすことになった。

    スキッド摩耗は「予期せぬポーポイズ現象」が原因とチーム説明
    マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は「プラクティスでは見られなかった高レベルのポーポイズがレース中に発生し、過度の接地につながった」と説明している。

    ステラ代表は次のように述べた。

    「レース中、両マシンはプラクティスでは確認されなかった予期せぬ高いポーポイズのレベルに見舞われ、それが過度な接地を引き起こした。我々はランドとオスカーに謝罪したい。彼らは週末を通して素晴らしいパフォーマンスを発揮していたが、タイトル争いの重要局面でポイントを失う結果となってしまった」

    オスカー・ピアストリ マクラーレン F1 ラスベガスグランプリ

    「リセットして残り2戦に集中する」ピアストリ
    ピアストリは失格という結果を受け、次のようにコメントした。

    「スキッド摩耗による不運な失格で、ポイントを持ち帰れなかったのは残念だ。グリッドがこれだけ拮抗するなかで僕たちは常にどこでパフォーマンスを伸ばせるかを探していて、今回はうまくいかなかった」

    「今はリセットして、残り2戦で最大限のポイントを取ることに集中する必要がある。どちらのサーキットでも、僕たちは過去に強さを見せてきた」

    タイトル争いは三つ巴へ、舞台はカタールへ移動
    ラスベガスはシーズン最終トリプルヘッダーの初戦。
    失格によってポイント構図が変わり、ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンが極めて接近した状態で次戦カタールGP(ルサイル)へ向かう。

    ピアストリは勢いを取り戻せるか。残り2戦のタイトル争いは、混沌の様相を強めている。

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP決勝「今年一番の週末だった」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP決勝「今年一番の週末だった」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1ラスベガスGP決勝を6位でフィニッシュし、チームに4ポイントを持ち帰った。

    プラクティスでロングランのデータが得られないまま決勝に臨む難しい週末だったが、ハジャーは安定したペースで走り切り、中団上位の力を証明した。

    決勝では序盤から5番手を走行し、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)の4位を追う場面もあった。しかし後半はシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリに先行を許し、最終順位は6位となった。

    ハジャーはレース後、次のように語った。

    「今日のレースには満足しているし、できることはすべて出し切れたと思う。プラクティスでロングランができなかったこともあって、レースは少し未知な部分があった。スタート前はもっとグレイニングが出ると予想していて、タイヤマネジメントをやや保守的に考えていたけれど、実際はフルプッシュの展開だった。

    チームがこの週末にやってくれた仕事を誇りに思うし、今年で一番いい週末だったと思う。FP1からミスをせず、必要なことを全部こなすことができた。それが4ポイントという形で報われてうれしい。

    残り2戦のカタールとアブダビは、僕たちのマシンにもっと合うサーキットだと思うので、自信を持って臨めるよ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    チーム代表のアラン・パーメインはレース後、ハジャーについて次のようにコメントしている。

    「アイザックは素晴らしいレースをして、一切ミスをせずに走り切り、コンストラクターズ選手権において非常に価値のある4ポイントを持ち帰ってくれた。前を走るマシンと争うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、後方のヒュルケンベルグとのギャップをしっかり管理し続けた」

    ハジャーの安定した走りは、レーシングブルズのポイント獲得とコンストラクターズ争いに大きな貢献をもたらした。

  • カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP決勝「中団最速のマシンだった」

    カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP決勝「中団最速のマシンだった」

    ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は、2025年F1ラスベガスGP決勝を5位でフィニッシュした。

    サインツJr.は3番グリッドからスタートしたものの、ピットストップ戦略で順位を落とす展開となり、レース後のマクラーレン勢の失格により最終的に5位へ繰り上がった。

    序盤はジョージ・ラッセルに先行を許し4番手を走行。だがピットストップのタイミングでオスカー・ピアストリ、シャルル・ルクレールにアンダーカットを許し、さらに異なる戦略を採ったアンドレア・キミ・アントネッリにも先行される形となった。

