カテゴリー: 佐藤公哉

  • 佐藤公哉、不運続くも予選は4番手と大健闘 (GP2)

    佐藤公哉、不運続くも予選は4番手と大健闘 (GP2)

    佐藤公哉が、ハンガリー・ハンガロリンクで開催されたGP2第7大会を振り返った。

    7月25日午後0時からの練習走行(45分間)ではミディアムタイヤを履いてコースイン。予選を想定したタイムアタックでは、1分30秒039のタイムを記録して一時は3番手に就けた。最終的には7番手だったが幸先の良い滑り出しだった。タイムアタックを終えたあとは、決勝を想定した調整をクルマに施して走り込んだ。

    同日午後3時55分からの予選(30分間)では、ソフトタイヤを履いてコースイン。2セットを使いタイムアタックに挑み、1セット目は1分28秒658の2番手、2セット目は渋滞に遭いタイムを伸ばせなかったものの、ランキング上位のライバルを蹴散らして決勝レース1の4番グリッドを確保した。

    26日午後3時52分過ぎに始まった決勝レース1(37周・最大60分間)、前日の予選結果に基づき4番グリッドへミディアムタイヤを履いて就いた。スタートではホイールスピンが多く8番手へ順位を下げたものの依然入賞圏内で、ピットストップのタイミングを計りながら上位進出を目指して走り続けた。ところが6周目、9番手のドライバーが2度3度と佐藤公哉のクルマに追突、さらにはコース外へ押し出した。ピットレーンまで戻りタイヤを交換して戦列に戻ったが、クルマのダメージが酷く残念ながらリタイアを決めた。

    27日午前10時38分過ぎに始まった決勝レース2(28周・最大45分間)、決勝レース1の結果(リタイア)に基づき22番グリッドからスタートした佐藤公哉は、一時は19番手まで浮上。さらにはファステストラップを記録しながら快調に走り続けていた。しかし、25周目にマシントラブルのため残念ながらコース脇にクルマを止めた

    佐藤公哉
    「今回はチームが持ち込んだクルマが良かった。練習走行ではクルマの跳ねが少し気になったものの、一周を走り終えると自分の感覚よりも速いタイムが出ていました。高速コーナーでギアの選択を誤らなければ、もっと速いタイムを出せていたことも走行終了後のデータ分析で分かりました。予選に向けてはクルマの跳ねを解消するため少し調整を加え、またソフトタイヤを履いたこともあって、クルマのグリップはかなり上がりました」

    「決勝レース1では、追突されてコース外に押し出されました。クルマにダメージがあったのでリタイアしました。ようやく上位で戦えるクルマになっていたのに残念です」

    「決勝レース2でファステストラップの2点を取ろうと思ったのは、チームの指示ではなく自分の判断です。でも、優勝した(ARTグランプリのストフェル・)バンドーンに、僅か0.075秒差で逆転されたのは悔しいですね。最後はコクピット内に煙が上がり、腰のあたりが熱くなったので危ないと思ってクルマを止めました。原因はまだ分かりません。土曜日に続いて日曜日も運に見放されて残念です。でも、初日金曜日に予選4番手を取れたことで分かると思いますが、クルマはようやく普通の状態になりました。クルマがこのままの状態であれば、夏休み以降の終盤戦では期待できると考えています」

  • 佐藤公哉、今季5勝目でポイントリーダーを堅守 (AUTO GP)

    佐藤公哉、今季5勝目でポイントリーダーを堅守 (AUTO GP)

    佐藤公哉は、7月19〜20日にオーストリア・レッドブルリンクで開催されたAUTO GP第6大会にユーロ・ノヴァから出場。今季5勝目を挙げてポイントリーダーを堅守した。

    19日午前9時25分に始まった練習走行(45分間)では、少々走り込んだ中古ソフトタイヤを履きながらも、セッション終了間際に1分20秒998のタイムで2番手。もっとも、走路外走行をとがめられて自己ベスト抹消、それでも1分21秒176のタイムで3番手につけた。

    同日午後2時に始まった予選Q1(20分間)では、新品ミディアムタイヤで1分20秒920のトップタイムを記録してQ2へ進出。10分間のインターバルを挟んで午後2時30分に始まった予選Q2(10分間)には新品ソフトタイヤを投入し、1分20秒363のトップタイムを記録して決勝レース1のポールポジションを獲得した。佐藤にとってはAUTO GP初のポールポジションとなった。

    20日午前8時30分に始まった決勝レース1(23周)、ポールシッターの佐藤はスタートで出遅れて3番手へ順位を落とした。3周終了時点でいち早くピットストップ、リアタイヤのみを交換してタイヤ交換義務を消化したときに見た目の順位はいったん下がったが、ライバルすべてがピットストップを実施したときには2番手へ順位を上げていた。迎えた15周目、2番手の佐藤公哉は前を行くライバルを第3コーナーでインから鮮やかに抜きトップへ浮上。視界が開けた16周目には、1分21秒222のファステストラップを記録。レース終盤になってもペースは衰えず、後続をジリジリと突き放して今季5勝目のチェッカードフラッグを受けた。

    決勝レース1終了から約2時間という短いインターバルを挟み、決勝レース2(20周)は午前11時20分に始まった。リバースグリッド制のため、決勝レース1で優勝した佐藤は8番グリッドから上位進出を狙った。8番グリッドの佐藤公哉はまずまずのスタートを見せて、タイヤ交換義務を消化したあとは一時3番手を走行し、前を走るライバルを何度も攻め立てて2番手を奪う寸前だった。ところが16周目に突然スローダウン、第2コーナー出口で左後輪のサスペンションの付け根が壊れて残念ながら戦列を離れた。それでも5周後れの8位完走扱いで、貴重な得点を上乗せした。

    なお、チャンピオンシップのポイントリーダーは佐藤公哉で182点。2大会を残して2位に44点差をつけた佐藤公哉は、いよいよAUTO GPのタイトル獲得を視界に入れた。

    佐藤公哉
    「GP2を休んでまでここへ来たので、ポールポジションは絶対に欲しかった。GP2でもこういう結果を残したいですね。クルマのバランスは悪くありません。トラブルに見舞われたりアクシデントに遭ったりしなければ決勝レースも大丈夫でしょう。決勝レース1のスタートでは、アクセル全開だったにもかかわらず、路面のグリップ高くてエンジンがストール気味になりました。ただ、3番手に落ちても冷静でしたし、ピットストップも無難にこなせました。16周目のオーバーテイクは、トップのドライバーのブロックが少し甘かったので、コーナー進入で思い切って飛び込みました。ポールポジションの2点、優勝の25点、ファステストラップの1点と、ここまではフルポイントを稼げました。決勝レース2でも表彰台は確実なレース展開で、あとは3位に終わるか2位になれるか、連勝までも望めるか? という状況でした。しかし、サスペンションが壊れてしまいました。もし、高速コーナーやストレートで壊れていたらコースアウトは必至で、大きなクラッシュになっていたかもしれません。そう考えれば不幸中の幸いでした。ただ、クルマの調子は良かったし表彰台も目前だったので、ポイントを取れなかったのは残念です」

  • 佐藤公哉、AUTO GP第6戦に出場 「チャンピオンの称号を手に入れる」

    佐藤公哉、AUTO GP第6戦に出場 「チャンピオンの称号を手に入れる」

    佐藤公哉は、7月19〜20日にオーストリア・レッドブルリンクで開催されるAUTO GP第6大会にユーロ・ノヴァから出場する。

    佐藤公哉
    「2013年のAUTO GPでは、シーズンの大半をポイントリーダーとして戦いながら、終盤に逆転されてランキング2位に終わりました。今年はイタリア・モンツァの第4大会を欠場しましたが、4大会8レースに出場して4勝」

    「現在、2位と3位のドライバーに36点差をつけてポイントリーダーです。残る3大会6レースを集中して戦い、必ずやチャンピオンの称号を手に入れます」

    ■AUTO GP第6大会概要
    開催国:オーストリア
    開催地:レッドブルリンク(一周:4.326km)
    開催日:2014年7月19日(土)〜20日(日)
    練習/7月19日09:25〜10:10(45分間)
    予選/7月19日14:00〜14:20(Q1:20分間)、14:30〜14:40(Q2:10分間)
    決勝/7月20日08:30〜(レース1、23周)
       7月20日11:40〜(レース2、20周)

  • 佐藤公哉 「不完全燃焼で悔しい週末でした」 (GP2)

    佐藤公哉 「不完全燃焼で悔しい週末でした」 (GP2)