    それでも、ウィリアムズは今週末を通して強力なレースペースを発揮しており、サインツJr.は中団最速の競争力を示してポイントを獲得した。

    サインツJr.はレース後、次のように語った。

    「僕たちは今日のP7(※レース後の失格処理前の順位)に満足すべきだと思う。いい仕事ができたし、しっかりとレースをまとめることができた。ピットストップでは少し保守的だったかもしれないし、ルクレールやピアストリに対してポジション争いを仕掛けることもできたかもしれない。でも、それらはすべて良い学びになる」

    「最終的にはトップチームと同等の良いペースがあったし、中団では僕たちのマシンが最速だった。残りの2戦に向けても、この勢いを維持していきたいし、コンストラクターズ選手権の5位を守るために全力を尽くすよ」

    カルロス・サインツJr. ウィリアムズ・レーシング

    ウィリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズはレース後、サインツJr.のパフォーマンスについて次のようにコメントしている。

    「カルロスは本当によくやってくれた。ペース的に今日のマシンがいた位置はP7で、彼はそのすべてを引き出してくれた。クリーンなレース運びだったし、中団との差をしっかり広げられたのも良かった」

    ウィリアムズはコンストラクターズ5位の維持に向けて僅差の戦いを続けており、サインツJr.の確実なポイント獲得はチームにとって大きな価値をもたらしている。

  • ニコ・ヒュルケンベルグ F1ラスベガスGP決勝「最大限の結果だ」

    ニコ・ヒュルケンベルグ F1ラスベガスGP決勝「最大限の結果だ」

    ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは、2025年F1ラスベガスGP決勝を7位でフィニッシュし、3戦4度目となる入賞を果たした。

    ハードタイヤでスタートしたヒュルケンベルグはロングスティントを戦略の軸に据え、序盤の混戦の中でも冷静にタイヤをマネジメント。ピットストップのタイミングではルイス・ハミルトンをオーバーカットする形で前に出て、トップ10圏内をキープした。

    レース後、マクラーレン勢の失格により9位から7位へ繰り上がり、チームに貴重なポイントをもたらした。

    ヒュルケンベルグはレースを次のように振り返った。

    「今日もポイントを持ち帰ることができて、とても満足している。これが取り得る最大の結果だったと思う。前にいたドライバーは全員、自分より前からスタートしていて、しかも少し速かった。だから僕たちはやるべきことをしっかりやって、この順位を持ち帰ることに集中した」

    「低デグラデーションのレースでバリエーションも少なかったけれど、クリーンな1ストップ戦略を遂行できた。ハードでの最初のスティントは強かったし、序盤の接近戦の中でタイヤをマネジメントするのは簡単じゃなかったけど、しっかりやり切れた」

    「チームにとって重要な2ポイントを稼げたし、コンストラクターズの争いは依然としてタイトだけど、まだすべての可能性が残っている」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバーF1チーム)

    ジョナサン・ウィートリーは、ヒュルケンベルグについて次のように評価している。

    「ニコはまた素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。これで2戦連続のポイント獲得だ。レースに向けてハード–ミディアムの1ストップ戦略を決めていたが、それを完璧に実行し、チームにとって非常に価値のある結果を持ち帰ってくれた」

    ザウバーはラスベガスを終えてコンストラクターズ選手権64ポイント。残る2戦で競合との差を詰める上で、ヒュルケンベルグの安定した得点力は大きな武器となりそうだ。

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、F1ラスベガスGP決勝でオープニングラップの接触によりレースが崩れ、16位でフィニッシュした。

    スタート直後のターン1でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と軽く接触。これは、前方でジョージ・ラッセルが遅れてブレーキングした状況を避けようとした際に発生したもので、ローソンはフロントウイングを破損し、早々にピットインを強いられた。

    ローソンはレース後、「チームに申し訳ない。マシンの速さがあった週末だっただけに残念だ」と語った。

    「2台揃ってポイントを取れたはず」ローソンの落胆
    ローソンはターン1の路面状況についてこう説明している。

    「ターン1は信じられないくらい滑りやすかった。ブレーキングを始めた瞬間、前のクルマが一気に減速して、避けるスペースがなかった」

    「今日は本来、僕たちは2台ともポイントを取れたはずだった。そう考えると悔しいけれど、マシンのスピードは確実にあったので、それを次のカタールに活かしたい」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    ハジャーは8位入賞、チームは確かな前進
    チームメイトのアイザック・ハジャーは混乱をうまく回避し、8位でフィニッシュ。レーシングブルズにとっては重要な4ポイントとなった。