    佐藤公哉が、F1イギリスGPと併催されたGP2シリーズ第5戦のレース週末を振り返った。

    好天に恵まれた7月4日、午後0時からの練習走行(45分間)で佐藤公哉はハードタイヤを履いてコースイン、予選と決勝に向けてクルマの最終確認に臨んだ。しかし、前回大会同様にクルマの戦闘力が不足しており1分42秒826の23番手に留まった。

    同日午後3時55分からの予選(30分間)ではミディアムを履いてコースイン。2セットを使ってタイムアタックに挑んだが、クルマは改善の兆しが見えず1分41秒686の22番手だった。

    「前回のオーストリア大会と同じく、練習走行の段階からクルマはコーナーで滑りまくりでした。しかも、今回はコーナー立ち上がりのトラクションがとても不足していてリアタイヤが激しくホイールスピンし、クルマがなかなか前へ進まない状況にとてもイライラしました。また、ホイールスピンによってリアタイヤがヒートアップすると、必然的にタイヤのグリップが低下しますからコーナリングスピード不足も招きます。攻めたら攻めたでクルマがどこへ飛んで行くか分からない状態で、運転していて気持ち悪くなりました。練習走行から予選までの短時間でできる限りの調整を施しましたが、結局クルマはほとんど改善されておらず不本意な予選結果となりました」

    雨上がりの5日午後2時40分過ぎに始まった決勝レース1(29周・最大60分間)、前日の予選結果に基づき22番グリッドの佐藤公哉は、一向に安定しないクラッチに手を焼きスタートで失速。それでも直後の速度の伸びは良く、順位を回復して第1コーナーへ進入。しかし、第1コーナーで先行車両に追突してクルマは手負いの状態となり、さらにはピットストップの際にアクシデントに見舞われて大きく後退。それでも最後まであきらめずに周回を続けて、23位でチェッカードフラッグを受けた。

    「決勝レース1のスタートはホイールスピンが酷くなかなか前へ進みませんでしたが、そのあとの加速は良く傷口を広げずに済みました。ただ、第1コーナーで急減速した前のクルマに追突して、フロントウイングに大きなダメージを負いました。これでクルマの操縦性が悪化してフロントタイヤを傷め、序盤はペースを上げられませんでした。とにかくタイヤ交換可能な周回まで粘り強く走り、ピットストップではタイヤだけでなくフロントウイングも交換しました。このときの作業のタイムロスもあって、レースの大部分は単独走行でした。クルマそのものは決勝仕様ということもあるのでしょうが、昨日に比べてタイヤに優しくなりました。でも、風よけのウインドウスクリーンがレース中に飛び、気流が直接当たってヘルメットが浮きっぱなしになり、いまは首と背中が痛くて……。また、シートもなぜか縮んで動いてしまって腰も痛くて……」

    曇り空のもとで6日午前9時20分過ぎに始まった決勝レース2(21周・最大45分間)、決勝レース1の結果に基づき23番グリッドからスタートした佐藤公哉は、改善の兆しが見られないクルマに苦しみながらも20位でチェッカードフラッグを受けた。

    「土曜日のレースで痛めた首や背中や腰は日曜日になっても痛みが引きませんでしたが、決勝レース2の出場を回避するほどではありませんでした。昨日のデータに基づき、今日は多少なりともクルマの状態が改善していることを期待していました。しかし、トラクション不足は相変わらずで、今日のレースでは左コーナーは普通に曲がれますが、右コーナーが曲がれないという新たな症状まで出ました。そのため左前輪を早々に傷めて、ペースを上げることができませんでした。いくら頑張ってもラップタイムは上位の1.5秒から2秒落ちと全体的なスピードが低いので、身体はまったく疲れませんし汗もほとんどかきませんでした。不完全燃焼で悔しい週末でした」

  • 佐藤公哉、欲求不満の週末 (GP2)

    佐藤公哉、欲求不満の週末 (GP2)

    佐藤公哉が、GP2シリーズ第4戦オーストリアのレース週末を振り返った。

    黒い雲からときおり雨粒が落ちて来た6月20日、午後0時からの練習走行(45分間)で佐藤公哉はミディアムタイヤを履いてコースイン。しかし、チームの持ち込んだクルマはコーナー各所で滑ってしまい、コースに留まるのが精一杯という状態で1分17秒605の25番手に留った。

    同日午後3時55分からの予選(30分間)ではソフトタイヤを履いてコースイン。グリップが高いタイヤだったこともあり滑りは多少収まったものの、クルマの戦闘力不足は明らかで1分16秒274の20番手に終わった。

    「持ち込んだクルマの状態がよくなくて、金曜日は最初から出遅れて最後まで取り戻せない一日でした。練習走行ではクルマが滑りまくりで、何度もコーナーを飛び出し、あわやクラッシュという場面も1回ではありませんでした。予選に向けては、とにかくグリップする方向性へクルマを調整しました。ただ、予選では練習走行のときとは違ってソフトタイヤを履いたので、とうぜんグリップは上がりました。ですから、クルマの調整で実際にグリップ力が向上したのかどうかは不明でした。さらに、予選ではグリップが上がったのにタイムは想像よりもかなり遅く、非常に頭が痛い状況でした」

    なお、予選後には上位ドライバーにペナルティが科されて、佐藤公哉は決勝レース1で19番グリッドとなった。

    21日午後3時40分過ぎに始まった決勝レース1(40周・最大60分間)、佐藤公哉はライバルとの接触を避けるため、第1コーナーでコース外へ逃げた際に順位を僅かに落としながらも、順調にレース序盤を戦い始めた。しかし、第2コーナーで追突に遭っただけでなく、2度も横から体当たりを食い、クルマに深刻なダメージを負った。そして第3コーナーでも横から当てられ、レース続行は不可能と判断してリタイアした。

    「決勝レース1のスタートは普通で、順位を維持していたと思います。第1コーナーでは内側のクルマが僕のほうへ寄って来たので、接触を避けるためコースの外へ逃げました。また、そこで順位を上げるとペナルティの対象となるので抑え目の走りに努めましたが、路面が滑りやすかったので順位を下げてしまったかもしれません。そのあと第2コーナーまでは順調に加速していきました。第2コーナーでは前方がかなり混雑していて混乱も見えたので慎重にアプローチしました。しかし、いきなり後ろから当てられました。さらに、第2コーナーの立ち上がりでスピンしたクルマがあったので避けたら、今度は右の後輪に横から当てられました。このときに僕のクルマは脚周りを傷めたようで、第3コーナーまでの直線もステアリングを切ってようやく真っ直ぐ走れる状態でした。そして第3コーナーの内側を走っていたところ、同じドライバーが左の前輪に横から当てて来ました。僕のクルマはまともに走れる状態でなくなり、これ以上の走行は危険と判断してリタイアしました」

    22日午前10時35分過ぎに始まった決勝レース2(28周・最大45分間)、決勝レース1の結果に基づき26番グリッドからスタートした佐藤公哉は、前方のライバルのスキを第1コーナーで突いて早くも22番手へ浮上。さらには戦況がまだ落ち着かないレース序盤の混乱に乗じて、一時は18番まで順位を上げた。ところが、後方から無謀な追い越しを仕掛けてきたドライバーに起因する接触事故のあおりを受けて、ひとつ順位を落とした。その後は前方数台との接近戦を力強く戦うが、クルマの調整が不十分だったこともあり19位でチェッカードフラッグを受けるに留った。

    「決勝レース2のスタートは可もなく不可もなく、ただ前のクルマについていっただけです。でも、第1コーナーまでのストレートで数台のクルマが競り合っていたので後ろから様子を見ていたら、いつの間にか第1コーナーで3台を抜いていました。その後、2周くらいは渋滞を避けながら走って順位を上げた、チャンスが訪れたときに順位を上げたという感じでした。クルマのバランスは悪くありませんでしたが、ギアレシオを外したような気がします。僕自身は昨日のデータがありませんが、チームメイトは昨日からギアレシオに不満があったようです。実際に今日の僕も、前のクルマがミスしてコーナー立ち上がりで食らいついても、2速、3速、4速くらいまでは置いて行かれてしまう。ようやく追いつけてもストレートエンドで、抜くまでには至らない状況でした。今日のレースは終始、その繰り返しで終わってしまいました」

  • 佐藤公哉 「プラス志向でオーストリアに臨む」 (GP2)

    佐藤公哉 「プラス志向でオーストリアに臨む」 (GP2)

    佐藤公哉が、オーストリアのレッドブル・リンクで開催されるGP2シリーズ 第4戦への意気込みを語った。

    佐藤公哉(カンポス・レーシング)
    「レッド・ブル・リンクでは、2011年のF3ユーロと2012年のドイツF3でレース経験があります。しかし正直なところ、胸を張って“得意なサーキットです”とは言えません。でも、当時とはクルマも大きく違いますし、僕自身も成長しています」