    アラン・パーメイン(チーム代表)は次のように振り返った。

    「非常に良い週末だった。アイザックは素晴らしい走りをして、一切ミスなく価値あるポイントを持ち帰ってくれた」

    「我々には前のマシンを追うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、ヒュルケンベルグとのギャップを適切に管理する冷静なレースだった」

    ローソンの不運と、1ストップ戦略の難しさ
    パーメインはローソンの接触についても状況を説明している。

    「リアムは前でラッセルがロックアップしたのを見て反応し、結果的にピアストリと軽く接触した。そのためフロントウイング交換が必要になり、後方からの巻き返しは難しくなった」

    「今回はシンプルな1ストップの展開で、後方から順位を挽回することは非常に厳しいレースだった」

    明確な武器を手にしたレーシングブルズ、次戦はスプリント週末
    それでもパーメインは前向きだ。

    「またしても、我々には速いマシンと速いドライバーがいることを証明できた。次のカタールはスプリント週末だし、そこでさらに結果を積み上げたい」

    レーシングブルズはコンストラクターズ選手権6位を守り、7位アストンマーティンに対して14ポイントのリードを維持している。

  • キミ・アントネッリ F1ラスベガスGP決勝「本当にリスキーな作戦だった」

    キミ・アントネッリ F1ラスベガスGP決勝「本当にリスキーな作戦だった」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、2025年F1ラスベガスGPで3位表彰台を獲得した。

    ウェットコンディションとなった予選でQ1敗退を喫し、決勝は17番手スタートという苦しい状況だったが、チームが選択した「超早期ピットストップ」が勝負の分岐点となった。

    アントネッリは2周目終了時点でハードタイヤへ交換し、そのまま最後まで走り切る作戦を敢行。タイヤのデグラデーションが極めて小さい同サーキットの特性を最大限に活かす形となり、大幅な順位上昇につながった。

    さらに、レース後にマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリがスキッドブロック磨耗による失格となったことで、アントネッリは5位から繰り上がり3位に確定。自身に課せられた5秒ペナルティ(ジャンプスタート)も結果的に影響を受けない結果となった。

    「途中は不安だった」それでも走り切ったハードタイヤ
    アントネッリはレース後、マクラーレン勢失格の発表前に取材へ応じ、チームの作戦をこう振り返った。

    「本当にうれしい。戦略はすごくリスキーだった。レースの半分くらいまでは正直かなり不安だった。グレイニングが出始めて、このまま最後まで持つのか確信が持てなかったんだ」

    「でも無線で“プランBに移行する”と言われて、つまりこのセットで走り切る方針になった。だから、とにかくタイヤをうまくマネジメントしようと集中した。するとグレイニングが少しずつ消えて、タイムも回復してきて、最終的にはオスカーとシャルルを後ろに抑え込むことができた」

    「もちろん、ペナルティで4位を失ったのは運が悪かったけど、それでもすごく強い結果だと思う」

    アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ブラジルに続く連続表彰台、復調の流れは確かなものに
    前戦ブラジルGPで2位表彰台を獲得していたアントネッリは、今回で2戦連続のトップ3入り
    。
    ヨーロッパラウンドで苦戦した時期から一転、パフォーマンスは明らかに上向いている。

    「マシンのフィーリングはどんどん良くなってきているし、ここ最近は本当にドライブするのが楽しい。ブラジルのあと、いいモメンタムが続いている」

    「昨日(予選)は残念で、すごく悔しかった。でも今日は本当に挽回できた。残り2戦に集中したいし、シーズンを最高の形で締めくくりたい」

    アントネッリはまだルーキーシーズンの真っただ中だが、ここに来て急速な成長を示している。ラスベガスでの“背水の陣”からの3位獲得は、タイトル争いの陰で存在感を確実に高める一戦となった。