    「GP2の過去3大会は想定の範囲内でした。たしかに成績そのものは自分自身でも物足りませんが、僕もチームも原因をしっかりと把握しているのでさほど心配はしていません。オーストリアの第4大会でも、予選は最低限でも過去3大会と同じくらいの順位を確保できるでしょう。そもそもドライバーのタイム差が接近しているので、クルマの問題が多少でも改善すれば大きく順位を上げられる可能性があります。作動が不安定なハンドクラッチの問題が改善されれば、決勝では得意のスタートダッシュを決める自信があります。根拠のあるプラス志向で来たる一戦に臨みます」

  • 佐藤公哉、レース2は14位 「結果は非常に不満」 (GP2第3戦)

    佐藤公哉、レース2は14位 「結果は非常に不満」 (GP2第3戦)

    佐藤公哉は、モナコで開催されたGP2シリーズ第3戦レース2を14位で終えた。

    佐藤公哉
    「ハンドクラッチのつながるポイントが不安定という症状がいまだに治らず、スタートは出遅れました。前にペースの遅いクルマが居たので渋滞し、最後までマクラーレン育成ドライバーのリアをにらみ続けるだけで終わってしまいました」

    「3日間を振り返ると、結果は非常に不満です。クルマで言えば、トラクションやクラッチの問題を早く解決しなくてはいけません。自分自身で言えば、次の大会までの約3週間、トレーニングを怠らないように努めなくてはいけません」

  • 佐藤公哉、レース1は15位 「腹も立ちません」 (GP2第3戦)

    佐藤公哉、レース1は15位 「腹も立ちません」 (GP2第3戦)

    佐藤公哉は、モナコで開催されたGP2シリーズ第3戦のレース1を15位で終えた。

    佐藤公哉
    「ここまでツイていないと腹も立ちません。スタート直後の事故でセーフティーカーが出ることは織り込み済みで問題ありませんでした。しかし、その後のレッドフラッグや再度のセーフティーカー導入は予想外でした」

    「一連のアクシデントで、我々の採った行動のすべてが裏目に出たレースでした。クルマのトラクション不足は解消されました。反面、タイヤに負担をかけないとペースを上げられなくなり、予想以上の速さで消耗が進みました」

  • 佐藤公哉、難攻不落のモナコ市街地コースへ挑む (GP2)

    佐藤公哉、難攻不落のモナコ市街地コースへ挑む (GP2)

    佐藤公哉が、F1モナコGPと併催されるGP2第3大会モナコへの意気込みを語った。

    佐藤公哉 (カンポス・レーシング)
    「過去2大会は難しい状況に置かれていましたが、その一方でチャンスが巡ってきたにもかかわらず、結果を残せなかった事実を素直に受け止めています。第3大会として迎えるモナコ・モンテカルロの市街地コース、初めて訪れる場所ですし当地でのレース経験はありません。おそらくは厳しい戦いを強いられるでしょう」

    「とはいえ決して臆しているわけではなく、未知のコースでのレースがとても楽しみです。カンポス・レーシングのシミュレータを使ったトレーニングを精力的にこなしつつ、いまは来たる一戦に向けて準備を整えています。市街地コースと言えばF3時代にはマカオGPの経験があり、2011年には表彰台目前の位置で戦いました。久しぶりの市街地コース、本当にワクワクドキドキしています。自分の僅かなミスでレースを台無しにしてしまう、あるいはライバルのミスに巻き込まれる可能性が高いのも市街地レースです。運不運はサイコロの目に委ねるしかありませんが、最高のパフォーマンスを披露するつもりです」

    ■大会概要
    開催国:モナコ
    開催地:シルクイ・ド・モナコ(一周:3.340km)
    開催日:2014年5月22日(木)〜24日(土)
    練習/5月22日12:00〜12:45(45分間)
    予選/5月22日16:15〜16:31(グループA、16分間)
            16:39〜16:55(グループB、16分間)
    決勝/5月23日11:15〜(レース1、42周=140.280km)
       5月24日16:10〜(レース2、30周=100.200km)
    ※日時はいずれも現地時間

  • 佐藤公哉 「スタート位置と1周目でいかに渋滞を抜けるかが課題」

    佐藤公哉 「スタート位置と1周目でいかに渋滞を抜けるかが課題」

    佐藤公哉が、GP2シリーズ第2大会のレース週末を振り返った。

    2014年のGP2シリーズでカンポス・レーシング(Campos Racing)に所属する佐藤公哉は、F1世界選手権第5戦スペインGPと併催される第2大会へ同チームから臨んだ。本大会で供給されるタイヤは、プライム側がハード(オレンジ)でオプション側がソフト(イエロー)だった。