  • F1ラスベガスGP 決勝:トップ3記者会見 – フェルスタッペン、ノリス、ラッセル

    F1ラスベガスGP 決勝:トップ3記者会見 – フェルスタッペン、ノリス、ラッセル

    2025年F1ラスベガスGPの決勝後、FIA公式のレース後記者会見が行われ、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2位のランド・ノリス(マクラーレン)、3位のジョージ・ラッセル(メルセデス)がそろってレースを振り返った。3人はスタート直後の攻防、タイヤマネジメント、そして各自が抱えていた問題について率直に語り、シーズン終盤のタイトル争いに対する現在の心境も明かしている。

    また、レース内容だけでなく、ラスベガスGPにおける“ショーとスポーツのバランス”、マシンの課題、今季のアップダウン、次戦カタールへの意気込みなど、多岐にわたるテーマが取り上げられた。以下では、その内容を完全逐語訳で紹介する。

    トラックサイドインタビュー

    Q(デイビッド・クルサード): それではラスベガスでのフェルスタッペンから始めよう。おめでとう、マックス。ここで2度目の勝利だ。支配的、とまでは言わないが、かなり快適に見えた。

    マックス・フェルスタッペン: うん、良かったよ。もちろんプラクティスでは、タイヤがどうなるか全然分からなかった。レースでも、みんなリズムを探しながら、どれだけプッシュできるかを探っていたと思う。特に最初のスティントはより脆いタイヤだったからね。すごくうまくいったと思う。普段、レースになると僕らはあまりタイヤに強くない。でも今日はコントロールできていたし、少し余裕を持ってプッシュできた。それでペースが出たし、もう少し長く走れたことでレースを半分に分けるような形にできた。それがすごく助けになった。マシンはとても良く、自分の好みに近かった。終盤には、まあまあのギャップも作れたけど、毎周快適に走れたし、タイヤを使いすぎることもなかった。

    Q(サム・ワーシントン): 『アバター』を作ったときも興奮したけど、君たちのやっていることは本当に信じられない。素晴らしいレースだった。質問はこうだ。ランドが1コーナーで攻めたとき、君はどう感じた?

    ランド・ノリス: 違うよ。彼が行ったんじゃない。僕が行ったんだ。他のみんなじゃない。

    Q(サム・ワーシントン): みんなは“コースを使い切った”と言っていたよ?

    ノリス: いや、実際には僕がマックスに勝たせたんだよ。行かせたんだ。良いレースにしてあげようと思って! ……いや、ただブレーキが遅すぎただけ。僕のミスだよ。ショーを見せたいだろ? ここはラスベガスだからね。ベストな走りじゃなかった。でも、彼が20秒差で勝つときは、彼が良い仕事をしたってことだし、向こうが少し速かったってこと。楽しいレースだったけど、いつものように難しかった。でも僕らは悪くなかったよ。

    Q(デイビッド・クルサード): ではジョージ、君にも聞こう。序盤、マックスにプレッシャーをかけているように見えた。そしてステアリングの問題がまた起きたと言っていた。その問題は最後まで続いたのか、それとも単にペースが落ちただけなのか?

    ジョージ・ラッセル: 問題はずっとあった。でも本当に厄介だったのはタイヤだよ。マックスがピットを出たとき、「チャンスだ」と思って本当に強くプッシュした。でもそれでタイヤを壊した。そこからは無線で「このタイヤで最後まで行けるか分からない」と言っていた。本当に難しかった。だから、レースとしては良いものじゃなかった。でも表彰台に立てたのは、僕らが達成できる最大値だったと思う。

    Q(サム・ワーシントン): ところでマックス、これが69勝目らしい。ここはラスベガスだから、6と9に賭けようと思うんだが、どう思う?

    マックス・フェルスタッペン: うーん、69のままでもいいし、169まで行ってもいい。かなりクールな数字だからね。

    Q(デイビッド・クルサード): 素晴らしいよ、マックス。本当に見事だ。それに君たちの間のレーシングリスペクトも好きだよ。ランドの冗談も良かった。「勝つチャンスをマックスにあげた」と言っていたが……ランド、ちょっとだけ——

    ランド・ノリス: 僕は「台無しにした」って言ったんだよ。

    Q(デイビッド・クルサード): ああ、それは言えないんだ。皆さんごめんなさい。でもチャンピオンシップは続く。残り2戦とスプリント1回。まだまだ続くね。

    ランド・ノリス: そうだね。正直、僕はここまで良い流れだったと思う。今日もペースは悪くなかった。でもマックスが良いレースをしたし速かった。1コーナーは攻めないといけない。今日はちょっと攻めすぎた。それで代償を払った。そういう日もある。でも2位だし、良いポイントだよ。そんなに落ち込んではいない。マックスとレッドブルにおめでとうと言いたい。良いレースだった。次に向かうよ。

    Q(デイビッド・クルサード): 最後にマックス。ここで勝った。素晴らしい走りだ。チャンピオンシップのことは考えているのか、それとも残りのレースを1つずつ見ている?

    マックス・フェルスタッペン: 1つずつだね。まだ大きな差がある。でも最大限を尽くすだけだ。この週末はそれが1位だった。次の週末も勝ちたい。そしてアブダビが終わったとき、どこにいるかを見るよ。シーズンはアップダウンが激しかった。厳しい時期もあったけど、美しい瞬間もあった。そこから学んだことは大きい。それを活かしてもっと改善し、来年はもっと強く戻って、最初からタイトル争いができるようにしたい。今は楽しんで、来週またどう戦えるかだね。

    ラスベガスグランプリ

    プレスカンファレンス

    Q: マックス、素晴らしいドライブだった。最終ラップにはファステストも出した。前に出たらすべてコントロールできていたように見えたが、実際どうだった?

    マックス・フェルスタッペン: うん、1コーナーでリードに立てたのは大きかった。最初のスティントでは、みんなプッシュする量やマネジメントの仕方を探っていたと思う。ピットストップまではみんな近かったしね。木曜日には十分な理解を得られなかったから、良いバランスを探していた。でも思ったより良かった。あのコンパウンドでもすでに期待以上だったよ。ハードに替えた後は、最初のスティントをうまくまとめられた分だけ、2回目は少し楽になった。でもそこでもタイヤを焼きすぎないように気を付けないといけない。無線のコミュニケーションも良かったし、本当に気持ちよく走れた。リラックスできてとても良かった。

    Q: スタートのことを言っていたが、ランドとの競り合いについて教えてほしい。最初の10秒ほどをどう見ていた?

    フェルスタッペン: イン側をカバーするのは当然のこと。ただ、このコースではブレーキポイントがつかみにくい。スタートしてすぐにミラーを見る暇がほとんどなく、すぐにブレーキしないといけない。路面も滑りやすいしね。そういうことだよ。

    Q: インテルラゴスではフラストレーションがあったが、今日は安定していた。この先の2レースでも、ここでのように勝てる自信がある?

    フェルスタッペン: 表彰台は安定しているね。勝てないレースもあったけど、2024年中盤から2025年中盤までは「表彰台に乗れないレース」の方が多かった。でも今は2位か3位を争えている。それは大きな前進だ。本来はシーズン最初からそうであるべきだったけどね。でも序盤はうまく行かなかった。今は安定していて、たまに勝てる。

    Q: タイトル争いについては? まだ考えていない?

    フェルスタッペン: うん。ただ楽しんで、勝てるときに勝つだけだよ。

    Q: 分かった。ありがとう。ではランドへ。最終の2周、かなりタイムを落としていたが、49・50周目に何が起きていた?

    ランド・ノリス: チームが「問題がある」と無線で言っていた。だから少しペースを落とさないといけなかった。

    Q: では今日のレース全体をまとめてほしい。今季22戦で18回目の表彰台だ。満足?

    ノリス: いや、今日は速さが足りなかった。ペースがなかった。1コーナーは僕のミスで、本当にひどかった。ブレーキが遅すぎた。僕の責任。でも仮に1コーナーを1位で出ても勝てなかったと思う。ブラジルと同じで、マックスが良い仕事をしたし、レッドブルが速かった。彼らは別のリーグにいた。もっと速さがほしかったし、僕らは改善しないといけない。

    Q: 昨年ここでは苦戦したが、今年は明確な前進があった。このラスベガスでのステップアップについては満足している?