    5月9日午後12時からの練習走行(45分間)ではハードを履いてコースイン。予選を想定したタイムアタックをセッション開始早々に済ませると、タイヤ交換せずそのままクルマの調整やスタート練習などに時間を費やし、自己ベストタイムは1分31秒912の17番だった。午後3時55分からの予選(30分間)ではソフトを履いてコースイン。1セットあたりタイムアタックを2回実行して、供給された2セットを使いきり、1セット目は1分30秒890で20番手だったたが、2セット目は1分30秒510で17番手まで挽回した。

    5月10日午後3時50分からの決勝レース1(37周)では、4台の車両がグリッド上でエンジンを停止してスタートは仕切り直しとなり、規定周回数は1周減の36周となった。このレースではハードとソフトのタイヤ使用義務が課されており、途中で4輪交換を伴うピットストップの必然性が生じる。17番グリッドの佐藤はソフトで臨み、スタートは手間取ったが第1コーナー以降の巧みなライン取りで3〜4台を抜き去った。さらに前方で接触事故が発生し、1周目で10番手へ、セーフティカー導入中の3周目にはポイント獲得を目の前にする9番手へ浮上した。6周目にタイヤをソフトからハードへ交換。しかしこのとき、タイヤ交換作業が遅れただけでなく、佐藤公哉自身も時速60キロ制限のピットレーンで僅かに速度違反を犯し、ドライビングスルーペナルティを科された。二重のロスタイムで大きく順位を下げた佐藤公哉は19位に終わった。

    5月11日午前10時40分からの決勝レース2は、雨上がりでコースのところどころが濡れている状況で実施されたが、参加ドライバー全員が晴れ用タイヤのハードで臨んだ。19番グリッドの佐藤公也はスタートで順位を上げることができず、またペースの遅い先行車両に前をふさがれる恰好のまま19番手で周回を重ねた。それでもレース終盤に前方集団のペースがガクリと落ちたところでムチを入れ、15位完走を果たした。

    佐藤公哉
    「練習走行でのタイムアタックは、満足できる結果ではありませんでした。クルマはコーナリング中にリアが安定せず、また中速コーナー出口でトラクションが掛かりにくい症状が出ていました。とはいえ、予選ではソフトを履いたこともあって症状は出ませんでした。トップとのタイム差は縮まったとはいえ、まだまだ速さが足りません。タイヤの空気圧なのかダンパーなのか理由は分かりませんが、このサーキットに合わせて持ち込んだクルマの何かが根本的に間違っているのではないか? 小さなことかもしれないが一周するとそれが1秒差になって表れているのではないか? と僕らは推測して決勝に向けた改善策を練りました」

    「決勝レース1のスタート直後は順位を下げましたが、第1コーナー以降のライン取りがうまく行きました。3周目に9番手へ上がり、ポイント獲得と決勝レース2での上位グリッド獲得を疑いませんでした。しかし、ピットストップで左前輪の作業が遅れて、コースへ戻ったときには順位が大きく下がっていました。ピットストップ前は僕の3つ後ろだったチームメイトが、ピットストップ後は僕の前を走っていたくらいのタイムロスでした。さらに、自分自身もピットレーンへの進入で僅かな速度違反を犯し、ドライビングスルーペナルティを科されました」

    「決勝レース2は雨上がりのレースで、乾いていると思われたアウト側のラインを、前日のように1周目では使って渋滞を抜けようとしました。しかし、思いのほかグリップしませんでした。そのためにポジションキープ、あるいはイン側から突っ込んできたドライバーに抜かれたかもしれません。レースペースについては、僕たちのクルマは強かったと思います。ただ、低速コーナー立ち上がりのトラクションが決定的に不足していて、ホイールスピンに悩まされました。コーナー進入のブレーキングでは前のクルマとの差を詰められるのですが、コーナー出口が遅いので抜くに抜けません。とりあえずペースが遅い前のクルマを追いかけて、レース終盤に前を行くドライバーたちのタイヤが終わってから、ようやく何台か抜きました。でも、最後尾争いなのでぜんぜんダメですね。とにかくスタート位置と、スタート直後の1周目でいかに渋滞を抜けるかが今後の課題です」