    ノリス: もちろんだ。ここには僕らのマシンに合わない特定のコーナーや特性がある。でも僕らは2位だ。悪くはない。ただ基準が高いんだ。勝ちたい。金のトロフィーがほしい。銀や銅じゃだめだ。だから満足はしていない。また勝ちたい。でも今日は無理だった。チームとしてもっと良い仕事ができたかを考える必要がある。問題も多かった。マックスとレッドブルが良い仕事をした。勝つにはそのレベルに合わせる必要がある。僕らは勝つために毎回ここに来ている。だから勝てないと嬉しくない。でも残り2週末ある。巻き返したい。

    Q: 2位ではあるが、チャンピオンシップではリードが30ポイントだ。残り2週末で夢を見ることは?

    ノリス: いや。今日はまだがっかりしているからね。カタールは楽しみだよ。暖かい場所に行けるし、数日休んでゴルフとパデルをして、勝つ準備をする。

    Q: ジョージ、続いて君に。今日のレースでは長い間問題を抱えていたようだが、それは何で、どう影響した?

    ジョージ・ラッセル: 昨日と同じステアリングの問題が5周目くらいに出た。でも4周ほどすると慣れてきて、最初のスティントは悪くなかった。スタートも良かった。マックスよりコンマ1遅いくらいだった。ピット後にチャンスを見て、2周すごくプッシュしたら、タイヤを壊してしまった。残り16〜20周くらいで「最後まで持つのは厳しい」と分かっていた。正直、楽しいレースじゃなかった。左コーナーで曲がれなかった。

    Q: もし攻めずにタイヤを温存していたら2位に届いたと思う?

    ラッセル: 分からない。でもランドの立場でも、僕は同じことをしたと思う。勝ちたいんだ。半分のチャンスが見えたら行く。温存して3位だったら「攻めていれば」と思うはずだ。後悔はない。ただ楽しくはなかった。

    Q: メルセデスとしては去年のラスベガスから自信を持っていたレースだった。今日のパフォーマンスには驚いた? 失望した?

    ラッセル: 今年のマシンは24戦を通して安定している。去年のマシンは極端に強いか極端に弱かった。その分ハイライトは多かったが、年間のポイントは少なかった。もちろん勝ちたい。でも目的はシーズンを通して多くのポイントを稼ぐこと。だから今年のマシンの方がそのチャンスが大きい。

    質疑応答

    Q: ランド、マシンの問題について詳しく。無線では燃料と言っていたが、それが主な懸念? どれくらいギリギリだった?

    ランド・ノリス: ジョージも問題を抱えていたので助かったよ。そうじゃなければ今日はもっと悪かった。どれくらいギリギリだったかは分からない。センサーが変な値を示していたのか、予想以上に使ったのか、何が起きていたのか分からない。もっと知るにはチームと話さないといけない。とにかく、無線で言われた通りに走っていたらペースが落ちて、マックスを追うチャンスがなくなってしまった。

    Q: マックス、今日は本当に楽しそうだった。今季のアップダウンが理由?

    マックス・フェルスタッペン: 2023年のように簡単に勝てるわけじゃないからね。あの年は“チェックするだけ”のレースが多かった。でも今は違う。去年から厳しい時期もあったし、今年もイライラする場面があった。みんな満足していなかったからね。それでも終盤にこういう結果を出せているのは素晴らしい。大きなモチベーションになる。僕自身もそうだよ。

    Q: ランド、後半ジョージを抜いたときはどう考えていた? マックスを追う気持ちは? それとも2位で十分と感じていた?

    ノリス: 全開だった。でも速さが足りなかった。向こうが速かった。大差ではないけど僕らに問題があって、ギャップが大きく見えた。でも仮に1コーナーを前で出ても勝てなかったと思う。2位は良い結果ではある。でも嬉しい理由にはならない。マックスも言っていたけど、僕らは接戦をしている。予選では良い位置にいたのに、自分のミスで難しくした。でもその後も速さが足りなかった。タイヤも良く入れたと思っても、全力で走ってもマックスは離れていった。ここ数戦、予選は良いけどレースペースは落ちている。ブラジルでも予選は強かったけどレースではマックスが速かった。今回も同じで、昨日はとても強かったのに今日は足りなかった。何が変わったのか、カタールに向けて改善したい。

    Q: ランド、次のカタールは初めてタイトルを決められるレースになる。何か心境は変わる? 緊張する?

    ノリス: 分からない。初めてだから。でも今は何も変わらない。今日悪い日だと思っても、それでもそこそこ良い日だった。僕はただ勝ちたい。残り2レースとスプリント、全部勝ちたい。それだけ。今は数日休んで時差に合わせ、FP1に集中する。

    Q: マックス、ホンダとの“150戦”で思い出深い3レースを挙げてほしい。

    フェルスタッペン: 最初の表彰台は大きな節目だった。みんな感情的だった。それから最初のタイトル。エンジンの厳しい時期を経て、あれほどパワフルで信頼性のあるエンジンを作ってくれた。3つ目は難しい。素晴らしい勝利が多すぎる。でも特に感情的だったのはその2つだ。

    Q: ラスベガスGPは3回目だ。ショーとスポーツのバランスはどう思う? また、コースのバンピーさや開催時期への意見は?

    ジョージ・ラッセル: 全体として週末はとても楽しいし、進化している。タイムゾーンは僕らだけでなく全てのスタッフにとって厳しい。スタンドアロン開催ならもっと良いかもしれない。でも夜のラスベガスなら、どのみち大変だ。

    マックス・フェルスタッペン: 最終的にはそれぞれの好みだ。ショーが好きな人もいれば、違うトラックが好きな人もいる。僕も好みがあって、好きな週末もあればそうでない週末もある。でもラスベガスは好きだよ。ただ僕はショーマンじゃない。でもここがカレンダーにある以上、こうした演出が必要なのも分かる。

    ランド・ノリス: 数年前よりずっと良くなった。当時はやりすぎだった。まるでシルク・ドゥ・ソレイユにいるみたいだった。今はちょうどいい。良いイベントだよ。でももう少し暖かければいいね。数カ月前か後に動かせたら、みんな楽しめると思う。ファンにとっても寒さや雨はつらい。移動できるなら良いことだと思う。

    Q: マックス、来年1番を付けないなら、33番に戻す? それとも3番?

    フェルスタッペン: いろいろ検討しているよ。

    Q: 決定はまだ?

    フェルスタッペン: まだだ。決めたら伝えるよ。

  • F1ラスベガスGPにビヨンセ降臨 驚きのレーシングスーツ姿に会場どよめき

    F1ラスベガスGPにビヨンセ降臨 驚きのレーシングスーツ姿に会場どよめき

    F1ラスベガスGPは予期せぬ大物ゲストの登場で一気に華やいだ。世界的アーティストのビヨンセが現地時間日曜、レース直前にパドックへ姿を見せ、会場の視線を一身に集めた。

    ビヨンセと夫のジェイ・Zは予告なくサーキット入り。赤のワンピース型レーシングスーツ姿で登場したビヨンセは、最初は首元までジップを上げていたが、その後ジップを大きく下げた姿がSNSで拡散され、現地ファンの注目を浴びた。

    F1公式や本人のSNSでもその姿が紹介され、ビヨンセはフェラーリのスーパーカーに乗り込み、ルイス・ハミルトンが運転するホットラップに同乗した映像を投稿。「Give it to Mama」とコメントを添えた動画は瞬く間に話題となった。

    ビヨンセとハミルトンの関係は今回が初めてではなく、2009年のF1グランプリでも舞台裏で会う姿が目撃されている。今回のラスベガスGPでも、ハミルトンとビヨンセ、そしてジェイ・Zが談笑する姿が確認され、ファンの間で大きな反響を呼んだ。

    ビヨンセ F1 ラスベガスグランプリ

    ラスベガスGPの週末は、セレブリティの来場ラッシュでも話題に。ラッパーのトラヴィス・スコット、俳優のベン・アフレック、マイケル・ダグラス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ゴードン・ラムゼイ、シアラらもサーキットを訪れた。

    今年もモナコGPに続き、ラスベガスとマイアミの“派手な”F1イベントが著名人を惹きつけており、ビヨンセのサプライズ登場はその中でも際立つ存在感を放った。